JP2001307822A - ケーブル用コネクタ - Google Patents

ケーブル用コネクタ

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    • H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
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    • H01—ELECTRIC ELEMENTS
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    • H01R9/00—Structural associations of a plurality of mutually-insulated electrical connecting elements, e.g. terminal strips or terminal blocks; Terminals or binding posts mounted upon a base or in a case; Bases therefor
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    • H01R9/05—Connectors arranged to contact a plurality of the conductors of a multiconductor cable, e.g. tapping connections for coaxial cables
    • H01R9/0524—Connection to outer conductor by action of a clamping member, e.g. screw fastening means

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  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
  • Multi-Conductor Connections (AREA)
  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 グランドバーを備えたケーブルの接続に使用
された場合でも、上述した境界部分での同軸ケーブルの
切断を防止できるコネクタを提供すること。 【解決手段】 同軸ケーブル１１に接続されるコンタク
ト１２をインシュレータ１３に保持させる。インシュレ
ータをシェル１４にて覆う。シェルに、インシュレータ
と協働して同軸ケーブルを挟み付けて保持する保持部１
７を設ける。シェルは、好ましくは、コンタクトの接触
部に対応する位置に配設されインシュレータに固定保持
された第１のシェル部品１５と、前記保持部を有し前記
インシュレータに着脱自在に保持された第２のシェル部
品１６とよりなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ケーブルと接続す
るためのコネクタに関する。
【０００２】
【従来の技術】複数本の細い同軸ケーブルを纏めた細線
同軸タイプのケーブルが知られている。この種のケーブ
ルにおいて、シールド線を露出させた状態で同軸ケーブ
ルを平面的に並べ、そのシールド線部分をグランドバー
と呼ばれる２枚の金属板で挟み込んだ構造を備えること
がある。この構造によれば、グランドバーを介してシー
ルド線を一括して処理できるため便利である。その上、
各同軸ケーブルが細いにも拘わらず、グランドバーによ
り複数本の同軸ケーブルが平面的に配列された状態を保
つので、コネクタとの接続作業においても有利である。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、グラン
ドバーを備えたケーブルにおいては、グランドバーの角
部に近い部分（以下「境界部分」と呼ぶ）には同軸ケー
ブルの被覆部が無いため、この境界部分の強度に問題が
ある。例えば、グランドバーに対しケーブルを振ると、
境界部分で同軸ケーブルが切断されてしまう虞もある。
【０００４】それ故に本発明の課題は、グランドバーを
備えたケーブルの接続に使用された場合でも、上述した
境界部分での同軸ケーブルの切断を防止できるコネクタ
を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、ケーブ
ルと接続するためのコネクタにおいて、前記ケーブルに
接続されるコンタクトと、前記コンタクトを保持したイ
ンシュレータと、前記インシュレータを覆ったシェルと
を含み、前記シェルは、前記インシュレータと協働して
前記ケーブルを挟み付けて保持する保持部を有すること
を特徴とするコネクタが得られる。
【０００６】前記シェルは、前記コンタクトの接触部に
対応する位置に配設され前記インシュレータに固定保持
された第１のシェル部品と、前記保持部を有し前記イン
シュレータに着脱自在に保持された第２のシェル部品と
を含んでもよい。
【０００７】前記ケーブルは複数本の同軸ケーブルを有
したものであり、前記複数本の同軸ケーブルを整列させ
て保持し各同軸ケーブルのシールド線に接続されるグラ
ンドバーをさらに含み、前記グランドバーは前記シェル
に接続されてもよい。
【０００８】
【発明の実施の形態】図１〜図４を参照して、本発明の
実施の形態に係るコネクタについて説明する。
【０００９】図示のコネクタは、複数本の細い同軸ケー
ブル１１を纏めた細線同軸タイプのケーブルと接続する
ためのものであり、同軸ケーブル１１の中心導体または
芯線１１ａに接続されるために左右に一列に配列された
多数本の導電性のコンタクト１２と、これらのコンタク
ト１２を固定保持したインシュレータ１３と、このイン
シュレータ１３を覆ったシェル１４とを含んでいる。な
お、コンタクト１２はインシュレータ１３に圧入により
固定される。
【００１０】シェル１４は、インシュレータ１３に固定
保持された金属製の第１のシェル部品１５と、インシュ
レータ１３に前後のスライドを伴って着脱自在なように
保持された金属製の第２のシェル部品１６とを含んでい
る。第１のシェル部品１５はコンタクト１２の接触部１
２ａに対応するようにインシュレータ１３の下面を覆っ
ている。第２のシェル部品１６はインシュレータ１３の
比較的後部に嵌合したものであり、インシュレータ１３
と協働して同軸ケーブル１１の被覆部１１ｂを挟み付け
て保持するための保持部１７を有している。なお、第２
のシェル部品１６は第１のシェル部品１５の外側表面に
接触している。
【００１１】図５〜図７を参照して、同軸ケーブル１１
の処理について説明する。複数本の同軸ケーブル１１を
シールド線１１ｃを露出させた状態で平面的に並べ、そ
のシールド線１１ｃの部分を金属製の対のグランドバー
１８で挟み込み、半田付けする。この結果、シールド線
１１ｃが一括してグランドバー１８に電気的に接続され
る。しかも、複数本の同軸ケーブル１１が平面的に配列
された状態を保つ。勿論、各同軸ケーブル１１の先端に
は芯線１１ａが露出されている。
【００１２】このような処理を施した同軸ケーブル１１
においては、グランドバー１８の角部に近い境界部分１
９には同軸ケーブル１１の被覆部１１ｂが無い。このた
め、この境界部分１９が強度に問題のある弱点部にな
る。
【００１３】図１〜図４に戻り、上述したような処理を
施した同軸ケーブル１１をコネクタに接続する作業につ
いて説明する。先ず第２のシェル部品１６をインシュレ
ータ１３から取り外して第２のシェル部品１６の開口１
６ａにグランドバー１８と共に同軸ケーブル１１を通
す。なお、インシュレータ１３に第２のシェル部品１６
を仮保持する仮保持部（図示せず）を設ければ、第２の
シェル部品１６を摺動させるだけで良く、取り外す必要
はない。
【００１４】次に、図４に示すように、グランドバー１
８をインシュレータ１３の凹所１３ａに配置する。その
際、同軸ケーブル１１の芯線１１ａをコンタクト１２の
接続部１２ｂに載せて半田付けする。さらに、第２のシ
ェル部品１６をインシュレータ１３に嵌合させ、第１の
シェル部品１５に接触させて、図１〜図３に示す構造を
得る。なお、第２のシェル部品１６は、インシュレータ
１３の係合凸部１３ｂにより係止される。
【００１５】この結果、グランドバー１８はインシュレ
ータ１３及び第２のシェル部品１６により凹所１３ａ内
に保持される。また、第２のシェル部品１６の保持部１
７がインシュレータ１３の対応部分１３ｃと協働して同
軸ケーブル１１の被覆部１１ｂを挟み付けて保持する。
したがって、同軸ケーブル１１が図２に鎖線で示すよう
に振られたとしても、境界部分１９には直接には力が加
わらないため、その境界部分１９が切断される虞はなく
なる。
【００１６】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
グランドバーを備えたケーブルの接続に使用された場合
でも、上述した境界部分での同軸ケーブルの切断を防止
できるコネクタを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の実施の形態に係るコネクタのケーブル
接続状態での斜視図。
【図２】図１のコネクタの横断面図。
【図３】図１のコネクタの内部構造を示す断面斜視図。
【図４】図１のコネクタの第２のシェル部品を取り外し
た状態での斜視図。
【図５】複数の同軸ケーブルにグランドバーを取付けた
状態を示す斜視図。
【図６】図５の状態の正面図。
【図７】図５の状態におけるグランドバーの断面図。
【符号の説明】
１１ 同軸ケーブル １１ａ 中心導体または芯線 １１ｂ 被覆部 １１ｃ シールド線 １２ コンタクト １２ａ 接触部 １２ｂ 接続部 １３ インシュレータ １３ａ 凹所 １３ｂ 係合凸部 １３ｃ 対応部分 １４ シェル １５ 第１のシェル部品 １６ 第２のシェル部品 １７ 保持部 １８ グランドバー １９ 境界部分

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 ケーブルと接続するためのコネクタにお
    いて、前記ケーブルに接続されるコンタクトと、前記コ
    ンタクトを保持したインシュレータと、前記インシュレ
    ータを覆ったシェルとを含み、前記シェルは、前記イン
    シュレータと協働して前記ケーブルを挟み付けて保持す
    る保持部を有することを特徴とするコネクタ。
  2. 【請求項２】 前記シェルは、前記コンタクトの接触部
    に対応する位置に配設され前記インシュレータに固定保
    持された第１のシェル部品と、前記保持部を有し前記イ
    ンシュレータに着脱自在に保持された第２のシェル部品
    とを含む請求項１に記載のコネクタ。
  3. 【請求項３】 前記ケーブルは複数本の同軸ケーブルを
    有したものであり、前記複数本の同軸ケーブルを整列さ
    せて保持し各同軸ケーブルのシールド線に接続されるグ
    ランドバーをさらに含み、前記グランドバーは前記シェ
    ルに接続される請求項１又は２に記載のコネクタ。
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