JP2001305680A - 投射型画像表示装置 - Google Patents

投射型画像表示装置

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JP2001305680A
JP2001305680A JP2000128955A JP2000128955A JP2001305680A JP 2001305680 A JP2001305680 A JP 2001305680A JP 2000128955 A JP2000128955 A JP 2000128955A JP 2000128955 A JP2000128955 A JP 2000128955A JP 2001305680 A JP2001305680 A JP 2001305680A
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light
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dichroic
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Toru Hirokawa
徹 廣川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】構造部品を減らし単純化した摺動調整機構で、
カバーを取付けた状態でも調整作業ができるようにした
ダイクロイックミラー調整機構を備えた投射型画像表示
装置を提供する。 【解決手段】光源から放出された光をR,G,Bの三原
色の光にそれぞれ分光して透過型の液晶パネルに導くダ
イクロイックミラー9〜11に、このダイクロイックミ
ラーの1辺上をスライド可能に設けられ、かつ突起部5
4を有するスライドブロック47を設け、更に、この突
起部54が貫通するスリット51が形成された支持板5
1を設ける。スリット51から突出した突起部54を該
スリット51の長手方向に沿ってスライドさせると、そ
れに連動してダイクロイックミラー9〜11が支持ホル
ダ48を軸として摺動する。これにより、液晶パネルへ
入射する光の入射角を調整するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、表示デバ
イスとしてマイクロレンズ付き単板式液晶パネルを使用
した投射型画像表示装置に係り、特に、光源から放出さ
れた白色光をRGBの3原色の光に分光するダイクロイ
ックミラーの入射光に対する反射面の角度を調整するこ
とにより、各原色光の液晶パネルへの入射角度を調整し
てマイクロレンズの集光効果を十分に引出し、色純度の
良いカラー表示を行うためのダイクロイックミラー調整
機構を備えた投射型画像表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】投射型画像表示装置における従来のダイ
クロイックミラーの角度調整機構について、図2を用い
て説明する。図示しない光源から放出された白色光は、
例えば矢印39の方向から3枚からなるダイクロイック
ミラー9,10,11へ入射される。この白色光は、R
の光を分光するRダイクロイックミラー9、Bの光を分
光するBダイクロイックミラー10、Gの光を分光する
Gダイクロイックミラー11により、R,G,Bの3原
色に光にそれぞれ分光され、図示しない表示デバイスで
ある液晶パネルへ入射される。また、Rダイクロイック
ミラー9、Bダイクロイックミラー10及びGダイクロ
イックミラー11は、ホルダ19に収納されており、更
にRダイクロイックミラー9、Gダイクロイックミラー
11は、それぞれ枠状のRホルダ17、Gホルダ21に
嵌め込まれ保持される。また、ホルダ19は、固定金具
33とこれに対向する別の固定金具により挟まれて保持
されており、固定金具33のほぼ中心を軸としてホルダ
19全体が矢印40の方向へ回転させるようにすること
により、3つのダイクロイックミラー9〜11の全てに
ついて、白色光に対する入射角を同時に調整するように
構成されている。
【0003】次に、3つのダイクロイックミラー9〜1
1のそれぞれの白色光に対する入射角を調整するための
構成について説明する。Rダイクロイックミラー9は、
その一端がスプリング25によってある一方向に押し付
けられており、このスプリング25によって発生する押
し付け方向と対向するように、調整ネジ28が挿入され
る。この調整ネジを開け閉めすることによりスプリング
25によって与えられるRダイクロイックミラー9への
押し付け力が調整される。従って、Rダイクロイックミ
ラー9は、スプリング25によって押し付け力が与えら
れる端部とは対向する端部を軸35として白色光の入射
方向に対して摺動され、白色光に対する入射角が調整さ
れる。Gダイクロイックミラー11も同様に、その一端
がスプリング24によって押し付け力が与えられ、その
押し付け力をその押し付け方向と対向するように挿入さ
れた調整ネジ27を開け閉めすることにより調整し、そ
の一端と対向する多端を軸36として白色光の入射方向
に対して摺動され、白色光に対する入射角が調整され
る。また、Bダイクロイックミラー10は、Bホルダ4
1によって固定され、そのBホルダ41には羽状の調整
部が形成される。この羽状の調整部の一端をスプリング
32によって押し付け力を与え、多端を調整ネジ29に
よって、スプリング32の押し付け力と対向する方向に
別の押し付け力を与えている。この調整ネジ29を開け
閉めすることにより調整部に加わるスプリング32の押
し付け力を変化させ、Bダイクロイックミラーを摺動す
るようにしている。また、調整ネジ27〜29は、3つ
のダイクロイックミラー9〜11を所望の角度の調整し
た後、装置に加わる衝撃などによりその角度にずれが生
じないようにナット等によって固定される。
【0004】実際の調整作業について図3により説明す
る。同図中、1はダイクロイックミラー9〜11を含む
光学系に対し白色光を供給する光源、16はダイクロイ
ックミラー9〜11により分光され、液晶パネルなどの
表示デバイスを透過した光を拡大投射するための投射レ
ンズである。光学系は、塵埃混入を少なくするために光
学ケース45と、トップカバー46にて密閉構造となっ
ている。調整の際は、ダイクロイックミラー9〜11と
位置的に対応するようにトップカバー46に設けられた
調整カバー39を外し、調整窓38より手を差し入れ、
ケース内横方向より、調整ネジ27〜29を回すことに
より調整を行っている。以上の調整機構により、分光さ
れた3原色の液晶パネルへの入射角度調整を実現してい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の調整機構は、
R,G,Bの3種のダイクロイックミラーを保持するた
めのホルダーとスプリング、調整ネジやその他金具等の
構造部品が多く使用されており、構造が複雑になってい
る。また、調整の際には調整カバーを外した状態での作
業となり、埃、外光の影響を受け易いとともに、調整カ
バーを外し、そらに調整窓から装置内部に手を挿入して
行うために調整作業が煩雑になるという欠点がある。
【0006】本発明は、このような課題に鑑みて為され
たものであって、その目的は、構造部品を減らし単純化
した摺動調整機構で、カバーを取付けた状態でも調整作
業ができるようにしたダイクロイックミラー調整機構を
備えた投射型画像表示装置を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係る投射型画像表示装置は、光源から放出さ
れた光をR,G,Bの三原色の光にそれぞれ分光して透
過型の表示デバイスに導くダイクロイックミラーを有
し、前記表示デバイスを透過した光を拡大投射すること
により画像を表示するように構成された投射型画像表示
装置において、前記ダイクロイックミラーと直交するよ
うに配置され、かつスリットが形成された支持板と、前
記ダイクロイックミラーの1辺上をスライド可能に設け
られ、かつ突起部を有するスライドブロックとを備え、
前記支持板に形成されたスリットに前記スライドブロッ
クの突起部を貫通させ、該スリットから突出した突起部
を該スリットに沿ってスライドさせて、前記スライドブ
ロックが設けられたダイクロイックミラーの辺に隣接す
る2辺のいずれか一つを中心軸として前記ダイクロイッ
クミラーを摺動させることにより、前記表示デバイスへ
入射する光の入射角を調整するように構成したことを特
徴とするものである。
【0008】すなわち、本発明では、上記スライドブロ
ックの突起部をいわゆる「つまみ」として、例えば当該
投射型画像表示装置の外形を形成するケースと兼用され
る支持板の外部に露出させ、このつまみを支持板に形成
されたスリット内のスライド動作に連動させてダイクロ
イックミラーを摺動させることにより、光源からの白色
光に対するダイクロイックミラーの入射角を調整し、も
って液晶パネルなどの表示デバイスへ入射する光の入射
角を調整するように構成したものである。これにより、
ケースの所定位置に調整板などを設け、この調整版を外
して装置内部に手を挿入して調整しなくても、ケース外
部から上記つまみを操作することにより調整が容易に行
われる。従って、本発明によれば、ダイクロイックミラ
ーの角度(ダイクロイックミラーの反射面に対する入射
光の入射角で、当該入射光の進行方向とダイクロイック
ミラーの光入射面に直交する垂線とのなす角度)調整機
構を単純化でき、また装置内部を外部に開放することな
くダイクロイックミラーの角度調整が可能なので照明系
全体を密閉した状態での調整が行え、塵や外光の影響を
受け難くなるとともに、その角度調整作業を簡略化でき
る。
【0009】また、前記ダイクロイックミラーは、Rの
光を分光する第1のダイクロイックミラーと、Gの光を
分光する第2のダイクロイックミラーと、Bの光を分光
する第3のダイクロイックミラーとを有する場合には、
前記スライドブロックを該第1乃至第3のダイクロイッ
クミラーの各々に対応して設け、前記支持板に該第1乃
至第3のダイクロイックミラーの各々に対応した3つの
スリットを形成し、かつ該3つのスリットの各々に前記
3つのスライドブロックの各々の突起部を貫通させるこ
とにより、前記表示デバイスへ入射するR,G,Bの三
原色の光の入射角を互いに独立して調整するように構成
することが好ましい。
【0010】また、前記支持板に形成されるスリット
は、そのスリットの各々に対応するダイクロイックミラ
ーの前記スライドブロックが設けられる辺に対して所定
の角度を以って前記支持板に形成される。また前記スラ
イドブロックが設けられたダイクロイックミラーの辺に
隣接する2辺のいずれか一つに、該ダイクロイックミラ
ーを保持する棒状のホルダを取付け、該ホルダを前記支
持板に形成した穴に貫通させて該ホルダを軸にしてダイ
クロイックミラーを摺動させるようにしてもよい。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を用いて詳細に説明する。まず、本発明が適用
される投射型画像表示装置の光学系の構成について、図
1を用いて説明する。この光学系は、白色光を放出する
光源であるランプ1と紫外赤外域をカットするUV/I
Rフィルタ2、偏光変換器3、マルチレンズ4及び5、
コンデンサレンズ6、光を折り返す全反射ミラー7、
8、3原色分光するためのダイクロイックミラー9、1
0、11、偏光板13、15、液晶パネル13、及び投
射レンズ16により構成され、これらの光学部品はケー
ス45内に収納されている。
【0012】ランプ1より放射された白色光は、当該白
色光に含まれる紫外及び赤外域をカットするUV/IR
フィルタ2を通過し、偏光変換器3に入射される。偏向
変換器3は、入射光を偏向変換、例えばP波及びS波が
混在する光源からの白色光をS波もしくはP波のいずれ
かの成分になるように変換して出力する。この偏向変換
器3を透過した光は、マルチレンズ4及び5により均一
化され、コンデンサレンズ6を介して2つの全反射ミラ
ー7及び8により反射されて折り返される。全反射ミラ
ー7及び8により折り返された光は、ダイクロイックミ
ラー9〜11に入射され、R,G,Bの3原色に光にそ
れぞれ分光され、コンデンサレンズ12、偏光板13を
介して表示デバイスである単板式の液晶パネル14に入
射される。この液晶パネル14には、図示しない映像信
号処理装置によって処理された、例えばテレビジョン信
号やパーソナルコンピュータからの画像信号が印加さ
れ、それらの信号に対応した画像を形成する。ダイクロ
イックミラー9〜11から入射された光は、液晶パネル
14を透過する際に、この液晶パネル14に形成された
画像により変調される。この液晶パネル14を透過し変
調された光は、偏光板15を介して投射レンズ16に入
射される。投射レンズ16は、入射された光を拡大し
て、図示しないスクリーンへ投射してそのスクリーン上
に画像を表示する。
【0013】液晶パネル14への各色の入射角度は、中
央の光Bは液晶パネル面垂直方向0°で左右のR,Gは
それぞれ6°±0.5°となっている。液晶パネルのバ
ラツキ(内蔵されているマイクロレンズと液晶画素との
位置バラツキ)により入射角度を決めるダイクロイック
ミラーの相互角度の調整が必要であり、その調整範囲は
±3.5°となっている。そのダイクロイックミラーの
角度調整機構に関する本発明の一実施の形態について、
図5を用いて説明する。図5(a)は、本発明の一実施
の形態に係るダイクロイックミラーの分解斜視図であ
る。図5(a)において、ダイクロイックミラーR1
0、ダイクロイックミラーB11、ダイクロイックミラ
ーG12は、それぞれ棒状の支持ホルダ48に取付けら
れ、光学ケース45の面と直交するように光学ケース4
5の支点穴49と支持板55の支点穴50へ支持ホルダ
48の端部をそれぞれ挿入し、ダイクロイックミラー9
〜11が当該支持ホルダ48を軸として摺動可能なよう
に支持されている。これにより、ダイクロイックミラー
9〜11は、その反射面が光学ケース45及び支持板5
5に対して直交するように保持される。支持板55は、
光学ケースに設けられた位置決めボスに固定穴56を勘
合し位置決め固定されており、またダイクロイックミラ
ー9〜11に各々対応する長尺状の3つのスリット51
が形成されている。
【0014】一方、ダイクロイックミラー9〜11のそ
れぞれの支持板55と近接する辺には、この辺上をスラ
イド可能であって、この辺の近傍を把持するスライドブ
ロック47が設けられており、また、このスライドブロ
ック47の上面には、上方へ延びる突起部54が設けら
れている。この突起部54は、支持板55に形成された
スリットを貫通し、支持板の外面に露出される。従っ
て、突起部54は、スリット51内を、そのスリットの
長手方向に沿ってスライド可能であり、ダイクロイック
ミラーの角度調整用のつまみとして用いられる。
【0015】以上の構成による動作について説明する。
支持板55からスリットを介して外部に露出された突起
部54は、つまみとしての役割を持ち、外部から操作可
能である。この突起部をスリットの長手方向にスライド
させると、この突起部に連結固定されるスライドブロッ
クもスリットの長手方向に沿って移動する。ところで、
3つのスリット51は、それぞれダイクロイックミラー
のスライドブロック47が設けられる辺に対して所定の
角度を以って形成されている。従って、スライドブロッ
ク47を該スリット51に沿って移動させると、ダイク
ロイックミラー9〜11とスリットの方向との角度によ
り、該スライドブロック47のダイクロイックミラー9
〜11の辺を把持部分が、ダイクロイックミラー9〜1
1に対してその反射面と直交する方向の力を与えること
になり、ダイクロイックミラー9〜11は、支持ホルダ
48を軸(支点)として摺動する。すなわち、ダイクロ
イックミラー9〜11は、突起部(つまみ)54のスリ
ットに沿ったスライド動作に連動し、支持ホルダーを軸
として摺動される。これにより、ダイクロイックミラー
の角度(ダイクロイックミラーの反射面に対する入射光
の入射角で、当該入射光の進行方向とダイクロイックミ
ラーの光入射面に直交する垂線とのなす角度)が調整可
能となり、各3原色の光の液晶パネル14への入射角の
調整が可能となる。またスリット51の位置、ダイクロ
イックミラー9〜11に対する角度及び長さは、液晶パ
ネル14面への各色の入射角度の調整範囲より決定して
いる。液晶パネル14面に対する角度は、センタ光Bは
直角方向に、左右R,Gはそれぞれ6°±0.5°の位
置を中心とし、調整範囲が±3.5°である。従って、
スリット51もこの範囲を超えないように形成される。
【0016】図5(a)の構成を、ダイクロイックミラ
ーの長手方向から見た断面図を図5(b)に示す。52
は、ダイクロイックミラー9〜11がスライドブロック
47によって損傷されないように保護する緩衝材であ
り、弾性を備えた材料により構成されるものである。突
起部54への操作によるダイクロイックミラー9〜11
を所望の最適角度(R,G,Bの各色の映像が互いにず
れて色ずれを生じない角度)に調整した後、例えば、U
V接着剤等の接着剤53によって突起部54を固着し、
スライドブロック47が移動してダイクロイックミラー
9〜11が最適角度からずれないように固定する。
【0017】図4は、本発明に係るダイクロイックミラ
ーの角度調整機構を備えた投射型画像表示装置の外観平
面図である。この図4に示す平面図の様にトップカバー
46を取付けた状態で、突起部54がスリット51から
露出しているのみのほぼ密閉構造となっている。光学ケ
ース45とトップカバー46は、ネジ締めにより位置決
め固定されており、トップカバー46には支持板55よ
り一も回り小さい開口が設けられ、その開口空から手を
挿入して突起部54をスリット51に沿ってスライドさ
せることにより、光学系内部を外部に露出させることな
くダイクロイックミラー9〜11の角度調整を可能にし
ている。
【0018】このように、本発明の実施の形態では、光
学ケース45と支持板55の間にダイクロイックミラー
9〜11を挟み込み摺動調整する機構により、従来のネ
ジ調整機構に比べ、構造部品点数を減らした単純構造と
することができる。調整に際しては、図3に示す従来機
構に見られる横方向からのネジ回転による送りでミラー
の角度を変化させるのに対し、突起部54をつまみとし
てスリット51に沿ってスライドさせることにより、ネ
ジ送りに相当する角度調整が可能であり、R,G,Bミ
ラーを2色同時に動かす等の細かな調整が可能となる。
また、ダイクロイックミラー調整後の固定は、従来のネ
ジ締め固定に対し、図5(b)に示す様に調整板とスラ
イドブロックの調整ボス間をUV接着剤等で容易に接合
できる構造でもある。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ダイクロイックミラーの角度調整構造を簡略化し、また
その調整作業を容易にすることができる。また、調整作
業を行う際は、装置内部の光学系を外部にさらす必要が
ないので、埃や外光の影響を低減して調整作業を行うこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用される投射型画像表示装置の光学
系のブロック図。
【図2】従来のダイクロイックミラーの角度調整機構を
示す図。
【図3】図3の角度調整機構を用いた投射型画像表示装
置の平面図。
【図4】本発明に係るダイクロイックミラー調整機構を
用いた投射型画像表示装置の平面図。
【図5】本発明に係るダイクロイックミラー調整機構の
一実施の形態を示す図。
【符号の説明】
1…ランプ、2…UV/IRフィルタ、3…偏向変換
器、4,5…マルチレンズ、6,12…コンデンサレン
ズ、7,8…全反射ミラー、9…Rダイクロイックミラ
ー、10…Bダイクロイックミラー、11…Gダイクロ
イックミラー、13,15…偏向板、14…単板式液晶
パネル、16−−−投射レンズ、17ダイクロイックミ
ラーGホルダ、18−−−板バネ、45…光学ケース、
46…トップカバー、47…スライドブロック、48…
支持ホルダ、49,50…支点穴、51…スリット、5
3…接着剤、54…突起部、55…支持板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H088 EA13 EA15 HA13 HA18 HA28 MA01 MA20 5C060 BA04 BA08 BC05 EA00 GA01 GB03 GB06 HC20 HC24 JA00 JB06 5G435 AA17 AA19 BB17 CC12 DD05 DD11 GG04 LL15

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光源から放出された光をR,G,Bの三原
    色の光にそれぞれ分光して透過型の表示デバイスに導く
    ダイクロイックミラーを有し、前記表示デバイスを透過
    した光を拡大投射することにより画像を表示するように
    構成された投射型画像表示装置において、 前記ダイクロイックミラーと直交するように配置され、
    かつスリットが形成された支持板と、前記ダイクロイッ
    クミラーの1辺上をスライド可能に設けられ、かつ突起
    部を有するスライドブロックとを備え、 前記支持板に形成されたスリットに前記スライドブロッ
    クの突起部を貫通させ、該スリットから突出した突起部
    を該スリットに沿ってスライドさせて、前記スライドブ
    ロックが設けられたダイクロイックミラーの辺に隣接す
    る2辺のいずれか一つを中心軸として前記ダイクロイッ
    クミラーを摺動させることにより、前記表示デバイスへ
    入射する光の入射角を調整するように構成したことを特
    徴とする投射型画像表示装置。
  2. 【請求項2】前記ダイクロイックミラーは、Rの光を分
    光する第1のダイクロイックミラーと、Gの光を分光す
    る第2のダイクロイックミラーと、Bの光を分光する第
    3のダイクロイックミラーとを有し、前記スライドブロ
    ックを該第1乃至第3のダイクロイックミラーの各々に
    対応して設け、前記支持板に該第1乃至第3のダイクロ
    イックミラーの各々に対応した3つのスリットを形成
    し、かつ該3つのスリットの各々に前記3つのスライド
    ブロックの各々の突起部を貫通させることにより、前記
    表示デバイスへ入射するR,G,Bの三原色の光の入射
    角を互いに独立して調整可能にしたことを特徴とする請
    求項1に記載の投射型画像表示装置。
  3. 【請求項3】前記第1乃至第3のダイクロイックミラー
    は、互いに所定の角度を以って配置され、かつ前記3つ
    のスリットは、そのスリットの各々に対応するダイクロ
    イックミラーの前記スライドブロックが設けられる辺に
    対して所定の角度を以って前記支持板に形成されること
    を特徴とする請求項2に記載の投射型画像表示装置。
  4. 【請求項4】前記スライドブロックが設けられたダイク
    ロイックミラーの辺に隣接する2辺のいずれか一つに、
    該ダイクロイックミラーを保持する棒状のホルダを取付
    け、該ホルダを前記支持板に形成した穴に貫通させて該
    ホルダを軸にしてダイクロイックミラーを摺動させるよ
    うにしたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに
    記載の投射型画像表示装置。
  5. 【請求項5】光源から放出された光をR,G,Bの三原
    色の光にそれぞれ分光して透過型の表示デバイスに導く
    ダイクロイックミラーを有し、前記表示デバイスを透過
    した光を拡大投射することにより画像を表示するように
    構成された投射型画像表示装置において、 前記ダイクロイックミラーと直交するように配置され、
    かつスリットが形成された支持板と、該支持板に形成さ
    れたスリットを通り、該スリットの長手方向を移動可能
    なつまみとを備え、該つまみの移動に連動して前記ダイ
    クロイックミラーを摺動させることにより、前記表示デ
    バイスへ入射する光の入射角を調整するように構成した
    ことを特徴とする投射型画像表示装置。
  6. 【請求項6】前記ダイクロイックミラーは、Rの光を分
    光する第1のダイクロイックミラーと、Gの光を分光す
    る第2のダイクロイックミラーと、Bの光を分光する第
    3のダイクロイックミラーとを有し、前記つまみを該第
    1乃至第3のダイクロイックミラーの各々に対応して設
    け、前記支持板に該第1乃至第3のダイクロイックミラ
    ーの各々に対応した3つのスリットを形成し、かつ該3
    つのスリットの各々に前記3つのつまみの各々を貫通さ
    せることにより、前記表示デバイスへ入射するR,G,
    Bの三原色の光の入射角を互いに独立して調整可能にし
    たことを特徴とする請求項1に記載の投射型画像表示装
    置。
  7. 【請求項7】前記第1乃至第3のダイクロイックミラー
    は、互いに所定の角度を以って配置され、かつ前記3つ
    のスリットは、そのスリットの各々に対応するダイクロ
    イックミラーの前記スライドブロックが設けられる辺に
    対して所定の角度を以って前記支持板に形成されること
    を特徴とする請求項2に記載の投射型画像表示装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006251752A (ja) * 2005-02-14 2006-09-21 Sharp Corp 光学装置

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