JP2001312142A - シャフトレスマグネットロール及び現像装置 - Google Patents

シャフトレスマグネットロール及び現像装置

Info

Publication number
JP2001312142A
JP2001312142A JP2001088695A JP2001088695A JP2001312142A JP 2001312142 A JP2001312142 A JP 2001312142A JP 2001088695 A JP2001088695 A JP 2001088695A JP 2001088695 A JP2001088695 A JP 2001088695A JP 2001312142 A JP2001312142 A JP 2001312142A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnet roll
shaftless
sleeve
developing device
magnet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001088695A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3446744B2 (ja
Inventor
Shogo Miki
章伍 三木
Fumihito Mori
文仁 毛利
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd filed Critical Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
Priority to JP2001088695A priority Critical patent/JP3446744B2/ja
Publication of JP2001312142A publication Critical patent/JP2001312142A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3446744B2 publication Critical patent/JP3446744B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Magnetic Brush Developing In Electrophotography (AREA)
  • Dry Development In Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 高磁気特性が得られるとともに磁気密度パタ
ーンのコントロールが容易であり、且つ低コスト化もは
かれるシャフトレスマグネットロールと、当該シャフト
レスマグネットロールを組み込んだ現像装置を提供せん
とするものである 【解決手段】 硬質合成樹脂に磁性粉を分散させた樹脂
磁石材料より成る柱状硬質マグネットを、シャフトを介
在させることなく、複数個組み合わせ、且つ組み合わせ
る柱状硬質マグネットのそれぞれの形状を互いに異形状
となしたシャフトレスマグネットロール。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は普通紙用複写機、プ
リンター、ファクシミリ等の電子写真方式の現像装置や
クリーニング装置に用いるシャフトレスマグネットロー
ル及び当該シャフトレスマグネットロールを組み込んだ
現像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複写機やファクシミリ等の電子写真方式
の現像装置には、マグネットロールが用いられている。
マグネットロールは現像剤ボックスから現像剤を拾い上
げるとともに当該現像剤を感光体に引き渡す機能を有
し、その具体的態様は図23(イ),(ロ)に示すよう
に、マグネットロールmに金属製スリーブsを回転可能
に外装して構成した現像シリンダーrを感光ドラムDに
対面させて配置した構成である。そしてマグネットロー
ルmによる前記現像剤の受渡し動作は、マグネットロー
ル表面に着磁された複数磁極のそれぞれによって担われ
ており、各磁極の表面磁束密度の大きさ並びに磁束密度
パターンは各磁極が果たす役割に応じて設定されてい
る。
【0003】マグネットロールmとしては、図24
(イ)に示す如く樹脂磁石材料を押出し成形した筒状磁
石体aに全長にわたって金属シャフトbを挿通したもの
(以下、シャフト挿通マグネットロールと称す)、
(ロ)で示す如く金属シャフトを用いることなく両端軸
部c,cを含めた全体を樹脂磁石材料を用いて射出成形
により一体成形したもの(以下、金属シャフトレス中実
マグネットロールと称す)、(ハ)に示す如く短軸ロッ
ドd,dを中実の円柱状磁石体eの両端部にインサート
成形したもの(以下、ロッド突設中実マグネットロール
と称す)等が知られている。
【0004】ところで、このようなマグネットロールに
おいては様々な問題があった。先ず、全長にわたって金
属シャフトを挿通したシャフト挿通マグネットロール
は、高価な金属シャフトを必要とし、且つその作製も筒
状磁石体aを押出し成形や射出成形により成形したのち
当該筒状磁石体aの中空部に、表面に接着剤を塗布した
金属シャフトbを挿通する必要があることから製造工程
が複雑で生産性が低い問題がある。また径方向中心部に
金属シャフトが存在することから磁石体積が少なく、表
面磁束密度の向上がはかりにくいという問題もある。
【0005】軸部を含む全体を樹脂磁石で作製した金属
シャフトレス中実マグネットロールは、中実であること
から磁石体積の増加がはかれ、高い表面磁束密度の実現
が期待できるものの、金属シャフトを有しないことから
機械的強度に乏しく、自重により撓むおそれがある。ま
た、成形は射出成形によるしか方法がなく、押出し成形
に比べて生産性が低い問題がある。
【0006】両端に短軸ロッドを突設したロッド突設中
実マグネットロールは、中実であることから磁石体積の
増加がはかれるものの、製造工程は前記シャフト挿通マ
グネットロールよりも一層複雑であり、量産に適さない
問題がある。
【0007】このような、従来問題を解消する具体案と
して、本出願人は実願平3−109897号、実願平3
−111634号を出願し、この中で軸部を完全になく
したシャフトレスマグネットロールを提案している。こ
の技術は硬質合成樹脂に磁性粉を分散させた樹脂磁石材
料を用いてシャフトレスであって且つ円柱状の一体型極
異方マグネットロールを構成するというものであった。
このマグネットロールは高価な金属シャフトを用いてい
ないことから、マグネットロールの低価格化に貢献で
き、しかもマグネットロール中心部にも磁石を存在させ
ることができることから、マグネットロールの表面磁束
密度の向上もはかれるという利点があった。そして、バ
インダーとして硬質合成樹脂を用いていることから、自
重によりマグネットロールが撓むという懸念も完全に払
拭することができた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
シャフトレスタイプの一体型極異方マグネットロールに
も、いまだ解決すべき問題点が残されていた。その重要
なものは次の2点である。 シャフトレスタイプの一体型極異方マグネットロール
はシャフト貫設タイプの一体型極異方マグネットロール
に比べれば表面磁束密度は大きいものの、特に大きな表
面磁束密度が要求される場合には対応することはできな
い場合があり、とりわけ、特定極の表面磁束密度のみを
大きくしたい場合には不向きであった。 一体型極異方マグネットロールでは、マグネットロー
ル全体を同時に多極着磁することから、複雑な磁束密度
パターンを実現することが困難であった。一方、従来よ
り焼結磁石を用いたマグネットロールにおいては、表面
磁束密度を大きくしたり、複雑な磁束密度パターンを実
現するために、複数の柱状焼結マグネットをシャフト周
囲に貼り合わせてマグネットロールを作製することが行
われている。しかしながら、この技術では高価な金属シ
ャフトを必要とするうえに、各柱状焼結マグネットを金
属シャフト周囲に接着する工程が必要であり、工程が複
雑でコスト高を招くとともに、接着剤使用に起因する様
々なトラブルの発生もあった。
【0009】本発明はかかる現況に鑑みてなされたもの
であり、高価な金属シャフトが不要で低コスト化がはか
れ、且つシャフト貫設マグネットロールに比べて表面磁
束密度の向上もはかれるというシャフトレスマグネット
ロールの利点を生かしつつ、一体型極異方マグネットロ
ールの欠点であるところの、表面磁束密度向上の限界や
複雑な磁束密度パターンの形成が困難であるという問題
を克服し、より大きな表面磁束密度と任意の磁束密度パ
ターンを容易に得ることができるシャフトレスマグネッ
トロールを提供することを目的とするものであり、加え
て、このシャフトレスマグネットロールを組み込んだ現
像装置を提供せんとするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決した本
発明は、硬質合成樹脂に磁性粉を分散させた樹脂磁石材
料より成る柱状硬質マグネットを、シャフトを介在させ
ることなく、複数個組み合わせ、且つ組み合わせる柱状
硬質マグネットのそれぞれの形状を互いに異形状となし
たことを特徴としている。
【0011】各柱状硬質マグネットは、全長にわたって
同形であってもよいが、位置決めする目的で、柱状硬質
マグネットの外周面あるいは長手方向片端面又は両端面
に、溝又は切欠面を単独であるいは組み合わせた状態で
形成してもよい。
【0012】また以上のようなシャフトレスマグネット
ロールに円筒状スリーブを回転自在に外装して構成した
現像シリンダーは、前記シャフトレスマグネットロール
の両端部を現像装置本体の側壁に直接固定することによ
って現像装置に組み込むことができる。
【0013】また特に、柱状硬質マグネット相互間に空
間を与えたシャフトレスマグネットロールを用いる場合
は、柱状硬質マグネット相互間の空間を保持する手段を
付設した現像装置本体の側壁に前記シャフトレスマグネ
ットロールの両端部を直接固定することによって、各柱
状硬質マグネット間の空間を維持しながらシャフトレス
マグネットロールを現像装置本体に組み込むことができ
る。
【0014】またシャフトレスマグネットロールを外装
するスリーブの具体的支持方法としては、例えば、スリ
ーブを現像装置本体の側壁に形成した孔部に貫通又は凹
部あるいは凸部に係合させ、当該側壁によってスリーブ
を直接支承すること等が考慮される。
【0015】またスリーブの回転手段としては適宜手段
が採用可能であるが、スリーブの長手方向一端又は両端
外周部にスリーブ回転用の駆動用ギアを直接取り付けて
もよい。駆動用ギアのスリーブへの固定はネジを用いて
行うことや、あるいはスリーブ端部に穴、溝又は切り欠
き部に係合させることによって行ってもよい。更に、ス
リーブと駆動用ギアをインサート成形により一体成形す
ることも考慮される。この場合も駆動用ギアの空転を防
止する目的からスリーブ端部に穴、溝又は切り欠き部を
設けることができる。
【0016】
【作用】本発明のシャフトレスマグネットロールは、互
いに形状の異なる柱状硬質マグネットをシャフトを用い
ることなく複数組み合わして1個のマグネットロールを
構成し、このマグネットロールにスリーブを回転可能に
外装することによって現像シリンダーを構成する。各柱
状硬質マグネットは硬質合成樹脂をバインダーとして用
いていることから、自重により撓むことはなく真直性は
保たれる。また、各柱状硬質マグネットは多極着磁する
必要はなく、単一着磁でよいから各柱状硬質マグネット
表面には大きな表面磁束密度を発揮させることが容易で
あり、しかも組み合わせる柱状硬質マグネットは互いに
異なる形状であるから、複雑な磁束密度パターンを実現
することが容易である。そして異なる形状の柱状硬質マ
グネットを組み合わすことで、
【0017】また、柱状硬質マグネットの外周面あるい
は長手方向片端面又は両端面に、位置決め手段としての
溝又は切欠面を単独であるいは組み合わせた状態で形成
した場合は、これら位置決め手段を目印にして、各磁極
が周辺装置に対して所定の配置関係となるように姿勢を
調整したうえ、シャフトレスマグネットロールをセッテ
ィングすることができる。
【0018】
【実施例】以下、図面に基づき説明する。図1は本発明
に関連する技術を示している。図1で示したシャフトレ
スマグネットロールは、硬質合成樹脂に磁性粉を分散さ
せた樹脂磁石材料より成形した断面扇形の柱状硬質マグ
ネット1a,1b,1c,1dを組み合わせて円柱状の
シャフトレスマグネットロールM1を構成している。こ
のシャフトレスマグネットロールでは組み合わせる柱状
硬質マグネットをすべて同形状としている。本発明で
は、この柱状硬質マグネットとして互いに形状の異なる
ものを用いる。即ち、図2に示すように異形状の柱状硬
質マグネット2a,2b,2c,2dを組み合わせる。
この場合、各柱状硬質マグネット2a,2b,2c,2
dによって形成される各磁極の磁束密度パターンのパタ
ーン幅を変えることが容易となる。
【0019】図1で示したものは、柱状硬質マグネット
が異形状でないことから本願発明の対象外であるが、そ
こにおいて適用できる技術は特に不都合がない限り本願
発明にも適用できる。即ち、各柱状硬質マグネット1
a,1b,1c,1dは互いに接触状態で組み合わされ
ており、接触面には接着剤を塗布しているが、この接着
剤の塗布は必ずしも必要ではなく、例えば、組み合わせ
後のシャフトレスマグネットロールM1の外表面を熱収
縮チューブで被覆することにより各柱状硬質マグネット
の結合状態を維持してもよい。そしてこのことは、本願
発明に適用できることは言うまでもない。以下の説明に
おいても、話の都合上、同形状の柱状硬質マグネットを
組み合わせて構成したシャフトレスマグネットロールを
例に挙げて説明する場合があるが、これらに適用される
技術が本発明に適用されることは言うまでもない。
【0020】樹脂磁石材料に含有させる磁性粉としては
バリウムフェライトやストロンチウムフェライト又は希
土類系の磁性粉等が用いられる。またバインダーとして
は硬質合成樹脂を用いるが、この硬質合成樹脂という概
念は、マグネットロールが組み込まれる装置内部の温度
下でも充分な剛性を維持し、実用上問題となる大きさの
マグネットロールの自重撓みを防止できる程度の硬度を
有する合成樹脂を意味し、熱可塑性樹脂及び熱硬化性樹
脂の両方を対象としている。具体的には60℃の温度環
境下で長時間晒されたときでも充分な剛性を維持できる
ものを指し、例えばポリエステル、ポリアミド、ポリフ
ェニレンサルファイド等の熱可塑性樹脂やエポキシ樹脂
等の熱硬化性樹脂が採用できる。柱状硬質マグネットの
成形は押出し成形や射出成形によって行うことができ
る。
【0021】前述したものは組合せ後のシャフトレスマ
グネットロールの形状を略円柱状としたが、シャフトレ
スマグネットロールは非円柱状とすることもでき、例え
ば、図3に示すように、柱状硬質マグネット3a,3
b,3cを組み合わして、円柱体に対して一部欠損部分
を形成した非円柱形状のシャフトレスマグネットロール
M3を構成することや、図4に示すように柱状硬質マグ
ネット4a,4b,4c,4dを組み合わして多角柱形
状のシャフトレスマグネットロールM4を構成すること
も考慮される。
【0022】また、シャフトレスマグネットロールの長
手方向全長にわたって空間部を設けることも可能で、例
えば図5に示すように径方向中心部に空隙5´を設けた
状態で柱状硬質マグネット5a,5b,5c,5dを組
み合わせてシャフトレスマグネットロールM5を構成し
てもよい。このとき空隙5´の形状や形成位置を考慮す
ることでシャフトレスマグネットロールM5表面の磁束
密度パターンを調整することができ、またこの空隙5´
はシャフトレスマグネットロールM5を現像装置本体に
組み込む際の位置決めにも利用することができる。
【0023】また空隙を設ける代わりに、図6に示すよ
うに内部に柱状硬質マグネット6eを配設したシャフト
レスマグネットロールM6を構成することもできる。
【0024】前述したものは、比較的単純な形状の柱状
硬質マグネットを組み合わした例であったが、各柱状硬
質マグネットとしては、より複雑な形状のものも採用で
き、例えば、図7に示す如く複雑形状の柱状硬質マグネ
ット7a,7b,7c,7d,7eを組み合わしたシャ
フトレスマグネットロールM7を構成してもよい。この
場合、極めて複雑な磁束密度パターンを有するシャフト
レスマグネットロールが作製できる。
【0025】また、柱状硬質マグネット8a,8b,8
c,8dよりなるシャフトレスマグネットロールにおい
て、柱状硬質マグネット8dの表面部に凹部を設け、こ
の凹部に別の柱状硬質マグネット8eを埋め込んで、磁
束密度パターンを部分的に窪ませたり、あるいは突出さ
せたシャフトレスマグネットロールM8を構成してもよ
い。
【0026】このような、複数マグネットを組み合わせ
て構成されるシャフトレスマグネットロールは従来の一
体型極異方マグネットロールに比べて、表面磁束密度が
大きく且つ複雑な磁束密度パターンが容易に実現でき
る。本発明のシャフトレスマグネットロールが、表面磁
束密度の向上、複雑磁束密度パターンの実現に有利なの
は次の理由による。
【0027】<磁束密度について>現実の一体型極異方
マグネットロールの磁束密度の最大値は成形ダイス内磁
場によって決まるが、そのダイス内磁場はダイス磁極先
端近傍で約10KOeが限界である。これに対して、組
み合わせタイプのマグネットロールの場合には10KO
e以上の磁場、例えば18KOeの磁場で成形すること
が可能であり、より高磁気特性のマグネット片を作製す
ることができる。したがって、このような高磁気特性の
マグネット片を組み合わせた本発明のシャフトレスマグ
ネットロールは、より高い表面磁束密度を得やすい。
【0028】<磁束密度パターンについて>一体型極異
方マグネットロールの磁束密度パターンの自由度はかな
り低く、例えば非対称化させることは困難である。これ
は成形時に磁場を与えるダイスの構造が事実上制限され
ること、及び磁性粒子が磁気エネルギーの極小状態とい
う特定状態をとってしまうことによるものと思われる。
これに対して組み合わせタイプのマグネットロールの場
合は、各マグネット片形状の自由度、及びその組み合わ
せの自由度が大きいことにより磁束密度パターンをコン
トロールし易い。
【0029】図9(イ),(ロ)〜図11(イ),(ロ)は
複数マグネットの組合せである本発明のシャフトレスマ
グネットロールと、従来の一体型極異方マグネットロー
ルとによって形成される磁束密度パターンを対比させた
ものであり、それぞれスリーブSを外装した状態を示し
ている。各図(ロ)において示されているように、従来
の一体型極異方マグネットロールm3,m5,m7の場
合、マグネットロール各極の磁束密度パターンはほぼ対
称形となるのに対し、本発明のシャフトレスマグネット
ロールM3,M5,M7の各極の磁束密度パターンには
部分的な突出部や窪み部を形成することが容易であり、
複雑且つ非対象な磁束密度パターンを実現することがで
きる。
【0030】以上述べた本発明のシャフトレスマグネッ
トロールは、複数の柱状硬質マグネットを互いに接触状
態で組み合わせている。本発明は柱状硬質マグネットが
互いに接触状態で組み合わさっていることが前提である
ため、非接触状態で組み合わすことは本発明の範囲外で
あるが、本願発明の関連技術として非接触状態で組合わ
せた場合に関しても説明しておく。図12として示すも
のが、この関連技術であり、柱状硬質マグネット9a,
9b,9c相互間に空間10を介在させ、各柱状硬質マ
グネット9a,9b,9cを非接触状態で組み合わせた
場合である。この場合、各柱状硬質マグネット間の空間
10の大きさ並びに形状を工夫することにより、組合せ
後のシャフトレスマグネットロールM9が発揮する磁束
密度パターンの形状をより複雑に制御することが可能と
なり、設計の自由度はより広がる。
【0031】ところで、このように各マグネットを非接
触状態で配置する場合、各マグネット間の空間を維持す
る手段が必要となる。空間保持部材としては例えば、図
13(イ)で示されるように、空間形状に対応した形状
の合成樹脂製のスペーサー11を用いることなどが考慮
され、このスペーサー11と各柱状硬質マグネット間に
は接着剤が介在させられる。このスペーサー11は図1
3(ロ)に示す如く、シャフトレスマグネットロールM
9の長手方向中間位置に1個設けたり、あるいは図示し
ないが所定間隔をあけて複数個設けてもよい。また長手
方向全長にわたって連続したスペーサーを設けてもよ
い。
【0032】このようなシャフトレスマグネットロール
にはスリーブが回転自在に外装されて現像シリンダーが
構成され、この現像シリンダーを現像装置本体に組み込
むことで現像装置が構成される。本発明の第2はこのよ
ううな構造の現像シリンダーを現像装置本体に組み込む
際の工夫に関する。
【0033】図14に示すものがシャフトレスマグネッ
トロールM1とスリーブSから構成される現像シリンダ
ーTを現像装置本体に組み込んだ様子を示し、シャフト
レスマグネットロールM1の両端部を現像装置本体側壁
Wによって直接的に固定支持した状態を示している。
【0034】シャフトレスマグネットロールの外周面に
形成される各磁極は、現像剤の受渡しに関して固有の機
能を担っているので、シャフトレスマグネットロールは
現像装置本体に対して所定姿勢で組み込まれる必要があ
るが、組み合わせ後のシャフトレスマグネットロールが
円柱体である場合、各磁極の形成位置を認識することは
困難であり、この為、位置決め手段を設けることが望ま
れる。図15(イ)は位置決めを容易にするためにシャ
フトレスマグネットロールM1の外周に、セッティング
時に目印となる溝12を形成した場合である。溝12は
シャフトレスマグネットロールM1の全長にわたって設
けることも、あるいは両端外周部にのみ設けることもで
きる。図15(ロ)はシャフトレスマグネットロールM
1の外周に互いに異形状の溝12,13を形成した場合
である。この場合、シャフトレスマグネットロールM1
の「向き」も認識できるので、非対象な磁束密度パター
ンを有するマグネットロールのセッテイングも誤ること
なく行うことができる。図16(イ)は位置決め手段と
して、シャフトレスマグネットロールM1の外周面に切
欠面14を全長にわたってあるいは両端部外周面のみに
形成した場合であり、図16(ロ)はシャフトレスマグ
ネットロールM1の「向き」を認識可能とするために切
欠面14と溝13を併設した場合である。尚、図は、同
じ形状の柱状硬質マグネットを組み合わせた場合を表し
ているが、これが異形状の柱状硬質マグネットの組合せ
に適用できることは言うまでもない。また図示しない
が、シャフトレスマグネットロールM1の両端面あるい
は片端面の偏心した位置に有底孔を形成したり方向性を
有する切欠部を設けることも採用できる。溝や切欠面、
更には有底孔は、柱状硬質マグネットの成形と同時に形
成したり、あるいは成形後に切削等によって形成するこ
とができる。
【0035】位置決め手段としての溝や切欠面は、マグ
ネットロールのセッティング姿勢を決めるための目印と
しての機能が最も重要であるが、これら位置決め手段
は、その位置決め手段の形状を利用することにより、シ
ャフトレスマグネットロールを現像装置側壁に直接取り
付ける際の固定手段としての機能も兼用させることがで
きる。例えば、図17(イ)に示す如く、現像装置の本
体側壁Wに、内縁にシャフトレスマグネットロールM1
の溝12に対応する突部15を形成した取付け穴16を
設け、この取付け穴16にシャフトレスマグネットロー
ルM1の端部を内嵌することが考慮される。
【0036】図17(ロ)は非円柱体形状のシャフトレ
スマグネットロールM3を現像装置の本体側壁Wに形成
した取付け穴17に嵌合させて支持する場合である。こ
の場合、取付け穴17はシャフトレスマグネットロール
M2の径方向断面形状に一致させておくことで、シャフ
トレスマグネットロールM3を所定姿勢でセッティング
できる。
【0037】図18は、各柱状硬質マグネット9a,9
b,9cを互いに非接触状態で組み合わせたシャフトレ
スマグネットロールM9を本体側壁Wによって支持する
様子を示している。この場合、本体側壁Wに形成する取
付け穴18には各柱状硬質マグネット9a,9b,9c
間の空間を保持するためのスペーサー18aを形成する
ようにしておけば、各柱状硬質マグネットを容易に位置
決めすることができる。また、このような形状の取付け
穴18であれば、各柱状硬質マグネット9a,9b,9
cをそれぞれ個別に取付け穴18に固定することがで
き、シャフトレスマグネットロールM9の組み立て時の
作業性が向上する。
【0038】上述した例ではシャフトレスマグネットロ
ールを現像装置本体側壁に開設した取付け穴に嵌合させ
る場合について述べたか、シャフトレスマグネットロー
ルの支持方法としては様々な態様が考慮される。図19
(イ),(ロ), (ハ) 及び図20(イ),(ロ)はシャフト
レスマグネットロールM1の支持方法の例である。図例
のものはスリーブを省略しているが、使用に際してはシ
ャフトレスマグネットロールM1に対して円筒状スリー
ブが適宜方法で回転自在に外装される。
【0039】図19(イ)で示すものは図17及び図1
8で説明した支持方法の基本的考え方を示したものであ
り、側壁W1に、貫通孔19を開設し、この貫通孔19
にシャフトレスマグネットロールM1の端部を嵌合させ
て支持した場合である。
【0040】図19(ロ)は側壁W2にシャフトレスマ
グネットロールM1の端部を受け入れる有底凹部20を
形成し、この有底凹部20にシャフトレスマグネットロ
ールM1の端部を内嵌させた場合である。
【0041】図19(ハ)は側壁W3に環状壁21を立
設してシャフトレスマグネットロールM1を受け入れた
場合である。
【0042】図20(イ)は環状壁を設けることなく、
側壁W4に突出形成した突起22をシャフトレスマグネ
ットロールM1端面に形成した有底孔23に嵌合させる
ことによってシャフトレスマグネットロールM1を支持
した場合である。
【0043】図20(ロ)は断面円弧状の下部壁体24
を側壁W5から突出形成し、この壁体24によってシャ
フトレスマグネットロールM1の端部の下面側を支持す
るとともに、シャフトレスマグネットロールM1の端部
の上面側から断面円弧状の上部壁体25を嵌合させてシ
ャフトレスマグネットロールM1を固定する場合であ
る。
【0044】以上述べたものは、シャフトレスマグネッ
トロールMの支持方法のみについて述べたが、このよう
なマグネットロールはスリーブが外装されることによっ
て現像シリンダーとして機能する。上述の各実施例では
敢えてスリーブの支持方法について述べなかったが、こ
こでは本発明のシャフトレスマグネットロールMの構造
に適応したスリーブの支持構造について述べる。
【0045】図21(イ),(ロ), (ハ) はスリーブの支
持構造の例である。図21(イ)に示すものは、シャフ
トレスマグネットロールM1の端部を受け入れる凹部2
5を開設した外壁W6と、スリーブSを挿通させること
ができる貫通孔26を形成した内壁W7とを設け、外壁
W6によってシャフトレスマグネットロールM1を直接
支持するとともに、内壁W7によってスリーブSを回転
可能に支承した場合である。図例ものではスリーブSは
転がり軸受27を用いて支承しているが、転がり軸受の
代わりに滑り軸受を用いてもよい。滑り軸受としては低
摩擦係数、高耐磨耗性の特性を併せもったものが採用さ
れ、例えば合成樹脂又は焼結金属に固体潤滑剤を分散さ
せたものや液体潤滑剤を含浸させたものが使用できる。
合成樹脂としてはポリアミド、ポリイミドやポリアセタ
タール等が採用可能であり、また固体潤滑剤としては黒
鉛、鉛、ふっ化黒鉛、二流化モリブデン等が有効であ
り、液体潤滑剤としては一般使用される機械油やグリー
スなどが使用可能である。尚、図中28はスリーブに回
転力を伝達するための駆動用ギアである。スリーブSは
一般的にはアルミニウム等の金属筒が用いられるが、合
成樹脂筒や紙筒を用いることもできる。
【0046】前述したものは、外壁W6とは別にスリー
ブ支承用の内壁W7を別途設けた場合であったが、図2
1(ロ)に示すように、外壁W6とスリーブS間に転が
り軸受29を介在させて、外壁W6でスリーブSを支承
するようにすれば内壁は省略できる。また図21(ハ)
に示すようにシャフトレスマグネットロールM1とスリ
ーブS間に転がり軸受30を介在させて、スリーブSを
支承した場合にも内壁は省略できる。尚、図21(ロ),
(ハ)で示した実施例においても転がり軸受の代わりに
滑り軸受を用いることができることはいうまでもない。
【0047】スリーブSに駆動用ギアを固定する手段と
しては様々な手段が採用可能であり、例えば図22
(イ)に示す如く、スリーブの長手方向一端に及び駆動
用ギア28にそれぞれネジ穴31,32を設け、駆動用
ギア28aをスリーブS端部に外嵌したうえ、ネジ33
を用いて駆動用ギア28をスリーブSに固定すること
や、あるいは図22(ロ)に示す如く、スリーブ端部に
切り欠き部34を設け、この切り欠き部34に、内周面
に嵌合突部35を形成した駆動用ギア28bを外嵌する
こと等が採用可能である。また、図示しないが、スリー
ブと駆動用ギアをインサート成形により一体成形するこ
とも考慮され、この場合も駆動用ギアの空転を防止する
目的からスリーブ端部に穴、溝又は切り欠き部を設ける
ことが好ましい。
【0048】
【発明の効果】本発明のシャフトレスマグネットロール
は、硬質合成樹脂に磁性粉を分散させた樹脂磁石材料よ
り成る、互いに形状の異なる柱状硬質マグネットを、複
数個組み合わせた構成としたから、高磁気特性を有し且
つ磁束密度パターンのコントロールが容易なマグネット
ロールを得ることができる。したがって、現像剤の搬送
性向上がはかりやすくなるとともに、「現像剤のかぶ
り」と称される現像剤の過剰付着現象の制御や濃度コン
トロールが容易となり画像の向上がはかりやすくなる。
【0049】しかも本マグネットロールは高価な金属シ
ャフトを用いていないから、部品コストの低減がはか
れ、且つ組み立て工数を減らすこともできる。そして樹
脂磁石材料のバインダーとして硬質合成樹脂を用いてい
ることからマグネットロールが自重により撓む懸念はな
く、比較的高温化する使用環境においてもその真直性は
保たれる。
【0050】また、柱状硬質マグネットの外周面あるい
は長手方向片端面又は両端面に、位置決め手段としての
溝又は切欠面を単独であるいは組み合わせた状態で形成
した場合は、これら位置決め手段によってシャフトレス
マグネットロールを所定姿勢で現像装置本体に組み込む
ことが容易となる。
【0051】また本発明の現像装置は、前記シャフトレ
スマグネットロールに円筒状スリーブを回転自在に外装
して現像シリンダーを構成するとともに、シャフトレス
マグネットロールの両端部を現像装置本体の側壁に直接
固定させることによって現像シリンダーを現像装置本体
に組み込んだ構成としたから、現像シリンダーを予め組
み立てておく必要はなく、現像装置を構成する他の部品
と一緒にシャフトレスマグネットロールとスリーブを部
品の形態で供給し、他の部品組み立てと一緒に一挙に現
像装置を組み上げることが可能となり、高精度な現像装
置を低コストで提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の関連技術としてのシャフトレスマグネ
ットロールの斜視図
【図2】本発明のシャフトレスマグネットロールの一実
施例を示す斜視図
【図3】本発明のシャフトレスマグネットロールの他の
実施例を示す斜視図
【図4】本発明のシャフトレスマグネットロールの他の
実施例を示す斜視図
【図5】本発明のシャフトレスマグネットロールの他の
実施例を示す斜視図
【図6】本発明のシャフトレスマグネットロールの他の
実施例を示す斜視図
【図7】本発明のシャフトレスマグネットロールの他の
実施例を示す斜視図
【図8】本発明のシャフトレスマグネットロールの他の
実施例を示す斜視図
【図9】本発明のシャフトレスマグネットロールの磁束
密度パターンの例であり、(イ)は本発明のシャフトレ
スマグネットロールの磁束密度パターン、(ロ)は従来
の一体型極異方マグネットロールの磁束密度パターン
【図10】本発明のシャフトレスマグネットロールの磁
束密度パターンの例であり、(イ)は本発明のシャフト
レスマグネットロールの磁束密度パターン、(ロ)は従
来の一体型極異方マグネットロールの磁束密度パターン
【図11】本発明のシャフトレスマグネットロールの磁
束密度パターンの例であり、(イ)は本発明のシャフト
レスマグネットロールの磁束密度パターン、(ロ)は従
来の一体型極異方マグネットロールの磁束密度パターン
【図12】各柱状硬質マグネット相互間に空間を設けた
本発明の関連技術としてのシャフトレスマグネットロー
ルを示す斜視図
【図13】(イ)は本発明の関連技術に使用する空間保
持部材としてのスペーサーを示す斜視図であり、(ロ)
は同スペーサーを柱状硬質マグネット相互間に介在させ
た状態を示す斜視図
【図14】本発明の現像装置の基本態様を示す説明図
【図15】シャフトレスマグネットロールの外周面に位
置決め手段としての溝を形成した例を示し、(イ)は溝
を1本設けた場合の斜視図、(ロ)は異形状の溝を複数
本設けた場合の正面図
【図16】シャフトレスマグネットロールの外周面に位
置決め手段としての切欠面を形成した例を示し、(イ)
は切欠面のみ設けた場合の斜視図、(ロ)は切欠面と溝
を併設した場合の正面図
【図17】(イ),(ロ)は現像装置本体側壁に形成した
取付け穴にシャフトレスマグネットロールの端部を嵌合
させる様子を示す説明図
【図18】現像装置本体側壁に形成した取付け穴にシャ
フトレスマグネットロールの端部を嵌合させる様子を示
す説明図
【図19】(イ),(ロ), (ハ) はシャフトレスマグネッ
トロールの端部を現像装置本体側壁により支持する態様
を示す説明図
【図20】(イ),(ロ)はシャフトレスマグネットロー
ルの端部を現像装置本体側壁により支持する態様を示す
説明図
【図21】(イ),(ロ), (ハ) はシャフトレスマグネッ
トロール及びスリーブの支持方法を示す説明図
【図22】(イ),(ロ)は駆動用ギアをスリーブ端部に
固定する方法を示す説明図
【図23】(イ)は従来の現像装置の一般的構造を示す
説明図、(ロ)は従来の現像シリンダーの断面説明図
【図24】従来のマグネットロールの態様を示し、
(イ)はシャフト挿通マグネットロール、(ロ)は金属
シャフトレス中実マグネットロール、(ハ)はロッド突
設中実マグネットロール
【符号の説明】
M,M1〜M9 シャフトレスマグネットロール m3,m5,m7 一体型極異方マグネットロール S スリーブ T 現像シリンダー W 本体側壁 W1〜W5 側壁 W6 外壁 W7 内壁 1a,1b,1c,1d 柱状硬質マグネット 2a,2b,2c,2d 柱状硬質マグネット 3a,3b,3c 柱状硬質マグネット 4a,4b,4c,4d 柱状硬質マグネット 5a,5b,5c,5d 柱状硬質マグネット 5´ 空隙 6a,6b,6c,6d,6e 柱状硬質マグネット 7a,7b,7c,7d,7e 柱状硬質マグネット 8a,8b,8c,8d 柱状硬質マグネット 9a,9b,9c 柱状硬質マグネット 1a,1b,1c,1d 柱状硬質マグネット 10 空間 11 スペーサー 12,13 溝 14 切欠面 15 突部 16,17,18 取付け穴 18a スペーサー 19 貫通孔 20 有底凹部 21 環状壁 22 突起 23 有底孔 24 下部壁体 25 上部壁体 26 貫通孔 27 転がり軸受 28,28a,28b 駆動用ギア 29,30 転がり軸受 31,32 ネジ穴 33 ネジ 34 切り欠き部 35 嵌合突部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 硬質合成樹脂に磁性粉を分散させた樹脂
    磁石材料より成る柱状硬質マグネットを、シャフトを介
    在させることなく、複数個組み合わせ、且つ組み合わせ
    る柱状硬質マグネットのそれぞれの形状を互いに異形状
    となしたシャフトレスマグネットロール。
  2. 【請求項2】 柱状硬質マグネットの外周面あるいは長
    手方向片端面又は両端面に、位置決め手段としての溝又
    は切欠面を単独であるいは組み合わせた状態で形成して
    なる請求項1記載のシャフトレスマグネットロール。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載のシャフトレスマグ
    ネットロールに、当該シャフトレスマグネットロールに
    対して自在に回転する円筒状スリーブを外装して現像シ
    リンダーを構成するとともに、前記シャフトレスマグネ
    ットロールの両端部を現像装置本体の側壁に直接固定す
    ることによって、現像シリンダーを現像装置本体に組み
    込んでなる現像装置。
  4. 【請求項4】 シャフトレスマグネットロールに対して
    回転可能な状態で外装されるスリーブを現像装置本体の
    側壁に形成した孔部に貫通又は凹部あるいは凸部に係合
    させ、当該側壁によってスリーブを直接支承してなる請
    求項3記載の現像装置。
  5. 【請求項5】 スリーブの長手方向一端又は両端外周部
    にスリーブ回転用の駆動用ギアを直接取り付けてなる請
    求項4記載の現像装置。
  6. 【請求項6】 ネジを用いて駆動用ギアをスリーブに固
    定してなる請求項5記載の現像装置。
  7. 【請求項7】 スリーブ端部に穴、溝又は切り欠き部に
    係合させることによって駆動用ギアを固定してなる請求
    項5記載の現像装置。
  8. 【請求項8】 端部に穴、溝又は切り欠き部を設けたス
    リーブと駆動用ギアをインサート成形により一体成形し
    てなる請求項5記載の現像装置。
JP2001088695A 2001-03-26 2001-03-26 シャフトレスマグネットロール及び現像装置 Expired - Fee Related JP3446744B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001088695A JP3446744B2 (ja) 2001-03-26 2001-03-26 シャフトレスマグネットロール及び現像装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001088695A JP3446744B2 (ja) 2001-03-26 2001-03-26 シャフトレスマグネットロール及び現像装置

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP04227393A Division JP3277592B2 (ja) 1993-02-05 1993-02-05 シャフトレスマグネットロール及び現像装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001312142A true JP2001312142A (ja) 2001-11-09
JP3446744B2 JP3446744B2 (ja) 2003-09-16

Family

ID=18943748

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001088695A Expired - Fee Related JP3446744B2 (ja) 2001-03-26 2001-03-26 シャフトレスマグネットロール及び現像装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3446744B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005257975A (ja) * 2004-03-11 2005-09-22 Fuji Xerox Co Ltd 現像装置及び画像形成装置
JP2010072349A (ja) * 2008-09-18 2010-04-02 Suzuka Fuji Xerox Co Ltd マグネットロール
JP2010078963A (ja) * 2008-09-26 2010-04-08 Suzuka Fuji Xerox Co Ltd マグネットロール
US8600271B2 (en) 2010-04-26 2013-12-03 Ricoh Company, Ltd. Magnet roller, developer holder element, develop unit, process cartridge, and image forming apparatus
JP2014132316A (ja) * 2013-01-07 2014-07-17 Konica Minolta Inc 画像形成装置、作像ユニットおよび現像ユニット
US10591848B2 (en) 2017-12-14 2020-03-17 Konica Minolta, Inc. Magnet roller, developing roller, developing device, and image forming apparatus

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005257975A (ja) * 2004-03-11 2005-09-22 Fuji Xerox Co Ltd 現像装置及び画像形成装置
JP4556452B2 (ja) * 2004-03-11 2010-10-06 富士ゼロックス株式会社 現像装置及び画像形成装置
JP2010072349A (ja) * 2008-09-18 2010-04-02 Suzuka Fuji Xerox Co Ltd マグネットロール
JP2010078963A (ja) * 2008-09-26 2010-04-08 Suzuka Fuji Xerox Co Ltd マグネットロール
US8600271B2 (en) 2010-04-26 2013-12-03 Ricoh Company, Ltd. Magnet roller, developer holder element, develop unit, process cartridge, and image forming apparatus
JP2014132316A (ja) * 2013-01-07 2014-07-17 Konica Minolta Inc 画像形成装置、作像ユニットおよび現像ユニット
US9158236B2 (en) 2013-01-07 2015-10-13 Konica Minolta, Inc. Image forming apparatus having reduced manufacturing costs, and image forming unit and developing unit included therein
US10591848B2 (en) 2017-12-14 2020-03-17 Konica Minolta, Inc. Magnet roller, developing roller, developing device, and image forming apparatus

Also Published As

Publication number Publication date
JP3446744B2 (ja) 2003-09-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7629724B2 (en) Axial air-gap electronic motor
US5886438A (en) Stepping motor having bobbin structure materially integrally formed with a bearing and a positioning portion
JP2001312142A (ja) シャフトレスマグネットロール及び現像装置
JP3277592B2 (ja) シャフトレスマグネットロール及び現像装置
US4608737A (en) Magnet developer rolls
US4872418A (en) Magnet roll developing apparatus
KR20020037268A (ko) 모터
JP2005295722A (ja) ロータ及び、このロータを備えたモータ
US5740509A (en) Magnet roller and developing device
JP3455787B2 (ja) 現像装置
JP2618620B2 (ja) 現像装置
JP7395857B2 (ja) 現像装置および画像形成装置
EP0546559B1 (en) Magnet roll
KR20190086084A (ko) 팬 모터
JP4416475B2 (ja) ステッピングモータ
JPH06253492A (ja) モータ及びモータ組込機器
JPH1165283A (ja) マグネットローラ
JP2000131951A (ja) 磁気ロールおよびその製造方法
JP2006018189A (ja) マグネットローラ
JP2001319810A (ja) マグネットローラ及び現像装置
JP4455095B2 (ja) 駆動装置
JPH08236344A (ja) マグネットロール
JP3227093B2 (ja) 軸受装置及びその製造方法
JP3219621B2 (ja) 現像マグネット及び現像装置
JPH096136A (ja) 現像装置

Legal Events

Date Code Title Description
S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees