JP4556452B2 - 現像装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリ、これらの複合機等の電子写真方式を用いた画像形成装置及びこの画像形成装置に用いられる現像装置に関するものである。
上記電子写真方式を適用した複写機やプリンタ等の画像形成装置においては、例えば、感光体ドラム上に形成された静電潜像を現像剤を用いた現像装置(現像器)によって現像して、感光体ドラム上にトナー像を形成し、この感光体ドラム上に形成されたトナー像を、用紙上に転写・定着することにより、画像を形成するように構成されている。感光体ドラムのトナー像を用紙上に転写した後に感光体ドラムに残存したトナーはクリーナーにて除去されて回収される。
現像装置では、二成分現像剤を撹拌混合してトナーを帯電させ、感光体ドラムに対向する現像ロール上に層形成部材(トリマー)によって一定厚のトナー層を形成する。
最近では、クリーナーにて回収されたトナー(回収トナー)を現像装置に戻して再利用するトナーリクレーム方式を採用した画像形成装置が用いられている。
ここで、例えば紙粉が多い用紙を使用するような場合には、再利用するリクレームトナーに紙粉等の異物が多く混入していることがある。そして、現像装置において新たに供給されたトナー(新トナー)とリクレームトナーとを撹拌混合してもトナーの帯電が十分になされないことがある。
現像ロール上の現像剤穂立ちに帯電が不十分なトナーを含んでいると、トリマーによる現像ロールの層形成時に、トリマーの先端から下流側の面に回りこんでトナーが堆積して比較的大きな堆積物が形成される場合がある。そのため、何らかの衝撃や振動等が加わると、比較的大きな堆積物の一部が塊としてトリマーから脱落して現像ロールに落下し、画像形成の品質上大きな問題となる場合がある。この問題を解決するために種々の提案がなされている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1では、現像ドクタ(トリマー)の下流側に、現像スリーブ(現像ロール)の周方向に延びる現像剤飛散防止部材を連設して壁を形成し、現像剤飛散防止部材と現像スリーブとの隙間距離が、現像ドクタと現像スリーブとの離間距離に等しいように構成して現像ドクタと現像剤飛散防止部材との間にあった段差をなくし、これによって、トナーが堆積する場所を設けないようにしようとしている。
特開2003−167428号公報(第5頁、図6)
しかしながら、特許文献1に開示された技術では、現像剤飛散防止部材はカバーと一体化されており、熱等の影響を受けやすく、実際に現像ドクタ(トリマー)との寸法の制御が困難となり、現像ドクタへのトナー堆積防止が十分にできないおそれがある。また、現像ドクタは現像スリーブ(現像ロール)の円周方向に沿った長い対向面を設けており、この対向面も同様の理由により現像剤飛散防止部材が変形等すると、層形成後の現像剤に接触し現像剤の搬送量を低下させ、濃度低下等の問題が発生することが懸念される。
本発明は、以上のような技術的課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、層形成部材におけるトナー堆積をより確実に防止することにある。
かかる目的のもと、本発明が適用される現像装置は、像担持体上の潜像を現像する現像剤を担持して軸周りに回転する現像剤担持体と、前記現像剤担持体が反時計方向に回転する側から当該現像剤担持体の軸を見た場合に、画像形成装置に組み込まれた状態の当該現像剤担持体における時計の12時から3時の範囲内に位置し、当該現像剤担持体に担持される現像剤を先端で均して層を形成する板状で長手形状の層形成部材と、前記現像剤担持体の回転方向側で前記層形成部材の先端に接続する壁面部を有し、画像形成装置に組み込まれた状態における当該現像剤担持体の水平面に対して略垂直に当該壁面部が特定の厚さ(t)をもって当該現像剤担持体から離れていく板状で長手形状の堆積防止部材とを含み、前記層形成部材は、当該層形成部材の長手方向に沿って形成されている複数の切欠部および当該複数の切欠部の間にわたって形成されている略平面部を備え、前記堆積防止部材は、前記層形成部材の前記長手方向に揃えて配置されると共に、当該層形成部材の前記切欠部と係合する係合部および当該層形成部材の前記略平面部と接触する略平面部を備え、前記層形成部材の前記切欠部と前記堆積防止部材の前記係合部との係合、および当該層形成部材の前記略平面部と当該堆積防止部材の前記略平面部との接触により、当該層形成部材の前記先端と当該堆積防止部材の前記壁面部とが互いに面一になるように当該層形成部材に対して当該堆積防止部材が位置決めされていることを特徴とするものである
前記堆積防止部材の前記壁面部が、前記現像剤担持体の垂直面に対して−15度から+15度の範囲内の角度をなすことを特徴とすることができる。この程度の角度であれば、堆積防止部材の壁面部にトナーが堆積してそれが大きな塊とならない。
また、前記堆積防止部材の前記係合部は、前記層形成部材の前記略平面部の反対側の面に回りこんで当該層形成部材の前記先端の方向に向かっていることを特徴とすることができる。
ここで、前記層形成部材は金属部材であり、前記堆積防止部材はプラスチック部材であることを特徴とすることができる。
他の観点から捉えると、本発明が適用される画像形成装置は、像担持体と、前記像担持体上の潜像を現像する現像剤を担持して軸周りに回転する現像剤担持体と、前記現像剤担持体が反時計方向に回転する側から当該現像剤担持体の軸を見た場合に当該現像剤担持体における時計の12時から3時の範囲内に位置し、当該現像剤担持体に担持される現像剤を先端で均して層を形成する板状で長手形状の層形成部材と、前記現像剤担持体の回転方向側で前記層形成部材の先端に接続する壁面部を有し、当該壁面部が当該現像剤担持体の水平面に対して略垂直に特定の厚さ(t)をもって当該現像剤担持体から離れていく板状で長手形状の部材とを含み、前記層形成部材は、当該層形成部材の長手方向に沿って形成されている複数の切欠部および当該複数の切欠部の間にわたって形成されている略平面部を備え、前記部材は、前記層形成部材の前記長手方向に揃えて配置されると共に、当該層形成部材の前記切欠部と係合する係合部および当該層形成部材の前記略平面部と接触する略平面部を備え、前記層形成部材の前記切欠部と前記部材の前記係合部との係合、および当該層形成部材の前記略平面部と当該部材の前記略平面部との接触により、当該層形成部材の前記先端と当該部材の前記壁面部とが互いに面一になるように当該層形成部材に対して当該部材が位置決めされていることを特徴とするものである
本発明によれば、層形成部材におけるトナー堆積をより確実に防止することが可能となる。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本実施の形態に係る画像形成装置を示す概略構成図である。ここでは、装置内部をフロント側(手前側)から眺めた状態を示している。同図に示す画像形成装置は、電子写真方式を用いて画像を形成する画像形成装置本体10と、原稿を読み取る原稿読取り装置11と、原稿読取り装置11の読取り位置まで原稿を搬送する自動原稿送り装置12とを備えている。画像形成装置本体10では、原稿読取り装置11から出力される画像データや、図示しないPC等から出力される画像データを用いて、画像形成ユニット13によりトナー像を形成し、このトナー像を用紙(シート)に転写した後に定着して、プリント画像を出力している。
この画像形成ユニット13は、トナー像を担持するための感光体ドラム14と、帯電された感光体ドラム14を露光する画像書込装置(ROS)15と、ROS15により露光されて形成された感光体ドラム14上の静電潜像を現像する現像器16と、現像器16により現像され感光体ドラム14上に担持されたトナー像を用紙に転写する転写ローラ17と、転写ローラ17により転写されたトナー像を用紙に定着させる定着器18と、感光体ドラム14に残存したトナーを除去回収するクリーナー20とを備えている。現像器16で使用されるトナーは、トナーボックス19から現像器16に供給される。また、本実施の形態では、用紙へのトナー像の転写後に感光体ドラム14上に残存した残留トナーをクリーナー20により除去回収し、除去回収されたこの残留トナーを再度、現像器16に供給するように構成されている。
また画像形成装置本体10は、一連の用紙搬送系を備えており、画像形成装置本体10の下側には、用紙を収容する用紙収容カセット21、22、23、24を内装している。これら用紙収容カセット21、22、23、24には、用紙を供給する用紙供給機構25、26、27、28が備えられている。これら用紙供給機構25、26、27、28は、ピックアップローラ29と用紙さばきローラ30とをそれぞれ有し、これにより用紙収容カセット21、22、23、24から取り出した用紙を用紙搬送路31に向けて送り出している。
この用紙搬送路31には、用紙さばきローラ30の近傍に設けられた搬送ローラ32と、画像形成装置本体10の排出部近傍で用紙の搬送方向を切り換えるゲート33、34と、ゲート33、34の間に設けられた搬送ローラ35と、フェースダウン(記録面を下にした状態)で排出トレイ36に排出する排出ローラ37と、フェースアップ(記録面を上にした状態)でフェースアップトレイ38に排出するフェースアップロール39とが設けられている。また、用紙に対して両面記録する場合に、片面に記録した用紙を転写部(感光体ドラム14と転写ローラ17との当接部)に反転して送るための用紙反転用搬送路40が設けられている。また、画像形成装置本体10の側面には、例えばこれら4段の用紙収容カセット21〜24に収容されていないサイズや種類のシートを供給するための開閉自在の手差しトレイ41が設けられている。更に、画像形成装置本体10は、用紙搬送及び画像形成等に関して装置の全体を制御する制御部42を備えている。
画像形成装置本体10は、後処理装置50に接続されている。後処理装置50は、後処理用搬送路51から排出される用紙を束ねた用紙束をステープル綴じするステープラ52と、ステープル綴じされた用紙束を受ける昇降可能なスタッカートレイ53とを有する。なお、ステープラ52は、一箇所綴じもしくは複数箇所綴じを任意に選択できるようになっている。
ここで、画像形成装置本体10における画像形成プロセスについて説明する。画像形成ユニット13の感光体ドラム14では、図示しない帯電器によって表面が帯電された後、入力される画像データに基づいてROS15により露光され、静電潜像が形成される。一方、現像器16では、トナーボックス19からトナーが供給され、現像器16内部で現像剤が撹拌される。感光体ドラム14上に形成される静電潜像は、現像器16の例えば現像ロールを介して現像され、感光体ドラム14上にトナー像が形成される。形成されたトナー像は、転写ローラ17が感光体ドラム14に当接する転写部にて用紙に転写され、定着器18にて加熱定着されて出力される。一方、転写後に感光体ドラム14上に残るトナー(残留トナー)は、クリーナー20により感光体ドラム14上から剥ぎ取られて回収される。この剥ぎ取られて回収されたトナーは、再利用のために現像器16に戻される。
次に、現像器16の構成について説明する。
図2は、現像器16及び感光体ドラム14を拡大して示す断面図であり、図3は現像器16をアウト側(表側)から見た斜視図であり、図9は、現像ロール(現像剤担持体)62に対する層形成部材63及び堆積防止部材64の位置を概略的に示した正面図である。
図2に示すように、現像器16は、現像器本体61と、現像器本体61内で感光体ドラム14に隣接して配設され、軸62a周りに回転する現像ロール62と、現像ロール62の表面にトナー薄層を形成する層形成部材63と、層形成部材63に取り付けられた堆積防止部材64と、現像器本体61の下部で軸周りに回転してトナーボックス19(図1参照)からトナーを搬送しながら撹拌混合する撹拌部材65,66とを備えている。
層形成部材63は、図3に示すように、現像ロール62の軸方向に現像ロール62の表面幅を超えて延在する板状の長手部材である。層形成部材63は、現像ロール62との離間距離が現像ロール62の軸方向に沿って一定となるように配設されている。層形成部材63は、剛性を高めるために金属製であり、具体的にはステンレス製である。
堆積防止部材64も、現像ロール62の軸方向に延在する板状の長手部材である。堆積防止部材64は、トナーが付着しにくいプラスチック製であり、具体的にはABS(Acrylonitrile Butadiene Styrene)製である。
なお、上述したように本実施形態では、現像後に記録媒体に転写されずに感光体ドラム14に残存したトナーがクリーナー20で回収されて現像器16に戻される構造については、その図示を省略しているが、従来のトナーリクレーム構造を適用することができる。
現像ロール62は、アウト側から見て反時計方向に回転しており、層形成部材63は、図9に示すように、現像ロール62における時計の12時から3時の範囲内に位置している。図2に示すように、層形成部材63に取り付けられた堆積防止部材64は、層形成部材63に対して現像ロール62が回転する方向の下流側に位置している。堆積防止部材64は、壁面部67を有し、この壁面部67は、現像ロール62の水平面Hに略垂直である。具体的には、壁面部67と水平面Hとのなす角度は90度(垂直)であるが、−15度から+15度までの範囲内にあってもよい。言い換えると、壁面部67と現像ロール62の垂直面Vとのなす角度は−15度から+15度までの範囲内にあってもよい。
次に、層形成部材63と堆積防止部材64との位置関係について説明する。
図4は、層形成部材63と堆積防止部材64との位置関係を示すアウト側の下流側から見た斜視図であり、図5は、層形成部材63と堆積防止部材64をイン側(裏側)の上流側から見た斜視図であり、図6は、層形成部材63と堆積防止部材64との位置関係を示すアウト側(フロント側)からの正面図である。
図4〜図6に示すように、層形成部材63は、現像ロール62の現像剤を均して均一なトナー薄層を形成するための先端68を有する。このような層形成部材63に対して、堆積防止部材64が位置決めされている。すなわち、堆積防止部材64は、壁面部67が現像ロール62の回転方向側で層形成部材63の先端68に接続するように層形成部材63に対して位置決めされている。
層形成部材63には切欠部63aが長手方向に沿って所定間隔で複数設けられている。堆積防止部材64には、層形成部材63の切欠部63aに対応して係合部64aが複数設けられている。堆積防止部材64の係合部64aを層形成部材63の切欠部63aに係合させることにより位置決めがなされ、層形成部材63の先端68と堆積防止部材64の壁面部67とが面一となる。堆積防止部材64の係合部64aは、層形成部材63の反対側の面に回りこんでおり、その先端部は壁面部67の方向に向かっている。
ここで、堆積防止部材64の壁面部67が層形成部材63の先端68よりも出っ張ると、層形成部材63の先端68により形成されたトナー層にムラができるので、面一かあるいは堆積防止部材64の壁面部67が引っ込ませるように位置決めされる。引っ込ませる寸法はきわめて小さくするのが好ましいが、堆積防止部材64が層形成部材63に対して例えば0.8mm程度引っ込むように位置決めされた場合であれば問題がないことが確認されている。
なお、層形成部材63には取付穴69が長手方向端部にそれぞれ形成されており、図3に示すように、この取付穴69を介して現像器本体61に取り付けられている。また、堆積防止部材64の壁面部67の厚さtは、1.5mmである。
以上説明したように、本実施形態では、現像ロール62の水平面Hに略垂直な壁面部67を有する堆積防止部材64を備え、壁面部67が現像ロール62の回転方向の側で層形成部材63の先端68に接続するように堆積防止部材64を層形成部材63に取り付けているので、トナーが層形成部材63に堆積して大きな塊になることを防止することができ、画像形成の品質上の問題を生じることがない。
また、堆積防止部材64はトナーが付着しにくいプラスチック製で壁面部67を構成しているので、トナーの付着をより確実に防止することができる。また、堆積防止部材64は、現像ロール62から略垂直方向に離れていくので、熱等の影響が最小となり、変形等による諸問題が発生することがない。
ここで、堆積防止部材64を層形成部材63に位置決めする構成についてはいくつかが考えられる。例えば、層形成部材63には図示しない突起部を設け、堆積防止部材64には図示しない凹部を設けるように構成することも考えられる。その他に、治具を用いることも考えられる。
治具を用いて堆積防止部材64を層形成部材63に対して位置決めする場合について説明する。
図7は、治具を用いて層形成部材63に堆積防止部材64を組み付ける作業を説明するための図であり、図8は、図7の矢印VIIIから見た平面図である。
図7〜図8に示すように、治具70は、垂直に延びて層形成部材63の先端68が当接する当接部71と、当接部71から横方向に延び、層形成部材63を保持するための保持部72とを有する。保持部72には、水平な上面72aが形成されている。
層形成部材63は、押圧により治具70に固定される。すなわち、層形成部材63がエアシリンダーによって、2箇所の横方向押圧箇所73及び2箇所の縦方向押圧箇所74において押圧されて固定される。そのときには、層形成部材63は、垂直方向(縦方向)には治具70の保持部72の上面72aに位置合わせされ、かつ、水平方向(横方向)には治具70の当接部71に先端68が当接して位置合わせされる。
治具70に層形成部材63を位置合わせして固定した後に、接着剤にて堆積防止部材64を層形成部材63に固着する。このようにして、堆積防止部材64の壁面部67が層形成部材63の先端68に接続するように堆積防止部材64を層形成部材63に対して位置決めして固定することができる。
以上、現像ロール62が、アウト側から見て反時計方向に回転している場合について説明したが、その逆回転すなわちアウト側から見て時計方向に回転している場合も適用できる。時計方向に回転する場合には、層形成部材63は、現像ロール62における時計の9時から12時の範囲内に位置している。
この点について詳述すると、アウト側から見た場合とイン側から見た場合とでは回転方向及び層形成部材63の位置が逆となる。アウト側から見た場合に時計方向の場合には、イン側から見ると反時計方向となる。また、時計方向に回転する場合の9時から12時の範囲というのは、その裏側から見ると反時計方向に回転する場合の12時から3時の範囲となる。
よって、層形成部材63は、現像ロール62が反時計方向に回転する側から現像ロール62の軸62aを見た場合に、現像ロール62における時計の12時から3時の範囲内に位置することになる。
本発明の活用例としては、現像剤で画像形成を行う現像装置や、プリンタまたは複写機等の画像形成装置への活用がある。
本実施の形態が適用される画像形成装置の全体構成を示した図である。 感光体ドラム及び現像器を説明するためのアウト側(フロント側)から見た断面図である。 図2の現像器を斜め上方から見た斜視図である。 層形成部材及び堆積防止部材を説明するための斜視図である。 層形成部材及び堆積防止部材を説明するための斜視図である。 層形成部材及び堆積防止部材を説明するためのアウト側から見た正面図である。 治具、層形成部材及び堆積防止部材を説明するための断面図である。 治具、層形成部材及び堆積防止部材の位置関係を示す、図7の矢印VIIIから見た平面図である。 現像ロールと層形成部材及び堆積防止部材との位置関係を説明するための概略図である。
符号の説明
10…画像形成装置本体、13…画像形成ユニット、14…感光体ドラム、15…画像書込装置(ROS)、16…現像器、17…転写ローラ、18…定着器、19…トナーボックス、20…クリーナー、61…現像器本体、62…現像ロール、62a…軸、63…層形成部材、63a…切欠部、64…堆積防止部材、64a…係合部、65,66…撹拌部材、67…壁面部、68…先端、69…取付穴、70…治具、71…当接部、72…保持部

Claims (8)

  1. 像担持体上の潜像を現像する現像剤を担持して軸周りに回転する現像剤担持体と、
    前記現像剤担持体が反時計方向に回転する側から当該現像剤担持体の軸を見た場合に、画像形成装置に組み込まれた状態の当該現像剤担持体における時計の12時から3時の範囲内に位置し、当該現像剤担持体に担持される現像剤を先端で均して層を形成する板状で長手形状の層形成部材と、
    前記現像剤担持体の回転方向側で前記層形成部材の先端に接続する壁面部を有し、画像形成装置に組み込まれた状態における当該現像剤担持体の水平面に対して略垂直に当該壁面部が特定の厚さ(t)をもって当該現像剤担持体から離れていく板状で長手形状の堆積防止部材と
    を含み、
    前記層形成部材は、当該層形成部材の長手方向に沿って形成されている複数の切欠部および当該複数の切欠部の間にわたって形成されている略平面部を備え、
    前記堆積防止部材は、前記層形成部材の前記長手方向に揃えて配置されると共に、当該層形成部材の前記切欠部と係合する係合部および当該層形成部材の前記略平面部と接触する略平面部を備え、
    前記層形成部材の前記切欠部と前記堆積防止部材の前記係合部との係合、および当該層形成部材の前記略平面部と当該堆積防止部材の前記略平面部との接触により、当該層形成部材の前記先端と当該堆積防止部材の前記壁面部とが互いに面一になるように当該層形成部材に対して当該堆積防止部材が位置決めされていることを特徴とする現像装置。
  2. 前記堆積防止部材の前記壁面部が、前記現像剤担持体の垂直面に対して−15度から+15度の範囲内の角度をなすことを特徴とする請求項1に記載の現像装置。
  3. 前記堆積防止部材の前記係合部は、前記層形成部材の前記略平面部の反対側の面に回りこんで当該層形成部材の前記先端の方向に向かっていることを特徴とする請求項1に記載の現像装置。
  4. 前記層形成部材は金属部材であり、前記堆積防止部材はプラスチック部材であることを特徴とする請求項1に記載の現像装置。
  5. 像担持体と、
    前記像担持体上の潜像を現像する現像剤を担持して軸周りに回転する現像剤担持体と、
    前記現像剤担持体が反時計方向に回転する側から当該現像剤担持体の軸を見た場合に当該現像剤担持体における時計の12時から3時の範囲内に位置し、当該現像剤担持体に担持される現像剤を先端で均して層を形成する板状で長手形状の層形成部材と、
    前記現像剤担持体の回転方向側で前記層形成部材の先端に接続する壁面部を有し、当該壁面部が当該現像剤担持体の水平面に対して略垂直に特定の厚さ(t)をもって当該現像剤担持体から離れていく板状で長手形状の部材と
    を含み、
    前記層形成部材は、当該層形成部材の長手方向に沿って形成されている複数の切欠部および当該複数の切欠部の間にわたって形成されている略平面部を備え、
    前記部材は、前記層形成部材の前記長手方向に揃えて配置されると共に、当該層形成部材の前記切欠部と係合する係合部および当該層形成部材の前記略平面部と接触する略平面部を備え、
    前記層形成部材の前記切欠部と前記部材の前記係合部との係合、および当該層形成部材の前記略平面部と当該部材の前記略平面部との接触により、当該層形成部材の前記先端と当該部材の前記壁面部とが互いに面一になるように当該層形成部材に対して当該部材が位置決めされていることを特徴とする画像形成装置。
  6. 前記部材の前記壁面部が、前記現像剤担持体の垂直面に対して−15度から+15度の範囲内の角度をなすことを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
  7. 前記部材の前記係合部は、前記層形成部材の前記略平面部の反対側の面に回りこんで当該層形成部材の前記先端の方向に向かっていることを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
  8. 前記層形成部材は金属部材であり、前記部材はプラスチック部材であることを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
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