JP2001302201A - 水素貯蔵供給装置および燃料電池システム並びにこれらを搭載する移動体 - Google Patents

水素貯蔵供給装置および燃料電池システム並びにこれらを搭載する移動体

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JP2001302201A
JP2001302201A JP2000114120A JP2000114120A JP2001302201A JP 2001302201 A JP2001302201 A JP 2001302201A JP 2000114120 A JP2000114120 A JP 2000114120A JP 2000114120 A JP2000114120 A JP 2000114120A JP 2001302201 A JP2001302201 A JP 2001302201A
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supply
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Yasushi Araki
康 荒木
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  • Hydrogen, Water And Hydrids (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数のタイプの水素貯蔵タンクのいずれかが
空になることに伴って水素の供給が停止されるのを防止
すると共にエネルギ効率の向上を図る。 【解決手段】 起動時には低温型の水素吸蔵合金を内蔵
する起動用水素タンクMH1から燃料電池120に水素
の供給を行ない、燃料電池120の熱を用いて高温型の
水素吸蔵合金を内蔵する運転用水素タンクMH2を暖機
し、暖機終了時に運転用水素タンクMH2からの水素の
供給に切り換える。システムの停止時には、水素充填バ
ルブ34を開成して運転用水素タンクMH2の水素を用
いて起動用水素タンクMH1に水素を充填し、次の起動
時の適正使用の準備をする。水素の充填時には、燃料電
池120の熱を用いて運転用水素タンクMH2を加温し
てその平衡圧が下がるのを抑制する。これらの結果、起
動用水素タンクMH1を小型化・軽量化すると共にエネ
ルギ効率を向上させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水素貯蔵供給装置
および燃料電池システム並びにこれらを搭載する移動体
に関し、詳しくは、水素の貯蔵および供給を行なう水素
貯蔵供給装置および燃料電池により発電する燃料電池シ
ステム並びに水素を燃料とする駆動装置を備える移動体
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の水素貯蔵供給装置として
は、低温型の水素吸蔵合金を有する低温型水素タンクと
高温型の水素吸蔵合金を有する高温型水素タンクとを備
えるものが提案されている(例えば、特開平7−942
02号公報など)。この装置では、起動時には、低温型
水素タンクから水素を供給しながら高温型水素タンクを
加温し、高温型水素タンクが水素の供給が良好に行なえ
る温度になったときに、水素の供給を低温型水素タンク
から高温型水素タンクに切り換えている。これにより起
動時から水素の良好な供給を行なうことができる、とさ
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、こうし
た水素貯蔵供給装置では、低温型水素タンクか高温型水
素タンクのいずれかのタンクが空になると、水素の供給
を行なうことができなくなってしまう。低温型水素タン
クが空になると起動そのものができなくなり、高温型水
素タンクが空になると定常運転を行なうことができな
い。こうした課題に対して低温型水素タンクだけを備え
るものとすることも考えられるが、現状の技術では、低
温型の水素吸蔵合金の単位体積当たりの水素吸蔵量は高
温型の水素吸蔵合金より小さいから、同量の水素を貯蔵
するのに低温型水素タンクだけを用いると装置が大型化
すると共に重量化してしまう。こうした装置の大型化や
重量化は、装置を限られたスペースに設置する場合、特
に車両などの移動体に搭載する場合には、大きな問題と
なる。
【0004】本発明の水素貯蔵供給装置は、水素の供給
開始を円滑に行なうことを目的の一つとする。また、本
発明の水素貯蔵供給装置は、複数のタイプの水素貯蔵手
段のいずれかが空になることに伴って水素の供給が停止
されるのを防止することを目的の一つとする。本発明の
水素貯蔵供給装置は、水素の供給を効率よく行なうこと
を目的の一つとする。本発明の燃料電池システムは、エ
ネルギ効率の向上を図ることを目的の一つとする。本発
明の移動体は、エネルギ効率の向上と起動性の向上とを
目的の一つとする。
【0005】
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】本
発明の水素貯蔵供給装置および燃料電池システム並びに
これらを搭載する移動体は、上述の目的の少なくとも一
部を達成するために以下の手段を採った。
【0006】本発明の水素貯蔵供給装置は、水素の貯蔵
および供給を行なう水素貯蔵供給装置であって、常温で
水素の供給が可能な第1水素貯蔵手段と、常温より高い
温度で水素の供給を行なう第2水素貯蔵手段と、該第2
水素貯蔵手段を加温する加温手段と、前記第1水素貯蔵
手段からの水素の供給と前記第2水素貯蔵手段からの水
素の供給とを切り換える水素供給切換手段と、前記第2
水素貯蔵手段からの水素を用いて前記第1水素貯蔵手段
に水素を充填可能な水素充填手段とを備えることを要旨
とする。
【0007】この本発明の水素貯蔵供給装置では、水素
供給切換手段により、常温では第1水素貯蔵手段から水
素を供給し、第2水素貯蔵手段からの水素の供給が可能
な状態になったときに第2水素貯蔵手段からの水素の供
給に切り換えることができる。しかも、水素充填手段を
第2水素貯蔵手段からの水素の供給が可能な状態のとき
に第2水素貯蔵手段からの水素を用いて第1水素貯蔵手
段に水素を充填するから、第1水素貯蔵手段や第2水素
貯蔵手段の一方が空になっても水素の供給を行なうこと
ができる。また、充填手段により繰り返し第1水素貯蔵
手段に水素を充填できるから、第1水素貯蔵手段を容量
の小さなものにすることができる。この結果、装置の小
型化と軽量化を図ることができる。
【0008】こうした本発明の水素貯蔵供給装置におい
て、前記第2水素貯蔵手段の温度を検出する温度検出手
段と、該検出された温度に基づいて前記第1水素貯蔵手
段からの水素の供給と前記第2水素貯蔵手段からの水素
の供給とが切り換えられるよう前記水素供給切換手段を
制御する切換制御手段とを備えるものとすることもでき
る。こうすれば、第2水素貯蔵手段の温度に基づいて第
1水素貯蔵手段からの水素の供給と第2水素貯蔵手段か
らの水素の供給とをより適切に切り換えることができ
る。
【0009】また、本発明の水素貯蔵供給装置におい
て、前記第2水素貯蔵手段の温度を検出する温度検出手
段と、水素の供給開始時に前記第1水素貯蔵手段から水
素が供給されるよう前記水素供給切換手段を制御し、前
記温度検出手段により検出された温度が所定温度以上に
なったときに前記第1水素貯蔵手段からの水素の供給を
前記第2水素貯蔵手段からの水素の供給に切り換えるよ
う前記水素供給切換手段を制御する起動時制御手段とを
備えるものとすることもできる。こうすれば、水素の供
給開始時の水素の供給をより適切に行なうことができ
る。
【0010】さらに、本発明の水素貯蔵供給装置におい
て、前記第2水素貯蔵手段からの水素の供給が可能な所
定時に該第2水素貯蔵手段からの水素を用いて前記第1
水素貯蔵手段に水素が充填されるよう前記水素充填手段
を制御する充填制御手段を備えるものとすることもでき
る。この態様の本発明の水素貯蔵供給装置において、前
記充填制御手段は、水素の供給停止時を前記所定時とし
て前記第1水素貯蔵手段に水素を充填する手段であるも
のとすることもできる。こうすれば、水素の供給量を減
らしたり水素の供給を中断することなく第1水素貯蔵手
段に水素を充填することができる。
【0011】本発明の燃料電池システムは、燃料電池に
より発電する燃料電池システムであって、前記燃料電池
に水素を供給可能な各態様のいずれかの本発明の水素貯
蔵供給装置と、前記燃料電池を熱交換媒体を用いて冷却
する冷却手段とを備え、前記水素貯蔵供給装置が備える
加温手段は、前記冷却手段の熱交換媒体との熱交換によ
り前記第2水素貯蔵手段を加温する手段であることを要
旨とする。
【0012】この本発明の燃料電池システムでは、水素
貯蔵供給装置の加温手段は燃料電池の冷却手段の熱交換
媒体との熱交換により第2水素貯蔵手段を加温するか
ら、システム全体としての熱効率を向上させることがで
きる。もとより、本発明の水素貯蔵供給装置を備えるか
ら、本発明の水素貯蔵供給装置が奏する効果を奏するこ
とができる。
【0013】水素の供給停止時に第1水素貯蔵手段に水
素を充填する態様の本発明の燃料電池システムにおい
て、前記充填制御手段は、前記水素の充填が終了するま
で運転が停止された前記燃料電池の廃熱を用いて前記第
2水素貯蔵手段の加温が継続されるよう前記加温手段を
制御する手段であるものとすることもできる。こうすれ
ば燃料電池の廃熱を利用するから、熱効率をさらに向上
させることができる。
【0014】本発明の第1の移動体は、水素を燃料とす
る駆動装置を備える移動体であって、水素の貯蔵装置と
して各態様のいずれかの本発明の水素貯蔵供給装置を備
えることを要旨とする。
【0015】この本発明の第1の移動体では、本発明の
水素貯蔵供給装置を備えるから、駆動装置への水素の供
給を円滑に行なうことができる。しかも、起動時制御手
段を備える態様の本発明の水素貯蔵供給装置を備えるも
のとすれば、起動時における水素の供給を円滑に行なう
ことができる。移動体は起動と停止を頻繁に繰り返すか
ら、起動時の円滑な水素の供給を行なうことができると
共に第1水素貯蔵手段に水素を繰り返し充填することが
できるという本発明の水素貯蔵供給装置が奏する効果は
顕著な効果となる。また、第1水素貯蔵手段を小型化で
きるから、装置そのものを小型化・軽量化できるという
本発明の水素貯蔵供給装置の効果は移動体に対しては顕
著な効果となる。
【0016】本発明の第2の移動体は、水素を燃料とす
る駆動装置を備える移動体であって、前記駆動装置の少
なくとも一部に各態様のいずれかの燃料電池システムを
備えることを要旨とする。
【0017】この本発明の第2の移動体では、本発明の
燃料電池システムを駆動装置の一部として備えるから、
駆動装置の熱効率、即ちエネルギ効率を向上させること
ができる。もとより、本発明の水素貯蔵供給装置を備え
るから、本発明の第1の移動体が奏する効果と同様の効
果を奏することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を実施
例を用いて説明する。図1は、本発明の一実施例である
水素貯蔵供給装置20を有する燃料電池システム110
の構成の概略を示す構成図である。実施例の燃料電池シ
ステム110は、移動体としての車両に搭載された駆動
装置の一部として構成されており、図示するように、水
素を貯蔵すると共に供給する水素貯蔵供給装置20と、
この水素貯蔵供給装置20から水素の供給を受けて発電
する燃料電池120と、循環流路132熱交換媒体を流
して燃料電池120などの温度を調節する温度調節装置
130とを備える。駆動装置は、図示しないが、この燃
料電池システム110から電力の供給を受けて駆動軸に
動力を出力する電動機や燃料電池システム110からの
電力の供給と駆動軸への動力の出力との偏差を緩衝する
ための二次電池,電動機や二次電池を制御する制御装置
などを備える。駆動装置が備える燃料電池システム11
0以外の機器やその制御は本発明の中核をなさないか
ら、これ以上の説明は省略する。
【0019】水素貯蔵供給装置20は、常温で水素を放
出可能な低温型の水素吸蔵合金が充填された起動用水素
タンクMH1と、常温より高温で水素を放出する高温型
の水素吸蔵合金が充填された運転用水素タンクMH2
と、起動用水素タンクMH1からの水素の供給と運転用
水素タンクMH2からの水素の供給との切り換えを制御
する電子制御ユニット40とを備える。
【0020】起動用水素タンクMH1と運転用水素タン
クMH2の流出入口は連絡管22によって水素供給管2
4に接続されており、この水素供給管24を介して燃料
電池120に水素の供給が行なえるようになっている。
連絡管22には、起動用水素タンクMH1からの水素の
供給を司る開閉バルブ26と、運転用水素タンクMH2
からの水素の供給を司る開閉バルブ28とが取り付けら
れており、開閉バルブ26,28を開閉制御することに
より起動用水素タンクMH1からの水素の供給と運転用
水素タンクMH2からの水素の供給との切り換えを行な
うことができるようになっている。水素供給管24には
圧力調節バルブ30が取り付けられており、燃料電池1
20に供給する水素の圧力が調節される。連絡管22の
開閉バルブ26,28の上流側(タンク側)は、水素充
填管32によって連絡されており、水素充填管32には
水素充填バルブ34と起動用水素タンクMH1側から運
転用水素タンクMH2側への水素の移動を規制するチェ
ック弁36とが取り付けられている。
【0021】運転用水素タンクMH2の内部には温度調
節装置130の循環流路132に接続された熱交換流路
38が形成されており、この熱交換流路38に熱交換媒
体(例えば、水など)を流すことにより運転用水素タン
クMH2を加温したり冷却できるようになっている。
【0022】電子制御ユニット40は、CPU42を中
心とするマイクロプロセッサとして構成されており、処
理プログラムを記憶したROM44と、一時的にデータ
を記憶するRAM46と、入出力ポート(図示せず)と
を備える。この電子制御ユニット40には、起動用水素
タンクMH1に取り付けられた温度センサ50により検
出される起動用水素タンクMH1内部の温度Tなどが入
力ポートを介して入力されている。また、電子制御ユニ
ット40からは、開閉バルブ26,28のアクチュエー
タ27,29への駆動信号や水素充填バルブ34のアク
チュエータ35への駆動信号,圧力調節バルブ30のア
クチュエータ31への駆動信号などが出力ポートを介し
て出力されている。
【0023】燃料電池120は、例えば固体高分子型燃
料電池として構成されており、水素供給管24を介して
水素貯蔵供給装置20から供給される水素とブロア12
2により供給される空気中の酸素とによる電気化学反応
により発電する。なお、ブロア122は信号ラインによ
り電子制御ユニット40に接続されており、電子制御ユ
ニット40による駆動制御を受ける。燃料電池120の
内部には温度調節装置130の熱交換流路124が形成
されており、この熱交換流路124に熱交換媒体を流す
ことにより燃料電池120を冷却できるようになってい
る。
【0024】温度調節装置130は、運転用水素タンク
MH2の温度調節や燃料電池120の温度調節を行なう
装置として構成されており、運転用水素タンクMH2内
の熱交換流路38や燃料電池120内の熱交換流路12
4と共に熱交換媒体の流路をなす循環流路132と、熱
交換媒体を外気により冷却するラジエータ136とを備
える。循環流路132には、熱交換媒体を圧送する循環
ポンプ134と、燃料電池120の入口における熱交換
媒体の温度を検出する温度センサ140と、運転用水素
タンクMH2の入口における熱交換媒体の温度を検出す
る温度センサ52とが取り付けられている。循環ポンプ
134は信号ラインにより電子制御ユニット40に接続
されており、二つの温度センサ52,140により検出
される熱交換媒体の温度などに基づく電子制御ユニット
40による駆動制御を受ける。循環流路132には、ラ
ジエータ136をバイパスするバイパス管137が取り
付けられており、バイパス管137との分岐部に取り付
けられた三方弁138の駆動により熱交換媒体のラジエ
ータ136のバイパスを切り換えることができるように
なっている。なお、三方弁138のアクチュエータ13
9も信号ラインにより電子制御ユニット40に接続され
ており、電子制御ユニット40による駆動制御を受け
る。
【0025】なお、水素貯蔵供給装置20の説明として
電子制御ユニット40を説明したが、上述したように、
電子制御ユニット40は水素貯蔵供給装置20のコント
ローラとしてのみ機能するものではなく、システム全体
のコントローラとしても機能する。
【0026】次に、こうして構成された燃料電池システ
ム110の動作、特にシステムの起動時における水素貯
蔵供給装置20の動作とシステムの停止時における水素
貯蔵供給装置20の動作について説明する。図2はシス
テムの起動時に水素貯蔵供給装置20の電子制御ユニッ
ト40により実行される起動時処理ルーチンの一例を示
すフローチャートであり、図3はシステムの停止時に同
じく電子制御ユニット40により実行される停止時処理
ルーチンの一例を示すフローチャートである。まず、シ
ステムの起動時の動作について説明する。
【0027】起動時処理ルーチンが実行されると、電子
制御ユニット40のCPU42は、まず、起動用水素タ
ンクMH1から水素の供給を開始する処理を実行する
(ステップS100)。この処理は、具体的には開閉バ
ルブ26を開成する処理となり、この処理により燃料電
池120における発電が開始される。なお、この水素の
供給開始処理のときには開閉バルブ28と水素充填バル
ブ34は共に閉成されている。続いて、三方弁138を
ラジエータ136側が閉となるよう駆動して熱交換媒体
をバイパス管137に流れるようにし、循環ポンプ13
4を駆動して運転用水素タンクMH2の暖機を開始する
(ステップS102)。起動用水素タンクMH1から水
素の供給が開始された燃料電池120は発電を開始して
いるから、発電に伴って燃料電池120に生じる熱を用
いて運転用水素タンクMH2を加温するのである。
【0028】次に、温度センサ50により検出される運
転用水素タンクMH2の内部の温度Tを読み込み(ステ
ップS104)、温度Tが閾値Tr以上となるのを待つ
(ステップS106)。ここで、閾値Trは、運転用水
素タンクMH2が良好に水素を放出できる温度として設
定されるものである。温度Tが閾値Tr以上となると、
起動用水素タンクMH1からの水素の供給を運転用水素
タンクMH2からの水素の供給に切り換えて(ステップ
S108)、本ルーチンを終了する。切り換え処理は、
具体的には、開閉バルブ28を開成すると共に開閉バル
ブ26を閉成することにより行なわれる。
【0029】図4は起動直後の起動用水素タンクMH1
と運転用水素タンクMH2の圧力と水素の吸蔵量との関
係の一例を示す説明図であり、図5は暖機終了後の起動
用水素タンクMH1と運転用水素タンクMH2の圧力と
水素の吸蔵量との関係の一例を示す説明図である。図
中、曲線Aは起動用水素タンクMH1の圧力と水素の吸
蔵量との関係を示し、曲線Bは運転用水素タンクMH2
の圧力と水素の吸蔵量との関係を示す。また、図中、
「Pr」は燃料電池120に供給する水素の圧力の下限
値である。図4に示すように、起動直後は、運転用水素
タンクMH2は暖機されていないから、内部の水素吸蔵
合金は水素の放出が良好に行なうことができず、燃料電
池120に水素を供給するのに十分な圧力にならない。
一方、起動用水素タンクMH1は燃料電池120に水素
を供給するのに十分な圧力となっているから、起動用水
素タンクMH1から燃料電池120へ水素を供給するこ
とができる。運転用水素タンクMH2の暖機後は、運転
用水素タンクMH2の内部の水素吸蔵合金は水素を良好
に放出することができるから、運転用水素タンクMH2
は燃料電池120に水素を供給するのに十分な圧力とな
り、運転用水素タンクMH2から燃料電池120に水素
を供給することができる。
【0030】以上説明した水素貯蔵供給装置20によれ
ば、起動直後には、常温で水素の供給が可能な起動用水
素タンクMH1から燃料電池120に水素を供給しなが
ら運転用水素タンクMH2を暖機し、運転用水素タンク
MH2の暖機終了後は運転用水素タンクMH2から水素
を燃料電池120に供給することができる。しかも、運
転用水素タンクMH2の暖機を燃料電池120から生じ
る熱を用いるから、システムのエネルギ効率を高くする
ことができる。
【0031】次にシステムの停止時の動作について説明
する。開閉バルブ26,28が共に閉成されて図3の停
止時処理ルーチンが実行されると、電子制御ユニット4
0のCPU42は、まず、三方弁138をラジエータ1
36側が閉となるよう駆動して熱交換媒体をバイパス管
137に流れるようにし、循環ポンプ134を駆動して
燃料電池120の廃熱を用いて運転用水素タンクMH2
の保温を開始する(ステップS200)。燃料電池12
0は運転を停止しても急には冷却せず、熱的には一種の
熱源として機能するから、燃料電池120を熱源として
運転用水素タンクMH2の温度の低下を抑制するのであ
る。
【0032】次に、水素充填バルブ34を開成して(ス
テップS202)、運転用水素タンクMH2の水素を用
いる起動用水素タンクMH1への水素の充填を開始し、
所定時間経過するのを待って(ステップS204)、水
素充填バルブ34を閉成して水素の充填を終了し(ステ
ップS206)、本ルーチンを終了する。
【0033】図6は、停止時における起動用水素タンク
MH1と運転用水素タンクMH2の圧力と水素の吸蔵量
との関係の変化を説明する説明図である。図中、曲線A
は起動用水素タンクMH1の圧力と水素の吸蔵量との関
係を示し、曲線B1は停止直後の運転用水素タンクMH
2の圧力と水素の吸蔵量との関係を示し、曲線B2は水
素の充填終了時の運転用水素タンクMH2の圧力と水素
の吸蔵量との関係を示す。曲線A上のポイントAP1は
停止時における起動用水素タンクMH1の状態を示し、
ポイントAP2は水素の充填終了時の起動用水素タンク
MH1の状態を示す。また、曲線B1上のポイントBP
1は停止時における運転用水素タンクMH2の状態を示
し、曲線B2上のポイントBP2は水素の充填終了時の
運転用水素タンクMH2の状態を示す。停止時直後で
は、起動用水素タンクMH1はポイントAP1の状態で
あり、水素の吸蔵量は棒グラフC1で示され、運転用水
素タンクMH2はポイントBP1の状態にあり、水素の
吸蔵量は棒グラフD1で示される。水素充填バルブ34
が開成されて起動用水素タンクMH1への水素の充填が
開始されると、運転用水素タンクMH2は温度調節装置
130により保温されるものの時間の経過に伴って徐々
に温度を低下させる。水素の充填を終了する所定時間経
過後には、運転用水素タンクMH2内の水素吸蔵合金は
曲線B2で表わされる特性曲線を描くようになり、起動
用水素タンクMH1と運転用水素タンクMH2とが圧力
平衡となるポイントBP2の状態となる。運転用水素タ
ンクMH2の水素の吸蔵量は、水素の充填により減少
し、棒グラフD2で示される量となる。一方、運転用水
素タンクMH2と圧力平衡された起動用水素タンクMH
1は、水素の充填によりその水素の吸蔵量は棒グラフC
2で示される量となる。こうして起動用水素タンクMH
1に水素が充填されることにより、システムが次に起動
されたときに、起動用水素タンクMH1から円滑に燃料
電池120に水素を供給することができるのである。
【0034】図7は、運転用水素タンクMH2の温度T
と、開閉バルブ26,28,水素充填バルブ34の開閉
状態を時系列的に示す説明図である。図示するように、
起動時t1には、運転用水素タンクMH2の温度Tは閾
値Trより低いから起動用水素タンクMH1から水素を
供給するよう開閉バルブ26が開成され、開閉バルブ2
8は閉成される。運転用水素タンクMH2の温度Tが閾
値Trに至る時刻t2では運転用水素タンクMH2から
の水素の供給に切り換えるために開閉バルブ28が開成
されると共に開閉バルブ26が閉成されて、定常運転状
態となる。一方、システムの停止時t3には、開閉バル
ブ28が閉成されると共に水素充填バルブ34が開成さ
れて運転用水素タンクMH2の水素を用いる起動用水素
タンクMH1への水素の充填が開始される。時刻t3か
ら所定時間経過後の時刻t4では、水素充填バルブ34
が閉成されて水素の充填を終了する。時刻t3から時刻
t4までは、温度調節装置130により燃料電池120
の廃熱を用いて運転用水素タンクMH2を保温するか
ら、運転用水素タンクMH2の温度は徐々にしか低下し
ない。
【0035】以上説明した実施例の水素貯蔵供給装置2
0によれば、起動時には運転用水素タンクMH2の温度
Tが閾値Tr以上となって水素の供給が良好にできるよ
うになるまで起動用水素タンクMH1から燃料電池12
0に水素を供給し、運転用水素タンクMH2の温度Tが
閾値Tr以上となったときに起動用水素タンクMH1か
らの水素の供給を運転用水素タンクMH2からの水素の
供給に切り換えることができる。この結果、起動時に連
続して安定して水素を燃料電池120に供給することが
できる。
【0036】また、実施例の水素貯蔵供給装置20によ
れば、停止時に運転用水素タンクMH2の水素を用いて
起動用水素タンクMH1に水素を充填するから、起動用
水素タンクMH1か運転用水素タンクMH2の一方が空
になって燃料電池120への円滑な水素の供給ができな
くなることを防止することができる。即ち、起動用水素
タンクMH1が空になることによりシステムの起動を行
なうことができない状態を回避することができるのであ
る。起動用水素タンクMH1への水素の充填は、停止時
に繰り返し行なわれるから、起動用水素タンクMH1を
容量の小さなものとすることができる。この結果、起動
用水素タンクMH1の小型化・軽量化を図ることができ
る。こうした起動用水素タンクMH1の小型化・軽量化
は、水素貯蔵供給装置20やこれを備える燃料電池シス
テム110を車両などの移動体に搭載するのに適したも
のとすることができる。
【0037】実施例の燃料電池システム110によれ
ば、温度調節装置130により燃料電池120と運転用
水素タンクMH2の温度を調節するから、別々の装置に
より各々温度を調節するものに比して装置を簡易化する
と共に小型化することができる。また、実施例の燃料電
池システム110では、起動時には燃料電池120の熱
を用いて運転用水素タンクMH2を暖機するから、シス
テムのエネルギ効率を高くすることができる。さらに、
停止時には燃料電池120の廃熱を用いて運転用水素タ
ンクMH2を保温して水素の充填を行なうことができ
る。
【0038】実施例の燃料電池システム110を備える
移動体によれば、移動体の始動から停止まで燃料電池シ
ステム110では水素貯蔵供給装置20から燃料電池1
20に円滑に水素を供給するから、駆動装置に必要な電
力を燃料電池120から円滑に得ることができる。しか
も、移動体は始動と運転停止を繰り返すから、始動性と
停止性に優れた水素貯蔵供給装置20や燃料電池システ
ム110を駆動装置の一部として備えることにより、効
率のよいものとすることができる。
【0039】実施例の水素貯蔵供給装置20では、停止
時に運転用水素タンクMH2の水素を用いて起動用水素
タンクMH1に水素を充填するものとしたが、運転用水
素タンクMH2の暖機終了後であれば何時でも起動用水
素タンクMH1に水素を充填するものとしてもよい。
【0040】実施例の水素貯蔵供給装置20では、運転
用水素タンクMH2を一つだけ備えるものとしたが、運
転用水素タンクMH2を二つ以上備えるものとしてもよ
い。例えば、図8の変形例の水素貯蔵供給装置20Bの
一部に示すように、運転用水素タンクとして二つの運転
用水素タンクMH21と運転用水素タンクMH22とを
備え、いずれの運転用水素タンクからも水素供給管24
を介して燃料電池120に水素を供給できるよう連絡管
22Bに開閉バルブ28a,28bを設けると共にいず
れの運転用水素タンクからも起動用水素タンクMH1に
水素を充填できるように水素充填バルブ34a,34b
を有する水素充填管32a,32bを分岐するのであ
る。また、いずれの運転用水素タンクも温度調節装置1
30により個別に温度調節できるように熱交換流路38
a,38bをその内部に備えると共に熱交換媒体の熱交
換流路38a,38bへの流入を規制する開閉バルブ3
9a,39bを設けるのである。こうした変形例の水素
貯蔵供給装置20Bでは、一方の運転用水素タンクから
燃料電池120へ水素を供給し、他方の運転用水素タン
クの水素を用いて起動用水素タンクMH1に水素を充填
することができる。なお、変形例の水素貯蔵供給装置2
0Bでは、二つの運転用水素タンクを備えるものとした
が、三つ以上の運転用水素タンクを備えるものとしても
よい。
【0041】実施例の水素貯蔵供給装置20では、起動
用水素タンクMH1や運転用水素タンクMH2に水素吸
蔵合金を充填するものとしたが、水素吸蔵合金を充填し
ないタイプの水素タンクとしてもよい。
【0042】実施例の燃料電池システム110では、水
素貯蔵供給装置20を燃料電池120に水素を供給する
ものとして組み込んだが、燃料電池120以外の水素消
費機器、例えば水素エンジンなどに水素を供給するもの
としてもよい。その場合、温度調節装置130に代えて
運転用水素タンクMH2を加温する加温装置を用いても
よいし、水素消費機器の温度調節装置を共用するものと
してもよい。
【0043】実施例の水素貯蔵供給装置20やこれを備
える燃料電池システム110では、車両などの移動体の
駆動装置の一部として説明したが、移動体に搭載しない
ものとしても差し支えない。
【0044】以上、本発明の実施の形態について実施例
を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限
定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲
内において、種々なる形態で実施し得ることは勿論であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例である水素貯蔵供給装置2
0を有する燃料電池システム110の構成の概略を示す
構成図である。
【図2】 システムの起動時に水素貯蔵供給装置20の
電子制御ユニット40により実行される起動時処理ルー
チンの一例を示すフローチャートである。
【図3】 システムの停止時に同じく電子制御ユニット
40により実行される停止時処理ルーチンの一例を示す
フローチャートである。
【図4】 起動直後の起動用水素タンクMH1と運転用
水素タンクMH2の圧力と水素の吸蔵量との関係の一例
を示す説明図である。
【図5】 暖機終了後の起動用水素タンクMH1と運転
用水素タンクMH2の圧力と水素の吸蔵量との関係の一
例を示す説明図である。
【図6】 停止時における起動用水素タンクMH1と運
転用水素タンクMH2の圧力と水素の吸蔵量との関係の
変化を説明する説明図である。
【図7】 運転用水素タンクMH2の温度と、開閉バル
ブ26,28,水素充填バルブ34の開閉状態を時系列
的に示す説明図である。
【図8】 変形例の水素貯蔵供給装置20Bの一部の構
成の概略を示す部分構成図である。
【符号の説明】
20,20B 水素貯蔵供給装置、22,22B 連絡
管、24 水素供給管、26,28,28a,28b
開閉バルブ、27,29 アクチュエータ、30 圧力
調節バルブ、31 アクチュエータ、32,32a,3
2b 水素充填管、34,34a,34b 水素充填バ
ルブ、35 アクチュエータ、36 チェック弁、3
8,38a,38b 熱交換流路、39a,39b 開
閉バルブ、40 電子制御ユニット、42 CPU、4
4 ROM、46 RAM、50,52 温度センサ、
110 燃料電池システム、120 燃料電池、122
ブロア、124 熱交換流路、130 温度調節装
置、132 循環流路、134循環ポンプ、136 ラ
ジエータ、137 バイパス管、138 三方弁、13
9 アクチュエータ、140 温度センサ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01M 8/04 H01M 8/04 J X 8/06 8/06 R

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水素の貯蔵および供給を行なう水素貯蔵
    供給装置であって、 常温で水素の供給が可能な第1水素貯蔵手段と、 常温より高い温度で水素の供給を行なう第2水素貯蔵手
    段と、 該第2水素貯蔵手段を加温する加温手段と、 前記第1水素貯蔵手段からの水素の供給と前記第2水素
    貯蔵手段からの水素の供給とを切り換える水素供給切換
    手段と、 前記第2水素貯蔵手段からの水素を用いて前記第1水素
    貯蔵手段に水素を充填可能な水素充填手段とを備える水
    素貯蔵供給装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の水素貯蔵供給装置であっ
    て、 前記第2水素貯蔵手段の温度を検出する温度検出手段
    と、 該検出された温度に基づいて前記第1水素貯蔵手段から
    の水素の供給と前記第2水素貯蔵手段からの水素の供給
    とが切り換えられるよう前記水素供給切換手段を制御す
    る切換制御手段とを備える水素貯蔵供給装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の水素貯蔵供給装置であっ
    て、 前記第2水素貯蔵手段の温度を検出する温度検出手段
    と、 水素の供給開始時に前記第1水素貯蔵手段から水素が供
    給されるよう前記水素供給切換手段を制御し、前記温度
    検出手段により検出された温度が所定温度以上になった
    ときに前記第1水素貯蔵手段からの水素の供給を前記第
    2水素貯蔵手段からの水素の供給に切り換えるよう前記
    水素供給切換手段を制御する起動時制御手段とを備える
    水素貯蔵供給装置。
  4. 【請求項4】 前記第2水素貯蔵手段からの水素の供給
    が可能な所定時に該第2水素貯蔵手段からの水素を用い
    て前記第1水素貯蔵手段に水素が充填されるよう前記水
    素充填手段を制御する充填制御手段を備える請求項1な
    いし3いずれか記載の水素貯蔵供給装置。
  5. 【請求項5】 前記充填制御手段は、水素の供給停止時
    を前記所定時として前記第1水素貯蔵手段に水素を充填
    する手段である請求項4記載の水素貯蔵供給装置。
  6. 【請求項6】 燃料電池により発電する燃料電池システ
    ムであって、 前記燃料電池に水素を供給可能な請求項1ないし5いず
    れか記載の水素貯蔵供給装置と、 前記燃料電池を熱交換媒体を用いて冷却する冷却手段と
    を備え、 前記水素貯蔵供給装置が備える加温手段は、前記冷却手
    段の熱交換媒体との熱交換により前記第2水素貯蔵手段
    を加温する手段である燃料電池システム。
  7. 【請求項7】 請求項5の水素貯蔵供給装置を備える請
    求項6記載の燃料電池システムであって、 前記充填制御手段は、前記水素の充填が終了するまで運
    転が停止された前記燃料電池の廃熱を用いて前記第2水
    素貯蔵手段の加温が継続されるよう前記加温手段を制御
    する手段である燃料電池システム。
  8. 【請求項8】 水素を燃料とする駆動装置を備える移動
    体であって、 水素の貯蔵装置として請求項1ないし5いずれか記載の
    水素貯蔵供給装置を備える移動体。
  9. 【請求項9】 水素を燃料とする駆動装置を備える移動
    体であって、 前記駆動装置の少なくとも一部に請求項6または7記載
    の燃料電池システムを備える移動体。
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