JP2001304954A - 故障診断方法及びその装置 - Google Patents
故障診断方法及びその装置Info
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Abstract
などの仕様に全く無関係に故障診断を行うことができる
故障診断装置を提供する。 【解決手段】 機械設備が発する振動波形を検出する振
動検出手段1〜5と、この振動検出手段1〜5が検出し
た振動波形の絶対値の累積度数分布曲線を求める累積度
数算出手段6,7,9と、振動検出手段1〜5が検出し
た振動波形の最大値xpを求める最大値検出手段6,
7,9と、累積度数算出手段6,7,9が算出した累積
度数分布曲線における等価実効値σeqと最大値検出手段
6,7,9が算出した最大値xpとのピーク比β1を求め
るピーク比算出手段6,7,9と、このピーク比算出手
段6,7,9が算出したピーク比β1の大きさから機械
設備の故障の程度を診断する故障診断手段6,7,9を
備えた。
Description
ングや歯車など金属と潤滑剤で成る機械要素に欠陥があ
ったり、またはベルトが滑ったりすることにより、高振
動数の振動を発生する機械設備における摩耗系の故障を
診断する故障診断方法及びその装置に関する。
因となったり、あるいは極めて大きな経済的損失をもた
らす。生産現場では突発停止を避けるため予防保全が行
われている。故障回避の予防保全として運転中の機械設
備が発する音や振動を計測して、機械設備の状態を把握
する方法があり、これを状態基準保全と言う。ここで
は、振動計測を例に状態基準保全の従来技術について説
明する。
断する場合には、計測した振動の大きさが基準の値を超
えているか否かで判定する。通常、判定基準値は二種類
用意される。値の小さい判定基準値を超えると注意領域
で、運転を継続するが監視を頻繁に行う。値の大きい判
定基準値を超えると危険領域であり、直ちに運転を停止
させて修復が必要である。そして、機械設備の状態が注
意領域に達すると、平常状態から注意領域に変化した過
去の傾向を示した図表などから危険領域に達する時期を
推定して、経済効率の最も高い生産計画と保全計画を立
案して、修復を実施している。
じて回転数や消費電力(パワー)、負荷など仕様が異な
り、形状も大型・小型があり、振動の大きい機械や小さ
い機械などと種々雑多な種類の機械設備がある。故障の
有無を診断するための判定基準値は、これら機械設備に
固有のものであり、平常状態の他に故障状態の多くの事
例データを蓄積して決定される。状態基準保全の効果を
発揮させるためには、最適な判定基準値が必要である。
めに故障時の事例データが得られないとか、対象機械設
備の種類が多すぎて判定基準を決定するまでに膨大な労
力が必要であるとか、故障診断知識の豊富な保全技術者
が不在なため故障事例データが採取できないとか、種々
の理由で判定基準値を決められずに状態基準保全を採用
できない企業も多い。また、状態基準保全は保全費用を
低く押さえられ、経済的に優れた保全方法であるが、前
述のように状態基準保全を活用するためには最適な判定
基準が必要であるため、この判定基準を決められないで
状態基準保全を採用できない企業も多い。
問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とすると
ころは、機械の回転数や消費電力、負荷、構造の規模な
どの仕様に全く無関係に故障診断を行うことができる故
障診断方法及びその装置を提供しようとするものであ
る。
求項1に係る発明は、機械設備が発する振動波形を検出
し、この振動波形の絶対値の累積度数分布曲線における
ある特定値と、前記振動波形の最大値(xp)との比
(β1)を求め、その比(β1)の大きさから機械設備の
故障の程度を診断するものである。
振動波形を検出し、この振動波形の絶対値の累積度数分
布曲線におけるある特定値と、前記振動波形の実効値
(σ)との比(β2)を求め、その比(β2)の大きさか
ら機械設備の故障の程度を診断するものである。
振動波形を検出し、この振動波形の絶対値の累積度数分
布曲線におけるある特定値で得られた振動波形を正規化
したデータから統計値である三乗平均値(β3)と四乗
平均値(β4)を求め、その三乗平均値(β3)と四乗平
均値(β4)の大きさから機械設備の故障の程度を診断
するものである。
3記載の故障診断方法において、前記振動波形の絶対値
の累積度数分布曲線におけるある特定値を、累積度数6
8.3%の値(等価実効値:σeq)にしたものである。
振動波形を検出する振動検出手段と、この振動検出手段
が検出した振動波形の絶対値の累積度数分布曲線を求め
る累積度数算出手段と、前記振動検出手段が検出した振
動波形の最大値(xp)を求める最大値検出手段と、前
記累積度数算出手段が算出した累積度数分布曲線におけ
るある特定値と前記最大値検出手段が算出した最大値
(xp)とのピーク比(β1)を求めるピーク比算出手段
と、このピーク比算出手段が算出したピーク比(β1)
の大きさから機械設備の故障の程度を診断する故障診断
手段を備えたものである。
振動波形を検出する振動検出手段と、この振動検出手段
が検出した振動波形の絶対値の累積度数分布曲線を求め
る累積度数算出手段と、前記振動検出手段が検出した振
動波形の実効値(σ)を求める実効値算出手段と、前記
累積度数算出手段が算出した累積度数分布曲線における
ある特定値と前記実効値算出手段が算出した実効値
(σ)との実効値比(β2)を求める実効値比算出手段
と、この実効値比算出手段が算出した実効値比(β 2)
の大きさから機械設備の故障の程度を診断する故障診断
手段を備えたものである。
振動波形を検出する振動検出手段と、この振動検出手段
が検出した振動波形の絶対値の累積度数分布曲線を求め
る累積度数算出手段と、この前記累積度数算出手段が算
出した累積度数分布曲線におけるある特定値で得られた
振動波形を正規化する正規化手段と、この正規化手段が
正規化したデータから三乗平均値(β3)と四乗平均値
(β4)を求める三乗・四乗平均値算出手段と、この三
乗・四乗平均値算出手段が算出した三乗平均値(β3)
と四乗平均値(β4)の大きさから機械設備の故障の程
度を診断する故障診断手段を備えたものである。
7記載の故障診断装置において、前記振動波形の絶対値
の累積度数分布曲線におけるある特定値を、累積度数6
8.3%の値(等価実効値:σeq)にしたものである。
図面に基づいて説明する。ここで、図1は正常なベアリ
ングが発する振動加速度波形(a)とその振幅確率密度
関数(b)を表す図、図2は転送面に傷のあるベアリン
グが発する振動加速度波形(a)とその振幅確率密度関
数(b)を表す図、図3は正規分布と正規分布の絶対値
処理した絶対値分布の関係を説明した図、図4は図3に
示す絶対値分布と累積度数分布の関係を説明した図、図
5は図2に示す正常部の振幅確率密度関数と正規分布の
関係を説明した図、図6は正常なベアリングが発する振
動加速度波形を表す図、図7は外輪に欠陥のあるベアリ
ングが発する振動加速度波形を表す図、図8は中程度の
傷があるベアリングが発する振動加速度波形を表す図、
図9は本発明に係る故障診断装置の構成図である。
生じる振動の振幅確率密度関数は正規分布であり、故障
や異常状態になると正規分布から外れることを基本原理
としている。
ベアリングが発する振動加速度波形(1000個分のサ
ンプリングデータを示す)から、その振幅確率密度関数
を求めると、図1(b)に示すように、正規分布とほぼ
合致する。図中、σ=1は標準偏差(実効値)を表わ
す。
入などで転送面に欠陥が生じることがあり、欠陥のある
ベアリングを回転させると欠陥個所(傷)を通過する度
毎に衝撃振動を発生して図2(a)に示すような振動加
速度波形(1000個分のサンプリングデータを示す)
が生じる。この振動加速度波形から、その振幅確率密度
関数を求めると、図2(b)に示すようになる。
の正常時での振動の実効値とすれば、この振幅確率密度
関数p(x)は、次式(1)に示すように、正常成分で
ある正規分布密度関数q(x)と故障成分である密度関
数r(x)との和で表わすことができる。
(1)
から正常時の実効値σを計測することはできない。そこ
で、以下の手法で正常時の実効値σと等価な値を求め
る。先ず、平均値がμ、分散がσ2の正規分布N(μ,
σ2)の振幅確率密度関数f(x)は、次式(2)で表
される。
て正規化し、N(0,1)とすると、振幅確率密度関数
は、次式(3),(4)で表される。
対値を求め、正側だけの絶対値分布としても、標準偏差
σ=1の位置は変わらない。次に、振幅が0からの累積
度数分布k(x)を求めると、図4に示すようになる。
累積度数分布k(x)から標準偏差σ=1の点の累積度
数nを、次式(5),(6)より求める。
偏差σ=1の点までの累積度数nは、式(6)より、6
8.3%である。これを言い換えれば、正常な機械が発
する振動の振幅確率密度関数において、累積度数の6
8.3%の値が実効値σであると言える。
る衝撃振動の影響が時間率で全体の31.7%以下であ
るならば、この振動の振幅確率密度関数から累積度数で
68.3%の値を求めると、その値はこのベアリングの
正常状態時の実効値σに等価であると言える。そこで、
振動の振幅確率密度関数において、累積度数が68.3
%の値を等価実効値(Equivalent rms :σeq)と定義す
る。
の振幅確率密度関数において、累積度数68.3%の点
と、正規分布の標準偏差σ=1の点を一致するように図
示化したものである。σ=−1〜+1の範囲で相関が高
く、正常状態の振動による振幅確率密度関数と見なすこ
とができる。
に、振動波形の絶対値の最大値xpと等価実効値σeqと
の比であるピーク比β1、振動波形から得られた実効値
σと等価実効値σeqとの比である実効値比β2、或いは
得られた振動波形データを等価実効値σeqで正規化して
から統計的な三乗平均値β3と四乗平均値β4を求めるこ
とで、正常時状態と比較した無次元の劣化パラメータβ
1,β2,β3,β4を得ることができる。
β3,β4の大きさに対して判定基準を定め、β1の大き
さの判定基準で故障の診断を行う第1判定法、β2の
大きさの判定基準で故障の診断を行う第2判定法、β
3とβ4の大きさの判定基準で故障の診断を行う第3判
定法を設定した。実際に稼動している多くの機械設備の
平常稼動事例と故障事例を基に、次のような判定基準
,,を定めた。
で平常、β1≧14で注意、β1≧42で故障とする。第
2判定法の判定基準では、β2<3で平常、β2≧3で
注意、β2≧6で故障とする。第3判定法の判定基準
では、β3<15且つβ4<20で平常、β3≧15又は
β4≧20で注意、β3≧45又はβ4≧60で故障とす
る。
は、振動の大きさによらない相対値であるので、この判
定基準,,は、機械設備の電力や回転数に依存せ
ずに適用できる。
に示す正常なベアリングが発する振動加速度波形(10
00個分のサンプリングデータを示す)について適用す
る。図6において、(a)は回転数が600rpm、
(b)は回転数が1000rpm、(c)は回転数が1
400rpmの場合の振動加速度波形である。
では、最大値xp=46、実効値σ=4.59、等価実
効値σeq=3.9である。従って、判定基準では、β
1=11.8となり「平常」、判定基準では、β2=
1.2となり「平常」、判定基準では、β3=0.0
1,β4=13.6となり「平常」と診断される。
形では、最大値xp=75、実効値σ=11.0、等価
実効値σeq=9.7である。従って、判定基準では、
β1=7.7となり「平常」、判定基準では、β2=
1.1となり「平常」、判定基準では、β3=−0.
23,β4=6.3となり「平常」と診断される。
形では、最大値xp=153、実効値σ=20.8、等
価実効値σeq=18.2である。従って、判定基準で
は、β1=8.4となり「平常」、判定基準では、β2
=1.1となり「平常」、判定基準では、β3=−
0.47,β4=7.4となり「平常」と診断される。
回転数が変わると計測される振動波形の絶対値の最大値
xpと実効値σも大きく変化するが、それに伴い算出さ
れる等価実効値σeqも同様な比率で変化しているため、
全て「平常」と診断された。
に示す外輪欠陥のあるベアリングが発する振動加速度波
形(1000個分のサンプリングデータを示す)につい
て適用する。図7において、(a)は回転数が600r
pm、(b)は回転数が1000rpm、(c)は回転
数が1400rpmの場合の振動加速度波形である。
では、最大値xp=775、実効値σ=53.4、等価
実効値σeq=7.0である。従って、判定基準では、
β1=111となり「故障」、判定基準では、β2=
7.6となり「故障」、判定基準では、β3=−4
0.0,β4=2.0×105となり「故障」と診断され
る。
形では、最大値xp=2052、実効値σ=290、等
価実効値σeq=18.3である。従って、判定基準で
は、β1=112となり「故障」、判定基準では、β2
=15.8となり「故障」、判定基準では、β3=−
525,β4=2.1×106となり「故障」と診断され
る。
形では、最大値xp=2052、実効値σ=376、等
価実効値σeq=42.7である。従って、判定基準で
は、β1=48となり「故障」、判定基準では、β2=
8.8となり「故障」、判定基準では、β3=−5
3.5,β4=1.3×10 5となり「故障」と診断され
る。
ログ系で飽和状態となり、振動加速度波形の最大値xp
が正確では無かったが、以上の例が示すように、同じベ
アリングで回転数が変わっても診断結果は全て「故障」
と診断された。
に示す中程度傷のベアリングが発する振動加速度波形
(1000個分のサンプリングデータを示す)について
適用する。回転数が1400rpmの場合の振動加速度
波形である。
形では、最大値xp=234、実効値σ=20.9、等
価実効値σeq=15.6である。従って、判定基準で
は、β1=15.0となり「注意」、判定基準では、
β2=1.3となり「平常」、判定基準では、β3=−
1.3,β4=48となり「注意」と診断される。
法では診断結果が「注意」で一致するものの、第2判定
法の診断結果「平常」とは異なる事例となったが、本例
は「平常」と診断しても、「注意」と診断しても差し支
えのない範囲であった。このように、三つの判定法(第
1判定法〜第3判定法)の境界領域では、異なる診断を
することがあるが、その異判定領域は狭い範囲である。
この領域をさらに狭めるために、三つの判定法による判
定結果を同時に用いて故障診断を行うことができる。
に示すように、機械が発する振動加速度を検出する圧電
式の振動センサ1と、20kHz以上の振動数成分を通
過させるハイパスフィルタ2と、増幅器3と、50kH
z以下の振動数成分を通過させるローパスフィルタ4
と、12ビットのA/D変換器5と、コントロールプロ
グラムと演算処理プログラムを格納するメモリ(RO
M)6と、A/D変換されたデータや判定結果などを格
納するメモリ(RAM)7と、診断開始などの指示を入
力するスイッチ類8と、演算処理とデータの入出力処理
を行うCPU(中央演算処理装置)9と、判定結果を表
示する液晶表示器10などを備えてなる。
器3とローパスフィルタ4とA/D変換器5により、機
械設備が発する振動加速度のうち周波数が20kHz以
上50kHz以下の成分をデジタル信号として検出する
振動検出手段が構成される。
り、振動加速度波形の絶対値の累積度数分布曲線を求め
る累積度数算出手段、振動加速度波形の最大値xpを求
める最大値検出手段、振動加速度波形の実効値σを求め
る実効値算出手段、等価実効値σeqで得られた振動加速
度波形を正規化する正規化手段、累積度数分布曲線にお
ける等価実効値σeqと最大値xpとのピーク比β1を求め
るピーク比算出手段、等価実効値σeqと実効値σとの実
効値比β2を求める実効値比算出手段、正規化したデー
タから三乗平均値β3と四乗平均値β4を求める三乗・四
乗平均値算出手段、ピーク比β1又は実効値比β2若しく
は三乗平均値β3と四乗平均値β4の大きさから機械設備
の故障の程度を診断する故障診断手段が夫々構成され
る。
作について説明する。先ず、振動センサ1が検出する機
械設備の振動加速度のうち、ハイパスフィルタ2、増幅
器3、ローパスフィルタ4を通すことにより、機械設備
が発する20kHz〜50kHzの周波数範囲の振動加
速度を求める。
動加速度を、A/D変換器5でデジタル信号に変換する
と共に、デジタル化された振動加速度を250μs毎に
サンプリングして、4096個のサンプリングデータx
iをRAM8に記憶させる。更に、次式(11)によ
り、サンプリングデータxiの積算値s1を求める。
を求める。更に、サンプリングデータxiを平均値μだ
けシフトして直流成分を除去する(xi=xi−μ)。
グデータxiの二乗の積算値s2を求め、更に次式(1
3)より、実効値σ(xrms)を求める。
xiの符号を取り去って絶対値を求める。そして、サン
プリングデータxiの絶対値の小さい方から数えて27
98番目(=4096×0.683)のデータを等価実
効値σeqとする。更に、サンプリングデータxiを正規
化する(xi=xi/σeq)。また、サンプリングデータ
xiの絶対値の最大値xpを求める。
積算値s3と四乗の積算値s4を、夫々次式(14),
(15)より求める。
β3,β4を求める。各パラメータは、ピーク比β1=xp
/σeq、実効値比β2=σ/σeq、三乗平均値β3=s3
/4096、四乗平均値β4=s4/4096である。
β2,β3,β4の大きさを同時に考慮した判定基準,
により、故障診断を行う。β1<14およびβ2<3お
よびβ3<15およびβ4<20(判定基準)の場合に
は、「平常」と判定する。β1≧42およびβ2≧6およ
びβ3≧45およびβ4≧60(判定基準)の場合に
は、「故障」と判定する。判定基準および判定基準
の条件が満たされていない場合には、「注意」と判定す
る。
「平常」、「注意」或いは「故障」と表示することによ
り、保全作業者等に知らされる。
は、本発明を振動計測に基づいた故障診断方法及びその
装置に適用する場合について述べたが、本発明はこれに
限らず、アンバランスやミスアライメントなどの機械の
構造系故障により発生する振動と同時に発生する音圧や
音響放射(AE:アコーステックエミッション)、回転
軸の歪波形など種々の計測信号に基づいた故障診断方法
及びその装置に適用することができる。
は、本発明を得られた信号波形データの絶対値の累積度
数分布の68.3%値を基準にした故障診断方法及びそ
の装置に適用する場合について述べたが、本発明はこれ
に限らず、累積度数分布の50%値(中央値)など平常
状態と故障状態とで、変化の少ない値を基準とした故障
診断方法及びその装置に適用することができる。
断方法によれば、機械から生じる振動の大きさの情報を
直接利用せずに、無次元の比(ピーク比β1、実効値比
β2、三乗平均値β3、四乗平均値β4)で判定を行って
いるので、機械の回転数や消費電力、負荷、構造の規模
などの仕様に影響されずに故障診断を行うことができ
る。
から生じる振動の大きさの情報を直接利用せずに、無次
元の比(ピーク比β1、実効値比β2、三乗平均値β3、
四乗平均値β4)で判定を行っているので、機械の回転
数や消費電力、負荷、構造の規模などの仕様に影響され
ずに故障診断を行うことができる。
(a)とその振幅確率密度関数(b)を表す図
度波形(a)とその振幅確率密度関数(b)を表す図
布の関係を説明した図
説明した図
布の関係を説明した図
す図で、(a)は回転数600rpm、(b)は回転数
1000rpm、(c)は回転数1400rpm
度波形を表す図で、(a)は回転数600rpm、
(b)は回転数1000rpm、(c)は回転数140
0rpm
rpmで発する振動加速度波形を表す図
4…ローパスフィルタ、5…A/D変換器、6…メモリ
(ROM)、7…メモリ(RAM)、8…スイッチ類、
9…CPU、10…液晶表示器。
Claims (8)
- 【請求項1】 機械設備が発する振動波形を検出し、こ
の振動波形の絶対値の累積度数分布曲線におけるある特
定値と、前記振動波形の最大値(xp)との比(β1)を
求め、その比(β1)の大きさから機械設備の故障の程
度を診断することを特徴とする故障診断方法。 - 【請求項2】 機械設備が発する振動波形を検出し、こ
の振動波形の絶対値の累積度数分布曲線におけるある特
定値と、前記振動波形の実効値(σ)との比(β2)を
求め、その比(β2)の大きさから機械設備の故障の程
度を診断することを特徴とする故障診断方法。 - 【請求項3】 機械設備が発する振動波形を検出し、こ
の振動波形の絶対値の累積度数分布曲線におけるある特
定値で得られた振動波形を正規化したデータから統計値
である三乗平均値(β3)と四乗平均値(β4)を求め、
その三乗平均値(β3)と四乗平均値(β4)の大きさか
ら機械設備の故障の程度を診断することを特徴とする故
障診断方法。 - 【請求項4】 前記振動波形の絶対値の累積度数分布曲
線におけるある特定値が、累積度数68.3%の値(等
価実効値:σeq)である請求項1、2又は3記載の故障
診断方法。 - 【請求項5】 機械設備が発する振動波形を検出する振
動検出手段と、この振動検出手段が検出した振動波形の
絶対値の累積度数分布曲線を求める累積度数算出手段
と、前記振動検出手段が検出した振動波形の最大値(x
p)を求める最大値検出手段と、前記累積度数算出手段
が算出した累積度数分布曲線におけるある特定値と前記
最大値検出手段が算出した最大値(xp)とのピーク比
(β1)を求めるピーク比算出手段と、このピーク比算
出手段が算出したピーク比(β1)の大きさから機械設
備の故障の程度を診断する故障診断手段を備えたことを
特徴とする故障診断装置。 - 【請求項6】 機械設備が発する振動波形を検出する振
動検出手段と、この振動検出手段が検出した振動波形の
絶対値の累積度数分布曲線を求める累積度数算出手段
と、前記振動検出手段が検出した振動波形の実効値
(σ)を求める実効値算出手段と、前記累積度数算出手
段が算出した累積度数分布曲線におけるある特定値と前
記実効値算出手段が算出した実効値(σ)との実効値比
(β2)を求める実効値比算出手段と、この実効値比算
出手段が算出した実効値比(β2)の大きさから機械設
備の故障の程度を診断する故障診断手段を備えたことを
特徴とする故障診断装置。 - 【請求項7】 機械設備が発する振動波形を検出する振
動検出手段と、この振動検出手段が検出した振動波形の
絶対値の累積度数分布曲線を求める累積度数算出手段
と、この前記累積度数算出手段が算出した累積度数分布
曲線におけるある特定値で得られた振動波形を正規化す
る正規化手段と、この正規化手段が正規化したデータか
ら三乗平均値(β3)と四乗平均値(β4)を求める三乗
・四乗平均値算出手段と、この三乗・四乗平均値算出手
段が算出した三乗平均値(β3)と四乗平均値(β4)の
大きさから機械設備の故障の程度を診断する故障診断手
段を備えたことを特徴とする故障診断装置。 - 【請求項8】 前記振動波形の絶対値の累積度数分布曲
線におけるある特定値が、累積度数68.3%の値(等
価実効値:σeq)である請求項5、6又は7記載の故障
診断装置。
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