JP2001302146A - 空気圧式エレベータ - Google Patents

空気圧式エレベータ

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JP2001302146A
JP2001302146A JP2000118618A JP2000118618A JP2001302146A JP 2001302146 A JP2001302146 A JP 2001302146A JP 2000118618 A JP2000118618 A JP 2000118618A JP 2000118618 A JP2000118618 A JP 2000118618A JP 2001302146 A JP2001302146 A JP 2001302146A
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JP
Japan
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airbag
car
air
internal pressure
pressure
Prior art date
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Application number
JP2000118618A
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English (en)
Inventor
Hajime Takemura
元 竹村
Takao Tsukada
隆夫 塚田
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Max Co Ltd
Original Assignee
Max Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ダンパや振動吸振器などの装置を設けることな
く、低コストでカゴの振動を抑えることができる空気圧
式エレベータを提供すること。 【解決手段】エアバッグ2のエアを排気してカゴ3を下
降させる際、該カゴ3の下降時におけるエアバッグ2の
内圧の変化を圧力センサ10で検出し、検出したエアバ
ッグ2の内圧と予め設定した指令値とを比較監視し、エ
アバッグ2の内圧と指令値との差が小さくなるように排
気バルブ11をフィードバック制御した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気圧式エレベー
タ、詳しくはカゴが下降する際にカゴの振動を抑制する
空気圧エレベータに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、空気圧式エレベータは、カゴ下
に配置したエアバッグにエアを送り込んでエアバッグを
膨張させることによってカゴを押し上げるようにして上
昇させ、エアバッグ内のエアを抜いてエアバックを収縮
させることによりカゴを下降させることができるように
形成されているもので、カゴを下降させる場合は、エア
バッグ内のエアを排出すればよいだけであるため、排気
管路の絞りにより速度の調整を行なっている。
【0003】従来のエレベータでは、滑らかに着床させ
るために、カゴが着床する手前にセンサを設け、そのセ
ンサを通過したときに排気管路を絞り、エアの排気量を
少なくして、カゴの下降速度を減速し、滑らかな着床を
実現している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、カゴの
下降時にはエアバッグ内のエアを排出するだけである
が、空気の圧縮性とエアバッグの弾性のためにカゴの上
下振動が発生し著しく乗り心地を損なっているのが現状
であった。
【0005】本発明は上記問題点を解消し、ダンパや振
動吸振器などの装置を設けることなく、低コストでカゴ
の振動を抑えることができる空気圧式エレベータを提供
することをその課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明に係る空気圧式エレベータは、エアバッグ本
体を上下に重ね合わせ上下方向に伸縮するように配置さ
れたエアバッグと、該エアバッグの上に配置されたカゴ
と、上記エアバッグ内にエアを供給して上記カゴを上昇
させるブロアと、上記エアバックの内圧を検出する圧力
センサと、上記エアバッグ内のエアを排気して上記カゴ
を下降させる排気バルブとを備えた空気圧式エレベータ
において、上記エアバッグのエアを排気して上記カゴを
下降させる際、該カゴの下降時におけるエアバッグの内
圧の変化を上記圧力センサで検出し、検出したエアバッ
グの内圧と予め設定した指令値とを比較監視し、エアバ
ッグの内圧と指令値との差が小さくなるように上記排気
バルブをフィードバック制御することを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係る空気圧式エ
レベータ(以下、エレベータという)の概要の斜視図を
示し、図2は構成図を示す。このエレベータは、ベース
フレーム1の上面にエレベータ昇降用のエアバッグ2が
設けられ、エアバッグ2の上にエレベータのカゴ3が配
置されている。このカゴ3は、エアバッグ2を膨張ある
いは収縮させることにより、ベースフレーム1の四隅に
立てられた支柱4に沿って昇降動作するようになってい
るもので、エアバッグ2にはエアを供給するブロア5が
管路6を介して接続されている。
【0008】カゴ3は人や荷物を乗せて階を移動する箱
体で、ベースフレーム1に立てられた支柱4に沿って、
上下に移動自在になっているものであり、このカゴ3は
上昇する際はストッパー7に当たるまでエアバッグ2に
押し上げられ、下降する際は位置検出センサ8で着床が
近いことを検出できるようになっている。
【0009】エアバッグ2は、袋状をしたエアバッグ本
体2aを上下に多段に重ねた構成で、隣り合うエアバッ
グ本体2aは、それぞれに形成された連通孔(図示せ
ず)によって互いに連通し、各エアバッグ本体2aの内
部は、それぞれの連通孔によって一つにつながっている
ので、ブロア5によって最下部に位置するエアバッグ本
体2aにエアを送り込むことにより、エアバッグ2が膨
張するようになっている。
【0010】ブロア5は電動機9を駆動力とする送風機
で、管路6を介してエアバッグ2に接続され、電動機9
を回転させることによって管路6を経由してエアバッグ
2にエアを供給できるようになっている。
【0011】そして、管路6の途中にはエアバッグ2の
内圧を検出する圧力計からなる圧力センサ10と排気バ
ルブ11とが設けられ、圧力計10の検出結果は、図3
に示すように、コントローラ12で指令値(図4参照)
と比較され、コントローラ12は検出結果を監視してエ
アバッグ2の内圧の変化をカゴ3の上下動に対応させて
判断し、指令値よりも圧力センサの検出した値が小さい
ときは排気バルブ11を絞り、指令値よりも圧力センサ
の検出した値が大きいときは排気バルブ11の絞りを緩
めるようにして、排気バルブ11の絞り量を制御し、エ
アバッグの内圧をフィードバック制御することにより、
エアバッグ2の内圧の変化を滑らかにし、結果としてカ
ゴ3の振動を抑制するようにしている。
【0012】上記構成のエレベータによれば、カゴ3が
1階に停止している状態で、図示しない2階行きのスイ
ッチを操作してエレベータを作動させると電動機9が回
転してブロア5が作動し、管路6を経由してエアがエア
バッグ2内に送り込まれるので、エアバッグ2が膨張
し、カゴ3を上方に押し上げる。
【0013】カゴ3がストッパー7に当接し、エアバッ
グ2の圧力が所定値Psになるまで電動機9が回転す
る。エアバッグ2の圧力が所定値Psになると電動機9
を止めてエアの供給を停止する。
【0014】次に、使用者が2階から1階に下りるとき
は、1階行きのスイッチを操作すると、排気バルブ11
が開いてエアバッグ2の圧力が低下する。エアバッグ2
の圧力が低下するとカゴ3が下降を開始するが、カゴ3
の下降中は空気の圧縮性とエアバッグ2の弾性のため
に、図4に示すエアバッグ圧力対時間のグラフの実線に
示すように、内圧が上下に変化し、カゴ3の上下振動が
発生するが、圧力センサの検出した圧力が、図4の点線
で示す指令値よりも低いときは排気バルブ11を絞り、
圧力センサの検出した圧力が指令値よりも高いときは排
気バルブ11の絞りを緩め、エアバッグ2の内圧の変化
が指令値に近づくように滑らかになるようにし、結果と
してカゴ3の上下方向の振動を抑制することができ、乗
り心地のよいエレベータを実現することができる。
【0015】
【発明の効果】本発明によれば、ダンパや振動吸振器な
どの装置を設けることなく、低コストでカゴの振動を抑
えることができ、乗り心地のよい空気圧式エレベータを
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る空気圧式エレベータの斜視図
【図2】上記空気圧式エレベータの構成図
【図3】エアバッグの内圧をフィードバック制御する説
明図
【図4】カゴが下降する際のエアバッグの内圧変化を説
明するエアバッグ圧力対時間のグラフ
【符号の説明】
2 エアバッグ 2a エアバッグ本体 3 カゴ 5 ブロア 10 圧力センサ 11 排気バルブ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エアバッグ本体を上下に重ね合わせ上下
    方向に伸縮するように配置されたエアバッグと、該エア
    バッグの上に配置されたカゴと、上記エアバッグ内にエ
    アを供給して上記カゴを上昇させるブロアと、上記エア
    バックの内圧を検出する圧力センサと、上記エアバッグ
    内のエアを排気して上記カゴを下降させる排気バルブと
    を備えた空気圧式エレベータにおいて、 上記エアバッグのエアを排気して上記カゴを下降させる
    際、該カゴの下降時におけるエアバッグの内圧の変化を
    上記圧力センサで検出し、検出したエアバッグの内圧と
    予め設定した指令値とを比較監視し、エアバッグの内圧
    と指令値との差が小さくなるように上記排気バルブをフ
    ィードバック制御することを特徴とする空気圧式エレベ
    ータ。
JP2000118618A 2000-04-19 2000-04-19 空気圧式エレベータ Pending JP2001302146A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103879862A (zh) * 2014-03-12 2014-06-25 苏州天梭电梯有限公司 气动电梯的驱动装置及其驱动方法
JP7427429B2 (ja) 2019-11-14 2024-02-05 Ihi運搬機械株式会社 ドローン荷受け装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103879862A (zh) * 2014-03-12 2014-06-25 苏州天梭电梯有限公司 气动电梯的驱动装置及其驱动方法
CN103879862B (zh) * 2014-03-12 2016-11-09 苏州天梭电梯有限公司 气动电梯的驱动装置及其驱动方法
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