JP2001313132A - 中継端子 - Google Patents

中継端子

Info

Publication number
JP2001313132A
JP2001313132A JP2000129256A JP2000129256A JP2001313132A JP 2001313132 A JP2001313132 A JP 2001313132A JP 2000129256 A JP2000129256 A JP 2000129256A JP 2000129256 A JP2000129256 A JP 2000129256A JP 2001313132 A JP2001313132 A JP 2001313132A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
terminal
male
connection
relay terminal
relay
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000129256A
Other languages
English (en)
Inventor
Seijitsu Kobayashi
誠実 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Wiring Systems Ltd filed Critical Sumitomo Wiring Systems Ltd
Priority to JP2000129256A priority Critical patent/JP2001313132A/ja
Publication of JP2001313132A publication Critical patent/JP2001313132A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Connection Or Junction Boxes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】複数種類の雄型端子同士を接続することができ
るとともに、装着性が優れる中継端子を提供する。 【解決手段】中継端子11の両端部には、間隔t3,t
4の第1及び第2の挿入部17,18が形成された第1
及び第2の接続片14a,14b,15a,15bをそ
れぞれ設けている。また、中継端子11の中央部には、
第1及び第2の挿入部17,18の間隔t3,t4より
小さい間隔t5を有する第3の挿入部19が形成された
第3の接続片16a,16bを設けている。第1の挿入
部17の間隔t3と第2の挿入部18の間隔t4とは同
じに設定されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バスバー及び電装
品のオスタブ端子同士を電気的に接続するための中継端
子に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、自動車用の電気接続箱におい
て、例えば、電装品としてのヒューズのタブ端子と配線
用のバスバーのタブ端子とを接続する場合、図7に示す
ような中継端子41が用いられている。この中継端子4
1は、対向した一対の基板部42,43を備えている。
各基板部42,43の両端には接続片44,45がそれ
ぞれ基板部42,43の内側に屈曲形成されている。そ
して、中継端子41の上部における一対の接続片44間
にはタブ端子装着用の挿入部46が形成され、同じく中
継端子41の下部における一対の接続片45間にはタブ
端子装着用の挿入部47が形成されている。
【0003】また、両接続片44間に形成された挿入部
46の間隔と両接続片45間に形成された挿入部47の
間隔とは同じなるようにしている。つまり、例えば図9
(a)で示す厚さt1の接続部61を有するバスバータ
ブ端子60と図9(b)で示す同じ厚さt1の接続部7
1を有するヒューズのタブ端子70を接続する場合、挿
入部46の間隔と挿入部47の間隔を前記接続部61,
71の厚さt1と同じく若しくは接続部61,71の厚
さt1よりやや小さな間隔t9にしている。
【0004】従って、このように形成された中継端子4
1は板厚が同じとなる二種類(又は同一種類の2つ)の
オスタブ端子を接続することができる。また、中継端子
41は上下対称に形成されているため、中継端子41へ
のオスタブ端子の装着性を図ることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年、自動
車における種々の機能の増加により電気接続箱上に搭載
される電装品(例えばヒューズ)の種類が増加してお
り、搭載される電装品(例えばヒューズ)の種類が増加
すればするほど、使用する中継端子の種類が増加する。
【0006】そして、例えば、図9(b)で示す厚さt
1の接続部71を有するヒューズのタブ端子70と図1
0で示す前記厚さt1より小さい厚さt2の接続部81
を有するバスバータブ端子80を中継端子41にて接続
する場合、両タブ端子70,80の厚さを同じにして前
記挿入部46,47の間隔を合わせる必要があった。ま
たは、図8に示すような別種類の中継端子51を用意す
る必要がある。
【0007】詳述すると、中継端子51は、図8に示す
ように、対向した一対の基板部52,53の両端に接続
片54,55がそれぞれ前記基板部52,53の内側に
屈曲形成されている。そして、中継端子51の上部にお
ける一対の接続片54間にはタブ端子装着用の挿入部5
6が形成され、同じく中継端子51の下部における一対
の接続片55間にはタブ端子装着用の挿入部57が形成
されている。前記挿入部56の間隔t9を該挿入部56
に挿入接続する例えば図9(b)で示すヒューズのタブ
端子70の接続部71の厚さt1と同じく若しくはその
接続部71の厚さt1よりやや小さくなるようにしてい
る。一方、前記挿入部57の間隔t10を該挿入部57
に挿入接続する例えば図10で示すバスバータブ端子8
0の接続部81の厚さt2と同じく若しくはその接続部
81の厚さt2よりやや小さくなるようにしている。
【0008】従って、これら複数種類の中継端子をそれ
ぞれ準備しなければならず、これらの中継端子の管理に
手間を要するため、中継端子の製造コストの低減を図る
上の問題点となった。
【0009】また、中継端子51の上下両挿入部56,
57は非対称に形成されている。そのため、中継端子5
1へのタブ端子70,80の挿入時にはタブ端子70,
80を接続部71,81の厚さt1,t2と対応する挿
入部56,57に確認しながらそれぞれ挿入させる必要
があった。つまり、中継端子51へのオスタブ端子の装
着性が悪いという問題点があった。
【0010】本発明は、前述した事情に鑑みなてされた
ものであって、その目的は、複数種類の雄型端子同士を
接続することができるとともに、装着性が優れる中継端
子を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、請求項1に記載の発明は、一端に第1の雄型端子
を接続するための第1の端子接続部を備え、他端に第2
の雄型端子を接続するための第2の端子接続部を備えた
中継端子において、前記第1の端子接続部と第2の端子
接続部は、同じ板厚を有する第1の雄型端子と第2の雄
型端子のどちらでも接続できるようにそれぞれ同じ間隔
にて形成されているとともに、前記第1の端子接続部と
第2の端子接続部との間には、前記第1及び第2の雄型
端子より板厚の薄い第3の雄型端子を接続するための第
3の端子接続部を設けたことを要旨とする。
【0012】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の中継端子において、前記第1〜第3の端子接続部は、
それぞれ近接する3組の弾性接続片から構成されている
ことを要旨とする。
【0013】(作用)請求項1に記載の発明によれば、
第1の端子接続部と第2の端子接続部は、同じ板厚を有
する第1の雄型端子と第2の雄型端子のどちらでも接続
できるようにそれぞれ同じ間隔にて形成されている。従
って、第1の端子接続部と第2の端子接続部には、同じ
板厚を有する第1の雄型端子と第2の雄型端子のどちら
でも接続することができる。また、前記第1の端子接続
部と第2の端子接続部との間には、第1及び第2の雄型
端子より板厚の薄い第3の雄型端子を接続するための第
3の端子接続部を設けている。従って、第1及び第2の
雄型端子より板厚の薄い第3の雄型端子は、第1の端子
接続部及び第2の端子接続部のどちらか一方を通して第
3の端子接続部に接続することができる。その結果、一
種類の中継端子に対して第1〜第3の雄型端子等の3種
類の雄型端子のいずれか2種類の雄型端子を接続するこ
とができる。しかも、3種類の雄型端子のいずれか2種
類の雄型端子を接続するために少なくとも2種類の中継
端子を必要とした従来技術に比べ、中継端子の種類を減
らすことができる。よって、中継端子の部品管理の手間
を低減することができる。
【0014】さらに、第1の端子接続部と第2の端子接
続部は、対称的に形成されている。従って、中継端子を
容易に製造することができるとともに、中継端子に第1
〜第3の雄型端子を装着する装着性を向上することがで
きる。
【0015】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
に記載の発明の作用に加えて、中継端子による各雄型端
子の接続性能を向上することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】(第1の実施形態)以下、本発明
を具体化した第1の実施形態を図面に基づいて説明す
る。
【0017】本実施形態の中継端子11は、図1、図2
(a)、図2(b)に示すように、略長方形状の金属板
を折曲げ等することにより略四角筒状に形成されてい
る。中継端子11の幅広側の側壁部12,13には、そ
れぞれ内面側に向かって円弧状に曲がった3組の第1〜
第3の接続片14a,14b,15a,15b,16
a,16bが設けられている(図1及び図2(a)にお
いては接続片14b,15b,16bを示していな
い)。また、3組の第1〜第3の接続片14a,14
b,15a,15b,16a,16bは、弾性力をもつ
弾性接続片となるように形成されている。
【0018】第1の接続片14a,14bは、中継端子
11の一端としての上端部に形成されている。接続片1
4aと接続片14bとの間には、タブ端子装着用の第1
の端子接続部としての第1の挿入部17が形成されてい
る。第1の挿入部17の間隔、つまり接続片14aと接
続片14bとの間の距離を所定間隔t3にしている。
【0019】第2の接続片15a,15bは、中継端子
11の他端としての下端部に形成されている。接続片1
5aと接続片15bとの間には、タブ端子装着用の第2
の端子接続部としての第2の挿入部18が形成されてい
る。第2の挿入部18の間隔、つまり接続片15aと接
続片15bとの間の距離を所定間隔t4にしている。
【0020】第3の接続片16a,16bは、中継端子
11の中央部であって、前記第1の接続片14a,14
bと第2の接続片15a,15bとの間に形成されてい
る。接続片16aと接続片16bとの間には、タブ端子
装着用の第3の端子接続部としての第3の挿入部19が
形成されている。第3の挿入部19の間隔、つまり接続
片16aと接続片16bとの間の距離を所定間隔t5に
している。
【0021】本実施形態では、図3に示すように、前記
第1の挿入部17の間隔t3と前記第2の挿入部18の
間隔t4を同じに設定している。その間隔t3,t4を
例えば図9(a)で示す第1の雄型端子としてのオスタ
ブ端子60の接続部61の厚さ及び図9(b)で示す第
2の雄型端子としてのオスタブ端子70の接続部71の
厚さ、つまり厚さt1と等しくなるように設定してい
る。すなわち、t3=t4=t1となっている。
【0022】また、前記第3の挿入部19の間隔t5
を、前記間隔t3,t4より小さく設定し例えば図10
で示す第3の雄型端子としてのオスタブ端子80の接続
部81の厚さt2と等しくなるように設定している。す
なわち、t5<t3(=t4)、t5=t2となってい
る。
【0023】そして、図3(a)に示すように、前記接
続部61を第1の挿入部17に挿入し、前記接続部71
を第2の挿入部18に挿入することによって、板厚一致
の両オスタブ端子60,70は中継端子11を介して接
続されるようになる。
【0024】また、図3(b)に示すように、前記接続
部61(又は71)を第1の挿入部17に挿入し、前記
接続部81を第2の挿入部18を通して第3の挿入部1
9に挿入することによって、板厚の相違するオスタブ端
子60(又は70)とオスタブ端子80は中継端子11
を介して接続されるようになる。
【0025】なお、図示しないが、前記接続部61(又
は71)を第2の挿入部18に挿入し、前記接続部81
を第1の挿入部17を通して第3の挿入部19に挿入す
ることによって、板厚の相違するオスタブ端子60(又
は70)とオスタブ端子80は中継端子11を介して接
続されることになる。
【0026】従って、この実施形態の中継端子11によ
れば以下に示す効果がある。 (1)本実施形態では、中継端子11の両端には間隔t
3,t4の第1及び第2の挿入部17,18を形成した
第1及び第2の接続片14a,14b,15a,15b
をそれぞれ設けている。また、中継端子11の中央には
第1及び第2の挿入部17,18の間隔t3,t4より
小さい間隔t5を有する第3の挿入部19を形成した第
3の接続片16a,16bを設けている。
【0027】従って、この中継端子11は、板厚の厚い
前記間隔t3,t4と対応する厚さt1を有する同種類
のオスタブ端子60同士(又はオスタブ端子70同士)
を接続することができるとともに、板厚が同じであって
形状の異なる二種類のオスタブ端子60,70を接続す
ることができる。また、中継端子11は、前記間隔t3
(t4),t5とそれぞれ対応する厚さt1,t2の二
種類のオスタブ端子60(又は70),80を接続する
ことができる。
【0028】その結果、従来技術に比べて、中継端子の
種類を減らすことができる。よって、中継端子の部品管
理の手間を低減することができる。 (2)本実施形態では、第1の挿入部17の間隔t3と
第2の挿入部18の間隔t4とは同じに設定されてい
る。つまり、中継端子11の両端における第1及び第2
の挿入部17,18は対称的に形成されている。
【0029】従って、板厚の厚い両同板厚のオスタブ端
子60(又は70)同士若しくはオスタブ端子60とオ
スタブ端子70を任意に第1及び第2の挿入部17,1
8のいれずか一方に挿入接続することができる。また、
板厚の薄い一種類のオスタブ端子80を第1及び第2の
挿入部17,18のどちらか一方を通して第3の挿入部
19に挿入接続し、板厚の厚い他種類のオスタブ端子6
0(又は70)を第1及び第2の挿入部17,18のど
ちらか他方に挿入接続することができる。
【0030】その結果、中継端子11にてオスタブ端子
60,70,80を接続するとき、オスタブ端子60,
70,80を確認区別せずに中継端子11の第1〜第3
の挿入部17〜19に簡単に挿入接続することができ
る。よって、中継端子11の装着性の向上を図ることが
できる。
【0031】(3)本実施形態では、第1〜第3の挿入
部17〜19を形成する3組の第1〜第3の接続片14
a,14b,15a,15b,16a,16bは、弾性
力をもつ弾性接続片となるように形成されている。
【0032】従って、第1〜第3の挿入部17〜19に
挿入される雄型端子の厚さの僅かな変動を3組の第1〜
第3の接続片14a,14b,15a,15b,16
a,16bにて吸収することができる。その結果、中継
端子11による雄型端子の接続性能を向上することがで
きる。
【0033】(第2実施形態)以下、本発明を具体化し
た第2の実施形態を図面に基づいて説明する。本実施形
態の中継端子21は、図4に示すように、基板部22
と、3組の第1〜第3の屈曲片23〜25とから構成さ
れている。これらの第1〜第3の屈曲片23〜25は、
前記基板部22の両側から同基板部22の内側面22a
に向かってそれぞれ半円を描くように屈曲形成されてい
る。また、第1及び第2の屈曲片23,24は中継端子
21の両端部に形成されている。第3の屈曲片25は第
1及び第2の屈曲片23,24の間、つまり中継端子2
1の中央部に形成されている。
【0034】図6に示すように、第1の屈曲片23の先
端23aと前記基板部22の共通接触面としての内側面
22aとの間には、所定間隔t6を有する第1の端子接
続部としての第1の挿入部26が設けられている。第2
の屈曲片24の先端24aと前記基板部22の内側面2
2aとの間には、所定間隔t7を有する第2の端子接続
部としての第2の挿入部27が設けられている。また、
第3の屈曲片25の先端25aと前記基板部22の内側
面22aとの間には、所定間隔t8を有する第3の端子
接続部としての第3の挿入部28が設けられている。
【0035】本実施形態では、前記第1の挿入部26の
間隔t6と第2の挿入部27の間隔t7を同じに設定し
ている。第1及び第2の挿入部26,27の間隔t6,
t7を、板厚の厚いオスタブ端子、例えば図9(a)で
示す第1の雄型端子としてのオスタブ端子60の接続部
61及び図9(b)で示す第2の雄型端子としてのオス
タブ端子70の接続部71の厚さ、つまり厚さt1と等
しくするように設定している。すなわち、t6=t7=
t1となっている。
【0036】また、前記第3の挿入部28の間隔t8
を、前記間隔t6,t7より小さく設定し、板厚の薄い
オスタブ端子、例えば図10で示す第3の雄型端子とし
てのオスタブ端子80の接続部81の厚さt2と等しく
するように設定している。すなわち、t8<t6(=t
7)、t8=t2となっている。
【0037】図6(a)に示すように、板厚の厚いオス
タブ端子60同士は、その接続部61がそれぞれ前記第
1及び第2の挿入部26,27に挿入される。このと
き、両オスタブ端子60は、前記先端23a,24aと
基板部22の内側面22aとに挟持されることによっ
て、中継端子21と接続されるようになっている。接続
部61の一接触面としての下面は内側面22aと接触す
る。接続部61の共通接触面としての上面は前記先端2
3a,24aと接触する。
【0038】また、図6(b)に示すように、板厚の薄
いオスタブ端子80は、その接続部81が前記第1の挿
入部26を通して第3の挿入部28に挿入される。板厚
の厚いオスタブ端子60は、その接続部61が前記第2
の挿入部27に挿入される。このとき、オスタブ端子8
0は、前記先端25aと基板部22の内側面22aとに
挟持されることによって、中継端子21と接続されるよ
うになっている。接続部81の下面は前記内側面22a
と接触する。接続部81の上面は前記先端25aと接触
する。また、オスタブ端子60は、前記先端24aと基
板部22の内側面22aとに挟持されることによって、
中継端子21と接続されるようになっている。接続部6
1の下面は内側面22aと接触する。接続部61の上面
は前記先端24aと接触する。
【0039】従って、中継端子21に挿入するオスタブ
端子の挿入長さを管理することによって、厚さが一致す
る2つのオスタブ端子同士を中継端子21に対して接続
できるようになっている。また、厚さの異なる二種類の
オスタブ端子60及びオスタブ端子80を、一種類の中
継端子21に対して接続できるようになっている。
【0040】以下、本実施形態の中継端子21の特徴に
ついて記載する。 (1)本実施形態では、中継端子21の両端には間隔t
6,t7の第1及び第2の挿入部26,27が形成され
た第1及び第2の屈曲片23,24をそれぞれ設けてい
る。また、中継端子21の中央には前記第1及び第2の
挿入部26,27の間隔t6,t7より小さい間隔t8
を有する第3の挿入部28が形成された第3の屈曲片2
5を設けている。
【0041】従って、中継端子21は、板厚の厚い前記
間隔t5と対応する厚さt1を有する同種類のオスタブ
端子60同士(又はオスタブ端子70同士)を接続する
ことができるとともに、板厚が同じであって形状の異な
る二種類のオスタブ端子60,70を接続することがで
きる。また、中継端子21は、前記間隔t6(t7),
t8とそれぞれ対応する厚さt1,t2の二種類のオス
タブ端子60(又は70),80を接続することができ
る。
【0042】その結果、従来技術に比べて、中継端子の
種類を減らすことができる。よって、中継端子の部品管
理の手間を低減することができる。 (2)本実施形態では、中継端子21の両端に同じ間隔
t6,t7の第1及び第2の挿入部26,27が形成さ
れている。
【0043】従って、板厚の厚い両同板厚のオスタブ端
子60(又は70)同士若しくはオスタブ端子60とオ
スタブ端子70を任意に第1及び第2の挿入部26,2
7のいれずか一方に挿入接続することができる。また、
板厚の薄い一種類のオスタブ端子80を第1及び第2の
挿入部26,27のどちらか一方を通して第3の挿入部
28に挿入接続し、板厚の厚い他種類のオスタブ端子6
0(又は70)を第1及び第2の挿入部26,27のど
ちらか他方に挿入接続することができる。
【0044】その結果、中継端子21にてオスタブ端子
60,70,80を接続するとき、オスタブ端子60,
70,80を確認区別せずに中継端子21の第1〜第3
の挿入部26〜28に簡単に挿入接続することができ
る。よって、中継端子21の装着性の向上を図ることが
できる。
【0045】(3)本実施形態では、第3の屈曲片25
は、第1及び第2の屈曲片23,24と同様に、中継端
子21の基板部22の両側から同基板部22の内側面2
2aに向かって半円を描くように屈曲形成されている。
【0046】従って、中継端子21は、構造が簡単であ
る。中継端子21は、容易に製造することができる。そ
の結果、中継端子21の製造コストを低減することがで
きる。
【0047】なお、上記実施形態は以下のように変更し
てもよい。 ・ 第1の実施形態における第1及び第2の挿入部1
7,18の間隔t3,t4をオスタブ端子60(又は7
0)の厚さt1よりやや小さくなるように設定してもよ
い。また、第3の挿入部19の間隔t5をオスタブ端子
80の厚さt2よりやや小さくなるように設定してもよ
い。この場合、第1の実施形態と同様な効果を得ること
ができる。
【0048】・ 第1の実施形態における3組の第1〜
第3の接続片14a,14b,15a,15b,16
a,16bを半円形以外の円弧状又はその他の形状にて
実施してもよい。この場合、第1の実施形態と同様な効
果を得ることができる。
【0049】・ 第1の実施形態において、第1及び第
2の挿入部17,18の間隔t3,t4が第3の挿入部
19の間隔t5より大きいという前提の下で、第1の挿
入部17の間隔t3と第2の挿入部18の間隔t4を異
なって設定してもよい。つまり、t3<t4、又はt3
>t4となってもよい。この場合、第1の実施形態の特
徴(1)に記載の効果と同様な効果を得ることができ
る。
【0050】・ 第2の実施形態における第1及び第2
の挿入部26,27の間隔t6,t7をオスタブ端子6
0(又は70)の厚さt1よりやや小さくなるように設
定してもよい。また、第3の挿入部28の間隔t8をオ
スタブ端子80の厚さt2よりやや小さくなるように設
定してもよい。この場合、第2の実施形態と同様な効果
を得ることができる。
【0051】・ 第2の実施形態において、前記第1及
び第2の屈曲片23,24の先端23a,24aを、第
3の屈曲片25に近接するほど前記内側面22aとの間
の間隔が小さくなるように、やや斜めに成形してもよ
い。この場合、第2の実施形態の効果に加えて、オスタ
ブ端子60,70をそれぞれ第1及び第2の挿入部2
6,27に挿入するとき、挿入すればするほど挿入抵抗
が大きくなる。このため、その挿入抵抗を利用すれば、
オスタブ端子60,70の挿入長さを気にせず簡単に中
継端子21に挿入接続することができる。
【0052】・ 第2の実施形態では、第1〜第3の屈
曲片23〜25を基板部22の両側から同基板部22の
内側面22aに向かってそれぞれ半円を描くように屈曲
形成したが、半円に限定せず、任意の円弧状又はその他
の形状にて屈曲成形してもよい。この場合、第2の実施
形態と同様な効果を得ることができる。
【0053】・ 第2の実施形態において、3組の第1
〜第3の屈曲片23〜25を弾性接続片となるように形
成してもよい。この場合、第2の実施形態と同様な効果
を得ることができる。
【0054】・ 第2の実施形態において、第1及び第
2の挿入部26,27の間隔t6,t7が第3の挿入部
28の間隔t8より大きいという前提の下で、第1の挿
入部17の間隔t6と第2の挿入部27の間隔t6を異
なって設定してもよい。つまり、t6<t7、又はt6
>t7となってもよい。この場合、第2の実施形態の特
徴(1)及び(3)に記載の効果と同様な効果を得るこ
とができる。
【0055】・ 中継端子11及び中継端子21を使用
してヒューズのオスタブ端子とバスバーのオスタブ端子
を接続する以外にも、中継端子11及び中継端子21は
バスバーのオスタブ端子と、電装品としてのリレーのオ
スタブ端子とを接続することに具体化すること。
【0056】次に、上記実施形態及び別例から把握でき
る請求項に記載した発明以外の技術的思想について、そ
れらの効果と共に以下に記載する。 (1) 請求項1に記載の中継端子において、前記第1
〜第3の端子接続部は、基板部における第1〜第3の雄
型端子の一接触面と接触する共通接触面と、該基板部の
両側から屈曲成形され第1〜第3の雄型端子の雄型端子
の他接触面とそれぞれ接触する3組の第1〜第3の屈曲
片の先端との間に形成されていることを特徴とする中継
端子。
【0057】従って、請求項1に記載の中継端子の効果
に加えて、中継端子を更に容易に製造することができ
る。 (2) 上記(1)に記載の中継端子において、前記第
1及び第2の屈曲片の先端を、前記第3の屈曲片に近接
するほど前記共通接触面との間の間隔が小さくなるよう
にやや斜めに成形していることを特徴とする中継端子。
【0058】従って、中継端子の装着性を更に向上する
ことができる。
【0059】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、中継端
子の部品管理の手間を低減することができるとともに、
中継端子の装着性を向上することができる。
【0060】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
に記載の発明の効果に加えて、中継端子による各雄型端
子の接続性能を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態の中継端子の斜視図。
【図2】同じく中継端子の正面及び側面図。
【図3】同じく中継端子の断面図。
【図4】第2の実施形態の中継端子の斜視図。
【図5】同じく中継端子の断面図。
【図6】同じく中継端子の図5におけるC−C線断面
図。
【図7】従来の中継端子の断面図。
【図8】従来の中継端子の断面図。
【図9】雄型端子の斜視図。
【図10】雄型端子の斜視図。
【符号の説明】
11,21…中継端子、14a,14b,15a,15
b,16a,16b…弾性接続片としての接続片、1
7,26…第1の端子接続部としての第1の挿入部、1
8,27…第2の端子接続部としての第2の挿入部、1
9,28…第3の端子接続部としての第3の挿入部、2
2…基板部、22a…共通接触面としての内側面、23
〜25…第1〜第3の屈曲片、23a〜25a…第1〜
第3の屈曲片の先端、60…第1の雄型端子としてのオ
スタブ端子、70…第2の雄型端子としてのオスタブ端
子、80…第3の雄型端子としてのオスタブ端子。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端に第1の雄型端子を接続するための
    第1の端子接続部を備え、他端に第2の雄型端子を接続
    するための第2の端子接続部を備えた中継端子におい
    て、 前記第1の端子接続部と第2の端子接続部は、同じ板厚
    を有する第1の雄型端子と第2の雄型端子のどちらでも
    接続できるようにそれぞれ同じ間隔にて形成されている
    とともに、前記第1の端子接続部と第2の端子接続部と
    の間には、前記第1及び第2の雄型端子より板厚の薄い
    第3の雄型端子を接続するための第3の端子接続部を設
    けたことを特徴とする中継端子。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の中継端子において、 前記第1〜第3の端子接続部は、それぞれ近接する3組
    の弾性接続片から構成されていることを特徴とする中継
    端子。
JP2000129256A 2000-04-28 2000-04-28 中継端子 Pending JP2001313132A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000129256A JP2001313132A (ja) 2000-04-28 2000-04-28 中継端子

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000129256A JP2001313132A (ja) 2000-04-28 2000-04-28 中継端子

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001313132A true JP2001313132A (ja) 2001-11-09

Family

ID=18638557

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000129256A Pending JP2001313132A (ja) 2000-04-28 2000-04-28 中継端子

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001313132A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006006305A1 (ja) * 2004-07-13 2006-01-19 Sumitomo Wiring Systems, Ltd. 電気接続箱
WO2006006304A1 (ja) * 2004-07-13 2006-01-19 Sumitomo Wiring Systems, Ltd. 電気接続箱
JP2019160643A (ja) * 2018-03-14 2019-09-19 オムロン株式会社 接続子およびソケット

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006006305A1 (ja) * 2004-07-13 2006-01-19 Sumitomo Wiring Systems, Ltd. 電気接続箱
WO2006006304A1 (ja) * 2004-07-13 2006-01-19 Sumitomo Wiring Systems, Ltd. 電気接続箱
US7387516B2 (en) 2004-07-13 2008-06-17 Sumitomo Wiring Systems, Ltd. Electric junction box
US7390198B2 (en) 2004-07-13 2008-06-24 Sumitomo Wiring Systems, Ltd. Electric junction box
JP2019160643A (ja) * 2018-03-14 2019-09-19 オムロン株式会社 接続子およびソケット
JP6992621B2 (ja) 2018-03-14 2022-01-13 オムロン株式会社 接続子およびソケット

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3041676B2 (ja) 改良された端子保持機構を有する電気コネクタ
JP3529026B2 (ja) 雌端子
JPH0348857Y2 (ja)
KR101157672B1 (ko) 커넥터
JPS5894291U (ja) 圧接形電気コネクタ
JP2001313132A (ja) 中継端子
US20010009827A1 (en) Terminal metal fitting
JP3304690B2 (ja) 相互接続用端子及びジョイントコネクタ
JP2000243498A (ja) 箱型雌端子
JP3444398B2 (ja) 端子金具の接続構造及び雄端子金具
JP3166588B2 (ja) 雌端子金具の短絡構造
JP3861576B2 (ja) ヒューズ
JP2545308Y2 (ja) ブスバーのタブ接続端子
JPH11176497A (ja) 積層回路基板
JP2001297814A (ja) 雌型端子
JPH06310186A (ja) バスバーの短絡構造
JP7198415B2 (ja) カバー
JPH08250179A (ja) コンタクト
JPS5836137Y2 (ja) メス端子
JP2598586Y2 (ja) コネクタの接続構造
JP2004350377A (ja) 回路体および該回路体を収容した自動車用電気接続箱
JP6406705B2 (ja) コンタクト、リセプタクル及びコネクタ
JP2003045540A (ja) 接続端子
JPH07288148A (ja) 接続端子
JPH06188035A (ja) プリント基板用コネクタ