JP2001309786A - 大豆の検出方法 - Google Patents

大豆の検出方法

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JP2001309786A JP2000133281A JP2000133281A JP2001309786A JP 2001309786 A JP2001309786 A JP 2001309786A JP 2000133281 A JP2000133281 A JP 2000133281A JP 2000133281 A JP2000133281 A JP 2000133281A JP 2001309786 A JP2001309786 A JP 2001309786A
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dna
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Nobuji Hirao
宜司 平尾
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 大豆の検出方法を提供する。 【解決手段】 試料からDNAを抽出し、DNA増幅を
行い、大豆特有の多コピーDNA配列を検出する大豆D
NAの検出方法、試料からDNAを抽出し、DNA増幅
を行い、増幅された大豆特有の多コピーDNA配列の有
無を指標として、大豆DNAを検出する大豆DNAの検
出方法、電気泳動により解析をしたときにラダー状の泳
動図を形成する大豆DNA由来のPCR産物を利用する
前記の大豆DNAの識別方法、試料からDNAを抽出
し、DNA増幅を行い、増幅された大豆特有の多コピー
DNA配列の有無を指標として、大豆の混入を検査する
大豆の混入の検査方法、電気泳動により解析をしたとき
にラダー状の泳動図を形成する大豆DNA由来のPCR
産物を利用する大豆の混入の検査方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、大豆検出系に関す
るものであり、さらに詳しくは、食品の原料ないし製品
中に微量に混入している大豆を簡便な方法で高感度で検
出することを可能とする新しい大豆検出方法、及びその
ために使用する材料に関するものである。本発明は、大
豆特有の特定の多コピーDNA配列を選定し、該DNA
配列を増幅し、検出することにより、大豆を1ppm
(μg/g)レベルの高感度で検出することを可能とす
るものであり、新しい大豆検出系として有用である。
【0002】
【従来の技術】従来、PCRにより大豆を検出すること
が行われており、例えば、食肉製品中に増量剤・品質改
良剤として添加されている大豆を検出する方法として、
大豆特有のレクチン遺伝子の一部をPCRで増幅し、検
出する方法が提案されている。しかし、検出感度は、生
肉中で0.01%(100ppm)、加熱肉製品中で
1.4%であり、しかも、あまり簡便な方法ではない。
【0003】大豆は、食品原料として広く利用されてい
るが、一方、アレルギー原因食品としても知られてい
る。大豆アレルギーは、三大アレルギーの一つであり、
患者数も多い。しかしながら、患者にとって、摂取して
安全な大豆量(混入量)は明らかになっておらず、たと
え微量であっても摂取を避ける必要がある。したがっ
て、食品原料ないし製品の提供者としては、それらに大
豆が混まれているか否かの品質管理を行うこと、また、
大豆が含まれている場合には、消費者に対して表示など
による情報提供を行ない、患者が知らずに摂取してアレ
ルギー反応を起こすことを防止することが重要であり、
そのために、高感度の分析方法を確立することが重要課
題となる。
【0004】大豆の検出方法として、例えば、1000
ppmの大豆を検出できる、抗原−抗体キットによる大
豆蛋白質検出法が報告されており、また、生肉中の10
0ppm(加熱肉製品中の1.4%)の大豆を検出でき
るPCR法が報告されている。しかし、食品の原料や製
品に微量に混入した大豆を高感度で検出するには、さら
に分析精度の高い検出方法を確立することが望まれる。
食品の原料や製品に大豆が混入する場合として、例え
ば、食品製品では、増量剤・品質改良剤として大豆が混
入されるケース(意図する混入)があるが、それ以外
に、例えば、原料のとうもろこしなどでは、大豆畑と隣
接する畑で栽培されることが多く、収穫、流通、加工設
備を大豆と共有することにより、大豆が混入するケース
(意図しない混入)があるとされている。したがって、
特に、大豆の意図しない微量な混入を知るには、できる
だけ高感度、例えば、1ppmレベルの検出が可能な新
しい大豆検出系を開発する必要がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような状況の中
で、本発明者らは、これまで、患者にとって、摂取して
安全な大豆量(混入量)が報告されていないこと、ま
た、意図して大豆を混ぜている食肉製品の場合と違い、
意図せずにとうもろこし等に混入している大豆は極く微
量であると考えられることから、微量の大豆を高感度で
検出できる新しい大豆検出系を確立することを目標とし
て鋭意研究を重ねた結果、大豆に特異的な多コピー・縦
列繰り返しDNA配列のSB92配列を利用した大豆検
出系が所期の目標を達成するのに有効であるとの知見を
得て、かかる知見に基づいて、本発明を完成するに至っ
た。本発明は、食品原料としてのとうもろこし等に微量
に付着・混入している大豆を高感度で検出することが可
能な新しい大豆検出系を提供することを目的とするもの
である。また、本発明は、食品に微量に混入している大
豆を1ppmレベルで検出することができる高感度大豆
検出方法を提供することを目的とするものである。さら
に、本発明は、製品中の大豆混入量を1ppmレベルで
検査し、製品中に大豆が含まれているか否かについての
情報を消費者に的確に提供することを可能とする新しい
大豆検出方法を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明は、以下の手段からなる。 (A)大豆特有の多コピーDNA配列との相同性が高
く、該DNA配列以外のDNA配列との相同性が低いプ
ライマー。 (B)上記多コピーDNA配列が、大豆SB92配列で
ある前記(A)記載のプライマー。 (C)PCR増幅により、電気泳動により解析をしたと
きにラダー状の泳動図を形成する大豆DNA由来のPC
R産物を生成するプライマー。 (D)PCR増幅により、電気泳動により解析をしたと
きにラダー状の泳動図を形成する大豆SB92配列由来
のPCR産物を生成するプライマー。 (E)次の(1)〜(9)の中から選択される塩基配列
を有するセンスストランドプライマーと、次の(10)
〜(32)の中から選択される塩基配列を有するアンチ
センスストランドプライマーとを組合せてなる前記
(A)〜(D)のいずれか1項に記載のプライマー。 (1)5′−TCTAGACGCTCGAAAGTGAACAACG−3′ (2)5′−TCGAGACGCTCGAAATTGAACAACG−3′ (3)5′−TCGAGATGGTCAAAATTGAACAACG−3′ (4)5′−TCGAGACGCTCGAAATTGAACAACGGA−3′ (5)5′−TCTAGACGCTCGAAAGTGAACAACGGA−3′ (6)5′−TCGAGATGGTCAAAATTGAACAACGGA−3′ (7)5′−AATATATCGAGACGCTCGAAATTG−3′ (8)5′−AATATATCGAGATGGTCAAAATTG−3′ (9)5′−AACTCTTCTAGACGCTCGAAAGTG−3′ (10)5′−AGTTATGTCCCCGAATCAGACATCTGT−3′ (11)5′−TATTATGTCCTCGAATCGGACATCCGA−3′ (12)5′−TATTATGTCCCCGAATCGGACATCCGA−3′ (13)5′−TATTATGTCCCCGAATCGGACATCCGT−3′ (14)5′−TATTATGTCCTCGAATCGGACATCCGT−3′ (15)5′−TATTATGCGCCTGAATCGGACCTCCGA−3′ (16)5′−TTATGTCCCCGAATCAGACATCTGT−3′ (17)5′−TTATGTCCTCGAATCGGACATCCGA−3′ (18)5′−TTATGTCCCCGAATCGGACATCCGA−3′ (19)5′−TTATGTCCCCGAATCGGACATCCGT−3′ (20)5′−TTATGTCCTCGAATCGGACATCCGT−3′ (21)5′−TTATGCGCCTGAATCGGACCTCCGA−3′ (22)5′−TTATGTCCCCGAATCAGACATCTGTGT−3′ (23)5′−TTATGTCCTCGAATCGGACATCCGAGT−3′ (24)5′−TTATGTCCCCGAATCGGACATCCGAGT−3′ (25)5′−TTATGTCCCCGAATCGGACATCCGTGT−3′ (26)5′−TTATGTCCTCGAATCGGACATCCGTGT−3′ (27)5′−TTATGCGCCTGAATCGGACCTCCGAGT−3′ (28)5′−GAATCGGACCTCCGAGTTAAAAG−3′ (29)5′−GAATCAGACATCTGTGTGAAAAG−3′ (30)5′−GAATCGGACATCCGAGTGAAATA−3′ (31)5′−GAATCGGACATCCGAGTGAAAAG−3′ (32)5′−GAATCGGACATCCGTGTGAAAAG−3′ (F)試料からDNAを抽出し、DNA増幅を行い、大
豆特有の多コピーDNA配列を検出する大豆DNAの検
出方法。 (G)試料からDNAを抽出し、DNA増幅を行い、増
幅された大豆特有の多コピーDNA配列の有無を指標と
して、大豆DNAを検出する大豆DNAの検出方法。 (H)電気泳動により解析をしたときにラダー状の泳動
図を形成する大豆DNA由来のPCR産物を利用する大
豆DNAの識別方法。 (I)試料からDNAを抽出し、DNA増幅を行い、増
幅された大豆特有の多コピーDNA配列の有無を指標と
して、大豆の混入を検査する大豆の混入の検査方法。 (J)電気泳動により解析をしたときにラダー状の泳動
図を形成する大豆DNA由来のPCR産物を利用する前
記(I)記載の大豆の混入の検査方法。
【0007】
【発明の実施の形態】次に、本発明についてさらに詳細
に説明する。本発明では、大豆検出用のプライマーを設
計するために、検出感度向上化の観点から、大豆に特異
的な多コピーDNA配列を検索した。そして、a)コピ
ー数が他に比べて多いこと、b)縦列に繰り返し単位が
並んでいる配列であることから、特にSB92配列を選
定し、PCR増幅により、SB92配列由来のPCR産
物を増幅するプライマーを設計し、種々の実験を試み
て、その特異性について検討した(以下、上記プライマ
ーを用いたPCRをSB92 PCRという。)。本発
明者は、各品種の大豆から抽出したDNAをSB92
PCRに供して検討したところ、大豆全てから電気泳動
で解析をしたときにラダー状の泳動図を形成する特徴的
なPCR産物が得られることがわかった。さらに、上記
PCR産物の塩基配列を解析した結果、大豆SB92配
列由来であることが確認できた。
【0008】一方、各品種のとうもろこしから抽出した
DNAをSB92 PCRに供して、とうもろこしから
上記PCR産物が得られるか否かを確認した結果、とう
もろこしからは、上記PCR産物は得られないことが確
認できた。
【0009】本発明は、大豆特有の多コピーかつ縦列の
繰り返しDNA配列を選定し、該DNA配列を増幅し、
該DNA配列を検出して大豆の混入を検査することを特
徴としている。本発明では、上記多コピーDNA配列と
して、SB92配列由来のPCR産物を増幅するプライ
マーを設計した。大豆のSB92配列は既に公知であ
る、しかし、該DNA配列の中の、約90bpの繰り返
し単位を大豆の検出に使用すること、それにより、解析
作業がきわめて容易になること、検出感度が向上するこ
と、は全く知られていない。具体的には、該DNA配列
を増幅するためのプライマーのうち、センスストランド
プライマーとして、次の9種の塩基配列を有するプライ
マーを設計した。 5′−TCTAGACGCTCGAAAGTGAACAACG−3′ (配列番号1) 5′−TCGAGACGCTCGAAATTGAACAACG−3′ (配列番号2) 5′−TCGAGATGGTCAAAATTGAACAACG−3′ (配列番号3) 5′−TCGAGACGCTCGAAATTGAACAACGGA−3′ (配列番号4) 5′−TCTAGACGCTCGAAAGTGAACAACGGA−3′ (配列番号5) 5′−TCGAGATGGTCAAAATTGAACAACGGA−3′ (配列番号6) 5′−AATATATCGAGACGCTCGAAATTG−3′ (配列番号7) 5′−AATATATCGAGATGGTCAAAATTG−3′ (配列番号8) 5′−AACTCTTCTAGACGCTCGAAAGTG−3′ (配列番号9) また、アンチセンスストランドプライマーとして、次の
23種の塩基配列を有するプライマーを設計した。 5′−AGTTATGTCCCCGAATCAGACATCTGT−3′ (配列番号10) 5′−TATTATGTCCTCGAATCGGACATCCGA−3′ (配列番号11) 5′−TATTATGTCCCCGAATCGGACATCCGA−3′ (配列番号12) 5′−TATTATGTCCCCGAATCGGACATCCGT−3′ (配列番号13) 5′−TATTATGTCCTCGAATCGGACATCCGT−3′ (配列番号14) 5′−TATTATGCGCCTGAATCGGACCTCCGA−3′ (配列番号15) 5′−TTATGTCCCCGAATCAGACATCTGT−3′ (配列番号16) 5′−TTATGTCCTCGAATCGGACATCCGA−3′ (配列番号17) 5′−TTATGTCCCCGAATCGGACATCCGA−3′ (配列番号18) 5′−TTATGTCCCCGAATCGGACATCCGT−3′ (配列番号19) 5′−TTATGTCCTCGAATCGGACATCCGT−3′ (配列番号20) 5′−TTATGCGCCTGAATCGGACCTCCGA−3′ (配列番号21) 5′−TTATGTCCCCGAATCAGACATCTGTGT−3′ (配列番号22) 5′−TTATGTCCTCGAATCGGACATCCGAGT−3′ (配列番号23) 5′−TTATGTCCCCGAATCGGACATCCGAGT−3′ (配列番号24) 5′−TTATGTCCCCGAATCGGACATCCGTGT−3′ (配列番号25) 5′−TTATGTCCTCGAATCGGACATCCGTGT−3′ (配列番号26) 5′−TTATGCGCCTGAATCGGACCTCCGAGT−3′ (配列番号27) 5′−GAATCGGACCTCCGAGTTAAAAG−3′ (配列番号28) 5′−GAATCAGACATCTGTGTGAAAAG−3′ (配列番号29) 5′−GAATCGGACATCCGAGTGAAATA−3′ (配列番号30) 5′−GAATCGGACATCCGAGTGAAAAG−3′ (配列番号31) 5′−GAATCGGACATCCGTGTGAAAAG−3′ (配列番号32) を設計した。
【0010】通常、PCR法に用いるプライマーは、1
5塩基以上であると、所望の特異性が得られる。従っ
て、本発明のプライマーも15塩基以上であることが望
ましく、上記配列のうち、少なくとも連続した15塩基
を有するプライマーも本発明のプライマーに包含され
る。
【0011】本発明において、上記プライマーによるD
NA配列の増幅、及び該DNA配列の検出は、PCR/
電気泳動、又はそれらと同効の手段を用いて、適宜、行
えばよい。例えば、とうもろこし等から公知の方法で抽
出したDNAを鋳型としてPCRを行い、増幅したPC
R産物を電気泳動によって検出すればよい。本発明は、
大豆特異的な多コピー・縦列繰り返しDNA配列を特定
のプライマーで増幅し、そのPCR産物を解析すること
により、大豆DNAを高感度で検出することを可能と
し、例えば、食品原料としてのとうもろこし中の大豆1
ppmを検出できる特徴を有する。また、PCR増幅産
物は、約90bpの繰り返し単位からなり、電気泳動で
解析をしたときに特徴的なラダー状の泳動図を形成する
ことから、増幅産物が縦列の繰り返し多コピーDNA配
列に由来するものであることを目視により確認すること
が可能であり、煩雑な配列確認作業を要することなく、
簡便かつ確実に多コピーDNA配列の存否を判定できる
特徴を有する。
【0012】本発明は、以下の特徴を有する。 1)大豆特有の多コピーDNA配列(SB92配列)を
増幅することにより、とうもろこし等に混入する可能性
のある大豆を高感度(1ppm(μg/g))で検出す
ることができる。 2)電気泳動により解析をしたときにラダー状の泳動図
を形成する大豆DNA由来のPCR産物を得ることによ
り、増幅産物を特定するための解析作業を簡便かつ確実
に行うことができる。なお、本発明において、「多コピ
ーDNA配列」とは、大豆ゲノム中に複数存在する実質
的に同一のDNA配列のことをいい、また、「ラダー状
の電気泳動図を形成する」とは、PCR産物を電気泳動
で解析したときに、電気泳動図中にほぼ一定の長さ(b
p)毎に繰り返しはしご状のバンドが検出されることを
いう。
【0013】
【実施例】次に、実施例に基づいて本発明を具体的に説
明するが、本発明は以下の実施例により何ら限定される
ものではない。 実施例1 (1)プライマー 大豆SB92配列の繰り返し配列一単位(約90塩基)
の中から、該DNA配列に特異的な配列を検索し、この
検索結果を基に、以下の塩基配列を有するオリゴヌクレ
オチドを合成した。 センスプライマー: 5’−TCTAGACGCTCGAAAGTGAACAACG−3’ (配列番号:1) アンチセンスプライマー: 5’−AGTTATGTCCCCGAATCAGACATCTGT−3’ (配列番号:10) (2)大豆 輸入大豆の種子7品種、及びそのうちの1品種より発芽
させた大豆の葉1種、並びに種苗用の種子1品種を用い
た。 (3)とうもろこし 輸入とうもろこしの種子2品種、それらから発芽させた
とうもろこしの葉2種、種苗用のとうもろこしの種子6
品種、国内産の生とうもろこしの種子1品種を用いた。
【0014】(4)DNA抽出:QIAGEN社製DN
easy Plant Mini Kit を用い、同
キット添付のDNeasy Plant Mini H
andbookに従って以下の方法で行った。液体窒素
で凍結し、ドライアイス存在下で細かく粉砕した大豆又
はとうもろこし種子、葉を容器に入れ、1mlのbuf
fer AP1、10μlの100mg/ml RNa
seAを加え、混合した後、65℃で15分間保温し
た。その後、該混合物に325μlのbuffer A
P2 を加え、氷中で10分間放置した。その後、遠心
分離によりその上清液を得、これをQIAshredd
er Spin Column(1本)に供し、遠心分
離によりQIAshredder Spin Colu
mnパス液を得た。このパス液に0.5容量のbuff
er AP3、1.1容量のエタノールを加えて混合し
た。この混合液をDNeasy Spin Colum
nに650μlずつ供し、約6,000xgで1分間遠
心分離をしてDNAをDNeasy Spin Col
umnに吸着させた。その後、DNeasy Spin
Columnに500μlのbuffer AWを加
え、遠心分離によりDNeasySpin Colum
nを2回洗浄し、最後に空の状態で遠心分離し、同Co
lumnに残っているbuffer AWを完全に除去
した。その後、DNeasy Spin Column
に65℃で予め保温しておいたbuffer AEを1
25μl供し、遠心分離によりDNeasy Spin
ColumnからDNAを抽出した。
【0015】(5)PCR DNAの増幅反応は、10mM Tris−HCl(p
H8.3)、50mMKCl、0.2mM各dNTP、
0.5μMプライマー(配列番号:1)、0.5μMプ
ライマー(配列番号:10)、1.5mM MgCl2
、0.625U AmpliTaq Gold(PE
Biosystems社)、及び50ng鋳型DNA
を加えた反応溶液25μlを0.2mlマイクロチュー
ブに入れ、サーマルサイクラーGeneAmp PCR
System 9600(PEBiosystems
社)により、酵素活性化(95℃,12分)後、変性
(96℃,1分)、アニーリング(64℃,30秒)、
伸展(72℃,3分)の反応を前半30回繰り返し、変
性(96℃,1分)、アニーリング(64℃,30
秒)、伸展(72℃,4分)の反応を後半10回繰り返
した。得られたPCR反応液をエチジウムブロマイド含
有の2%アガロースゲル電気泳動に供して、蛍光イメー
ジアナライザーFluorImager 595(Am
ersham Pharmacia Biotech
社)により、下記表1に示す条件にて解析した。その結
果を図1〜2に示す。
【0016】
【表1】
【0017】図1の種子等は以下に示される。 種子1〜7: 輸入大豆の種子 種子8: 種苗用の大豆の種子 葉: 輸入の大豆から発芽した葉 図2の種子等は以下に示される。 種苗1〜6: 種苗用のとうもろこしの種子 国産生: 国内産のとうもろこしの種子 輸入1、2: 輸入とうもろこしの種子
【0018】(6)結果 図1に示すように、本発明のプライマーを用いて上記P
CRを行ない、解析した結果、大豆8品種(うち1種は
葉でも)全てで、標的SB92配列から予測される位置
にバンドが検出された。図2に示すように、本発明のプ
ライマーを用いて上記PCRを行ない、解析した結果、
種苗用のとうもろこしの種子と国内産の生とうもろこし
の種子とについては、バンドは検出されなかった。一
方、輸入とうもろこしの種子2品種については、大豆と
同様の位置にバンドが検出された。そこで、この輸入と
うもろこしの種子2品種と大豆の種子とをそれぞれ超音
波洗浄したものと、上記とうもろこし2品種の種子から
発芽させた葉とについて再度上記PCRを行ない解析し
た。その結果、図3に示すように大豆の種子については
バンドが検出されたが、超音波洗浄したとうもろこしの
種子2品種とこれらの葉についてはバンドは検出されな
かった。この結果は、上記とうもろこしの種子2品種に
は当初大豆が混入しており、これが超音波洗浄により除
去されたことを示している。
【0019】なお、ここで上記超音波洗浄は、次のよう
にして行った。即ち、とうもろこしの種子2品種、大豆
の種子1品種を20mlのTE(10mM Tris−
HCl pH7.5,1mM EDTA)緩衝液を入れ
た50ml滅菌遠沈管に入れ、超音波発生装置で1分間
超音波処理を行なった。処理後、種子の表面を紙タオル
でふき取った。新しい液に変え、これらの操作を合計五
回行なった。従って、以上の結果から、上記検出の結果
を指標として、とうもろこし中への大豆の混入を検出で
きることが分かった。
【0020】実施例2 (1)国内産の生とうもろこしの種子と大豆の種子か
ら、実施例1と同様にしてDNAを抽出した。
【0021】次に、これらを希釈・混合して、とうもろ
こしDNA中に10ppm及び1ppmの割合で大豆D
NAを含む混合物をそれぞれ調製した(以下、DNA混
合という)。 (2)国内産の生とうもろこしの種子をデシケーターで
乾燥させた後、ドライアイス存在下で細かく破砕した。
大豆の種子も、同様にドライアイス存在下で細かくで破
砕した。9gのとうもろこし破砕物と1gの大豆破砕物
とを容器に入れ、15分間混合し、10%大豆を含むと
うもろこし破砕物を調製した。次に、9gのとうもろこ
し破砕物と1gの10%大豆を含むとうもろこし破砕物
を同様に混合し、1%大豆を含むとうもろこし破砕物を
調製した。この操作を繰り返し、最終的に10ppm及
び1ppmの大豆を含むとうもろこし破砕物をそれぞれ
9gと10gと得た。
【0022】次に、得られた10ppm及び1ppmの
大豆を含むとうもろこし破砕物試料のそれぞれ9gと1
0gとに、buffer AP1 を32.5ml、1
00mg/ml RNaseAを300μl加え、混合
した後、65℃で15分間保温した。その後、buff
er AP2を10.5ml加え、氷中で10分間放置
した。その後、遠心分離によりその上清液を得、これを
QIAshredder Spin Columnに供
し、遠心分離によりQIAshredderSpin
Columnパス液を得た。このパス液からそれぞれ
1.3mlを取り、以後、実施例1と同様の方法でDN
easy Spin Column(1本)に吸着した
後にDNAを抽出した(以下、種子混合という)。
【0023】(3)PCR 上記(1)及び(2)で得られた鋳型DNAをそれぞれ
500ng加えること以外は実施例1と同様にしてPC
R反応液を調製し、エチジウムブロマイド含有の2%ア
ガロースゲル電気泳動に供して、蛍光イメージアナライ
ザーFluorImager 595(Amersha
m Pharmacia Biotech社)によりD
NAを検出した。その結果を図4に示す。
【0024】(4)結果 本発明のプライマーを用いて上記PCRを行なった結
果、DNA混合及び種子混合の両者について標的SB9
2配列から予測される位置にバンドが検出された。この
結果より、とうもろこし中に、10ppmあるいは1p
pmの大豆が存在する場合でも大豆を検出することがで
きることが分かった。
【0025】実施例3 (1)塩基配列解析 実施例1で大豆から得られた約270bp.のDNA断
片を含むPCR反応液から同DNA断片を精製、pGE
M−T Easy Vectorにサブクローニング
後、塩基配列解析を行なった。大豆由来の約270b
p.のDNA断片の塩基配列解析その結果と、大豆SB
92塩基配列(EMBL GM11026)との比較の
結果を図5に示す。表中の*は、SB92配列のRep
eat 1の塩基と同じ塩基であったことを示す。
【0026】(2)結果 図5に示すように、本発明のプライマーを用いてPCR
により増幅されたDNA断片の塩基配列は、大豆SB9
2塩基配列(EMBL GM11026)とほぼ合致し
た。以上の結果から、増幅されたDNA断片が大豆のS
B92配列由来であることがより確実に確認された。
【0027】
【発明の効果】以上詳述した通り、本発明は、食品の原
料ないし製品中に混在する微量の大豆の検出方法に係る
ものであり、本発明によれば、1)新しい大豆検出系を
提供することができる、2)食品中に混在する微量の大
豆を高感度で検出することができる、3)1ppmレベ
ルの高感度で大豆を検出することができる、4)食品中
の大豆混入量を1ppmレベルで検査し、食品中に大豆
が混入されているか否かについての情報を消費者に的確
に提供することができる、5)増幅される大豆DNA由
来のPCR産物が、電気泳動で解析したときに特徴的な
ラダー状の泳動図を形成することから、煩雑な配列確認
作業を要することなく、簡便かつ確実に大豆DNAの存
否を判定することができる、などの効果が奏される。
【0028】
【配列表】SEQUENCE LISTING <110> House Foods Corporation <120> A method of detection of soya <130> 000301P <141> 2000-05-02 <160> 32 <210> 1 <211> 25 <212> DNA <213> Artificial Sequence <400> 1 tctagacgct cgaaagtgaa caacg 25
【0029】<210> 2 <211> 25 <212> DNA <213> Artificial Sequence <400> 2 tcgagacgct cgaaattgaa caacg 25
【0030】<210> 3 <211> 25 <212> DNA <213> Artificial Sequence <400> 3 tcgagatggt caaaattgaa caacg 25
【0031】<210> 4 <211> 27 <212> DNA <213> Artificial Sequence <400> 4 tcgagacgct cgaaattgaa caacgga 27
【0032】<210> 5 <211> 27 <212> DNA <213> Artificial Sequence <400> 5 tctagacgct cgaaagtgaa caacgga 27
【0033】<210> 6 <211> 27 <212> DNA <213> Artificial Sequence <400> 6 tcgagatggt caaaattgaa caacgga 27
【0034】<210> 7 <211> 24 <212> DNA <213> Artificial Sequence <400> 7 aatatatcga gacgctcgaa attg 24
【0035】<210> 8 <211> 24 <212> DNA <213> Artificial Sequence <400> 8 aatatatcga gatggtcaaa attg 24
【0036】<210> 9 <211> 24 <212> DNA <213> Artificial Sequence <400> 9 aactcttcta gacgctcgaa agtg 24
【0037】<210> 10 <211> 27 <212> DNA <213> Artificial Sequence <400> 10 agttatgtcc ccgaatcaga catctgt 27
【0038】<210> 11 <211> 27 <212> DNA <213> Artificial Sequence <400> 11 tattatgtcc tcgaatcgga catccga 27
【0039】<210> 12 <211> 27 <212> DNA <213> Artificial Sequence <400> 12 tattatgtcc ccgaatcgga catccga 27
【0040】<210> 13 <211> 27 <212> DNA <213> Artificial Sequence <400> 13 tattatgtcc ccgaatcgga catccgt 27
【0041】<210> 14 <211> 27 <212> DNA <213> Artificial Sequence <400> 14 tattatgtcc tcgaatcgga catccgt 27
【0042】<210> 15 <211> 27 <212> DNA <213> Artificial Sequence <400> 15 tattatgcgc ctgaatcgga cctccga 27
【0043】<210> 16 <211> 25 <212> DNA <213> Artificial Sequence <400> 16 ttatgtcccc gaatcagaca tctgt 25
【0044】<210> 17 <211> 25 <212> DNA <213> Artificial Sequence <400> 17 ttatgtcctc gaatcggaca tccga 25
【0045】<210> 18 <211> 25 <212> DNA <213> Artificial Sequence <400> 18 ttatgtcccc gaatcggaca tccga 25
【0046】<210> 19 <211> 25 <212> DNA <213> Artificial Sequence <400> 19 ttatgtcccc gaatcggaca tccgt 25
【0047】<210> 20 <211> 25 <212> DNA <213> Artificial Sequence <400> 20 ttatgtcctc gaatcggaca tccgt 25
【0048】<210> 21 <211> 25 <212> DNA <213> Artificial Sequence <400> 21 ttatgcgcct gaatcggacc tccga 25
【0049】<210> 22 <211> 27 <212> DNA <213> Artificial Sequence <400> 22 ttatgtcccc gaatcagaca tctgtgt 27
【0050】<210> 23 <211> 27 <212> DNA <213> Artificial Sequence <400> 23 ttatgtcctc gaatcggaca tccgagt 27
【0051】<210> 24 <211> 27 <212> DNA <213> Artificial Sequence <400> 24 ttatgtcccc gaatcggaca tccgagt 27
【0052】<210> 25 <211> 27 <212> DNA <213> Artificial Sequence <400> 25 ttatgtcccc gaatcggaca tccgtgt 27
【0053】<210> 26 <211> 27 <212> DNA <213> Artificial Sequence <400> 26 ttatgtcctc gaatcggaca tccgtgt 27
【0054】<210> 27 <211> 27 <212> DNA <213> Artificial Sequence <400> 27 ttatgcgcct gaatcggacc tccgagt 27
【0055】<210> 28 <211> 23 <212> DNA <213> Artificial Sequence <400> 28 gaatcggacc tccgagttaa aag 23
【0056】<210> 29 <211> 23 <212> DNA <213> Artificial Sequence <400> 29 gaatcagaca tctgtgtgaa aag 23
【0057】<210> 30 <211> 23 <212> DNA <213> Artificial Sequence <400> 30 gaatcggaca tccgagtgaa ata 23
【0058】<210> 31 <211> 23 <212> DNA <213> Artificial Sequence <400> 31 gaatcggaca tccgagtgaa aag 23
【0059】<210> 32 <211> 23 <212> DNA <213> Artificial Sequence <400> 32 gaatcggaca tccgtgtgaa aag 23
【図面の簡単な説明】
【図1】大豆試料から抽出したDNA由来のPCR産物
の電気泳動図を示す。
【図2】とうもろこし試料から抽出したDNA由来のP
CR産物の電気泳動図を示す。
【図3】超音波洗浄したとうもろこし試料等から抽出し
たDNA由来のPCR産物の電気泳動図を示す。
【図4】感度確認に供したDNA由来のPCR産物の電
気泳動図を示す。
【図5】SB92 PCR産物の塩基配列を解析した結
果を示す。
【図6】本発明のセンスストランドプライマー((1)
〜(9))とアンチセンスストランドプライマー((1
0)〜(32))を示す説明図である。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 大豆特有の多コピーDNA配列との相同
    性が高く、該DNA配列以外のDNA配列との相同性が
    低いプライマー。
  2. 【請求項2】 上記多コピーDNA配列が、大豆SB9
    2配列である請求項1記載のプライマー。
  3. 【請求項3】 PCR増幅により、電気泳動により解析
    をしたときにラダー状の泳動図を形成する大豆DNA由
    来のPCR産物を生成するプライマー。
  4. 【請求項4】 PCR増幅により、電気泳動により解析
    をしたときにラダー状の泳動図を形成する大豆SB92
    配列由来のPCR産物を生成するプライマー。
  5. 【請求項5】 次の(1)〜(9)の中から選択される
    塩基配列を有するセンスストランドプライマーと、次の
    (10)〜(32)の中から選択される塩基配列を有す
    るアンチセンスストランドプライマーとを組合せてなる
    請求項1〜4のいずれか1項に記載のプライマー。 (1)5′−TCTAGACGCTCGAAAGTGAACAACG−3′ (2)5′−TCGAGACGCTCGAAATTGAACAACG−3′ (3)5′−TCGAGATGGTCAAAATTGAACAACG−3′ (4)5′−TCGAGACGCTCGAAATTGAACAACGGA−3′ (5)5′−TCTAGACGCTCGAAAGTGAACAACGGA−3′ (6)5′−TCGAGATGGTCAAAATTGAACAACGGA−3′ (7)5′−AATATATCGAGACGCTCGAAATTG−3′ (8)5′−AATATATCGAGATGGTCAAAATTG−3′ (9)5′−AACTCTTCTAGACGCTCGAAAGTG−3′ (10)5′−AGTTATGTCCCCGAATCAGACATCTGT−3′ (11)5′−TATTATGTCCTCGAATCGGACATCCGA−3′ (12)5′−TATTATGTCCCCGAATCGGACATCCGA−3′ (13)5′−TATTATGTCCCCGAATCGGACATCCGT−3′ (14)5′−TATTATGTCCTCGAATCGGACATCCGT−3′ (15)5′−TATTATGCGCCTGAATCGGACCTCCGA−3′ (16)5′−TTATGTCCCCGAATCAGACATCTGT−3′ (17)5′−TTATGTCCTCGAATCGGACATCCGA−3′ (18)5′−TTATGTCCCCGAATCGGACATCCGA−3′ (19)5′−TTATGTCCCCGAATCGGACATCCGT−3′ (20)5′−TTATGTCCTCGAATCGGACATCCGT−3′ (21)5′−TTATGCGCCTGAATCGGACCTCCGA−3′ (22)5′−TTATGTCCCCGAATCAGACATCTGTGT−3′ (23)5′−TTATGTCCTCGAATCGGACATCCGAGT−3′ (24)5′−TTATGTCCCCGAATCGGACATCCGAGT−3′ (25)5′−TTATGTCCCCGAATCGGACATCCGTGT−3′ (26)5′−TTATGTCCTCGAATCGGACATCCGTGT−3′ (27)5′−TTATGCGCCTGAATCGGACCTCCGAGT−3′ (28)5′−GAATCGGACCTCCGAGTTAAAAG−3′ (29)5′−GAATCAGACATCTGTGTGAAAAG−3′ (30)5′−GAATCGGACATCCGAGTGAAATA−3′ (31)5′−GAATCGGACATCCGAGTGAAAAG−3′ (32)5′−GAATCGGACATCCGTGTGAAAAG−3′
  6. 【請求項6】 試料からDNAを抽出し、DNA増幅を
    行い、大豆特有の多コピーDNA配列を検出する大豆D
    NAの検出方法。
  7. 【請求項7】 試料からDNAを抽出し、DNA増幅を
    行い、増幅された大豆特有の多コピーDNA配列の有無
    を指標として、大豆DNAを検出する大豆DNAの検出
    方法。
  8. 【請求項8】 電気泳動により解析をしたときにラダー
    状の泳動図を形成する大豆DNA由来のPCR産物を利
    用する大豆DNAの識別方法。
  9. 【請求項9】 試料からDNAを抽出し、DNA増幅を
    行い、増幅された大豆特有の多コピーDNA配列の有無
    を指標として、大豆の混入を検査する大豆の混入の検査
    方法。
  10. 【請求項10】 電気泳動により解析をしたときにラダ
    ー状の泳動図を形成する大豆DNA由来のPCR産物を
    利用する請求項9記載の大豆の混入の検査方法。
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