JP2001309538A - 変換継手 - Google Patents

変換継手

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JP2001309538A
JP2001309538A JP2000119782A JP2000119782A JP2001309538A JP 2001309538 A JP2001309538 A JP 2001309538A JP 2000119782 A JP2000119782 A JP 2000119782A JP 2000119782 A JP2000119782 A JP 2000119782A JP 2001309538 A JP2001309538 A JP 2001309538A
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pipe
diameter
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pipes
small
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JP2000119782A
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English (en)
Inventor
Ryuichi Harigaya
竜一 張ヶ谷
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Shin Etsu Polymer Co Ltd
Shin Etsu Chemical Co Ltd
Original Assignee
Shin Etsu Polymer Co Ltd
Shin Etsu Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 情報ボックス管路システムにおいて用いる土
圧、水圧、振動などの外圧の影響を直接受けない塩化ビ
ニル樹脂製のソケットを用いた、より信頼性が高い変換
継手を提供すること。 【解決手段】 外管先端部を挿入する開口部を有し、他
端部にフランジ部14を有する大径短管11と、中央部
に貫通孔を有し前記大径短管11の他端部を水密的に封
止する円盤状の蓋15と、円盤状の蓋15の前記貫通孔
に密着嵌合され金属短管22を水密的に挿通させる小径
短管18と、該小径短管18に挿通された金属短管22
の先端部と前記情報通信管路の内管先端部とを接続する
ソケット21とを備えたものである。また円盤状の蓋1
5に嵌入した小径短管18の内壁に水密的接続のための
ゴム輪20を備えたものでもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、地中に埋設した情
報通信ケーブル、例えば光ファイバケーブルの中継・分
岐を行うハンドホールとハンドホールの間において、ケ
ーブルを挿通した複数本の内管及びその外側を覆う外管
とで構成された合成樹脂製の情報通信管路を、線路中の
障害物回避のため、前記管路のうち外管は使用せず内管
のみを金属管に変換して引き回すための情報通信管路と
金属管との変換継手に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、通信情報ネットワークの整備、拡
充が行われ、情報通信用光ファイバケーブルを地中に埋
設する情報ボックス管路システムの施設が行われてい
る。例えば、図4に示すように、所定の間隔を隔ててハ
ンドホール41a、41bを埋設すると共に、該ハンド
ホール41a、41bを、光ファイバーケーブル42を
挿通した複数本の内管43及びその外側を覆う外管44
で接続して、前記外管44を地中に埋設している。前記
外管44及び内管43には、軽量で作業性が良いことか
ら合成樹脂管が多く用いられている。
【0003】さて、前記管路システムの施設の際、施設
予定場所の途中に大きな石などや、ガス管や水道管、あ
るいは他種管、または川があって橋梁などの障害物があ
る場合などには、前記障害物や川を避けて該管路システ
ムを施設する必要がある。通常、前記障害物を前記外管
及び前記内管共に避けるように施設することは困難であ
ることが多く、その場合には、変換継手を用いて、前記
外管及び複数本の内管から構成される情報通信管路を前
記複数本の内管のそれぞれに接続する複数本の管に変換
して、それらの管を曲げて避ける方法が用いられる。前
記複数本の管として合成樹脂管を用いることができる場
合があるが、前記障害物を避けるために前記複数本の管
を浅く埋設しなければならない場合など、合成樹脂管で
は強度が不充分なために使用できない場合には、金属管
が用いられている。また、橋梁がある場合にも、前記と
同様に地中から前記複数本の管を引き出して橋梁を渡
り、前記変換継手を用いて再度地中の情報通信管路に接
続される。この場合も、前記複数本の管は、強度の面か
ら金属管が多く用いられている。前記合成樹脂製の情報
通信管路から、前記複数本の内管のそれぞれに接続する
前記複数本の金属管に変換するための合成樹脂製の変換
継手は従来から知られており、前記したような障害物等
を避ける必要がある状況下などにおいて使用されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の合成樹脂製の変換継手では、前記複数本の内管と前
記複数本の金属管のそれぞれは、前記変換継手の外側に
突出形成された合成樹脂製のソケットにより接続されて
おり、従って、該ソケットは土圧、水圧、振動などの外
圧の影響を直接受けている。変換継手の信頼性の観点か
らみると、前記異種管を接続するソケットは外圧の影響
を直接受けない状態で使用される方が好ましい。
【0005】本発明は前記問題点を解決するためになさ
れたもので、土圧、水圧、振動などの外圧の影響を直接
受けない合成樹脂製のソケットを用いた、より信頼性が
高く、かつ軽量で作業性が良い変換継手を提供すること
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、情報通信ケー
ブルを挿通する内管と、その外側を覆う外管とで構成さ
れた合成樹脂製の情報通信管路を、線路中の障害物回避
のため、前記管路のうち外管は使用せず内管のみを金属
管に変換して引き回すための情報通信管路と金属管との
変換継手であって、一端部に前記情報通信管路の外管先
端部を挿入する開口部を有し、他端部にフランジ部を有
する大径短管と、中央部に貫通孔を有し前記大径短管の
他端部を水密的に封止する円盤状の蓋と、該円盤状の蓋
の前記貫通孔に密着嵌合され前記金属管接続する金属短
管を水密的に挿通させる小径短管と、該小径短管に挿通
された金属短管の先端部と前記情報通信管路の内管先端
部とを接続するソケットとを備えたものである。また、
前記大径短管の開口部近傍の内側には、前記情報通信管
路の外管を水密的に挿入させる機構を備えたものでもよ
く、前記小径短管と金属短管との水密的構造は、前記小
径短管の内壁に凹部を形成して、該凹部にゴム輪を嵌め
込ませた構成から成るものでもよい。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面等を参照して、本発明
の一実施形態について説明する。図1は、本発明による
変換継手の実施形態を示し、(a)は側面図、(b)は
正面図である。図2は、図1に示す変換継手の側面断面
図である。図3は、図1に示す変換継手の使用例を示す
側面断面図である。
【0008】先ず、情報通信管路について説明すると、
図3に示すように、情報通信管路30は外管32及び内
管34により構成されており、該内管34を他の管路に
接続する際には内管ダクトスリーブ33を用いて接続す
ることになり、いずれも塩化ビニル樹脂にて形成されて
いる。
【0009】そして、図1と図2に示す本発明の実施の
形態である変換継手10は、図3に示した前記情報通信
管路30を金属管である厚鋼電線管(図示せず)に変換
するためのものである。該変換継手10は、略円筒形の
大径短管11を有しており、その一端部である開口部近
傍内側には全周にわたってリング状の凹部12が形成さ
れていて、該凹部12にはゴム輪13が嵌め込まれてい
る。尚、前記大径短管11は塩化ビニル樹脂製であり、
また、下記の部材も特に材料名を記さない限り塩化ビニ
ル樹脂製である。
【0010】また、大径短管11の他端部には、フラン
ジ部14が密着嵌合されて接着剤で固定されており、該
フランジ部14を利用して円盤状の蓋である盲フランジ
15がゴム製のフランジパッキン16を挟んだ状態でボ
ルト締めされている。この例では、ボルト23は一つお
きに50N・mのトルクで締められている。この盲フラ
ンジ15には、中央部に8個の貫通孔17が形成されて
いて、これら貫通孔17には小径短管18(図1
(a)、図2では簡略して3本の小径短管を図示してい
る)が接着剤を用いて接着嵌合されている。また、貫通
孔17は盲フランジ15の径、貫通孔17の径により個
数が異なる。
【0011】該小径短管18の内壁には全周にわたって
凹部19が形成されており、該凹部19にはゴム輪20
が嵌め込まれている。
【0012】また、この変換継手10には、図3に示す
情報通信管路30の内管34と接続するためのソケット
21が付属されており、該ソケット21は、その一端部
近傍内壁にはネジ山が形成されていて、他端部近傍内壁
は平滑面としている。また、厚鋼電線管(図示せず)と
接続するための厚鋼電線管の短管22が付属されてお
り、この厚鋼電線管の短管22の両端部近傍内壁にはネ
ジ山が形成されていて、一端部には前記ソケット21が
螺合されている。
【0013】次に、この変換継手10を用いて情報通信
管路30から厚鋼電線管(図示せず)への変換状態を図
3を用いて説明する。変換継手10において、盲フラン
ジ15に設けられた小径短管18に挿通した厚鋼電線管
の短管22の先端にソケット21が螺合されており、こ
のソケット21の他端部に内管ダクトスリーブ33が密
着嵌合されて接着剤で固定されている。内管ダクトスリ
ーブ33の他端部には内管34が挿入されており、内管
ダクトスリーブ33の内壁に設けられたゴム輪35によ
り、内管が水密的に接続されている。前記内管34など
を覆う外管32が、変換継手10の大径短管11の一端
部に挿入されており、前記一端部近傍内壁に設けられた
凹部12に嵌め込まれたゴム輪13により水密的に接続
されている。変換継手10の盲フランジ15の外側にあ
る厚鋼電線管の短管22の端部に鋼製の鋼管継手(図示
せず)を用いて厚鋼電線管(図示せず)が水密的に接続
され、この厚鋼電線管(図示せず)を引き回して線路中
の障害物を回避する。尚、図3においては、8本の厚鋼
電線管の短管22などは簡略して3本のみを示してい
る。
【0014】以上で示した情報通信管路30の内管34
に光ファイバーケーブルを挿通し、前記厚鋼電線管(図
示せず)を変換継手10に接続して引き回した後、情報
通信管路30、変換継手10及び前記厚鋼電線管(図示
せず)などを土中に埋める。尚、前記厚鋼電線管は一部
が土中に埋まらない場合もある。
【0015】尚、前記厚鋼電線管の短管22はなくても
よく、その場合には、長い厚鋼電線管の一端を変換継手
10の盲フランジ15に設けられた小径短管18に挿入
し、ソケット21により内管ダクトスリーブ33に直接
接続する。また、盲フランジ15とソケット21、又は
一端部にソケット21が接続された厚鋼電線管の短管2
2付き盲フランジ15を用意し、作業現場などにおい
て、別に既成のフランジ部を有する大径短管を用意する
形態でもよい。
【0016】尚、前記変換継手10を構成する塩化ビニ
ル樹脂製部材は他の合成樹脂製材料で形成したものでも
よい。また、前記水密的接続のためのゴム輪13、20
は、EPDM、NBRなどの合成ゴムでよく、更に、土
中において耐久性のあるシール材を用いることもでき
る。また、前記厚鋼電線管の短管21は他の金属製の短
管でもよく、それらの表面は普通の表面仕上げでよい。
【0017】以上示したように、本発明の実施形態で示
した変換継手を用いれば、情報通信ケーブルを挿通する
内管と、その外側を覆う外管とで構成された塩化ビニル
樹脂製の情報通信管路を線路中の障害物を回避するため
の厚鋼電線管に容易に変換することができ、かつ該変換
継手は軽量であるので、接続作業における作業性は良
い。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、塩化ビニル樹脂製のソ
ケットで厚鋼電線管の短管と塩化ビニル樹脂製の内管を
変換継手の円盤状の蓋の内側で接続するため、前記ソケ
ットは土圧、水圧、振動などの外圧を直接受けることは
ないので、従来の変換継手よりもさらに信頼性のある変
換継手が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による変換継手の実施形態を示し、
(a)は側面図、(b)は正面図である。
【図2】図1に示す変換継手の側面断面図である。
【図3】図1に示す変換継手の使用例を示す側面断面図
である。
【図4】従来の実施形態に係る情報ボックス管路システ
ムを示す縦断面図である。
【符号の説明】
10 変換継手 11 大径短管 12 (大径短管の)凹部 13 (大径短管の)ゴム輪 14 フランジ部 15 盲フランジ 16 フランジパッキン 17 貫通孔 18 小径短管 19 (小径短管の)凹部 20 (小径短管の)ゴム輪 21 ソケット 22 厚鋼電線管の短管 23 ボルト 30 情報通信管路 32 外管 33 内管ダクトスリーブ 34 内管 35 (内管ダクトスリーブの)ゴム輪 41a、41b ハンドホール 42 光ファイバーケーブル 43 内管 44 外管

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報通信ケーブルを挿通する内管と、そ
    の外側を覆う外管とで構成された合成樹脂製の情報通信
    管路を、線路中の障害物回避のため、前記管路のうち外
    管は使用せず内管のみを金属管に変換して引き回すため
    の情報通信管路と金属管との変換継手であって、 一端部に前記情報通信管路の外管先端部を挿入する開口
    部を有し、他端部にフランジ部を有する大径短管と、中
    央部に貫通孔を有し前記大径短管の他端部を水密的に封
    止する円盤状の蓋と、該円盤状の蓋の前記貫通孔に密着
    嵌合され前記金属管を接続する金属短管を水密的に挿通
    させる小径短管と、該小径短管に挿通された金属短管の
    先端部と前記情報通信管路の内管先端部とを接続するソ
    ケットとを備えたことを特徴とする変換継手。
  2. 【請求項2】 前記大径短管の開口部近傍の内側には、
    前記情報通信管路の外管を水密的に挿入させる機構を備
    えたことを特徴とする請求項1記載の変換継手。
  3. 【請求項3】 前記小径短管と金属短管との水密的構造
    は、前記小径短管の内壁に凹部を形成して、該凹部にゴ
    ム輪を嵌め込ませた構成から成ることを特徴とする請求
    項1記載の変換継手。
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