JP3364674B2 - シールド型コネクタ - Google Patents

シールド型コネクタ

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JP3364674B2
JP3364674B2 JP28345397A JP28345397A JP3364674B2 JP 3364674 B2 JP3364674 B2 JP 3364674B2 JP 28345397 A JP28345397 A JP 28345397A JP 28345397 A JP28345397 A JP 28345397A JP 3364674 B2 JP3364674 B2 JP 3364674B2
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cable
shell
cable holder
connector
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豊 長内
康史 林
英之 大谷
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Japan Aviation Electronics Industry Ltd
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Japan Aviation Electronics Industry Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シールド型コネク
タに関するものである。
【0002】
【従来の技術】まず、従来のシールド型コネクタの要部
のみの模式的構造について図6を参照して説明する。な
お、図6は、このコネクタの後半部を省略している。シ
ールド型コネクタ11は、コネクタ本体12と、金属製
の下側シェル13と、金属製の上側シェル14と、直方
体状の樹脂製のカバー15から構成される。下側シェル
13には、略U字型のケーブル保持具13Aが一体に形
成されている。カバー15には、ケーブル挿通兼ケーブ
ル保持具被覆用の円筒15Aが一体に形成されている。
【0003】次に、シールド型コネクタ11の組立工程
について説明する。コネクタ本体12を下側シェル13
に収容し、コネクタ本体12に固定されたケーブル(図
示せず)のシールド線にケーブル保持具13Aをかしめ
により固定する。続いて、上側シェル14を下側シェル
13に嵌合し、更に、カバー15により下側シェル13
と上側シェル14を被う。このとき、ケーブルは、ケー
ブル挿通兼ケーブル保持具被覆用の円筒15A内を挿通
する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記従来のシールド型
コネクタには、次の欠点があった。
【0005】1.下側シェルとケーブル保持具を一体に
形成しているため、このコネクタに適合するケーブルの
外径は、一定範囲内に限定される。
【0006】2.下側シェルの板厚とケーブル保持具の
板厚が同じであるため、ケーブルの保持強度が弱い。
【0007】3.下側シェルとケーブル保持具が一体に
形成されているため、ケーブルにケーブル保持具を固定
するかしめ治具が大型になる。
【0008】4.作業ミスにより生じて捨てる不良部品
のコストが高価となる。
【0009】そこで、本発明は、前記従来のシールド型
コネクタの欠点を改良し、ケーブルの外径の大小にかか
わらず適合し、また、ケーブルの保持強度が強く、更
に、コストが安価なシールド型コネクタを提供しようと
するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するため、次の手段を採用する。
【0011】1.コネクタ本体と、金属製の第1のシェ
ルと、板ばねを有する金属製の第2のシェルと、金属製
のケーブル保持具と、樹脂製のカバーから構成され、
記ケーブル保持具はケーブルのシールド線と接続する本
体と羽根を有し、前記コネクタ本体を前記第1のシェル
と前記第2のシェルに収容して前記ケーブルのシールド
線を前記ケーブル保持具の本体に接続し、前記カバーが
前記第1のシェルと前記第2のシェルを被うことにより
前記羽根を前記板ばねに接触させるシールド型コネク
タ。
【0012】2.前記ケーブル保持具の本体は略U字型
であり、前記ケーブル保持具は前記羽根を一対有し、前
記第2のシェルは前記板ばねを一対有する前記1記載の
シールド型コネクタ。
【0013】3.サイズが異なる略U字型の本体を有す
る前記ケーブル保持具を採用可能である前記2記載のシ
ールド型コネクタ。
【0014】
【発明の実施の形態】まず、本発明の一実施の形態例の
シールド型コネクタの要部のみの模式的構造について図
1を参照して説明する。なお、図1は、このコネクタの
後半部を省略している。シールド型コネクタ1は、コネ
クタ本体2と、金属製の下側シェル3と、金属製の上側
シェル4と、金属製のケーブル保持具5と、直方体状の
樹脂製のカバー6から構成される。下側シェル3の前端
板3Aには、略U字型の凹部3Bが設けられている。上
側シェル4の前端部4Aには、一対の板ばね4B,4B
が一体に形成されている。ケーブル保持具5の略U字型
の本体5Aの両側には、一対の羽根5B,5Bが一体に
形成されている。カバー6の前端板6Aには、ケーブル
挿通兼ケーブル保持具被覆用の円筒6Bが一体に形成さ
れている。
【0015】次に、シールド型コネクタ1の組立工程に
ついて説明する。ケーブルのシールド線にケーブル保持
具5の略U字型の本体5Aをかしめにより固定する。コ
ネクタ本体2を下側シェル3に収容し、コネクタ本体2
に固定されたケーブル(図示せず)を凹部3Bに挿入す
る。続いて、上側シェル4を下側シェル3に嵌合し、カ
バー6により下側シェル3と上側シェル4を被う。この
とき、ケーブル保持具5の一対の羽根5B,5Bは、カ
バー6の前端板6Aと一対の板ばね4B,4Bの間に挟
持され、又は、カバー6の前端板6Aにより一対の板ば
ね4B,4Bに押し付けられる。したがって、上側シェ
ル4、下側シェル3、ケーブル保持具5及びケーブルの
シールド線は、電磁気的に導通する。また、ケーブル
は、ケーブル挿通兼ケーブル保持具被覆用の円筒6B内
を挿通する。
【0016】採用するケーブル保持具5としては、数種
類の中から略U字型の本体5Aのサイズがケーブルの外
径に適合するものを選択する。
【0017】更に、本発明の一実施の形態例のシールド
型コネクタ1の正確な構造について図2〜図5を参照し
て説明する。
【0018】図2は、下側シェル3を示す。下側シェル
3は、金属材料から製作された箱型構造であり、前端板
3Aには略U字型の凹部3Bが設けられている。
【0019】図3は、上側シェル4を示す。上側シェル
4は、金属材料から製作された箱型構造であり、前端部
4Aには一対の板ばね4B,4Bが形成されている。
【0020】図4は、ケーブル保持具5を示す。ケーブ
ル保持具5は、金属材料から製作され、略U字型の本体
5Aとその両側の一対の羽根5B,5Bから一体に形成
されている。
【0021】図5は、本発明の一実施の形態例のシール
ド型コネクタ1の全体図を示す。コネクタ本体2は、イ
ンシュレータ2A、シェル2B、信号コンタクト2C、
グラウンドコンタクト2D及びクリップ2Eを有し、下
側シェル3と上側シェル4内に収容されている。また、
下側シェル3と上側シェル4は、カバー6により被覆さ
れている。更に、コネクタ本体2とカバー6に2本のボ
ルト7を挿通することにより、シールド型コネクタ1の
全体が固定されている。
【0022】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、次の効果を奏することができる。
【0023】1.数種類のサイズのケーブル保持具を用
意することにより、ケーブルの外径の大小にかかわらず
対応することができる。
【0024】2.ケーブル保持具のみの板厚と材料を変
えることにより、ケーブルの保持強度の向上とコストの
低廉化を図ることができる。
【0025】3.ケーブル保持具が下側シェル及び上側
シェルに対して別個に形成されているため、ケーブルに
ケーブル保持具を固定するかしめ治具を小型化できる。
【0026】4.作業ミスにより生じて捨てる不良部品
のコストが安価となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態例の要部のみの模式的分
解斜視図である。
【図2】本発明の一実施の形態例における下側シェルの
三面図であり、(a)は正面図、(b)は平面図、
(c)は側面図を、それぞれ示す。
【図3】本発明の一実施の形態例における上側シェルの
諸図であり、(a)は正面図、(b)は平面図、(c)
は側面図、(d)は(b)における線A−Aによる断面
図、(e)は(d)におけるB部の拡大図を、それぞれ
示す。
【図4】本発明の一実施の形態例におけるケーブル保持
具の三面図であり、(a)は平面図、(b)は正面図、
(c)は側面図を、それぞれ示す。
【図5】本発明の一実施の形態例の全体の四面図であ
り、(a)は正面図、(b)は上面側から見た断面図、
(c)は背面図、(d)は側面側から見た断面図を、そ
れぞれ示す。
【図6】従来のシールド型コネクタの要部のみの模式的
分解斜視図である。
【符号の説明】
1 シールド型コネクタ 2 コネクタ本体 2A インシュレータ 2B シェル 2C 信号コンタクト 2D グラウンドコンタクト 2E クリップ 3 下側シェル 3A 前端板 3B 凹部 4 上側シェル 4A 前端部 4B 板ばね 5 ケーブル保持具 5A 本体 5B 羽根 6 カバー 6A 前端板 6B 円筒 7 ボルト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−5329(JP,A) 特開 平8−273764(JP,A) 実開 昭63−202080(JP,U) 実開 平4−116379(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 13/648 - 13/658

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コネクタ本体と、金属製の第1のシェル
    と、板ばねを有する金属製の第2のシェルと、金属製の
    ケーブル保持具と、樹脂製のカバーから構成され、前記
    ケーブル保持具はケーブルのシールド線と接続する本体
    と羽根を有し、前記コネクタ本体を前記第1のシェルと
    前記第2のシェルに収容して前記ケーブルのシールド線
    を前記ケーブル保持具の本体に接続し、前記カバーが前
    記第1のシェルと前記第2のシェルを被うことにより前
    記羽根を前記板ばねに接触させることを特徴とするシー
    ルド型コネクタ。
  2. 【請求項2】 前記ケーブル保持具の本体は略U字型で
    あり、前記ケーブル保持具は前記羽根を一対有し、前記
    第2のシェルは前記板ばねを一対有することを特徴とす
    る請求項1記載のシールド型コネクタ。
  3. 【請求項3】 サイズが異なる略U字型の本体を有する
    前記ケーブル保持具を採用可能であることを特徴とする
    請求項2記載のシールド型コネクタ。
JP28345397A 1997-10-16 1997-10-16 シールド型コネクタ Expired - Lifetime JP3364674B2 (ja)

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JPH11121094A JPH11121094A (ja) 1999-04-30
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