JP2739460B2 - 介護サービス用カードシステム - Google Patents
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- Medical Treatment And Welfare Office Work (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は要介護者の介護サー
ビスを効率よく行う介護サービス用カードシステムに関
するものである。
ビスを効率よく行う介護サービス用カードシステムに関
するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、介護サービスを受けようとする高
齢者が福祉施策を受けるには、市町村や保健機関等に要
看護の資格申請の申込みを行って資格証が交付された
後、受ける介護サービスに応じて種々の書類を申請しな
ければならず、書類申請の事務手続きに手間がかかるう
えに、介護度や介護サービスの違いにより異なる料金、
各機関との事務手続き等、複雑多岐にわたる事務処理に
多くの人手と時間がかかるという問題があった。
齢者が福祉施策を受けるには、市町村や保健機関等に要
看護の資格申請の申込みを行って資格証が交付された
後、受ける介護サービスに応じて種々の書類を申請しな
ければならず、書類申請の事務手続きに手間がかかるう
えに、介護度や介護サービスの違いにより異なる料金、
各機関との事務手続き等、複雑多岐にわたる事務処理に
多くの人手と時間がかかるという問題があった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明は要介護者が福
祉サービスを簡単に受けることができ、且つ事務処理を
簡単にすることができる介護サービス用カードシステム
を提供することを目的とするものである。
祉サービスを簡単に受けることができ、且つ事務処理を
簡単にすることができる介護サービス用カードシステム
を提供することを目的とするものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】前述の目的を達成するた
めの本発明は、カード発行機関より発行された要介護者
用カードおよび介護スタッフ用カードからの必要情報の
読込、介護サービス給付にともなう必要情報を要介護者
用カードと介護スタッフ用カードとに書込等を行う介護
スタッフ携帯用のカード読み書き機能付き携帯情報端末
と、介護サービス給付にともなう必要情報がカード読み
書き機能付き携帯情報端末または介護スタッフ用カード
を介して入力される介護サービス提供機関のカード読み
書き装置付きの情報処理装置と、介護スタッフ用カード
からの介護サービス給付実績と要介護者用カードからの
介護サービス受給実績とを入力して管理するカード管理
機関のシステム情報管理装置と、要介護者が提示した要
介護者用カードに記録されている介護サービス受給実績
を読み込み記録してこれを前記システム情報管理装置に
転送する機能を有するカード発行機関の情報処理装置と
よりなる介護サービス用カードシステムであって、前記
介護サービス提供機関の情報処理装置は、前 記した携帯
情報端末または介護スタッフ用カードを介して介護サー
ビス給付実績が入力されるとこれを記録したうえ前記カ
ード管理機関のシステム情報管理装置に転送する機能を
有しており、また、このシステム情報管理装置は、前記
した介護サービス提供機関の情報処理装置より転送入力
された介護サービス給付実績を前記したカード発行機関
の情報処理装置より転送入力された介護サービス受給実
績と比較して管理する機能を有していることを特徴とす
る介護サービス用カードシステムを請求項１の発明と
し、請求項１の発明において、カード読み書き機能付き
携帯情報端末にプリンタが付帯されて介護サービス給付
にともなうカウントダウン情報をプリント出力する介護
サービス用カードシステムを請求項２の発明とするもの
である。
めの本発明は、カード発行機関より発行された要介護者
用カードおよび介護スタッフ用カードからの必要情報の
読込、介護サービス給付にともなう必要情報を要介護者
用カードと介護スタッフ用カードとに書込等を行う介護
スタッフ携帯用のカード読み書き機能付き携帯情報端末
と、介護サービス給付にともなう必要情報がカード読み
書き機能付き携帯情報端末または介護スタッフ用カード
を介して入力される介護サービス提供機関のカード読み
書き装置付きの情報処理装置と、介護スタッフ用カード
からの介護サービス給付実績と要介護者用カードからの
介護サービス受給実績とを入力して管理するカード管理
機関のシステム情報管理装置と、要介護者が提示した要
介護者用カードに記録されている介護サービス受給実績
を読み込み記録してこれを前記システム情報管理装置に
転送する機能を有するカード発行機関の情報処理装置と
よりなる介護サービス用カードシステムであって、前記
介護サービス提供機関の情報処理装置は、前 記した携帯
情報端末または介護スタッフ用カードを介して介護サー
ビス給付実績が入力されるとこれを記録したうえ前記カ
ード管理機関のシステム情報管理装置に転送する機能を
有しており、また、このシステム情報管理装置は、前記
した介護サービス提供機関の情報処理装置より転送入力
された介護サービス給付実績を前記したカード発行機関
の情報処理装置より転送入力された介護サービス受給実
績と比較して管理する機能を有していることを特徴とす
る介護サービス用カードシステムを請求項１の発明と
し、請求項１の発明において、カード読み書き機能付き
携帯情報端末にプリンタが付帯されて介護サービス給付
にともなうカウントダウン情報をプリント出力する介護
サービス用カードシステムを請求項２の発明とするもの
である。
【０００５】
【発明の実施の形態】次に、本発明の好ましい実施の形
態を図１に基づいて詳細に説明する。１は公的な総合病
院１ａとしてのカード発行機関であり、該カード発行機
関１は要介護者あるいはその家族からのカード発行申込
みに基づいてＩＣカードあるいは磁気カード等よりなる
要介護者用カード２を発行する。このカードの発行は、
保険福祉情報や住民情報が記録されているデータべース
Ｄとリンクされている情報処理装置１ｂにより要介護者
の資格チェックを行ったうえ、カード発行を行うと同時
に要介護者を前記情報処理装置１ｂに登録する。該要介
護者用カード２には登録番号、氏名、生年月日、性別、
電話番号、年金種別、年金口座金融機関名、年金口座種
別、年金口座番号等の個人情報の他、付与介護ポイント
情報、介護サービス実績や介護プラン等を記録するメモ
リエリアが設定されている。また、カード発行機関１は
県や市あるいは民間の介護スタッフにＩＣカードあるい
は磁気カード等よりなる介護スタッフ用カード３を発行
する。このカードの発行は、スタッフ情報が記録されて
いるデータべースＤとリンクされている情報処理装置１
ｃにより介護スタッフの資格チェックを行ったうえ、カ
ード発行を行うと同時に介護スタッフを前記情報処理装
置１ｃに登録する。該介護スタッフ用カード３には職員
番号、氏名、生年月日、性別、発行年月日、有効期限、
暗証番号等の個人情報の他、要介護者の登録番号、名
前、訪問日、介護内容、付与介護ポイント、血圧、脈拍
等を記録するメモリエリアが設定されている。
態を図１に基づいて詳細に説明する。１は公的な総合病
院１ａとしてのカード発行機関であり、該カード発行機
関１は要介護者あるいはその家族からのカード発行申込
みに基づいてＩＣカードあるいは磁気カード等よりなる
要介護者用カード２を発行する。このカードの発行は、
保険福祉情報や住民情報が記録されているデータべース
Ｄとリンクされている情報処理装置１ｂにより要介護者
の資格チェックを行ったうえ、カード発行を行うと同時
に要介護者を前記情報処理装置１ｂに登録する。該要介
護者用カード２には登録番号、氏名、生年月日、性別、
電話番号、年金種別、年金口座金融機関名、年金口座種
別、年金口座番号等の個人情報の他、付与介護ポイント
情報、介護サービス実績や介護プラン等を記録するメモ
リエリアが設定されている。また、カード発行機関１は
県や市あるいは民間の介護スタッフにＩＣカードあるい
は磁気カード等よりなる介護スタッフ用カード３を発行
する。このカードの発行は、スタッフ情報が記録されて
いるデータべースＤとリンクされている情報処理装置１
ｃにより介護スタッフの資格チェックを行ったうえ、カ
ード発行を行うと同時に介護スタッフを前記情報処理装
置１ｃに登録する。該介護スタッフ用カード３には職員
番号、氏名、生年月日、性別、発行年月日、有効期限、
暗証番号等の個人情報の他、要介護者の登録番号、名
前、訪問日、介護内容、付与介護ポイント、血圧、脈拍
等を記録するメモリエリアが設定されている。
【０００６】５は総合病院１ａ、訪問看護ステーション
５ａ、在宅介護支援センター５ｂあるいは老人リハビリ
センター５ｃ等の介護サービス提供機関であり、該介護
サービス提供機関５の総合病院１ａ、訪問看護ステーシ
ョン５ａ、在宅介護支援センター５ｂあるいは老人リハ
ビリセンター５ｃには介護スタッフの介護サービス給付
実績を記録するカード読み書き装置付きの情報処理装置
６が設置されている。また、必要に応じて総合病院１ａ
のカード読み書き装置付きの情報処理装置１２を介して
作成された介護プランを要介護者用カード２に記録する
ものである。さらに、総合病院１ａには要介護者用カー
ド２から定期的に介護サービス受給実績を読込記録する
カード読み込み装置付きの情報処理装置１１が設置され
ていて、該カード読み込み装置付きの情報処理装置１１
は後記するカード管理機関９のシステム情報管理装置１
０と通信回線を介して接続されている。
５ａ、在宅介護支援センター５ｂあるいは老人リハビリ
センター５ｃ等の介護サービス提供機関であり、該介護
サービス提供機関５の総合病院１ａ、訪問看護ステーシ
ョン５ａ、在宅介護支援センター５ｂあるいは老人リハ
ビリセンター５ｃには介護スタッフの介護サービス給付
実績を記録するカード読み書き装置付きの情報処理装置
６が設置されている。また、必要に応じて総合病院１ａ
のカード読み書き装置付きの情報処理装置１２を介して
作成された介護プランを要介護者用カード２に記録する
ものである。さらに、総合病院１ａには要介護者用カー
ド２から定期的に介護サービス受給実績を読込記録する
カード読み込み装置付きの情報処理装置１１が設置され
ていて、該カード読み込み装置付きの情報処理装置１１
は後記するカード管理機関９のシステム情報管理装置１
０と通信回線を介して接続されている。
【０００７】８は介護サービス提供機関５の介護スタッ
フが所持するプリンタ付のカード読み書き機能付き携帯
情報端末であり、該カード読み書き機能付き携帯情報端
末８は介護スタッフと要介護者が所持するＩＣカードや
磁気カード等に記録された必要情報の読み取りと、介護
スタッフにより入力される介護サービス給付実績を記録
し、要介護者の付与介護ポイントを介護サービス給付実
績に伴いカウントダウンしてそのカウントダウン値や介
護サービス給付実績を介護スタッフ用カード３や要介護
者用カード２への書込等の処理を行うものである。ま
た、介護サービス給付実績はカード読み書き機能付き携
帯情報端末８をＲＳ２３２Ｃを介してケーブル接続する
か、光通信により、各介護サービス提供機関５のカード
読み書き装置付きの情報処理装置６に転送するか、カー
ド読み書き機能付き携帯情報端末８によって書き込まれ
た介護スタッフ用カード３の介護サービス給付実績を、
カード読み書き装置を介して情報処理装置６に転送する
ものである。
フが所持するプリンタ付のカード読み書き機能付き携帯
情報端末であり、該カード読み書き機能付き携帯情報端
末８は介護スタッフと要介護者が所持するＩＣカードや
磁気カード等に記録された必要情報の読み取りと、介護
スタッフにより入力される介護サービス給付実績を記録
し、要介護者の付与介護ポイントを介護サービス給付実
績に伴いカウントダウンしてそのカウントダウン値や介
護サービス給付実績を介護スタッフ用カード３や要介護
者用カード２への書込等の処理を行うものである。ま
た、介護サービス給付実績はカード読み書き機能付き携
帯情報端末８をＲＳ２３２Ｃを介してケーブル接続する
か、光通信により、各介護サービス提供機関５のカード
読み書き装置付きの情報処理装置６に転送するか、カー
ド読み書き機能付き携帯情報端末８によって書き込まれ
た介護スタッフ用カード３の介護サービス給付実績を、
カード読み書き装置を介して情報処理装置６に転送する
ものである。
【０００８】また、カード読み書き機能付き携帯情報端
末８は付帯されるプリンタにより、カウントダウンされ
た付与介護ポイントのカウントダウン結果を要介護者に
プリントアウトして手渡すことができるようになってい
る。９はカード管理機関であり、該カード管理機関９の
システム情報管理装置１０は各介護サービス提供機関５
の介護スタッフ用カードのカード読み書き装置付きの情
報処理装置６と、カード発行機関１の要介護者用カード
２のカード読み取り装置付きの情報処理装置１１と通信
回線を介して接続されており、介護サービス提供機関５
の介護サービス給付実績データや要介護者の介護サービ
ス受給実績データは逐次システム情報管理装置１０に入
力されて管理できるようになっている。
末８は付帯されるプリンタにより、カウントダウンされ
た付与介護ポイントのカウントダウン結果を要介護者に
プリントアウトして手渡すことができるようになってい
る。９はカード管理機関であり、該カード管理機関９の
システム情報管理装置１０は各介護サービス提供機関５
の介護スタッフ用カードのカード読み書き装置付きの情
報処理装置６と、カード発行機関１の要介護者用カード
２のカード読み取り装置付きの情報処理装置１１と通信
回線を介して接続されており、介護サービス提供機関５
の介護サービス給付実績データや要介護者の介護サービ
ス受給実績データは逐次システム情報管理装置１０に入
力されて管理できるようになっている。
【０００９】このように構成されたものは、まず、要介
護高齢者あるいはその家族がカード発行機関１に要介護
者用カード２の発行申請手続きを行う。この申込みによ
りカード発行機関１は市や区の保険福祉情報や住民情報
が記録されているデータべースＤとリンクされている情
報処理装置１ｂにより要介護者の資格チェックを行うと
ともに、カード発行機関１の前記情報処理装置１ｂのデ
ータから該当申請者の登録が既に行われているかどうか
をチェックし、未登録であれば該当申請者の登録を行
い、申請者の登録番号、氏名、生年月日、性別、電話番
号、年金種別、年金口座金融機関名、年金口座種別、年
金口座番号等の個人情報を情報処理装置１ｂに記録し、
前記個人情報が記録された要介護者用カード２の発行を
行う。また、カード発行機関１は介護スタッフの登録に
基づいて介護スタッフの職員番号、氏名、生年月日、性
別、発行年月日、有効期限、暗証番号等の個人情報を情
報処理装置１ｃに記録し、前記個人情報が記録された介
護スタッフ用カード３の発行を行う。そして、登録済の
要介護者用カード２を所有する要介護者から、総合病院
１ａ、訪問看護ステーション５ａ、在宅介護支援センタ
ー５ｂあるいは老人リハビリセンター５ｃ等の介護サー
ビス提供機関５に介護サービスの受給申請が行われた際
に、要介護者の申請に応じて訪問看護、在宅看護あるい
はリハビリを行う介護スタッフは総合病院１ａ、訪問看
護ステーション５ａ、在宅介護支援センター５ｂあるい
は老人リハビリセンター５ｃにおいて、要介護者用カー
ド２に書き込まれた介護プランに基づき、介護サービス
を介護施設を利用する等して介護サービスを要介護者に
実施するものである。
護高齢者あるいはその家族がカード発行機関１に要介護
者用カード２の発行申請手続きを行う。この申込みによ
りカード発行機関１は市や区の保険福祉情報や住民情報
が記録されているデータべースＤとリンクされている情
報処理装置１ｂにより要介護者の資格チェックを行うと
ともに、カード発行機関１の前記情報処理装置１ｂのデ
ータから該当申請者の登録が既に行われているかどうか
をチェックし、未登録であれば該当申請者の登録を行
い、申請者の登録番号、氏名、生年月日、性別、電話番
号、年金種別、年金口座金融機関名、年金口座種別、年
金口座番号等の個人情報を情報処理装置１ｂに記録し、
前記個人情報が記録された要介護者用カード２の発行を
行う。また、カード発行機関１は介護スタッフの登録に
基づいて介護スタッフの職員番号、氏名、生年月日、性
別、発行年月日、有効期限、暗証番号等の個人情報を情
報処理装置１ｃに記録し、前記個人情報が記録された介
護スタッフ用カード３の発行を行う。そして、登録済の
要介護者用カード２を所有する要介護者から、総合病院
１ａ、訪問看護ステーション５ａ、在宅介護支援センタ
ー５ｂあるいは老人リハビリセンター５ｃ等の介護サー
ビス提供機関５に介護サービスの受給申請が行われた際
に、要介護者の申請に応じて訪問看護、在宅看護あるい
はリハビリを行う介護スタッフは総合病院１ａ、訪問看
護ステーション５ａ、在宅介護支援センター５ｂあるい
は老人リハビリセンター５ｃにおいて、要介護者用カー
ド２に書き込まれた介護プランに基づき、介護サービス
を介護施設を利用する等して介護サービスを要介護者に
実施するものである。
【００１０】この介護サービスの実施にあたり、介護ス
タッフは所持しているカード読み書き機能付き携帯情報
端末８のカード読み書き機構に、要介護者用カード２を
差し込み、要介護者用カード２の必要情報を読込、付与
介護ポイントの有無を確認するとともに、介護プランを
読出、介護プランに基づいて介護サービスを実施する。
その実施後、介護スタッフはカード読み書き機能付き携
帯情報端末８にキーボード入力あるいは手書き入力を行
って介護サービス給付実績を記録する。この介護サービ
ス給付にともない要介護者用カード２から読出、記録し
た付与介護ポイントから介護サービス給付にともなうポ
イントをカウントダウンし、付与介護ポイントの残数を
カード読み書き機能付き携帯情報端末８のプリンタによ
りプリンタし、要介護者にプリントアウトした付与介護
ポイントの残数を手渡す。このようにして介護サービス
の給付が実施された後、カード読み書き機能付き携帯情
報端末８に記録された介護サービス給付実績を通信回線
等を通じて介護サービス提供機関５のカード読み書き装
置付きの情報処理装置６に転送するか、カード読み書き
機能付き携帯情報端末８に記録されたデータを介護スタ
ッフ用カード３に書込、介護スタッフが介護サービス提
供機関５に戻った際、介護サービス提供機関５のカード
読み書き装置付きの情報処理装置６のカード読み書き装
置に介護スタッフ用カード３を差し込みそのデータをカ
ード読み書き装置付きの情報処理装置６に記録してもよ
い。このようにして介護サービス提供機関５のカード読
み書き装置付きの情報処理装置６に蓄積された介護サー
ビス給付実績は、介護サービス提供機関５のカード読み
書き装置付きの情報処理装置６と通信回線により接続さ
れているカード管理機関９のシステム情報管理装置１０
に逐次入力されることとなる。また、要介護者の介護サ
ービス受給実績は要介護者あるいは家族が定期的にカー
ド発行機関１に行き、要介護者用カード２を提出し、カ
ード読み取り装置付きの情報処理装置１１に介護サービ
ス受給実績を読み込ませて記録しておき、カード読み取
り装置付きの情報処理装置１１と通信回線により接続さ
れているシステム情報管理装置１０に介護サービス受給
実績は逐次入力されることとなる。このためカード管理
機関９のシステム情報管理装置１０には介護提供機関５
の介護サービス受給実績と要介護者の介護サービス受給
実績との両方が入力され、介護サービスの不正やミスは
チェックされるうえに、介護サービス全体を把握するこ
とができる。
タッフは所持しているカード読み書き機能付き携帯情報
端末８のカード読み書き機構に、要介護者用カード２を
差し込み、要介護者用カード２の必要情報を読込、付与
介護ポイントの有無を確認するとともに、介護プランを
読出、介護プランに基づいて介護サービスを実施する。
その実施後、介護スタッフはカード読み書き機能付き携
帯情報端末８にキーボード入力あるいは手書き入力を行
って介護サービス給付実績を記録する。この介護サービ
ス給付にともない要介護者用カード２から読出、記録し
た付与介護ポイントから介護サービス給付にともなうポ
イントをカウントダウンし、付与介護ポイントの残数を
カード読み書き機能付き携帯情報端末８のプリンタによ
りプリンタし、要介護者にプリントアウトした付与介護
ポイントの残数を手渡す。このようにして介護サービス
の給付が実施された後、カード読み書き機能付き携帯情
報端末８に記録された介護サービス給付実績を通信回線
等を通じて介護サービス提供機関５のカード読み書き装
置付きの情報処理装置６に転送するか、カード読み書き
機能付き携帯情報端末８に記録されたデータを介護スタ
ッフ用カード３に書込、介護スタッフが介護サービス提
供機関５に戻った際、介護サービス提供機関５のカード
読み書き装置付きの情報処理装置６のカード読み書き装
置に介護スタッフ用カード３を差し込みそのデータをカ
ード読み書き装置付きの情報処理装置６に記録してもよ
い。このようにして介護サービス提供機関５のカード読
み書き装置付きの情報処理装置６に蓄積された介護サー
ビス給付実績は、介護サービス提供機関５のカード読み
書き装置付きの情報処理装置６と通信回線により接続さ
れているカード管理機関９のシステム情報管理装置１０
に逐次入力されることとなる。また、要介護者の介護サ
ービス受給実績は要介護者あるいは家族が定期的にカー
ド発行機関１に行き、要介護者用カード２を提出し、カ
ード読み取り装置付きの情報処理装置１１に介護サービ
ス受給実績を読み込ませて記録しておき、カード読み取
り装置付きの情報処理装置１１と通信回線により接続さ
れているシステム情報管理装置１０に介護サービス受給
実績は逐次入力されることとなる。このためカード管理
機関９のシステム情報管理装置１０には介護提供機関５
の介護サービス受給実績と要介護者の介護サービス受給
実績との両方が入力され、介護サービスの不正やミスは
チェックされるうえに、介護サービス全体を把握するこ
とができる。
【００１１】なお、好ましい実施の形態では、要介護者
の付与介護ポイントの読み取りはカード読み書き機能付
き携帯情報端末８により行っているが、各介護サービス
提供機関５に介護サービスの申込みが行われた際に、カ
ード読み書き装置付きの情報処理装置６により要介護者
用カード２の情報を読み込んで付与介護ポイントの確認
を行っても良いこと勿論である。また、好ましい実施の
形態では、カード発行機関１を公的な総合病院１ａとし
ているが、カード発行機関１を総合病院１ａから切り離
した機関としても良いことは勿論である。さらに、好ま
しい実施の形態では、介護プランは要介護者用カード２
に予め記録されているが、介護サービス提供機関５のカ
ード読み書き装置付きの情報処理装置６に介護プランを
記録しておき、介護サービスを実施する介護スタッフが
所持する読み取りはカード読み書き機能付き携帯情報端
末８に該当要介護者の介護プランを転送し、カード読み
書き機能付き携帯情報端末８に要介護者用カード２が差
し込まれたとき、要介護者用カード２に介護プランを記
録してもよく、また、介護スタッフにカード読み書き機
能付き携帯情報端末８から介護プランを提示するるよう
にしてもよいことは勿論である。
の付与介護ポイントの読み取りはカード読み書き機能付
き携帯情報端末８により行っているが、各介護サービス
提供機関５に介護サービスの申込みが行われた際に、カ
ード読み書き装置付きの情報処理装置６により要介護者
用カード２の情報を読み込んで付与介護ポイントの確認
を行っても良いこと勿論である。また、好ましい実施の
形態では、カード発行機関１を公的な総合病院１ａとし
ているが、カード発行機関１を総合病院１ａから切り離
した機関としても良いことは勿論である。さらに、好ま
しい実施の形態では、介護プランは要介護者用カード２
に予め記録されているが、介護サービス提供機関５のカ
ード読み書き装置付きの情報処理装置６に介護プランを
記録しておき、介護サービスを実施する介護スタッフが
所持する読み取りはカード読み書き機能付き携帯情報端
末８に該当要介護者の介護プランを転送し、カード読み
書き機能付き携帯情報端末８に要介護者用カード２が差
し込まれたとき、要介護者用カード２に介護プランを記
録してもよく、また、介護スタッフにカード読み書き機
能付き携帯情報端末８から介護プランを提示するるよう
にしてもよいことは勿論である。
【００１２】
【発明の効果】本発明は前記説明により明らかなよう
に、要介護者に要介護者用カードを携帯させ、介護スタ
ッフに介護スタッフ用カードを携帯させるとともに、カ
ード読み書き機能付き携帯情報端末を所持させることに
より、介護サービス給付実績また介護サービス受給実績
を簡単に各介護サービス提供機関のカード読み書き装置
付きの情報処理装置やカード管理機関のカード情報管理
装置に入力することができるので、事務処理が簡素化さ
れるうえに、不正やミスを防止でき、カード管理機関に
よるシステム管理やデータ管理も極めて容易になる。ま
た、介護プランに応じた種々の介護サービスに要する費
用の算定等も自動的に行えるようになる等種々の利点を
有するものである。従って、本発明は従来の問題点を解
決した介護サービス用カードシステムとして社会的に寄
与するところ極めて大なものである。
に、要介護者に要介護者用カードを携帯させ、介護スタ
ッフに介護スタッフ用カードを携帯させるとともに、カ
ード読み書き機能付き携帯情報端末を所持させることに
より、介護サービス給付実績また介護サービス受給実績
を簡単に各介護サービス提供機関のカード読み書き装置
付きの情報処理装置やカード管理機関のカード情報管理
装置に入力することができるので、事務処理が簡素化さ
れるうえに、不正やミスを防止でき、カード管理機関に
よるシステム管理やデータ管理も極めて容易になる。ま
た、介護プランに応じた種々の介護サービスに要する費
用の算定等も自動的に行えるようになる等種々の利点を
有するものである。従って、本発明は従来の問題点を解
決した介護サービス用カードシステムとして社会的に寄
与するところ極めて大なものである。
【図１】本発明の好ましい実施の形態を示すブロック図
である。
である。
１ カード発行機関 ２ 要介護者用カード ３ 介護スタッフ用カード ５ 介護サービス提供機関 ６ 介護サービス提供機関の情報処理装置 ８ カード読み書き機能付き携帯情報端末 ９ カード管理機関 10 システム情報管理装置11 カード発行機関の情報処理装置
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平８−329153（ＪＰ，Ａ) 特開 平９−134385（ＪＰ，Ａ) 特開 平９−134386（ＪＰ，Ａ) 特開 平９−134387（ＪＰ，Ａ) 特開 平４−229368（ＪＰ，Ａ) 特開 平６−149884（ＪＰ，Ａ) 特開 平８−36608（ＪＰ，Ａ) 日立評論78［３］、Ｐ．259−262 東海大学短期大学紀要28号、Ｐ．47− 52 福岡工業大学研究論集27［２］、Ｐ. 187−200
Claims (2)
- 【請求項１】 カード発行機関(1) より発行された要介
護者用カード(2) および介護スタッフ用カード(3) から
の必要情報の読込、介護サービス給付にともなう必要情
報を要介護者用カード(2) と介護スタッフ用カード(3)
とに書込等を行う介護スタッフ携帯用のカード読み書き
機能付き携帯情報端末(8) と、介護サービス給付にとも
なう必要情報がカード読み書き機能付き携帯情報端末
(8) または介護スタッフ用カード(3) を介して入力され
る介護サービス提供機関(5) のカード読み書き装置付き
情報処理装置(6) と、介護スタッフ用カード(3) からの
介護サービス給付実績と要介護者用カード(2) からの介
護サービス受給実績とを入力して管理するカード管理機
関(9) のシステム情報管理装置(10)と、要介護者が提示
した要介護者用カード(2) に記録されている介護サービ
ス受給実績を読み込み記録してこれを前記システム情報
管理装置(10)に転送する機能を有するカード発行機関
(1) のカード読み書き装置付き情報処理装置(11)とより
なる介護サービス用カードシステムであって、前記介護
サービス提供機関(5) の情報処理装置(6) は、前記した
携帯情報端末(8) または介護スタッフ用カード(3) を介
して介護サービス給付実績が入力されるとこれを記録し
たうえ前記カード管理機関(9) のシステム情報管理装置
(10)に転送する機能を有しており、また、このシステム
情報管理装置(10)は、前記した介護サービス提供機関
(5) の情報処理装置(6) より転送入力された介護サービ
ス給付実績を前記したカード発行機関(1) の情報処理装
置(11)より転送入力された介護サービス受給実績と比較
して管理する機能を有していることを特徴とする介護サ
ービス用カードシステム。 - 【請求項２】 カード読み書き機能付き携帯情報端末
(8) にプリンタが付帯されて介護サービス給付にともな
うカウントダウン情報をプリント出力する請求項１に記
載の介護サービス用カードシステム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8097996A JP2739460B2 (ja) | 1996-03-07 | 1996-03-07 | 介護サービス用カードシステム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8097996A JP2739460B2 (ja) | 1996-03-07 | 1996-03-07 | 介護サービス用カードシステム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09245095A JPH09245095A (ja) | 1997-09-19 |
| JP2739460B2 true JP2739460B2 (ja) | 1998-04-15 |
Family
ID=13733632
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8097996A Expired - Fee Related JP2739460B2 (ja) | 1996-03-07 | 1996-03-07 | 介護サービス用カードシステム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2739460B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
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|---|---|---|---|---|
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| JP4746760B2 (ja) * | 2001-05-01 | 2011-08-10 | 帝人株式会社 | 在宅療法患者評価支援システム |
| US7490049B2 (en) | 2002-03-29 | 2009-02-10 | Medco Health Solutions, Inc. | Patient oriented point of care system and method |
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| JP6818397B2 (ja) * | 2018-05-10 | 2021-01-20 | 弘司 森崎 | 一括管理請求処理装置、一括管理請求処理方法及び一括管理請求処理プログラム |
-
1996
- 1996-03-07 JP JP8097996A patent/JP2739460B2/ja not_active Expired - Fee Related
Non-Patent Citations (3)
| Title |
|---|
| 日立評論７８［３］、Ｐ．２５９−２６２ |
| 東海大学短期大学紀要２８号、Ｐ．４７−５２ |
| 福岡工業大学研究論集２７［２］、Ｐ．１８７−２００ |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH09245095A (ja) | 1997-09-19 |
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Legal Events
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