JP2001307200A - 自動販売機 - Google Patents
自動販売機Info
- Publication number
- JP2001307200A JP2001307200A JP2000125866A JP2000125866A JP2001307200A JP 2001307200 A JP2001307200 A JP 2001307200A JP 2000125866 A JP2000125866 A JP 2000125866A JP 2000125866 A JP2000125866 A JP 2000125866A JP 2001307200 A JP2001307200 A JP 2001307200A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vending machine
- outer door
- pin
- end side
- main body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Hinges (AREA)
- Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 外扉の下端側の支軸を切断することによる不
正行為を確実に防止することのできる自動販売機を提供
する。 【解決手段】 外扉２の下方の支軸をなすピン４の下端
側を所定長さだけ上端側よりも外径を大きく形成し、外
扉２が押上げられてもピン４の外径の大きい部分しか露
出しないようにしたので、ピン４の露出部分を切断しよ
うとしても外径が大きいため容易に切断することができ
ない。
正行為を確実に防止することのできる自動販売機を提供
する。 【解決手段】 外扉２の下方の支軸をなすピン４の下端
側を所定長さだけ上端側よりも外径を大きく形成し、外
扉２が押上げられてもピン４の外径の大きい部分しか露
出しないようにしたので、ピン４の露出部分を切断しよ
うとしても外径が大きいため容易に切断することができ
ない。
Description
【０００１】
【発明の属する分野】本発明は、自動販売機本体の前面
を開閉する回動自在な外扉を備えた自動販売機に関する
ものである。
を開閉する回動自在な外扉を備えた自動販売機に関する
ものである。
【０００２】
【従来の技術】一般に、この種の自動販売機としては、
前面を開口した自動販売機本体と、自動販売機本体の前
面を開閉する外扉とを備え、自動販売機本体内に収納し
た商品を外扉に設けた商品取出口に搬出するようにした
ものが知られている。この場合、外扉の幅方向一端側
は、その上端を自動販売機本体の上面に取付けた支持板
に回動自在に連結され、その下端は自動販売機本体の底
面前端側に設けた上方に延びる支軸に回動自在に挿入さ
れている。
前面を開口した自動販売機本体と、自動販売機本体の前
面を開閉する外扉とを備え、自動販売機本体内に収納し
た商品を外扉に設けた商品取出口に搬出するようにした
ものが知られている。この場合、外扉の幅方向一端側
は、その上端を自動販売機本体の上面に取付けた支持板
に回動自在に連結され、その下端は自動販売機本体の底
面前端側に設けた上方に延びる支軸に回動自在に挿入さ
れている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記外扉の
上端面と支持板との間には、外扉の回動を許容するため
の隙間が設けられているため、この隙間の分だけ外扉を
押上げることが可能である。このため、外扉を押上げて
外扉の下方の支軸の下端側を露出させることにより、切
断工具等によって支軸を切断し、外扉を強制的に開放し
て内部の金銭や商品を盗み出すといった不正行為を確実
に防止することができないという問題点があった。
上端面と支持板との間には、外扉の回動を許容するため
の隙間が設けられているため、この隙間の分だけ外扉を
押上げることが可能である。このため、外扉を押上げて
外扉の下方の支軸の下端側を露出させることにより、切
断工具等によって支軸を切断し、外扉を強制的に開放し
て内部の金銭や商品を盗み出すといった不正行為を確実
に防止することができないという問題点があった。
【０００４】本発明は前記問題点に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、外扉の下端側の支軸
を切断することによる不正行為を確実に防止することの
できる自動販売機を提供することにある。
であり、その目的とするところは、外扉の下端側の支軸
を切断することによる不正行為を確実に防止することの
できる自動販売機を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するために、請求項１では、前面を開口した自動販売機
本体と、自動販売機本体の前面を開閉する外扉とを備
え、外扉の下端側を自動販売機本体側に設けた上方に延
びる支軸に回動自在に挿入した自動販売機において、前
記支軸の下端側を所定長さだけ上端側よりも外径を大き
く形成している。これにより、外扉を押上げて支軸の下
端側を露出させることにより、切断工具等によって支軸
を切断しようとした場合でも、支軸の下端側は上端側よ
りも外径を大きく形成されていることから、容易に切断
することはできない。
するために、請求項１では、前面を開口した自動販売機
本体と、自動販売機本体の前面を開閉する外扉とを備
え、外扉の下端側を自動販売機本体側に設けた上方に延
びる支軸に回動自在に挿入した自動販売機において、前
記支軸の下端側を所定長さだけ上端側よりも外径を大き
く形成している。これにより、外扉を押上げて支軸の下
端側を露出させることにより、切断工具等によって支軸
を切断しようとした場合でも、支軸の下端側は上端側よ
りも外径を大きく形成されていることから、容易に切断
することはできない。
【０００６】また、請求項２では、請求項１記載の自動
販売機において、前記支軸における少なくとも外径を大
きく形成された部分に焼入れ処理を施している。これに
より、請求項１の作用に加え、焼入れ処理によって支軸
の硬度が高められる。
販売機において、前記支軸における少なくとも外径を大
きく形成された部分に焼入れ処理を施している。これに
より、請求項１の作用に加え、焼入れ処理によって支軸
の硬度が高められる。
【０００７】
【発明の実施の形態】図１乃至図３は本発明の一実施形
態を示すもので、図１は自動販売機の全体斜視図、図２
はその要部斜視図、図３はその要部正面断面図である。
態を示すもので、図１は自動販売機の全体斜視図、図２
はその要部斜視図、図３はその要部正面断面図である。
【０００８】同図に示す自動販売機は、前面を開口した
自動販売機本体１と、自動販売機本体１の前面を開閉す
る外扉２とを備え、外扉２の前面には、商品サンプル２
ａ、商品選択ボタン２ｂ、紙幣投入口２ｃ、硬貨投入口
２ｄ、金額表示部２ｅ、硬貨返却口２ｆ及び商品取出口
２ｇが設けられている。即ち、この自動販売機では、金
銭の投入及び商品の選択により、自動販売機本体１内の
商品を商品取出口２ｇに搬出するようになっている。
自動販売機本体１と、自動販売機本体１の前面を開閉す
る外扉２とを備え、外扉２の前面には、商品サンプル２
ａ、商品選択ボタン２ｂ、紙幣投入口２ｃ、硬貨投入口
２ｄ、金額表示部２ｅ、硬貨返却口２ｆ及び商品取出口
２ｇが設けられている。即ち、この自動販売機では、金
銭の投入及び商品の選択により、自動販売機本体１内の
商品を商品取出口２ｇに搬出するようになっている。
【０００９】外扉２の幅方向一端側は、その上端を自動
販売機本体１の上面に取付けた支持板３に回動自在に連
結され、その下端は自動販売機本体１の底面前端側に設
けた上方に延びる金属製のピン４によって回動自在に支
持されている。
販売機本体１の上面に取付けた支持板３に回動自在に連
結され、その下端は自動販売機本体１の底面前端側に設
けた上方に延びる金属製のピン４によって回動自在に支
持されている。
【００１０】ピン４は、図３に示すように下端側を長さ
Ｌ1 だけ上端側の外径Ｄ1 よりも大きい外径Ｄ2 に形成
され、外径の大きい部分を含む長さＬ2 （＞Ｌ1 ）に部
分には焼入れ処理が施されている。この場合、外径の大
きい部分の長さＬ1 は、外扉２の上端面と支持板３との
隙間（図示せず）よりも大きくなっている。また、ピン
４の上端側（外径の小さい部分）は外扉２に設けた支持
板５の孔５ａに挿入され、支持板５は外扉２の下端より
も上方に配置されている。これにより、ピン４の下端側
（外径の大きい部分）が外扉２の外板によって覆われる
ようになっている。
Ｌ1 だけ上端側の外径Ｄ1 よりも大きい外径Ｄ2 に形成
され、外径の大きい部分を含む長さＬ2 （＞Ｌ1 ）に部
分には焼入れ処理が施されている。この場合、外径の大
きい部分の長さＬ1 は、外扉２の上端面と支持板３との
隙間（図示せず）よりも大きくなっている。また、ピン
４の上端側（外径の小さい部分）は外扉２に設けた支持
板５の孔５ａに挿入され、支持板５は外扉２の下端より
も上方に配置されている。これにより、ピン４の下端側
（外径の大きい部分）が外扉２の外板によって覆われる
ようになっている。
【００１１】以上の構成においては、例えばバールのよ
うな工具を用いて外扉２を押上げて外扉２の下方のピン
４の下端側を露出させることにより、切断工具等によっ
てピン４を切断しようとした場合でも、ピン４の下端側
は上端側よりも外径を大きく形成され、しかも焼入れ処
理によってピン４の硬度が高められていることから、容
易に切断することはできない。この場合、ピン４の外径
の大きい部分の長さＬ1 は、外扉２を押上げ可能な高さ
（外扉２の上端面と支持板３との隙間）よりも長く形成
されてるので、ピン４の上端側（外径の小さい部分）が
露出することはない。
うな工具を用いて外扉２を押上げて外扉２の下方のピン
４の下端側を露出させることにより、切断工具等によっ
てピン４を切断しようとした場合でも、ピン４の下端側
は上端側よりも外径を大きく形成され、しかも焼入れ処
理によってピン４の硬度が高められていることから、容
易に切断することはできない。この場合、ピン４の外径
の大きい部分の長さＬ1 は、外扉２を押上げ可能な高さ
（外扉２の上端面と支持板３との隙間）よりも長く形成
されてるので、ピン４の上端側（外径の小さい部分）が
露出することはない。
【００１２】このように、本実施形態の自動販売機によ
れば、外扉２の下方の支軸をなすピン４の下端側を所定
長さだけ上端側よりも外径を大きく形成し、外扉２が押
上げられてもピン４の外径の大きい部分しか露出しない
ようにしたので、ピン４の露出部分を切断しようとして
も外径が大きいため容易に切断することができず、ピン
４の切断による不正行為を確実に防止することができ
る。
れば、外扉２の下方の支軸をなすピン４の下端側を所定
長さだけ上端側よりも外径を大きく形成し、外扉２が押
上げられてもピン４の外径の大きい部分しか露出しない
ようにしたので、ピン４の露出部分を切断しようとして
も外径が大きいため容易に切断することができず、ピン
４の切断による不正行為を確実に防止することができ
る。
【００１３】
【発明の効果】以上説明したように、請求項１の自動販
売機によれば、外扉を押上げて外扉の下端側の支軸を切
断しようとした場合でも、容易に切断することができな
いので、支軸の切断による不正行為を確実に防止するこ
とができる。
売機によれば、外扉を押上げて外扉の下端側の支軸を切
断しようとした場合でも、容易に切断することができな
いので、支軸の切断による不正行為を確実に防止するこ
とができる。
【００１４】また、請求項２の自動販売機によれば、請
求項１の効果に加え、支軸の硬度を高めることができる
ので、支軸の切断防止に効果的である。
求項１の効果に加え、支軸の硬度を高めることができる
ので、支軸の切断防止に効果的である。
【図１】本発明の一実施形態を示す自動販売機の全体斜
視図
視図
【図２】自動販売機の要部斜視図
【図３】自動販売機の要部正面断面図
１…自動販売機本体、２…外扉、４…ピン。
Claims (2)
- 【請求項１】 前面を開口した自動販売機本体と、自動
販売機本体の前面を開閉する外扉とを備え、外扉の下端
側を自動販売機本体側に設けた上方に延びる支軸に回動
自在に挿入した自動販売機において、 前記支軸の下端側を所定長さだけ上端側よりも外径を大
きく形成したことを特徴とする自動販売機。 - 【請求項２】 前記支軸における少なくとも外径を大き
く形成された部分に焼入れ処理を施したことを特徴とす
る請求項１記載の自動販売機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000125866A JP2001307200A (ja) | 2000-04-26 | 2000-04-26 | 自動販売機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000125866A JP2001307200A (ja) | 2000-04-26 | 2000-04-26 | 自動販売機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001307200A true JP2001307200A (ja) | 2001-11-02 |
Family
ID=18635740
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000125866A Pending JP2001307200A (ja) | 2000-04-26 | 2000-04-26 | 自動販売機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001307200A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005010304A1 (ja) * | 2003-07-25 | 2005-02-03 | Takigen Mfg. Co., Ltd. | 扉の両開き機構 |
| JP2006241857A (ja) * | 2005-03-03 | 2006-09-14 | Miwa Lock Co Ltd | 防犯蝶番 |
-
2000
- 2000-04-26 JP JP2000125866A patent/JP2001307200A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005010304A1 (ja) * | 2003-07-25 | 2005-02-03 | Takigen Mfg. Co., Ltd. | 扉の両開き機構 |
| US7178292B2 (en) | 2003-07-25 | 2007-02-20 | Takigen Mfg. Co., Ltd. | Dual-opening mechanism of door |
| JP2006241857A (ja) * | 2005-03-03 | 2006-09-14 | Miwa Lock Co Ltd | 防犯蝶番 |
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