JP2001311336A - コンテナまたはバン型車両用シャッターの施錠装置 - Google Patents

コンテナまたはバン型車両用シャッターの施錠装置

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JP2001311336A
JP2001311336A JP2000128859A JP2000128859A JP2001311336A JP 2001311336 A JP2001311336 A JP 2001311336A JP 2000128859 A JP2000128859 A JP 2000128859A JP 2000128859 A JP2000128859 A JP 2000128859A JP 2001311336 A JP2001311336 A JP 2001311336A
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JP
Japan
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locking
hook
shutter
locking device
striker
Prior art date
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Application number
JP2000128859A
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English (en)
Inventor
Kazuyoshi Fujiwara
和嘉 藤原
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Sanwa Shutter Corp
Original Assignee
Sanwa Shutter Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】車両用シャッターの施錠装置において、シャッ
ターを閉鎖するだけで自動的に施錠できるようにする。 【解決手段】シャッターを閉鎖した時に荷室開口部の下
枠7に設けられたストライカ8に自動的に係合するフッ
ク機構Bと、係合を解除するフック解放機構Kと、係合
を解除する動作をロックする施錠機構Lからなる施錠装
置Sにおいて、施錠機構Lに施錠方向に付勢する施錠ス
プリング30を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、貨物輸送や宅配便
等に使用されるコンテナやバン型車両の荷室開口部に設
けられるシャッターの施錠装置に関し、詳しくはシャッ
ターを閉鎖するだけで自動的に施錠される施錠装置の技
術分野に属するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、開閉のスペースが不要である
ことや操作性が良いことから、コンテナまたはバン型車
両の荷室開口部にシャッターが用いられているが、これ
らのシャッターには荷物の盗難を防止するために、例え
ば実開平4−41092号公報に開示されるような施錠
装置が設けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前述の施錠
装置は、シャッターを開閉するごとにキーを使って施錠
を行わなければならないので、宅配便の車両等のように
頻繁に荷室の開閉を行う場合には、キー操作が面倒であ
ると言う問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するために創作されたものであって、コンテナまたは
バン型車両用の荷室開口部に設けられたシャッターが全
閉した時に、前記開口部の下枠に設けられたストライカ
に自動的に係合するフックを有するフック機構と、シャ
ッターカーテンの外部側に設けられた開閉レバーの操作
により前記ストライカとフックとの係合を解除するフッ
ク解放機構と、シャッターカーテンの外部側からのキー
操作及び内部側からの手動操作により前記フック解放機
構の係合解除動作をロックする施錠機構とを具備する車
両用シャッターの施錠装置において、前記施錠機構を常
時ロック方向に付勢する施錠スプリングを設けることに
より、スプリング部材を付加するだけの簡単な構成であ
りながら、シャッターを閉めると自動的に施錠される施
錠装置を提供してドライバーの負担を軽減することが出
来る。
【0005】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図1
〜図4に基づいて説明する。図面において、1は、荷室
開口部にシャッターを設けたコンテナ型車両1であっ
て、開口部に設けられたシャッターは、複数のパネル2
aを連結して構成されたシャッターカーテン2が、開口
部及び天井面の左右に設けられたガイドレールに沿っ
て、開口部上方に設けられた図示しないバランススプリ
ングにより軽い力で開閉できるようになっている。尚、
このようなシャッターの基本構成は公知のものであり、
詳細な説明は省略する。そして、シャッターカーテン2
の最下段パネル2a1の幅方向略中央には、本発明に係
る施錠装置Sが設けられている。施錠装置Sは、最下段
パネル2a1の外部側に設けられた操作部S1と、内部
側(荷室内側)に設けられた機構部S2と、下段パネル
2a1を貫通して前記操作部S1と機構部S2とを連動
連結する(後述する)連結軸とから構成されている。ま
た開口部の下枠7には前記施錠装置Sが係合するストラ
イカ8が設けられている。
【0006】操作部S1は、開閉レバー14とシリンダ
ー錠18とを備えており、開閉レバー14は角棒状の第
1連結軸14aにより後述するフック解放機構Kのカム
板15に連動連結され、またシリンダー錠18は該シリ
ンダー錠18の底面より突出する板状の第2連結軸18
aにより施錠機構Lの施錠リトラクタ19に連動連結さ
れている。第2連結軸は、シリンダー錠18に図示しな
いキーを差込んで操作することにより、キーを抜き差し
するニュートラル位置から左右(解錠、施錠方向)にそ
れぞれ90度回転するようになっている。
【0007】機構部S2は、シャッターカーテン2を閉
じた際に下枠7に設けられたストライカ8に係合するフ
ック9を有するフック機構Bと、前述の開閉レバー14
の操作により前記フック9とストライカ8の係合を解除
するフック解放機構Kと、キー操作及び内部施錠レバー
19cの操作により前記フック解放機構Kの係合解除動
作をロックする施錠機構Lと、シャッターカーテン2の
内側からの手動操作により施錠機構Lがロック状態にあ
るか否かに拘わらずフック9とストライカ8の係合を解
除する非常用フック解放機構Eとから構成されている。
【0008】フック機構Bは、ストライカ8に係合され
るフック9と、フック9を解放方向(図2において反時
計回り方向)に付勢するスプリング11と、シャッター
カーテン2を閉じた際に案内溝M内に導かれたストライ
カ8により押し上げられてフック9を係合方向に回転さ
せる作動ピース12とを有し、さらに、フック9に形成
された突起部9aと当接することでスプリング11の付
勢力に抗してストライカ8との係合を保持するためのス
トッパ13とから構成されている。
【0009】フック解放機構Kは、前述の開閉レバー1
4に連動して回動するカム板15と、該カム板15の回
動により係合を解除する方向(図2において二点鎖線で
図示する位置)にスライドするリトラクタ16とから構
成され、該リトラクタ16がストッパ13を押し動かす
ことで、ストライカ8とフック9との係合が解除される
ようになっている。また、17は、リトラクタ16と開
閉レバー14を元の位置に復旧(図2において実線で図
示する位置)するための復旧スプリング17である。
【0010】施錠機構Lは、シリンダー錠18に図示し
ないキーを差し込んで回動操作することにより、施錠リ
トラクタ19が前記カム板15の上部にスライド移動し
てカム板15の回動を規制する施錠位置(図2において
二点鎖線にて図示)と、カム板15の回動を許容する解
錠位置(図2において実線で図示)とに移動するように
なっている。施錠リトラクタ19は、スライド移動して
カム板15の回動を阻止するスライド板19aと第2連
結軸18aの回動を前記スライド板19aに伝達するV
字カム板19bとからなり、前記スライド板19aに
は、施錠リトラクタ19を荷室内側から指で押して施錠
位置と解錠位置にスライド移動させるための内部施錠レ
バー19cが設けられている。また、施錠リトラクタ1
9とケーシング10との間には該施錠リトラクタ19を
常時施錠方向に付勢する施錠スプリング30が(取付け
取外しが可能な状態で)設けられており、このため、キ
ーまたは内部施錠レバー19cを操作して人為的に施錠
リトラクタ19を解錠位置に移動させている時以外は、
常時、施錠位置に位置する設定となっている。尚、19
dは、施錠リトラクタ19を施錠位置では施錠方向に付
勢し、解錠位置では解錠方向に付勢する位置決めスプリ
ング19dであるが、施錠スプリング30より小さい付
勢力となっているので、施錠スプリング30の動作を妨
げないようになっている。ちなみに、この位置決めスプ
リング19dは実質的に機能しておらず、省略可能な部
品であるが、使用者が前記施錠スプリング30を取り外
して、施錠装置Sを通常のキーで施解錠する従来タイプ
として使用する場合も考慮して存置したものである。
【0011】非常用フック解放機構Eは、フック機構B
のストッパ13と一体的に形成されたレバー21とカバ
ー25に設けられた操作穴25aとから構成されてお
り、施錠リトラクタ19が施錠状態であっても、操作穴
25aから指を差し入れてレバー21を動かすことで、
ストライカ8とフック9の係合を解除し荷室内からシャ
ッターを開放できるようになっている。尚、施錠装置S
において、開閉レバー14をシリンダー錠付きのレバー
に交換することで自動施錠にすることも可能だが、その
場合、(比較的大きな力を必要とする)ストライカとフ
ックの係合の解除をキーの回転で行うことによるキーの
破損を生じる恐れがあり適当でない。
【0012】次に、叙述のように構成されたシャッター
の施錠装置Sの動作について説明する。先ず、運転者が
シャッターを閉めると、下枠7に設けられたストライカ
8が作動ピース12を押し上げて、フック9がスプリン
グ11に抗して時計回りに回動し、ストライカ8に係合
される。(図2において2点鎖線で示す状態)同時にフ
ック9の回動に伴いストッパ13が突起部9aに掛けと
められ、フック9は係合状態に保持される。この時、施
錠リトラクタ19は、施錠スプリング30の付勢力によ
り施錠位置(フック解放装置Kのカム板15の上部)に
位置しフック解放装置Kはロック状態となっているの
で、開閉レバー14の操作でシャッターを開放すること
ができない。シャッターを開放する場合は、先ず、キー
操作により施錠リトラクタ19を解錠位置に移動させ、
開閉レバー14を回動してフック9の係合を解除するこ
とで、シャッターを開放することができるようになる。
本発明に係る施錠装置は、従来の施錠装置に施錠スプリ
ングを付加しただけの簡単な構成でありながらシャッタ
ーを閉めると自動的に施錠される施錠装置を提供するこ
とができ、運転者の負担を軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】コンテナ型車両の後部荷室に設けられたシャッ
ターの全体外観図。
【図2】シャッターの内部側(荷室内側)に設けられた
施錠装置の機構部及びストライカの構造を説明するため
に、それぞれケースの一部を破断した内観要部正面図。
【図3】シャッターの外部側に設けられた施錠装置の操
作部及びケーシングの一部を破断したストライカの外観
要部正面図。
【図4】図3のA−A断面図であって、施錠装置の操作
部と機構部との連結状態を示す側面図。
【符号の説明】
1 コンテナ型車両 2 シャッターカーテン 8 ストライカ 9 フック 30 施錠スプリング S 施錠装置 S1 操作部 S2 機構部 B フック機構 K フック解放機構 L 施錠機構

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コンテナまたはバン型車両用の荷室開口部
    に設けられたシャッターが全閉した時に、前記開口部の
    下枠に設けられたストライカに自動的に係合するフック
    を有するフック機構と、シャッターカーテンの外部側に
    設けられた開閉レバーの操作により前記ストライカとフ
    ックとの係合を解除するフック解放機構と、シャッター
    カーテンの外部側からのキー操作及び内部側からの手動
    操作により前記フック解放機構の係合解除動作をロック
    する施錠機構とを具備する車両用シャッターの施錠装置
    において、前記施錠機構を常時ロック方向に付勢する施
    錠スプリングを設けたことを特徴とする車両用シャッタ
    ーの施錠装置。
JP2000128859A 2000-04-28 2000-04-28 コンテナまたはバン型車両用シャッターの施錠装置 Pending JP2001311336A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2021095706A (ja) * 2019-12-16 2021-06-24 株式会社アイシン 車両用ドアロック装置及び車両用ドアロックシステム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021095706A (ja) * 2019-12-16 2021-06-24 株式会社アイシン 車両用ドアロック装置及び車両用ドアロックシステム
JP7363445B2 (ja) 2019-12-16 2023-10-18 株式会社アイシン 車両用ドアロック装置及び車両用ドアロックシステム

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