JP2001304553A

JP2001304553A - コンロ

Info

Publication number: JP2001304553A
Application number: JP2000124486A
Authority: JP
Inventors: Eisaku Honma; 栄作本間
Original assignee: Honma Seisakusho KK
Current assignee: Honma Seisakusho KK
Priority date: 2000-04-25
Filing date: 2000-04-25
Publication date: 2001-10-31

Abstract

(57)【要約】【課題】本発明は、肉がおいしく早く焼ける温度を保
持でき、しかも、油や肉汁が火源に滴下せず、煙が出に
くく、それ故屋内でも使用が可能となる全く新しい構造
の画期的なコンロを提供すること。【解決手段】炭や蒔などの火源１を収納する収納筒部
２の周囲を囲むように焼網部３を架設状態に設けた構成
として、前記火源１若しくはこの火源１によって加熱さ
れる部分からの輻射熱と、前記火源１若しくはこの火源
１によって加熱される部分に接触する焼網部３への伝導
熱とによって、焼網部３に載せた肉が焼かれるように構
成したコンロ。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、例えばバーベキュ
ーコンロなどのコンロに関するものである。

【０００２】

【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】屋内で
炭火を使ってのバーベキューの時、一番困るのは肉から
滴る油によって発生する煙である。その反面バーベキュ
ーの醍醐味は焼網に肉を載せた時のジューという音と肉
に付いた焼網の網目である。そして遠赤外線で焼いた満
足感である。

【０００３】実験の結果ジューという音を出す為には焼
網の表面温度が１７０°Ｃ以上、更に肉に焼網の網目を
つけるには焼網の表面温度が１８０°Ｃ以上であること
が条件になる。

【０００４】また、焼網の表面温度が１２０°Ｃ以下で
は肉は焼けない。１２０°Ｃ〜１５０°Ｃの場合肉は焼
けるが、時間がかかり過ぎ、食べる方が待てない。

【０００５】次に肉から滴る油や肉汁が炭火に直接滴下
または触れない限り煙が生じないといっても過言ではな
い。

【０００６】従って、焼肉時煙の出ない、出難いバーベ
キューコンロの発明のポイントは焼網の温度を１７０°
Ｃ以上に保持できる構成であって、しかも肉から滴る油
や肉汁が炭火に直接滴下しない、または触れさせない構
成とすることである。

【０００７】本発明は、コンロの試作実験・研究を繰り
返す中で、このようなポイントを見い出すと共に、この
点を解決し、肉がおいしく早く焼ける温度を保持でき、
しかも、油や肉汁が火源に滴下せず、煙が出にくく、そ
れ故屋内でも使用が可能となる全く新しい構造の画期的
なコンロを提供することを目的としている。

【０００８】

【課題を解決するための手段】添付図面を参照して本発
明の要旨を説明する。

【０００９】炭や蒔などの火源１を収納する収納筒部２
の周囲を囲むように焼網部３を架設状態に設けた構成と
して、前記火源１若しくはこの火源１によって加熱され
る部分からの輻射熱と、前記火源１若しくはこの火源１
によって加熱される部分に接触する焼網部３への伝導熱
とによって、焼網部３に載せた肉が焼かれるように構成
したことを特徴とするコンロに係るものである。

【００１０】また、炭や蒔などの火源１を収納する収納
筒部２の周囲を囲むように焼網部３を設け、この焼網部
３の下方に焼網部３に載せた肉から滴り落ちる肉汁や油
を前記火源１とは接触することなく受け止める受止部４
を備えた構成とし、前記火源１若しくはこの火源１によ
って加熱される部分からの輻射熱と、前記火源１若しく
はこの火源１によって加熱される部分に接触する焼網部
３への伝導熱とによって、焼網部３に載せた肉が焼かれ
るように構成したことを特徴とする請求項１記載のコン
ロに係るものである。

【００１１】また、接地部６を有する機体７に、肉から
滴り落ちる肉汁や油を受け止めるの受止部４を設け、こ
の受止部４の上方に前記肉を載せる焼網部３を架設配設
し、この焼網部３の中央部に火源１を収納する収納筒部
２を配設して、収納筒部２を焼網部３の中央部に立設状
態に配設したことを特徴とする請求項１，２のいずれか
１項に記載のコンロに係るものである。

【００１２】また、前記焼網部３の中央部に筒状の前記
収納筒部２を嵌合配設する凹部若しくは穴部を設けて嵌
合部５を設け、この嵌合部５に前記収納筒部２を嵌合し
て収納筒部２を立設状態に設け、この収納筒部２の周囲
に収納筒部２と接触するようにして前記焼網部３が配設
されるように構成したことを特徴とする請求項１〜３の
いずれか１項に記載のコンロに係るものである。

【００１３】また、前記焼網部３を構成するワイヤー３
Ａの中央側を下方へ垂下して焼網部３の中央部に前記嵌
合部５を形成し、この嵌合部５に前記収納筒部２を嵌合
してこの収納筒部２の周囲に焼網部３が配設されると共
に、この焼網部３への前記収納筒部２による輻射熱と伝
導熱とによって焼網部３に載せた肉が焼かれるように構
成したことを特徴とする請求項４記載のコンロに係るも
のである。

【００１４】また、前記焼網部３の中央部に設けた嵌合
部５に前記収納筒部２を嵌合して、焼網部３の中央部に
収納筒部２を立設状態に保持すると共に、この収納筒部
２を焼網部３によって支承する構成とし、この収納筒部
２を立設保持した焼網部３を機体７に架設したことを特
徴とする請求項１〜５のいずれか１項に記載のコンロに
係るものである。

【００１５】また、前記収納筒部２に多数の透孔８を設
けたことを特徴とする請求項１〜６のいずれか１項に記
載のコンロに係るものである。

【００１６】また、前記収納筒部２は、短筒体を継合し
た構成とし、分解した短筒体を逆さ係合して全体長を収
納時に短くできるように構成したことを特徴とする請求
項１〜７のいずれか１項に記載のコンロに係るものであ
る。

【００１７】

【発明の実施の形態】好適と考える本発明の実施の形態
（発明をどのように実施するか）を、図面に基づいてそ
の作用効果を示して簡単に説明する。

【００１８】火源１として例えば炭火を収納筒部２内に
収納して、この収納筒部２を焼網部３の中央に配設する
ことで、焼網部３の直下に火源１が位置せず、火源１を
収納した収納筒部２の周囲に焼網部３が配設される。従
って、焼網部３に載せる肉は、後述する透孔８や間隙14
を介して火源１若しくは火源１で加熱される収納筒部２
による輻射熱と、焼網部３は火源１と直接若しくは火源
１により加熱される部分（例えば収納筒部２や後述する
火源受目皿９）と接触しているためこれによる焼網部３
への伝導熱とによって、十分に肉が焼ける高温で焼かれ
ることとなる。

【００１９】しかも、火源１は焼網部３の直下にないた
め、肉から出る肉汁や油は火源１に滴り落ちることはな
く、機体７内に設けた受皿や内容器などの受止部４に受
け止められ、煙はほとんど出ない。

【００２０】従って、屋内での使用も可能となる。

【００２１】また、機体７に接地脚を接地部６として設
けたり、受止部４と機体７の底部とを断熱することで機
体７の底部が熱くならないため、卓上コンロとしての実
用性が向上する。

【００２２】また、焼網部３の中央部の嵌合部５に収納
筒部２を嵌合して立設保持するように構成すれば、極め
て簡易な構成で実現できることとなる。

【００２３】

【実施例】本発明の具体的な実施例について図面に基づ
いて説明する。

【００２４】本実施例は、火源１として炭火を収納する
縦長の収納筒部２の周囲を囲むように焼網部３を機体７
上に架設状態に設けた構成として、前記火源１若しくは
この火源１によって加熱される部分からの輻射熱と、前
記火源１若しくはこの火源１によって加熱される部分で
ある収納筒部２や後述する火源１受目皿９に接触するこ
とによる焼網部３への伝導熱とによって、焼網部３に載
せた肉が高温で焼かれるように構成している。

【００２５】具体的には、本実施例では、冷却作用も果
たす通気孔15を多数形成した周側板７Ａの底部に底板７
Ｂを設け、この底板７Ｂに接地部６（ゴム脚を採用した
接地脚）を垂設して、テーブルなどの接地面に対して底
板７Ｂを浮上状態に配することができる機体７に構成
し、この機体７の周側板７Ａの上部に上部枠７Ｃを設
け、この上部枠７Ｃの内周縁は上面より一段低くして架
設係止部７Ｄを設けている。この架設係止部７Ｄに、肉
から滴り落ちる肉汁や油を受け止める受皿（内容器）と
しての通気孔16を有する受止部４を架設し、更にこの受
止部４の上方に前記肉を載せるワイヤー３Ａによる網部
材で構成した焼網部３を架設配設し、この焼網部３の中
央部に火源１を収納する縦長円筒状の収納筒部２を配設
して、収納筒部２を焼網部３の中央部に立設状態に配設
している。

【００２６】この収納筒部２は、焼網部３の高さより高
く上方へ突設する構成とし、ドラフト効果を高め、また
この収納筒部２に炭火１を収納することでこの炭火１が
焼網部３より低い位置から同等の高さに配されると共
に、更に炭火１を多く入れることで焼網部３より高い位
置にも配されるように構成し、この炭火１若しくはこの
炭火１によって加熱される収納筒部２の輻射熱によって
焼網部３上の肉が上下から輻射熱を受け良好に焼けるよ
うに構成している。

【００２７】また、本実施例ではこの収納筒部２の周面
に多数の透孔８を設け、通気が良好となり火源１に空気
を供給して高温に維持できると共に、この透孔８によっ
て火源１による輻射熱が良好となり、本実施例では肉の
上からも下からも輻射熱によって肉が焼かれるようにし
ている。しかも、焼網部３を収納筒部２と接触させるこ
とで、焼網部３への熱伝導も良好とし、焼網部３が高温
となって、良好な温度に焼網部３を保持できるようにし
ている。

【００２８】また、本実施例では、前記焼網部３の中央
部に筒状の前記収納筒部２を嵌合配設する凹部を設けて
嵌合部５を設け、この嵌合部５に前記収納筒部２を上方
から差し込み嵌合して収納筒部２を立設状態に設け、こ
の収納筒部２の周囲に収納筒部２と接触するようにして
前記焼網部３が配設されるように構成している。

【００２９】具体的には、前記焼網部３を構成する放射
状のワイヤー３Ａの中央側を夫々下方へ折曲して垂下
し、この垂下ワイヤーを更に内側へ水平折曲し、この中
央に形成して垂下ワイヤー部に通気孔17を多数形成した
火源受目皿９を付設して、焼網部３の中央部に前記嵌合
部５を形成している。

【００３０】また収納筒部２の周面部に係止用リブ10
（ビード）を設け、この係止用リブ10を焼網部３の中央
側内縁に係止させて前記火源受目皿９上方に配されるよ
うに、嵌合部５に上方から収納筒部２を挿入嵌合係止
し、この係止用リブ10によって収納筒部２が焼網部３に
よって支承保持されるように構成している。即ち、焼網
部３の中央部に設けた嵌合部５に収納筒部２を嵌合し
て、焼網部３の中央部に収納筒部２を立設状態に保持す
ると共に、この収納筒部２を焼網部３によって支承する
構成とし、この収納筒部２を立設保持した焼網部３を機
体７に架設している。

【００３１】従って、収納筒部２の上部開口部から火源
１を投入して着火あるいは着火した火源１を投入して収
納筒部２の底に位置する火源受目皿９に支承させること
で収納筒部２内に火源１を収納すると、前述のように焼
網部３上の肉は、この火源１並びに火源１により加熱さ
れる収納筒部２による輻射熱によって良好に焼けると共
に、本実施例では焼網部３の嵌合部５の形成内縁が係止
用リブ10によって収納筒部２と接触する上に、更に本実
施例では嵌合部５を形成するために焼網部３の中央側を
下方へ垂下折曲した放射状の垂下ワイヤーは、火源受目
皿９上の火源１と直接接触（あるいは火源１と直接接触
するこの火源受目皿９に接触）するため、火源１による
焼網部３への熱伝導も一層良好となり、焼網部３を高温
に保持でき、肉を一層良好に焼けることとなる。

【００３２】また、この火源１や収納筒部２による輻射
熱は、受止部４の内面で反射し、肉を下方からも良好に
焼けるようにしている。

【００３３】また、この垂下折曲したワイヤー３Ａ間の
間隙14が収納筒部２の下方に形成され、良好な通気間隙
を容易に形成できるため、一層火源１を高温に保つ加熱
が良好となる。

【００３４】即ち、外気は機体７の周側板７Ａの通気孔
15，内容器（受止部４）の通気孔16，垂下ワイヤー間の
間隙14あるいは火源受目皿９の通気孔17を介して流入
し、収納筒部２の透孔８や収納筒部２の上部開口部ある
いはこれを閉塞する蓋部12の通孔18より排出し、空気供
給が良好となり火源１の燃焼を維持でき、高温に保持で
きる。

【００３５】また、この垂下ワイヤー３Ａ間の間隙14と
収納筒部２の周面の透孔８によって火源１の輻射熱が良
好に肉へ照射され、肉は上下から輻射熱を受けることと
なり、一層良好に肉が焼けることとなる。

【００３６】また、本実施例では前述のように機体７の
上部枠７Ｃによって上部周縁に架設係止部７Ｄを設け、
この架設係止部７Ｄに受止部４となる内容器４を着脱自
在に架設配設し、この内容器４上に更に前記中央に嵌合
部５を設けた焼網部３を着脱自在に架設係止する構成と
している。

【００３７】そして、この焼網部３の中央の嵌合部５に
支承状態に収納筒部２を嵌合し、（収納筒部２に底部を
設けても良いが）本実施例では嵌合部５の底部に火源受
目皿９を設けて底部を形成し、この底部に支承させて収
納筒部２に投入した火源１を受け止めて収納筒部２内に
火源１を収納し、焼網部３の中央に煙突状の火入れ部を
形成した構成としている。

【００３８】従って、焼網部３上の肉を載せると、中央
上下からの輻射熱と焼網部３への伝導熱によって肉が高
温で良好に焼け、しかも肉から滴り落ちる肉汁や油は、
下方の受止部４に受け止められ、火源１に接触すること
がなく、煙りは出ない。

【００３９】また、本実施例では、収納筒部２の上部開
口部を閉塞する通孔18を有する蓋部12上で野菜などの油
が滴り落ちないものを焼けるように構成している。

【００４０】また、本実施例において、前記収納筒部２
は、短筒体２Ａをビードによって差し込み係合すること
で継合した構成とし、分解（分離）した短筒体２Ａを逆
さ係合して全体長を収納時に短くできるように構成して
いる。また、このとき、図５に示すように、焼網部３も
逆に係合し火源受目皿９を被せている。

【００４１】また、図６に示すように焼網部３を外側へ
向かってやや傾斜するように構成することで一層火源１
や収納筒部２に肉汁や油が接触しないように構成しても
良く、また受止部４には水を貯留させる水留部13を設
け、油や肉汁を水で受け止めて、受止部４を取り外して
この油などを受け止めた水を捨てることで使用後の清掃
が容易となるようにしても良い。またこの場合水留部13
により断熱効果が良好となり、特にゴム脚を用いた接地
部６によって底上げする上に、本実施例では周側板17Ａ
の通気孔15による冷却作用、並びにこの断熱効果の向上
によって卓上形としての実用性を一層向上させることが
できる。

【００４２】また、焼網部３の外周部に取手11を設け
て、焼網部３を持ち上げることで収納筒部２と共に機体
７から取り除き、受止部４を着脱できるようにしても良
い。

【００４３】

【発明の効果】本発明は上述のように構成したから、肉
がおいしく早く焼ける温度を保持でき、しかも、油や肉
汁が火源に滴下せず、煙が出にくく、それ故屋内でも使
用が可能となる全く新しい構造の画期的なコンロとな
る。

【００４４】また、請求項２記載の発明においては、油
や肉汁は受止部に受け止められ、火源に確実に接触しな
いように構成でき、前記作用・効果を確実に発揮する一
層秀れたコンロとなる。

【００４５】また、請求項３記載の発明においては、焼
網部も受止部も架設する構成のため、配設が容易とな
り、着脱自在とすることで収納や清掃も容易となる。

【００４６】また、請求項４記載の発明においては、肉
を中央の上下からの輻射熱と伝導熱とで焼網部を一層確
実に加熱できるため、高温を保持でき、一層良好に肉を
焼くことができる秀れたコンロとなる。

【００４７】また、特に請求項５記載の発明において
は、火源への熱伝導を良好とすることができ、また、こ
の垂下したワイヤー間の間隙によって通気孔を確保でき
ると共に、下方からの輻射熱も良好となる。

【００４８】また、請求項６記載の発明においては、焼
網部によって収納筒部を支承するため、組み付けや収納
筒部の取り外しも可能となるように設計でき、一層実用
性に秀れたコンロとなる。

【００４９】また、請求項７記載の発明においては、収
納筒部に収納した火源への通気が良好となると共に、輻
射熱が良好となり、一層強力に肉を焼くことができ、極
めて秀れたコンロとなる。

【００５０】また、請求項８記載の発明においては、ド
ラフト効果や輻射熱効果を高めるため、収納筒部を煙突
状に背高く設けたとしても、収納時には低くでき、収納
・梱包性に秀れ、一層秀れたコンロとなる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本実施例の斜視図である。

【図２】本実施例の分解斜視図である。

【図３】本実施例の要部の分解斜視図である。

【図４】本実施例の使用状態での断面図である。

【図５】本実施例の収納時の断面図である。

【図６】本実施例の別例を示す断面図である。

【符号の説明】

１火源２収納筒部３焼網部３Ａワイヤー４受止部５嵌合部６接地部７機体８透孔

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】炭や蒔などの火源を収納する収納筒部の
周囲を囲むように焼網部を架設状態に設けた構成とし
て、前記火源若しくはこの火源によって加熱される部分
からの輻射熱と、前記火源若しくはこの火源によって加
熱される部分に接触する焼網部への伝導熱とによって、
焼網部に載せた肉が焼かれるように構成したことを特徴
とするコンロ。
【請求項２】炭や蒔などの火源を収納する収納筒部の
周囲を囲むように焼網部を設け、この焼網部の下方に焼
網部に載せた肉から滴り落ちる肉汁や油を前記火源とは
接触することなく受け止める受止部を備えた構成とし、
前記火源若しくはこの火源によって加熱される部分から
の輻射熱と、前記火源若しくはこの火源によって加熱さ
れる部分に接触する焼網部への伝導熱とによって、焼網
部に載せた肉が焼かれるように構成したことを特徴とす
る請求項１記載のコンロ。
【請求項３】接地部を有する機体に、肉から滴り落ち
る肉汁や油を受け止めるの受止部を設け、この受止部の
上方に前記肉を載せる焼網部を架設配設し、この焼網部
の中央部に火源を収納する収納筒部を配設して、収納筒
部を焼網部の中央部に立設状態に配設したことを特徴と
する請求項１，２のいずれか１項に記載のコンロ。
【請求項４】前記焼網部の中央部に筒状の前記収納筒
部を嵌合配設する凹部若しくは穴部を設けて嵌合部を設
け、この嵌合部に前記収納筒部を嵌合して収納筒部を立
設状態に設け、この収納筒部の周囲に収納筒部と接触す
るようにして前記焼網部が配設されるように構成したこ
とを特徴とする請求項１〜３のいずれか１項に記載のコ
ンロ。
【請求項５】前記焼網部を構成するワイヤーの中央側
を下方へ垂下して焼網部の中央部に前記嵌合部を形成
し、この嵌合部に前記収納筒部を嵌合してこの収納筒部
の周囲に焼網部が配設されると共に、この焼網部への前
記収納筒部による輻射熱と伝導熱とによって焼網部に載
せた肉が焼かれるように構成したことを特徴とする請求
項４記載のコンロ。
【請求項６】前記焼網部の中央部に設けた嵌合部に前
記収納筒部を嵌合して、焼網部の中央部に収納筒部を立
設状態に保持すると共に、この収納筒部を焼網部によっ
て支承する構成とし、この収納筒部を立設保持した焼網
部を機体に架設したことを特徴とする請求項１〜５のい
ずれか１項に記載のコンロ。
【請求項７】前記収納筒部に多数の透孔を設けたこと
を特徴とする請求項１〜６のいずれか１項に記載のコン
ロ。
【請求項８】前記収納筒部は、短筒体を継合した構成
とし、分解した短筒体を逆さ係合して全体長を収納時に
短くできるように構成したことを特徴とする請求項１〜
７のいずれか１項に記載のコンロ。