JP2001304205A - 油圧シリンダユニット - Google Patents

油圧シリンダユニット

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JP2001304205A JP2000116847A JP2000116847A JP2001304205A JP 2001304205 A JP2001304205 A JP 2001304205A JP 2000116847 A JP2000116847 A JP 2000116847A JP 2000116847 A JP2000116847 A JP 2000116847A JP 2001304205 A JP2001304205 A JP 2001304205A
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良男 村尾
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克明 亀井
Koji Okawa
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型で、オイル漏れがなく、オイルタンク内
への水分や埃の混入がなく、オイル中への空気巻き込み
も少ない油圧シリンダユニットを提供する。 【解決手段】 油圧シリンダ(3)と、油圧シリンダ(3)の
外周部に設けられたオイルタンク(8)と、ヘッドブロッ
ク(7)内に内蔵された油圧ポンプ(2)と、ヘッドブロック
(7)に直結されたモータ(1)と、ヘッドブロック(7)の外
部に固定された制御バルブ(20)を備え、ヘッドブロック
(7)は油圧ポンプ(2)のケーシング部を兼ねている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、油圧により作動す
るシリンダユニットに関するものであり、特にコンパク
トで、油漏れの少ないものに関する。
【0002】
【従来の技術】油圧シリンダ装置は、油圧により進退す
るシリンダを備えた油圧シリンダと、油圧シリンダにオ
イルを送り込む油圧ポンプと、油圧ポンプを駆動するモ
ータと、オイルを蓄えるオイルタンク等の部材からな
る。
【0003】そして、油圧ポンプと油圧シリンダとオイ
ルタンク間はオイルの流路となる配管が設けられてい
る。
【0004】しかしながら、各部材が別個に配されてい
たため、大きな設置スペースが必要となる。又、各部材
間の配管が外部に露出し、見映えが悪く、接続部等から
のオイル漏れの心配もあった。オイル漏れを生じると装
置周囲が汚れる原因となる。このような理由から、最近
は油圧装置が敬遠される傾向にある。
【0005】そこで、近年では装置のコンパクト化と配
管数を減らすために、各部材を一体に配した油圧シリン
ダユニットが実用化されている。
【0006】図3は従来の一体型油圧シリンダユニット
の概要を示した図である。同図において(51)は油圧シリ
ンダであり、油圧によりピストンロッド(55)が進退す
る。油圧の制御はモータ(52)により油圧ポンプ(53)を作
動させ、オイルタンク(54)内のオイルを配管(56),(57)
を通して油圧シリンダ(51)に送ることにより行う。
【0007】しかしながら、この装置の場合でも、モー
タ(52)と、油圧ポンプ(53)と、オイルタンク(54)を単に
並べて一体に固定しているにすぎず、しかもこれらは油
圧シリンダ(51)の外部に設置され、油圧シリンダ(51)と
の間は配管により接続されている。
【0008】したがって、コンパクトという点では十分
でなく、オイル漏れ防止の点でも十分ではない。
【0009】又、ピストンロッドの動きによりオイルタ
ンク内のオイル量は変化する。そのためオイルタンクへ
のオイルの流入やオイルタンクからのオイルの流出をス
ムーズに行うためにオイルタンク内の空気量が変化でき
るような構造となっている。
【0010】一般的にオイルタンクには給油口の蓋には
小さな通気口が設けられており、オイルタンク内にオイ
ルが流入する際にはオイルタンク内の空気は通気口を通
ってオイルタンク外に押し出される。そして、オイルが
オイルタンクから流出する際には逆に通気口を通って外
気がオイルタンク内に導入される。
【0011】しかしながら、外気には水分や埃等が含ま
れているため、長期間使用しているとタンク内のオイル
に水分や埃が混入し、故障の原因となる。
【0012】又、油圧シリンダから排出されたオイル
は、オイルタンクに戻されるが、ピストンロッドの動き
が早いと、オイルが高速でオイルタンクに流入すること
になる。すると、高速で流入したオイルがオイルタンク
内のオイルを強く撹拌し、オイル中にタンク内の空気を
巻き込みやすい。空気を巻き込むと機器を傷めるだけで
なく、混入された空気がクッションのように働き、ピス
トンロッドの動きが不正確となる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、各部
材の完全な一体化を図り、小型で、配管によるオイル漏
れがない油圧シリンダユニットを提供し、更にはオイル
タンク内への水分や埃の混入がなく、オイル中への空気
巻き込みも少ない油圧シリンダユニットを提供すること
を課題とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の油圧シリ
ンダユニットは、油圧シリンダ(3)と、該油圧シリンダ
(3)の外周部に設けられたオイルタンク(8)と、該油圧シ
リンダ(3)のヘッドブロック(7)内に内蔵された油圧ポン
プ(2)と、該ヘッドブロック(7)に直結され該油圧ポンプ
(2)を駆動するモータ(1)と、該ヘッドブロック(7)の外
部に固定された制御バルブ(20)を備え、該ヘッドブロッ
ク(7)は油圧ポンプ(2)のケーシング部を兼ねていること
を特徴とする。
【0015】これによれば、モータ(1)と油圧ポンプ(2)
と油圧シリンダ(3)が一直線上に配される。そして、油
圧ポンプ(2)が油圧シリンダ(3)のヘッドブロック(7)内
に収納され、オイルタンク(8)が油圧シリンダ(3)の外周
部に配される。そのため各部材の一体化が進み、装置全
体をコンパクトにすることができ、配管も不要となる。
【0016】そして、油圧シリンダ(3)のヘッドブロッ
ク(7)を油圧ポンプ(2)のケーシング部として利用できる
ので、ヘッドブロック(7)をポンプ可動部にオイルを効
率よく吸入、吐出させる流路として兼用することができ
る。
【0017】請求項2記載の油圧シリンダユニットは、
請求項1の油圧シリンダユニットであって、油圧シリン
ダ(3)のピストンロッド側油室(5a)と制御バルブ(20)と
の間のオイル流路が、オイルタンク(8)内を挿通するよ
うに設けられていることを特徴とする。
【0018】これによればピストンロッド側油室用流路
がオイルタンク(8)内に設けられているので、ピストン
ロッド側油室用流路も外部に露出せず、更にシンプルな
外観となる。
【0019】請求項3記載の油圧シリンダユニットは、
請求項1又は2の油圧シリンダユニットであって、オイ
ルタンク(8)は密閉されており、オイルタンク(8)内の気
圧は、オイルタンク(8)内のオイル量が最も少ない状態
のときに大気圧と略同等もしくは大気圧以上であり、オ
イルタンク(8)内のオイル量が多くなるほど圧力が高く
なることを特徴とする。
【0020】これによれば、オイルタンク(8)は密閉さ
れているので水分や埃を含んだ外気と接触することがな
く、オイルを良好な状態に維持することができる。そし
て、オイルタンク(8)内のオイル量が多い場合にはオイ
ルタンク(8)内は加圧された状態となるため、油圧ポン
プ(2)へ送り込まれるオイルには圧力がかかることとな
る。そのため、油圧ポンプ(2)のオイル吸入が容易に行
われる。
【0021】請求項4記載の油圧シリンダユニットは、
請求項1〜請求項3の油圧シリンダユニットであって、
差動回路の油圧回路を有した単動の油圧シリンダユニッ
トであり、油圧シリンダ(3)の内部空間(5)は移動可能な
シール部(6)によりヘッド側油室(5b)とピストンロッド
側油室(5a)とに仕切られており、油圧シリンダ(3)の一
方の油室から排出されたオイルはオイルタンク(8)を通
ることなく他方の油室に送られ、前記他方の油室を満た
すのに過剰な分のオイルはオイルタンク(8)に戻され、
不足分のオイルはオイルタンク(8)から供給されること
を特徴とする。
【0022】これによれば、油圧シリンダ(3)から排出
されたオイルはオイルタンク(8)に直接戻されない。油
圧シリンダ(3)から排出されたオイルの多くは、オイル
タンク(8)を通ることなく再び油圧シリンダ(3)に送られ
る。
【0023】ピストンロッド(4)の移動に伴う油圧シリ
ンダ(3)の容積変化によりオイルが不足する場合は不足
分がオイルタンク(8)から供給され、オイルが余剰とな
る場合は余剰分がオイルタンク(8)に戻される。
【0024】したがって、オイルタンク(8)内のオイル
の流動は少なくなり、オイルタンク(8)へのオイル流入
速度は遅くなる。よって、オイルタンク(8)内でのオイ
ルの撹拌が少なくなり、オイル中への空気の巻き込みを
防止することができる。
【0025】請求項5記載の油圧シリンダユニットは、
請求項1〜請求項4の油圧シリンダユニットであって、
油圧回路はシリンダ位置検出手段からの電気信号により
切換可能なバルブを有した減速機能付き油圧回路である
ことを特徴とする。
【0026】油圧シリンダ(3)のピストンロッド(4)の位
置をリミットスイッチ,近接センサーなどの検出手段に
より検出し、検出手段からの電気信号で制御バルブを切
り替えることにより油圧回路が変化し、ピストンロッド
(4)の移動速度が減速される。
【0027】請求項6記載の油圧シリンダユニットは、
請求項3の油圧シリンダユニットにおいて、オイルタン
ク(18)は分岐した空気貯め部(19)を有しており、該空気
貯め部(19)は分岐箇所からモータ(1)寄りの方向に延出
しており、該空気貯め部(19)はオイルタンク(18)内の空
気の全量を貯留可能であることを特徴とする。
【0028】これによれば、油圧シリンダユニットをモ
ータ(1)が上又は斜め上になるよう立てて(又は斜めに
して)使用しても、オイルタンク内の空気は分岐した空
気貯め部(19)内に貯めておくことができるので、オイル
タンク(18)内の空気がオイルと共に油圧ポンプ(2)に入
ってしまうことがない。したがって、油圧シリンダユニ
ットの取り付け姿勢の制限が少なくなる。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明を好適な実施例を用
いて説明する。
【0030】[実施例1]図1は本実施例の一部断面正
面図であり、図2は本実施例の右側面図である。
【0031】モータ(1)は油圧ポンプ(2)と接続され、油
圧ポンプ(2)を駆動させる。油圧ポンプ(2)の形式は特に
限定されるものではなく、本実施例ではベーンポンプを
用いたが、他の形式、例えばピストンポンプ等を用いて
も良い。
【0032】又、油圧ポンプ(2)は油圧シリンダ(3)のヘ
ッドブロック(7)内に内蔵されている。この点において
従来の油圧ポンプとは構造が異なる。
【0033】すなわち、従来の油圧ポンプはポンプ作用
をする可動部と、この可動部を覆うケース部からなって
いた。そして、ケース部は可動部を保護すると共にオイ
ルを効率よく吸入、吐出させる流路として働いていた。
【0034】本発明では油圧シリンダ(3)のヘッドブロ
ック(7)自体をケース部として兼用し、ヘッドブロック
(7)内にはポンプ作用をするベーン,ピストン等の可動
部のみを収納している。したがって、油圧ポンプ(2)の
スペースを効率よく縮減することが可能となった。
【0035】(12)はヘッドブロック(7)内に形成された
油圧ポンプ(2)のオイル吸入側の流路であり、油圧ポン
プ(2)はこの部分からオイルを吸入する。そして、ヘッ
ドブロック(7)内の吐出部(13)からオイルを吐出する。
【0036】油圧シリンダ(3)内には、その内部空間(5)
を仕切るように移動可能なシール部(6)が配されてい
る。これにより油圧シリンダ(3)内はピストンロッド側
油室(5a)とヘッド側油室(5b)とに仕切られる。シール部
(6)は外周部にシール部材(6a)を有しており、ピストン
ロッド側油室(5a)とヘッド側油室(5b)との間は液密に仕
切られ、各油室の容積はシール部(6)の位置により変化
する。
【0037】シール部(6)の略中央部にはピストンロッ
ド(4)が取り付けられており、シール部(6)と共に移動す
る。
【0038】ピストンロッド(4)の先端部(4a)は油圧シ
リンダ(3)のピストンロッド側油室(5a)から突出してお
り、シール部(6)の位置より油圧シリンダ(3)からの突出
量が変化する。
【0039】油圧シリンダ(3)の外周部にはオイルタン
ク(8)が設けられている。本実施例では油圧シリンダ(3)
の外周の全周にわたり環状のオイルタンク(8)を設け
た。すなわち、オイルタンク(8)の中心部に油圧シリン
ダ(3)が配されたような形状となる。
【0040】ピストンロッド側油室(5a)と制御バルブ群
(20)との間には両者間のオイル流路となるピストン側油
室用流路(9)が設けられている。ピストン側油室用流路
(9)はオイルタンク(8)の外側に設けられている。
【0041】(20)はソレノイドバルブ(21),(22)、フロ
ーコントロールバルブ(23),(24),(25)、パイロットチ
ェックバルブ(26),(27)等からなり、油圧制御のロジッ
クを定める制御バルブ群である。
【0042】油圧シリンダユニットの用途にあわせて制
御バルブ群(20)の各種バルブを適宜組み合わせて油圧回
路を形成することにより、好適な制御が可能となる。
【0043】制御バルブ群(20)における各バルブの配置
はオイルの流れが確保されるのであれば特に限定される
ものではなく、本実施例のように上方に積み上げても良
いし、水平方向に並べて取り付けても良い。
【0044】尚、図中(15)はフローコントロールバルブ
で排除されたオイルを油圧ポンプの吸引側に戻すための
流路である。
【0045】オイルタンク(8)内への給油は給油口(14)
から行うことができる。本実施例では給油口(14)の蓋(1
4a)は気密に装着されており、オイルタンク(8)内を密閉
している。
【0046】本実施例では、蓋(14a)は、オイルシリン
ダー(3)のピストンロッド(4)が最も突出した状態におい
て閉めている。すなわち、ピストンロッド(4)が最も突
出しオイルタンク(8)内のオイルの量が最も少なくなっ
ている状態でオイルタンクを密閉した。このとき、オイ
ルタンク(8)内の気圧は大気圧と等しくなる。
【0047】但し、空気を圧入した状態で蓋(14a)を閉
める等により、オイルタンク(8)内のオイル量が最も少
なくなっている状態であってもオイルタンク(8)内の気
圧が大気圧より大きくなるようにしても良い。
【0048】ピストンロッド(4)が後退するとオイルが
オイルタンク(8)内に流入してくるが、オイルタンク(8)
は密閉されているので、オイルタンク(8)内の空気は圧
縮され、気圧が高くなる。ピストンロッド(4)の後退量
が大きくなるほどオイルタンク(8)内のオイル量が増
え、オイルタンク(8)内の気圧は高くなる。
【0049】したがって、オイルタンク(8)内のオイル
はオイルタンク(8)内の空気により押圧され、オイルタ
ンク(8)外に押し出されるような力を受ける。そのた
め、油圧ポンプ(2)へのオイル供給を安定して行うこと
ができる。
【0050】本発明の油圧シリンダユニットは、このよ
うに各部材の一体化が進んでおり、従来に比べてコンパ
クトな装置となる。又、オイルの流路はヘッドブロック
(7)内の流路やマニホールドにより確保できるので、別
途配管の必要がない。そのため、外観上シンプルで美し
いだけでなく、オイル漏れのおそれが減少する。
【0051】図4の油圧回路は本実施例の油圧回路と、
ピストンロッド(4)の動きを示した図である。ピストン
ロッド(4)には常に引っ張り力が働いており、ピストン
ロッド(4)を後退させる時のみモータ(1)を稼働させる差
動回路の油圧回路を有する単動シリンダとした。
【0052】図7はピストンロッドが後退する際のオイ
ルの流れを説明する図である。
【0053】モータ(1)を作動させると、ヘッドブロッ
ク(7)内の油圧ポンプ(2)が作動する。油圧ポンプ(2)が
作動すると、油圧ポンプ(2)により加圧されたオイル
は、油圧ポンプ(2)の吐出部(13)より吐出され、油圧シ
リンダ(3)のヘッドブロック(7)に設けられた吐出オイル
流路(16)を通ってヘッドブロック(7)の外部に固定され
た制御バルブ群(20)に送られる。
【0054】そして、オイルは制御バルブ群(20)に接続
されているピストンロッド側油室用流路(9)を通って油
圧シリンダ(3)のピストンロッド側油室(5a)に注入され
る。
【0055】ピストンロッド側油室(5a)にオイルが注入
されると、オイルに押圧されてシール部(6)がヘッド側
(図1では左側)に移動する。それに伴って、ピストン
ロッド(4)も後退して行く。
【0056】油圧シリンダ(4)のヘッド側油室(5b)に満
たされていたオイルは、シール部(6)により押圧されて
ヘッド側油室用流路(17)を通って油圧ポンプの吸入側(1
2)に送られる。
【0057】ヘッド側油室用流路(17)から出たオイルは
分岐して流れ、その多くは油圧ポンプ(2)、制御バルブ
群(20)、ピストン側油室用流路(9)を通って油圧シリン
ダ(3)のピストンロッド側油室(5a)に流入する。
【0058】残りの余剰となったオイルは、タンク−ポ
ンプ間流路(11)を通ってオイルタンク(8)内に戻され
る。
【0059】したがって、オイルタンク(8)内に流入す
るオイルの量は、ピストンロッド(4)移動に伴う油圧シ
リンダ(4)全体の容積減少分だけとなる。したがって、
従来のように油圧シリンダ(3)内から排出されたオイル
の全てを直接オイルタンク(8)に戻す場合に比べて、オ
イルタンク(8)へ流入するオイルの量は大幅に少なくな
る。
【0060】これによりオイルタンク(8)へのオイル流
入速度は遅く、オイルタンク(8)内のオイルは撹拌され
にくくなるので、オイルタンク(8)内の空気をオイル内
に巻き込んでしまう危険性は少なくなる。
【0061】図8はピストンロッド(4)が突出(前進)
する際のオイルの流れを説明する図である。ピストンロ
ッド(4)を突出させる場合にはスイッチによりバルブを
切り替え、オイルの流れを変化させる。
【0062】本実施例は単動シリンダであり、ピストン
ロッド(4)は常に突出する方向に外部から力を受けてい
る。したがって、バルブ切換によりピストンロッド位置
を保持していたオイルが流動するために、油圧ポンプ
(2)を稼働させなくてもピストンロッド(4)は突出してい
く。
【0063】ピストンロッド(4)が突出していくと、ピ
ストンロッド側油室(5a)内のオイルはシール部(6)に押
圧され、ピストン側油室用流路(9)を通って制御バルブ
群(20)に流入する。そして、ヘッドブロック(7)に設け
られたオイル注入路(10)通ってヘッド側油室(5b)に流入
する。
【0064】ピストンロッド(4)の突出により油圧シリ
ンダ(3)内の全容積は大きくなるため、ピストンロッド
側油室(5a)から排出されたオイルをヘッド側油室(5b)に
移動させるだけではオイル量が不足する。
【0065】この不足分はオイルタンク(8)からタンク
−ポンプ間流路(11)を通って油圧ポンプ(2)の吸入側(1
2)に供給され、ヘッド側油室用流路(17)を通ってヘッド
側油室(5b)に流入する。
【0066】従来のように、ピストンロッド側油室(5a)
から排出されたオイルを全て直接オイルタンクに戻し、
オイルタンクからヘッド側油室(5b)に供給しているので
はないので、オイルタンク(8)内のオイルの流入、流出
は最小限で良い。
【0067】したがって本実施例では、ピストンロッド
(4)がいずれの方向に移動する場合であっても、ピスト
ンロッド(4)移動により余剰となる分のオイルのみをオ
イルタンク(8)に戻し、不足する分のオイルのみをオイ
ルタンク(8)から供給することになる。したがって、ピ
ストンロッド(4)がいずれの方向に移動しても、オイル
タンク(8)内のオイル撹拌による空気の巻き込みは少な
い。
【0068】図5及び図6はいずれも油圧回路の他の例
を示した図であるが、本発明の用途はこれに限定される
ものではない。ちなみに、図5はシンプルな回路例であ
る。図6の油圧回路はシリンダが2重になっており、作
動開始時のシリンダの素早い動きと、その後の強い力で
のシリンダ移動を可能にしている。これらは復動シリン
ダの場合の油圧回路である。
【0069】シリンダの動きは一定速度であっても良い
し、減速機能を有した油圧回路を設けて、シリンダ位置
によってシリンダ速度を変更できるようにしても良い。
例えば、リミットスイッチ(LS)や近接センサーなど
のシリンダ位置検出手段を用いてシリンダ位置を検出
し、検出手段からの電気的信号により油圧回路内のバル
ブを切り替えてオイルの流れや流量を変化させ、シリン
ダーの移動速度を減速させることができる。
【0070】このような減速機能を有した油圧回路は、
例えばシャッターの開閉に用い、シャッターの速やかな
開閉を確保すると共に、閉め終わる少し前にシャッター
の速度を落としてシャッターが閉まった際の衝撃を少な
くする場合等に利用できる。
【0071】[実施例2](図示せず)実施例1ではピ
ストンロッド側油室用流路(9)をオイルタンク(8)の外側
に設けたが、本実施例ではオイルタンク(8)内にパイプ
状のピストン側油室用流路を挿通し、制御バルブ群(20)
に導くようにした。
【0072】これにより、ピストン側油室用流路も露出
することが無く、よりシンプルな外観となり、オイル漏
れの可能性も更に低くなる。それ以外の構成、効果は実
施例1と同様である。
【0073】尚、実施例1及び実施例2以外のピストン
ロッド側油室用流路配置方法としては、オイルタンク
(8)を完全な環状とせず、環を一部切り欠いたような形
状(C字状、円弧状)とし、その切り欠かれた箇所に油
圧シリンダ(3)の外周部に接するようにピストン側油室
用流路を配しても良い。
【0074】[実施例3]図9は本実施例を示した図で
ある。オイルタンク(18)は分岐した空気貯め部(19)を有
している。空気貯め部(19)の内部空間は分岐箇所(19a)
からモータ(1)寄りの方向に延びている。
【0075】本実施例では、空気貯め部(19)に給油口を
兼ねさせ、空気貯め部(19)から給油可能とした。給油の
際にはオイルタンク(18)の空気貯め部(19)以外に空気が
残らないように油圧シリンダユニットを横にした状態で
給油する。
【0076】空気貯め部(19)にもオイルが入っても良い
が、空気を保持するためのスペースは確保しておく。
【0077】本実施例の場合、モータ(1)が上方となる
ように油圧シリンダーユニットを立てて、又は斜めにし
て使用した場合でも、空気は空気貯め部(19)に保持され
る。但し、油圧シリンダーユニットを立てる際に、空気
貯め部(19)内の空気が分岐箇所(19a)を越えてオイルタ
ンク(18)本体側に入らないように注意する。
【0078】このような構造とすれば、オイルタンク内
(18)の空気が油圧ポンプ(2)に送られてしまうことを防
止することができるので、油圧シリンダユニットの設置
姿勢の自由度が高くなる。
【0079】
【発明の効果】以上述べたように本発明により、各部材
の完全な一体化を図り、小型で、オイル漏れがない油圧
シリンダユニットを提供し、更にはオイルタンク内への
水分や埃の混入がなく、オイル中への空気巻き込みも少
ない油圧シリンダユニットを提供することができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の一部断面正面図。
【図2】実施例の右側面図。
【図3】従来の一体型油圧シリンダユニットを例示した
図。
【図4】実施例の油圧回路とピストンロッドの動きを示
した図。
【図5】油圧回路の他の一例を示した図。
【図6】油圧回路の他の一例を示した図。
【図7】オイルの流れを説明する図(ピストンロッド後
退時)。
【図8】オイルの流れを説明する図(ピストンロッド前
進時)。
【図9】実施例3を示した図。
【符号の説明】
(1) モータ (2) 油圧ポンプ (3) 油圧シリンダ (4) ピストンロッド (4a) ピストンロッド先端部 (5) 油圧シリンダ内部空間 (5a) ピストンロッド側油室 (5b) ヘッド側油室 (6) 油圧シリンダのシール部 (7) ヘッドブロック (8) オイルタンク (9) ピストンロッド側油室用流路 (10) オイル注入路 (11) タンク−ポンプ間流路 (12) ポンプのオイル吸入側 (13) ポンプのオイル吐出部 (14) 給油口 (14a) 給油口の蓋 (15) フローコントロールバルブで排除されたオイルの
流路 (16) 吐出オイル流路 (17) ヘッド側油室用流路 (19) 空気貯め部 (20) 制御バルブ群
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 久保 富雄 大阪府東大阪市本庄西2丁目103番地 株 式会社嶋田商会内 (72)発明者 村尾 良男 大阪市東淀川区北江口1−1−1 太陽鉄 工株式会社内 (72)発明者 亀井 克明 大阪市東淀川区北江口1−1−1 太陽鉄 工株式会社内 (72)発明者 大川 耕司 大阪市西区北堀江1丁目12番19号 株式会 社栗本鐵工所内 Fターム(参考) 3H081 AA03 BB02 CC08 CC12 CC23 DD36 DD37 DD38 GG04 GG10

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 油圧シリンダと、該油圧シリンダの外周
    部に設けられたオイルタンクと、 該油圧シリンダのヘッドブロック内に内蔵された油圧ポ
    ンプと、 該ヘッドブロックに直結され該油圧ポンプを駆動するモ
    ータと、 該ヘッドブロックの外部に固定された制御バルブを備
    え、 該ヘッドブロックは油圧ポンプのケーシング部を兼ねて
    いることを特徴とする油圧シリンダユニット。
  2. 【請求項2】 油圧シリンダのピストンロッド側油室と
    制御バルブとの間のオイル流路が、オイルタンク内を挿
    通するように設けられていることを特徴とする請求項1
    記載の油圧シリンダユニット。
  3. 【請求項3】 オイルタンクは密閉されており、オイル
    タンク内の気圧は、オイルタンク内のオイル量が最も少
    ない状態のときに大気圧と略同等もしくは大気圧以上で
    あり、オイルタンク内のオイル量が多くなるほど圧力が
    高くなることを特徴とする請求項1又は2記載の油圧シ
    リンダユニット。
  4. 【請求項4】 差動回路の油圧回路を有した単動の油圧
    シリンダユニットであって、 油圧シリンダの内部空間は移動可能なシール部によりヘ
    ッド側油室とピストンロッド側油室とに仕切られてお
    り、 油圧シリンダの一方の油室から排出されたオイルはオイ
    ルタンクを通ることなく他方の油室に送られ、 前記他方の油室を満たすのに過剰な分のオイルはオイル
    タンクに戻され、不足分のオイルはオイルタンクから供
    給されることを特徴とする請求項1,請求項2又は請求
    項3記載の油圧シリンダユニット。
  5. 【請求項5】 油圧回路はシリンダ位置検出手段からの
    電気信号により切換可能なバルブを有した減速機能付き
    油圧回路であることを特徴とする請求項1,請求項2,
    請求項3又は請求項4記載の油圧シリンダユニット。
  6. 【請求項6】 オイルタンクは分岐した空気貯め部を有
    しており、該空気貯め部は分岐箇所からモータ寄りの方
    向に延出しており、該空気貯め部はオイルタンク内の空
    気の全量を貯留可能であることを特徴とする請求項3記
    載の油圧シリンダユニット。
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