JP2001309112A - ネットワークファクシミリ装置 - Google Patents

ネットワークファクシミリ装置

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JP2001309112A
JP2001309112A JP2000125634A JP2000125634A JP2001309112A JP 2001309112 A JP2001309112 A JP 2001309112A JP 2000125634 A JP2000125634 A JP 2000125634A JP 2000125634 A JP2000125634 A JP 2000125634A JP 2001309112 A JP2001309112 A JP 2001309112A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 送信相手先装置がゲートウェイ装置であって
も、送信相手先の通信バッファがオーバーフローするこ
となく安定した通信を行えるネットワークファクシミリ
装置を提供すること。 【解決手段】 データ送信時のパケット網を介したデー
タ伝送における単位時間当たりのデータ伝送量を、デー
タ送信に先だって、受信側の前記相手先装置との間の
T.30信号のやりとりにより決定した通信速度にみあ
うデータ伝送量に調節するようにしたことを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワークを介
してデータ通信を行うネットワークファクシミリ装置に
関し、特に、パケット網に接続され、ITU−T勧告
T.38に基づいた手順により前記パケット網を介して
相手先装置との間でデータのやりとりを行うネットワー
クファクシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のファクシミリ通信は、ITU−T
勧告T.30に基づいたG3ファクシミリのように、電
話網を介したものが一般的であったが、基本的に通信料
金がかからない利点のある、インターネットに代表され
るネットワークを介したパケット通信の急速な普及に伴
い、ネットワーク経由のファクシミリ通信への要求が高
まった。
【0003】ネットワーク経由のファクシミリ通信の形
態としては、ファクシミリ文書を電子メールに変換し
て、他のネットワーク端末が電子メールを送受信するの
と同様のプロトコルにより送受信する形態があった。
【0004】しかし、電子メールによるファクシミリ通
信では、送信側端末から送信した電子メールが受信側の
メールサーバに蓄積される一方、受信側端末が、そのメ
ールサーバに定期的にアクセスして電子メールを受信す
る通信形態のため、送信側と受信側とが相互に能力交換
を行えず、最適な形態でのファクシミリ文書の伝送が行
えないばかりでなく、送信と受信が同時的には行われな
いために、送信文書が確実に受信されたかを送信側が確
認できないという弊害があった。
【0005】そこで、1999年4月にパケット網上で
パケット化したT.30信号をやり取りするためのIT
U−T勧告T.38が制定された。このT.38通信技
術を利用することで、パケット網を介した端末間の能力
交換および通信のリアルタイム性の保証が可能となっ
た。
【0006】勧告T.38に準拠したパケット網を介し
た通信を行うネットワーク端末装置としては、2種類あ
る。1つは、自装置から直接データ送信を行い、また、
受信データを自装置が直接受信する、パケット網直結型
のネットワークファクシミリ装置である。別の1つは、
公衆網を介してG3ファクシミリ装置との間で勧告T.
30に準拠した公衆網を介した通信を行うと同時に、勧
告T.38に準拠したパケット網を介した通信を相手先
のネットワークファクシミリ装置との間で行うことで、
公衆網上のG3ファクシミリ装置とバックライト網上の
ネットワークファクシミリ装置との間のファクシミリ通
信をリアルタイムにプロトコル変換して中継するゲート
ウェイ装置である。
【0007】公衆網を介して相互接続されたゲートウェ
イ装置とG3ファクシミリ装置とは、いわば、擬似的な
ネットワークファクシミリ装置を構成しているといえ
る。
【0008】パケット網直結型のネットワークファクシ
ミリ装置同士が、パケット網を介して通信を行う場合に
は、そのパケット網において可能な通信速度の範囲内
の、比較的高速な通信速度で通信を行うことができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、パケット網直
結型のネットワークファクシミリ装置が、前記擬似的な
ネットワークファクシミリ装置とパケット網を介して通
信を行う場合には、そのパケット網における通信速度が
いくら高速でも、前記擬似的なネットワークファクシミ
リ装置を構成するG3ファクシミリ装置とゲートウェイ
装置との公衆網を介した比較的低い通信速度(9600
bps、4800bps、2400bps等)により制
限されてしまうことになる。
【0010】そのため、パケット網直結型のネットワー
クファクシミリ装置が、送信相手先がゲートウェイ装置
であるか否かによらず、前記パケット網において可能な
比較的高速な通信速度で送信データを送信してしまう
と、送信相手先がパケット網直結型のネットワークファ
クシミリ装置であれば問題ないが、送信相手先がゲート
ウェイ装置であると、そのゲートウェイ装置とG3ファ
クシミリ装置との間の公衆網を介した通信の速度が比較
的低速であるために、送信データが前記ゲートウェイ装
置で未処理のまま滞って通信バッファがオーバーフロー
してしまって、正常な通信が行えなくなってしまう場合
があるという問題点があった。
【0011】本発明係る事情に鑑みてなされたものであ
り、送信相手先装置がゲートウェイ装置であっても、送
信相手先の通信バッファがオーバーフローすることなく
安定した通信を行えるネットワークファクシミリ装置を
提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載のネット
ワークファクシミリ装置は、パケット網に接続され、I
TU−T勧告T.38に基づいた手順により前記パケッ
ト網を介して、当該パケット網に直結されたネットワー
クファクシミリ装置、または、公衆網を介してITU−
T勧告T.30に基づいた手順によりG3ファクシミリ
装置と接続されるゲートウェイ装置のいずれかの端末種
別の送信相手先装置にデータを送信するネットワークフ
ァクシミリ装置において、データ送信時の前記パケット
網を介したデータ伝送における単位時間当たりのデータ
伝送量を、データ送信に先だって、受信側の前記相手先
装置との間のT.30信号のやりとりにより決定した通
信速度にみあうデータ伝送量に調節する通信速度調節送
信手段を備えたことを特徴とするネットワークファクシ
ミリ装置。
【0013】請求項2に記載のネットワークファクシミ
リ装置は、パケット網に接続され、ITU−T勧告T.
38に基づいた手順により前記パケット網を介して、当
該パケット網に直結されたネットワークファクシミリ装
置、または、公衆網を介してITU−T勧告T.30に
基づいた手順によりG3ファクシミリ装置と接続される
ゲートウェイ装置のいずれかの端末種別の送信相手先装
置にデータを送信するネットワークファクシミリ装置に
おいて、前記ITU−T勧告T.38に基づいた手順に
よる前記パケット網を介した送信相手時装置との間のや
りとりにより、前記送信相手先装置がネットワークファ
クシミリ装置またはゲートウェイ装置のいすれの端末種
別であるかを特定する端末種別特定手段と、前記端末種
別特定手段により前記送信相手先装置がネットワークフ
ァクシミリ装置であると特定された場合には、前記パケ
ット網において可能なデータ伝送速度でデータ送信を行
う一方、前記端末種別特定手段により前記送信相手先装
置がゲートウェイ装置であると特定された場合には、デ
ータ送信時の前記パケット網を介したデータ伝送におけ
る単位時間当たりのデータ伝送量を、データ送信に先だ
って、受信側の前記相手先装置との間のT.30信号の
やりとりにより決定した通信速度にみあうデータ伝送量
に調節する通信速度調節送信手段とを備えたことを特徴
とする。
【0014】請求項3に記載のネットワークファクシミ
リ装置は、パケット網に接続され、ITU−T勧告T.
38に基づいた手順により前記パケット網を介して、当
該パケット網に直結されたネットワークファクシミリ装
置、または、公衆網を介してITU−T勧告T.30に
基づいた手順によりG3ファクシミリ装置と接続される
ゲートウェイ装置のいずれかの端末種別の送信相手先装
置にデータを送信するネットワークファクシミリ装置に
おいて、所定の端末種別指定操作入力に応じて前記送信
相手先装置がネットワークファクシミリ装置またはゲー
トウェイ装置のいずれの端末種別であるかを特定する端
末種別特定手段と、前記端末種別特定手段により前記送
信相手先装置がネットワークファクシミリ装置であると
特定された場合には、前記パケット網において可能なデ
ータ伝送速度でデータ送信を行う一方、前記端末種別特
定手段により前記送信相手先装置がゲートウェイ装置で
あると特定された場合には、データ送信時の前記パケッ
ト網を介したデータ伝送における単位時間当たりのデー
タ伝送量を、データ送信に先だって、受信側の前記相手
先装置との間のT.30信号のやりとりにより決定した
通信速度にみあうデータ伝送量に調節する通信速度調節
送信手段をと備えたことを特徴とする。
【0015】請求項4に記載のネットワークファクシミ
リ装置は、パケット網に接続され、ITU−T勧告T.
38に基づいた手順により前記パケット網を介して、当
該パケット網に直結されたネットワークファクシミリ装
置、または、公衆網を介してITU−T勧告T.30に
基づいた手順によりG3ファクシミリ装置と接続される
ゲートウェイ装置のいずれかの端末種別の送信相手先装
置にデータを送信するネットワークファクシミリ装置に
おいて、各送信宛先ごとにネットワークファクシミリ装
置またはゲートウェイ装置のいずれかの端末種別を予め
対応付けて記憶した宛先別端末種別登録テーブルと、デ
ータ送信時における所定の送信宛先指定操作入力により
指定さたれ送信宛先を前記宛先別端末種別登録テーブル
と照合して、前記送信相手先装置がネットワークファク
シミリ装置またはゲートウェイ装置のいずれの端末種別
であるかを特定する端末種別特定手段と、前記端末種別
特定手段により前記送信相手先装置がネットワークファ
クシミリ装置であると特定された場合には、前記パケッ
ト網において可能なデータ伝送速度でデータ送信を行う
一方、前記端末種別特定手段により前記送信相手先装置
がゲートウェイ装置であると特定された場合には、デー
タ送信時の前記パケット網を介したデータ伝送における
単位時間当たりのデータ伝送量を、データ送信に先だっ
て、受信側の前記相手先装置との間のT.30信号のや
りとりにより決定した通信速度にみあうデータ伝送量に
調節する通信速度調節送信手段とを備えたことを特徴と
する。
【0016】請求項5に記載のネットワークファクシミ
リ装置は、請求項2または4のいずれかに記載のネット
ワークファクシミリ装置において、前記端末種別特定手
段により特定された相手先端末種別を表示する端末種別
表示手段を更に備えたことを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら、
本発明の実施の形態を詳細に説明する。
【0018】先ず、図1に、本発明の実施の形態に係る
ネットワークファクシミリ装置1のパケット網を介した
通信形態について示す。
【0019】同図において、ネットワークファクシミリ
装置1は、インターネットなどのパケット網50を介し
てITU−T勧告T.38に基づいた手順により、パケ
ット網直結型の他のネットワークファクシミリ装置20
や、パケット網50に接続されたゲートウェイ装置30
に公衆網(PSTN)60を介して接続されることによ
り、間接的にパケット網50に接続されるG3ファクシ
ミリ装置40との間でファクシミリ通信を行う。ネット
ワークファクシミリ装置1とネットワークファクシミリ
装置20との間のパケット直結型の装置間の通信では、
パケット網50において可能な比較的高速の通信速度で
の通信が可能であるが、ネットワークファクシミリ装置
1や20とゲートウェイ装置30を介したG3ファクシ
ミリ装置40との間の通信では、いくらパケット網50
における通信速度が高速でも、PSTN60における比
較的低速な通信速度でしか、通信を行えない。
【0020】次に、図2に、実施の形態に係るネットワ
ークファクシミリ装置1のブロック構成について示す。
【0021】同図において、ネットワークファクシミリ
装置1は、システム制御部2、ROM3、RAM4、ス
キャナ5、プロッタ6、蓄積メモリ7、符号化復号化部
8、操作表示部9、LAN通信制御部10、LANイン
ターフェイス11、及び、システムバス12により構成
されている。
【0022】システム制御部2は、ROM3に書き込ま
れた制御プログラムに従って、RAM4を作業領域とし
て使用しながら、装置各部を制御するマイクロコンピュ
ータである。
【0023】ROM3は、前述したように、システム制
御部2が上記装置各部を制御するための制御プログラム
が記憶されているリードオンリメモリである。RAM4
は、前述したようにシステム制御部2の作業領域として
使用されるランダムアクセスメモリである。なお、RA
M4は、図示しないバックアップ回路によりバックアッ
プされ、装置電源遮断時にも保持する必要のある、装置
動作に必要な各種情報を書き換え可能に記憶するために
も使用される。
【0024】そのRAM4には、図3に示すように、ダ
イヤル登録テーブル4aが予め登録・記憶されている。
なお、図3に示すダイヤル登録テーブル4aの詳細につ
いては、後述する。
【0025】スキャナ5は、3.85本/mm、7.7
本/mm、15.4本/mm等の所定の読み取り線密度
で原稿画像を読み取って画情報を得るためのものであ
る。プロッタ6は、受信した画情報を、その線密度に応
じて記録出力したり、スキャナ5で読み取った画情報
を、その線密度に応じて記録出力(コピー動作)するた
めのものである。
【0026】蓄積メモリ7は、スキャナ5で読み取った
画情報を、メモリ送信するために一時的にファイルとし
て蓄積したり、受信した画情報を、プロッタ6により記
録するまでファイルとして一時的に蓄積したり、通信管
理レポート等の各種レポートの画情報やワンタッチダイ
ヤル登録リストや短縮ダイヤル登録リストの画情報をフ
ォント展開して作成するための一時的な記憶領域として
も使用される。
【0027】符号化復号化部8は、送信画像データを、
G3ファクシミリに適合する、MH符号化方式、MR符
号化方式、MMR符号化方式、JBIG符号化方式等の
所定の符号化方式で符号化圧縮する一方、受信画像デー
タをMH符号化方式、MR符号化方式、MMR符号化方
式、JBIG符号化方式等に対応する所定の復号化方式
で復号伸長するものである。
【0028】操作表示部9は、相手先ファクシミリ番号
やネットワークアドレスを指定するためのキー群や、送
信スタートキー、ワンタッチダイヤルキー、及び、その
他各種キーが配設される一方、液晶表示装置等の表示器
を備え、ユーザに知らせるべき装置の動作状態や、各種
メッセージを表示するものである。
【0029】図4にネットワークファクシミリ装置1の
操作表示部9の具体的な構成について示す。
【0030】図4において、テンキー9aは、送信相手
先電話番号等を直接指定したり、短縮ダイヤルで指定し
たりする際に等に番号を入力するために用いられるもの
である。[スタート]キー9bは、ファクシミリ送信動
作の開始や、コピー動作の開始を指示するためのもので
ある。[ストップ]キー9cは、各種動作の強制的な停
止を指示したり、操作の取り消しを指示したりするため
のものである。[Yes]キー9d及び[No]キー9
eは、ユーザに決定または取消の各種選択をさせるため
のキーである。[ファンクション]キー9fは、ワンタ
ッチダイヤルの登録機能、短縮ダイヤルの登録機能、ユ
ーザパラメータの設定機能や、ファクシミリ装置1の標
準的なファクシミリ装置としての機能以外の、時刻指定
送信、部門コード指定送信等の拡張的な機能を呼び出す
ためのもので、この[ファンクション]キー9fを押下
して、テンキー9aにより、各機能に対応した番号を入
力することで、各機能を呼び出して実行することができ
る。
【0031】[短縮]キー9gは、短縮ダイヤル機能の
ためのもので、[短縮]キー9gの押下操作と、テンキ
ー9aによる数桁(本実施の形態では01から99の2
桁であるとする)の番号の入力操作の組合せで、短縮ダ
イヤルの登録番号を指定するためのものである。
【0032】ワンタッチキー群8hは、ワンタッチダイ
ヤル機能のためのもので、番号「01」ないし「32」
までの各番号にそれぞれ対応するキーにより構成され、
いずれかのワンタッチキーの押下操作により、ワンタッ
チダイヤルの登録番号を指定するためのものである。ま
た、ワンタッチキー群8hは、[ALT]キー9iとの
組合せ操作により、メールアドレスを入力するためのア
ルファベットや記号を入力するためにも使用される。具
体的には、例えば、[ALT]キー9iを押下しなが
ら、番号「01」の[ワンタッチ]キーを押下すること
で、アルファベットの「A」を入力できる。つまり、番
号「01」ないし「32」までの各番号にそれぞれ対応
する[ワンタッチ]キーは、[ALT]キー9iを押下
しながら押下することで、アルファベットキーとして機
能する。
【0033】カーソルキー群9jは、[下矢印]キー9
jd、[左矢印]キー9jl、[右矢印]キー9jr、
及び、[上矢印]キー9juにより構成されている。
[下矢印]キー9jd及び[上矢印]キー9juは、各
キーの押下に応じて、表示器9hの表示内容を変更した
り、表示内容を上下にスクロールしたりするものであ
る。また、[左矢印]キー9jl及び[右矢印]キー9
jrは、各キーの押下に応じて、表示器9kに表示され
た項目や機能等を選択するものである。表示器9kは、
ユーザに知らせるべき装置の動作状態や、各種メッセー
ジを表示するものである。
【0034】図2に戻って、LAN通信制御部10は、
パケット網50に接続されているLANに接続された、
LANとの物理的なインターフェイスであるLANイン
ターフェイス11を介して、LANプロトコル上でのT
CP/IPのプロトコル等によるパケットデータ伝送を
制御するものである。
【0035】LANインターフェイス11は、前述した
ように、LANとの物理的なインターフェイスである。
システムバス12は、上記各部がデータをやり取りする
ための信号ラインである。
【0036】次に、図3に示したダイヤルト登録テーブ
ル4aの詳細について説明する。
【0037】同図において、ダイヤル登録テーブル4a
は、短縮ダイヤル登録テーブルとワンタッチダイヤル登
録テーブル各部分が複合したテーブルとして構成されて
いる。
【0038】短縮ダイヤル登録テーブルは、登録番号
「01」ないし「99」に対応した99個のレコードに
より構成されている。
【0039】ワンタッチダイヤル登録テーブルは、登録
番号「01」ないし「32」に対応した32個のレコー
ドにより構成されている。
【0040】また、各登録テーブルの登録番号により特
定される各レコードは、ワンタッチダイヤルや短縮ダイ
ヤルの指定時に表示器9kに表示したりするための「相
手先名称」のフィールドと、送信相手先を指定するため
の「宛先指定情報」のフィールドと、値0がインターネ
ットファクス(ネットワークファクシミリ装置)を示
し、値1がゲートウェイ(ゲートウェイ装置)を示し、
値「−1」が種別不明を示す、「相手端末種別値」の各
フィールドにより構成されている。なお、ダイヤル登録
テーブル4aの登録内容は、操作表示部9からの対話入
力等により予め登録・記憶されている。
【0041】図5に、ROM3に格納される、本発明を
実施するために必要なソフトウェア構成について示す。
同図において、最上位には「オペポート(操作表示部)
制御」、「プロッタ制御」、「スキャナ制御」が位置
し、その下に「全体制御」が位置し、その下に「ファッ
クスイメージ作成」が位置し、その下にITU−T勧告
T.30に基づいたECM手順を含むファクシミリ通信
手順を担う「T.30エンジン」が位置し、その下に、
ITU−T勧告T.308に基づいた「T.38ファッ
クスデータ処理」、及び、ITU−T勧告H.225.
0に基づいた「H.225.0呼制御処理」が位置し、
その下に、「TCP/IP」のプロトコル制御が位置
し、最下層にLANプロトコルを制御する「LANコン
トローラ制御」がある。
【0042】図6に、パケット網50を介した、パケッ
ト網直結型のネットワークファクシミリ装置(インター
ネットファクス)間のITU−T勧告T.38準拠の通
信シーケンスについて示す。
【0043】同図において、送信元のインターネットフ
ァクス(左側)は、送信先のインターネットファクス
(右側)に対して、SETUPメッセージを送出する(フェ
ーズF1)。なお、その場合のSETUPメッセージのsourc
eInfo情報要素内のエンドポイントタイプとしては、パ
ケット網直結型のインターネットファクスであることを
示す「terminal」が格納される。
【0044】一方、送信先のインターネットファクス
は、CONNECTメッセージを送出する(フェーズF2)。
なお、その場合のCONNECTメッセージのdestinationInfo
情報要素内のエンドポイントタイプとしては、パケット
網直結型のインターネットファクスであることを示す
「terminal」が格納される。
【0045】そのようにして、お互いがパケット網直結
型のインターネットファクスであることを確認しあいつ
つ、T.38セッションが確立し、以後T.30に規定
されている制御信号をパケットデータとしてやりとりし
て画データの通信を行う。
【0046】つまり、送信先のインターネットファクス
が被呼端末識別信号CSI/ディジタル識別信号DIS
を送出し(フェーズF3)、それに呼応して送信元のイ
ンターネットファクスが送信端末識別信号TSI/ディ
ジタル送信命令信号DCSを送出して(フェーズF
4)、能力交換及び通信パラメータの設定を行った上
で、送信元がトレーニングチェック信号TCF(オプシ
ョン)を送出し(フェーズF5)、送信先が受信準備確
認信号CFRを返すことで(フェーズF6)、伝送前手
順を完了し、以後、画データの送信が行われる(フェー
ズF7)。
【0047】その場合の画データの送信は、従来は、L
AN通信制御部10が持つパケット網50を介したデー
タ伝送能力の範囲内の最高速度で行われていたが、送信
相手先の装置も、パケット網直結型のインターネットフ
ァクスであるためには、当該最高速度で画データを送信
しても問題は生じない。
【0048】図7に、パケット網50を介した、送信元
のパケット網直結型のネットワークファクシミリ装置
(インターネットファクス)と送信先のゲートウェイ装
置との間のITU−T勧告T.38準拠の通信シーケン
ス及び、そのT.38準拠の通信シーケンスに連動して
行われる、当該送信先ゲートウェイ装置とG3ファクシ
ミリ装置(G3ファクス)との公衆網を介したT.30
準拠の通信シーケンスについて示す。
【0049】同図において、送信元のインターネットフ
ァクスは、送信先のゲートウェイ装置に対して、SETUP
メッセージを送出する(フェーズF1)。なお、その場
合のSETUPメッセージのsourceInfo情報要素内のエンド
ポイントタイプとしては、パケット網直結型のインター
ネットファクスであることを示す「terminal」が格納さ
れる。
【0050】フェーズF1でSETUPメッセージを受信し
たゲートウェイ装置は、宛先のG3ファクスに公衆網を
介して発呼して呼び出す(フェーズF11)。
【0051】そのフェーズF11の呼び出しに対してG
3ファクスはオフフックして応答し(フェーズF1
2)、そのフェーズ12に呼応して、ゲートウェイ装置
は、CONNECTメッセージを送出する(フェーズF2)。
なお、その場合のCONNECTメッセージのdestinationInfo
情報要素内のエンドポイントタイプとしては、G3ファ
クスとの通信を中継するゲートウェイ装置であることを
示す「gateway」が格納される。
【0052】そのようにして、送信元は送信先がゲート
ウェイであることを確認する一方、、送信先は、送信元
がインターネットファクスであることを確認しあいつ
つ、T.38セッションが確立し、以後T.30に規定
されている制御信号をゲートウェイ装置とG3ファクス
とが公衆網を介してやりとりするの連動して、インター
ネットファクスとゲートウェイとがT.30に規定され
ている制御信号をパケットデータとしてやりとりして画
データの通信を行う。
【0053】つまり、送信先のG3ファクスが被呼端末
識別信号CSI/ディジタル識別信号DISを公衆網を
介してゲートウェイに送出し(フェーズF13)、それ
に呼応してゲートウェイが、フェーズF13で受信した
被呼端末識別信号CSI/ディジタル識別信号DISを
パケットデータとして、インターネットファクスに送出
する(フェーズF3)。
【0054】それに呼応して、インターネットファクス
が送信端末識別信号TSI/ディジタル送信命令信号D
CSを送出し(フェーズF4)、それに呼応してゲート
ウェイが、フェーズF14でパケットデータとして受信
した送信端末識別信号TSI/ディジタル送信命令信号
DCSを公衆網を介して、G3ファクスに送出して(フ
ェーズF14)、能力交換及び通信パラメータの設定を
行った上で、インターネットファクスがレーニングチェ
ック信号TCF(オプション)を送出し(フェーズF
5、)、それに呼応してゲートウェイが公衆網を介し
て、G3ファクスにトレーニングチェック信号TCFを
送出する(フェーズF15)。
【0055】そのフェーズF15に呼応して、G3ファ
クスが受信準備確認信号CFRを公衆網を介して送出し
(フェーズF16)、それに呼応してゲートウェイがイ
ンターネットファクスに受信準備確認信号CFRをパケ
ットデータして送出て(フェーズF6)、伝送前手順を
完了し、以後、画データの送信が行われる(フェーズF
7、F17)。
【0056】その場合の画データの送信は、従来は、L
AN通信制御部10が持つパケット網50を介したデー
タ伝送能力の範囲内の最高速度で行われていたが、実質
的な送信相手先の装置は、公衆網を介したG3ファクス
であるため、当該最高速度で画データを送信すると、ゲ
ートウェイにおいて、G3ファクスに送信しきれない画
データが滞留してしまい、ゲートウェイ装置が備える通
信用のバッファメモリの容量によっては、バッファオー
バーフローが発生して安定した通信が保証されなくなる
問題がある。
【0057】そこで、本実施の形態に係るネットワーク
ファクシミリ装置1においては、以下説明する送信処理
手順を行う。
【0058】ネットワークファクシミリ装置1に適用可
能な本実施の形態に係る送信処理手順として、第1、第
2及び第3例の各手順が適用可能である。
【0059】先ず、第1例に係る送信処理手順につい
て、図8を参照して説明する。
【0060】同図において、ネットワークファクシミリ
装置1は、スキャナ5に原稿がセットされるかを監視し
(判断101のNoループ)、スキャナ5に原稿がセッ
トされると(判断101のYes)、送信宛先の指定が
あるかを監視し(判断102のNoループ)、送信宛先
の指定があると(判断102のYes)、送信開始を指
示する[スタート]キー9bの押下を監視し(判断10
3のNoループ)、[スタート]キーが押下されると
(判断103のYes)、判断101でスキャナ5にセ
ットされた原稿を読み取り、得られた画情報を蓄積メモ
リ7に蓄積する(処理104)。
【0061】そして、図6または図7の通信シーケンス
にフェーズF1として示したように、SETUPメッセージ
を送信し(処理105)、フェーズF2として示したよ
うに、CONNECTメッセージを受信して(処理106)、
T.38セッションを確立した上で(処理107)、図
9の処理201に移行する。
【0062】図9の処理201では、通信速度調節送信
処理を行う。
【0063】ここで、図9の処理201として行われる
通信速度調節送信処理の具体的な処理手順について図1
0を参照して説明する。
【0064】同図において、先ず、図6または図7の通
信シーケンスにフェーズF3として示したようにディジ
タル識別信号DISを受信して送信先の受信能力を知る
(処理301)。なお、その場合受信能力のうちの対応
通信速度は、2400/4800/9600bpsのう
ちのいずれかであるとする。
【0065】そして、その通知された相手先の受信能力
と自身の送信能力とから通信パラメータを設定してディ
ジタル送信命令信号DCSとして送信する(処理30
2)。なお、その場合の通信速度(v)としては、96
00bpsが設定されるものといする。
【0066】処理301と処理302とにより、これか
ら行われようとする画データの送信時の通信速度(v)
が決定されると、次に、待ち時間Twaitを算出する
(処理303)。
【0067】処理303における、時間Twaitは、
(V−v)/Vの計算式により算出される。ここで、V
は、LAN通信制御部10が可能なパケット網50を介
した最高通信速度であり、本実施の形態では、ネットワ
ーク遅延は考慮しないとして、96000bpsである
とする。
【0068】したがって、計算式(V−v)/Vは、
(96000−9600)/96000となり、計算結
果は0.9となる。
【0069】つまり、これから行われようとする画デー
タの公衆網を介した単位時間当たりのデータ伝送量(通
信速度)に、パケット網50を介した単位時間当たりの
データ伝送量がみあうようにするには、単位時間のうち
の10%の期間には速度Vでのデータ伝送を行い、90
%の期間データ伝送を休止して、平均して速度vでのデ
ータ伝送が可能となるようにすればよいことになる。
【0070】そこで、通信速度V(この場合9600
0)で画情報を送信する(処理304)。ただしその場
合の画情報の送信単位はv(この場合9600)bit
であるとする。したがって、処理304における画像の
送信には、0.1秒を要することになる。
【0071】処理304の画情報の送信の後は、1ペー
ジの画データの送信が終了したかを判断し(判断30
5)、まだ、終了していない場合には(判断305のN
o)、処理303で算出した待ち時間Twait(この
場合0.9秒)だけ待ってから(処理306)。処理3
04に戻る。
【0072】判断305において、1ページの画データ
の送信が終了した場合には(判断305のYes)、次
ページの画データがあるかを判断し(判断307)、次
ページの画データがない場合には(判断307のN
o)、処理を終了するが、次ページの画データがある場
合には(判断307のYes)、次ページの伝送につい
てモード変更があるかを判断し(判断308)、モード
変更がない場合には(判断308のNo)、処理306
に移行し、モード変更がある場合には(判断308のY
es)、処理301に戻る。
【0073】このように、第1例の送信処理では、送信
相手先がネットワークファクシミリ装置20のようなパ
ケット網直結型のネットワークファクシミリ装置ばかり
でなく、公衆網を介して接続される、G3ファクシミリ
装置との間の通信速度により、パケット網を介した通信
速度が制限されるゲートウェイ装置である場合もあるこ
とを見越して、データ伝送においてウエイト処理を行う
ようにすることで、パケット網50を介した単位時間当
たりデータ伝送量を、公衆網を介した通信速度に合わせ
ることができ、ネットワークファクシミリ装置1からの
送信画データがG3ファクシミリ装置に未送信のままゲ
ートウェイ装置30に蓄積されしまってバッファオーバ
ーフローが発生してしまうような事態の発生を未然に防
ぐことができる。
【0074】次に、第2例に係る送信処理手順について
説明する。なお、この第2例は、図8及び図9に示した
第1例に係る送信処理手順のうちの図9を図11に置換
したものである。
【0075】先ず、図8に示した処理手順は、第1例に
係る送信処理手順と共通であるため説明を省略し、処理
107におけるT.38セッション確立後に行う図11
に示す処理手順について説明する。
【0076】同図において、先ず、処理106で受信し
たCONNECTメッセージのdestinationInfo情報要素内のエ
ンドポイントタイプが「gateway」であったかを否(「t
erminal」)かを判断する(判断401)。
【0077】そして、「gateway」である場合には(判
断401のYes)、表示器9kに、図15に示す表示
D10を表示して、送信が完了するまで比較的時間のか
かるゲートウェイ経由でのG3ファクスへの送信が行わ
れるいることをユーザに対して示した上で(処理40
2)、通信速度調節送信処理を行う(処理403)。
【0078】「terminal」である場合には(判断401
のNo)、表示器9kに、図15に示す表示D20を表
示して、送信が完了するまで比較的短時間で済むインタ
ーネットファクスへの送信が行われるいることをユーザ
に対して示した上で(処理404)、通信速度未調節送
信処理を行う(処理405)。
【0079】なお、処理403の通信速度調節送信処理
は、具体的には、既に説明した図10に示した処理手順
である。また、処理405の通信速度未調節送信処理
は、従来と同様のパケット網50を介して可能な最高通
信速度で画データを送信する処理である。
【0080】このように、第2例の送信処理では、送信
相手先装置とのネゴシエーションよに相手先端末の種別
を知り、相手先装置がゲートウェイ装置である場合にの
み、本発明に係る通信速度調節送信処理を行うように
し、相手先装置がパケット網直結型のネットワークファ
クシミリ装置である場合には、従来と同様の調整なしの
最高速度でのデータ送信を行うようにしたため、ネット
ワークファクシミリ装置1からの送信画データがG3フ
ァクシミリ装置に未送信のままゲートウェイ装置30に
蓄積されしまってバッファオーバーフローが発生してし
まうような事態の発生を未然に防ぐことができると共
に、可能な限り高速なデータ送信が可能となる。
【0081】また、この第2例では、装置が自動的に判
断した送信相手先端末の種別を表示するようにしたた
め、自分が指定した送信宛先の装置がネットワークファ
クシミリ装置がゲートウェイ装置かをユーザが容易に確
認でき、送信相手先装置がネットワークファクシミリ装
置である場合には非常に速くデータ送信が完了し、送信
相手先装置がゲートウェイ装置である場合には比較的遅
くデータ送信が完了するという、送信宛先によってデー
タ送信が完了するまでに要する時間が大きく異なるとい
う、ユーザが感じる違和感を緩和できる。
【0082】次に、第3例に係る送信処理手順につい
て、図12、図13及び図14を参照して説明する。
【0083】先ず、図12において、ネットワークファ
クシミリ装置1は、スキャナ5に原稿がセットされるか
を監視し(判断501のNoループ)、スキャナ5に原
稿がセットされると(判断501のYes)、送信宛先
の指定がテンキー9aの押下やワンタッチキー群9hと
[ALT]キー9iとの組み合わせ入力によるマニュア
ルダイヤル、または、[短縮]キー9gと番号の指定入
力による短縮ダイヤル、ワンタッチキー群hのうちのい
ずれかのキーの押下によるワンタッチダイヤルによりな
されるかを監視し(判断502のNoループ)、送信宛
先の指定があると(判断502のYes)、判断502
における宛先指定時のダイヤル種別を判断する(判断5
03)。
【0084】ダイヤル種別がマニュアルダイヤルであっ
た場合には(判断503のYes)、表示器9kに、図
15に示す表示D30を表示して、相手端末の種別がイ
ンターネットファクス、ゲートウェイ、または、不明の
いずれであるかを、[→]キー9jr、[←]キー9j
lの押下によりカーソルを移動させて選択し、その選択
でよければ[Yes]キー9dを押下するように促す
(処理504)。
【0085】そして、ユーザによる、[→]キー9j
r、[←]キー9jlの押下に応じて表示D30におけ
るカーソル(下線)位置を文字列「インターネットファ
クス」、「ゲートウェイ」、または「不明」のいずれか
に移動させると共に現在のカーソル位置を記憶するカー
ソル制御を、[Yes]キー9dが押下されるまで継続
する(判断506のNoループ)。
【0086】[Yes]キー9dが押下されると(判断
506のYes)、判断506がYesになった時点に
おけるカーソル位置を判断する(判断507)。
【0087】その結果、カーソル位置が「ゲートウェ
イ」である場合にはゲートウェイフラグFgwに値1を
セットする(処理508)。カーソル位置が「不明」で
ある場合には通信の安定性を重視してフラグFgwに値
1をセットする(処理508)。カーソル位置が「イン
ターネットファクス」である場合には、フラグFgwに
値0をセットする(処理509)。なお、フラグFgw
の値は、RAM4に保持される。
【0088】処理508または処理509の後は、図1
4の判断701に移行する。
【0089】一方、判断503において、ダイヤル種別
がワンタッチダイヤルまたは短縮ダイヤルである場合に
は、図13の処理601に移行する。
【0090】処理601では、判断502で指定された
短縮ダイヤル番号またはワンタッチキー番号に、図3に
示したダイヤル登録テーブル4aにおいて対応する相手
端末種別値を確認する。
【0091】そして、その確認した値が、端末種別「ゲ
ートウェイ」を示す値「1」である場合にはゲートウェ
イフラグFgwに値1をセットする(処理603)。そ
の確認した値が、端末種別「不明」を示す値「−1」で
ある場合には通信の安定性を重視してフラグFgwに値
1をセットする(処理603)。その確認した値が、端
末種別「インターネットファクス」を示す値「0」であ
る場合には、フラグFgwに値0をセットする(処理6
04)。なお、フラグFgwの値は、RAM4に保持さ
れる。
【0092】処理603または処理604の後は、図1
4の判断701に移行する。
【0093】処理508、処理509、処理603また
は処理604の後に行われる、図14の処理701にお
いては、送信開始を指示する[スタート]キー9bの押
下を監視し(判断701のNoループ)、[スタート]
キーが押下されると(判断701のYes)、判断51
でスキャナ5にセットされた原稿を読み取り、得られた
画情報を蓄積メモリ7に蓄積する(処理702)。
【0094】そして、図6または図7の通信シーケンス
にフェーズF1として示したように、SETUPメッセージ
を送信し(処理703)、フェーズF2として示したよ
うに、CONNECTメッセージを受信して(処理704)、
T.38セッションを確立した上で、ゲートウェイフラ
グFgwの値が1が否(0)かを判断する(判断70
5)。
【0095】フラグFgwの値が1であ場合には(判断
705のYes)、表示器9kに、図15に示す表示D
10を表示して、送信が完了するまで比較的時間のかか
るゲートウェイ経由でのG3ファクスへの送信が行われ
るいることをユーザに対して示した上で(処理70
6)、通信速度調節送信処理を行う(処理707)。
【0096】フラグFgwの値が0であ場合には(判断
705のNo)表示器9kに、図15に示す表示D20
を表示して、送信が完了するまで比較的短時間で済むイ
ンターネットファクスへの送信が行われるいることをユ
ーザに対して示した上で(処理708)、通信速度未調
節送信処理を行う(処理709)。
【0097】なお、処理707の通信速度調節送信処理
は、具体的には、既に説明した図10に示した処理手順
である。また、処理709の通信速度未調節送信処理
は、従来と同様のパケット網50を介して可能な最高通
信速度で画データを送信する処理である。
【0098】このように、第3例の送信処理では、マニ
ュアルダイヤルの場合には、ユーザによるその都度の相
手端末種別の指定により相手先端末の種別を知り、マニ
ュアルまたはワンタッチダイヤルの場合には、予め宛先
と対応付けてダイヤル登録テーブル4aに登録していた
相手端末種別値から相手先端末の種別を知り、相手先装
置がゲートウェイ装置である場合に、本発明に係る通信
速度調節送信処理を行うようにし、相手先装置がパケッ
ト網直結型のネットワークファクシミリ装置である場合
には、従来と同様の調整なしの最高速度でのデータ送信
を行うようにしたため、ネットワークファクシミリ装置
1からの送信画データがG3ファクシミリ装置に未送信
のままゲートウェイ装置30に蓄積されしまってバッフ
ァオーバーフローが発生してしまうような事態の発生を
未然に防ぐことができると共に、可能な限り高速なデー
タ送信が可能となる。また、相手先装置が不明の場合に
は、相手先装置がゲートウェイ装置である場合もあるこ
とを重視して、本発明に係る通信速度調節送信処理を行
うようにしたため、通信の安定性を最優先にすることが
できる。
【0099】また、この第3例では、短縮またはワンタ
ッチダイヤル時に装置が自動的に判断した送信相手先端
末の種別を表示するようにしたため、自分が指定した送
信宛先の装置がネットワークファクシミリ装置がゲート
ウェイ装置かをユーザが容易に確認でき、送信相手先装
置がネットワークファクシミリ装置である場合には非常
に速くデータ送信が完了し、送信相手先装置がゲートウ
ェイ装置である場合には比較的遅くデータ送信が完了す
るという、送信宛先によってデータ送信が完了するまで
に要する時間が大きく異なるという、ユーザが感じる違
和感を緩和できる。また、マニュアルダイヤル時にユー
ザが指定した送信相手先端末の種別も表示するようにし
たため、自分が行った指定が正しかったかを容易に確認
できる。
【0100】なお、この第3例では、マニュアルダイヤ
ルの場合にのみユーザに相手先端末種別を指定させるよ
うにしたが、短縮ダイヤルやワンタッチダイヤル時に
も、ユーザに相手先端末種別を指定させるようしてもよ
いのはいうまでもない。ただしその場合、ダイヤル登録
テーブル4aへの相手端末種別値の登録は不要となる。
【0101】このように本実施の形態によれば、送信相
手先がゲートウェイ装置であっても、安定性の高いリア
ルタイムネットワークファクシミリ通信を行うことでき
るようになる。
【0102】なお、以上説明した実施形態においては、
本発明を、単体のネットワークファクシミリ装置に適用
したが本発明は、それに限らず、例えばLANインター
フェイス回路を備えたパーソナルコンピュータが、その
LANインターフェイス回路を介してパケット網に接続
されて、T.38に基づいたネットワークファクシミリ
通信を行うような、ネットワークファクシミリ装置がシ
ステムとして構成されるような場合にも同様に適用可能
なものであることはいうまでもない。
【0103】
【発明の効果】請求項1に係る発明によれば、前記送信
相手先装置がゲートウェイ装置である場合には、そのゲ
ートウェイ装置と送信先のG3ファクシミリ装置との前
記公衆網を介した通信速度にみあう単位時間当たりのデ
ータ伝送量になるように、前記パケット網を介したデー
タ送信におけるデータ送出を調節するようにしたため、
前記送信相手先装置がゲートウェイ装置であっても、送
信相手先の通信バッファがオーバーフローすることなく
安定した通信を行うことが可能となる効果が得られる。
【0104】請求項2に係る発明によれば、前記送信相
手先装置がゲートウェイ装置である場合には、そのゲー
トウェイ装置と送信先のG3ファクシミリ装置との前記
公衆網を介した通信速度にみあう単位時間当たりのデー
タ伝送量になるように、前記パケット網を介したデータ
送信におけるデータ送出を調節するようにしたため、前
記送信相手先装置がゲートウェイ装置であっても、送信
相手先の通信バッファがオーバーフローすることなく安
定した通信を行うことが可能となる効果が得られる。ま
た、前記送信相手先装置が前記パケット網における比較
的高速な通信速度でのデータ伝送に対応したパケット網
直結型のネットワークファクシミリ装置である場合に
は、前記パケット網において許容される通信速度でデー
タ送信を行うようにしたため、前記相手先送信装置がゲ
ートウェイ装置である場合もあることに備えて、前記相
手先送信装置がパケット網直結型のネットワークファク
シミリ装置にも、前記ゲートウェイ装置と送信先のG3
ファクシミリ装置との前記公衆網を介した通信速度程度
に前記パケット網を介してデータ送信速度が制限されて
しまうことがなく、通信の安定性と効率性を両立したデ
ータ送信が可能となる効果が得られる。また、前記送信
相手先装置の端末種別を、前記ITU−T勧告T.38
に基づいた手順による前記パケット網を介した送信相手
時装置との間のやりとりにより自動的に知ることができ
るため、送信相手時装置の特定のためにユーザの手を煩
わせることもない利点がある。
【0105】請求項3に係る発明によれば、前記送信相
手先装置がゲートウェイ装置である場合には、そのゲー
トウェイ装置と送信先のG3ファクシミリ装置との前記
公衆網を介した通信速度にみあう単位時間当たりのデー
タ伝送量になるように、前記パケット網を介したデータ
送信におけるデータ送出を調節するようにしたため、前
記送信相手先装置がゲートウェイ装置であっても、送信
相手先の通信バッファがオーバーフローすることなく安
定した通信を行うことが可能となる効果が得られる。ま
た、前記送信相手先装置が前記パケット網における比較
的高速な通信速度でのデータ伝送に対応したパケット網
直結型のネットワークファクシミリ装置である場合に
は、前記パケット網において許容される通信速度でデー
タ送信を行うようにしたため、前記相手先送信装置がゲ
ートウェイ装置である場合もあることに備えて、前記相
手先送信装置がパケット網直結型のネットワークファク
シミリ装置にも、前記ゲートウェイ装置と送信先のG3
ファクシミリ装置との前記公衆網を介した通信速度程度
に前記パケット網を介してデータ送信速度が制限されて
しまうことがなく、通信の安定性と効率性を両立したデ
ータ送信が可能となる効果が得られる。また、前記送信
相手先装置の端末種別を、ユーザの認識通りに指定させ
ることができる。
【0106】請求項4に係る発明によれば、前記送信相
手先装置がゲートウェイ装置である場合には、そのゲー
トウェイ装置と送信先のG3ファクシミリ装置との前記
公衆網を介した通信速度にみあう単位時間当たりのデー
タ伝送量になるように、前記パケット網を介したデータ
送信におけるデータ送出を調節するようにしたため、前
記送信相手先装置がゲートウェイ装置であっても、送信
相手先の通信バッファがオーバーフローすることなく安
定した通信を行うことが可能となる効果が得られる。ま
た、前記送信相手先装置が前記パケット網における比較
的高速な通信速度でのデータ伝送に対応したパケット網
直結型のネットワークファクシミリ装置である場合に
は、前記パケット網において許容される通信速度でデー
タ送信を行うようにしたため、前記相手先送信装置がゲ
ートウェイ装置である場合もあることに備えて、前記相
手先送信装置がパケット網直結型のネットワークファク
シミリ装置にも、前記ゲートウェイ装置と送信先のG3
ファクシミリ装置との前記公衆網を介した通信速度程度
に前記パケット網を介してデータ送信速度が制限されて
しまうことがなく、通信の安定性と効率性を両立したデ
ータ送信が可能となる効果が得られる。また、前記送信
相手先装置の端末種別を、指定さたれ送信宛先から自動
的に特定することができるため、ユーザからの端末種別
特定のための追加の操作入力なし確実に端末種別を特定
することが可能となる効果がえられる。
【0107】請求項5に係る発明によれば、本発明に係
る装置により自動的に選択された前記送信相手先装置の
端末種別を表示するようにしたため、自分が指定した送
信宛先の装置がネットワークファクシミリ装置がゲート
ウェイ装置かをユーザが容易に確認でき、前記送信相手
先装置がネットワークファクシミリ装置である場合には
非常に速くデータ送信が完了し、前記送信相手先装置が
ゲートウェイ装置である場合には比較的遅くデータ送信
が完了するという、送信宛先によってデータ送信が完了
するまでに要する時間が大きく異なるという、ユーザが
感じる違和感を緩和することが可能となる効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るネットワークファク
シミリ装置のパケット網を介した通信形態について示す
図である。
【図2】本発明の実施の形態に係るネットワークファク
シミリ装置のブロック構成を示す図である。
【図3】本発明の実施の形態に係るネットワークファク
シミリ装置のRAMに記憶されるダイヤル登録テーブル
について示す図である。
【図4】本発明の実施の形態に係るファクシミリ装置の
操作表示部の構成について示す図である。
【図5】本発明の実施の形態に係るネットワークファク
シミリ装置におけるソフトウェア構成について示す図で
ある。
【図6】パケット網を介したネットワークファクシミリ
装置間のITU−T勧告T.38準拠の通信シーケンス
について示す図である。
【図7】パケット網を介したネットワークファクシミリ
装置とゲートウェイ装置との間のITU−T勧告T.3
8準拠の通信シーケンス、及び、公衆網を介したゲート
ウェイ装置とG3ファクシミリ装置とのITU−T勧告
T.30準拠の通信シーケンスについて示す図である。
【図8】本発明の実施の形態に係るネットワークファク
シミリ装置における第1例及び第2例の送信処理手順に
共通の手順について示すフローチャートである。
【図9】図8の処理手順に引き続いて行われる第1例に
係る送信処理手順について示すフローチャートである。
【図10】通信速度調節送信処理の具体的な処理手順に
ついて示すフローチャートである。
【図11】図8の処理手順に引き続いて行われる第2例
に係る送信処理手順について示すフローチャートであ
る。
【図12】本発明の実施の形態に係るネットワークファ
クシミリ装置における第3例に係る送信処理手順につい
て示すフローチャートである。
【図13】図12と共に、本発明の実施の形態に係るネ
ットワークファクシミリ装置における第3例に係る送信
処理手順について示すフローチャートである。
【図14】図12及び図13と共に、本発明の実施の形
態に係るネットワークファクシミリ装置における第3例
に係る送信処理手順について示すフローチャートであ
る。
【図15】表示例について示す図である。
【符号の説明】
1 ネットワークファクシミリ装置 2 システム制御部 3 ROM 4 RAM 4a ダイヤル登録テーブル 5 スキャナ 6 プロッタ 7 蓄積メモリ 8 符号化復号化部 9 操作表示部 9a テンキー 9b [スタート]キー 9c [ストップ]キー 9d [Yes]キー 9e [No]キー 9f [ファンクション]キー 9g [短縮]キー 9h ワンタッチキー群 9i [ALT]キー 9j カーソルキー群 9k 表示器 10 LAN通信制御部 11 LANインターフェイス 12 システムバス 20 ネットワークファクシミリ装置 30 ゲートウェイ装置 40 G3ファクシミリ装置 50 パケット網 60 PSTN
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04L 12/58 H04L 11/20 101C 9A001 H04M 11/00 302 H04N 1/32 Fターム(参考) 5C062 AA02 AA22 AA34 AA35 AB20 AB23 AB38 AC38 AE02 AE13 5C075 AA02 AB03 CA03 CE04 CE11 CE14 5K030 HA05 HA08 HB04 HD03 HD05 HD06 JT05 5K033 CB08 CC01 DA05 DB18 EC03 5K101 KK01 LL01 LL02 SS07 TT06 9A001 BB04 CC07 DD10 JJ35 KK42 KK54 KK56

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パケット網に接続され、ITU−T勧告
    T.38に基づいた手順により前記パケット網を介し
    て、当該パケット網に直結されたネットワークファクシ
    ミリ装置、または、公衆網を介してITU−T勧告T.
    30に基づいた手順によりG3ファクシミリ装置と接続
    されるゲートウェイ装置のいずれかの端末種別の送信相
    手先装置にデータを送信するネットワークファクシミリ
    装置において、 データ送信時の前記パケット網を介したデータ伝送にお
    ける単位時間当たりのデータ伝送量を、データ送信に先
    だって、受信側の前記相手先装置との間のT.30信号
    のやりとりにより決定した通信速度にみあうデータ伝送
    量に調節する通信速度調節送信手段を備えたことを特徴
    とするネットワークファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 パケット網に接続され、ITU−T勧告
    T.38に基づいた手順により前記パケット網を介し
    て、当該パケット網に直結されたネットワークファクシ
    ミリ装置、または、公衆網を介してITU−T勧告T.
    30に基づいた手順によりG3ファクシミリ装置と接続
    されるゲートウェイ装置のいずれかの端末種別の送信相
    手先装置にデータを送信するネットワークファクシミリ
    装置において、 前記ITU−T勧告T.38に基づいた手順による前記
    パケット網を介した送信相手時装置との間のやりとりに
    より、前記送信相手先装置がネットワークファクシミリ
    装置またはゲートウェイ装置のいすれの端末種別である
    かを特定する端末種別特定手段と、前記端末種別特定手
    段により前記送信相手先装置がネットワークファクシミ
    リ装置であると特定された場合には、前記パケット網に
    おいて可能なデータ伝送速度でデータ送信を行う一方、
    前記端末種別特定手段により前記送信相手先装置がゲー
    トウェイ装置であると特定された場合には、データ送信
    時の前記パケット網を介したデータ伝送における単位時
    間当たりのデータ伝送量を、データ送信に先だって、受
    信側の前記相手先装置との間のT.30信号のやりとり
    により決定した通信速度にみあうデータ伝送量に調節す
    る通信速度調節送信手段とを備えたことを特徴とするネ
    ットワークファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 パケット網に接続され、ITU−T勧告
    T.38に基づいた手順により前記パケット網を介し
    て、当該パケット網に直結されたネットワークファクシ
    ミリ装置、または、公衆網を介してITU−T勧告T.
    30に基づいた手順によりG3ファクシミリ装置と接続
    されるゲートウェイ装置のいずれかの端末種別の送信相
    手先装置にデータを送信するネットワークファクシミリ
    装置において、 所定の端末種別指定操作入力に応じて前記送信相手先装
    置がネットワークファクシミリ装置またはゲートウェイ
    装置のいずれの端末種別であるかを特定する端末種別特
    定手段と、前記端末種別特定手段により前記送信相手先
    装置がネットワークファクシミリ装置であると特定され
    た場合には、前記パケット網において可能なデータ伝送
    速度でデータ送信を行う一方、前記端末種別特定手段に
    より前記送信相手先装置がゲートウェイ装置であると特
    定された場合には、データ送信時の前記パケット網を介
    したデータ伝送における単位時間当たりのデータ伝送量
    を、データ送信に先だって、受信側の前記相手先装置と
    の間のT.30信号のやりとりにより決定した通信速度
    にみあうデータ伝送量に調節する通信速度調節送信手段
    をと備えたことを特徴とするネットワークファクシミリ
    装置。
  4. 【請求項4】 パケット網に接続され、ITU−T勧告
    T.38に基づいた手順により前記パケット網を介し
    て、当該パケット網に直結されたネットワークファクシ
    ミリ装置、または、公衆網を介してITU−T勧告T.
    30に基づいた手順によりG3ファクシミリ装置と接続
    されるゲートウェイ装置のいずれかの端末種別の送信相
    手先装置にデータを送信するネットワークファクシミリ
    装置において、 各送信宛先ごとにネットワークファクシミリ装置または
    ゲートウェイ装置のいずれかの端末種別を予め対応付け
    て記憶した宛先別端末種別登録テーブルと、データ送信
    時における所定の送信宛先指定操作入力により指定さた
    れ送信宛先を前記宛先別端末種別登録テーブルと照合し
    て、前記送信相手先装置がネットワークファクシミリ装
    置またはゲートウェイ装置のいずれの端末種別であるか
    を特定する端末種別特定手段と、前記端末種別特定手段
    により前記送信相手先装置がネットワークファクシミリ
    装置であると特定された場合には、前記パケット網にお
    いて可能なデータ伝送速度でデータ送信を行う一方、前
    記端末種別特定手段により前記送信相手先装置がゲート
    ウェイ装置であると特定された場合には、データ送信時
    の前記パケット網を介したデータ伝送における単位時間
    当たりのデータ伝送量を、データ送信に先だって、受信
    側の前記相手先装置との間のT.30信号のやりとりに
    より決定した通信速度にみあうデータ伝送量に調節する
    通信速度調節送信手段とを備えたことを特徴とするネッ
    トワークファクシミリ装置。
  5. 【請求項5】 前記端末種別特定手段により特定された
    相手先端末種別を表示する端末種別表示手段を更に備え
    たことを特徴とする請求項2または4のいずれかに記載
    のネットワークファクシミリ装置。
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