JP2001306759A - 全国地方自治体共通行政コンピュータシステム - Google Patents

全国地方自治体共通行政コンピュータシステム

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JP2001306759A
JP2001306759A JP2000121283A JP2000121283A JP2001306759A JP 2001306759 A JP2001306759 A JP 2001306759A JP 2000121283 A JP2000121283 A JP 2000121283A JP 2000121283 A JP2000121283 A JP 2000121283A JP 2001306759 A JP2001306759 A JP 2001306759A
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靖 姥ヶ崎
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Abstract

(57)【要約】 【課題】住民が特定の市町村でしか行政サービスの提供
を受けられなかった点を改善し、他の市町村、郵便局、
銀行、コンビニエンスストアで時間、場所に関係なく行
政サービスの提供を可能にすること。 【解決手段】各市町村の行政コンピュータシステムをネ
ットワークを介して経由し、どこの市町村、郵便局、銀
行、コンビニエンスストアの端末装置からでも、各種証
明書の発行等の行政サービスを受けることを可能とし
た。そのために、各種証明書の様式は統一されたフォー
マットとし、住民基本台帳等のデータも共通フォーマッ
トとした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、全国地方自治体に
共通な行政コンピュータシステムを提供する技術に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来の行政コンピュータシステムは各市
町村で単独開発を行い、各市町村の各種証明書類は、各
市町村の窓口で発行されている。また、各市町村の徴収
業務は、各市町村の窓口、郵便局、または銀行で行なわ
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述したような従来例
の行政コンピュータシステムにおいては、各市町村で単
独開発を行い、また各メーカ開発の行政システムパケー
ジにはプロトコル(通信手順など)の統一性がなく、他
の市町村とのデータベースの互換性がないため、他の市
町村、郵便局、銀行、コンビニエンスストアで各種証明
書を発行出来なかった。また徴収業務も住民が住む市町
村、郵便局、銀行ではできたが、営業時間が長いコンビ
ニエンスストアでは徴収業務ができないという問題が発
生していた。
【0004】本発明は、このような状況の全国地方自治
体共通行政コンピュータシステムに対して、複数メーカ
による共通プロトコルの統一化を図り、各市町村間のデ
ータベースの互換性の統一を図るものである。またIC
カードによる住民識別を行い、他の市町村、郵便局、銀
行、コンビニエンストアでの各種証明書の発行、また郵
便局、銀行、コンビニエンスストアの全てにおいて徴収
業務を可能にするものである。これにより場所、時間に
関係なく住民に行政サービスを提供することが可能にな
る。本発明の全国地方自治体共通行政コンピュータシス
テムは、個人情報のセキュリティの問題から、最初の段
階ではインターネット経由での一般住民へのサービス提
供は、広報活動関係、図書館システムの情報に限って行
う。しかし、将来的にセキュリティ技術が進歩強化され
ればインターネット経由での各種証明書発行を可能とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明では以下の手段を講じた。即ち、請求項1の
発明は、各地方自治体の行政コンピュータシステムどう
しがネットワークで接続され、前記各行政コンピュータ
システムは、相互の行政コンピュータシステムどうしで
互いのデータの相互利用が可能な状態で通信する通信手
段と、手続を行う住民を識別するための住民識別手段
と、所定の住民が要求する各種証明書を発行する証明書
発行手段と、各種徴収業務に関する納付書を発行する納
付書発行手段と、所定の納付書に基づいて行われる徴収
業務を行う徴収手段と、各住民毎のデータベースを記憶
する記憶手段と、を備えていることを特徴とするもので
ある。請求項2の発明では、住民識別手段は、電磁気デ
ータを記憶可能な情報担持体を識別可能なことを特徴と
している。請求項3の発明では、記憶手段に記憶されて
いるデータベースには、各住民の印鑑登録された印影イ
メージ情報が含まれているものとした。請求項4の発明
では、証明書発行手段は、自治体首長の印影イメージを
印字可能とした。請求項5の発明では、納付書発行手段
は、納付書の内容に関連付けられたバーコードパターン
を印字可能とした。請求項6の発明では、住民識別手段
で識別可能な情報担持体には、少なくとも個人識別情報
及び生年月日情報が記憶されている。請求項7の発明で
は、各行政コンピュータシステムは、非自治体によって
設置された端末装置とネットワークを介して接続され、
前記端末装置には、手続を行う住民を情報担持体によっ
て識別するための住民識別手段と、所定の住民が要求す
る各種証明書を、自治体首長の印影イメージとともに印
刷して発行する証明書発行手段と、所定の納付書に印字
されたバーコードパターンを認識して所定の徴収業務を
行う徴収手段と、を備えている。
【0006】ネットワークの構成例としては、全国地方
自治体共通行政コンピュータシステムの仕組みは、各都
道府県に データ交換用中継サーバコンピュータを設置
し、各市町村を全国コンピュータ ネットワークで結
び、住民の情報を双方向に利用し、特定地域外での行政
サー ビスを利用しあうように構成する。このような構
成によって、相互の行政コン ピュータシステムどうし
で互いのデータを相互利用可能な状態で通信する通信
手段を実現している。また、非自治体である異業種(郵
便局・銀行・コンビニエンスストア)に よって設置さ
れた端末装置とネットワークで接続することによる連携
で、異業 種の端末装置で各種証明書の発行、および徴
収業務の代行を可能とし、場所、 時間に関係なく、住
民に対して行政サービスを提供できる。また、各種証明
書の発行に際して発行元市町村の証明書発行履歴データ
ベ ースの発行情報を格納し、証明書の偽造を防ぐため
の確認利用、証明書発行証 明の問い合わせ情報に利用
する。さらに、住民異動(転入・転出)の情報もネット
ワークを利用して、各自 治体(市町村)間でデータ送
信を行い、つまり転出側の市町村から転入側の市 町村
にデータ送信を行い、これにより転入側のコンピュータ
端末入力作業は、 住所情報を付加するだけで済むので
業務の効率化が図られる。転入業務終了と 同時に終了
情報を転出側の市町村に対して消し込みデータとして返
信し、転出 側の不要なデータを削除する。ただし転出
側の市町村に固定資産税(土地・家 屋)の徴収対象資
産がある場合は、転入側の住所情報を付加し、納付書の
送付 先の住所情報を利用し税金の滞納を防ぐ。また、
各メーカとネットワークを経由し、各自治体(市町村)
の全国地方 自治体共通行政コンピュータシステムのプ
ログラム(新規・改定)の配信、ネ ットワーク障害監
視、プログラム障害対応を行う。ネットワークが接続さ
れて いない場合は、磁気ディスク、CD、DVD、M
O(光ディスク)、DAT( デジタルオーディオテー
プ)、磁気テープ等の電磁記憶媒体でプログラム(新
規・改定)を送付し、プログラムの追加、書き換えを行
う。
【0007】各種証明書の印字様式に関して、全国地方
自治体共通行政コンピュータシステムの各種証明書は、
A4サイズに規格統一し、各市町村の設置プリンタや郵
便局、銀行、コンビニエンスストアに設置する各製造メ
ーカのATMに関係なく出力を可能にする。また、全国
コンピュータネットワークを経由して、発行元、発行先
の市町村のマーク、市町村長の印影をイメージデータと
して送受信し、各種証明書に印刷し、偽造を防ぐ。ま
た、住民用の印鑑証明書用の印影もイメージデータとし
て送受信を行い、印鑑証明書に印刷する。
【0008】バーコードの利用に関して、全国地方自治
体共通行政コンピュータシステムの各種納付書には、コ
ンビニエンスストアに設置されているPOSレジスター
のバーコード読取り装置を利用することを前提にバーコ
ードを印刷し、コンビニエンスストアの従業員の利便性
を図る。
【0009】情報担持体としてICカードを利用すると
よい。全国地方自治体共通行政コンピュータシステムの
ICカードによる個人識別は、各市町村、郵便局、銀
行、コンビニエンスストアに設置されたATMにICカ
ードを読取らせ、全国コンピュータネットワークを経由
し市町村の全国地方自治体共通行政コンピュータシステ
ムに登録された住民情報の発行番号、発行日、時分秒、
パスワードと照合判定し住民識別を行う。また、紛失な
どによるICカードの再発行すると、ICカードの登録
情報の発行番号、発行日、時分秒が書き換え変えられ、
個人のICコードは常に1枚しか使用できないために、
従来の磁気カードのように簡単に偽造できなくなる。前
記ATMには証明書発行手段として印影イメージを出力
可能なプリンタを備えている。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を全
国地方自治体共通行政コンピュータシステムの実施例に
より詳しく説明する。
【0011】図1は、全国地方自治体共通行政コンピュ
ータシステムの全体概要を示すシステム構成図である。
SV(1)、SV(2)、SV(3)、・・は各地方自治体のサ
ーバコンピュータであり、それぞれには端末装置T
(1)、T(2)、T(3)、・・が接続されている。そして、
各端末装置T(1)、T(2)、T(3)、・・には、他の地方
自治体のサーバコンピュータとの間で互いのデータの相
互利用な状態で通信する通信手段が備えられていると共
に、手続を行う住民を識別するための住民識別手段とし
てのICカードリーダRと、所定の住民が要求する各種
証明書を発行する証明書発行手段、及び、各種徴収業務
に関する納付書を発行する納付書発行手段とを兼ねるプ
リンタPと、所定の納付書に基づいて行われる徴収業務
を行う徴収手段としての金銭入出力機Mと、各住民毎の
データベースを記憶する記憶手段として外部記憶装置D
Bと、を備えている。以上によって、全国地方自治体共
通行政コンピュータシステムのひとつの行政コンピュー
タが構成されている。これらの端末装置T(1)、T(2)、
T(3)、・・は、各自治体の本庁舎内だけでなく各出張
所に設置される場合もある。
【0012】例えば、或る市町村のサーバコンピュータ
SV(1)は、都道府県の行政ネットワークNETを経由
して各種証明書情報を配信し、例えば他の市町村のサー
バコンピュータSV(2)の端末装置T(2)から各証明書発
行、及び徴収業務代行ができる。また、自治体以外、例
えば郵便局、銀行、コンビニエンスストアの各店舗OU
Tに設置された端末装置Tで各証明書発行ができ、また
徴収業務代行もできる。このような異業種との連携の結
果、郵便局、銀行、コンビニエンスストアの各店舗に設
置されたATM等の端末装置Tは、郵便局、銀行、コン
ビニエンスストアの上位コンピュータとネットワークを
経由して、各都道府県の行政ネットワークの各サーバコ
ンピュータと接続されている。従って、それらの端末装
置Tを操作して、市町村の各種証明書情報を得て郵便
局、銀行、コンビニエンスストアの各店舗のATMの端
末装置Tで各証明書発行ができ、また徴収業務代行もで
きる。ただし、コンビニエンスストアの各店舗では、P
OSレジスターに備えられたバーコード読取り装置を利
用して、各種納付書に付されたバーコードデータを読み
取ることによって、徴収業務代行を行う。徴収業務代行
のためのデータは、異業種連携の郵便局、銀行、コンビ
ニエンスストアのコンピュータセンターで夜間処理終了
後に各都道府県の行政ネットワークを介して各市町村の
サーバコンピュータに振分けされる。各市町村のサーバ
コンピュータは、配信されたデータに基づき徴収業務の
消し込み処理を行う。ネットワークNETが接続されて
いない場合は、データ交換媒体としては、磁気ディス
ク、CD、DVD、MO(光ディスク)、DAT(デジ
タルオーディオテープ)、磁気テープなどの代替手段を
利用する。
【0013】各メーカのメンテナンス用のサーバMNT
から各都道府県と各市町村のサーバコンピュータには、
ネットワーク経由でプログラム(新規・改定)の配信サ
ービスや、ネットワークの障害監視サービス、プログラ
ム障害への対応サービスを行うように構成するとよい。
ただし、ネットワークが接続されていない場合は、磁気
ディスク、CD、DVD、MO(光ディスク)、DAT
(デジタルオーディオテープ)、磁気テープなどを送付
しプログラム(新規・改定)をコンピュータシステムに
追加、書き換え等のサービスを行う。
【0014】図2は、本発明の全国地方自治体共通行政
コンピュータシステムでの市町村City(1)から市町村Cit
y(2)への住民異動(転入・転出)の住民情報データの流
れを説明した図である。同図において、サーバコンピュ
ータSV(1)は、住民登録(転出側)されている転出元
の市町村City(1)のサーバコンピュータであり、住民の
転出展を受けて、転出届証明書の発行と同時に、都道府
県の行政ネットワークを経由して、これから住民登録
(転入側)される市町村City(2)のサーバコンピュータ
SV(2)に住民登録に必要なデータを送信する。市町村C
ity(2)のサーバコンピュータSV(1)はこのデータを転
入待ちデータベースに一時的に格納し、住民の転入届を
受けて、転入待ちデータベースからサーバコンピュータ
の住民基本台帳データベースに正式に格納する。また、
印鑑登録、国民年金、老人医療、介護保険、国民健康保
険、住民税、固定資産税などの各データベースも、転入
届と同時に正式に格納され、さらにICカードの都道府
県コード、市町村コード、住民番号は、転入先の自治体
のデータに書き換えられる。
【0015】他の都道府県にある市町村City(3)に転入
する場合は、転出元の市町村City(1)のサーバコンピュ
ータSV(1)から、都道府県Pref(1)及び都道府県Pref
(2)の行政ネットワーク経由して、転入先の市町村City
(3)のサーバコンピュータSV(3)に住民登録に必要なデ
ータを送信する。サーバコンピュータSV(3)はこのデ
ータを転入待ちデータベースに一時的に格納し、住民の
転入届を受けて、転入待ちデータベースからサーバコン
ピュータの住民基本台帳データベースに正式に格納す
る。また、印鑑登録、国民年金、老人医療、介護保険、
国民健康保険、住民税、固定資産税などの各データベー
スも転入届と同時に正式に格納され、さらにICカード
は、転入先の市町村City(3)の属する都道府県コード、
市町村コード、住民番号に書き換えられる。このような
処理により、転入先の市町村のサーバコンピュータSV
(2)、SV(3)においては、各データベースに対して必要
最小限のデータ入力で済み、転入業務等のコンピュータ
登録処理に際する作業効率が向上する。また、転入業務
終了後、ネットワーク経由で、転出元のサーバコンピュ
ータSV(1)に転入終了報告データを送信し、転出終了
待ちデータベースの消し込み処理業務を自動的に行う。
ただし、転出元の市町村内に不動産を有し、固定資産税
(土地・家屋)の納付対象者は、転出側の住所情報を付
加して納付書を発行し、転出先の住所に納付書を送付す
る。このようにして、転出元と転入先の市町村のサーバ
コンピュータどうしがネットワーク経由で連携されて同
期を保ちながら各業務処理の利便性を向上させる。ただ
し、ネットワークが未接続の場合は、データ交換媒体と
しては、磁気ディスク、CD、DVD、MO(光ディス
ク)、DAT(デジタルオーディオテープ)、磁気テー
プなどの代替手段を利用する。
【0016】この全国地方自治体共通行政コンピュータ
システムが採用する各証明書はA4統一基本フォーマッ
トに統一されている。このフォーマットには、各種証明
書のタイトルを印刷する部分、発行先の市町村のマーク
が透かしで証明書のA4用紙に印刷する部分、各種証明
書の内容情報を印刷する部分、発行元の市町村長名、市
町村名称を印刷する部分、発行元の市町村マークを印刷
する部分、発行元の市町村長の証明印の印影を印刷する
部分、発行先の市町村長名、市町村名称を印刷する部
分、発行先の市町村長の証明印の印影を印刷する部分、
発行先の市町村のマークを印刷する部分、及び、証明書
発行番号を印刷する部分が構成されている。以上のよう
にして透かしで印刷することや印影を印刷することによ
って偽造の防止が図られる。証明書発行番号は、発行元
市町村の証明書発行履歴データベースに格納し、各種証
明書の発行証明の問い合わせに利用する。以上のフォー
マットの各証明書を発行する場合のデータの流れを図3
に従って説明する。まず、証明書の発行を要する住民
は、自己のICカードCを端末装置Tに読み込ませる。
これによって住民の識別を行う。この端末装置Tは、全
国どの自治体の端末装置でも、また、郵便局やコンビニ
エンスストアの端末装置でもよい。前記端末装置Tにお
いては、ICカードCから都道府県コード、市町村コー
ド、住民番号を読み取り、行政ネットワークNETを介
して目的の市町村City(1)のサーバコンピュータSV(1)
に証明書発行要求を行う。サーバコンピュータSV(1)
においては、データベースをアクセスして必要な証明デ
ータを得て、発行番号とともに前記端末装置Tへ送信す
る。このとき、サーバコンピュータSV(1)の履歴デー
タベースに発行番号を記録する。証明データを受け取っ
た前記端末装置Tのプリンタから証明書Pがプリントア
ウトされる。
【0017】図4は、本発明の全国地方自治体共通行政
コンピュータシステムで用いられる納付書4の説明図で
ある。同図において、欄41には各種納付書(控)の納
付書名称が印刷される。欄42には各種納付書(控)の
納付書番号が印刷される。欄43には各種納付書(控)
のバーコード納付書番号が印刷される。欄44には各種
納付書(控)納付書の説明、市町村長の名前、市町村長
の印影が印刷される。欄45には各種納付書の納付書名
称が印刷される。欄46には各種納付書の納付書番号が
印刷される。欄47には各種納付書のバーコード納付書
番号が印刷される。欄48には各種納付書納付書の説
明、市町村長の名前、市町村長の印影が印刷される。欄
43、47にバーコード納付書番号を印刷することによ
って、コンビニエンスストアのPOSレジスターのバー
コード読取装置で瞬時にバーコード納付書番号の読取り
を行い、徴収業務の効率化を図る。
【0018】図5は、全国地方自治体共通行政コンピュ
ータシステムで採用するICカード5の説明図である。
同図において、ICチップ51には、氏名カナ・生年月
目西暦・納税者番号・都道府県コード・市町村コード+
枝番・住民番号・戸籍データ(戸籍のある市町村コード
+個性番号等)・ICカード発行番号・ICコード発行
年月目・ICカード発行時分秒等のデータを格納する。
ただし、IC技術が向上すれば将来的に、文字情報、顔
写真、指紋の3種類をミックスし暗号化を行い、偽造を
不可能にする。また、戸籍データを格納しておくことに
より、戸籍謄本等の取り寄せ等も容易になる。欄52に
は、将来納税者番号(国民総背番号)を刻印する。欄5
3には、氏名カナ、生年月目を刻印する。また、ICカ
ードによる個人識別判定は、ICコードをATMに読み
込ませ、郵便局、銀行、コンビニエンスストア、他の市
町村をコンピュータネットワークの経由し、利用者の住
む市町村のコンピュータシステムに格納されているデー
タベースの住民登録情報と照合することによって行う。
【0019】
【発明の効果】以上のように、本発明により、各市町村
のサーバコンピュータを相互にネットワークで接続する
ことによって、住民の転入・転出の異動の事務的な手続
が省力化できるのである。特に、年度末の繁忙期に多量
に発生する住民異動(転入・転出)も転出元の市町村か
ら転入先の市町村にネットワークを経由し、転入情報を
送信するので、転入先の市町村で現住所情報を付加する
だけで住民情報が登録でき、転入手続き処理がスピード
化される。そして、サーバコンピュータのプログラム、
データベース、帳票類、通信手順が共通化されて統一さ
れているために、本人であれば、他の市町村、郵便局、
もしくは銀行の端末装置を利用したり、営業時間が長い
コンビニエンスストア等の端末装置を操作して自分の証
明書等のデータを得たり、納付手続をしたりすることも
可能になる。従って、単身者や学生にとっての利便性が
増し、税金の滞納が減少する。また、市町村が合併した
場合に、データベースが統一されているので、市町村コ
ード、住民番号などを変更するだけで済みデータベース
移行作業を低減できる。さらには、複数の市町村で共同
運用することも可能になり、行政事務等の省力化が可能
になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の全国地方自治体共通行政コンピュータ
システムの構成図である。
【図2】本発明における住民異動(転入・転出)の住民
情報データの流れを説明する図である。
【図3】本発明における各証明書発行の流れを表した図
である。
【図4】本発明における各納付書の形態を説明する図で
ある。
【図5】本発明におけるICカードの形態を説明する図
である。
【符号の説明】
SV(1)、SV(2)、SV(3) サーバコンピュータ、
通信手段 T(1)、T(2)、T(3) 端末装置 R 住民識別手段、ICカードリーダ P 証明書発行手段、納付書発行手段、プリンタ M 徴収手段、金銭入出力機 DB 記憶手段、外部記憶装置、データベース C 情報担持体、ICカード

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】各地方自治体の行政コンピュータシステム
    どうしがネットワークを介して接続されているととも
    に、前記各行政コンピュータシステムは、相互の行政コ
    ンピュータシステムどうしで互いのデータの相互利用が
    可能な状態で通信する通信手段と、手続を行う住民を識
    別するための住民識別手段と、所定の住民が要求する各
    種証明書を発行する証明書発行手段と、各種徴収業務に
    関する納付書を発行する納付書発行手段と、所定の納付
    書に基づいて行われる徴収業務を行う徴収手段と、各住
    民毎のデータベースを記憶する記憶手段と、を備えてい
    ることを特徴とする全国地方自治体共通行政コンピュー
    タシステム。
  2. 【請求項2】住民識別手段は、電磁気データを記憶可能
    な情報担持体を識別可能なことを特徴とする請求項1に
    記載の全国地方自治体共通行政コンピュータシステム。
  3. 【請求項3】記憶手段に記憶されているデータベースに
    は、各住民の印鑑登録された印影イメージ情報が含まれ
    ていることを特徴とする請求項1または2に記載の全国
    地方自治体共通行政コンピュータシステム。
  4. 【請求項4】証明書発行手段は、自治体首長の印影イメ
    ージを印字可能であることを特徴とする請求項1、2、
    3の何れか1項に記載の全国地方自治体共通行政コンピ
    ュータシステム。
  5. 【請求項5】納付書発行手段は、納付書の内容に関連付
    けられたバーコードパターンを印字可能であることを特
    徴とする請求項1、2、3、4の何れか1項に記載の全
    国地方自治体共通行政コンピュータシステム。
  6. 【請求項6】住民識別手段で識別可能な情報担持体に
    は、少なくとも個人識別情報及び生年月日情報が記憶さ
    れていることを特徴とする請求項1、2、3、4、5の
    何れか1項に記載の全国地方自治体共通行政コンピュー
    タシステム。
  7. 【請求項7】各行政コンピュータシステムは、民間設置
    の端末装置とネットワークを介して接続され、前記端末
    装置には、手続を行う住民を情報担持体によって識別す
    るための住民識別手段と、所定の住民が要求する各種証
    明書を、自治体首長の印影イメージとともに印刷して発
    行する証明書発行手段と、所定の納付書に印字されたバ
    ーコードパターンを認識して所定の徴収業務を行う徴収
    手段と、を備えていることを特徴とする請求項1、2、
    3、4、5、6の何れか1項に記載の全国地方自治体共
    通行政コンピュータシステム。
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