JP2001309259A - ディジタル放送受信装置、媒体及び情報集合体 - Google Patents

ディジタル放送受信装置、媒体及び情報集合体

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JP2001309259A
JP2001309259A JP2000117090A JP2000117090A JP2001309259A JP 2001309259 A JP2001309259 A JP 2001309259A JP 2000117090 A JP2000117090 A JP 2000117090A JP 2000117090 A JP2000117090 A JP 2000117090A JP 2001309259 A JP2001309259 A JP 2001309259A
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JP
Japan
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signal
channel
frequency
digital broadcast
broadcast receiving
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Application number
JP2000117090A
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English (en)
Inventor
Takami Uemura
貴美 植村
Kunio Ninomiya
邦男 二宮
Hiroyuki Sato
博幸 佐藤
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ディジタル放送受信装置において、オートプ
リセットの際にデータが存在するチャンネルの検索を行
うが、その際に検索した最適な周波数データは保存され
ておらず、チャンネル選局の際には再度中心周波数から
検索を行う必要があり、1チャンネルあたりの同期検出
時間も長くなる。 【解決手段】 オートプリセット時に同期信号を検出し
た最適周波数をメモリ9に保存して、チャンネル選局の
際にはメモリ9に記憶されているPLLデータを呼び出
して最適なPLLデータを送信することで素早く同期信
号検出を行うことが可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テレビジョン信号
放送システムに関し、特にQAM復調方式を用いたRF
信号を受信するディジタル放送受信装置、媒体及び情報
集合体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4に従来のQAM復調部のブロック構
成図を示す。図4において、1はディジタルQAM変調
されたRF信号を受信しIF信号に変換するディジタル
チューナ、2は後段QAM復調器からのAGC信号を受
け取りディジタルチューナから出力されたIF信号を増
幅させるIFアンプ、3はQAM復調器、4はQAM復
調器3内においてIF信号をアナログ信号からディジタ
ル信号に変換するA/D変換部、5はQAM復調器3内
において変換されたディジタル信号からディジタル周波
数・位相検波(Digital Frequency
Phase Lock Loop)を行うディジタル検
波部(以下、DFPLLという)、6はQAM復調器3
内においてDFPLL部5において周波数成分信号(以
下、I信号という)および位相成分信号(以下、Q信号
という)に変換された信号を入力してQAM復調を行う
QAM復調部、7はQAM復調器3内においてQAM復
調部6でQAM復調されたデータに誤り訂正復号を行う
誤り訂正部(以下、FECという)、8はディジタルチ
ューナ1にチューナPLLデータを送信したり、QAM
復調器内の各部のパラメータ変更を行うためにシリアル
データを送信したり、QAM復調器3からの同期検出信
号を入力したりするマイコンである。
【0003】アンテナで受信したQAM変調波のRF信
号をディジタルチューナ1でIF帯域の周波数に変換す
る。このIF信号はIFアンプ2で信号増幅される。I
Fアンプ2において信号増幅するためのリファレンス値
は後段のQAM復調器3から与え、最適なゲイン調整を
行う。
【0004】信号増幅されたIF信号はQAM復調器3
内のA/D変換部4でアナログ信号からディジタル信号
に変換される。A/D変換部で変換されたディジタル信
号はDFPLL部でディジタル検波を行う。ここではデ
ィジタル信号に変換された周波数成分および位相成分か
ら直交検波を行い、I信号およびQ信号に変換する。
【0005】このI信号、Q信号は後段のQAM復調部
6でQAM復調される。QAM復調は波形等化を行った
り、同期信号(セグメント同期信号およびフィールド同
期信号)検出を行ったりする。セグメント同期信号およ
びフィールド同期信号が検出されると、QAM復調器3
からマイコン8に同期信号検出信号DEM_Lockが
送信される。
【0006】復調されたデータはFEC部7で誤り訂正
を行う。QAM変調波を送信する送信側の誤り符号化部
ではデータランダマイザ、Reed−Solomon符
号化(以下、RS符号化という)、データインターリー
バにより誤り訂正符号化が行われる。従って、受信側の
ディジタル放送受信装置内におけるQAM復調器4内の
FEC部では逆の誤り訂正復号化を行う。
【0007】すなわち、データデインターリーバ、Re
ed−Solomon復号化(以下、RS復号化とい
う)、データデランダマイザによる誤り訂正復号化を行
う。以上のような復調処理を行って後段のトランスポー
トデコーダに送信するMPEGトランスポートデータを
生成する。
【0008】MPEGトランスポートデータは8ビット
シリアルDATA、CLOCK、VALID、PACK
ETSYNC、ERRORからなる。各信号の説明は割
愛する。
【0009】次に、ディジタルチューナ1について説明
する。ここではダブルスーパーチューナについて説明す
る。図5にディジタルチューナのブロック構成図を示
す。図5において、10はバンドパスフィルタ、11は
AGCアンプ、12はファーストミキサ、13はセカン
ドミキサ、14はチューナに入力されたRF信号をファ
ーストIF信号に変換するための周波数をファーストミ
キサ12に送信するファーストローカルオシレータ、1
5はファーストIF信号を中心周波数44MHzのIF
信号に変換するための周波数をセカンドミキサ13に送
信するセカンドローカルオシレータ、16はマイコン8
から送られてきた希望のチャンネルのPLLデータをフ
ァーストローカルオシレータ14とセカンドローカルオ
シレータ15に送信するためのPLLコントロール部で
ある。
【0010】ディジタルチューナ1に入力されたRF信
号はファーストミキサ12で高周波数帯のファーストI
F信号に変換され、引き続きセカンドミキサ13で中心
周波数44MHz、帯域6MHzのIF信号に変換さ
れ、後段のIFアンプ2に入力される。通常は希望する
チャンネルの中心周波数のPLLデータを送信してIF
信号を出力するが、QAM変調を用いたケーブル放送の
場合、ケーブル放送会社から中継器を通ってディジタル
放送受信装置のディジタルチューナに届けられるために
中継器で周波数がずれることがある。また、ディジタル
チューナの温度特性などにより出力されたIF信号がず
れていて、前述QAM復調器3内のDFPLL部5でデ
ィジタル検波を行っても周波数、位相が一致せずQAM
復調器3内のQAM復調部同期信号検出ができない場合
がある。
【0011】その場合には自動周波数チューニング(以
下、AFTという。)を行う。AFTは第1に希望チャ
ンネルの中心周波数のPLLデータをチューナ1に送信
してチャンネル選局を行い、第1の場合に前記チャンネ
ルの選局ができなかった場合には第2以降に中心周波数
からある程度周波数をずらして前記チャンネルの選局を
行う方法である。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、そのチ
ャンネルの周波数がずれている場合にはAFTを行う必
要があり、1チャンネルあたりの同期信号検出するのに
必要な時間も長くなる。
【0013】すなわち、希望チャンネルの自動周波数チ
ューニングを行う場合、そのチャンネルの周波数がずれ
ている場合、チャンネルを選局するのに必要な時間が長
くなるという課題がある。
【0014】本発明は、上記課題を考慮し、高速なチャ
ンネル検索が可能なディジタル放送受信装置、媒体及び
情報集合体を提供することを目的とするものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、第1の本発明(請求項1に対応)は、チャンネ
ル選択時に自動周波数チューニングを行うディジタル放
送受信装置において、ディジタル変調されたRF信号を
受信し、同期信号検出用信号の供給を受けて、前記受信
したRF信号をIF信号に変換するディジタル放送用チ
ューナ手段と、前記変換されたIF信号を復調する復調
手段とを備え、チャンネルが選局出来た場合の前記同期
信号検出用信号の周波数値を記憶媒体に記憶させること
を特徴とするディジタル放送受信装置である。
【0016】また、第2の本発明(請求項2に対応)
は、チャンネル選択時に自動周波数チューニングを行う
ディジタル放送受信装置において、ディジタル変調され
たRF信号を受信し、同期信号検出用信号の供給を受け
て、前記受信したRF信号をIF信号に変換するディジ
タル放送用チューナ手段と、前記変換されたIF信号を
復調する復調手段とを備え、チャンネルが選局出来た場
合の同期信号検出用信号の周波数値が、予め記憶媒体に
記憶されており、前記ディジタル放送用チューナ手段に
供給される同期信号検出用信号の周波数は、前記記憶媒
体に記憶されている同期信号検出用信号の周波数値に設
定されることを特徴とするディジタル放送受信装置であ
る。
【0017】また、第3の本発明(請求項3に対応)
は、前記記憶媒体には、チャンネルがより最適に選局出
来た場合、その同期信号検出用信号の周波数値が記憶さ
れることを特徴とする第1または2の本発明に記載のデ
ィジタル放送受信装置である。
【0018】また、第4の本発明(請求項4に対応)
は、前記記憶媒体への前記同期信号検出用信号の周波数
の記憶は、オートプリセット時に行われることを特徴と
する第1〜3の本発明のいずれかに記載のディジタル放
送受信装置である。
【0019】また、第5の本発明(請求項5に対応)
は、前記記憶媒体への前記同期信号検出用信号の周波数
の記憶は、チャンネル選局の際に行われることを特徴と
する第1〜4の本発明のいずれかに記載のディジタル放
送受信装置である。
【0020】また、第6の本発明(請求項6に対応)
は、前記ディジタル変調とは、QAM変であることを特
徴とする第1〜5の本発明のいずれかに記載のディジタ
ル放送受信装置である。
【0021】また、第7の本発明(請求項7に対応)
は、第1〜6の本発明のいずれかに記載のディジタル放
送受信装置の全部または一部の手段の全部または一部の
機能をコンピュータにより実行させるためのプログラム
及び/またはデータを担持した媒体であって、コンピュ
ータにより処理可能なことを特徴とする媒体である。
【0022】また、第8の本発明(請求項8に対応)
は、第1〜6の本発明のいずれかに記載の本発明の全部
または一部の手段の全部または一部の機能をコンピュー
タにより実行させるためのプログラム及び/またはデー
タであることを特徴とする情報集合体である。
【0023】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態の構
成をその動作とともに、図面を参照して説明する。
【0024】図1は本発明の一実施の形態であるディジ
タル放送受信装置のブロック構成図である。
【0025】図1において、1はディジタルQAM変調
されたRF信号を受信しIF信号に変換するディジタル
チューナ、2は後段QAM復調器からのAGC信号を受
け取りディジタルチューナから出力されたIF信号を増
幅させるIFアンプ、3はQAM復調器、4はQAM復
調器3内においてIF信号をアナログ信号からディジタ
ル信号に変換するA/D変換部、5はQAM復調器3内
において変換されたディジタル信号からディジタル周波
数・位相検波を行うDFPLL部、6はQAM復調器3
内においてDFPLL部5において周波数成分信号(以
下、I信号という)および位相成分信号(以下、Q信号
という)に変換された信号を入力してQAM復調を行う
QAM復調部、7はQAM復調器3内においてQAM復
調部6でQAM復調されたデータに誤り訂正復号を行う
FEC部、8はディジタルチューナ1にチューナPLL
データを送信したり、QAM復調器内の各部のパラメー
タ変更を行うためにシリアルデータを送信したり、QA
M復調器3からの同期検出信号を入力したりするマイコ
ン、9は最適な選局PLLデータを格納するメモリであ
る。
【0026】アンテナで受信したQAM変調波のRF信
号をディジタルチューナ1でIF帯域の周波数に変換す
る。このIF信号はIFアンプ2で信号増幅される。I
Fアンプ2において信号増幅するためのリファレンス値
は後段のQAM復調器3から与え、最適なゲイン調整を
行う。
【0027】信号増幅されたIF信号はQAM復調器3
内のA/D変換部4でアナログ信号からディジタル信号
に変換される。A/D変換部4で変換されたディジタル
信号はDFPLL部5でディジタル検波を行う。ここで
はディジタル信号に変換された周波数成分および位相成
分から直交検波を行い、I信号およびQ信号に変換す
る。
【0028】このI信号、Q信号は後段のQAM復調部
6でQAM復調される。QAM復調は波形等化を行った
り、同期信号(セグメント同期信号およびフィールド同
期信号)検出を行ったりする。セグメント同期信号およ
びフィールド同期信号が検出されると、QAM復調器3
からマイコン8に同期信号検出信号DEM_Lockが
送信される。
【0029】復調されたデータはFEC部7で誤り訂正
を行う。QAM変調波を送信する送信側の誤り符号化部
ではデータランダマイザ、RS符号化、データインター
リーバにより誤り訂正符号化が行われる。従って、受信
側のディジタル放送受信装置内におけるQAM復調器4
内のFEC部では逆の誤り訂正復号化を行う。すなわ
ち、データデインターリーバ、RS復号化、データデラ
ンダマイザによる誤り訂正復号化を行う。以上のような
復調処理を行って後段のトランスポートデコーダに送信
するMPEGトランスポートデータを生成する。
【0030】MPEGトランスポートデータは8ビット
シリアルDATA、CLOCK、VALID、PACK
ETSYNC、ERRORからなる。
【0031】通常、マイコン8は、希望するチャンネル
の中心周波数のPLLデータをディジタルチューナ1に
送信し、ディジタルチューナ1は、このPLLデータを
利用してIF信号を出力する。
【0032】ところが、QAM変調を用いたケーブル放
送の場合、RF信号は、ケーブル放送会社から中継器を
通ってディジタル放送受信装置のディジタルチューナ1
に届けられる。このため、中継器で周波数がずれること
がある。また、ディジタルチューナ1の温度特性などに
より出力されたIF信号がずれていて、前述したQAM
復調器3内のDFPLL部5でディジタル検波を行って
も周波数、位相が一致せずQAM復調器3内のQAM復
調部同期信号検出ができない場合がある。
【0033】このような場合、自動周波数チューニング
(以下、AFTという。)を行う。AFTは第1に希望
チャンネルの中心周波数のPLLデータをチューナ1に
送信してチャンネル選局を行い、第1のAFTでQAM
復調器3が前記チャンネルの同期信号検出ができなかっ
た場合には第2以降に中心周波数からある程度周波数を
ずらして前記チャンネルの選局を行う方法である。
【0034】次に、オートプリセットについて述べる。
オートプリセットはディジタル放送受信装置を使用して
いる地域における受信可能な放送チャンネル周波数をあ
らかじめセットするものである。
【0035】すなわち、ディジタル放送受信装置を購入
した時や、引っ越しなどのためにディジタル放送受信装
置を使用する地域が変わった時に行う。
【0036】本実施の形態では、3ポイントオートプリ
セットを行う場合について説明する。
【0037】まず、第1にマイコン8はディジタルチュ
ーナ1に1チャンネルの中心周波数のPLLデータを送
信する。例えば、1チャンネルの中心周波数が51MH
zであるとする。ディジタルチューナ1から出力される
IF信号から、QAM復調器3はDFPLLおよび同期
信号検出を行う。
【0038】ここで、QAM復調器3で同期信号検出が
不可能であった場合には、マイコン8は、同チャンネル
の中心周波数からわずかにずらした選局データをディジ
タルチューナ1に再度送信する。例えば、マイコン8
は、中心周波数51MHzから上側に125KHzずら
した51.125MHzのPLLデータをディジタルチ
ューナ1に送信する。中心周波数から周波数をどれだけ
シフトさせるかはDFPLL部5のキャプチャレンジに
より設定される。そして、再度、QAM復調器3は、デ
ィジタルチューナ1から出力されるIF信号からDFP
LLおよび同期検出を行う。
【0039】QAM復調器3が、このIF信号でも同期
信号検出が不可能であった場合、マイコン8は、今度は
中心周波数51MHzから下側に125KHzずらした
50.875MHzのPLLデータをディジタルチュー
ナ1に送信する。そして、上記と同様にして、QAM復
調器3は、ディジタルチューナ1から出力されるIF信
号から3回目のDFPLLおよび同期検出を行う。これ
でも同期信号検出不可能であった場合、そのチャンネル
にはデータがないとして次のチャンネル(2チャンネ
ル)の選局を行う。以降、同じ方法でオートプリセット
を行う。
【0040】このようなオートプリセットの結果、受信
可能なチャンネルの周波数だけを検索することができ
る。
【0041】図2はオートプリセットの結果、検索がで
きたチャンネル、そのチャンネルの中心周波数およびオ
ートプリセットで同期信号が検出できた周波数を示して
いる。そして、図2に示すオートプリセットの結果がメ
モリ9に書き込まれている。すなわち、検索出来たチャ
ンネル、そのチャンネルの中心周波数とオートプリセッ
トで同期信号が検出出来た周波数がメモリ9に書き込ま
れている。
【0042】従来は、オートプリセットの結果、同期信
号が検出できたチャンネルおよびそのチャンネルの中心
周波数しか記憶していなかった。
【0043】しかしながら、本実施の形態では、オート
プリセットで同期信号が検出出来た周波数をもメモリ9
に記憶させる。例えば図2では、中心周波数57MHz
の2chではPLLデータは57MHzで同期信号が検
出できて、中心周波数69MHzの4chではPLLデ
ータは69.125MHzで同期信号が検出できて、中
心周波数183MHzの8chではPLLデータは18
3.125MHzで同期信号が検出できて、中心周波数
569MHzの30chではPLLデータは569MH
zで同期信号が検出できたことを示している。
【0044】このように、本実施の形態では、同期信号
の検出が可能であったチャンネルとその中心周波数だけ
でなく、そのチャンネルはどのPLLデータで同期信号
検出ができたかをも記憶させる。
【0045】オートプリセットで得たその地域のチャン
ネル情報をもとに、ユーザがチャンネル選局を行う際、
従来は図2に示しているチャンネル番号(2ch、4c
h、8ch、30ch・・・)および中心周波数で再度
チャンネル選局を行っていた。
【0046】例えば、4chであれば第1に中心周波数
の69MHzを送信して同期信号が検出できなかったた
めに、第2に上側に125KHzずらした69.125
MHzのPLLデータを送信して同期信号の検出を行っ
ていた。
【0047】しかしながら、この3ポイント検索はオー
トプリセットでも行っており、チャンネル検索の際に再
度同じ検索を行うことは、検索時間を長引かせることに
なる。
【0048】従って、本実施の形態では、チャンネル選
局の際、マイコン8は、第1にオートプリセットで記憶
させた同期信号検出周波数をディジタルチューナ1に送
信することで検索時間の高速化を図ることが出来る。
【0049】図3は、以上を考慮したディジタル放送受
信装置の概略図である。9は選局PLLデータを記憶す
るためのメモリである。マイコン8は、チャンネル選局
の際に、ユーザから指定されたチャンネルの同期信号検
出周波数をメモリ9から呼び出し、そのPLLデータを
ディジタルチューナ1に送信する。例えば、ユーザが4
chを選択すれば、第1に69.125MHzのPLL
データをディジタルチューナ1に送信する。これで検索
時に高速な同期検出を行うことが可能となる。
【0050】また、オートプリセットの際に検出した同
期信号検出周波数がそれ以降のチャンネル選局の最適な
周波数とは言い難く、ずれている可能性もある。その際
にはチャンネル検索を行う際にも適宜最適な周波数をメ
モリ9に記憶しておく必要がある。例えば、図2に示す
4chのオートプリセット時の最適な周波数は69.1
25MHzであるが、チャンネル選局の際には69MH
zが最適な周波数となる可能性がある。その場合は、メ
モリ9の4chに対する最適周波数を変更する。
【0051】このように、本実施の形態のディジタル放
送受信装置は、オートプリセットの際に検出した同期信
号検出周波数で、同期信号が検出出来なかった場合、A
FTを行い、メモリ9のオートプリセット時に検出した
同期信号検出周波数をAFTを行って同期信号が検出出
来た場合の同期信号検出周波数で書き換える。そして、
以降同チャンネルを選局する際、マイコン8は、書き換
えた同期信号検出周波数のPLLデータをディジタルチ
ューナ1に送信する。
【0052】本実施の形態によれば、メモリ9にチャン
ネルを選局する際の最適な同期信号検出周波数をも記憶
し、この同期信号検出周波数のPLLデータをチューナ
1に送信することにより、希望するチャンネルの選局を
高速に行うことが出来る。
【0053】すなわち、チャンネル選局時に検索時間の
高速化が図られ、希望チャンネルの選局が素早く行える
ことになる。
【0054】なお、本実施の形態のディジタルチューナ
は本発明のディジタル放送用チューナ手段の例であり、
本実施の形態のQAM復調器3は本発明の復調手段の例
であり、本実施の形態のメモリ9は本発明のメモリ9の
例であり、本実施の形態のPLLデータは本発明の同期
信号検出用信号の例である。
【0055】さらに、本実施の形態では、3ポイントの
オートプリセットを行うとして説明したが、これに限ら
ない。5ポイント、7ポイントなど、要するに任意のポ
イントのオートプリセットを行っても構わない。
【0056】さらに、本実施の形態では、3ポイントの
AFTを行うとして説明したが、これに限らない。5ポ
イント、7ポイントなど、要するに任意のポイントのA
FTを行っても構わない。
【0057】さらに、本実施の形態ではRF信号はQA
M変調されているとして説明したが、これに限らない。
他の変調方式で変調されていても構わない。
【0058】さらに、本発明のディジタル放送受信装置
の全部または一部の手段の全部または一部の機能をコン
ピュータにより実行させるためのプログラム及び/また
はデータを担持した媒体であって、コンピュータにより
処理可能なことを特徴とする媒体も本発明に属する。
【0059】さらに、本発明のディジタル放送受信装置
の全部または一部の手段の全部または一部の機能をコン
ピュータにより実行させるためのプログラム及び/また
はデータであることを特徴とする情報集合体も本発明に
属する。
【0060】さらに、本発明のデータとは、データ構
造、データフォーマット、データの種類などを含む。ま
た、本発明の媒体とは、ROM等の記録媒体、インター
ネット等の伝送媒体、光・電波・音波等の伝送媒体を含
む。また、本発明の担持した媒体とは、例えば、プログ
ラム及び/またはデータを記録した記録媒体、やプログ
ラム及び/またはデータを伝送する伝送媒体等をふく
む。また、本発明のコンピュータにより処理可能とは、
例えば、ROMなどの記録媒体の場合であれば、コンピ
ュータにより読みとり可能であることであり、伝送媒体
の場合であれば、伝送対象となるプログラム及び/また
はデータが伝送の結果として、コンピュータにより取り
扱えることであることを含む。
【0061】さらに、上記実施の形態のディジタル放送
受信装置の全部または一部の手段の全部または一部の機
能をコンピュータにより実行させるためのプログラム及
び/またはデータを記録したプログラム記録媒体は、コ
ンピュータにより読み取り可能であり、読み取られた前
記プログラム及び/またはデータが前記コンピュータと
協動して前記機能を実行するプログラム記録媒体であっ
ても良い。
【0062】さらに、本発明の情報集合体とは、例え
ば、プログラム及び/またはデータ等のソフトウエアを
含むものである。
【0063】
【発明の効果】以上説明したところから明らかなよう
に、本発明は、高速なチャンネル検索が可能なディジタ
ル放送受信装置、媒体及び情報集合体を提供することが
出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明におけるディジタル放送受信装置のブロ
ック図である。
【図2】本発明におけるディジタル放送受信装置のチャ
ンネルマッピング図である。
【図3】本発明におけるディジタル放送受信装置のディ
ジタルチューナ周辺のブロック図である。
【図4】従来例におけるディジタル放送受信装置のブロ
ック図である。
【図5】従来例におけるディジタル放送受信装置のディ
ジタルチューナのブロック図である。
【符号の説明】
1 ディジタルチューナ 2 IFアンプ 3 QAM復調器 4 A/D変換部 5 DFPLL部 6 QAM復調部 7 FEC部 8 マイコン 9 メモリ 10 バンドパスフィルタ 11 RFアンプ 12 ファーストミキサ 13 セカンドミキサ 14 ファーストローカルオシレータ 15 セカンドローカルオシレータ 16 PLLコントロール
フロントページの続き (72)発明者 佐藤 博幸 香川県高松市古新町8番地の1 松下寿電 子工業株式会社内 Fターム(参考) 5C025 AA23 AA25 AA27 DA01 5J103 AA11 DA05 DA44 FA03 GB03 JA09 5K004 AA05 FG02 FH08 5K061 AA00 BB06 CC16 GG09 JJ06 JJ07

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チャンネル選択時に自動周波数チューニ
    ングを行うディジタル放送受信装置において、 ディジタル変調されたRF信号を受信し、同期信号検出
    用信号の供給を受けて、前記受信したRF信号をIF信
    号に変換するディジタル放送用チューナ手段と、 前記変換されたIF信号を復調する復調手段とを備え、 チャンネルが選局出来た場合の前記同期信号検出用信号
    の周波数値を記憶媒体に記憶させることを特徴とするデ
    ィジタル放送受信装置。
  2. 【請求項2】 チャンネル選択時に自動周波数チューニ
    ングを行うディジタル放送受信装置において、 ディジタル変調されたRF信号を受信し、同期信号検出
    用信号の供給を受けて、前記受信したRF信号をIF信
    号に変換するディジタル放送用チューナ手段と、 前記変換されたIF信号を復調する復調手段とを備え、 チャンネルが選局出来た場合の同期信号検出用信号の周
    波数値が、予め記憶媒体に記憶されており、 前記ディジタル放送用チューナ手段に供給される同期信
    号検出用信号の周波数は、前記記憶媒体に記憶されてい
    る同期信号検出用信号の周波数値に設定されることを特
    徴とするディジタル放送受信装置。
  3. 【請求項3】 前記記憶媒体には、チャンネルがより最
    適に選局出来た場合、その同期信号検出用信号の周波数
    値が記憶されることを特徴とする請求項1または2に記
    載のディジタル放送受信装置。
  4. 【請求項4】 前記記憶媒体への前記同期信号検出用信
    号の周波数の記憶は、オートプリセット時に行われるこ
    とを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のディジ
    タル放送受信装置。
  5. 【請求項5】 前記記憶媒体への前記同期信号検出用信
    号の周波数の記憶は、チャンネル選局の際に行われるこ
    とを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のディジ
    タル放送受信装置。
  6. 【請求項6】 前記ディジタル変調とは、QAM変であ
    ることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のデ
    ィジタル放送受信装置。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいずれかに記載のディジ
    タル放送受信装置の全部または一部の手段の全部または
    一部の機能をコンピュータにより実行させるためのプロ
    グラム及び/またはデータを担持した媒体であって、コ
    ンピュータにより処理可能なことを特徴とする媒体。
  8. 【請求項8】 請求項1〜6のいずれかに記載のディジ
    タル放送受信装置の全部または一部の手段の全部または
    一部の機能をコンピュータにより実行させるためのプロ
    グラム及び/またはデータであることを特徴とする情報
    集合体。
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