JP2001303961A - インタークーラの取付構造 - Google Patents

インタークーラの取付構造

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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】インタークーラをスロットルボディとターボチ
ャージャとに接続する場合、それぞれの接続部分におい
てホースを用いて接続を行うとクリップの締め付け作業
等で作業工数が増えるとともに、これら接続の作業のた
めの空間が必要となり、エンジンを含むパワープラント
を小型化するのが難しかった。 【解決手段】出口側接続部22と入口側接続部23とを
具備してなるインタークーラ2を吸気系と過給機とに連
通して取り付けるインタークーラ2の取付構造であっ
て、出口側接続部22が吸気系の空気導入口に接続され
てなる第1接続部と、入口側接続部23が過給機の空気
導出口接続部に接続されてなる第2接続部とを有し、第
1接続部と第2接続部とのいずれか一方が嵌合による接
続構造であり、他方が一方の接続部の接続方向の軸を中
心とするインタークーラ2の接続部の回転軌跡の接線方
向において可撓性を有する中空筒状部材を介して接続さ
れる接続構造である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、過給機で過給され
た空気を冷却するためのインタークーラの取付構造に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、過給機、例えばターボチャージャ
を備えたエンジンでは、スロットルボディとターボチャ
ージャとの間にインタークーラを取り付け、ターボチャ
ージャで過給された空気を冷却するものである。このイ
ンタークーラは、エンジン上部に固定されてボンネット
との間に位置し、ボンネットに設けられた換気口を介し
てインタークーラに冷却空気が到達するようになってい
る。このようなインタークーラは、例えば特開平8−1
69243号公報に記載のもののように、スロットルボ
ディ及びターボチャージャにそれぞれ可撓性を有するホ
ースで連通状態に接続されるものである。
【0003】このようなインタークーラと吸気系の空気
導入口となるスロットルボディ及びターボチャージャと
の接続構造にあっては、まずインタークーラをエンジン
上部に固定し、次にインタークーラの入口側接続部とタ
ーボチャージャの空気導出口とがホースで接続し、その
後インタークーラの出口側接続部とスロットルボディの
空気導入口とをホースで接続するものである。それぞれ
のホースの両端は、クリップにより押さえ込まれて、気
密に固定されるものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の接続構造にあっ
ては、ホースの接続作業のためにインタークーラの下方
に、接続作業をするための作業空間を確保する必要があ
った。このような作業空間は、作業時にのみ必要であ
り、車両完成時には不要なため、削減することが望まれ
ていた。その上、このような作業空間は、エンジン上部
とインタークーラの下方との間に設けられるものである
ので狭隘な空間であり、ホースを接続する際の作業性を
低くするものであった。また、ホースによりインターク
ーラとスロットルボディ、インタークーラとターボチャ
ージャをそれぞれ接続しているため、2本のホース及び
4個のクリップと、部品点数が多くなり、製造費が上昇
することになった。
【0005】本発明は、このような不具合を解消するこ
とを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような目
的を達成するために、次のような手段を講じたものであ
る。すなわち、本発明に係るインタークーラの取付構造
は、インタークーラが、その一方の接続部に、吸気系と
過給機とのいずれか一方が直接に嵌合により接続され、
残る他方の接続部に、吸気系と過給機との残る他方が、
一方の接続部の接続方向の軸を中心とするインタークー
ラの接続部の回転軌跡の接線方向において可撓性を有す
る中空筒状部材を介して接続される構成である。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明は、出口側接続部と入口側
接続部とを具備してなるインタークーラを吸気系と過給
機とに連通して取り付けるインタークーラの取付構造で
あって、インタークーラの出口側接続部が吸気系の空気
導入口に接続されてなる第1接続部と、インタークーラ
の入口側接続部が過給機の空気導出口接続部に接続され
てなる第2接続部とを有し、第1接続部と第2接続部と
のいずれか一方が嵌合による接続構造であり、他方が一
方の接続部の接続方向の軸を中心とするインタークーラ
の接続部の回転軌跡の接線方向において可撓性を有する
中空筒状部材を介して接続される接続構造であることを
特徴とするインタークーラの取付構造である。
【0008】吸気系の空気導入口とは、ガソリンエンジ
ンにあっては、スロットルバルブを回動可能に具備す
る、スロットルバルブのハウジングとなるスロットルボ
ディやキャブレタの、吸気ポートと接続される端部とは
背向する端部、つまり吸入空気が導入される側の端部を
指すものであり、ディーゼルエンジンにあっては、吸気
ポートに連通する吸気管路の端部を指すものである。
【0009】このような構成のものであれば、第1接続
部と第2接続部との接続方向の軸が異なっているため、
インタークーラのそれぞれの接続部における脱抜を防止
することが可能になる。また、第1接続部と第2接続部
とのいずれか一方は、直接に嵌合により接続が行われる
ので、中空筒状部材を使用する必要がない。したがっ
て、部品点数を削減することが可能になり、製造費を低
減することが可能になる。
【0010】インタークーラとの接続を容易にし、かつ
嵌合により接続した接続部の気密性を高くするために
は、嵌合による接続構造となった第1接続部又は第2接
続部のインタークーラの出口側接続部又は入口側接続部
が、剛体で形成されてなり、嵌合された際に気密部材に
より気密にされるものが好ましい。このような構成によ
れば、嵌合による接続構造となった第1接続部又は第2
接続部のインタークーラの出口側接続部又は入口側接続
部が従来のようにホース等を介在させることなく最短距
離で接続されるので、組付作業を行うための空間を最小
限にすることが可能になる。
【0011】インタークーラの取り付けを確実にするた
めには、第1接続部と第2接続部とのいずれか一方にイ
ンタークーラの回転及び抜け止めを規制する回動規制機
構を設け、第1接続部と第2接続部とのいずれか一方が
嵌合により接続された状態でのみ回動規制機構を機能さ
せるものが好ましい。このような構成にすれば、第1接
続部と第2接続部とのいずれか一方の接続が正確に行わ
れていないと回動規制機構が機能しないため、回動規制
機構を機能させることによりインタークーラと吸気系又
は過給機との接続の良否を確認することが可能になる。
さらに、回動規制機構が機能することにより、回動規制
機構を設けた接続部の脱抜を防止することが可能になる
とともに、この接続部の回動を規制するので、回動規制
機構を設けていない接続部の脱抜をも防止することが可
能になる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例を、図面を参照して
説明する。
【0013】図1において、過給機であるターボチャー
ジャ1から送出される過給空気を冷却するインタークー
ラ2は、エンジン3のクランク軸の軸方向に対して傾斜
した状態でエンジン3のシリンダヘッドカバー3aに固
定されるものである。この実施例では、過給機としてタ
ーボチャージャ1が装備されたエンジン3を説明する
が、過給機としてはスーパーチャージャであってもよ
い。このエンジン3は、燃料噴射式のもので、クランク
軸が車両の車軸と略垂直な位置関係になるように車両に
搭載される、いわゆる縦置き型のものである。そして、
シリンダヘッド左側の上部には吸気系の空気導入口を構
成する、スロットルバルブを回動可能に内蔵するスロッ
トルボディ4が装着されるとともに、右側部にはターボ
チャージャ1が装着してある。スロットルホディ4の空
気導入口接続部41は、エンジン3の幅方向の中央に向
かって斜め上方に向いて開口しており、後述する回動規
制機構5を構成する取付フランジ41aがその端部近傍
に一体に設けてある。この取付フランジ41aには、回
動規制機構5を構成する固定用ボルト51を螺合するた
めの雌ねじ孔41bが設けてある。また、ターボチャー
ジャ1の空気導出口接続部11は、エンジン3の後方に
向かって略水平に開口している。 インタークーラ2の
基本的な構造は、この分野でよく知られたものであって
よく、この実施例にあっては空冷式であり、両端部にタ
ンク21,21を有し、それぞれのタンク21,21を
冷却される過給空気が導通する複数の空気管路を、ラジ
エータ同様に複数の波板状のフィンと積層し、空気管路
の放熱面積を拡大して放熱効率を高くする構造のもので
ある。このような空冷式のインタークーラ2にあって
は、冷却のための空気がインタークーラ2に大量に接触
するように、車両にエンジン3が搭載された際に、その
上面が進行方向に対して俯角を成すように固定されてい
る。
【0014】このインタークーラ2は、スロットルホデ
ィ4の空気導入口接続部41との接続部である出口側接
続部22と、ターボチャージャ1の空気導出口接続部1
1との接続部である入口側接続部23をタンク21,2
1の下面部に具備している。スロットルホディ4の空気
導入口接続部41と出口側接続部22とにより第1接続
部が構成される。また、ターボチャージャ1の空気導出
口接続部11と入口側接続部23とにより第2接続部が
構成される。出口側接続部22は、容易に変形しない、
例えば鋳鉄製あるいはアルミダイキャスト製等の金属製
若しくは硬質の合成樹脂製等の剛体からなる、インター
クーラ2の一方のタンク21と連通する接続パイプ22
aと、その接続パイプ22aの自由端側端部に一体に形
成される取付フランジ22bとを具備している。この出
口側接続部22とスロットルホディ4の空気導入口接続
部41とは、気密部材である例えばゴム製のOリング6
を介して気密性を高くしてホース等の別部品を介するこ
となく直接に嵌合により接続される。取付フランジ22
bは、その外側方つまりエンジン3と背向する側方に一
部が突出しており、その突出部分に回動規制機構5を構
成する固定用ボルト孔22cを備えている。一方、入口
側接続部23は、他方のタンク21と連通する剛体から
なるパイプにより形成される。この入口側接続部23に
は、可撓性を有する中空筒状部材である例えばゴム製の
ホース7が、脱抜防止のためのクリップ8により締め付
けられて接続される。
【0015】このインタークーラ2は、以下の手順によ
り取り付けられる。
【0016】まず、入口側接続部23にホース7を嵌合
し、クリップ8によりその嵌合部分を締め付けてホース
7を取り付ける。次に、スロットルホディ4の空気導入
口接続部41の取付フランジ41aに当接するまでOリ
ング6をはめ込み、出口側接続部22をOリングに接触
する位置まで下げてスロットルホディ4の空気導入口接
続部41に回動可能な状態で嵌合する。この状態におい
て、スロットルホディ4の空気導入口接続部41の接続
方向の軸である中心軸A1を回転の軸として、入口側接
続部23がターボチャージャ1に接近するようにインタ
ークーラ2を回転させる。スロットルホディ4の空気導
入口接続部41の中心軸A1とターボチャージャ1の空
気導出口接続部11の中心軸A2とは離間した状態で互
いに略垂直な角度を形成する位置関係を有する状態にあ
り、かつエンジン3のシリンダヘッドを挟んでその左右
に位置するので、インタークーラ2を出口側接続部22
を中心にして回動させると、入口側接続部23の回転軌
跡Tの接線方向Dにターボチャージャ1の空気導出口接
続部11の中心軸A2が重ね合わさった状態で、空気導
出口接続部11が入口側接続部23と対向するものとな
る。
【0017】このように、インタークーラ2の回動によ
り入口側接続部23のホース7がターボチャージャ1の
空気導出口接続部11に達したら、ホース7の自由端を
空気導出口接続部11に接続し、ホース7の接続部分を
クリップ8により締め付けて、ホース7が空気導出口接
続部11から脱抜することを規制する。この後、インタ
ークーラ2の下面部分に設けられた取付ブラケット24
をボルトで固定して、インタークーラ2全体をシリンダ
ヘッドカバー3aに固定する。一方、ターボチャージャ
1の空気導出口接続部11とインタークーラ2の入口側
接続部23とを接続した状態では、スロットルボディ4
の空気導入口接続部41と出口側接続部22との接続部
分において、スロットルホディ4の取付フランジ41a
における雌ねじ孔41bとインタークーラ2の入口側接
続部23の取付フランジ22bの固定用ボルト孔22c
とが一直線上に位置し、固定用ボルト51が雌ねじ孔4
1bに螺合し得る状態になっている。
【0018】この雌ねじ孔41bと固定用ボルト孔22
cとは、スロットルホディ4が回動されて、入口側接続
部23とターボチャージャ1の空気導出口接続部11と
が完全に接続し得る状態以外では一直線上に位置しな
い、つまり固定用ボルト孔22cが雌ねじ孔41bに完
全に重なり合うことはない。したがって、固定用ボルト
22cが螺合し得る状態となったことは、インタークー
ラ2の取付位置が所定の位置に固定されていることを意
味するもので、固定用ボルト51をセットすることがで
きることで、インタークーラ2の取付位置を確認する、
言い換えれば入口側接続部23と空気導出口接続部11
との正常な接続位置を確認することができる。そして、
固定用ボルト51を雌ねじ孔41bに螺合し、締め込む
ことによりインタークーラ2の回転を規制するととも
に、スロットルホディ4の空気導入口接続部41からイ
ンタークーラ2の出口側接続部22が脱抜するのを防ぐ
ことができる。
【0019】以上のように、インタークーラ2の取付
は、インタークーラ2の出口側接続部22をスロットル
ホディ4の空気導入口接続部41に回動可能に嵌合させ
た状態で、インタークーラ2の入口側接続部23をター
ボチャージャ1に接近するように回転させることによ
り、入口側接続部23とターボチャージャ1の空気導出
口接続部11とを接続することができるので、取付作業
を容易にすることができ、作業性を向上させることがで
きる。しかも、入口側接続部23とスロットルホディ4
の空気導入口接続部41とは、ホース等を使用すること
なく直接に接続されるので、接続に要する部品の点数を
削減することができ、製造費を低減することができる。
接続に際しては、インタークーラ2とスロットルボディ
4とを仮に接続した状態からインタークーラ2を回動さ
せるのみで、インタークーラ2とターボチャージャ1と
を接続し得るので、取付後に不要となる取付作業用の作
業空間を最小限に縮小することができ、エンジン3を含
むパワープラントの外形を小型化することができる。加
えて、回動規制機構5の雌ねじ孔41bと固定用ボルト
孔22cとが完全に一致し、固定用ボルト51が雌ねじ
孔41bに螺合し得る状態でのみターボチャージャ1の
空気導出口接続部11とインタークーラ2の入口側接続
部23とが接続し得ないので、雌ねじ孔41bと固定用
ボルト孔22cとの重なりを確認することによりインタ
ークーラ2の正常な取付位置を確認することができ、か
つインタークーラ2とターボチャージャ1との接続を正
常におこなうことができる。
【0020】また、入口側接続部23と空気導入口接続
部41との取付の軸線と出口側接続部22と空気導出口
接続部11との取付の軸線とが離間して互いに略垂直な
角度を形成している状態でインタークーラ2が取り付け
てあるので、それぞれの接続部分において接続が解除さ
れる方向が異なり、よって容易にインタークーラ2がス
ロットルホディ4及びターボチャージャ1から脱抜し得
ないものとすることができる。しかも、この入口側接続
部23と空気導入口接続部41とは、回動規制機構5を
構成する固定用ボルト51により締め付け固定されるの
で、インタークーラ2がこの接続部分を回動中心として
回動することを防止することができるとともに、インタ
ークーラ2がスロットルホディ4から脱抜するのを防止
することができる。
【0021】なお、本発明は以上に説明した実施例に限
定されるものではない。
【0022】上記実施例では、吸気系にスロットルボデ
ィ4が装着されたエンジンにおいて説明をしたが、吸気
系にキャブレタが装着されるものであってもよい。ま
た、ディーゼルエンジンに適用するものであってもよ
い。
【0023】また、上記実施例では、スロットルボディ
4とインタークーラ2とを回動可能な状態で接続してお
き、その後スロットルボディ4とインタークーラ2との
接続方向の軸を中心として回転させてインタークーラ2
をターボチャージャ1に接続したが、インタークーラ2
とターボチャージャ1とをホース7により接続した後、
スロットルボディ4とインタークーラ2とを直接に嵌合
により接続するものであってもよい。このような接続作
業を行うものにあっては、空気導出口接続部11が上向
きとなるようにターボチャージャ1が配設され、スロッ
トルボディ4の空気導入口接続部41がターボチャージ
ャ1の空気導出口接続部11の接続方向の軸を中心とす
るインタークーラ2の出口側接続部22の回転軌跡の接
線方向に向くように配設されるものであればよい。ま
た、回動規制機構5は、インタークーラ2の出口側接続
部22の部分に設けるものであればよい。
【0024】その他、各部の構成は図示例に限定される
ものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変
形が可能である。
【0025】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、第1接
続部と第2接続部との接続方向の軸が異なっているた
め、インタークーラのそれぞれの接続部における脱抜を
防止することができる。また、第1接続部と第2接続部
とのいずれか一方は、直接に嵌合により行われるので、
中空筒状部材を使用する必要がなく、部品点数を削減す
ることができ、製造費を低減することができる。
【0026】嵌合による接続構造となった第1接続部又
は第2接続部のインタークーラの出口側接続部又は入口
側接続部が、剛体で形成されてなり、嵌合された際に気
密部材により気密にされるものであれば、嵌合による接
続構造となった第1接続部又は第2接続部のインターク
ーラの出口側接続部又は入口側接続部が従来のようにホ
ース等を介在させることなく最短距離で両接続部が接続
されるので、組付作業を行うための空間を最小限にする
ことができる。
【0027】第1接続部と第2接続部とのいずれか一方
にインタークーラの回転及び抜け止めを規制する回動規
制機構を設け、第1接続部と第2接続部とのいずれか一
方が嵌合により接続された状態でのみ回動規制機構を機
能させるものであれば、第1接続部と第2接続部とのい
ずれか一方の接続が正確に行われていないと回動規制機
構が機能しないため、回動規制機構を機能させることに
よりインタークーラと吸気系又は過給機との接続の良否
を確認することができる。さらに、回動規制機構が機能
することにより、回動規制機構を設けた接続部の脱抜を
防止することが可能になるとともに、この接続部の回動
を規制するので、回動規制機構を設けていない接続部の
脱抜をも防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例をエンジンの一部を省略して
示す正面図。
【図2】同実施例のエンジンの一部を省略して示す側面
図。
【図3】同実施例の要部を拡大して示す分解斜視図。
【符号の説明】
1…ターボチャージャ 2…インタークーラ 4…スロットルボディ 5…回動規制機構 6…Oリング 7…ホース 11…空気導出口接続部 22…出口側接続部 23…入口側接続部 41…空気導入口接続部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】出口側接続部と入口側接続部とを具備して
    なるインタークーラを吸気系と過給機とに連通して取り
    付けるインタークーラの取付構造であって、 インタークーラの出口側接続部が吸気系の空気導入口に
    接続されてなる第1接続部と、インタークーラの入口側
    接続部が過給機の空気導出口接続部に接続されてなる第
    2接続部とを有し、 第1接続部と第2接続部とのいずれか一方が嵌合による
    接続構造であり、他方が一方の接続部の接続方向の軸を
    中心とするインタークーラの接続部の回転軌跡の接線方
    向において可撓性を有する中空筒状部材を介して接続さ
    れる接続構造であることを特徴とするインタークーラの
    取付構造。
  2. 【請求項2】嵌合による接続構造となった第1接続部又
    は第2接続部のインタークーラの出口側接続部又は入口
    側接続部が、剛体で形成されてなり、嵌合された際に気
    密部材により気密にされることを特徴とする請求項1記
    載のインタークーラの取付構造。
  3. 【請求項3】第1接続部と第2接続部とのいずれか一方
    にインタークーラの回転及び抜け止めを規制する回動規
    制機構を設け、第1接続部と第2接続部とのいずれか一
    方が嵌合により接続された状態でのみ回動規制機構を機
    能させることを特徴とする請求項1又は2記載のインタ
    ークーラの取付構造。
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