JP3514858B2 - エンジンの冷却装置 - Google Patents

エンジンの冷却装置

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JP3514858B2
JP3514858B2 JP01818495A JP1818495A JP3514858B2 JP 3514858 B2 JP3514858 B2 JP 3514858B2 JP 01818495 A JP01818495 A JP 01818495A JP 1818495 A JP1818495 A JP 1818495A JP 3514858 B2 JP3514858 B2 JP 3514858B2
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    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
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    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

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  • Lubrication Of Internal Combustion Engines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エンジンにおいて、給
気を冷却するインタークーラーを装備した場合の、イン
タークーラーの配置の改良に関する技術である。
【0002】
【従来技術】従来のエンジンにおいては、インタークー
ラーの取付を図12(例えば実開昭55−17643
8)に示す如く構成していたのである。即ち、シリンダ
ーヘッドHの給気側に給気マニホールドMを付設し、該
給気マニホールドMにインタークーラーAを装着するの
であるが、従来はインタークーラーAが断面視で正方形
又は長方形に構成されていたのである。故に、シリンダ
ブロックBのシリンダーヘッドHの下方に構成される括
れ凹部Kに嵌入配置することが出来ず、シリンダブロッ
クBの中心とインタークーラーAの手前端部との距離が
大きくなり、シリンダブロックBの正面側にインターク
ーラーAが突出することとなっていたのである。4はエ
アヒーター、5は給気通過部形状を示している。
【0003】また、従来のエンジンにおける潤滑油クー
ラーLの配置は、図13に示す如く構成されていた。即
ち、潤滑油クーラーLが左右に長い場合には、フライホ
イールケースFの側で、長い潤滑油クーラーLがフライ
ホイールケースFと干渉するのである。故に、該潤滑油
クーラーLはフライホイールケースFの外側に配置せざ
るを得ず、フライホイールケースFと潤滑油クーラーL
の間に間隙t1が出来てシリンダブロックBの前面に潤
滑油クーラーLが大きく突出してしまうこととなるので
ある。
【0004】また、インタークーラーAにおいて、給気
流入口から流入し、給気吐出口から吐出される給気の経
路が、従来は図14に示す如く、往復ターン部Uをイン
タークーラーAの前面側に構成していたのである。この
ように、往復ターン部Uが前面に在る場合には、シリン
ダブロックBの中心と往復ターン部Uとの距離t2が大
きくなり、インタークーラーAがエンジンの前面に突出
してくることとなるのである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の如く、
従来のインタークーラーAと潤滑油クーラーLの配置に
より発生していた、エンジンEの前部へのインタークー
ラーAと潤滑油クーラーLの突出部を解消し、エンジン
Eの据え付け面積を小にするものである。また、インタ
ークーラーAや潤滑油クーラーLをシリンダブロックB
に接近した位置に配置することにより、給気系統や冷却
水系統や潤滑油系統等の配管の長さを縮小し、給気や冷
却水や潤滑油の圧力損失の低減を図り、パイプの重量と
コストの低減を図り、インタークーラーAや潤滑油クー
ラーLの固定を確実に出来るように構成したものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の解決しようとす
る課題は以上の如くであり、次に該課題を解決する為の
手段を説明する。請求項1においては、給気を冷却する
インタークーラーAを装備したエンジンEにおいて、
エンジンEを構成するシリンダブロックBの前面に括れ
凹部Kを構成し、該括れ凹部Kの部分にインタークーラ
ーAを配置し、該インタークーラーAを側面視において
丸形に構成し、エンジンEの側面でインタークーラーA
を配置される側の側方に過給器Tを配置し、該インター
クーラーAと過給器Tの間を給気ダクト8により連結
し、更に該インタークーラーAの斜め上部に給気マニホ
ールドMを配置し、インタークーラーAは該給気マニホ
ールドMに直接に固定したものである。
【0007】請求項2においては、給気を冷却するイン
タークーラーAを装備したエンジンEにおいて、該エン
ジンEを構成するシリンダブロックBの前面に括れ凹部
Kを構成し、該括れ凹部Kの部分にインタークーラーA
を配置し、該インタークーラーAを側面視において丸形
に構成し、エンジンEの側面でインタークーラーAを配
置される側の側方にフライホイールケースFを配置し、
更に、該インタークーラーAの下方に潤滑油クーラーL
を並列して配置し、該インタークーラーAと潤滑油クー
ラーLのフライホイールケースF側の突出端を、フライ
ホイールケース Fの側面から突出しない位置としたもの
である。
【0008】請求項3においては、給気を冷却するイン
タークーラーAを装備したエンジンEにおいて、該エン
ジンEを構成するシリンダブロックBの前面に括れ凹部
Kを構成し、該括れ凹部Kの部分にインタークーラーA
を配置し、該インタークーラーAを側面視において丸形
に構成し、該インタークーラーAは、給気流入口24か
ら流入した給気が、インタークーラーA内で往復してか
ら給気マニホールドMに供給される2パス式とし、該給
気の往復ターン部UをインタークーラーAの下方に配置
したものである。
【0009】
【作用】次に作用を説明する。請求項1によれば、シリ
ンダブロックBの前面で、クランク軸中心よりも上側の
シリンダーヘッドHの下部に、括れ凹部Kが出来るが、
該括れ凹部Kの部分に丸形のインタークーラーAを配置
することにより、大容量のインタークーラーAであって
も、長方形のものより、エンジンの幅を狭くすることが
出来るのである。
【0010】また、インタークーラーAとシリンダブロ
ックBを接近させることが出来るので、給気系統と潤滑
油系統と、冷却水系統等のパイプを短く構成することが
でき、これらの圧力損失を低減し、パイプの重量を軽く
しコストを低減し、更にシリンダブロックBとインター
クーラーAの固定を確実にすることが出来る。
【0011】また、過給器TとインタークーラーAの間
の、給気の圧力損失を低減することができる。また、イ
ンタークーラーAは給気マニホールドMの斜め下方の位
置に、重複した状態で配置することが出来るので、エン
ジンの前後の長さを小さくすることが出来る。
【0012】請求項2によれば、潤滑油クーラーLとフ
ライホイールケースFとが干渉しないので、潤滑油クー
ラーLはフライホイールケースFと左右方向で重複させ
ることが出来るので、エンジンEの幅を小さくすること
ができる。また、インタークーラーAはフライホイール
ケースFと略同じ端面を有しているが、インタークーラ
ーAとフライホイールケースFとは上下に配置している
ので、両者は干渉しあうことなく共存することができる
ので、エンジンEの幅を大きくすることとはならないの
である。
【0013】請求項3によれば、圧力損失を回避する為
に往復ターン部Uの部分を大型に構成した場合でも、該
往復ターン部Uが突出しないので、エンジンEの幅が大
きくなることはなく、コンパクトで大容量のインターク
ーラーAとすることが出来た。
【0014】
【実施例】次に実施例を説明する。図1はシリンダブロ
ックBの前面でフライホイールケースFの側の側部に配
置したインタークーラーAの前面図、図2は同じく図1
の平面図、図3は同じくフライホイールケースFの側か
ら見た側面図、図4は過給器Tを図示した側面図、図5
はシリンダーヘッドHとシリンダブロックBとインター
クーラーAと潤滑油クーラーLの関係位置を示すフライ
ホイールケースF側の側面図、図6はインタークーラー
Aの側面固定蓋7とフライホイールケースFとの固定部
を示す図面、図7はインタークーラーAの両側を側面固
定蓋7と側面連結蓋9で支持した実施例の図面、図8は
同じくインタークーラーAを側面固定蓋7と側面連結蓋
9で支持した他の実施例を示す図面である。
【0015】図9はインタークーラーAが側面連結蓋9
に対して回転しないようにノックピン11を挿入した部
分の俯瞰図、図10は側面連結蓋9とインタークーラー
Aとの固定部を示す断面図、図11は側面固定蓋7と側
面連結蓋9の内部の冷却水通路の構成を示す図面、図1
2は従来の断面長方形のインタークーラーAの取付状態
を示す側面図、図13は従来の潤滑油クーラーLとフラ
イホイールケースFの関係位置を示す側面図、図14は
従来のインタークーラーAの往復ターン部Uの位置を示
す側面図、図15は従来のインタークーラーAの支持取
付方法を示す俯瞰図、図16は従来の他のインタークー
ラーAの支持取付方法を示す側面図である。
【0016】図1から図6において、シリンダブロック
BとシリンダーヘッドHとインタークーラーAと潤滑油
クーラーLとフライホイールケースFと過給器Tの位置
関係を説明する。シリンダブロックBの上部にシリンダ
ーヘッドHが載置されている。該シリンダーヘッドHの
前面側には給気マニホールドMが付設されており、シリ
ンダーヘッドHの後面側には排気マニホールドGが配置
されている。
【0017】該シリンダブロックBの正面視で左側面に
過給器Tが配置されている。該過給器Tはタービン1と
ブロワー2と給気口3により構成されている。前記排気
マニホールドGよりの排気が、過給器Tを構成するター
ビン1に供給されて、タービン軸を回転し、該軸により
ブロワー2を回転し、給気を過給状態とした上で、短い
給気ダクト8を介して、インタークーラーAの給気流入
口24に供給している。インタークーラーAは、図1と
図2に示す如く、シリンダブロックBと過給器Tとの両
方に渡る位置に配置されており、シリンダブロックBの
フライホイールケースF側の位置に固定されている。
【0018】そして、該インタークーラーAの固定は、
フライホイールケースFの側の側面固定蓋7よりブラケ
ットを突出して、図6に示す如く、締結ボルト10によ
り側面固定蓋7とフライホイールケースFの外周部分を
固定している。また、インタークーラーAの給気吐出口
12の部分は、シリンダーヘッドHの前面に固定された
給気マニホールドMに入口部分に固定されており、該給
気吐出口12の部分には、図5に示す如く、エアヒータ
ー4が立設されている。
【0019】また図5に示す如く、給気ダクト8からイ
ンタークーラーAの給気流入口24に供給された給気
は、インタークーラーAの内部で冷却コアの周囲を通過
して、一旦往復ターン部Uの部分まで下降し、次に往復
ターン部Uの部分でターンして上昇し、給気吐出口12
から給気マニホールドMに入るのである。図5はインタ
ークーラーAと給気マニホールドMが給気吐出口12の
部分で連結された部分の断面図である。本発明において
は、該往復ターン部UをインタークーラーAの下方の位
置に配置しているので、従来技術である図14の如く、
往復ターン部Uの部分がエンジンEの前面側に突出され
ることが無くなったのである。
【0020】該インタークーラーAと潤滑油クーラーL
に供給される冷却用海水は、図3に示す冷却水流入口1
8からインタークーラーAの内部の冷却コアに流入し、
該インタークーラーAの内部を通過した後に、図3と図
2に図示する冷却水連通管6により潤滑油クーラーLの
冷却コアに供給される。該潤滑油クーラーLの冷却コア
を通過した後に、冷却水吐出口19から海中に戻される
経路に入る。
【0021】そして、本発明においては、図1と図2に
図示する如く、インタークーラーAはフライホイールケ
ースFの側面近くまで突出して、フライホイールケース
Fの一部と側面固定蓋7において、締結ボルト10によ
り固定している。これに対して、潤滑油クーラーLはフ
ライホイールケースFの手前で、シリンダブロックBの
側面位置までの長さとして、フライホイールケースFと
潤滑油クーラーLとは干渉しない位置に配置しているの
である。
【0022】これにより、フライホイールケースFと潤
滑油クーラーLは干渉しないので、シリンダブロックB
とフライホイールケースFとの間に出来る、デットスペ
ースに潤滑油クーラーLを配置することが出来るのであ
る。またインタークーラーAの固定はフライホイールケ
ースFに対して、側面固定蓋7の部分に固定することが
できるので、簡潔な構成となるのである。該側面固定蓋
7には冷却水流入口18も構成されており、該側面固定
蓋7が固定ブラケットと冷却水流入口18とを兼用する
ことができるのである。
【0023】また、図3と図4に示す如く、本発明にお
いては、インタークーラーAをシリンダブロックBの側
方で、シリンダーヘッドHとの間に構成される括れ凹部
Kの部分に嵌入配置しているのである。該括れ凹部Kの
位置は、フライホイールケースFの位置よりも上方であ
り、フライホイールケースFと干渉することもなく、ま
たシリンダブロックBが括れ凹部Kとなっているので、
丸形のインタークーラーAをこの括れ凹部Kの内部に嵌
入配置され、インタークーラーAがエンジンEの前面に
突出することがないのである。5は給気通過部形状であ
る。なお、インタークーラーAの形状は厳密な意味の丸
のみではなく、これに類似するものも含むものである。
【0024】図8と図9においては、インタークーラー
Aの支持方法を図示している。本構成においては、イン
タークーラーAの両側を側面固定蓋7と側面連結蓋9を
外嵌して支持しており、該側面固定蓋7と側面連結蓋9
を、給気マニホールドM等に固定するのである。そして
図8においては側面固定蓋7に冷却水吐出口19が構成
されており、側面連結蓋9に冷却水流入口18が固定さ
れており、潤滑油クーラーLは並設されていない構成が
開示されている。
【0025】図9においては、側面連結蓋9に係合凹部
21を構成して、該係合凹部21の部分にノックピン1
1を嵌入している。該ノックピン11と係合凹部21が
干渉することにより、インタークーラーAが側面連結蓋
9に対して回転するのを阻止している。図10はインタ
ークーラーAと側面連結蓋9の固定部分を示している。
インタークーラーAとシールリング22はロウ付け15
で固定されており、該シールリング22の外側にOリン
グ14を介して、側面連結蓋9を外嵌している。これに
より、側面連結蓋9の部分を通過する冷却水が漏れ出す
ことの無いように構成している。
【0026】図11においては、内部の冷却コアの冷却
管を3組に分けて、3パス式としたインタークーラーA
の構成が開示されている。該インタークーラーAの内部
に配置した冷却管はa,b,cと3等分されており、該
インタークーラーAの一端部には、240度蓋27がロ
ウ付けされている。またインタークーラーAの他端部に
は240度蓋29がロウ付けされている。さらに240
度蓋27と240度蓋29の上に側面固定蓋7と側面連
結蓋9が密閉外嵌されているのである。故に、側面固定
蓋7から流入した冷却水は、冷却管群aの240度蓋2
9の側から入り、240度蓋27の側の冷却管群aで吐
出される。
【0027】該部分には密閉された240度蓋27が配
置されているので、該冷却管群aから出た冷却水は冷却
管群bに移動する。該冷却管群bの240度蓋27の側
から入った冷却水は、冷却管群bの内部を通過して、2
40度蓋29の側の内部に吐出される。該240度蓋2
9の内部が連通されているので、冷却管群cの240度
蓋29の側から再度冷却コアに入り、240度蓋29の
側に冷却管群cにおいて吐出されるのである。これによ
り、該インタークーラーAの内部を3回通過することと
なる。
【0028】図7においては、インタークーラーAと潤
滑油クーラーL又は清水クーラーCを一体化した構成が
開示されている。即ち、側面固定蓋7の側の冷却水流入
口18から流入した海水が、インタークーラーAの内部
を通過して、側面連結蓋9にでて、側面連結蓋9の内部
の連結孔から、潤滑油クーラーL又は清水クーラーCに
入り、冷却水吐出口19から出ていく。該潤滑油クーラ
ーL又は清水クーラーCには、流入口26と吐出口23
が設けられている。
【0029】図15と図16においては、従来のインタ
ークーラーAの支持方法が開示されている。従来は、イ
ンタークーラーAの両端に支持ブラケット27又は28
を嵌入して支持し、該支持ブラケット27又は28を直
接にシリンダブロックBに固定していたのである。本構
成はこの支持ブラケット27又は28に代えて、側面固
定蓋7と側面連結蓋9を用いたものである。
【0030】
【発明の効果】本発明は以上の如く構成したので、次の
ような効果を奏するのである。請求項1の如く構成した
ので、シリンダブロックBの前面で、クランク軸中心よ
りも上側のシリンダーヘッドHの下部に、括れ凹部Kが
出来るが、該括れ凹部Kの部分に丸形のインタークーラ
ーAを配置することにより、大容量のインタークーラー
Aであっても、長方形のものより、エンジンの幅を狭く
することが出来るのである。また、インタークーラーA
とシリンダブロックBを接近させることが出来るので、
給気系統と潤滑油系統と、冷却水系統等のパイプを短く
構成することができ、これらの圧力損失を低減し、パイ
プの重量を軽くしコストを低減し、更にシリンダブロッ
クBとインタークーラーAの固定を確実にすることが出
来るのである。また、過給器TとインタークーラーAの
間の、給気の圧力損失を低減することができる。また、
インタークーラーAは給気マニホールドMの斜め下方の
位置に、重複した状態で配置することが出来るので、エ
ンジンの前後の長さを小さくすることが出来るのであ
る。
【0031】請求項2の如く構成したので、潤滑油クー
ラーLとフライホイールケースFとが干渉しないので、
潤滑油クーラーLはフライホイールケースFと左右方向
で重複させることが出来るので、エンジンEの幅を小さ
くすることができる。また、インタークーラーAはフラ
イホイールケースFと略同じ端面を有しているが、イン
タークーラーAとフライホイールケースFとは上下に配
置しているので、両者は干渉しあうことなく共存するこ
とができるので、エンジンEの幅を大きくすることとは
ならないのである。
【0032】請求項3の如く、給気流入口24から流入
した給気が、インタークーラーA内で往復してから給気
マニホールドMに供給される2パス式のインタークーラ
ーAを、前面に装備したエンジンEにおいて、該給気の
往復ターン部UをインタークーラーAの下方に位置する
ように配置したので、圧力損失を回避する為に往復ター
ン部Uの部分を大型に構成した場合でも、該往復ターン
部Uが突出しないので、エンジンEの幅が大きくなるこ
とはなく、コンパクトで大容量のインタークーラーAと
することが出来たのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】シリンダブロックBの前面でフライホイールケ
ースFの側の側部に配置したインタークーラーAの前面
図。
【図2】同じく図1の平面図。
【図3】同じくフライホイールケースFの側から見た側
面図。
【図4】過給器Tを図示した側面図。
【図5】シリンダーヘッドHとシリンダブロックBとイ
ンタークーラーAと潤滑油クーラーLの関係位置を示す
フライホイールケースF側の側面図。
【図6】インタークーラーAの側面固定蓋7とフライホ
イールケースFとの固定部を示す図面。
【図7】インタークーラーAの両側を側面固定蓋7と側
面連結蓋9で支持した実施例の図面。
【図8】同じくインタークーラーAを側面固定蓋7と側
面連結蓋9で支持した他の実施例を示す図面。
【図9】インタークーラーAが側面連結蓋9に対して回
転しないようにノックピン11を挿入した部分の俯瞰
図。
【図10】側面連結蓋9とインタークーラーAとの固定
部を示す断面図。
【図11】側面固定蓋7と側面連結蓋9の内部の冷却水
通路の構成を示す図面。
【図12】従来の断面長方形のインタークーラーAの取
付状態を示す側面図。
【図13】従来の潤滑油クーラーLとフライホイールケ
ースFの関係位置を示す側面図。
【図14】従来のインタークーラーAの往復ターン部U
の位置を示す側面図。
【図15】従来のインタークーラーAの支持取付方法を
示す俯瞰図。
【図16】従来の他のインタークーラーAの支持取付方
法を示す側面図。
【符号の説明】
A インタークーラー B シリンダブロック C 清水クーラー E エンジン F フライホイールケース G 排気マニホールド H シリンダーヘッド K 括れ凹部 M 給気マニホールド 1 タービン 2 ブロワー 3 給気口 4 エアヒーター 5 給気通過部形状 6 冷却水連通管 7 側面固定蓋 8 給気ダクト 9 側面連結蓋
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F02B 29/04 F01P 11/08

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給気を冷却するインタークーラーAを装
    備したエンジンEにおいて、該エンジンEを構成するシ
    リンダブロックBの前面に括れ凹部Kを構成し、該括れ
    凹部Kの部分にインタークーラーAを配置し、該インタ
    ークーラーAを側面視において丸形に構成し、エンジン
    Eの側面でインタークーラーAを配置される側の側方に
    過給器Tを配置し、該インタークーラーAと過給器Tの
    間を給気ダクト8により連結し、更に該インタークーラ
    ーAの斜め上部に給気マニホールドMを配置し、インタ
    ークーラーAは該給気マニホールドMに直接に固定した
    ことを特徴とするエンジンの冷却装置。
  2. 【請求項2】 給気を冷却するインタークーラーAを装
    備したエンジンEにおいて、該エンジンEを構成するシ
    リンダブロックBの前面に括れ凹部Kを構成し、該括れ
    凹部Kの部分にインタークーラーAを配置し、該インタ
    ークーラーAを側面視において丸形に構成し、エンジン
    Eの側面でインタークーラーAを配置される側の側方に
    フライホイールケースFを配置し、更に、該インターク
    ーラーAの下方に潤滑油クーラーLを並列して配置し、
    該インタークーラーAと潤滑油クーラーLのフライホイ
    ールケースF側の突出端を、フライホイールケースFの
    側面から突出しない位置としたことを特徴とするエンジ
    ンの冷却装置。
  3. 【請求項3】 給気を冷却するインタークーラーAを装
    備したエンジンEにおいて、該エンジンEを構成するシ
    リンダブロックBの前面に括れ凹部Kを構成し、該括れ
    凹部Kの部分にインタークーラーAを配置し、該インタ
    ークーラーAを側面視において丸形に構成し、該インタ
    ークーラーAは、給気流入口24から流入した給気が、
    インタークーラーA内で往復してから給気マニホールド
    Mに供給される2パス式とし、該給気の往復ターン部U
    をインタークーラーAの下方に配置したことを特徴とす
    るエンジンの冷却装置。
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