JPH0414048A - レジストパターンの形成方法 - Google Patents

レジストパターンの形成方法

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JPH0414048A
JPH0414048A JP11816090A JP11816090A JPH0414048A JP H0414048 A JPH0414048 A JP H0414048A JP 11816090 A JP11816090 A JP 11816090A JP 11816090 A JP11816090 A JP 11816090A JP H0414048 A JPH0414048 A JP H0414048A
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JP
Japan
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resist
pattern
acid
diffused
rectangularity
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Pending
Application number
JP11816090A
Other languages
English (en)
Inventor
Kunihiko Kasama
笠間 邦彦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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Publication of JPH0414048A publication Critical patent/JPH0414048A/ja
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  • Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は半導体装置の製造方法に関し、特にリソグラフ
ィー工程のパターン形成方法に関する。
〔従来の技術〕
近年、LSIの高集積化に伴い、微細パターン形成に対
する要求が高まっている。現在この微細パターン形成技
術(リソグラフィー技術)の主力はg線(436nm)
i線(365nm)と呼ばれる水銀等からの輝線とノボ
ラック樹脂とナツトノンジアジド感光剤から構成される
ポジ型レジストを用いるもので0.5μmレベルの設計
ルールを有する半導体デバイスまでカバーできるものと
考えられている。しかしながらさらに微細なパターン形
成にはg線、i線では不十分であり一層の短波長化が必
要であり、KrFエキシマレーザ−光(249nm)、
水銀アーク光(250〜260nm)等の深紫外光(D
UV光)を用いたリソグラフィー技術の検討が進められ
ている。このDUV光に対応して開発されたレジストの
一種が酸触媒系レジストである。このレジスト中には光
照射によって酸を発生する酸発生剤が含まれ、その発生
した酸が、熱ベーク処理により拡散して触媒として働く
。その結果ネガ型レジストの場合は樹脂の架橋反応によ
り露光部の溶解性が減少しくこのためネガ型レジストは
酸発生剤、樹脂のほかに架橋材を含む場合が多い)、一
方ポジ型レジストの場合は樹脂の分解反応あるいは極性
変化により溶解性が増大する。
またこの酸触媒系レジストの特徴として、■酸が触媒と
なるため感度が高い、■露光波長(250nm前後)の
透過性のできるだけ高い樹脂を採用している、ことがあ
げられる。さらにこのレジストの一般的プロセス工程は
■DUV光照射、■熱ベーク処理、■現像の3工程によ
りなっていた。
〔参考文献〕
OH,Ito、Proc、5PIE、vol 920.
pp33−41(1988)。
o R,L、Woods、C,F、Lyons、R,M
ueller and J、ConwayProc、K
TI Microelectronics Sem1n
ar、vol 10−11.pp341−359(19
88)。
o J、W、Thacheray、G、W、0rsul
a、D、Can1stro、E、に、Pavelche
k、L、E、Bogan、jr、、A、に、Berry
、に、A、Graziano、Proc、5PIE。
vol、1086−05.in press(1989
)。
〔発明が解決しようとする課題〕
この従来の酸触媒系レジストのパターン形成工程におい
ては樹脂の透過率をできるかぎり増加させているものの
芳香環を有するためg線、i線と異なり、DUV光(2
50nm付近)の透過率アップには限界があり、そのた
めレジスト形状が矩形にならず傾斜を有したものになっ
てしまうという問題点があった。すなわち樹脂の吸収が
大きいとレジスト/基板界面に達する光量が減衰するた
め発生する酸の量がレジスト深部で減少しそのため溶解
性のコントラストが減少することになる。
そのためネガ型レジストの場合は第5図(a)の様なオ
ーバーハング形状、ポジ型レジストの場合は第5図(b
)に示す台形上になるという問題点があった。
〔課題を解決するための手段〕
本発明のレジストパターンの形成方法は露光後塩基であ
るアンモニア、メチルあるいはエチルアミン等のアミン
化合物をレジスト中に拡散させ、レジスト深さ方向に酸
濃度分布を均一化することによりレジスト形状を矩形に
することである。
次にその原理についてネガ型レジストを例にとって述べ
る。
第1図は露光後生成した酸濃度の深さ方向濃度を示した
ものである(A)。これに適当な拡散温度および時間に
よりアミン化合物をレジスト中に拡散させると(B)に
示す様なアミン濃度になる。ここで塩基であるアミンは
酸を中和しそのため(A)と(B)の差である(C)が
実際の酸濃度になる。(c)は深さ方向の濃度変化がよ
り緩和されており矩形のレジスト形状が得られる。
またレジスト表面の矩形性をさらに向上させるため露光
後−旦熱ベーク処理を実態しレジスト表面付近の架橋構
造を強固にした後、アミンを拡散して表面付近の酸を中
和してもよい。その際立体構造の大小の差を利用するこ
とにより(例えばモノメチルアミンとトリメチルアミン
との差)拡散する領域を比較的任意に制御することがで
きる。
第2図は露光後熱ベーク処理を行なってレジスト表面近
傍の架橋反応をある程度進行させた後、2種のアミン化
合物(B、)(B2)を拡散させたものである。(B1
)はかさ高い大きな分子構造を示すアミン、(B2)は
小さなアミン分子の場合を表わしている。架橋構造形成
のためにかさ高いアミンは表面近傍のみに拡散しレジス
ト深部に到達できない。したがって表面領域の架橋反応
のみ抑制される。したがって表面部分のみを一部中和し
てから熱ベーク処理によりレジスト/基板界面近傍の架
橋反応を進行させることができる。以上によりレジスト
表面近傍の矩形性がより改善されたレジスト形状が実現
することができる。
〔実施例〕
次に本発明について図面を参照して説明する。
使用するレジストは酸発生剤−架橋材−樹脂の3成分よ
りなるネガ型レジスト、例えばシブレイ社5AL601
−ER7の場合について述べるが、ポジ型レジストの場
合も同様に適用できる。
第3図はMOS)ランジスタの微細ポリシリコンゲート
パターンの形成に本発明を適用した結果を示す。第3図
(a)はシリコン基板301にゲート酸化膜302を熱
酸化により形成し、さらにその上にポリシリコン膜30
3を化学気相成長した後、 酸触媒系ネガ型レジスト304を塗布した後の姿態を示
す。その後ゲートポリシリコン電極を形成するためレジ
スト304にエキシマレーサー光305を照射しく第3
図(b))、以下のベーク、現像処理を実施する。
まず第3図(C)に示す様に真空チャンノく一内306
で窒素置換した後、アミン化合物、例えばアンモニア、
メチルアミン等のアルキルアミンを窒素をキャリアガス
としてそれぞれの沸点、蒸気圧を考慮して室温〜50℃
のプレート温度で1〜5分処理してレジスト中に拡散さ
せる。次に熱ベーク処理を130〜160℃、30秒〜
3分程度実施し、酸触媒による架橋反応を進行させ、テ
トラメチルアンモニウムノ1イドライド等の7ルカリ水
溶液で現像すると第3図(d)に示す矩形性の良好なレ
ジストパターン309が得られる。
最後に上記レジストパターン309をマスクとしポリシ
リコン膜303をCF4.C(12F2等の反応ガスプ
ラズマにより異方性エツチングしゲート電極310を形
成する。第3図(e)はゲート電極形成後、レジスト除
去した姿態を示す。
斯くのごとく本発明を微細レジストパターン形成に適用
すると樹脂の吸収が多少あっても矩形性の優れたレジス
トパターンが形成できさらにレジスト寸法変動も小さく
抑えることが可能になる。
さらにレジスト表面近傍の矩形性を一層向上させること
を目的として紫外光を照射後−旦熱べ−り処理を実施し
表面付近の架橋反応を進行させた後、アミン拡散を行い
再度熱ベーク処理を追加した場合のポリシリ電極形成の
手順を第4図に示す。
第4図(a) (b)は第3図(a) (b)と同様で
ある。
次に熱ベーク処理を所定の処理時間の0.5〜0.8倍
程度実施(例えば130〜160℃、数十秒〜4分程度
)し、表面付近の架橋反応を進行させる(第4図(C)
)。次に表面部分にのみ拡散するかさ高い分子構造を有
するアミン、例えばトリマチルアミン、ジエチルアミン
等を室温〜80℃で1〜5分程度拡散する(第4図(d
))。さらにアンモニアあるいはメチルアンモニア等の
小さな分子を2重拡散してもよい。これによってレジス
ト深部の酸濃度をさらに均一化することが可能である。
次に熱ベーク処理を追加しく130〜160℃、数十秒
〜3分程度)レジスト/ポリシリ界面近傍の架橋反応を
進行させ、現像を行う。このときの姿態を第4図(e)
に示す。レジスト表面上の矩形性は一層向上しているの
がわかる。最後に反応性プラズマガスにより異方性エツ
チングを行いレジストを除去すると第4図(「)に示す
ゲート電極が高い寸法精度で達成できる。
以上、微細ゲート電極形成に関してのみ述べたが本発明
は配線パターン、コンタクトホールパターン等、その他
の微細レジストパターン形成にも適用可能である。
〔発明の効果〕
以上説明した様に本発明は紫外線露光によって発生した
酸濃度のレジスト深さ方向変化を塩基であるアミン化合
物を拡散させることにより減少させ矩形性の優れたレジ
スト形状を達成できるという効果がある。
さらに露光後の熱ベーク処理によりレジスト表面近傍の
架橋反応を進行させた後アミン化合物を拡散させ、熱ベ
ーク処理を追加することにより表面領域のレジスト形状
をさらに向上できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は本発明の詳細な説明するための酸、塩
基濃度のレジスト深さ方向依存性を示したものである。 (A)が酸濃度、(B)が塩基(アミン)濃度、(C)
は(A)と(B)の差を示す。また(Bl)。 (B2)は表面近傍の架橋反応を進行させた後アミンを
拡散したときの塩基濃度で(B1)はかさ高い分子構造
を有する分子、(B2)は小さなアミン分子の場合を表
わしている。 第3図(a)〜(e)および第4図(a)〜(「)はそ
れぞれ実施例1,2を説明したものであり第5図(a)
、 (b)は通常の現像過程を行なったときのレジスト
形状を示している。 301.401,501・・・・・・シリコン基板、3
02゜402・・・・・・ゲート酸化膜、303,40
3・・・・・・ポリシリコンm、304,403・・・
・・・レジスト、305.405・・・・・・エキシマ
レーザ光、306゜406・・・・・・露光領域、40
7・・・・・・架橋領域、307゜408・・・・・・
真空チェンバー 308,409・・・・・アミン化合
物のガス流、309,410・・・・・・現像後のレジ
ストパターン(架橋領域)、310,411・・・・・
・ゲート電極、502・・・・・・ネガ型レジスト、5
03・・・・・・ポジ型レジスト。 代理人 弁理士  内 原   晋 しジスト/l鴻廻さ 第1図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、マスクパターンを半導体基板上に塗布された酸触媒
    型レジストに転写するリソグラフィー工程において、光
    露光後アンモニア、メチルあるいはエチルアミン等のア
    ミン化合物をレジスト中に拡散し、その後熱ベーク処理
    および現像を行うことを特徴とするレジストパターンの
    形成方法。 2、前記リソグラフィー工程において光露光後熱ベーク
    処理を行い、その後アンモニア、メチルあるいはエチル
    アミン等のアミン化合物をレジスト中に拡散し、さらに
    第2の熱ベーク処理を行い現像を行うことを特徴とする
    レジストパターンの形成方法。
JP11816090A 1990-05-08 1990-05-08 レジストパターンの形成方法 Pending JPH0414048A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100383913C (zh) * 2004-11-04 2008-04-23 Nec液晶技术株式会社 衬底的处理方法及用于该方法的药液
JP2016161928A (ja) * 2015-03-05 2016-09-05 東京エレクトロン株式会社 基板処理方法、プログラム、コンピュータ記憶媒体及び基板処理システム

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CN100383913C (zh) * 2004-11-04 2008-04-23 Nec液晶技术株式会社 衬底的处理方法及用于该方法的药液
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