JP2001303845A - 扉制動装置 - Google Patents

扉制動装置

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JP2001303845A
JP2001303845A JP2000118796A JP2000118796A JP2001303845A JP 2001303845 A JP2001303845 A JP 2001303845A JP 2000118796 A JP2000118796 A JP 2000118796A JP 2000118796 A JP2000118796 A JP 2000118796A JP 2001303845 A JP2001303845 A JP 2001303845A
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Japan
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door
braking device
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rotating
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JP2000118796A
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English (en)
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Yasushi Demukai
康司 出向井
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Nippon Door Check Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Nippon Door Check Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】スライド式扉あるいは回転式扉などの扉が急激
に閉じたり開くのを防止するための制動作用を行なう際
に扉の制動が容易且つ安定して行なえる扉制動装置を安
価に提供する。 【解決手段】スライド式扉1側に取り付けられる制動装
置本体7と、この制動装置本体7内に収納され鉛直方向
の軸10と一体に回転する回転体8と、制動装置本体7
内に充填され前記回転体8の周りを取り囲む粘性流体1
9と、制動装置本体7から突出する前記軸10に一方ク
ラッチ14a,14bを介して取り付けられて前記回転
体8と一体に鉛直軸心の周りで回転する上下二段の摩擦
ローラー13a,13bと、スライド式扉1の閉まり際
の位置近傍において一方の摩擦ローラー13aが当接す
るように建物側に取り付けられた接触部材15aおよび
スライド式扉1の開き際の位置近傍で他方の摩擦ローラ
ー13bが当接するように建物側に取り付けられた接触
部材とからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばスライド式
扉あるいは回転式扉などの扉の開閉動作時に扉の制動を
行なう扉制動装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、例えばスライド式扉において
開かれた扉を自動的に閉じるためにばね力などを利用し
た駆動装置が組み込まれ、閉まり際において扉が慣性力
により急激に閉まるのを防止する扉の制動装置として、
ピストン・シリンダーを組み合わせた油圧装置や空気圧
装置などがあるが、製作の加工に精度を要して価格が高
くなるという問題がある。また、歯車を組み合わせた粘
性流体装置などのものもあるが、扉の閉動途中より制動
作用を行なう際に歯車の噛み合いが難しく、歯車の噛み
合いが合わなかったり、噛み合い時に衝撃音が出たり、
また歯車の噛み合い不良により破損が生じ、扉の閉動途
中で扉が停止したりするという問題がある。また、スラ
イド式扉が閉じ始めるとき、速度が速いと、脚の不自由
な人や車椅子の通行がしにくいという問題もある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような課
題を解決するもので、スライド式扉あるいは回転式扉な
どの扉が急激に閉じたり開くのを防止するための制動作
用を行なう際に扉の制動が容易且つ安定して行なえ、さ
らには脚の不自由な人や車椅子の通行が行ない易くする
ための扉制動装置を安価に提供することを目的とするも
のである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明は、扉側に取り付けられる制動装置本体と、こ
の制動装置本体内に収納され鉛直方向の軸と一体に回転
する回転体と、制動装置本体内に充填され前記回転板の
周りを取り囲む粘性流体と、制動装置本体から突出する
前記軸に取り付けられて前記回転体と一体に鉛直軸心の
周りで回転する上下二段の摩擦ローラーと、扉の閉まり
際の位置近傍において一方の摩擦ローラーが当接するよ
うに建物側に取り付けられた接触部材および扉の開き際
の位置近傍で他方の摩擦ローラーが当接するように建物
側に取り付けられた接触部材とからなり、一方の摩擦ロ
ーラーは扉の閉じ方向に働くように前記軸に一方クラッ
チを介して支持され、他方の摩擦ローラーは扉の開き方
向に働くように前記軸に一方クラッチを介して支持され
ていることを要旨とするものである。また本発明は、扉
の開き際の位置近傍で一方の摩擦ローラーが当接するよ
うに建物側に接触部材を取り付けてなることを要旨とす
るものである。また本発明は、制動装置本体内において
回転体を回転体の外面との間に僅かな隙間をもって包む
ように環状体を設け、この環状体は制動装置本体の外側
から操作用つまみの操作により上下動可能に構成されて
いることを要旨とするものである。また本発明は、回転
体は歯車により噛み合わせて連動するように複数個設け
られていることを要旨とするものである。さらに本発明
は、接触部材の長さ方向両端に面取りを施して緩やかな
傾斜面を形成したことを要旨とするものである。
【0005】この構成により、扉の閉まり際および開き
際、さらに必要に応じて扉の閉まり始めにおいて摩擦ロ
ーラーが接触部材に接触して回転しながら扉は閉動もし
くは開動し、そのとき前記摩擦ローラーの軸に繋がる回
転体が制動装置本体の内部の粘性流体で囲まれた環境の
中に設けられていることから、摩擦ローラーとともに回
転しようとする回転体は粘性抵抗を受け、この粘性抵抗
が前記摩擦ローラーと接触部材との間の接触摩擦に加わ
り、扉の閉塞方向への動きにブレーキ(制動力)がかか
り、扉が急激に閉じたり、扉が勢い良く開かれることに
より戸当りに強く当るのを防止し、さらには必要に応じ
て扉の閉まり始めにおいてブレーキ(制動力)がかかる
ようにすることにより脚の不自由な人や車椅子の通行が
行ない易くなる。このとき、前記接触部材の長さ方向両
端に面取りを施して緩やかな傾斜面を形成しておくこと
により、制動力が作用し始めるとき、即ち摩擦ローラー
が接触部材に当接し始めるときに、何ら衝撃音が発生す
るようなことがなく、また当接不良や破損などの危険性
もなく、安定した静かな制動が得られる。特に、本発明
によれば、制動装置本体の内部で回転体を包む環状体が
回転体の外面との間に僅かな隙間をもって設けられ、回
転体は回転体と環状体との間に存在する粘性流体で囲ま
れており、制動装置本体の外側から操作用つまみを操作
して環状体を上下動させ環状体と回転体との嵌合深さを
変えることにより接合面積が変化し、制動力の粘性抵抗
の調整を行なうことができる。また、回転体は歯車によ
り噛み合わせて連動するように複数個設けることによ
り、大きな制動力を得ることができる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面に基づいて説明する。先ず、図1〜図5に示す
第1の実施の形態について説明すると、1は建物の出入
り口部2を開閉するために設けられたスライド式扉で、
このスライド式扉1は出入り口部2の上方に水平に設け
られたレール3に沿って出入り口部2を閉じた状態と開
いた状態との間でスライドするように構成されている。
つまり、スライド式扉1の上端には前記レール3上に載
るローラー4を備えたハンガー5がスライド式扉1を正
面から見て左右に取り付けられ、レール3に沿ってスラ
イドする構成となっている。6はスライド式扉1が閉じ
た側での前記レール3の端部に取り付けられた駆動装置
で、スライド式扉1はこの駆動装置6のばね力により自
動的に閉じられるようになっている。
【0007】7は前記ハンガー5に取り付けられた扉制
動装置本体で、この扉制動装置本体7は前記ハンガー5
にブラケット(図示せず)などを介してにより取り付け
られ、この制動装置本体7内に鉛直軸心の周りで回転す
る回転体8が3つ水平に並ぶように収納されているとと
もに、この3つの回転体8の周りを1つの環状体9で包
むようにしている。この環状体9の内面と前記回転体8
の外周面とは僅かな隙間をもって近接している。前記3
つの回転体8にはそれぞれ鉛直方向に向く軸10が一体
的に設けられ、この軸10の上下端部を制動装置本体7
に回転自在に支持し、各回転体8の下側には歯車11が
取り付けられ、隣り合う歯車11同士が互いに噛み合う
ように構成されている。前記3つの回転体8の中央の回
転体8に設けられた軸10の上端は前記制動装置本体7
に形成された孔部12を貫通して制動装置本体7の上方
に突出し、制動装置本体7から突出する軸10の上端に
は回転体8と一体に鉛直軸心の周りで回転する摩擦ロー
ラー13a,13bが二段に取り付けられている。上段
の摩擦ローラー13aと下段の摩擦ローラー13bは前
記軸10に対して一方クラッチ14a,14bを介して
取り付けられ、上段の摩擦ローラー13aはスライド式
扉1が閉じるときにスライド式扉1の閉まり際の位置近
傍、詳しくはスライド式扉1が完全に閉じる手前の位置
から完全に閉じた位置との間の範囲で前記レール3と平
行にレール3に取り付けられたウレタン樹脂などからな
る長尺状の接触部材15aに当接して回転してその回転
を軸10に伝えるように構成され、下段の摩擦ローラー
13bはスライド式扉1が開くときにスライド式扉1の
開き際の位置近傍、詳しくはスライド式扉1が完全に開
かれる手前の位置から完全に開かれた位置との間の範囲
で前記レール3と平行にレール3に取り付けられたウレ
タン樹脂などからなる長尺状の接触部材15bに当接し
て回転してその回転を軸10に伝えるように構成されて
いる。つまり、上段の摩擦ローラー13aはスライド式
扉1の閉じ方向に働き、下段の摩擦ローラー13bはス
ライド式扉1の開き方向に働くようになっている。さら
に詳しくは、前記各摩擦ローラー13a,13bの表面
はローレット加工が施され、また前記接触部材15a,
15bの長さ方向両端に面取りを施して緩やかな傾斜面
15a’,15b’を備え、摩擦ローラー13a,13
bが接触部材15a,15bに当接する際、摩擦ローラ
ー13aと接触部材15aとの接触摩擦、摩擦ローラー
13bと接触部材15bとの接触摩擦は前記傾斜面15
a’,15b’を昇りながら徐々に大きくなり、水平面
で最大となる。なお。16は前記中央の回転体8の両側
に位置する回転体8の軸10の上下端部を制動装置本体
7に対して回転自在に支持するための含油軸受、17は
前記前記中央の回転体8の下端部を制動装置本体7に対
して回転自在に支持するための含油軸受、18は前記前
記中央の回転体8を前記制動装置本体7の孔部12で回
転自在に支持するための含油軸受である。
【0008】さらに、本実施の形態において、前記制動
装置本体7の内部には粘性流体19が充填されており、
この粘性流体19は前記各回転体8の外周面と環状体9
の内面との僅かな隙間にも浸入して、各回転体8はこの
隙間内に存在する粘性流体19で囲まれた環境の中に設
けられていることから、回転板8は回転時に粘性抵抗を
受けることになる。また、前記環状体9は制動装置本体
7の内部で上下動できるように構成されている。そのた
めの構成として、制動装置本体7の中央部に外側に突出
する操作用つまみ20が回転自在に設けられ、この操作
用つまみ20を回転自在に支持する軸21の先端には制
動装置本体7の内部において操作用つまみ20の回転軸
心から偏芯する位置に係合ピン22が設けられ、この係
合ピン22を前記環状体9の外面に形成された¬状の溝
部23に係合させてあり、クランク構造で操作用つまみ
20と溝部23が繋がっており、前記操作用つまみ20
を回転させることにより前記環状体9は制動装置本体7
の内部で上下動することになる。このように環状体9を
上下動させて環状体9と回転体8との嵌合深さを変える
ことにより接合面積が変化し、制動力の粘性抵抗の調整
を行なうことができる。
【0009】上記構成において、スライド式扉1が閉じ
る方向に移動する際にスライド式扉1の閉まり際におい
て上段の摩擦ローラー13aが接触部材15aに当接す
る結果、スライド式扉1の移動とともに摩擦ローラー1
3aは接触摩擦により回転し、その回転が中央の回転体
8に設けられた軸10に伝えられるとともに、前記歯車
11同士の噛み合いにより中央の回転体8の両側に位置
する回転体8にも伝えられ、それにより3つの回転体8
が同時に回転する。そのとき3つの回転体8は前述のよ
うに環状体9により囲まれ、3つの回転体8は環状体9
と回転体8との間に存在する粘性流体11で囲まれた環
境の中にあることから、摩擦ローラー13aとともに回
転しようとする回転板8は粘性抵抗を受け、この粘性抵
抗が前記摩擦ローラー13aと接触部材15aとの間の
接触摩擦に加わり、スライド式扉1の閉塞方向への動き
にブレーキ(制動力)がかかり、扉が急激に閉じるのを
防止することができる。
【0010】また、スライド式扉1が開く方向に移動す
る際にスライド式扉1の開き際において下段の摩擦ロー
ラー13bが接触部材15bに当接する結果、スライド
式扉1の移動とともに摩擦ローラー13bは接触摩擦に
より回転し、その回転により前述同様に3つの回転体8
が同時に回転する。そのとき3つの回転体8は粘性流体
11で囲まれた環境の中にあることから、摩擦ローラー
13bとともに回転しようとする回転板8は粘性抵抗を
受け、この粘性抵抗が前記摩擦ローラー13bと接触部
材15bとの間の接触摩擦に加わり、スライド式扉1の
開き方向への動きにブレーキ(制動力)がかかり、扉が
急激に開かれるのを防止することができる。
【0011】ところで、前記回転体8を包む環状体9は
前述のように前記操作用つまみ20の回転により上下動
して回転体8との嵌合深さを調整可能となっており、環
状体9を下降させて回転体8との嵌合深さを大きくする
ことにより接合面積が大きくなって回転板8に加わる粘
性抵抗は大きくなり、大きな制動力が得られ、また環状
体9を上昇させて回転体8との嵌合深さを小さくするこ
とにより接合面積が小さくなって回転板8に加わる粘性
抵抗は小さくなり、小さな制動力が得られる。このよう
に、操作用つまみ20により環状体9を上下動させて回
転体8との嵌合深さでもって接合面積を調整することに
より、制動力の調整を行なうことができる。
【0012】次に、図6に示す第2の実施の形態につい
て説明すると、この第2の実施の形態は前記第1の実施
の形態の構成に加えて、スライド式扉1の開き際の位置
近傍、即ちスライド式扉1が完全に開かれる手前の位置
から完全に開かれた位置との間の範囲で前記接触部材1
5bの上側にウレタン樹脂などからなる長尺状の接触部
材15cを前記レール3と平行にレール3に取り付けて
ある。この構成により、前記スライド式扉1の閉まり始
めにおいて上段の摩擦ローラー13aが接触部材15c
に当接する結果、スライド式扉1の閉まり始めにおいて
も閉塞方向への動きにブレーキ(制動力)がかかり、ス
ライド式扉1はゆっくりと閉まり始めることになる。な
お、この第2の実施の形態においても接触部材15cの
長さ方向両端に面取りを施して緩やかな傾斜面15c’
が形成されている。
【0013】ところで、以上述べた実施の形態ではスラ
イド式扉1の閉塞方向への動作時に制動力を与えるよう
にしてあるが、回転式扉に対しても上記のような扉制動
装置を回転式扉の回転軸心の周りに設けることにより同
様に制動力を与えることができる。
【0014】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、扉の閉ま
り際および開き際、さらに必要に応じて扉の閉まり始め
において摩擦ローラーが接触部材に接触して回転しなが
ら扉は閉動もしくは開動し、そのとき前記摩擦ローラー
の軸に繋がる回転体が制動装置本体の内部の粘性流体で
囲まれた環境の中に設けられていることから、摩擦ロー
ラーとともに回転しようとする回転体は粘性抵抗を受
け、この粘性抵抗が前記摩擦ローラーと接触部材との間
の接触摩擦に加わり、扉の閉塞方向への動きにブレーキ
(制動力)がかかり、扉が急激に閉じたり、扉が勢い良
く開かれることにより戸当りに強く当るのを防止し、さ
らには必要に応じて扉の閉まり始めにおいてブレーキ
(制動力)がかかるようにすることにより脚の不自由な
人や車椅子の通行が行ない易くなる。このとき、前記接
触部材の長さ方向両端に面取りを施して緩やかな傾斜面
を形成しておくことにより、制動力が作用し始めると
き、即ち摩擦ローラーが接触部材に当接し始めるとき
に、何ら衝撃音が発生するようなことがなく、また当接
不良や破損などの危険性もなく、安定した静かな制動が
得られる。特に、本発明によれば、制動装置本体の内部
で回転体を包む環状体が回転体の外面との間に僅かな隙
間をもって設けられ、回転体は回転体と環状体との間に
存在する粘性流体で囲まれており、制動装置本体の外側
から操作用つまみを操作して環状体を上下動させること
により環状体と回転体との嵌合深さを変化させて制動力
の調整を行なうことができる。また、回転体は歯車によ
り噛み合わせて連動するように複数個設けることによ
り、大きな制動力を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態においてスライド式
扉に扉制動装置をセットした状態を示す正面図である。
【図2】同接触摩擦と摩擦ローラーの関係を示す概略平
面図である。
【図3】同扉制動装置取り付け部の拡大正面図である。
【図4】同扉制動装置の拡大平面図である。
【図5】同扉制動装置の拡大正面断面図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態においてスライド式
扉に扉制動装置をセットした状態を示す正面図である。
【符号の説明】 1 スライド式扉 2 出入り口部 3 レール 4 ローラー 5 ハンガー 6 駆動装置 7 扉制動装置本体 8 回転体 9 環状体 10 軸 11 歯車 12 孔部 13a,13b 摩擦ローラー 14a,14b 一方クラッチ 15a,15b,15c 接触部材 15a’,15b’,15c’ 傾斜面 19 粘性流体 20 操作用つまみ 21 軸 22 係合ピン 23 溝部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 扉側に取り付けられる制動装置本体と、こ
    の制動装置本体内に収納され鉛直方向の軸と一体に回転
    する回転体と、制動装置本体内に充填され前記回転板の
    周りを取り囲む粘性流体と、制動装置本体から突出する
    前記軸に取り付けられて前記回転体と一体に鉛直軸心の
    周りで回転する上下二段の摩擦ローラーと、扉の閉まり
    際の位置近傍において一方の摩擦ローラーが当接するよ
    うに建物側に取り付けられた接触部材および扉の開き際
    の位置近傍で他方の摩擦ローラーが当接するように建物
    側に取り付けられた接触部材とからなり、一方の摩擦ロ
    ーラーは扉の閉じ方向に働くように前記軸に一方クラッ
    チを介して支持され、他方の摩擦ローラーは扉の開き方
    向に働くように前記軸に一方クラッチを介して支持され
    ていることを特徴とする扉制動装置。
  2. 【請求項2】 扉の開き際の位置近傍で一方の摩擦ローラ
    ーが当接するように建物側に接触部材を取り付けてなる
    ことを特徴とする請求項1記載の扉制動装置。
  3. 【請求項3】 制動装置本体内において回転体を回転体の
    外面との間に僅かな隙間をもって包むように環状体を設
    け、この環状体は制動装置本体の外側から操作用つまみ
    の操作により上下動可能に構成されていることを特徴と
    する請求項1または2記載の扉制動装置。
  4. 【請求項4】 回転体は歯車により噛み合わせて連動する
    ように複数個設けられていることを特徴とする請求項1
    または2または3記載の扉制動装置。
  5. 【請求項5】 接触部材の長さ方向両端に面取りを施して
    緩やかな傾斜面を形成したことを特徴とする請求項1ま
    たは2または3または4記載の扉制動装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008297734A (ja) * 2007-05-30 2008-12-11 Comany Inc 移動壁のブレーキ装置及び移動壁の吊車
JP2019157980A (ja) * 2018-03-12 2019-09-19 リョービ株式会社 複列式トルク調整機構付き並列型回転ダンパおよびそれを用いた一方向移動制動装置

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