JP2001310673A - 自動車のフロアカーペット装置 - Google Patents

自動車のフロアカーペット装置

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JP2001310673A
JP2001310673A JP2000130750A JP2000130750A JP2001310673A JP 2001310673 A JP2001310673 A JP 2001310673A JP 2000130750 A JP2000130750 A JP 2000130750A JP 2000130750 A JP2000130750 A JP 2000130750A JP 2001310673 A JP2001310673 A JP 2001310673A
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floor
seat
passenger
passenger seat
floor carpet
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Akio Shinomiya
明夫 篠宮
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Kasai Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ワンボックスカー等の自動車におけるフロア
或いは同乗者用シート上を荷物搭載スペースとして使用
する場合に、フロアカーペットで覆うことにより、フロ
ア或いは同乗者用シート上の凹凸を無くすべく工夫し
た。 【解決手段】 フロアカーペット10の一端側を巻取り
機構8によって巻取り可能に車体1の後部に装着すると
共に、他端側に車体2の前部に設けた係止片12に引掛
け可能なフック片11を設けて、フック11を係止片1
2に引掛けることによってフロアカーペット10により
床面を覆うように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車の座席を取
り去った床面或いは座席そのものを覆うように構成した
自動車のフロアカーペット装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ワンボックスカー等の自動車にお
いては、家族旅行や冠婚葬祭等において大人数の乗員を
搭乗させるべく、例えば図8に示すようにフロアa上
に、運転席用シートb及び助手席用シートcの他に、そ
の後部側にその他の同乗者のためにセパレートシート型
となった同乗者用シートとしての同乗者用セカンドシー
トd及び同乗者用サードシートeを縦列に複数個配置し
たものが知られている。
【0003】このような自動車においては、同乗者用セ
カンドシートd及び同乗者用サードシートeをフロアa
上に車両前後方向にスライド可能に設置しており、この
ためにフロアaには同乗者用セカンドシートd及び同乗
者用サードシートeをスライドさせるためにスライドレ
ールfが設置されている。
【0004】そして、フロアaに荷物を置きたい場合等
には、同乗者用セカンドシートd及び同乗者用サードシ
ートeをフロアaの前部側にスライドさせてまとめてお
き、フロアaを表出させて、荷物搭載スペースとして使
用するようになっている。
【0005】又、他の種のワンボックスカー等の自動車
においては、図9に示すように、同乗者用セカンドシー
トd及び同乗者用サードシートeをスライドさせずに、
フロアaから車外に取り外すことによって、フロアa上
荷物搭載スペースを形成するようにしたものがある。
【0006】更には図10に示すように、前側の同乗者
用セカンドシートdは前述と同じようにセパレート型シ
ートを使用しているも、後側の同乗者用サードシートe
はベンチ型シートを使用して、同乗者用セカンドシート
d及び同乗者用サードシートeはそれぞれシートバック
を前側に倒してその上に荷物搭載スペースを形成するよ
うになっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように構成する従来の自動車にあっては、それぞれ次の
ような課題を包含している。
【0008】即ち、図8に示す自動車においては、同乗
者用セカンドシートd及び同乗者用サードeをフロアa
の前側にスライドさせてまとめてフロアaを表出させた
場合、同乗者用セカンドシートd及び同乗者用サードシ
ートeをスライドさせるためのスライドレールfが剥き
出しになって、凹凸のあるフロアaとなって荷物の出し
入れに影響を及ぼしてしまい、特に小さなものがスライ
ドレールfに入った場合などには、取り出すのが面倒で
あったり、取り出さないままにしておくと同乗者用セカ
ンドシートd同乗者用サードシートeのスライド操作に
も影響を及ぼすことになってしまう。
【0009】又図9に示す自動車においては、同様に同
乗者用セカンドシートd及び同乗者用サードシートeを
フロアa上に装着するための装着溝gが剥き出しとなっ
て、やはり凹凸のあるフロアaとなってしまい、特に小
さなものが装着溝gに入った場合などには、取り出すの
が面倒であったり、同乗者用セカンドシートd同乗者用
サードシートeを再び装着する場合に影響を及ぼすこと
になってしまう。
【0010】更に図10に示す自動車においては、同乗
者用セカンドシートd及び同乗者用サードシートeのシ
ートバックが荷物等により汚されてしまったり、又同乗
者用セカンドシートeのシートバックに形成したカップ
ホルダーhの存在によって凹凸が出てしまい、搭載荷物
をスライド等させる場合に邪魔なったり、荷物に傷をつ
けたりすることも考えられる。又、例えば前側の同乗者
用セカンドシートdはセパレート型シートにして、同乗
者用セカンドシートdを互いに離間させて、後側の同乗
者用サードシートeへの同乗者の通路を確保している
が、このために、同乗者用セカンドシートd間に大きな
隙間ができてしまい、やはり荷物を置く場合の不便さは
否めない。
【0011】そこで、本発明は、かかる点に鑑み、ワン
ボックスカー等の自動車におけるフロア或いは同乗者用
シート上を荷物搭載スペースとして使用する場合に、フ
ロアカーペットで覆うことにより、フロア或いは同乗者
用シート上の凹凸を無くすべく工夫した自動車のフロア
カーペット装置を提供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決しようとする手段】上記目的を達成するた
めに本発明は、ワンボックスカー等の自動車の床面をフ
ロアカーペットにより覆うように構成する自動車のフロ
アカーペット装置において、前記フロアカーペットの一
端側を巻取り可能に車体後部に装着すると共に、他端側
に車体前部に設けた係止片に引掛け可能なフック片を設
けて、該フックを前記係止片に引掛けることによって前
記フロアカーペットにより前記床面を覆うように構成し
たものである。
【0013】本発明によれば、同乗者用シートをスライ
ドさせてフロア前側にまとめたり或いは同乗者用シート
をフロアから取り外した場合には、フロアカーペットを
引出してそのフック片を車体前部側に設けた係止片に係
止することによって、フロアの床面を覆うことになり、
例えフロアにスライドレールやシート装着溝が存在して
いたとしても床面が凹凸になることはなく、使い勝手が
よくなる。
【0014】又上記の目的を達成するために本発明は、
ワンボックスカー等の自動車の床面をフロアカーペット
により覆うように構成する自動車のフロアカーペット装
置において、前記フロアカーペットの一端側を巻取り可
能に車体後部に装着すると共に、他端側にリクライニン
グ機構を有する座席のシートバックに設けた係止片に引
掛け可能なフック片を設けて、該フックを前記係止片に
引掛けることによって前記フロアカーペットにより前記
床面と共に折りたたみ状態の前記シートバックを覆うよ
うに構成したものである。
【0015】本発明によれば、同乗者用シートをフロア
前側にはリクライニングさせ折りたたんだ場合には、フ
ロアカーペットを引出してそのフック片を同乗者用シー
トのシートバックに設けた係止片に係止することによっ
て、フロアの床面とともに同乗者用シートを覆うことが
でき、例え同乗者用シートのシートバックにカップホル
ダー等による凹凸が存在しているとしても、この凹凸は
フロアカーペットによって覆われることになって当該凹
凸を隠してしまい、シートバック上を荷物の搭載スペー
スとして使う場合に使い勝手がよく、しかも同乗者用シ
ートが荷物等により汚されることがなくなる。
【0016】更に上記目的を達成するため本発明は、ワ
ンボックスカー等の自動車の床面をフロアカーペットに
より覆うように構成する自動車のフロアカーペット装置
において、前記フロアカーパットは、車体前後方向に二
分割し、両分割カーペットの一端側を個別に巻取り可能
に前記車体後部に装着すると共に、他端側にそれぞれリ
クライニング機構を有する座席のシートバックに設けた
係止片に引掛け可能なフック片を設けて、該フックを前
記係止片に引掛けることによって前記フロアカーペット
により前記床面と共に折りたたみ状態の前記シートバッ
クを覆うように構成したものである。
【0017】本発明によれば、同乗者用シートをフロア
前側にはリクライニングさせ折りたたんだ場合には、両
分割フロアカーペットを引出してそのフック片を同乗者
用シートのシートバックに設けた係止片に係止すること
によって、フロアの床面とともに同乗者用シートを覆う
ことができ、例え同乗者用シートのシートバックにカッ
プホルダー等による凹凸が存在しているとしても、この
凹凸はフロアカーペットによって覆われることになって
当該凹凸を隠してしまい、シートバック上を荷物の搭載
スペースとして使う場合に使い勝手がよく、しかも同乗
者用シートが荷物等により汚されることなくなる。
【0018】更には本発明によれば、例え同乗者用シー
トとしてセパレート型シートを使用した場合でも、どち
らかの同乗者用シートは前側に折りたたんだ場合に個別
に覆うことができる。
【0019】更に又上記の目的を達成するために本発明
は、ワンボックスカー等の自動車の床面をフロアカーペ
ットにより覆うように構成する自動車のフロアカーペッ
ト装置において、前記床面に少なくとも車体前後方向に
同乗者用シートとして同乗者用セカンドシート及び同乗
者用サードシートを設けており、且つ前記フロアカーペ
ットの一端側を巻取り可能に前記同乗者用サードシート
のシートクッション後部に装着すると共に、他端側にリ
クライニング機構を有する同乗者用セカンドシートのシ
ートバック上部に設けた係止片に引掛け可能なフック片
を設けて、該フックを前記係止片に引掛けることによっ
て前記フロアカーペットにより前記床面と共に折りたた
み状態の前記同乗者用セカンドシート及び同乗者用サー
ドシートを覆うように構成したものである。
【0020】本発明によれば、同乗者用セカンドシート
及び同乗者用サードシートをフロア前側にはリクライニ
ングさせ折りたたんだ場合には、フロアカーペットを引
出してそのフック片を同乗者セカンドシートのシートバ
ックに設けた係止片に係止することによって、フロアの
床面とともに同乗者用セカンドシート及び同乗者用サー
ドシートを覆うことができ、例え同乗者用セカンドシー
ト等のシートバックにカップホルダー等による凹凸が存
在しているとしても、この凹凸はフロアカーペットによ
って覆われることになって当該凹凸を隠してしまい、シ
ートバック上を荷物の搭載スペースとして使う場合に使
い勝手がよく、しかも同乗者用シートが荷物等により汚
されることなくなる。
【0021】又、本発明によれば、フロアカーペットの
一端側を同乗者用サードシートのシートクッション後部
に巻取り可能に装着したことにより、フロアカーペット
の引出し時に同乗者用サードシート及び同乗者用セカン
ドシートを覆った状態でも、フロアにおける同乗者用サ
ードシートより後側が表出していることになって、通常
この部位にはスペアタイヤ等を搭載していることから、
フロアカーペットを引出した状態のまま、スペアタイヤ
等を取出すことができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明における実施の形態
について、図を用いて説明する。
【0023】先ず、図1及び図2は本発明の第1の実施
の形態を示しており、図1は同乗者用シートを備えた自
動車のフロアを車体後方から描画した斜視図、図2は同
じく一部断面側面図である。
【0024】図において、ワンボックスカー等の自動車
における車体1には、前方に運転席用シート2及び助手
席用シート3が並置状態で装備されるとともに、運転席
用シート2及び助手席用シート3の後方には、一段上が
った状態でフロア4が張設配備されている。
【0025】フロア4上には台座9を介して、共に搭乗
者用シートを構成するセパレート型の同乗者用セカンド
シート5が配置され、更に同じくセパレート型の同乗者
用セカンドシート5の後方に同乗者用サードシート6が
配置されている。
【0026】同乗者用セカンドシート5及び同乗者用サ
ードシート6は、フロア4に敷設したスライドレール7
に車体前後方向移動可能になるように、フロア4に装備
されているものである。
【0027】又フロア4の後端部には、巻取り機構8に
一端が巻取り可能に装着されたフロアカーペット10が
設けられており、フロアカーペット10の他端側には、
フック片11を装着している。
【0028】同乗者用サードシート6側の台座9には、
フック片11を引掛ける係止片12が取付けられてい
る。
【0029】そして図示するように、同乗者用セカンド
シート5及び同乗者用サードシート6をスライドレール
7上をスライドさせてフロア4の車体前側にまとめて、
フロア4を剥き出しにして荷物載置スペース等に利用す
る場合、フロアカーペット10の他端側を引っ張って、
巻取り機構8から引出して、フック片11を係止片12
に引掛けることによって、フロアカーペット10が引出
された状態を保持し、フロア4の床面を覆うことにな
る。
【0030】この結果、例えフロア4にスライドレール
7が設けられているとしても、フロア4の床面に凹凸が
なくなり、荷物載置スペース等としては使い勝手が良く
なる。
【0031】この状態より、再び同乗者用セカンドシー
ト5及び同乗者用サードシート6を使用する場合には、
係止片12からフック片11の係合を外し、巻取り機構
8によりフロアカーペット10を一端側から巻取り収納
すると共に、フロア4を剥き出しにし、スライドレール
7を表出させて、同乗者用セカンドシート5及び同乗者
用サードシート6を二点鎖線視するようにスライドレー
ル7上をスライドさせ、固定すればよい。
【0032】図3及び図4は本発明による第2の実施の
形態を示しており、図3は同乗者用シートを備えた自動
車のフロアを車体後方から描画した斜視図、図4は同じ
く一部断面側面図である。
【0033】図3及び図4において、前記第1の実施の
形態に比較して異なる点は、係止片12を同乗者用セカ
ンドシート5のシートバック5aの上端部に設けた点で
あり、又、フロア4が同乗者用セカンドシート5及び同
乗者用サードシート6を配置した部分が一段下がってい
る点であり、更に同乗者用サードシート6としてベンチ
型シートを使用している点であり、その他の構成は第1
の実施の形態と同一構成を採用している。
【0034】第2の実施の形態によれば、同乗者用セカ
ンドシート5及び同乗者用サードシート6をフロア4の
前側方向にリクライニングさせ折りたたんだ場合、同乗
者用セカンドシート5のシートバック5aの背面及び同
乗者用サードシート6のシートバック6aの背面がフロ
ア4の一段と高い後部面に略面一となって、フロアカー
ペット10を引出してフック片11を同乗者用セカンド
シート5のシートバック5aに設けた係止片12に係止
することによって、フロア4の一段と高い後部側の床面
とともに同乗者用セカンドシート5及び同乗者用サード
シート6を覆うことができ、例え同乗者用セカンドシー
ト5のシートバック5a背面にカップホルダー13等に
よる凹凸が存在しているとしても、この凹凸はフロアカ
ーペット10によって覆われることになって当該凹凸を
隠してしまい、シートバック5a,6a上を荷物の搭載
スペースとして使う場合に使い勝手がよく、しかも同乗
者用セカンドシート5及び同乗者用サードシート6が荷
物等により汚されることなくなる。
【0035】又、フロア4の一段と高い後部側床面をフ
ロアカーペット10が覆うことによって、スペアタイヤ
14の収容部も同時に覆われることになる。
【0036】図5は本発明による第3の実施の形態を示
すもので、同乗者用シートを備えた自動車のフロアを車
体後方から描画した斜視図である。
【0037】図5によれば、同乗者用セカンドシート5
及び同乗者用サードシート6を使用しないときには、上
記第1の実施の形態のようにリクライニングして折りた
たむのではなく、同乗者用セカンドシート5及び同乗者
用サードシート6語と取り外して、車外に持ってゆき、
フロア4を剥き出しにした後、フロアカーペット10を
巻取り機構8から引出し、フック片11を係止片12に
引掛けて、フロア4を覆うようにしたものである。
【0038】この結果、同乗者用セカンドシート5及び
同乗者用サードシート6を取り去った後にフロア4上に
残る装着溝15をもフロアカーペット10により覆われ
ることになって、例えフロア4にシート装着溝15が存
在していたとしても床面が凹凸になることはなく、使い
勝手がよくなる。
【0039】図6は本発明による第4の実施の形態を示
しており、前記第2の実施の形態の変形例を示してお
り、同乗者用シートを備えた自動車のフロアを車体後方
から描画した斜視図である。
【0040】図6によれば、フロアカーペット10の一
端側が同乗者用サードシート6のシートバック6aにお
ける背面側下端部に巻取り可能に装着されている点が異
なる。
【0041】このように構成する結果、本実施の形態で
は、前記第2の実施の形態に対して、フック片13を係
止片14に引掛けて、フロアカーペット10により同乗
者用セカンドシート5及び同乗者用サードシート6を覆
ったとしても、スペアタイヤ14の収納部付近であるフ
ロア4の後部側床面が覆われないことになって、スペア
タイヤ14等の取り出しをフロアカーペット10に関係
なく行うことができることになる。
【0042】図7は本発明の第5の実施の形態を示すも
ので、同乗者用シートを備えた自動車のフロアを車体後
方から描画した斜視図である。
【0043】図7によれば、上記第2の実施の形態の変
形例であり、フロアカーペット10を車体前後方向にに
分割した分割カーペット10a,10bで構成するもの
であり、同乗者サードシート6をベンチシート型のもの
を用いた点が異なる。そして、フロアカーペット10を
分割カーペット10a,10bから構成する結果、フロ
ア4の後端部に設けた巻取り機構8は各分割カーペット
10a,10bを個別に引出し及び巻取り可能に構成し
ている。
【0044】このように構成する結果、同乗者用セカン
ドシート5及び同乗者用サードシート6をフロア4の前
側にはリクライニングさせ折りたたんだ場合には、両分
割フロアカーペット10a,10bを引出してそのフッ
ク片11を同乗者用セカンドシート5のシートバック5
a又は車体1に設けた係止片12に係止することによっ
て、フロア4の床面とともに同乗者用セカンドシート5
及び同乗者用サードシート6を覆うことができ、例え同
乗者用セカンドシート5のシートバック5a背面にカッ
プホルダー13等による凹凸が存在しているとしても、
この凹凸はフロアカーペット10によって覆われること
になって当該凹凸を隠してしまい、シートバック5a,
6a上を荷物の搭載スペースとして使う場合に使い勝手
がよく、しかも同乗者用セカンドシート5及び同乗者用
サードシート6が荷物等により汚されることなくなる。
【0045】例え同乗者用セカンドシート5としてセパ
レート型シートを使用した場合でも、どちらかの一方の
同乗者用セカンドシート5は前側に折りたたんだ場合に
個別に覆うことができる。
【0046】なお上記説明した実施の形態においては、
同乗者用シートとして、同乗者用セカンドシート5と同
乗者用サードシート6とを用いていたが、これに限定さ
れるものでなく、両シート5,6の間に更に第4の同乗
者シートを配置する自動車にも適用できる。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
同乗者用シートをスライドさせてフロア前側にまとめた
り或いは同乗者用シートをフロアから取り外した場合に
は、フロアカーペットを引出してそのフック片を車体前
部側或いは同乗者シートのシートバックに設けた係止片
に係止することによって、フロアの床面或いは同乗者用
シートを覆うことになり、例えフロアにスライドレール
やシート装着溝が存在していたとしても床面が凹凸にな
ることはなく、使い勝手がよくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による第1の実施の形態を示すもので、
同乗者用シートを備えた自動車のフロアを車体後方から
描画した斜視図である。
【図2】同じく一部断面側面図である。
【図3】本発明による第2の実施の形態を示すもので、
同乗者用シートを備えた自動車のフロアを車体後方から
描画した斜視図である。
【図4】同じく一部断面側面図である。
【図5】本発明による第3の実施の形態を示すもので、
同乗者用シートを備えた自動車のフロアを車体後方から
描画した斜視図である。
【図6】本発明による第4の実施の形態を示すもので、
同乗者用シートを備えた自動車のフロアを車体後方から
描画した斜視図である。
【図7】本発明による第5の実施の形態を示すもので、
同乗者用シートを備えた自動車のフロアを車体後方から
描画した斜視図である。
【図8】従来における一例を示すもので、同乗者用シー
トを備えた自動車のフロアを車体後方から描画した斜視
図である。
【図9】従来における他の例を示すもので、同乗者用シ
ートを備えた自動車のフロアを車体後方から描画した斜
視図である。
【図10】従来における更に他の例を示すもので、同乗
者用シートを備えた自動車のフロアを車体後方から描画
した斜視図である。
【符号の説明】
1 車体 2 運転席用シート 3 助手席用シート 4 フロア 5 同乗者用セカンドシート(同乗者用シート) 6 同乗者用サードシート(同乗者用シート) 7 スライドレール 8 巻取り機構 10 フロアカーペット 11 フック片 12 係止片

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワンボックスカー等の自動車の床面をフ
    ロアカーペットにより覆うように構成する自動車のフロ
    アカーペット装置において、 前記フロアカーペットの一端側を巻取り可能に車体後部
    に装着すると共に、他端側に車体前部に設けた係止片に
    引掛け可能なフック片を設けて、該フックを前記係止片
    に引掛けることによって前記フロアカーペットにより前
    記床面を覆うように構成したことを特徴とする自動車の
    フロアカーペット装置。
  2. 【請求項2】 ワンボックスカー等の自動車の床面をフ
    ロアカーペットにより覆うように構成する自動車のフロ
    アカーペット装置において、 前記フロアカーペットの一端側を巻取り可能に車体後部
    に装着すると共に、他端側にリクライニング機構を有す
    る同乗者用シートのシートバックに設けた係止片に引掛
    け可能なフック片を設けて、該フックを前記係止片に引
    掛けることによって前記フロアカーペットにより前記床
    面と共に折りたたみ状態の前記同乗者用シートを覆うよ
    うに構成したことを特徴とする自動車のフロアカーペッ
    ト装置。
  3. 【請求項3】 ワンボックスカー等の自動車の床面をフ
    ロアカーペットにより覆うように構成する自動車のフロ
    アカーペット装置において、 前記フロアカーパットは、車体前後方向に二分割し、両
    分割カーペットの一端側を個別に巻取り可能に前記車体
    後部に装着すると共に、他端側にそれぞれリクライニン
    グ機構を有する同乗者用シートのシートバックに設けた
    係止片に引掛け可能なフック片を設けて、該フックを前
    記係止片に引掛けることによって前記フロアカーペット
    により前記床面と共に折りたたみ状態の前記同乗者用シ
    ートを覆うように構成したことを特徴とする自動車のフ
    ロアカーペット装置。
  4. 【請求項4】 ワンボックスカー等の自動車の床面をフ
    ロアカーペットにより覆うように構成する自動車のフロ
    アカーペット装置において、 前記床面に少なくとも車体前後方向に同乗者用シートと
    して同乗者用セカンドシート及び同乗者用サードシート
    を設けており、 且つ前記フロアカーペットの一端側を巻取り可能に前記
    同乗者用サードシートのシートクッション後部に装着す
    ると共に、他端側にリクライニング機構を有する同乗者
    用セカンドシートのシートバック上部に設けた係止片に
    引掛け可能なフック片を設けて、該フックを前記係止片
    に引掛けることによって前記フロアカーペットにより前
    記床面と共に折りたたみ状態の前記同乗者用セカンドシ
    ート及び同乗者用サードシートを覆うように構成したこ
    とを特徴とする自動車のフロアカーペット装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102167090A (zh) * 2011-03-31 2011-08-31 浙江吉利汽车研究院有限公司 一种汽车中的可伸缩地板

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN102167090A (zh) * 2011-03-31 2011-08-31 浙江吉利汽车研究院有限公司 一种汽车中的可伸缩地板
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