JP2001305735A - パターン形成材料及びパターン形成方法 - Google Patents

パターン形成材料及びパターン形成方法

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JP2001305735A
JP2001305735A JP2000126988A JP2000126988A JP2001305735A JP 2001305735 A JP2001305735 A JP 2001305735A JP 2000126988 A JP2000126988 A JP 2000126988A JP 2000126988 A JP2000126988 A JP 2000126988A JP 2001305735 A JP2001305735 A JP 2001305735A
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polymer
alkyl group
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眞治 岸村
Masaru Sasako
勝 笹子
Masamitsu Shirai
正充 白井
Masahiro Kadooka
正弘 角岡
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ポジ型の表面解像プロセスにおいて、基板上
におけるレジストパターンが形成されていない部分に残
渣が発生しないようにする。 【解決手段】 パターン形成材料は、[化1]の一般式
で表される基と、エネルギービームが照射されると酸を
発生させる基とを含む重合体を有している。 【化1】 但し、[化1]の一般式において、nは1以上の整数で
あり、R1 は水素原子又はアルキル基を示し、R2及び
3は、それぞれが互いに独立している水素原子、アル
キル基若しくはアルケニル基、又は両者で環状となって
いる環状アルキル基若しくは環状アルケニル基を示す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体集積回路装
置等を製造するプロセスにおいて微細なレジストパター
ンを形成するパターン形成方法及び該パターン形成方法
に用いられるパターン形成材料に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体集積回路装置の製造プロセ
スにおいては、露光光として紫外線を用いるフォトリソ
グラフィによってレジストパターンを形成しているが、
半導体集積回路の微細化に伴って、露光光としては短波
長光源の使用が進められている。短波長光源を使用する
場合、焦点深度を高めたり実用解像度を向上させたりす
るために、近年、ドライ現像を用いた表面解像プロセス
の開発が進められてきている。
【0003】以下、特開平11−258803号公報に
おいて第4の実施形態として示されている従来のパター
ン形成方法について、図5(a)〜(c)及び図6
(a)、(b)を参照しながら説明する。
【0004】まず、図5(a)に示すように、半導体基
板100の上に、[化23]で表わされる重合体と[化
24]で表わされる化合物とを有するパターン形成材料
を塗布してレジスト膜101を形成した後、レジスト膜
101に対してマスク102を介してArFエキシマレ
ーザ104を照射してパターン露光する。このようにす
ると、レジスト膜101の露光部101aにおいては塩
基が発生する一方、未露光部101bにおいては塩基が
発生しない。
【0005】
【化23】
【0006】
【化24】
【0007】次に、図5(b)に示すように、レジスト
膜101に対してi線104を照射して全面露光する。
このようにすると、レジスト膜101の全面に亘って酸
が発生するので、露光部101aにおいては塩基と酸と
が中和する一方、未露光部101bにおいては酸が残存
する。
【0008】次に、図5(c)に示すように、レジスト
膜101の表面に水蒸気105を供給した後、図6
(a)に示すように、レジスト膜101の表面に金属ア
ルコキシドの蒸気106を供給する。このようにする
と、レジスト膜101の未露光部101bの表面に金属
酸化膜107が選択的に形成される。
【0009】次に、図6(b)に示すように、金属酸化
膜107をマスクにしてO2 プラズマ108を用いてR
IEを行なう。このようにすると、レジスト膜101の
未露光部101bからなるポジ型のレジストパターン1
09を形成することができる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところが、我々が前記
従来のパターン形成方法によりレジストパターンを形成
したところ、垂直な断面形状を持つレジストパターン1
09を形成することはできたが、半導体基板100の上
におけるレジストパターン109が形成されていない部
分(レジスト膜101の露光部101aに相当する部
分)に残渣が発生するという新たな問題に直面した。
【0011】半導体基板100上のレジストパターン1
09が形成されていない部分に残渣が発生すると、半導
体基板100の上に形成されている被エッチング膜に対
してエッチングを行なったときに残渣が被エッチング膜
に転写されるので、被エッチング膜からなる良好なパタ
ーンが得られず、これによって、半導体装置の歩留まり
が低下するという大きな問題が発生する。
【0012】前記に鑑み、本発明は、レジスト膜のパタ
ーン露光の露光部においては、パターン露光により発生
した塩基と全面露光により発生した酸とを中和させる一
方、レジスト膜のパターン露光の未露光部においては酸
を残存させることにより表面に金属酸化膜を形成し、そ
の後、金属酸化膜をマスクとしてレジスト膜に対してド
ライエッチングを行なってレジストパターンを形成する
際に、レジストパターンが形成されていない部分に残渣
が形成されないようにすることを目的とする。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】前記の目的を達成する
ため、我々は、レジストパターンが形成されていない部
分に残渣が形成される原因について鋭意検討を行なった
結果、レジスト膜のパターン露光の露光部においては、
全面露光により発生した酸と中和するのに十分な量の塩
基が発生していないので、露光部においても僅かである
が金属酸化膜が形成されてしまうためであるということ
を見い出した。
【0014】本発明は、前記の知見に基づいてなされた
ものであって、以下のパターン形成材料及びパターン形
成方法によって具体化される。
【0015】本発明に係る第1のパターン形成材料は、
[化25]の一般式で表される基と、エネルギービーム
が照射されると酸を発生させる基とを含む重合体を有し
ている。
【0016】
【化25】
【0017】但し、[化25]の一般式において、nは
1以上の整数であり、R1 は水素原子又はアルキル基を
示し、R2及びR3は、それぞれが互いに独立している水
素原子、アルキル基若しくはアルケニル基、又は両者で
環状となっている環状アルキル基若しくは環状アルケニ
ル基を示す。
【0018】本発明に係る第2のパターン形成材料は、
[化26]の一般式で表される基と、エネルギービーム
が照射されると酸を発生させる基とを含む重合体を有し
ている。
【0019】
【化26】
【0020】但し、[化26]の一般式において、R1
は水素原子又はアルキル基を示し、R2及びR3は、それ
ぞれが互いに独立している水素原子、アルキル基若しく
はアルケニル基、又は両者で環状となっている環状アル
キル基若しくは環状アルケニル基を示す。
【0021】本発明に係る第3のパターン形成材料は、
[化27]の一般式で表される化合物と、エネルギービ
ームが照射されると酸を発生させる基とを含む重合体を
有している。
【0022】
【化27】
【0023】但し、[化27]の一般式において、nは
1以上の整数であり、R1 は−CH=CH2 又は[化2
8]であり、
【0024】
【化28】
【0025】R2及びR3は、それぞれが互いに独立して
いる水素原子、アルキル基若しくはアルケニル基、又は
両者で環状となっている環状アルキル基若しくは環状ア
ルケニル基を示す。
【0026】本発明に係る第4のパターン形成材料は、
[化29]の一般式で表される化合物と、エネルギービ
ームが照射されると酸を発生させる基とを含む重合体を
有している。
【0027】
【化29】
【0028】但し、[化29]の一般式において、R1
は、−CH=CH2 又は[化30]であり、
【0029】
【化30】
【0030】R2及びR3は、それぞれが互いに独立して
いる水素原子、アルキル基若しくはアルケニル基、又は
両者で環状となっている環状アルキル基若しくは環状ア
ルケニル基を示す。
【0031】本発明に係る第1〜第4のパターン形成材
料において、酸を発生させる基は、[化31]の一般式
又は[化32]の一般式で表されることが好ましい。
【0032】
【化31】
【0033】
【化32】
【0034】但し、[化31]又は[化32]の一般式
において、R4 は水素原子又はアルキル基を示し、R5
及びR6は、それぞれが互いに独立している水素原子、
アルキル基、フェニル基若しくはアルケニル基、又は両
者で環状となっている環状アルキル基、環状アルケニル
基、フェニル基を持つ環状アルキル基若しくはフェニル
基を持つ環状アルケニル基を示す。
【0035】本発明に係る第1のパターン形成方法は、
[化33]の一般式で表される基とエネルギービームが
照射されると酸を発生させる基とを含む重合体を有する
パターン形成材料からなるレジスト膜を形成する工程
と、レジスト膜に対してパターン露光を行なって、レジ
スト膜のパターン露光の露光部において重合体から塩基
を発生させる工程と、レジスト膜に対して全面露光を行
なって重合体から酸を発生させることにより、レジスト
膜におけるパターン露光の露光部において重合体から発
生した塩基と重合体から発生した酸とを中和させる工程
と、レジスト膜に金属アルコキシドを供給して、レジス
ト膜におけるパターン露光の未露光部の表面に金属酸化
膜を形成する工程と、金属酸化膜をマスクとしてレジス
ト膜に対してドライエッチングを行なって、レジスト膜
からなるレジストパターンを形成する工程とを備えてい
る。
【0036】
【化33】
【0037】但し、[化33]の一般式において、nは
1以上の整数であり、R1 は水素原子又はアルキル基を
示し、R2及びR3は、それぞれが互いに独立している水
素原子、アルキル基若しくはアルケニル基、又は両者で
環状となっている環状アルキル基若しくは環状アルケニ
ル基を示す。
【0038】本発明に係る第2のパターン形成方法は、
[化34]の一般式で表される基とエネルギービームが
照射されると酸を発生させる基とを含む重合体を有する
パターン形成材料からなるレジスト膜を形成する工程
と、レジスト膜に対して全面露光を行なって、重合体か
ら酸を発生させる工程と、レジスト膜に対してパターン
露光を行なって、レジスト膜におけるパターン露光の露
光部において、重合体から塩基を発生させることにより
重合体から発生した酸と重合体から発生した塩基とを中
和させる工程と、レジスト膜に金属アルコキシドを供給
して、レジスト膜におけるパターン露光の未露光部の表
面に金属酸化膜を形成する工程と、金属酸化膜をマスク
としてレジスト膜に対してドライエッチングを行なっ
て、レジスト膜からなるレジストパターンを形成する工
程とを備えている。
【0039】
【化34】
【0040】但し、[化34]の一般式において、nは
1以上の整数であり、R1 は水素原子又はアルキル基を
示し、R2及びR3は、それぞれが互いに独立している水
素原子、アルキル基若しくはアルケニル基、又は両者で
環状となっている環状アルキル基若しくは環状アルケニ
ル基を示す。
【0041】本発明に係る第3のパターン形成方法は、
[化35]の一般式で表される基とエネルギービームが
照射されると酸を発生させる基とを含む重合体を有する
パターン形成材料からなるレジスト膜を形成する工程
と、レジスト膜に対してパターン露光を行なって、レジ
スト膜のパターン露光の露光部において重合体から塩基
を発生させる工程と、レジスト膜に対して全面露光を行
なって重合体から酸を発生させることにより、レジスト
膜におけるパターン露光の露光部において重合体から発
生した塩基と重合体から発生した酸とを中和させる工程
と、レジスト膜に金属アルコキシドを供給して、レジス
ト膜におけるパターン露光の未露光部の表面に金属酸化
膜を形成する工程と、金属酸化膜をマスクとしてレジス
ト膜に対してドライエッチングを行なって、レジスト膜
からなるレジストパターンを形成する工程とを備えてい
る。
【0042】
【化35】
【0043】但し、[化35]の一般式において、R1
は水素原子又はアルキル基を示し、R2及びR3は、それ
ぞれが互いに独立している水素原子、アルキル基若しく
はアルケニル基、又は両者で環状となっている環状アル
キル基若しくは環状アルケニル基を示す。
【0044】本発明に係る第4のパターン形成方法は、
[化36]の一般式で表される基とエネルギービームが
照射されると酸を発生させる基とを含む重合体を有する
パターン形成材料からなるレジスト膜を形成する工程
と、レジスト膜に対して全面露光を行なって、重合体か
ら酸を発生させる工程と、レジスト膜に対してパターン
露光を行なって、レジスト膜におけるパターン露光の露
光部において、重合体から塩基を発生させることにより
重合体から発生した酸と重合体から発生した塩基とを中
和させる工程と、レジスト膜に金属アルコキシドを供給
して、レジスト膜におけるパターン露光の未露光部の表
面に金属酸化膜を形成する工程と、金属酸化膜をマスク
としてレジスト膜に対してドライエッチングを行なっ
て、レジスト膜からなるレジストパターンを形成する工
程とを備えている。
【0045】
【化36】
【0046】但し、[化36]の一般式において、R1
は水素原子又はアルキル基を示し、R2及びR3は、それ
ぞれが互いに独立している水素原子、アルキル基若しく
はアルケニル基、又は両者で環状となっている環状アル
キル基若しくは環状アルケニル基を示す。
【0047】本発明に係る第5のパターン形成方法は、
[化37]の一般式で表される化合物とエネルギービー
ムが照射されると酸を発生させる基とを含む重合体を有
するパターン形成材料からなるレジスト膜を形成する工
程と、レジスト膜に対してパターン露光を行なって、レ
ジスト膜のパターン露光の露光部において重合体から塩
基を発生させる工程と、レジスト膜に対して全面露光を
行なって重合体から酸を発生させることにより、レジス
ト膜におけるパターン露光の露光部において重合体から
発生した塩基と重合体から発生した酸とを中和させる工
程と、レジスト膜に金属アルコキシドを供給して、レジ
スト膜におけるパターン露光の未露光部の表面に金属酸
化膜を形成する工程と、金属酸化膜をマスクとしてレジ
スト膜に対してドライエッチングを行なって、レジスト
膜からなるレジストパターンを形成する工程とを備えて
いる。
【0048】
【化37】
【0049】但し、[化37]の一般式において、nは
1以上の整数であり、R1 は−CH=CH2 又は[化3
8]であり、
【0050】
【化38】
【0051】R2及びR3は、それぞれが互いに独立して
いる水素原子、アルキル基若しくはアルケニル基、又は
両者で環状となっている環状アルキル基若しくは環状ア
ルケニル基を示す。
【0052】本発明に係る第6のパターン形成方法は、
[化39]の一般式で表される化合物とエネルギービー
ムが照射されると酸を発生させる基とを含む重合体を有
するパターン形成材料からなるレジスト膜を形成する工
程と、レジスト膜に対して全面露光を行なって、重合体
から酸を発生させる工程と、レジスト膜に対してパター
ン露光を行なって、レジスト膜におけるパターン露光の
露光部において、重合体から塩基を発生させることによ
り重合体から発生した酸と重合体から発生した塩基とを
中和させる工程と、レジスト膜に金属アルコキシドを供
給して、レジスト膜におけるパターン露光の未露光部の
表面に金属酸化膜を形成する工程と、金属酸化膜をマス
クとしてレジスト膜に対してドライエッチングを行なっ
て、レジスト膜からなるレジストパターンを形成する工
程とを備えている。
【0053】
【化39】
【0054】但し、[化39]の一般式において、nは
1以上の整数であり、R1 は−CH=CH2 又は[化4
0]であり、
【0055】
【化40】
【0056】R2及びR3は、それぞれが互いに独立して
いる水素原子、アルキル基若しくはアルケニル基、又は
両者で環状となっている環状アルキル基若しくは環状ア
ルケニル基を示す。
【0057】本発明に係る第7のパターン形成方法は、
[化41]の一般式で表される化合物とエネルギービー
ムが照射されると酸を発生させる基とを含む重合体を有
するパターン形成材料からなるレジスト膜を形成する工
程と、レジスト膜に対してパターン露光を行なって、レ
ジスト膜のパターン露光の露光部において重合体から塩
基を発生させる工程と、レジスト膜に対して全面露光を
行なって重合体から酸を発生させることにより、レジス
ト膜におけるパターン露光の露光部において重合体から
発生した塩基と重合体から発生した酸とを中和させる工
程と、レジスト膜に金属アルコキシドを供給して、レジ
スト膜におけるパターン露光の未露光部の表面に金属酸
化膜を形成する工程と、金属酸化膜をマスクとしてレジ
スト膜に対してドライエッチングを行なって、レジスト
膜からなるレジストパターンを形成する工程とを備えて
いる。
【0058】
【化41】
【0059】但し、[化41]の一般式において、R1
は−CH=CH2 又は[化42]であり、
【0060】
【化42】
【0061】R2及びR3は、それぞれが互いに独立して
いる水素原子、アルキル基若しくはアルケニル基、又は
両者で環状となっている環状アルキル基若しくは環状ア
ルケニル基を示す。
【0062】本発明に係る第8のパターン形成方法は、
[化43]の一般式で表される化合物とエネルギービー
ムが照射されると酸を発生させる基とを含む重合体を有
するパターン形成材料からなるレジスト膜を形成する工
程と、レジスト膜に対して全面露光を行なって、重合体
から酸を発生させる工程と、レジスト膜に対してパター
ン露光を行なって、レジスト膜におけるパターン露光の
露光部において、重合体から塩基を発生させることによ
り重合体から発生した酸と重合体から発生した塩基とを
中和させる工程と、レジスト膜に金属アルコキシドを供
給して、レジスト膜におけるパターン露光の未露光部の
表面に金属酸化膜を形成する工程と、金属酸化膜をマス
クとしてレジスト膜に対してドライエッチングを行なっ
て、レジスト膜からなるレジストパターンを形成する工
程とを備えている。
【0063】
【化43】
【0064】但し、[化43]の一般式において、R1
は−CH=CH2 又は[化44]であり、
【0065】
【化44】
【0066】R2及びR3は、それぞれが互いに独立して
いる水素原子、アルキル基若しくはアルケニル基、又は
両者で環状となっている環状アルキル基若しくは環状ア
ルケニル基を示す。
【0067】本発明に係る第1〜第8のパターン形成方
法において、酸を発生させる基は、[化45]の一般式
又は[化46]の一般式で表されることが好ましい。
【0068】
【化45】
【0069】
【化46】
【0070】但し、[化45]又は[化46]の一般式
において、R4 は水素原子又はアルキル基を示し、R5
及びR6は、それぞれが互いに独立している水素原子、
アルキル基、フェニル基若しくはアルケニル基、又は両
者で環状となっている環状アルキル基、環状アルケニル
基、フェニル基を持つ環状アルキル基若しくはフェニル
基を持つ環状アルケニル基を示す。
【0071】本発明に係る第1〜第8のパターン形成方
法において、パターン露光は200nm以下の波長を持
つエネルギービームを照射して行なうことが好ましい。
【0072】本発明に係る第1〜第8のパターン形成方
法において、金属酸化膜を形成する工程は、レジスト膜
に水を吸収させてから、金属アルコキシドを供給する工
程を含むことが好ましい。
【0073】本発明に係る第1〜第4のパターン形成材
料及び第1〜第8のパターン形成方法によると、レジス
ト膜のパターン露光の露光部においては、全面露光によ
り発生する酸を中和するのに十分な量の塩基が発生する
ため酸が存在しなくなるので、金属アルコキシドを供給
したときに金属酸化膜が全く形成されない。このため、
レジスト膜に対して金属酸化膜をマスクとしてドライエ
ッチングしたときに、レジストパターンが形成されてい
ない領域(レジスト膜のパターン露光の露光部と対応す
る領域)に残渣が発生しないので、被エッチング膜に対
してレジストパンをマスクとしてエッチングを行なった
ときに残渣が被エッチング膜に転写される事態を防止す
ることができる。
【0074】
【発明の実施の形態】(第1の実施形態)以下、本発明
の第1の実施形態に係るパターン形成材料及びパターン
形成方法について、図1(a)〜(c)及び図2(a)
〜(c)を参照しながら説明する。
【0075】まず、[化47]で表わされ、200nm
以下の波長のエネルギービームが照射されると塩基を発
生させる第1の基と、[化48]で表わされ、広い範囲
の波長のエネルギービームが照射されると酸を発生させ
る第2の基とを含む重合体からなるレジスト材料を準備
する。
【0076】
【化47】
【0077】
【化48】
【0078】前記の重合体は、ポリ(カンフェニリデン
イミノ=N−メタクリロイルオキシエチルカルバメート
−co−ナフチリデンイミノスチレンスルホナート−c
o−メタクリル酸)である。
【0079】第1の実施形態においては、第1の基であ
るカンフェニリデンイミノ=N−メタクリロイルオキシ
エチルカルバメートの重合体における割合が33mol
%であり、第2の基であるナフチリデンイミノスチレン
スルホナートの重合体における割合が23mol%であ
り、第3の基であるメタクリル酸の重合体における割合
が44mol%であるレジスト材料を用いた。
【0080】次に、図1(a)に示すように、半導体基
板10の上に前記のレジスト材料を塗布して、0.4μ
mの厚さを有するレジスト膜11を形成した後、図1
(b)に示すように、レジスト膜11に対して、所望の
パターンが描かれたマスク12を介してArFエキシマ
レーザ(波長:193nm帯)13を照射してパターン
露光を行なう。このようにすると、レジスト膜11のパ
ターン露光の露光部(以下、パターン露光の露光部のこ
とを単に露光部と称する。)11aにおいて、第1の基
から塩基(白丸で示している。)が発生する。
【0081】次に、図1(c)に示すように、レジスト
膜11に対してKrFエキシマレーザ(波長:248n
m帯)14を照射して全面露光を行なう。このようにす
ると、レジスト膜11の全面に亘って第2の基から酸
(黒丸で示している。)が発生する。このため、レジス
ト膜11の露光部11aにおいては、第1の基から発生
した塩基と第2の基から発生した酸とが中和する一方、
レジスト膜11のパターン露光の未露光部(以下、パタ
ーン露光の未露光部のことを単に未露光部と称する。)
11bにおいては、第2の基から発生した酸が存在す
る。
【0082】この場合、レジスト膜11の露光部11a
においては、第1の基から十分な量の塩基が発生してい
るため、第2の基から発生した酸は完全に中和され、酸
はレジスト膜11の未露光部11bにのみ残存した。
【0083】次に、レジスト膜11を加湿されている雰
囲気中に保持して、図2(a)に示すように、レジスト
膜11の未露光部11bの表面に水吸着部15を形成す
る。尚、水吸着部15は、酸が存在するレジスト膜11
の未露光部11bにのみ形成される。
【0084】次に、金属アルコキシドとしてのメチルト
リエトキシシラン(MTEOS)のガスをレジスト膜1
1の表面に供給すると、レジスト膜11の未露光部11
bにおいて、酸が触媒となってMTEOSの加水分解及
び脱水縮合が起こるので、図2(b)に示すように、レ
ジスト膜11の未露光部11bの表面にのみ金属酸化膜
16が形成される。尚、レジスト膜11の露光部11a
においては、酸が存在しないため、金属酸化膜16は形
成されない。
【0085】次に、図2(c)に示すように、レジスト
膜11に対して金属酸化膜16をマスクとしてドライエ
ッチング17を行なって、レジスト膜11の未露光部1
1bからなるレジストパターン18を形成する。
【0086】我々が、実際にICP(Inductive couple
d plasma)装置を用いてO2 ガス及びSO2 ガスを主成
分とするエッチングガスを用いてプラズマエッチングを
行なって、0.13μmのパターン幅を有するレジスト
パターン18を形成したところ、半導体基板10の上に
おけるレジストパターン18が存在しない領域つまりレ
ジスト膜11の露光部11aと対応する領域に残渣が発
生することなく、矩形状の断面を有する良好なパターン
が得られた。
【0087】(第2の実施形態)以下、本発明の第2の
実施形態に係るパターン形成材料及びパターン形成方法
について、図3(a)〜(c)及び図4(a)〜(c)
を参照しながら説明する。
【0088】まず、[化49]で表わされ、200nm
以下の波長のエネルギービームが照射されると塩基を発
生させる第1の基と、[化50]で表わされ、広い範囲
の波長のエネルギービームが照射されると酸を発生させ
る第2の基とを含む重合体からなるレジスト材料を準備
する。
【0089】
【化49】
【0090】
【化50】
【0091】前記の重合体は、ポリ(O−アクリロイル
アセトンオキシム−co−ナフチリデンイミノスチレン
スルホナート−co−メタクリル酸)である。
【0092】第2の実施形態においては、第1の基であ
るO−アクリロイルアセトンオキシムの重合体における
割合が51mol%であり、第2の基であるナフチリデ
ンイミノスチレンスルホナートの重合体における割合が
29mol%であり、第3の基であるメタクリル酸の重
合体における割合が20mol%であるレジスト材料を
用いた。
【0093】次に、図3(a)に示すように、半導体基
板20の上に前記のレジスト材料を塗布して、0.4μ
mの厚さを有するレジスト膜21を形成した後、図3
(b)に示すように、レジスト膜21に対してDeep
UV光(波長:254nm帯)22を照射して全面露
光を行なう。このようにすると、レジスト膜21の全面
に亘って第2の基から酸(黒丸で示している。)が発生
する。
【0094】次に、図3(b)に示すように、レジスト
膜21に対して、所望のパターンが描かれたマスク23
を介してF2 エキシマレーザ(波長:157nm帯)2
4を照射してパターン露光を行なう。このようにする
と、レジスト膜21の露光部21aにおいて、第1の基
から塩基(白丸で示している。)が発生する。このた
め、レジスト膜21の露光部21aにおいては、第1の
基から発生した塩基と第2の基から発生した酸とが中和
する一方、レジスト膜21の未露光部21bにおいて
は、第2の基から発生した酸が残存する。
【0095】この場合、レジスト膜21の露光部21a
においては、第1の基から十分な量の塩基が発生するた
め、第2の基から発生していた酸は完全に中和され、酸
はレジスト膜21の未露光部21bにのみ残存した。
【0096】次に、レジスト膜21を加湿されている雰
囲気中に保持して、図4(a)に示すように、レジスト
膜21の未露光部21bの表面に水吸着部25を形成す
る。尚、水吸着部25は、酸が存在するレジスト膜21
の未露光部21bにのみ形成される。
【0097】次に、金属アルコキシドとしてのメチルト
リエトキシシラン(MTEOS)のガスをレジスト膜2
1の表面に供給すると、レジスト膜21の未露光部21
bにおいて、酸が触媒となってMTEOSの加水分解及
び脱水縮合が起こるので、図4(b)に示すように、レ
ジスト膜21の未露光部21bの表面にのみ金属酸化膜
26が形成される。尚、レジスト膜21の露光部21a
においては、酸が存在しないため、金属酸化膜26は形
成されない。
【0098】次に、図4(c)に示すように、レジスト
膜21に対して金属酸化膜26をマスクとしてドライエ
ッチングを行なって、レジスト膜21の未露光部21b
からなるレジストパターン28を形成する。
【0099】我々が、実際にICP装置を用いてO2
ス及びSO2 ガスを主成分とするエッチングガスを用い
てプラズマエッチング27を行なって、0.11μmの
パターン幅を有するレジストパターン28を形成したと
ころ、半導体基板20の上におけるレジストパターン2
8が存在しない領域つまりレジスト膜21の露光部21
aと対応する領域に残渣が発生することなく、矩形状の
断面を有する良好なパターンが得られた。
【0100】尚、200nm以下の波長を持つエネルギ
ービームが照射されると塩基を発生させる第1の基とし
ては、第1の実施形態においてはカンフェニリデンイミ
ノ=N−メタクリロイルオキシエチルカルバメートを用
い、第2の実施形態においてはO−アクリロイルアセト
ンオキシムを用いたが、これに代えて、[化51]に示
す3−メチル−2−ブチリデンイミノ=N−メタクリロ
イルオキシエチルカルバメート、又は[化52]に示す
O−アクリロイルメチルエチルケトンオキシム等を用い
てもよいと共に、これらの基に限られず、前記の[化2
5]の一般式で表わされる基又は[化26]の一般式で
表わされる基を広く用いることができる。
【0101】
【化51】
【0102】
【化52】
【0103】また、第1及び第2の実施形態において用
いた塩基を発生させる第1の基に代えて、前記の[化2
7]の一般式で表される化合物を広く用いることができ
る。以下、[化27]の一般式で表わされる化合物の具
体例を例示するが、これらに限られるものではない。
【0104】第1の例としては、[化53]で表わされ
るシクロヘキシリデンイミノ=N−メタクリロイルオキ
シエチルカルバメートが挙げられる。
【0105】
【化53】
【0106】第2の例としては、[化54]で表わされ
る2−ブチリデンイミノ=N−メタクリロイルオキシエ
チルカルバメートが挙げられる。
【0107】
【化54】
【0108】第3の例としては、[化55]で表わされ
る3−ペンチリデンイミノ=N−アクリロイルオキシ−
n−プロピルカルバメートが挙げられる。
【0109】
【化55】
【0110】また、第1及び第2の実施形態において用
いた塩基を発生させる第1の基に代えて、前記の[化2
8]の一般式で表される化合物を広く用いることができ
る。以下、[化28]の一般式で表わされる化合物の具
体例を例示するが、これらに限られるものではない。
【0111】第1の例としては、[化56]で表わされ
るO−アクリロイルアセトンオキシムが挙げられる。
【0112】
【化56】
【0113】第2の例としては、[化57]で表わされ
るO−アクリロイルメチルイソプロピルケトンオキシム
が挙げられる。
【0114】
【化57】
【0115】また、第1及び第2の実施形態において用
いた、エネルギービームが照射されると酸を発生させる
第2の基に代えて、前記の[化31]の一般式で表わさ
れる基を広く用いることができる。以下、[化31]の
一般式で表わされる基の具体例を例示するが、これらに
限られるものではない。
【0116】第1の例としては、[化58]で表わされ
る1−フェニルエチリデンイミノスチレンスルホナート
が挙げられる。
【0117】
【化58】
【0118】第2の例としては、[化59]で表わされ
る1−フェニルプロピリデンイミノスチレンスルホナー
トが挙げられる。
【0119】
【化59】
【0120】また、第1及び第2の実施形態において用
いた、エネルギービームが照射されると酸を発生させる
第2の基に代えて、前記の[化32]一般式で表わされ
る基を広く用いることができる。以下、[化32]の一
般式で表わされる基の具体例を例示するが、これらに限
られるものではない。
【0121】第1の例としては、[化60]で表わされ
るN−スチレンスルフォニルオキシフタルイミドが挙げ
られる。
【0122】
【化60】
【0123】また、第1及び第2の実施形態において用
いた、エネルギービームが照射されると酸を発生させる
第2の基としては、前記の[化31]一般式又は[化3
2]の一般式で表わされる基に代えて、他の基を広く用
いることができる。
【0124】また、パターン露光の露光光としては、第
1の実施形態ではArFエキシマレーザを用い、第2の
実施形態ではF2 エキシマレーザを用いたが、これらに
代えて、Xe2 レーザ(波長:172nm帯)、Kr2
レーザ(波長:146nm帯)ArKrレーザ(波長:
134nm帯)、Ar2 レーザ(波長:126nm帯)
又は軟X線(波長:13nm帯、11nm帯若しくは5
nm帯)等を用いることができる。
【0125】また、全面露光の露光光としては、第1の
実施形態ではKrFエキシマレーザを用い、第2の実施
形態ではDeep UV光を用いたが、前述したパター
ン露光の露光光を用いることができると共に、g線(波
長:436nm帯)又はi線(波長:365nm帯)等
の紫外線等を用いることができる。
【0126】ところで、第1及び第2の実施形態におい
て用いた塩基を発生させる第1の基([化25]の一般
式又は[化26]の一般式で表わされる基)は、200
nmの波長以下のエネルギービームでのみ塩基を発生す
る(200nmを超える波長のエネルギービームでは塩
基を殆ど発生しない)ので、パターン露光を200nm
の波長以下のエネルギービームで行なうと共に、全面露
光を200nmを超える波長のエネルギービームで行な
うと、残渣が発生しないと共に解像度(露光部と未露光
部とのコントラスト)に優れたレジストパターンを形成
することができる。
【0127】また、第1及び第2の実施形態において
は、金属アルコキシドとしては、MTEOSを用いた
が、これに代えて、メチルトリメトキシシラン(MTM
OS)、テトラメトキシシラン(TMOS)、テトラエ
トキシシラン(TEOS)、Ti(OC25)4 、Ge
(OC25)4 、Al(OC25)3 又はZr(OC25)3
等の他の金属アルコキシドを気相又は液相で供給しても
よい。
【0128】さらに、第1及び第2の実施形態において
は、第3の基としては、メタクリル酸を用いたが、これ
に代えて、メチルアクリル酸又はメチルメタクリル酸等
を広く用いることができると共に、第3の基が重合され
ていない2元の重合体又は2元の重合体に複数の基が重
合されてなる4元以上の重合体を用いてもよい。
【0129】
【発明の効果】本発明に係る第1〜第4のパターン形成
材料及び第1〜第8のパターン形成方法によると、レジ
ストパターンが形成されていない領域(レジスト膜のパ
ターン露光の露光部と対応する領域)に残渣が発生しな
いため、被エッチング膜に対してエッチングを行なった
ときに残渣が被エッチング膜に転写される事態を防止で
きるので、半導体装置の歩留まりを向上させることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)〜(c)は、本発明の第1の実施形態に
係るパターン形成方法の各工程を示す断面図である。
【図2】(a)〜(c)は、本発明の第1の実施形態に
係るパターン形成方法の各工程を示す断面図である。
【図3】(a)〜(c)は、本発明の第2の実施形態に
係るパターン形成方法の各工程を示す断面図である。
【図4】(a)〜(c)は、本発明の第2の実施形態に
係るパターン形成方法の各工程を示す断面図である。
【図5】(a)〜(c)は、従来のパターン形成方法の
各工程を示す断面図である。
【図6】(a)、(b)は、従来のパターン形成方法の
各工程を示す断面図である。
【符号の説明】
10 半導体基板 11 レジスト膜 11a 露光部 11b 未露光部 12 マスク 13 ArFエキシマレーザ 14 KrFエキシマレーザ 15 水吸着部 16 金属酸化膜 17 ドライエッチング 18 レジストパターン 20 半導体基板 21 レジスト膜 21a 露光部 21b 未露光部 22 Deep UV光 23 マスク 24 F2 エキシマレーザ 25 水吸着部 26 金属酸化膜 27 ドライエッチング 28 レジストパターン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 21/027 H01L 21/30 502R 568 569 (72)発明者 笹子 勝 大阪府高槻市幸町1番1号 松下電子工業 株式会社内 (72)発明者 白井 正充 大阪府茨木市大字桑原408−2 (72)発明者 角岡 正弘 大阪府泉南市信達牧野1000−18 Fターム(参考) 2H025 AA02 AA03 AB16 AC08 AD03 BE00 BE10 BG00 BH04 CB14 CB41 FA06 FA14 FA28 FA41 2H096 AA25 BA11 BA20 EA05 EA13 EA14 EA23 GA01 GA60 HA23 4J100 AB07P AB07Q AL08P BA02P BA02Q BA12P BA38P BA38Q BA40P BA40Q BA42Q BA58P BA58Q BC08P CA01 CA04 CA31 HA55 HE20 JA38 5F046 AA17 CA04 LB01 LB09

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 [化1]の一般式で表される基と、エネ
    ルギービームが照射されると酸を発生させる基とを含む
    重合体を有していることを特徴とするパターン形成材
    料。 【化1】 但し、[化1]の一般式において、 nは1以上の整数であり、 R1 は水素原子又はアルキル基を示し、 R2及びR3は、それぞれが互いに独立している水素原
    子、アルキル基若しくはアルケニル基、又は両者で環状
    となっている環状アルキル基若しくは環状アルケニル基
    を示す。
  2. 【請求項2】 [化2]の一般式で表される基と、エネ
    ルギービームが照射されると酸を発生させる基とを含む
    重合体を有していることを特徴とするパターン形成材
    料。 【化2】 但し、[化2]の一般式において、 R1 は水素原子又はアルキル基を示し、 R2及びR3は、それぞれが互いに独立している水素原
    子、アルキル基若しくはアルケニル基、又は両者で環状
    となっている環状アルキル基若しくは環状アルケニル基
    を示す。
  3. 【請求項3】 [化3]の一般式で表される化合物と、
    エネルギービームが照射されると酸を発生させる基とを
    含む重合体を有していることを特徴とするパターン形成
    材料。 【化3】 但し、[化3]の一般式において、 nは1以上の整数であり、 R1 は−CH=CH2 又は[化4]であり、 【化4】 2及びR3は、それぞれが互いに独立している水素原
    子、アルキル基若しくはアルケニル基、又は両者で環状
    となっている環状アルキル基若しくは環状アルケニル基
    を示す。
  4. 【請求項4】 [化5]の一般式で表される化合物と、
    エネルギービームが照射されると酸を発生させる基とを
    含む重合体を有していることを特徴とするパターン形成
    材料。 【化5】 1 は、−CH=CH2 又は[化6]であり、 【化6】 2及びR3は、それぞれが互いに独立している水素原
    子、アルキル基若しくはアルケニル基、又は両者で環状
    となっている環状アルキル基若しくは環状アルケニル基
    を示す。
  5. 【請求項5】 前記酸を発生させる基は、[化7]の一
    般式又は[化8]の一般式で表されることを特徴とする
    請求項1〜4のいずれか1項に記載のパターン形成材
    料。 【化7】 【化8】 但し、[化7]又は[化8]の一般式において、 R4 は水素原子又はアルキル基を示し、 R5及びR6は、それぞれが互いに独立している水素原
    子、アルキル基、フェニル基若しくはアルケニル基、又
    は両者で環状となっている環状アルキル基、環状アルケ
    ニル基、フェニル基を持つ環状アルキル基若しくはフェ
    ニル基を持つ環状アルケニル基を示す。
  6. 【請求項6】 [化9]の一般式で表される基とエネル
    ギービームが照射されると酸を発生させる基とを含む重
    合体を有するパターン形成材料からなるレジスト膜を形
    成する工程と、 前記レジスト膜に対してパターン露光を行なって、前記
    レジスト膜のパターン露光の露光部において前記重合体
    から塩基を発生させる工程と、 前記レジスト膜に対して全面露光を行なって前記重合体
    から酸を発生させることにより、前記レジスト膜におけ
    るパターン露光の露光部において前記重合体から発生し
    た塩基と前記重合体から発生した酸とを中和させる工程
    と、 前記レジスト膜に金属アルコキシドを供給して、前記レ
    ジスト膜におけるパターン露光の未露光部の表面に金属
    酸化膜を形成する工程と、 前記金属酸化膜をマスクとして前記レジスト膜に対して
    ドライエッチングを行なって、前記レジスト膜からなる
    レジストパターンを形成する工程とを備えていることを
    特徴とするパターン形成方法。 【化9】 但し、[化9]の一般式において、 nは1以上の整数であり、 R1 は水素原子又はアルキル基を示し、 R2及びR3は、それぞれが互いに独立している水素原
    子、アルキル基若しくはアルケニル基、又は両者で環状
    となっている環状アルキル基若しくは環状アルケニル基
    を示す。
  7. 【請求項7】 [化10]の一般式で表される基とエネ
    ルギービームが照射されると酸を発生させる基とを含む
    重合体を有するパターン形成材料からなるレジスト膜を
    形成する工程と、 前記レジスト膜に対して全面露光を行なって、前記重合
    体から酸を発生させる工程と、 前記レジスト膜に対してパターン露光を行なって、前記
    レジスト膜におけるパターン露光の露光部において、前
    記重合体から塩基を発生させることにより前記重合体か
    ら発生した酸と前記重合体から発生した塩基とを中和さ
    せる工程と、 前記レジスト膜に金属アルコキシドを供給して、前記レ
    ジスト膜におけるパターン露光の未露光部の表面に金属
    酸化膜を形成する工程と、 前記金属酸化膜をマスクとして前記レジスト膜に対して
    ドライエッチングを行なって、前記レジスト膜からなる
    レジストパターンを形成する工程とを備えていることを
    特徴とするパターン形成方法。 【化10】 但し、[化10]の一般式において、 nは1以上の整数であり、 R1 は水素原子又はアルキル基を示し、 R2及びR3は、それぞれが互いに独立している水素原
    子、アルキル基若しくはアルケニル基、又は両者で環状
    となっている環状アルキル基若しくは環状アルケニル基
    を示す。
  8. 【請求項8】 [化11]の一般式で表される基とエネ
    ルギービームが照射されると酸を発生させる基とを含む
    重合体を有するパターン形成材料からなるレジスト膜を
    形成する工程と、 前記レジスト膜に対してパターン露光を行なって、前記
    レジスト膜のパターン露光の露光部において前記重合体
    から塩基を発生させる工程と、 前記レジスト膜に対して全面露光を行なって前記重合体
    から酸を発生させることにより、前記レジスト膜におけ
    るパターン露光の露光部において前記重合体から発生し
    た塩基と前記重合体から発生した酸とを中和させる工程
    と、 前記レジスト膜に金属アルコキシドを供給して、前記レ
    ジスト膜におけるパターン露光の未露光部の表面に金属
    酸化膜を形成する工程と、 前記金属酸化膜をマスクとして前記レジスト膜に対して
    ドライエッチングを行なって、前記レジスト膜からなる
    レジストパターンを形成する工程とを備えていることを
    特徴とするパターン形成方法。 【化11】 但し、[化11]の一般式において、 R1 は水素原子又はアルキル基を示し、 R2及びR3は、それぞれが互いに独立している水素原
    子、アルキル基若しくはアルケニル基、又は両者で環状
    となっている環状アルキル基若しくは環状アルケニル基
    を示す。
  9. 【請求項9】 [化12]の一般式で表される基とエネ
    ルギービームが照射されると酸を発生させる基とを含む
    重合体を有するパターン形成材料からなるレジスト膜を
    形成する工程と、 前記レジスト膜に対して全面露光を行なって、前記重合
    体から酸を発生させる工程と、 前記レジスト膜に対してパターン露光を行なって、前記
    レジスト膜におけるパターン露光の露光部において、前
    記重合体から塩基を発生させることにより前記重合体か
    ら発生した酸と前記重合体から発生した塩基とを中和さ
    せる工程と、 前記レジスト膜に金属アルコキシドを供給して、前記レ
    ジスト膜におけるパターン露光の未露光部の表面に金属
    酸化膜を形成する工程と、 前記金属酸化膜をマスクとして前記レジスト膜に対して
    ドライエッチングを行なって、前記レジスト膜からなる
    レジストパターンを形成する工程とを備えていることを
    特徴とするパターン形成方法。 【化12】 但し、[化12]の一般式において、 R1 は水素原子又はアルキル基を示し、 R2及びR3は、それぞれが互いに独立している水素原
    子、アルキル基若しくはアルケニル基、又は両者で環状
    となっている環状アルキル基若しくは環状アルケニル基
    を示す。
  10. 【請求項10】 [化13]の一般式で表される化合物
    とエネルギービームが照射されると酸を発生させる基と
    を含む重合体を有するパターン形成材料からなるレジス
    ト膜を形成する工程と、 前記レジスト膜に対してパターン露光を行なって、前記
    レジスト膜のパターン露光の露光部において前記重合体
    から塩基を発生させる工程と、 前記レジスト膜に対して全面露光を行なって前記重合体
    から酸を発生させることにより、前記レジスト膜におけ
    るパターン露光の露光部において前記重合体から発生し
    た塩基と前記重合体から発生した酸とを中和させる工程
    と、 前記レジスト膜に金属アルコキシドを供給して、前記レ
    ジスト膜におけるパターン露光の未露光部の表面に金属
    酸化膜を形成する工程と、 前記金属酸化膜をマスクとして前記レジスト膜に対して
    ドライエッチングを行なって、前記レジスト膜からなる
    レジストパターンを形成する工程とを備えていることを
    特徴とするパターン形成方法。 【化13】 但し、[化13]の一般式において、 nは1以上の整数であり、 R1 は−CH=CH2 又は[化14]であり、 【化14】 2及びR3は、それぞれが互いに独立している水素原
    子、アルキル基若しくはアルケニル基、又は両者で環状
    となっている環状アルキル基若しくは環状アルケニル基
    を示す。
  11. 【請求項11】 [化15]の一般式で表される化合物
    とエネルギービームが照射されると酸を発生させる基と
    を含む重合体を有するパターン形成材料からなるレジス
    ト膜を形成する工程と、 前記レジスト膜に対して全面露光を行なって、前記重合
    体から酸を発生させる工程と、 前記レジスト膜に対してパターン露光を行なって、前記
    レジスト膜におけるパターン露光の露光部において、前
    記重合体から塩基を発生させることにより前記重合体か
    ら発生した酸と前記重合体から発生した塩基とを中和さ
    せる工程と、 前記レジスト膜に金属アルコキシドを供給して、前記レ
    ジスト膜におけるパターン露光の未露光部の表面に金属
    酸化膜を形成する工程と、 前記金属酸化膜をマスクとして前記レジスト膜に対して
    ドライエッチングを行なって、前記レジスト膜からなる
    レジストパターンを形成する工程とを備えていることを
    特徴とするパターン形成方法。 【化15】 但し、[化15]の一般式において、 nは1以上の整数であり、 R1 は−CH=CH2 又は[化16]であり、 【化16】 2及びR3は、それぞれが互いに独立している水素原
    子、アルキル基若しくはアルケニル基、又は両者で環状
    となっている環状アルキル基若しくは環状アルケニル基
    を示す。
  12. 【請求項12】 [化17]の一般式で表される化合物
    とエネルギービームが照射されると酸を発生させる基と
    を含む重合体を有するパターン形成材料からなるレジス
    ト膜を形成する工程と、 前記レジスト膜に対してパターン露光を行なって、前記
    レジスト膜のパターン露光の露光部において前記重合体
    から塩基を発生させる工程と、 前記レジスト膜に対して全面露光を行なって前記重合体
    から酸を発生させることにより、前記レジスト膜におけ
    るパターン露光の露光部において前記重合体から発生し
    た塩基と前記重合体から発生した酸とを中和させる工程
    と、 前記レジスト膜に金属アルコキシドを供給して、前記レ
    ジスト膜におけるパターン露光の未露光部の表面に金属
    酸化膜を形成する工程と、 前記金属酸化膜をマスクとして前記レジスト膜に対して
    ドライエッチングを行なって、前記レジスト膜からなる
    レジストパターンを形成する工程とを備えていることを
    特徴とするパターン形成方法。 【化17】 但し、[化17]の一般式において、 R1 は−CH=CH2 又は[化18]であり、 【化18】 2及びR3は、それぞれが互いに独立している水素原
    子、アルキル基若しくはアルケニル基、又は両者で環状
    となっている環状アルキル基若しくは環状アルケニル基
    を示す。
  13. 【請求項13】 [化19]の一般式で表される化合物
    とエネルギービームが照射されると酸を発生させる基と
    を含む重合体を有するパターン形成材料からなるレジス
    ト膜を形成する工程と、 前記レジスト膜に対して全面露光を行なって、前記重合
    体から酸を発生させる工程と、 前記レジスト膜に対してパターン露光を行なって、前記
    レジスト膜におけるパターン露光の露光部において、前
    記重合体から塩基を発生させることにより前記重合体か
    ら発生した酸と前記重合体から発生した塩基とを中和さ
    せる工程と、 前記レジスト膜に金属アルコキシドを供給して、前記レ
    ジスト膜におけるパターン露光の未露光部の表面に金属
    酸化膜を形成する工程と、 前記金属酸化膜をマスクとして前記レジスト膜に対して
    ドライエッチングを行なって、前記レジスト膜からなる
    レジストパターンを形成する工程とを備えていることを
    特徴とするパターン形成方法。 【化19】 但し、[化19]の一般式において、 R1 は−CH=CH2 又は[化20]であり、 【化20】 2及びR3は、それぞれが互いに独立している水素原
    子、アルキル基若しくはアルケニル基、又は両者で環状
    となっている環状アルキル基若しくは環状アルケニル基
    を示す。
  14. 【請求項14】 前記酸を発生させる基は、[化21]
    の一般式又は[化22]の一般式で表されることを特徴
    とする請求項6〜13のいずれか1項に記載のパターン
    形成方法。 【化21】 【化22】 但し、[化21]又は[化22]の一般式において、 R4 は水素原子又はアルキル基を示し、 R5及びR6は、それぞれが互いに独立している水素原
    子、アルキル基、フェニル基若しくはアルケニル基、又
    は両者で環状となっている環状アルキル基、環状アルケ
    ニル基、フェニル基を持つ環状アルキル基若しくはフェ
    ニル基を持つ環状アルケニル基を示す。
  15. 【請求項15】 前記パターン露光は、200nm以下
    の波長を持つエネルギービームを照射して行なうことを
    特徴とする請求項6〜13のいずれか1項に記載のパタ
    ーン形成方法。
  16. 【請求項16】 前記金属酸化膜を形成する工程は、前
    記レジスト膜に水を吸収させてから、前記金属アルコキ
    シドを供給する工程を含むことを特徴とする請求項6〜
    13のいずれか1項に記載のパターン形成方法。
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