JP2001310378A - 積層成形品における表皮材の貼着方法並びに貼着装置 - Google Patents

積層成形品における表皮材の貼着方法並びに貼着装置

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JP2001310378A JP2000131242A JP2000131242A JP2001310378A JP 2001310378 A JP2001310378 A JP 2001310378A JP 2000131242 A JP2000131242 A JP 2000131242A JP 2000131242 A JP2000131242 A JP 2000131242A JP 2001310378 A JP2001310378 A JP 2001310378A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 所要形状に成形された芯材の表面に真空吸引
力を利用して表皮材を貼着する表皮材の貼着方法並びに
貼着装置において、製品の展開率の高い部位においても
表皮材の厚みが厚肉にならず、良好な形状出しを可能に
するとともに、表皮材の剥離を抜本的に解決する。 【解決手段】 シールされた圧空室44を形成できるよ
うに上型40を箱形状に設定して、圧空室44内に圧空
機構50から所定圧のエアを供給し、芯材11と表皮材
12の真空成形時、表皮材12の表面全面に亘り所定の
エア圧をかけることにより、展開率の高い部位において
も表皮材12の明瞭な形状出しを可能にするとともに、
強固な接着強度を保証する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、積層成形品におけ
る表皮材の貼着方法並びに貼着装置に係り、特に、展開
率の高い部位においても良好に成形でき、しかも、表皮
材の剥離不良等を解消できる積層成形品における表皮材
の貼着方法並びに貼着装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、自動車のドアパネルに内装され
る自動車用ドアトリムは、図8に示すように、所望の曲
面形状に成形された芯材2と、この芯材2の表面側に一
体貼着される表皮材3とから構成されており、芯材2の
機能としてはドアパネルへの取付剛性と適度の形状保持
性を備え、表皮材3は、クッション性並びに良好な表面
外観、表面感触を備えることが望ましい。
【0003】そして、上記自動車用ドアトリム1の製造
方法は、図9に示すように、木質繊維板を予め所要形状
にホットプレス成形により成形した芯材2を真空成形用
金型4上にセットして、その上側に非通気性の表皮材
3、例えば、塩ビシート裏面にポリエチレンフォームが
裏打ちされた非通気性の積層シート材料を加熱軟化処理
してクランプ装置5により保持しておき、真空成形用金
型4を上昇動作することにより、真空成形用金型4に設
けた真空吸引機構により、芯材2と表皮材3との間のエ
アを真空吸引することにより、図8に示す自動車用ドア
トリム1を成形している。尚、芯材2と表皮材3との接
着については、芯材2の接合面に接着剤を塗布するか、
あるいは、表皮材3の裏面側にホットメルトフィルムを
ラミネートして行なえば良い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来、真
空成形を利用して芯材2の表面に表皮材3を貼着する場
合、特に展開率の高い部位(図中符号Aで示す)におい
て、図9中拡大して示すように、表皮材3は芯材2と対
向する面側のみ吸引され、この部位において表皮材3の
厚みが厚肉状となり、特にコーナーライン等の明瞭な形
状出しができず、外観性能の低下を招くという不具合が
あった。
【0005】また、このように展開率の高い部位Aにお
いては、真空吸引時のテンションがかかったままの状態
であり、表皮材3に復元する力が作用するため、展開率
の高い部位Aにおいて表皮材3の剥離現象が生じ易く、
この部位において接着剤の目付量を多く設定する必要が
あるなど、表皮材3の剥離を防ぐために多くの接着剤を
必要とする等の問題点があった。
【0006】この発明は、このような事情に鑑みてなさ
れたもので、所要形状に成形された芯材の表面に真空吸
引力を利用して表皮材を貼着してなる積層成形品におけ
る表皮材の貼着方法並びに貼着装置において、展開率の
高い部位においても表皮材の厚みが厚肉になることな
く、かつ強固な接着強度を確保して表皮材を貼着できる
積層成形品における表皮材の貼着方法並びに貼着装置を
提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本願の請求項1に記載の発明は、所要形状に成形さ
れた芯材の表面に、加熱軟化処理した非通気性の表皮材
を真空成形により貼着してなる積層成形品における表皮
材の貼着方法において、真空吸引機構を設けた下型上に
セットした芯材の上方に加熱軟化処理した表皮材を位置
決めし、その上側に下面を開口したボックス状の上型を
位置させ、次いで、上下型を型締めして、芯材と表皮材
とを重合させるとともに、表皮材の表面側に圧空室を形
成し、上型に付設した圧空機構から圧空室内にエアを供
給し、表皮材の表面全面に亘りエア圧をかけながら下型
から真空吸引することにより、芯材表面に表皮材を貼着
することを特徴とする。
【0008】ここで、上型に設けられている圧空機構か
ら圧空力を作用させるタイミングは、積層成形品の形状
や使用する素材を考慮して、上下型の型締めの前、ある
いは、上下型の型締めと同時、または、上下型の型締め
後のように任意に設定して良く、また、圧空機構からの
圧空力についても、過度の圧空力が作用することがない
ように、圧空室内のエア圧を検知しながら適切なエア圧
を維持できるようにリリーフバルブによりエアを外部に
逃がして、圧空室内で適切なエア圧を調整するようにす
る。
【0009】次に、本発明に係る積層成形品における表
皮材の貼着装置は、上下動可能で、真空吸引機構を備
え、芯材をセットする下型と、圧空機構を備え、上下型
の型締め時、表皮材の周縁をシールして、密閉された圧
空室を形成する箱形状の上型とからなることを特徴とす
る。
【0010】ここで、下型に設けられている真空吸引機
構からの真空吸引力は、−760mHgであり、上型に
設けられている圧空機構からのエア圧は、0.2〜0.
5kgf/cmになるようにリリーフバルブにより調
整される。
【0011】以上の構成から明らかなように、芯材表面
に表皮材を貼着する方法として、芯材と表皮材との間の
エアを真空吸引力により排除して行なう真空成形と、表
皮材の表面側から適切なエア圧をかけて芯材に対して表
皮材を押圧し、適切な接着強度を確保するというもので
あるから、凹凸形状等、展開率の高い部分においても、
表皮材の厚みが厚肉になることなく、明瞭な形状出しが
可能になるとともに、表皮材に剥離の原因となるテンシ
ョンが残存することがなく、表皮材の剥離不良を有効に
解消できる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る積層成形品に
おける表皮材の貼着方法並びに貼着装置について、自動
車用ドアトリムの製造方法並びに製造装置に適用した実
施形態について説明する。
【0013】図1,図2は本発明方法を適用して製作し
た自動車用ドアトリムの正面図並びに断面図、図3は本
発明に係る貼着装置の全体構成を示す概要図、図4は上
下型の動作を示すタイムチャート図、図5,図6は表皮
材の貼着方法を示す各工程図、図7は上下型の動作を変
更したタイムチャート図である。
【0014】図1,図2において、自動車用ドアトリム
10は、所望の曲面形状に成形された芯材11の表面に
クッション性並びに装飾性、手触り感に優れた表皮材1
2を貼着した積層成形品として構成されており、表面中
央にアームレスト10a、下方側にドアポケット用開口
10b、スピーカグリル10c及び製品外形に沿ってコ
ーナーライン10dが設けられている。
【0015】更に詳しくは、芯材11は、木質系繊維板
を素材としており、軽量でかつコスト的に廉価であり、
しかも通気性を備えており、真空成形により表皮材12
の貼着が可能である。
【0016】また、表皮材12は、TPO(サーモプラ
スチックオレフィン)シートの裏面にポリエチレンフォ
ーム等のクッション層が裏打ちされた積層シート材料が
使用されており、この表皮材12は非通気性である。
【0017】そして、上記自動車用ドアトリム10は、
アームレスト10aやコーナーライン10d等の展開率
の高い部位においても、良好な成形性を確保でき、ハイ
ライト線等、明瞭な形状出しが行なえ、製品の外観意匠
性を高めることができ、かつこれら展開率の高い部位に
おいて表皮材12の接着強度を充分確保して、表皮材1
2の剥離不良を解決したことが特徴である。
【0018】次いで、上記自動車用ドアトリム10にお
ける芯材11表面に表皮材12を貼り合わせる貼着装置
20の構成について、図3を基に説明すると、貼着装置
20は、芯材11をセットする下型30と、下型30と
協働して密閉された圧空室を形成し、この圧空室内に所
定のエア圧を作用させるために圧空機構を備えた上型4
0とから大略構成されている。
【0019】更に詳しくは、下型30は、昇降式の下側
テーブル31上にセット型32が設けられており、この
セット型32には、適宜ピッチ間隔で真空吸引孔33が
開設され、真空吸引孔33は、内部の空気室34と連通
している。そして、この空気室34は、真空吸引管35
を介して真空ポンプ36に接続しており、真空ポンプ3
6からの真空吸引力は開閉バルブ37の開閉操作により
作用する。尚、開閉バルブ37を開放した場合、−76
0mHgの負圧が作用するようになっている。
【0020】一方、上型40は、上側プレート41の下
面に金属パネル等を素材とした外周壁42が溶接等によ
り固定されており、上側プレート41と外周壁42によ
り、下面を開口したボックスを形成し、この外周壁42
の下端縁に沿ってシリコーンラバー等のシール材43が
取り付けられ、下型30の下側テーブル31が上昇した
際、セット型32の上面と、外周壁42の下端縁がシー
ル材43を介して当接して、密閉された圧空室44を形
成できるようになっており、この圧空室44内に所望の
エア圧を作用させるために圧空機構50が上型40に設
けられている。
【0021】すなわち、圧空室44と連通するように圧
空配管51に圧空ポンプ52が接続されており、開閉バ
ルブ53の開閉操作により、圧空室44内に圧空ポンプ
52からのエア圧が作用する仕組みであり、更に、圧空
室44内のエア圧を適宜調整できるように、圧空配管5
1に分岐管54が接続され、この分岐管54にリリーフ
バルブ55が設けられている。そして、このリリーフバ
ルブ55は、圧空室44内の空気圧をセンサ56により
検知して、所定値に到達したとき、制御装置60にセン
サ56からの信号が入力され、この制御装置60からリ
リーフバルブ55に指令が出され、リリーフバルブ55
の開放操作が行なわれる。
【0022】尚、真空ポンプ35側の開閉バルブ36、
並びに圧空ポンプ52を駆動させる開閉バルブ53につ
いても、この制御装置60から指令が出され、エアポン
プ52のタイミングが制御される構成であり、開閉バル
ブ36,53、リリーフバルブ55は慣用のソレノイド
バルブが使用されている。
【0023】次に、上記貼着装置20を使用して、芯材
11表面に表皮材12を貼着する方法について、図4乃
至図6を基に説明する。
【0024】図4は貼着方法の第1実施形態における上
下型並びに真空機構及び圧空機構の動作タイミングを示
すタイムチャート図であり、図5,図6は各工程を示す
説明図である。
【0025】まず、図5に示すように、上下型30,4
0が型開き状態、すなわち、下型30の下側テーブル3
1が下方位置にあるとき、下型30のセット型32上に
予め所要形状に成形されている芯材11をセットする。
尚、芯材11の表面には、予め接着剤がコーティング処
理されている。
【0026】そして、このセットされた芯材11の上方
に予め所定温度に加熱して加熱軟化処理した表皮材12
がクランプ枠61により周縁を保持した状態で位置決め
される。このとき、制御装置60から各開閉バルブ3
7,53,55に指令は出されていない。
【0027】このように、下型30に芯材11をセット
して、上下型30,40の型内に加熱軟化処理した表皮
材12を投入して各素材のセット工程が完了すれば、下
型30における昇降式の下側テーブル31が所定ストロ
ーク上昇して、上型40の外周壁42の下端縁と下型3
0におけるセット型32の上面とがシール材43を介し
て接合して、図6に示すように、上下型30,40が型
締めされる。
【0028】このとき、図4のタイムチャート図で示す
ように、上下型30,40の型締めがなされる前に、制
御装置60からの指令により、開閉バルブ53を開放し
て、圧空ポンプ52から圧空室44内に所定圧のエアが
送られているため、上下型30,40の型締め時には、
上側プレート41と外周壁42とで画成される圧空室4
4は所定のエア圧に維持され、型締めと同時、あるいは
その後、制御装置60からの指令を受けて真空ポンプ3
6の開閉バルブ37が開放操作され、真空ポンプ36が
駆動して、芯材11と表皮材12との間のエアが型外に
排出され、この表皮材12の真空成形時に、表皮材12
の全面に亘り圧空ポンプ52から圧空室44内に送られ
るエア圧により、表皮材12の全面に亘り所定のエア圧
がかけられる。
【0029】そして、図6に示す圧空・真空成形工程に
おいて、表皮材12に過度の圧空力が作用しないように
圧空室44内のエア圧がセンサ56により常に管理さ
れ、圧空室44内のエア圧が所定値以上のときには、セ
ンサ56からの信号が制御装置60に入力され、制御装
置60からリリーフバルブ54に指令を出し、リリーフ
バルブ54を開放し、圧空室44内のエア圧は所定値に
維持される。
【0030】従って、ドアトリム10におけるアームレ
スト10aやコーナーライン10dのように展開率の高
い部位においても、表皮材12の表面側から適切なエア
圧がかけられるため、表皮材12における展開率の高い
部位においても厚肉化することがなく、コーナーライン
10d、ハイライト線等、明瞭な形状出しが可能とな
り、外観意匠性を大幅に向上させることができるととも
に、表皮材12の接着強度を高め、表皮材12の剥離不
良等が生じることがない。
【0031】以上説明した実施形態は、上型40におけ
る圧空機構50の動作タイミングを上下型30,40の
型締め前から行なうようにしたが、図7(a)に示すよ
うに、上下型30,40の型締めと圧空機構50の動作
を同時に行なうようにしても良く、また、図7(b)に
示すように、上下型30,40の型締め後、時間をずら
せて圧空機構50を動作させるようにしても良い。
【0032】更に、図7(c),(d)に示すように、
上下型30,40を共に昇降可能とするとともに、これ
と圧空機構50の動作タイミングを適宜組み合わせて選
択するようにしても良い。
【0033】このように、上下型30,40を共に昇降
可能にすれば、型締めまでの時間が短縮化でき、また、
圧空機構50の動作タイミングは、製品の造形面や使用
する表皮材12の素材、厚み等を考慮して最適なものを
選択すれば良い。
【0034】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明に係る積層成
形品における表皮材の貼着方法並びに貼着装置によれ
ば、下型に設けた真空吸引機構により、芯材表面に表皮
材を貼り合わせる際、上型に圧空室を設け、この圧空室
内に圧空機構からエアを供給し、表皮材の表面全面に亘
りエア圧をかけるというものであるから、製品の展開率
の高い部位においても、真空吸引力と圧空力を併用させ
ることにより、表皮材が厚肉化することがなく、明瞭な
形状出しが行なえ、製品の外観意匠性を高めることがで
きるという効果を有する。
【0035】更に、展開率の高い部位において、真空吸
引力と圧空力とを併用することにより、接着強度を高め
ることができ、表皮材の剥離不良を抜本的に解決するこ
とができるとともに、芯材と表皮材との接着に使用する
接着剤においても、目付量を少なく設定でき、接着剤の
節約、並びに接着剤の塗布作業の簡素化にも貢献できる
という効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法を使用して製作した自動車用ドアト
リムを示す正面図である。
【図2】図1中II−II線断面図である。
【図3】本発明に係る表皮材の貼着装置の一実施形態の
構成を示す概要図である。
【図4】本発明方法における上下型の動作を示すタイム
チャート図である。
【図5】本発明方法における素材のセット工程を示す説
明図である。
【図6】本発明方法における圧空アシスト真空成形工程
を示す説明図である。
【図7】本発明方法における上下型の動作を変更したタ
イムチャート図である。
【図8】従来の自動車用ドアトリムの構成を示す断面図
である。
【図9】従来の自動車用ドアトリムにおける表皮材の真
空成形工程を示す説明図である。
【符号の説明】
10 自動車用ドアトリム 10a アームレスト 10d コーナーライン 11 芯材 12 表皮材 20 貼着装置 30 下型 31 下側テーブル 32 セット型 33 真空吸引孔 34 空気室 35 真空吸引管 36 真空ポンプ 37 開閉バルブ 40 上型 41 上側プレート 42 外周壁 43 シール材 44 圧空室 50 圧空機構 51 圧空管 52 圧空ポンプ 53 開閉バルブ 54 分岐管 55 リリーフバルブ 56 センサ 60 制御装置 61 クランプ枠
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // B29L 9:00 B60J 5/00 501C Fターム(参考) 3D023 BA01 BB08 BC01 BD03 BE06 BE31 4F208 AC03 AG03 AH23 AM03 AR02 MA03 MA08 MB01 MB11 MB22 MB29 MC03 MG01 MH06 MJ22 MJ29 MK15 4F211 AA03 AD08 AG03 AH23 SA02 SC06 SD01 SD11 SD12 SH06 SJ01 SJ29 SP17

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所要形状に成形された芯材(11)の表
    面に、加熱軟化処理した非通気性の表皮材(12)を真
    空成形により貼着してなる積層成形品における表皮材の
    貼着方法において、 真空吸引機構を設けた下型(30)上にセットした芯材
    (11)の上方に加熱軟化処理した表皮材(12)を位
    置決めし、その上側に下面を開口したボックス状の上型
    (40)を位置させ、次いで、上下型(30,40)を
    型締めして、芯材(11)と表皮材(12)とを重合さ
    せるとともに、表皮材(12)の表面側に圧空室(4
    4)を形成し、上型(40)に付設した圧空機構(5
    0)から圧空室(44)内にエアを供給し、表皮材(1
    2)の表面全面に亘りエア圧をかけながら下型(30)
    から真空吸引することにより、芯材(11)表面に表皮
    材(12)を貼着することを特徴とする積層成形品にお
    ける表皮材の貼着方法。
  2. 【請求項2】 上型(40)に設けた圧空機構(50)
    は、上下型(30,40)の型締め前に動作させること
    を特徴とする請求項1に記載の積層成形品における表皮
    材の貼着方法。
  3. 【請求項3】 上型(40)に設けた圧空機構(50)
    におけるリリーフバルブ(55)により圧空室(44)
    内のエア圧を調整しながら表皮材(12)の表面全面に
    亘りエア圧を付与することを特徴とする請求項1又は2
    に記載の積層成形品における表皮材の貼着方法。
  4. 【請求項4】 所要形状に成形された芯材(11)の表
    面に表皮材(12)を一体貼着してなる積層成形品にお
    ける表皮材(12)の貼着装置であって、上下動可能
    で、真空吸引機構を備え、芯材(11)をセットする下
    型(30)と、圧空機構(50)を備え、上下型(3
    0,40)の型締め時、表皮材(12)の周縁をシール
    して、密閉された圧空室(44)を形成する箱形状の上
    型(40)とからなることを特徴とする表皮材の貼着装
    置。
  5. 【請求項5】 上型(40)の圧空機構(50)には、
    圧空室(44)内のエア圧を調整できるリリーフバルブ
    (55)が設けられていることを特徴とする請求項4に
    記載の積層成形品における表皮材の貼着装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US8481156B2 (en) 2007-12-28 2013-07-09 Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha Decorative sheet and decorated formed product

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