JP2002247462A - 受信装置 - Google Patents

受信装置

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JP2002247462A
JP2002247462A JP2001038948A JP2001038948A JP2002247462A JP 2002247462 A JP2002247462 A JP 2002247462A JP 2001038948 A JP2001038948 A JP 2001038948A JP 2001038948 A JP2001038948 A JP 2001038948A JP 2002247462 A JP2002247462 A JP 2002247462A
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frequency
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Takao Washino
隆夫 鷲野
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Funai Electric Co Ltd
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Funai Electric Co Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03JTUNING RESONANT CIRCUITS; SELECTING RESONANT CIRCUITS
    • H03J7/00Automatic frequency control; Automatic scanning over a band of frequencies
    • H03J7/02Automatic frequency control
    • H03J7/04Automatic frequency control where the frequency control is accomplished by varying the electrical characteristics of a non-mechanically adjustable element or where the nature of the frequency controlling element is not significant
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N21/00Selective content distribution, e.g. interactive television or video on demand [VOD]
    • H04N21/40Client devices specifically adapted for the reception of or interaction with content, e.g. set-top-box [STB]; Operations thereof
    • H04N21/41Structure of client; Structure of client peripherals
    • H04N21/426Internal components of the client ; Characteristics thereof
    • H04N21/42607Internal components of the client ; Characteristics thereof for processing the incoming bitstream
    • H04N21/4263Internal components of the client ; Characteristics thereof for processing the incoming bitstream involving specific tuning arrangements, e.g. two tuners
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/44Receiver circuitry for the reception of television signals according to analogue transmission standards
    • H04N5/50Tuning indicators; Automatic tuning control

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  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Circuits Of Receivers In General (AREA)
  • Superheterodyne Receivers (AREA)
  • Television Receiver Circuits (AREA)
  • Channel Selection Circuits, Automatic Tuning Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】簡単な構成でチューナーが同調する方向に周波
数をシフトさせて、受信信号を正確に復調することがで
きる受信装置を提供する。 【解決手段】周波数情報記憶部11は、発信器5が出力
する信号の周波数誤差にかかる誤差情報を記憶してい
る。制御部2は、周波数情報記憶部11に記憶している
誤差情報に基づいて発信器5を制御する。したがって、
発信器5の精度に影響されることなく、該発信器5から
適正な周波数の信号を出力することができるので、SA
Wフィルタ7で漏波された所定の帯域幅のIF信号にパ
イロット信号が存在しなかったり、存在していても取り
出せない(受信できない)という問題が起きることがな
く、確実に受信できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、パイロット信号
を伝送する無線通信に用いられる受信装置に関し、特に
高画質テレビ受像機に適用される受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、受信装置側で受信信号が正確に復
調できるように、パイロット信号を伝送する通信方式が
ある。周知のように、パイロット信号は受信側において
搬送波を正確に検出するための信号である。例えば米国
等で実施されている高画質テレビ放送は上記パイロット
信号を伝送する通信方式を利用している。
【0003】従来の高画質テレビ受像機は、選択されて
いるチャンネルに応じた周波数の信号を出力する発振器
を備えている。チューナーが、該発振器の出力信号にア
ンテナを通じて受信した無線信号を同調した中間周波の
信号(以下、IF信号と言う。)を出力する。そして、
このIF信号を所定の周波数帯域幅のSAWフィルタ
(表面弾性波フィルタ)で漏波する。SAWフィルタの
帯域幅は、例えば6MHzである。
【0004】SAWフィルタで漏波された所定の帯域幅
のIF信号は増幅器で増幅された後、復調部に入力され
る。復調部は、入力された信号からパイロット信号を取
り出し、ここで取り出したパイロット信号を用いてIF
信号を復調する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、受信装
置本体に設けられている発振器の出力信号の周波数精度
が悪いと、チューナーから出力されるIF信号の周波数
が適正値からずれてしまう。例えば装置本体が発振器の
出力信号の周波数がAになるように制御しているにもか
かわらず、実際に発信器から出力されている信号の周波
数がBである場合、発振器の出力信号の周波数誤差は
(A−B)である。この周波数誤差が大きいと、SAW
フィルタで漏波された所定の帯域幅のIF信号にパイロ
ット信号が存在しなかったり、存在していても取り出せ
なくなる。したがって、受信できないという問題があっ
た。
【0006】また、放送局側が搬送波の周波数をずらし
て(オフセットをかけた搬送波で)放送していることが
ある。例えば、隣接する地域に近い周波数の搬送波で放
送を行っている他の放送局がある場合、米国では他の放
送局との混信を避けるためにオフセットをかけた搬送波
で放送していることがある。
【0007】この場合も、SAWフィルタで漏波された
所定の帯域幅のIF信号にパイロット信号が存在しなか
ったり、存在していても取り出せなくなる。したがっ
て、上述の周波数誤差が大きい場合と同様に、受信でき
ないという問題があった。
【0008】上述の問題を解決する技術が、例えば特開
平9−121315号に開示されている。ここでは、S
AWフィルタの通過帯域幅を、チューナーが同調する方
向にシフトさせることが提案されている。しかし、その
構成が複雑であることから、装置本体が高価となり、実
用的な方法であるとは言えなかった。
【0009】この発明の目的は、簡単な構成で受信信号
を正確に復調することができる受信装置を提供すること
にある。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明の受信装置は、
上記課題を解決するために以下の構成を備えている。
【0011】(1)パイロット信号を含む無線信号を受
信する受信手段と、選択されているチャンネルに応じた
周波数の信号を出力する発振手段と、上記発信手段から
出力された信号に上記受信手段で受信した無線信号を同
調して中間周波の信号を出力する同調手段と、上記同調
手段から出力された上記中間周波の信号を上記パイロッ
ト信号が通過できる周波数帯域幅で漏波する漏波手段
と、上記漏波手段で漏波した信号から上記パイロット信
号を取り出し、該パイロット信号を用いて復調する復調
手段と、を備えた受信装置において、上記発信手段が出
力する信号の周波数誤差にかかる誤差情報を記憶した記
憶手段と、上記記憶手段が記憶している誤差情報に基づ
いて上記発信手段から出力される信号の周波数を制御す
る制御手段と、を備えている。
【0012】上記構成では、発信手段が出力する信号の
周波数誤差にかかる誤差情報を記憶手段に記憶させてい
る。制御手段は、この記憶手段に記憶されている誤差情
報に基づいて発信手段から出力する信号の周波数を制御
する。したがって、発信手段の精度に影響されることな
く、該発信手段から適正な周波数の信号を出力すること
ができる。これにより、漏波手段で漏波された所定の帯
域幅のIF信号にパイロット信号が存在しなかったり、
存在していても取り出せない(受信できない)という問
題が起きることがない。
【0013】また、発信手段が出力する信号の周波数誤
差にかかる誤差情報を記憶手段に記憶させるという簡単
な構成の追加で上述の作用効果が得られるので、装置本
体のコストアップという問題も生じない。
【0014】なお、上記周波数誤差は装置本体の製造時
に記憶手段に記憶させればよい。
【0015】(2)パイロット信号を含む無線信号を受
信する受信手段と、選択されているチャンネルに応じた
周波数の信号を出力する発振手段と、上記発信手段から
出力された信号に上記受信手段で受信した無線信号を同
調して中間周波の信号を出力する同調手段と、上記同調
手段から出力された上記中間周波の信号を上記パイロッ
ト信号が通過できる周波数帯域幅で漏波する漏波手段
と、上記漏波手段で漏波した信号から上記パイロット信
号を取り出し、該パイロット信号を用いて復調する復調
手段と、を備えた受信装置において、チャンネル毎に、
搬送波周波数の偏差を測定する周波数偏差測定手段と、
上記周波数偏差測定手段における測定結果に基づく偏差
情報を記憶した記憶手段と、上記記憶手段が記憶してい
る偏差情報に基づいて上記発信手段から出力される信号
の周波数を制御する制御手段と、を備えている。
【0016】この構成では、周波数偏差測定手段がチャ
ンネル毎に搬送波周波数の偏差を測定し、この測定結果
を記憶手段に記憶させる。制御手段は、記憶手段に記憶
されている周波数偏差に基づいて発信手段から出力する
信号の周波数を制御する。したがって、送信局側におい
て搬送波の周波数がずらされていても、周波数がずらさ
れている搬送波に対して、発信手段から適正な周波数の
信号を出力することができる。これにより、漏波手段で
漏波された所定の帯域幅のIF信号にパイロット信号が
存在しなかったり、存在していても取り出せないという
問題が起きることがなく、確実に受信信号が復調でき
る。
【0017】(3)上記復調手段で上記パイロット信号
が取り出せなかったとき、選択されているチャンネルに
ついて上記周波数偏差測定手段を実行し、上記記憶手段
に記憶している偏差情報を更新する偏差情報更新手段を
備えている。
【0018】この構成では、復調手段で上記パイロット
信号が取り出せなかったときに、選択されているチャン
ネルについて上記周波数偏差測定手段を実行し、該チャ
ンネルに対する偏差情報を更新するようにした。
【0019】(4)上記周波数偏差測定手段は、上記発
信手段から出力される信号の周波数を変化させながら、
上記復調手段でパイロット信号が取り出せたときに上記
発信手段から出力していた信号の周波数を検出する手段
である。
【0020】この構成では、復調手段でパイロット信号
が取り出せたときに発信手段から出力していた信号の周
波数を検出する。ここで検出した周波数を偏差情報とし
て記憶させてもよいし、またここで検出した周波数と規
定されている周波数との差を偏差情報として記憶させて
もよい。
【0021】なお、適当なタイミングで受信可能なチャ
ンネルに対して、順々に周波数偏差測定手段を実行し、
記憶手段に偏差情報を記憶させるようにしてもよい。適
当なタイミングとしては、例えば装置本体に設けられて
いる特定のキーが操作されたタイミングや、チャンネル
毎に放送が行われているかどうかを検出する、所謂オー
トスキャン時が考えられる。
【0022】
【発明の実施の形態】図1はこの発明にかかる受信装置
を適用した高画質テレビ受像機(以下、単にテレビ受像
機と言う。)の構成を示すブロック図である。この実施
形態にかかるテレビ受像機1は米国の地上波ディジタル
テレビシステム(ATSCシステム)で利用可能なもの
である。
【0023】この実施形態のテレビ受像機1は、制御部
2により本体の動作が制御される。操作部3は、受信チ
ャンネルの選択等を行う操作部である。チューナ4は発
振器5の出力信号にアンテナ6を通じて受信した無線信
号を同調した中間周波の信号(以下、IF信号と言
う。)を出力する。アンテナ6で受信された信号には、
パイロット信号が含まれている。SAWフィルタ7はチ
ューナ4の出力であるIF信号を所定の周波数帯域幅の
信号に漏波する。復調部8は、SAWフィルタ7で漏波
されたIF信号をA/D変換し、ディジタル信号に変換
してから、パイロット信号を取り出して復調する。復調
処理はディジタル信号処理で行われる。復号部9は、復
調部8で復調されたディジタル信号を復号するととも
に、これをD/A変換したビデオ信号およびオーディオ
信号(アナログ信号)を出力する。モニタ部10は、復
号部9から出力されたビデオ信号およびオーディオ信号
に基づいて映像および音声を出力する。さらに、周波数
情報記憶部11は発信器5の精度にかかる情報(以下、
誤差情報と言う。)を記憶している。
【0024】図2は、周波数情報記憶部11に記憶され
ている誤差情報を示す図である。図2に示すように、こ
の誤差情報は、チャンネル毎に周波数誤差が設定されて
いる。誤差情報とは、チャンネル毎に発信器5の出力が
定められている周波数B(以下、適正な周波数と言
う。)であるときに、実際に発振器5に対して制御して
いる周波数Aとの差(A−B)である。したがって、こ
の誤差情報に設定されている周波数誤差だけシフトした
周波数で発信器5を制御することで、該発信器5から適
正な周波数の信号を出力させることができる。この誤差
情報は、装置本体の製造時に発振器5の特性を測定して
周波数情報記憶部11に設定している。
【0025】なお、誤差情報は上述した情報に限定され
ず、発信器5から適正な周波数の信号を出力させること
ができる情報であれば良い。例えば、該発信器5から適
正な周波数の信号を出力させる制御を行ったときに、実
際に発信器5から出力される信号の周波数との差であっ
てもよい。
【0026】以下、この実施形態のテレビ受像器1の動
作について説明する。テレビ受像器1は、操作部3にお
いてチャンネルの切り換えが行われると、切り換えられ
たチャンネルに対して周波数情報記憶部11に記憶され
ている周波数誤差を読み出す。制御部2は、ここで読み
出した周波数誤差に基づいて発信器5を制御する。チュ
ーナー4は、該発振器5の出力信号にアンテナ6を通じ
て受信した無線信号を同調した中間周波の信号(以下、
IF信号と言う。)を出力する。
【0027】ここで、制御部2が周波数誤差に基づいて
発振器5を制御しているので、発振器5からは選択され
ているチャンネルに対して適正な周波数の信号が出力さ
れている。したがって、チューナー4から出力されてい
るIF信号も適正な信号であると言える。
【0028】SAWフィルタ7が、チューナー4から出
力されたIF信号を所定の帯域幅の信号に漏波する。S
AWフィルタ7の出力は、図示していない増幅器で増幅
された後、復調部8に入力される。
【0029】上述したように、チューナー4から出力さ
れているIF信号も適正な信号であると言えることか
ら、復調部8に入力された所定の帯域幅の信号にパイロ
ット信号が存在している。
【0030】復調部8は入力された所定の帯域幅の信号
をA/D変換したディジタル信号からパイロット信号を
取り出し、取り出したパイロット信号を用いて信号を復
調する。復調部8で復調された信号は復号部9に入力さ
れる。復号部9は、復調部8で復調された信号を復号し
たビデオ信号およびオーディオ信号を生成し、これらを
アナログ信号に変換して(D/A変換して)モニター部
10へ入力する。
【0031】モニタ部10は、入力されたビデオ信号に
基づく映像を出力(表示)するとともに、入力されたオ
ーディオ信号に基づく音声を出力する。
【0032】このように、この実施形態のテレビ受像機
1は周波数情報記憶部11にチャンネル毎に発振器5の
出力誤差を示す周波数誤差を記憶させておき、制御部2
が選択されたチャンネルに対して設定されている周波数
誤差に基づいて発振器5を制御するので、選択されてい
るチャンネルに対して常に適正な周波数の信号をチュー
ナ4に入力することができる。これにより、チューナー
4が、アンテナ6を通じて受信した無線信号を常に適正
な周波数の信号に同調させて得たIF信号を出力するこ
とができる。したがって、チューナー4から出力された
IF信号には、常にパイロット信号が含まれている。よ
って、復調部8がこのパイロット信号を取り出し、取り
出したパイロット信号を用いて受信した信号を確実に復
調することができる。
【0033】次に、放送局側が搬送波の周波数をずらし
て(オフセットをかけた搬送波で)放送することも考慮
したテレビ受像機1の実施形態について説明する。この
実施形態のテレビ受像機1も図1に示した構成である。
但し、周波数情報記憶部11に記憶されている誤差情報
が異なる。
【0034】図3は、この実施形態のテレビ受像機の周
波数情報記憶部に記憶されている誤差情報を示す図であ
る。この実施形態のテレビ受像機1の周波数情報記憶部
11は、チャンネル毎に上記実施形態で説明した周波数
誤差と、以下に示すオフセット量と、を対応付けて記憶
している。
【0035】オフセット量とは、SAWフィルタ7から
出力される所定の帯域幅の信号に確実にパイロット信号
を存在させることができるように、放送局側がずらして
いる搬送波の周波数をキャンセルする量を示す情報であ
る。具体的には、選択されているチャンネルに対する適
正な周波数と、SAWフィルタ7から出力される所定の
帯域幅の信号からパイロット信号が取り出せたときに発
振器5からチューナー4に入力した信号の周波数と、の
差である。
【0036】したがって、放送局側が搬送波の周波数を
ずらしていなければ、オフセット量は0になる。
【0037】上記説明から明らかなように、このオフセ
ット量は放送局毎に異なることから、装置本体の製造時
に設定することはできない。そこで、この実施形態のテ
レビ受像機1では、操作部3においてチャンネルの選択
が切り換えられたときに、オフセット量を検出し、周波
数情報記憶部11に記憶させるようにした。
【0038】図4は、チャンネルの切換時に実行される
オフセット量更新処理を示す図である。テレビ受像機1
はチャンネルが切り換えられると、図4に示す処理を実
行し、その後通常の受信処理を実行する。なお、チュー
ナー4、SAWフィルタ7、復調部8、復号部9、モニ
タ部10については、上記実施形態と同様の動作を行う
ので、ここでは説明を省略する。
【0039】テレビ受像機1は、チャンネルが切り換え
られると、切り換えられたチャンネルに対する周波数誤
差およびオフセット量を読み出す(s1)。制御部2
は、s1で読みだした周波数誤差およびオフセット量に
基づいて、発信器5の出力が放送局側が搬送波の周波数
をずらしていないときの周波数(上記実施形態で言う適
正な周波数)からオフセット量だけずらした周波数(以
下、オフセットされた周波数と言う。)になるように発
振器5を制御する(s2)。そして、復調部8において
パイロット信号が取り出せたかどうかを判定する(s
3)。
【0040】s3でパイロット信号が取り出せれば、こ
のチャンネルについては周波数情報記憶部11に記憶さ
れている、周波数誤差およびオフセット量が適正である
と判断し、本処理を終了する。
【0041】したがって、周波数情報記憶部11に上記
周波数誤差およびオフセット量の適正な値が記憶されて
いれば、直ぐに発振器5から選択されているチャンネル
に対して適正な周波数の信号が出力できる。これによ
り、選択されたチャンネルが受信できるまでに要する時
間が短い。
【0042】一方、s3でパイロット信号が取り出せな
いのは、このチャンネルについては周波数情報記憶部1
1に記憶されているオフセット量が適正でない、または
このチャンネルで放送がなされていない場合のいずれか
である。この場合には、以下に示す処理を実行する。
【0043】制御部2は、発振器5から出力される信号
の周波数を、予め設定されている範囲、例えば±300
kHzの範囲、で振りながら、復調部8においてパイロ
ット信号が取り出せるかどうかを判定する(s4、s
5)。なお、この範囲の中心はオフセット量が0である
ときの周波数である。
【0044】上記s4、s5で復調部8においてパイロ
ット信号が取り出せると、パイロット信号が取り出せた
ときに発振器5から出力されていた信号の周波数に基づ
いて、選択されているチャンネルに対するオフセット量
を算出し、これを周波数情報記憶部11に記憶する(s
6、s7)。
【0045】また、復調部8においてパイロット信号が
取り出せなければ、選択されているチャンネルについて
は放送がなされていないと判断する(s8)。
【0046】このように、この実施形態のテレビ受像器
1は上記s4〜s8の処理を実行することで、放送局が
搬送波の周波数をずらして放送していても、確実に受信
することができる。
【0047】また、上記s4〜s7の処理を行ったチャ
ンネル(放送局)については、周波数情報記憶部11に
適正なオフセット量が記憶されるので、以後同じチャン
ネルが選択されたときには、s1〜s3の処理で受信で
きるようになる。
【0048】このように、この実施形態のテレビ受像機
1は放送局が搬送波の周波数をずらして放送していて
も、確実に受信することができる。
【0049】また、周波数誤差およびオフセット量を記
憶させる周波数情報記憶部11を設け、該周波数情報記
憶部11に記憶されている周波数誤差およびオフセット
量に基づいて発信器5を制御するという簡単な構成で実
現できるので、本体のコストアップという問題もない。
【0050】なお、上記実施形態ではチャンネルが切り
換えられたときに、図4に示した処理を実行するとした
が、例えばチャンネル毎に放送がなされているかどうか
を検出する、所謂オートスキャン時に実行するようにし
てもよい。
【0051】また、ユーザの引っ越し等にともなって、
テレビ受像機1で受信できる放送局が変わったときで
も、図4に示した処理が実行されるので、特別な調整操
作を行わなくても、選択されているチャンネルの受信が
適正に行える。
【0052】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、発振
器から出力される信号の周波数誤差にかかる誤差情報を
記憶し、この誤差情報に基づいて発振器の出力を制御す
るようにしたので、発振器の精度による受信不良の発生
が防止できる。
【0053】また、故意に搬送波の周波数がずらされて
いる場合であっても、これを偏差情報として記憶し、こ
の偏差情報に基づいて発振器の出力を制御するようにし
たので、搬送波の周波数がずらされている場合において
も、適正な受信が行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態である受信装置を適用した
テレビ受像機の構成を示すブロック図である。
【図2】この発明の実施形態であるテレビ受像機が記憶
している周波数誤差テーブルを示す図である。
【図3】この発明の別の実施形態であるテレビ受像機が
記憶している周波数誤差およびオフセット量テーブルを
示す図である。
【図4】この発明の実施形態であるテレビ受像機にかか
るチューニング処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1−テレビ受像機 2−制御部 3−操作部 4−チューナー 5−発振器 6−アンテナ 7−SAWフィルタ 8−復調部 9−復号部 10−モニタ部 11−周波数情報記憶部
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/50 H04N 5/50 A

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パイロット信号を含む無線信号を受信す
    る受信手段と、 選択されているチャンネルに応じた周波数の信号を出力
    する発振手段と、 上記発信手段から出力された信号に上記受信手段で受信
    した無線信号を同調して中間周波の信号を出力する同調
    手段と、 上記同調手段から出力された上記中間周波の信号を上記
    パイロット信号が通過できる周波数帯域幅で漏波する漏
    波手段と、 上記漏波手段で漏波した信号から上記パイロット信号を
    取り出し、該パイロット信号を用いて復調する復調手段
    と、を備えた受信装置において、 チャンネル毎に、搬送波周波数の偏差を測定する周波数
    偏差測定手段と、 上記周波数偏差測定手段における測定結果に基づく偏差
    情報、および上記発信手段が出力する信号の周波数誤差
    にかかる誤差情報を記憶した記憶手段と、 上記記憶手段が記憶している偏差情報および誤差情報に
    基づいて上記発信手段から出力される信号の周波数を制
    御する制御手段と、 上記復調手段で上記パイロット信号が取り出せなかった
    とき、選択されているチャンネルについて上記周波数偏
    差測定手段を実行し、上記記憶手段に記憶している偏差
    情報を更新する偏差情報更新手段と、を備え、 上記周波数偏差測定手段は、上記発信手段から出力され
    る信号の周波数を変化させながら、上記復調手段でパイ
    ロット信号が取り出せたときに上記発信手段から出力し
    ていた信号の周波数を検出する手段である受信装置。
  2. 【請求項2】 パイロット信号を含む無線信号を受信す
    る受信手段と、 選択されているチャンネルに応じた周波数の信号を出力
    する発振手段と、 上記発信手段から出力された信号に上記受信手段で受信
    した無線信号を同調して中間周波の信号を出力する同調
    手段と、 上記同調手段から出力された上記中間周波の信号を上記
    パイロット信号が通過できる周波数帯域幅で漏波する漏
    波手段と、 上記漏波手段で漏波した信号から上記パイロット信号を
    取り出し、該パイロット信号を用いて復調する復調手段
    と、を備えた受信装置において、 上記発信手段が出力する信号の周波数誤差にかかる誤差
    情報を記憶した記憶手段と、 上記記憶手段が記憶している誤差情報に基づいて上記発
    信手段から出力される信号の周波数を制御する制御手段
    と、を備えた受信装置。
  3. 【請求項3】 パイロット信号を含む無線信号を受信す
    る受信手段と、 選択されているチャンネルに応じた周波数の信号を出力
    する発振手段と、 上記発信手段から出力された信号に上記受信手段で受信
    した無線信号を同調して中間周波の信号を出力する同調
    手段と、 上記同調手段から出力された上記中間周波の信号を上記
    パイロット信号が通過できる周波数帯域幅で漏波する漏
    波手段と、 上記漏波手段で漏波した信号から上記パイロット信号を
    取り出し、該パイロット信号を用いて復調する復調手段
    と、を備えた受信装置において、 チャンネル毎に、搬送波周波数の偏差を測定する周波数
    偏差測定手段と、 上記周波数偏差測定手段における測定結果に基づく偏差
    情報を記憶した記憶手段と、 上記記憶手段が記憶している偏差情報に基づいて上記発
    信手段から出力される信号の周波数を制御する制御手段
    と、を備えた受信装置。
  4. 【請求項4】 上記復調手段で上記パイロット信号が取
    り出せなかったとき、選択されているチャンネルについ
    て上記周波数偏差測定手段を実行し、上記記憶手段に記
    憶している偏差情報を更新する偏差情報更新手段を備え
    た請求項3に記載の受信装置。
  5. 【請求項5】 上記周波数偏差測定手段は、上記発信手
    段から出力される信号の周波数を変化させながら、上記
    復調手段でパイロット信号が取り出せたときに上記発信
    手段から出力していた信号の周波数を検出する手段であ
    る請求項3または4に記載の受信装置。
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