JP2003502356A - 親水性ゲル化剤及び特定の充填剤を含む、水性連続相を備えた固形組成物、及びその使用 - Google Patents

親水性ゲル化剤及び特定の充填剤を含む、水性連続相を備えた固形組成物、及びその使用

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JP2003502356A JP2001504345A JP2001504345A JP2003502356A JP 2003502356 A JP2003502356 A JP 2003502356A JP 2001504345 A JP2001504345 A JP 2001504345A JP 2001504345 A JP2001504345 A JP 2001504345A JP 2003502356 A JP2003502356 A JP 2003502356A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 容易に分け取ることができ、離液もしくは沈殿などの現象を起こさず、同時に優れた化粧品特性を備えた固形水性ゲルを提供する。 【解決手段】 i)少なくとも一の親水性ゲル化剤、及びii)少なくとも一のラメラ充填剤を含む少なくとも一の粉体相、を含む水性連続相を備えた固形組成物を調製する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、水性連続相を有する固形組成物、並びに特に皮膚及び/または粘膜
及び/またはケラチン繊維をメイクアップするための化粧品におけるその使用に
関する。
【0002】
【従来の技術】
化粧品業界において、固形形態の製品は既知である。このタイプの製品として
挙げることができるものには、例えば、メイクアップ分野では、口紅、ファンデ
ーションまたはアイシャドウのチューブまたは“スティック”が含まれ;スキン
ケアまたはリップケアの分野では、唇の修復用ペンシル及び脱色、メイクアップ
除去または保湿用のチューブまたは“スティック”が含まれ;衛生の分野では、
消臭スティック及びひげ剃りまたは皮膚の洗浄用の起泡スティックもしくはバー
が含まれる。
【0003】 実際のところ、スティック形態の製品は非常に実用的で、輸送が簡便であり、
製品が流れ出す恐れがないため、スティック形態の製品とすることがとりわけ有
利である。
【0004】 さらにまた、メイクアップ製品は一般的に、一方では快適さと滑らかさのため
に脂相をベースに、他方では所望の色を与える粉体相をベースとする。この粉体
相は、顔料及び/または充填剤及び/または真珠光物(nacres)を含有可能であ
る。脂肪相は一般的に、ワックス及び/またはペースト状化合物を含有する。
【0005】 しかしながら、ワックスベースで処方されたスティックは、明確な欠点を有す
る。これらは使用者が魅力を感じない脂性の性質を有し、適用時の爽やかさに欠
ける。さらに、ここに親水性の活性剤を導入することは困難である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
したがって、水相をできる限り高含量で含むメイクアップスティックの製造が
ますます望まれている。しかしながら、多量の水相を含むスティックは、安定性
に問題があったり、凝集力に欠ける場合がある。特に、これらのゲルは、親水性
ゲル化剤と水との組み合わせによって製造されるが、脆弱で、使用中に容易に破
壊されるという欠点を有する。
【0007】 ゲル強度を改善する一つの方法は、親水性ゲル化剤の濃度を増大させることで
あるが、そうするとゲルは分け取りが困難になり、すなわち、該生成物の取り出
しの際に持ち上げられる物質の量が不十分となる。
【0008】 さらにまた、脂肪相を含有しない水性スティックは、適用の際、皮膚に乾燥も
しくはつっぱる等の感覚を引き起こし、こうした感覚は、使用者によって望まし
くないと考えられている。 したがって、皮膚への直接塗布もしくはスポンジの利用によって使用可能であ
り、取り出しが良好に行え、適用の際には、つっぱり感もしくは乾燥等の作用な
しに快適で爽やかな感触を与える固形組成物が求められている。
【0009】
【課題を解決するための手段及び発明の実施の形態】
したがって、本発明は、i)少なくとも一の親水性ゲル化剤、及び ii)少なくとも一のラメラ充填剤を含む少なくとも一の粉体相、 を含む水性連続相を備えた固形組成物に関する。
【0010】 本発明による組成物は、特に快適である。これらは容易に適用され、爽やか且
つ滑らかな感触を与える。これらは、適用後の皮膚につっぱり感または乾燥等の
感覚を全く引き起こさない。これらは、この上ない化粧品特性を有する。
【0011】 本発明の組成物は、この上ない塗布及び分け取りの品質を有する。特に、本発
明による組み合わせにより、同等の硬度について得られる分け取りの水準は、既
知のスティックよりも優れている。該生成物は、取り出しが容易であり、これは
直接身体表面に、または指もしくはスポンジで生成物の十分量を取ることにより
実行可能であり、然るに、予め湿らせておく必要もなく、皮膚に均質に適用する
ことが容易である。得られるメイクアップ効果は、一様且つ均質である。
【0012】 さらにまた、これらの組成物は、この上ない凝集力を有する。これらは、経時
的に安定であり、熱安定性である。然るに、これらを周囲温度もしくは45℃に
て2ヶ月の貯蔵の後に、離液(滲出)もしくは相分離の現象は全く見られない。
その外観及び硬度は、不変であった。
【0013】 本発明による組成物は、ゲル化剤が低含量である場合でさえも滲出せず、特定
の調製技術の強制的な介入を要しない。
【0014】 本発明の主題はまた、皮膚またはケラチン繊維のための、上記の通り定義され
る組成物を含むメイクアップ製品である。 本発明の主題はまた、上記の通り定義される固形組成物及び/または固形メイ
クアップ製品を、皮膚及び/または粘膜及び/またはケラチン繊維に適用するこ
とからなる、後者のメイクアップ方法である。
【0015】 本発明の目的のためには、“固形組成物”なる表現は、周囲温度(20−25
℃)において、直径2mmのステンレススチールスピンドルを、組成物のマトリッ
クス中、深さ1mmまで、1mm/sの速度にて侵入させ、さらに前記スピンドルを、
組成物のマトリックスから2mm/sの速度にて除去した後に、破断前最大の力によ
って定義されるところの5乃至130グラムの硬度を有する組成物を意味し、破
断前最大の力は、Rheo社によって市販の“TAXT2”機などのテクスチャー分析器
を使用して測定される。
【0016】 本発明による組成物は、親水性ゲル化剤を含有する。“ゲル化剤”なる語は、
溶媒の存在下で、多少によらず強力な巨大分子間結合を形成し、前記溶媒を固定
する三次元網目構造を誘発する化合物を意味する。
【0017】 この親水性ゲル化剤は、多糖類、タンパク質誘導体、合成または半合成のポリ
エステルタイプのゲル、特にスルホンポリエステルタイプのゲル、並びにポリア
クリレートまたはポリメタクリレート、並びにこれらの誘導体から選択可能であ
る。
【0018】 多糖類の中で挙げることができるのは、 ・寒天、カラギーナン(イオタ、カッパまたはラムダカラギーナン)及びアルギ
ン酸塩、特にアルギン酸ナトリウムまたはアルギン酸カルシウムなどの藻類抽出
物; ・キサンタンゴム及びその誘導体、あるいはゲランゴムなどの微生物滲出物、例
えば、Rhodia Chimie社により、“Rheosan”の商品名で市販の製品、及びゲラン
; ・ペクチンなどの果実抽出物; ・動物由来のゲル化剤、例えばタンパク質誘導体、特にウシまたは魚のゼラチン
、及びカゼイネート; ・側鎖及び6の中性糖を含む多糖類、仏国特許出願第2759377号公報に開
示のもの;及び ・これらの混合物; である。
【0019】 親水性ゲル化剤は、好ましくは多糖類から選択され、更に好ましくは、親水性
ゲル化剤は、ゲランである。
【0020】 本発明に特に適切な製品として、Nutrasweet-Kelco社により、“Kelcogel F”
の商品名で市販のゲランゴムまたはFMC社により“Seaspen PF 357”または“Vis
carin SD 389”の商品名で市販のイオタカラギーナンを挙げることができる。
【0021】 親水性ゲル化剤は、好ましくは、本発明による組成物中に、組成物全重量に対
して上限20重量%、好ましくは0.2乃至10重量%の濃度で存在する。この
濃度によれば、理想的な分け取りのために適当な硬度及び凝集力を得ることがで
きる。
【0022】 本発明による組成物はまた、少なくとも一のラメラ充填剤を含有可能な粉体相
を含有する。 本発明によって使用されるラメラ充填剤は、5ミクロン以上、好ましくは10
乃至300ミクロン、特に10乃至40μmの平均粒子径を有する粒子の形態で
あると良い。
【0023】 特に使用されるラメラ充填剤は、下記の通りである。 ・タルク、これは水和マグネシウムシリケートであり、とりわけLuzenac社によ
り“Talc Luzenac 00”の名で市販のもの、Nippon Talc社製の“Talc P3”; ・カオリン、これは一般的にサイズ30μm未満の異方形の粒子の形態の水和ア
ルミニウムシリケートであり、使用可能なカオリンには、English China Clays
社により、“Kaolin Supreme 1”の名で市販の製品が含まれる; ・窒化ホウ素、特にSPCI社により、“Ceram Blanche 1”及び“Ceram Blanche”
の名で市販の製品; ・マイカ、もしくはアルミノシリケート、これは白雲母、金雲母、チオタイト(
tiotite)、絹雲母、紅雲母、パラゴナイト、マーガライト(margarite)、ロス
ケライト、フッ素原子が天然マイカのヒドロキシル基を置換してなる人工もしく
は合成のマイカ、並びにこれらのマイカの燃焼もしくは焼成生成物;マイカは、
一般的に、2乃至200μm、好ましくは5−70μmのサイズ及び0.1乃至5
μm、好ましくは0.2−3μmの厚さのフレークの形態である;使用可能なマイ
カは、例えば、Aspanger社により、“Mica SFG70”及びSciama社により、“Mica
Concord 1000”の名で市販の製品である;平均粒子径が15ミクロンより大な
るマイカを、平均粒子径0.3ミクロンのシリカビーズで被覆してなる、Cataly
sis and Chemicals社により“Cashmir K 2”の商品名で市販の製品もまた使用可
能である; ・天然真珠母、酸化チタンで、酸化鉄で、天然顔料で、もしくはオキシ塩化ビス
マスで被覆されたマイカ、並びに有色チタンマイカ:特に、Engelhard社製の“T
imica Golden Bronze 240/A”またはMerck社製の“Colorona Red Gold”等の真
珠光物のようなチタンマイカを挙げることができる; ・ラメラシリカ、例えば特に、Maprecos社により、“SG Flake 3 M”またはSumi
tomo社により、“Chemicelen”の名で市販の製品; ・ラメラ状の酸化チタン、酸化鉄または酸化亜鉛; ・オキシ塩化ビスマス; ・ラウロイルリシン; ・硫化モリブデン; ・これらの混合物。
【0024】 好ましくは、つやもしくはきらきらした光沢を有する充填剤が選択され、これ
により、乾燥するにつれて発現するくすんだ、相当につやのない外観を避けるこ
とができる。
【0025】 好ましくは、ラメラ充填剤は、窒化ホウ素、マイカ、シリカビーズで被覆され
たマイカ、天然真珠母、酸化チタンで、酸化鉄で、天然顔料で、もしくはオキシ
塩化ビスマスで被覆されたマイカ、及び有色チタンマイカから選択される。
【0026】 ラメラ充填剤は、本発明の組成物中に、組成物全重量に対して0.1乃至50
重量%、より好ましくは0.5乃至20重量%の含量で存在可能である。 粉体相は、上記のラメラ充填剤とは別に、鉱物もしくは合成のものである他の
充填剤、及び顔料も含有可能である。
【0027】 挙げることのできる他の充填剤には、シリカ、ナイロンパウダー、ポリエチレ
ンパウダー、テフロン、デンプン、テトラフルオロエチレンポリマーパウダー、
ポリメチルメタクリレートパウダー、ポリウレタンパウダー、ポリスチレンパウ
ダー、ポリエステルパウダー、合成の中空ミクロスフィア、変形不可能なシリコ
ーン樹脂ミクロビーズ、酸化亜鉛、酸化チタン、酸化ジルコニウム、酸化セリウ
ム、沈降炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、炭酸水素マグネシウム、ヒドロキ
シアパタイト、中空シリカミクロスフィア、ガラスまたはセラミックのミクロカ
プセル、8乃至22の炭素原子、好ましくは12乃至18の炭素原子を含む有機
カルボン酸から誘導される金属石鹸、例えばステアリン酸亜鉛、ステアリン酸マ
グネシウムまたはステアリン酸リチウム、ラウリン酸亜鉛またはミリスチン酸マ
グネシウム、SiO2/TiO2/SiO2、TiO2/CeO2/SiO2またはT
iO2/ZnO/タルクなる化合物、及びフレークの形態のポリエチレンテレフ
タラート/ポリメタクリレートポリマーが含まれる。
【0028】 ラメラ充填剤伊賀の充填剤は、本発明の組成物中に、組成物全重量に対して0
.1−60重量%、好ましくは0.1乃至40重量%、より好ましくは1−20
重量%の割合で存在可能である。
【0029】 “顔料”なる語は、媒体に不溶性であり、組成物を着色及び/または乳白色化
することを意図した、白色または有色の、鉱物または有機の粒子の意味であると
理解される。
【0030】 顔料は、組成物全重量に対して、0−40重量%の割合、好ましくは0.1乃
至30重量%の割合、より好ましくは1−20%の割合で存在可能である。これ
らは白色または有色の、鉱物及び/または有機の、典型的なものもしくは微小サ
イズのものである。“微小サイズ”なる語は、その平均粒径が5乃至100nmの
顔料を意味する。
【0031】 挙げることのできる鉱物顔料及びナノピグメントの中には、二酸化チタン、二
酸化ジルコニウム及び二酸化セリウム、並びに酸化亜鉛、酸化鉄及び酸化クロム
、ナノチタニア及びフェリックブルーがある。挙げることのできる有機顔料の中
には、カーボンブラック及び、唇及び皮膚にメイクアップ効果を与えるために通
常使用されるレーキとして、カルシウム、バリウム、アルミニウムまたはジルコ
ニウムの塩、及びハロ酸染料、アゾ染料またはアントラキノン染料等の酸性染料
がある。
【0032】 該顔料は、特にPDMS等のシリコーン化合物及び/または、特にポリエチレ
ン等のポリマー、あるいはまたフッ化化合物で被覆可能である。したがって、Ma
precos社製のSA顔料またはMyoshi社製のPI顔料を挙げることができる。
【0033】 本発明の組成物は、コーンフラワーウォーター等のフローラルウォーター及び
/またはeau de Vittel、eau de Lucasまたはeau de La Roche Posay及び/また
は温泉水を更に含有可能である。
【0034】 本発明の組成物は、例えばポンソーの二ナトリウム塩、アリザリングリーンの
二ナトリウム塩、キノリンイエロー、アマランスの三ナトリウム塩、タルトラジ
ンの二ナトリウム塩、ローダミンの一ナトリウム塩、フクシンの二ナトリウム塩
及びキサントフィル等の、かかる分野において通常使用される染料から選択され
る水溶性染料を更に含有する。
【0035】 好ましくは、本発明による組成物は、組成物全重量に対して、上限99.95
量%、好ましくは30乃至99.5重量%の水を含む。
【0036】 本発明による組成物は、例えばエタノール及びイソプロパノール等の第一級ア
ルコール、プロピレングリコール、ブチレングリコール、ジプロピレングリコー
ル及びジエチレングリコール等のグリコール、並びに、モノ-、ジ-またはトリプ
ロパングリコールC1−C4アルキルエーテル、及びモノ-、ジ-またはトリエチレ
ングリコール等のグリコールエーテル、及びこれらの混合物等の水以外の溶媒を
更に含有可能である。
【0037】 本発明による組成物は、少なくとも一のオイルを含有可能な脂肪相を含有可能
である。本発明の目的のためには、“オイル”なる語は、周囲温度(25℃)に
て液体である脂肪物質を意味する。
【0038】 使用可能なオイルの中では、流動パラフィン、流動ワセリン、ペルヒドロスク
アレン、アプリコットオイル、麦芽油、スウィートアーモンドオイル、ビューテ
ィ・リーフオイル、ゴマ油、マカダミアオイル、ブドウ種オイル、菜種油、ココ
ナッツオイル、グラウンドナッツオイル、ヤシ油、ヒマシ油、アボカドオイル、
ホホバオイル、オリーブオイルまたはシリアルジャームオイル等の動物、植物ま
たは鉱物由来のオイル;ポリオールの脂肪酸エステル、特に液体トリグリセリド
;アルコール;アセチルグリセリド;アルキルまたはポリアルキルのオクタノア
ート、デカノアートまたはリシノレアート;脂肪酸トリグリセリド;グリセリド
、フルオロオイル及びペルフルオロオイル;脂肪エステル等の合成オイル;揮発
性シリコーンオイル、ポリメチルシロキサン、ポリメチルフェニルシロキサン、
脂肪酸で、脂肪アルコールで、もしくはポリオキシアルキレンで変性されたポリ
シロキサン、フルオロシリコーン及びペルフルオロオイル等のシリコーンオイル
;並びにこれらの混合物を挙げることができる。
【0039】 脂肪相は、組成物全重量に対して、例えば上限70%、好ましくは5乃至50
重量%の割合で存在可能である。
【0040】 本発明の組成物は、水中油型(O/W)エマルジョンの形態であっても良い。
この場合は、これらはHLB(親水性/親油性バランス)が7以上の、通常化粧
品に使用されるO/W界面活性系を含有可能である。特に挙げることのできるO
/W界面活性系(CTFA)は、セテアリールグルコシド、スクロースステアラ
ート、PEG−40ステアラート、ソルビタントリステアラート、ソルビタンス
テアラート、ポリソルバート60、ソルビタンステアラート/スクロースココア
ート混合物、グリセリルステアラート/PEG−100ステアラート混合物、P
EG−400、グリセリルステアラート、及びPEG−6/PEG−32/グリ
コールステアラート混合物、並びにこれらの混合物である。
【0041】 特に、Unichema社により、“Arlacel 165 FL”の商品名で市販のグリセリルス
テアラート/PEG−100ステアラートの混合物、Unichema社により、“Poly
sorbate 60”の商品名で市販の、20EO(エチレンオキサイド)でオキシエチ
レン化されたソルビタンモノステアラート、Unichema社により、“Estol 3646”
の商品名で市販の、ポリエチレングリコールモノステアラート8EO、及び、Go
ldschmidt社により、“Tegosoft PSE 141 G”の商品名で市販のスクロースモノ-
ジパルミトステアラートを挙げることができる。
【0042】 界面活性系は、好ましくは、組成物全重量に対して、0.1乃至15重量%、
好ましくは0.5乃至7重量%の含量で存在する。
【0043】 本発明による組成物の剛性を、その剛性を増大させる一以上の塩を添加するこ
とによって修正することができる。これらの塩は、一、二、及び三価の金属塩、
とりわけ、アルカリ金属及びアルカリ土類金属の塩、特にナトリウム、カルシウ
ム、マグネシウムの塩から選択可能である。これらの塩を構成するイオンは、例
えば炭酸塩、重炭酸塩、硫酸塩、グリセロリン酸塩、ホウ酸塩、塩化物、硝酸塩
、酢酸塩、水酸化物及び過硫酸塩、並びにα-ヒドロキシ酸の塩(クエン酸塩、
酒石酸塩、乳酸塩またはリンゴ酸塩)またはフルーツ酸の塩、あるいはまたアミ
ノ酸塩(アスパラギン酸塩、アルギン酸塩、グリココール酸またはフマル酸)か
ら選択可能である。塩の量は、組成物全重量に対して0.01乃至2重量%、好
ましくは0.1乃至1重量%の範囲をとりうる。
【0044】 塩は、好ましくは、硝酸カルシウム、硝酸マグネシウム、もしくは硝酸ストロ
ンチウム、ホウ酸カルシウムまたはホウ酸マグネシウム、塩化カルシウム、塩化
ナトリウム、塩化マグネシウム、塩化ストロンチウム、塩化ネオジムまたは塩化
マンガン、硫酸マグネシウムまたは硫酸カルシウム、及び酢酸カルシウムまたは
酢酸マグネシウム、並びにこれらの混合物から選択される。更に好ましくは、塩
は、塩化マグネシウム及び塩化ナトリウムから選択される。
【0045】 本発明の組成物は、化粧品としてまたは生理学的に許容される媒体、すなわち
、皮膚、爪、髪、睫毛、眉毛、粘膜及び半粘膜並びに、身体または顔の皮膚の他
のあらゆる領域等の全ケラチン物質に適合性の媒体を、更に含有する。
【0046】 該組成物は、化粧品に通常使用される付加的な化合物を更に含有可能である。
これらの付加的な化合物は、抗酸化剤、精油、保存料、親油性または親水性の化
粧用または製薬用活性剤、保湿剤、ビタミン、必須脂肪酸、スフィンゴ脂質、D
HA等の自己日焼け化合物、サンスクリーン及び香料、並びにこれらの混合物か
ら選択可能である。
【0047】 言うまでもないが、当業者であれば、この任意の付加的化合物及び/またはそ
の量を、本発明によるゲル及び/または組成物の有利な特性が、想定される付加
によって損なわれること、もしくは本質的には損なわれることが無いように選択
することができるであろう。
【0048】 本発明による組成物は、化粧品、特にO/Wゲル及びエマルジョンの調製のた
めの定法によって調製可能であり、これらの方法は、当業者には周知である。
【0049】 本発明による組成物は、特に身体または顔の皮膚及び/または頭皮等の皮膚、
あるいは特に髪、爪、睫毛及び/または眉毛等のケラチン繊維、あるいはまた特
に唇等の粘膜のためのメイクアップ製品またはケア製品を構成可能である。よっ
て、これらはボディ用メイクアップ製品、ファンデーション、アイシャドウ、フ
ェイスパウダー、コンシーラー、リップスティック、リップライナーペンシル、
マスカラ、アイライナーペンシルまたは毛束の染色もしくはメイクアップのため
のスティックを構成可能である。
【0050】 本発明は、下記の実施例により詳細に説明される。 下記の実施例においては、記載の量は、組成物全重量に対する重量%とした。
【0051】
【実施例】
(実施例1) 出願人は、下記のボディ用タトゥスティックを調製した。 ・ゲランゴム、Nutrasweet-Kelco社製の“Kelcogel F” 0.5% ・デンプン: エピクロロヒドリンで架橋したアミロペクチン/アミロース、 Remy社により“non-mucilaginous insoluble rice starch”の 商品名で市販 4% ・ブロンズ色の真珠光物: Engelhard社製、“Timica Golden Bronze 240/A” 3% Merck社製、“Colorona Red Gold” 2% ・MgCl2 0.1% ・保存料 0.75% ・水 100%とする残
【0052】 調製:ゲランの水中ゲルを、80℃にて15分間加熱して生成させた。次いで
、デンプンを70℃にて20分間に渡って導入し、続けて塩を導入した。10分
間おいた後、真珠光物を添加した。5分後、混合物を熱時注型した。
【0053】 このスティックの硬度は、既述の通り測定して、24±2.5gであった。 これは非常に容易に分け取られ、身体表面に精密な“タグ(飾り文字)”をつ
けることができた。
【0054】 (実施例2) 出願人は、下記のファンデーションを調製した。 ・ゲランゴム、NUTRASWEET-KELCO社製の“Kelcogel F” 0.5% ・水 100%とする残
量 ・保存料 適量 ・NaCl 0.1% ・シリカビーズ(0.3ミクロン)で被覆したマイカ(15ミクロン) (97/3)、Catalysis and Chemicals社により、 “Cashmir K II”の商品名で市販 3% ・デンプン: エピクロロヒドリンで架橋したアミロペクチン/アミロース、 Remy社により“non-mucilaginous insoluble rice starch”の 商品名で市販 4% ・酸化鉄顔料 7% ・グリセリン 7%
【0055】 このスティックは、実施例1と同様の調製方法によって調製した。硬度は、既
述の通り測定して、28.5±2.5gであった。 このスティックは、分け取りが良好に行われ、光る作用を有するものであった
【0056】 (実施例3) 出願人は、“Cashmir K 2”を4%の窒化ホウ素と置き換えて、実施例2と同
様のスティックを調製した。得られたスティックは、滑らかで、絹のような効果
を有し、分け取りが良好に行えるものであった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61K 7/13 A61K 7/13 (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ,UG ,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD, RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM,AT, AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,C H,CN,CR,CU,CZ,DE,DK,DM,DZ ,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM, HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP,KE,K G,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT ,LU,LV,MA,MD,MG,MK,MN,MW, MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,S D,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR ,TT,TZ,UA,UG,US,UZ,VN,YU, ZA,ZW Fターム(参考) 4C083 AA071 AA121 AB131 AB151 AB171 AB211 AB231 AB232 AB241 AB271 AB321 AB331 AB332 AB341 AB342 AB361 AB431 AB432 AB441 AC021 AC061 AC101 AC111 AC121 AC122 AC181 AC241 AC351 AC391 AC401 AC421 AC441 AC661 AC811 AD021 AD041 AD071 AD091 AD151 AD161 AD191 AD201 AD211 AD241 AD242 AD301 AD351 AD352 AD371 AD372 AD411 AD421 AD431 BB01 BB21 BB24 BB41 BB46 BB47 BB48 BB60 CC11 CC12 CC13 CC14 CC36 CC50

Claims (29)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 i)少なくとも一の親水性ゲル化剤、及び ii)少なくとも一のラメラ充填剤を含む少なくとも一の粉体相、 を含む水性連続相を備えた固形組成物であって、前記組成物は、周囲温度におい
    て、直径2mmのステンレススチールスピンドルを、組成物のマトリックス中、深
    さ1mmまで、1mm/sの速度にて侵入させ、さらに前記スピンドルを、組成物のマ
    トリックスから2mm/sの速度にて除去した後に、破断前最大の力によって定義さ
    れるところの5乃至130グラムの硬度を有する組成物。
  2. 【請求項2】 親水性ゲル化剤が、多糖類、タンパク質誘導体、合成また
    は半合成のポリエステルタイプ、特にスルホンポリエステルタイプのゲル、及び
    ポリアクリレートまたはポリメタクリレート及びこれらの誘導体から選択される
    ことを特徴とする請求項1に記載の組成物。
  3. 【請求項3】 親水性ゲル化剤が、 ・寒天、カラギーナン及びアルギン酸塩、特にアルギン酸ナトリウムまたはアル
    ギン酸カルシウムなどの藻類抽出物; ・キサンタンゴム及びその誘導体、あるいはゲランゴムなどの微生物滲出物; ・ペクチンなどの果実抽出物; ・動物由来のゲル化剤、例えばタンパク質誘導体、特にウシまたは魚のゼラチン
    、及びカゼイネート; ・側鎖及び6の中性糖を含む多糖類;及び ・これらの混合物; から選択される多糖であることを特徴とする請求項2に記載の組成物。
  4. 【請求項4】 親水性ゲル化剤が、ゲランであることを特徴とする請求項
    3に記載の組成物。
  5. 【請求項5】 親水性ゲル化剤が、ゲル全重量に対して上限20重量%、
    好ましくは0.2乃至10重量%の濃度で存在することを特徴とする請求項1か
    ら4のいずれか一項に記載の組成物。
  6. 【請求項6】 ラメラ充填剤が、5ミクロン以上、好ましくは10乃至3
    00ミクロンの平均粒子径を有することを特徴とする請求項1から5のいずれか
    一項に記載の組成物。
  7. 【請求項7】 平均径が、10乃至40μmであることを特徴とする請求項
    6に記載の組成物。
  8. 【請求項8】 ラメラ充填剤が、タルク、カオリン、窒化ホウ素、マイカ
    、シリカビーズで被覆されたマイカ、天然真珠母、酸化チタンで、酸化鉄で、天
    然顔料で、もしくはオキシ塩化ビスマスで被覆されたマイカ、有色チタンマイカ
    、ラメラシリカ、ラメラ酸化チタン、酸化鉄もしくは酸化亜鉛、オキシ塩化ビス
    マス、ラウロイルリシン及び硫化モリブデン、並びにこれらの混合物から選択さ
    れることを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載の組成物。
  9. 【請求項9】 ラメラ充填剤が、窒化ホウ素、マイカ、シリカビーズで被
    覆されたマイカ、天然真珠母、酸化チタンで、酸化鉄で、天然顔料で、もしくは
    オキシ塩化ビスマスで被覆されたマイカ、及び有色チタンマイカから選択される
    ことを特徴とする請求項8に記載の組成物。
  10. 【請求項10】 ラメラ充填剤が、本発明の組成物中に、組成物全重量に
    対して0.1乃至50重量%、より好ましくは0.5乃至20重量%の含量で存
    在することを特徴とする請求項1から9のいずれか一項に記載の組成物。
  11. 【請求項11】 粉体相が、シリカ、ナイロンパウダー、ポリエチレンパ
    ウダー、テフロン(登録商標)、デンプン、テトラフルオロエチレンポリマーパ ウダー、ポリメチルメタクリレートパウダー、ポリウレタンパウダー、ポリスチ レンパウダー、ポリエステルパウダー、合成の中空ミクロスフィア、変形不可能 なシリコーン樹脂ミクロビーズ、酸化亜鉛、酸化チタン、酸化ジルコニウム、酸 化セリウム、沈降炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、炭酸水素マグネシウム、 ヒドロキシアパタイト、中空シリカミクロスフィア、ガラスまたはセラミックの ミクロカプセル、8乃至22の炭素原子、好ましくは12乃至18の炭素原子を 含む有機カルボン酸から誘導される金属石鹸、例えばステアリン酸亜鉛、ステア リン酸マグネシウムまたはステアリン酸リチウム、ラウリン酸亜鉛またはミリス チン酸マグネシウム、SiO2/TiO2/SiO2、TiO2/CeO2/SiO2 またはTiO2/ZnO/タルクなる化合物、及びフレークの形態のポリエチレ ンテレフタラート/ポリメタクリレートポリマーから選択される充填剤を更に含 有することを特徴とする請求項1から10のいずれか一項に記載の組成物。
  12. 【請求項12】 粉体相が、二酸化チタン、二酸化ジルコニウム及び二酸
    化セリウム、酸化亜鉛、酸化鉄及び酸化クロム、ナノチタニア、フェリックブル
    ー、カーボンブラック、カルシウム、バリウム、アルミニウムまたはジルコニウ
    ムの塩、ハロ酸染料、アゾ染料またはアントラキノン染料等の酸性染料、及び、
    ポリジメチルシロキサン等のシリコーン化合物及び/または、特にポリエチレン
    等のポリマー、あるいはまたフッ化化合物で被覆された顔料、並びに/またはこ
    れらの混合物から選択される顔料を更に含有することを特徴とする請求項1から
    11のいずれか一項に記載の組成物。
  13. 【請求項13】 塩を更に含有することを特徴とする請求項1から12の
    いずれか一項に記載の組成物。
  14. 【請求項14】 塩が、硝酸カルシウム、硝酸マグネシウムまたは硝酸ス
    トロンチウム、ホウ酸カルシウムまたはホウ酸マグネシウム、塩化カルシウム、
    塩化ナトリウム、塩化マグネシウム、塩化ストロンチウム、塩化ネオジムまたは
    塩化マンガン、硫酸マグネシウムまたは硫酸カルシウム、及び酢酸カルシウムま
    たは酢酸マグネシウム、並びにこれらの混合物から選択されることを特徴とする
    請求項13に記載の組成物。
  15. 【請求項15】 塩が、塩化マグネシウム及び塩化ナトリウムから選択さ
    れることを特徴とする請求項14に記載の組成物。
  16. 【請求項16】 化粧品としてまたは生理学的に許容される媒体を更に含
    有することを特徴とする請求項1から15のいずれか一項に記載の組成物。
  17. 【請求項17】 水溶性染料を更に含むことを特徴とする請求項1から1
    6のいずれか一項に記載の組成物。
  18. 【請求項18】 エタノール、イソプロパノール、プロピレングリコール
    、ブチレングリコール、ジプロピレングリコール、ジエチレングリコール及びグ
    リコールエーテル、並びにこれらの混合物から選択される溶媒を、更に含むこと
    を特徴とする請求項1から17のいずれか一項に記載の組成物。
  19. 【請求項19】 少なくとも一のオイルを含む脂肪相を更に含有すること
    を特徴とする請求項1から18のいずれか一項に記載の組成物。
  20. 【請求項20】 オイルが、流動パラフィン、流動ワセリン、ペルヒドロ
    スクアレン、アプリコットオイル、麦芽油、スウィートアーモンドオイル、ビュ
    ーティ・リーフオイル、ゴマ油、マカダミアオイル、ブドウ種オイル、菜種油、
    ココナッツオイル、グラウンドナッツオイル、ヤシ油、ヒマシ油、アボカドオイ
    ル、ホホバオイル、オリーブオイルまたはシリアルジャームオイル;ポリオール
    の脂肪酸エステル、特に液体トリグリセリド;アルコール;アセチルグリセリド
    ;アルキルまたはポリアルキルのオクタノアート、デカノアートまたはリシノレ
    アート;脂肪酸トリグリセリド;グリセリド、フルオロオイル及びペルフルオロ
    オイル;脂肪エステル等の合成オイル;揮発性シリコーンオイル、ポリメチルシ
    ロキサン、ポリメチルフェニルシロキサン、脂肪酸で、脂肪アルコールで、もし
    くはポリオキシアルキレンで変性されたポリシロキサン、フルオロシリコーン及
    びペルフルオロオイル等のシリコーンオイル;並びにこれらの混合物から選択さ
    れることを特徴とする請求項19に記載の組成物。
  21. 【請求項21】 脂肪相が、組成物全重量に対して、上限70%、好まし
    くは5乃至50重量%の割合で存在することを特徴とする請求項19または20
    に記載の組成物。
  22. 【請求項22】 HLBが7以上の界面活性系を更に含有することを特徴
    とする請求項1から21のいずれか一項に記載の組成物。
  23. 【請求項23】 界面活性系が、セテアリールグルコシド、スクロースス
    テアラート、PEG−40ステアラート、ソルビタントリステアラート、ソルビ
    タンステアラート、ポリソルバート60、ソルビタンステアラート/スクロース
    ココアート混合物、グリセリルステアラート/PEG−100ステアラート混合
    物、PEG−400、グリセリルステアラート、及びPEG−6/PEG−32
    /グリコールステアラート混合物、並びにこれらの混合物から選択されることを
    特徴とする請求項22に記載の組成物。
  24. 【請求項24】 界面活性系が、組成物全重量に対して、0.1乃至15
    重量%、好ましくは0.5乃至7重量%の含量で存在することを特徴とする請求
    項22または23に記載の組成物。
  25. 【請求項25】 組成物全重量に対して、上限99.95重量%、好まし
    くは30乃至99.5重量%の水を含むことを特徴とする請求項1から24のい
    ずれか一項に記載の組成物。
  26. 【請求項26】 抗酸化剤、香料、精油、保存料、親油性または親水性の
    化粧用または製薬用活性剤、保湿剤、ビタミン、必須脂肪酸、スフィンゴ脂質、
    自己日焼け化合物及びサンスクリーン、並びにこれらの混合物から選択される付
    加的化合物を、更に含むことを特徴とする請求項1から25のいずれか一項に記
    載の組成物。
  27. 【請求項27】 請求項1から26のいずれか一項に定義される組成物を
    含むことを特徴とする、皮膚またはケラチン繊維のメイクアップのための製品。
  28. 【請求項28】 ボディ用メイクアップ製品、ファンデーション、アイシ
    ャドウ、フェイスパウダー、コンシーラー、リップスティック、リップライナー
    ペンシル、マスカラ、アイライナーペンシルまたは毛束の染色もしくはメイクア
    ップのためのスティックを構成することを特徴とする請求項27に記載の製品。
  29. 【請求項29】 皮膚及び/またはケラチン繊維に、請求項1から26の
    いずれか一項に定義される組成物及び/または請求項27または28に定義され
    る製品を適用することからなる、皮膚及び/またはケラチン繊維のメイクアップ
    方法。
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