JP2001302436A - ポリビニルアルコールを含有する固形水性ゲル形態の化粧品組成物と該組成物の調製方法 - Google Patents

ポリビニルアルコールを含有する固形水性ゲル形態の化粧品組成物と該組成物の調製方法

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JP2001302436A JP2001077291A JP2001077291A JP2001302436A JP 2001302436 A JP2001302436 A JP 2001302436A JP 2001077291 A JP2001077291 A JP 2001077291A JP 2001077291 A JP2001077291 A JP 2001077291A JP 2001302436 A JP2001302436 A JP 2001302436A
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    • C08J2329/02Homopolymers or copolymers of unsaturated alcohols
    • C08J2329/04Polyvinyl alcohol; Partially hydrolysed homopolymers or copolymers of esters of unsaturated alcohols with saturated carboxylic acids

Abstract

(57)【要約】 【課題】 皮膚への適用時の清涼感等を備え、調製が容
易な固形水性ゲルの形態の化粧品組成物を提供する。 【解決手段】 式(I): 【化1】 の単位と任意に式(II): 【化2】 の単位を含むポリビニルアルコール系ポリマーを含む化
粧品的に許容可能な媒体を含有せしめ、応力測定値が2
00から10000パスカルの化粧品組成物とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特に化粧用途を意
図した、例えばケア(手入れ)又はメークアップ組成物
のような固形組成物、より詳細には特にスティック又は
チューブの形態の組成物に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】固形形
態の多くの製品が化粧品産業において知られている。例
えばメークアップの分野では口紅のチューブ又は「ステ
ィック」、ファンデーション又はアイシャドウを;スキ
ンケア又はリップケアの分野では、リップ修復ペンシル
及び顔料除去(depigmenting)、メークアップ除去又は保
湿チューブ又は「スティック」を;衛生品の分野ではデ
オドラントスティック及びシェービングもしくは皮膚の
洗浄用のフォーミングスティック又はバーが特に挙げら
れる。固形形態の製品が利用できると、かかる製品は使
用勝手がよく、持ち運びが簡単で、製品が流れ出すこと
もないので、特に有利である。
【0003】これらの製品は、一方では快適さと柔軟さ
から脂肪相を、他方では所望の色彩をメークアップ製品
に付与する粉状相をベースとして一般に処方されてい
る。この粉状相は顔料及び/又はフィラー及び/又は真
珠光沢剤を含有することができる。脂肪相はロウ及び/
又は油及び/又はペースト状化合物を一般に含有する。
しかし、ロウ基剤で処方されたスティックは、ある欠点
を有している:必ずしも全ての使用者によっては理解さ
れない油性感を有しており、適用したときに清涼感に欠
ける。また、中に親水性の活性剤を導入することが難し
い。
【0004】従って、できる限り高い濃度で水性相を含
有する化粧スティックを求める傾向は増加している。言
うまでもなく、デオドラントスティックのように非脂性
のスティックを製作することは知られているが、そのよ
うなスティックはステアリン酸ナトリウム又はステアリ
ン酸トリエタノールアミンのような石鹸をゲル化剤とし
て用いて処方されることが多く、よって皮膚に刺激的な
塩基性のpHを有している。
【0005】固形の水性ゲルがまた特に国際公開97/
17055号及び同97/17053公報において知ら
れている。しかし、これらのゲルはかなり高い濃度のゲ
ル化剤を使用することを必要としており、皮膚に適用し
たときに清涼感と柔軟感を欠いているか、あるいは押出
し成形のような特別な調製技術を必要とし、使用時に水
を加えなければならない。更に、これらのゲルは経時的
に脆くなることが多い。よって、従来技術の欠点を有し
ていない固形の水性ゲルを求める需要がある。
【0006】
【課題を解決するための手段及び発明の実施の形態】本
出願人は、予期しないことに、ポリビニルアルコールを
含み、特定のプロセスにより得ることができる特定の組
成物が化粧品としての使用に全く適した固形の水性ゲル
の形態であることを発見した。よって、本発明の主題
は、固形水性ゲルの形態であり、少なくとも式(I):
【化3】 の単位と任意に式(II):
【化4】 の単位を含む少なくとも一つのポリビニルアルコール系
ポリマーを更に含む化粧品的に許容可能な媒体を含んで
なる化粧品組成物であって、式(II)の単位は最終ポ
リマーに対して5モル%の最大量で存在し、該組成物
は、200から10000パスカル(N・m−2)、好
ましくは500から5000Pa、より好ましくは10
00から4000Paの応力測定値を有する。
【0007】本発明の他の主題は、ポリビニルアルコー
ル系ポリマーの均一な水溶液を−5℃以下の温度まで冷
却する少なくとも一つの工程と、これに続いて溶液を2
0〜25℃の温度まで加熱する少なくとも一つの工程を
含んでなる、上述の組成物の調製方法にある。本発明の
他の主題は、顔又は体の皮膚、粘膜及びケラチン繊維か
ら選択される支持体(サポート)に対する美容処理方法
であって、以下に定義される組成物又は以下に定義され
る方法によって得られる組成物を上記支持体へ適用する
ことを含んでなる方法である。
【0008】ポリビニルアルコールの水溶液を冷凍し、
ついで解凍することによりポリビニルアルコールヒドロ
ゲルを調製することは英国特許出願公開第134215
2号及び欧州特許出願第0107055号から知られて
いる。これらのプロセスにより魚のエサ又は医療用義肢
を製造することができる。しかし、このようにして調製
されたゲルが化粧品において非常に特別で非常に有利な
用途を有しうることはこれらの文献には全く示唆されて
いない。この発見に対する栄誉は本出願人会社のもので
あり、かなり特定のタイプのポリビニルアルコールを選
択することにより特別なレオロジー特性を有する固形の
水性ゲルを開発したもので、該ゲルは化粧品における用
途に全く適した性質を有している。
【0009】特に、本発明に係るゲルは経時的に安定
で、熱安定である。よって、室温又は45℃で2ヶ月の
間保管されていた後でも、シネレシス(浸出)又は相分
離は見られず、その硬度は変わらないままである。本発
明に係るゲルは良好な化粧品特性を有している:特に、
適用したときにべとつかず、容易に使用できる。更に、
本ゲルは、特に成分を単に混合することで、特に簡単に
調製することができる。
【0010】よって、本発明に係る組成物は、少なくと
も式(I):
【化5】 の単位と任意に式(II):
【化6】 の単位を含む少なくとも一つのポリビニルアルコール系
ポリマーを含み、式(II)の単位は最終ポリマーに対
して5モル%の最大量で存在する。
【0011】好ましくは、式(II)の単位は、0から
3モル%、特に0.05から2モル%の量で最終ポリマ
ー中に存在している。式(II)の単位の、最終ポリマ
ーに対して5モル%の量は、95%の加水分解度に相当
する。上記ポリマーは好ましくは、10000から10
00000g/モル、特に12000から500000
g/モル、より好ましくは15000から200000
g/モルの平均分子量(Mw)を有している。本発明に
おいて使用することができるポリビニルアルコールとし
ては、特にローディア(Rhodia)からロドビオール(Rhodo
viol)4−20、ロドビオール8−20又はロドビオー
ル30−5の名称で、及びクラリアント(Clariant)から
モウィオール(Mowiol)4−98、モウィオール10−9
8及びモウィオール20−98の名称で販売されている
製品を挙げることができる。
【0012】好ましくは、ポリビニルアルコールは、組
成物の全重量に対して、1から50重量%、好ましくは
5から25重量%、より好ましくは7から20重量%の
量で存在しうる。組成物は更に、水に加えて、花の水(f
loral water)、例えばヤグルマソウ水、鉱泉水、例えば
オードビッテル(eau de Vittel)、オードルカ(eau de L
ucas)又はオードラロシュポゼ(eau de la Roche Posay)
及び/又は温泉水を含んでいてもよい水性相を有する。
本発明に係る組成物は、好ましくは、組成物の全重量に
対して、50から99重量%、好ましくは60から90
重量%の水を含有する。
【0013】本発明に係る組成物は化粧品的に許容可能
な媒体、すなわち、ケラチン物質、例えば皮膚、爪、毛
髪、睫毛、眉毛、粘膜及び半粘膜、及び顔もしくは体の
任意の他の領域への使用に適した媒体を含有する。この
化粧品的に許容可能な媒体は、水とポリビニルアルコー
ルの他には、当該利用形態において通常使用される成分
を含有することができる。よって、好適な一実施態様で
は、本発明に係る組成物は、特に低分子量、例えば50
0以下の分子量(Mw)の少なくとも1種の多価アルコ
ール(ポリオール)を更に含有する。特に好適であるポ
リオールは1から18の炭素原子と2から6のヒドロキ
シル官能基を含むアルコール、特に2から12の炭素原
子及び/又は2から4のヒドロキシル官能基を含むもの
である。単独又は混合物として特に挙げることができる
ものは、エチレングリコール、イソプレングリコール、
グリセロール、1,2-プロパンジオール(プロピレング
リコール)、ジプロピレングリコール、ジエチレングリ
コール、ブチレングリコール、ペンチレングリコール、
ヘキシレングリコール、ジグリセロール、エリトリトー
ル、アラビトール、アドニトール、ソルビトール及びズ
ルシトールを挙げることができる。
【0014】上記多価アルコールは、組成物の全重量に
対して、0から20重量%の割合、好ましくは0.05
から15重量%の割合、特に0.1から10重量%の割
合で組成物中に存在しうる。組成物はまた少なくとも1
種のポリ(C−Cオキシアルキレン)、より特定的に
はポリ(エチレンオキシド)及び/又はポリ(プロピレン
オキシド)を含んでいてもよい。これらの化合物は好ま
しくは1000から6000g/モル、特に1500か
ら5000g/モルの分子量を有する。それらは、組成
物の全重量に対して、0から10重量%の割合、好まし
くは1〜8重量%の割合、特に2〜5重量%の割合で組
成物中に存在しうる。
【0015】本発明に係る組成物は、また、水以外の溶
媒、例えばC−Cアルコール、例えばエタノール及
びイソプロパノールを含有していてもよい。組成物はま
た水溶性化合物、特に水溶性染料及び/又は水溶性化粧
品又は製薬用活性剤を含有していてもよい。使用するこ
とができる一般的な染料としては、ポンソー(紅色)の
二ナトリウム塩、アリザリングリーンの二ナトリウム
塩、キノリンイエロー、アマランス(赤紫色)の三ナト
リウム塩、タルトラジンの二ナトリウム塩、ローダミン
の一ナトリウム塩、フクシンの二ナトリウム塩、及びキ
サントフィルを挙げることができる。挙げられる水溶性
活性剤は、水溶性ビタミン、水溶性サンスクリーン剤、
ヒアルロン酸とその誘導体のような活性成分、又はグル
コン酸マグネシウム、微量元素、アミノ酸、抗菌剤及び
一般的に使用されている化粧品活性剤である。
【0016】組成物に導入することができる他の成分と
しては、顔料、真珠光沢剤及び/又はフィラーを挙げる
ことができる。「顔料」という用語は、白色又は着色さ
れた、鉱物性又は有機粒子であり、媒体に不溶性であっ
て、組成物を着色及び/又は不透明化するためのものを
意味すると解される。「真珠光沢剤」という用語は、光
を反射する真珠光沢粒子を意味すると解される。「フィ
ラー」という用語は、組成物に嵩(body)又は剛性、及
び/又はメークアップにソフト感、マット効果及び均一
性を付与するための無色又は白色の、鉱物性又は合成
の、ラメラ又は非ラメラ状粒子を意味すると解される。
【0017】顔料は組成物中に、ゲルの重量に対して0
〜40重量%の割合、好ましくは0.1〜30%、より
好ましくは1〜20%の割合で存在することができる。
それらは、典型的なサイズ又はナノメータサイズの、白
色か有色で、鉱物性及び/又は有機物でありうる。「ナ
ノメータサイズ」という表現は平均粒子径が5から10
0nmの範囲の顔料を意味する。挙げることができる鉱
物性顔料及びナノ顔料としては、二酸化チタン、二酸化
ジルコニウム及び二酸化セリウム、並びに酸化亜鉛、酸
化鉄又は酸化クロム、ナノチタニア及びフェリックブル
ー及び/又はその混合物がある。挙げることができる有
機顔料は、カーボンブラックと唇と皮膚にメークアップ
効果を付与するのに一般的に使用されるレーキ類、すな
わち酸性染料のカルシウム、バリウム、アルミニウム又
はジルコニウム塩、例えばはハロアシッド染料、アゾ染
料又はアントラキノン染料及び/又はその混合物であ
る。真珠光沢剤はゲル中に0〜40重量%の割合、好ま
しくは約0.1〜30重量%の割合、より好ましくは1
〜20重量%の割合で存在しうる。考えられる真珠光沢
剤としては、天然真珠母、酸化チタン、酸化鉄、天然顔
料又はビスマス酸塩化物で被覆されたマイカ、及び着色
チタンマイカを挙げることができる。
【0018】フィラーは、ゲルの全重量に対して0〜6
0重量%の割合、好ましくは0.1〜40重量%の割
合、より好ましくは1〜20重量%の割合でゲル中に存
在することができ、タルク、マイカ、シリカ、カオリ
ン、ナイロン粉末、ポリ-β-アラニン粉末、ポリエチレ
ン粉末、テフロン(登録商標)、ラウロイルリジン、デ
ンプン、窒化硼素、ビスマス酸塩化物、テトラフルオロ
エチレンポリマー粉末、ポリスチレン粉末、ポリエステ
ル粉末、中空合成ミクロスフィア、マイクロスポンジ、
シリコーン樹脂マイクロビーズ、中空シリカミクロスフ
ィア及びガラス又はセラミックマイクロカプセルから選
択することができる。更に、本発明に係る組成物は、脂
肪相、特に連続水性相に分散したものを含有することが
できる。この脂肪相は動物、植物、鉱物又は合成由来の
油及び/又はロウ;親油性化粧品活性剤を含有すること
ができる。
【0019】本発明に係る組成物は、当該分野、特に化
粧品において通常使用されている任意の添加剤、例えば
抗酸化剤、香料、精油、防腐剤、ビタミン、スフィンゴ
脂質、DHAのような自己日焼け化合物、サンスクリー
ン剤及び界面活性剤を含有することもできる。言うまで
もなく、当業者であれば、本発明に係る組成物の有利な
特性が当該添加によって悪影響を受けないか実質的に受
けないように留意して、この又はこれらの任意の添加化
合物、及び/又はその量を選択するであろう。
【0020】本発明に係る組成物は固形形態である。こ
れは、機械的又は熱的刺激(特に加熱)がなければ、こ
れを含む容器から取り出したときに組成物に崩壊が見ら
れないことを意味する。本発明において「固形ゲル」な
る表現は、組成物の基質中に平坦な直径6(又は12)
mmの円筒形ステンレス鋼製スピンドルを1mm/sの
速度で0.4mmの深さまで貫入し、1秒間緩め、1m
m/sの速度で組成物の基質から該スピンドルを取り除
いた後に室温(20−25℃)で測定して、200から
10000パスカル(N・m−2)の応力測定値を有す
る組成物を意味し、応力はレオ(Rheo)社から販売されて
いる「TA-XT2」型のテクスチャーアナライザーで
測定される。
【0021】より好ましくは、応力は500と5000
Paの間、更により好ましくは1000と4000Pa
の間である。組成物は更に好ましくは500Paから1
0000Pa、特に1000Paから5000Paの貯
蔵弾性率を有する。それはまた好ましくは50Paから
1000Pa、特に150Paから500Paの損失弾
性率を有する。これらの弾性率を測定する方法は実施例
の前に記載する。これらの弾性率を使用して、貯蔵弾性
率と損失弾性率の二乗の合計の平方根に等しい複素弾性
率G*を計算することができる。、好ましくは、本発明
に係る組成物の複素弾性率G*は、200Paから10
000Pa、特に1000Paから4000Paであ
る。
【0022】本発明に係る組成物は、好ましくは、ポリ
ビニルアルコールの均一な水溶液を−5℃以下の温度ま
で冷却する少なくとも一つの工程と、これに続いて室温
(20〜25℃)まで加熱する少なくとも一つの工程を
含んでなるプロセスによって調製される。均一な出発水
溶液は任意の手段で得ることができる。「均一な溶液」
という表現は、ポリビニルアルコール鎖が完全に水和し
ている溶液を意味し、完全に透明な溶液となる。これは
辞書に与えられている一般的な定義に基づいて理解され
る。よって、透明な組成物のために光が容易に透過し、
その厚みを通して物体を明確に識別することが可能にな
る。一般に、透明な組成物は、400nmと800nm
の間の波長に拘わらず、少なくとも35%、好ましくは
少なくとも50%の1cm厚の試料を通した最大光透過
率の値を有している(欧州特許出願公開第029133
4号参照)。透過率は光スペクトルの波長で作動する分
光光度計の光線中に1cm厚の試料を配することにより
測定できる。
【0023】上記均一溶液は、水/ポリビニルアルコー
ル混合物を約80〜90℃の温度に加熱することにより
調製することができる。このようにして得られた均一溶
液をついで−5℃以下に速やかに冷却するか、又は−5
℃以下までの冷却工程を実施する前に放置して室温(2
0−25℃)まで冷却する。この冷却工程は、例えば氷
冷水浴、液体窒素又は冷凍機を使用するような任意の一
般的な方法により実施することができる。−5℃以下ま
で冷却する冷却工程の速度は毎分0.1℃と1℃の間、
特に毎分約0.3〜0.7℃とできる。
【0024】本発明の好適な一実施態様では、ポリビニ
ルアルコールの均一な溶液は所望の温度まで冷却される
前に型に導入することができる。溶液が冷却される温度
は、−5℃以下、好ましくは−50℃と−10℃の間、
更に好ましくは−30℃と−15℃の間である。この温
度は続いて得られるゲルの弾性と可撓性に影響を持つこ
とが見いだされている。これは、この温度に溶液を維持
する時間についても同様である。この時間は5時間から
48時間の間、特に10時間から30時間の間である。
【0025】冷却又は冷凍された溶液をついで油浴のよ
うな任意の一般的な手段によって、約20〜25℃、特
に22〜23℃の温度まで加熱される。加熱工程が実施
される速度は、毎分0.1℃と1℃の間、特に毎分約
0.2〜0.5℃とできる。ついで、ゲルはその現在の
形態で使用してもよく、あるいは、冷凍/解凍サイクル
としても知られている一又は複数の冷却/加熱サイクル
にかけてもよい。従って、得られたゲルは最初のサイク
ルの後に10分から24時間、特に30分から12時
間、室温に放置してよい;ついで、上述の様式と条件で
加熱する前に、上述の様式と条件で再び冷却してもよ
い。このようにして、2、3、4又は5あるいは6回の
冷凍/解凍サイクルを実施してもよい。好ましくは、
2、3又は4回の冷凍/解凍サイクルが実施される。
【0026】本発明に係る組成物は、考えられる任意の
製薬形態、例えば固形水性ゲル;一般に水中油型又は多
相型の固形エマルション;水中油型分散体;多相系、特
に二相系としてもよい。組成物は特にスティック又はチ
ューブの形態とされうる。この組成物には、皮膚、特に
体、顔及び/又は頭皮、又はケラチン繊維、特に毛髪、
爪、睫毛及び/又は眉毛、あるいは粘膜、特に唇のため
のメークアップ又はケア組成物としての用途が特に見い
だされる。組成物は、特に、例えばデオドラントスティ
ックの形態の、ボディ用の衛生組成物;例えばスタイリ
ングスティック又は毛髪用メークアップスティック等の
毛髪用組成物;例えば口紅、スティック又はディシュと
して成形されたファンデーション、フェイスパウダー、
アイシャドウ、標準的な口紅の上に適用される固定ベー
ス、コンシーラースティック、リップグロス、アイライ
ナー、マスカラ又は一時的タトゥー製品等の顔もしくは
体の皮膚あるいは粘膜用のメークアップ組成物;例えば
リップケアベース、ボディ用軟膏又はケアスティック等
の皮膚又は粘膜用のケア組成物;抗日光組成物又は自己
日焼け用組成物の形態としてもよい。
【0027】
【実施例】本発明を以下の実施例によって更に詳細に説
明する。 貯蔵弾性率及び損失弾性率の測定方法 使用した装置はHaake RS150レオメータ、ダ
イナミックモードである。線形粘弾性の領域に残りなが
ら応力探索を実施した。周波数は1ヘルツに設定した。
使用した幾何条件は平面と2°の角度を形成する直径6
cm(又は3.5cm)の円錐−平面に相当する。貯蔵
弾性率と損失弾性率は正弦応力をかけたゲルの変形から
決定される。標準的な動的レオロジー方程式が従う手順
を記述している。貯蔵弾性率は変形の間に材料によって
蓄えられたエネルギーに相当する一方、損失弾性率は離
散したエネルギーに相当する。
【0028】実施例1 ポリビニルアルコールの均一水溶液の調製 22000g/モルの分子量と97.5〜99.5%の
加水分解度を持つポリビニルアルコールの水溶液を、8
5mlの水中に15gのポリビニルアルコールを混合
し、撹拌しながら85℃で3時間加熱するこよにより調
製した。冷却後、均一な水溶液(15%)が得られ、次
の実施例の基礎とされた。
【0029】ゲルの調製 上記の溶液を3つの異なった瓶に、等量、注いだ。 − 第1の溶液(S1)は0.5℃/分の速度で−20
℃に冷却され、−20℃に23時間維持され、0.3℃
/分の速度で20℃まで加熱された。これは単一の冷凍
/解凍サイクルに相当する。ゲルG1が得られた。 − 第2の溶液(S2)は0.5℃/分の速度で−20
℃に冷却され、−20℃に23時間維持され、0.3℃
/分の速度で22℃まで加熱された;1時間の間22℃
に維持され、ついで0.5℃/分の速度で−20℃まで
再び冷却され、−20℃に23時間維持され、0.3℃
/分の速度で20℃まで加熱された。これは2回の冷凍
/解凍サイクルに相当する。ゲルG2が得られた。 − 第3の溶液(S3)は0.5℃/分の速度で−20
℃に冷却され、−20℃に23時間維持され、0.3℃
/分の速度で22℃まで加熱された;1時間の間22℃
に維持され、ついで0.5℃/分の速度で−20℃まで
再び冷却され、−20℃に23時間維持され、0.3℃
/分の速度で22℃まで加熱された;1時間の間22℃
に維持され、ついで0.5℃/分の速度で−20℃まで
再び冷却され、−20℃に23時間維持され、0.3℃
/分の速度で22℃まで加熱された。これは3回の冷凍
/解凍サイクルに相当する。ゲルG3が得られた。
【0030】次の結果が得られた:
【表1】 ゲル化現象は経時的に徐々に継続することが見いだされ
た。
【0031】実施例2 上記の3種のゲルを、4回の冷凍/解凍サイクル後に得
られた第4のゲルG4と共に再び調製した。貯蔵弾性率
と損失弾性率を測定し、複素弾性率G*を計算した(P
aにて)。次の結果を得た:
【表2】
【0032】実施例3 実施例1に従って、水中に15%でポリビニルアルコー
ルを含む2種の溶液を調製し、1、2又は3回のサイク
ルにかけた。次の結果を得た:
【表3】 よって、加水分解度が低すぎると、十分なゲルを得るこ
とができないことが見いだされた。
【0033】実施例4 − MW=22000で加水分解度:97.5−99.
5%の10gのポリビニルアルコール − 5gの水溶性染料 − 全体を100mlにする水 を含有する有色の溶液を調製した。溶液を0.5℃/分
の速度で−20℃に冷却し、−20℃に23時間維持
し、0.3℃/分の速度で22℃まで加熱した;つい
で、再び0.5℃/分の速度で−20℃まで冷却し、−
20℃に23時間維持し、0.3℃/分の速度で20℃
まで加熱した。化粧品として使用できる有色のスティッ
クが得られた。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成13年3月19日(2001.3.1
9)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の名称
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の名称】 ポリビニルアルコールを含有する固形
水性ゲル形態の化粧品組成物と該組成物の調製方法
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61K 7/021 A61K 7/021 7/11 7/11 7/13 7/13 7/42 7/42 7/50 7/50 C08K 3/00 C08K 3/00 5/00 5/00 C08L 29/04 C08L 29/04 G 71/02 71/02

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固形水性ゲルの形態であり、少なくとも
    式(I): 【化1】 の単位と任意に式(II): 【化2】 の単位を含む少なくとも一つのポリビニルアルコール系
    ポリマーを更に含む化粧品的に許容可能な媒体を含んで
    なる化粧品組成物であって、式(II)の単位は最終ポ
    リマーに対して5モル%の最大量で存在し、200から
    10000パスカル(N・m−2)、好ましくは500
    から5000Pa、より好ましくは1000から400
    0Paの応力測定値を有する化粧品組成物。
  2. 【請求項2】 次の特性: − 500Paから10000Pa、特に1000Pa
    から5000Paの貯蔵弾性率、 − 50Paから1000Pa、特に150Paから5
    00Paの損失弾性率、 − 200Paから10000Pa、特に1000Pa
    から4000Paの複素弾性率、 の少なくとも一つを更に具備している請求項1に記載の
    組成物。
  3. 【請求項3】 式(II)の単位が、0から3モル%、
    特に0.05から2モル%の量で最終ポリマー中に存在
    する請求項1又は2に記載の組成物。
  4. 【請求項4】 ポリマーが、10000から10000
    00g/モル、特に12000から500000g/モ
    ル、より好ましくは15000から200000g/モ
    ルの平均分子量(Mw)を有している請求項1ないし3
    の何れか1項に記載の組成物。
  5. 【請求項5】 ポリビニルアルコール系ポリマーが組成
    物の全重量に対して、1から50重量%、好ましくは5
    から25重量%、より好ましくは7から20重量%の量
    で存在する請求項1ないし4の何れか1項に記載の組成
    物。
  6. 【請求項6】 少なくとも1種の多価アルコールで、特
    に分子量(Mw)が500以下のものを更に含有する請
    求項1ないし5の何れか1項に記載の組成物。
  7. 【請求項7】 多価アルコールが、1から18の炭素原
    子と2から6のヒドロキシル官能基を含むアルコール、
    特に2から12の炭素原子及び/又は2から4のヒドロ
    キシル官能基を含むものから選択される請求項6に記載
    の組成物。
  8. 【請求項8】 多価アルコールが、組成物の全重量に対
    して、0から20重量%、好ましくは0.05から15
    重量%、特に0.1から10重量%の割合で存在する請
    求項6又は7に記載の組成物。
  9. 【請求項9】 少なくとも1種のポリ(C−Cオキ
    シアルキレン)、より特定的にはポリ(エチレンオキシ
    ド)及び/又はポリ(プロピレンオキシド)を含んでなる
    請求項1ないし8の何れか1項に記載の組成物。
  10. 【請求項10】 ポリ(C−Cオキシアルキレン)
    が、組成物の全重量に対して、0から10重量%、好ま
    しくは1〜8重量%、特に2〜5重量%の割合で存在す
    る請求項9に記載の組成物。
  11. 【請求項11】 水溶性化合物、特に水溶性染料及び/
    又は水溶性化粧品又は製薬用活性剤を含有する請求項1
    ないし10の何れか1項に記載の組成物。
  12. 【請求項12】 顔料、真珠光沢剤及び/又はフィラー
    を含有する請求項1ないし11の何れか1項に記載の組
    成物。
  13. 【請求項13】 固形水性ゲル;一般に水中油型又は多
    相型の固形エマルション;水中油型分散体;多相系、特
    に二相系;スティック又はチューブの形態である請求項
    1ないし12の何れか1項に記載の組成物。
  14. 【請求項14】 デオドラントスティック等のボディ用
    の衛生組成物;スタイリングスティック又は毛髪用メー
    クアップスティック等の毛髪用組成物;口紅、スティッ
    ク又はディシュとして成形されたファンデーション、フ
    ェイスパウダー、アイシャドウ、標準的口紅の上に適用
    される固定ベース、コンシーラースティック、リップグ
    ロス、アイライナー、マスカラ、一時的タトゥー製品等
    のフェイス又はボディスキンあるいは粘膜用のメークア
    ップ組成物;リップケアベース、ボディ用軟膏又はケア
    スティック等の皮膚又は粘膜用のケア組成物;抗日光組
    成物又は自己日焼け用組成物の形態である請求項1ない
    し13の何れか1項に記載の組成物。
  15. 【請求項15】 ポリビニルアルコール系ポリマーの均
    一な水溶液を−5℃以下の温度まで冷却する少なくとも
    一つの工程と、これに続いて溶液を20〜25℃の温度
    まで加熱する少なくとも一つの工程を含んでなる、請求
    項1ないし14の何れか1項に記載の組成物の調製方
    法。
  16. 【請求項16】 溶液を冷却する温度が−50℃と−1
    0℃の間、好ましくは−30℃と−15℃の間である請
    求項15に記載の方法。
  17. 【請求項17】 −5℃以下まで冷却する冷却工程の速
    度が毎分0.1℃と1℃の間、特に毎分約0.3〜0.
    7℃である請求項15又は16に記載の方法。
  18. 【請求項18】 溶液が5時間から48時間の間、特に
    10時間から30時間の間、−5℃以下の温度に維持さ
    れる請求項15ないし17の何れか1項に記載の方法。
  19. 【請求項19】 溶液が22〜23℃の温度まで加熱さ
    れる請求項15ないし18の何れか1項に記載の方法。
  20. 【請求項20】 加熱工程が実施される速度が毎分0.
    1℃と1℃の間、特に毎分約0.2〜0.5℃である請
    求項15ないし19の何れか1項に記載の方法。
  21. 【請求項21】 2、3、4又は5あるいは6回の冷凍
    /解凍サイクルが実施される請求項15ないし20の何
    れか1項に記載の方法。
  22. 【請求項22】 2、3又は4回の冷凍/解凍サイクル
    が実施される請求項15ないし21の何れか1項に記載
    の方法。
  23. 【請求項23】 フェイス又はボディスキン、粘膜及び
    ケラチン繊維から選択される支持体に対する美容処理方
    法において、請求項1ないし14の何れか1項に記載の
    組成物又は請求項15ないし22の何れか1項に記載の
    方法により得られた組成物を上記支持体に適用すること
    を含んでなる方法。
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