JP2001301056A - リールスタンド - Google Patents
リールスタンドInfo
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Abstract
できる。 【解決手段】リールRからシート材Sを巻き戻してタイ
ヤ成形ドラムDに供給するシート供給装置Jにおけるリ
ールスタンド1である。ターンテーブル3上かつその回
転中心Xの点対称位置Q1、Q2に、シート材Sを巻き
戻し自在に支持できかつリールRを交換可能なリール支
持手段4を設けた。
Description
ート材を巻き取ったリールを交換可能に支持するリール
スタンドに関する。
7に概念的に示すように、タイヤ構成用のシート材Sを
ロール状に巻き取ったリールRから、前記シート材Sを
巻き戻してタイヤ成形ドラムDに供給するシート供給装
置(所謂サービサー)aが使用される。このシート供給
装置aは、前記リールRを支持するリールスタンドb
と、このリールスタンドbに支持されたリールRから巻
き戻されるシート材Sを、所定長さに切断しながらタイ
ヤ成形ドラムDに供給しかつその外周面に貼り付ける貼
付コンベヤcとを具えている。
ンナーライナゴム、サイドウォールゴム、カーカスプラ
イ、ブレーカプライ等があり、又タイヤ成形ドラムDと
しては、前記インナーライナゴム、サイドウォールゴ
ム、カーカスプライ等を貼り付ける所謂シェーピングド
ラムD1、及びブレーカプライを貼り付ける所謂ベルト
ドラムD2等がある。
の供給位置PAにあるリールRが空になった際、製造ラ
インを停止させないで、この空リールR0を、シート材
Sが巻装されている新しいリールR1(以下巻装リール
という場合がある)と取り替える所謂段替えの必要があ
る。そのために、従来のリールスタンドbでは、シート
供給方向Fとは直角なレールdに沿って往復移動可能な
走行台eを用い、供給位置PAのリールRの側方に、ス
ペア用の巻装リールR1を待機させている。
になった時点で、前記走行台eを移動せしめ、待機位置
PBのスペア用の巻装リールR1と前記空リールR0と
を位置替えさせていた。なお、この位置換えにより待機
位置PBとなった空リールR0は、この待機位置PBに
おいてリールスタンドbから取り外され、新たなスペア
用の巻装リールR1と交換される。
来のリールスタンドbでは、供給位置PAの両側に、ス
ペア用の巻装リールR1のための待機スペースHが必要
となるなど、シート供給装置aの占有面積が大きくなる
という問題がある。
ドラムD1に、サイドウォールゴムである左右のシート
材S、Sを並列に供給するシート供給装置aを例示して
いるが、係る場合には、供給位置PAにある2本のリー
ルRを同時に位置替えする必要があるため、供給位置P
Aの両側に、リール2本分の大きな待機スペースHが必
要となってしまう。
2に、ブレーカプライである2枚のシート材S、Sを上
下かつ一直線状に供給するシート供給装置aを例示して
いるが、係る場合にも、前後に隔たるリールスタンド
b、bの夫々において、各供給位置PAの両側にリール
1本分の待機スペースHが必要となる。
ルを用い、このターンテーブル上かつその回転中心の点
対称位置に、リール支持手段を設けることを基本とし
て、スペア用の巻装リールの待機スペースを半減でき、
工場スペースの有効活用を図りうるリールスタンドの提
供を目的としている。
に、本願請求項1の発明は、タイヤ構成用のシート材を
巻き取ったリールから前記シート材を巻き戻してタイヤ
成形ドラムに供給するシート供給装置において、前記リ
ールを交換可能に支持するリールスタンドであって、回
転自在なターンテーブルを具えるとともに、該ターンテ
ーブル上かつその回転中心の点対称位置に、前記シート
材を巻き戻し自在に支持できかつリールを交換可能なリ
ール支持手段を設けたことを特徴としている。
示例とともに説明する。図1は、本発明の2つのリール
スタンド1、1が、シェーピングドラムD1であるタイ
ヤ成形ドラムDに、例えばサイドウォールゴムである左
右のシート材S、Sを並列に供給するシート供給装置J
に組み込まれた場合を例示する平面図、図2は側面図で
ある。
支持するリールスタンド1、1と、各リールスタンド1
に支持されたリールRから巻き戻されるシート材Sを、
所定長さに切断しながらタイヤ成形ドラムDに断続的に
供給しかつその外周面に貼り付ける貼付コンベヤ2とを
具えている。
図2〜4に示すように、回転自在なターンテーブル3を
具えるとともに、該ターンテーブル3上かつその回転中
心Xの点対称位置Q1、Q2に、前記シート材Sを巻き
戻し自在に支持できかつリールRを交換可能なリール支
持手段4を設けたことを特徴としている。なお一方の位
置Q1は前記供給位置PAに相当し、他方の位置Q2は
待機位置PBに相当する。
設する支軸部7と、この支軸部7により回転自在にかつ
水平に保持されるテーブル本体9とを具える。
の周囲枠10の中央を、シート供給方向Fにのびる中枠
材11により仕切ってなる上下開放の矩形枠組み体12
であり、前記中枠材11の下面によって、前記支軸部7
の上端を支持している。なおテーブル本体9は、前記支
軸部7に代え、台板部6との間に例えばボールベアリン
グやローラ等の周知の回転部材(図示しない)を配し
て、回転自在に支持しても良く、又前記支軸部7と回転
部材とを併用することもできる。
面に形成した凹部13内に前記台板部6及び支軸部7を
配することにより、テーブル本体9の床面からの段差G
を最低限に抑えるとともに、リール交換時、この段差G
を乗り越えてリールRを容易に出し入れするために、前
記テーブル本体9の側面にスロープ14、14を形成し
ている。
を側方に張り出して形成しているため、図4に示すよう
に、ターンテーブル3の回転半径rは、やや大きなもの
となる。従って、テーブル回転に際して、隣のリールス
タンド1との衝合を避けるため、本例では、台板部6
を、シート供給方向Fと直角にのびるレール15に沿っ
て移動可能に構成している。なお符号16は、レール1
5上を転動する台板部6の車輪であり、又この移動の駆
動手段(図示しない)として、例えば油圧シリンダ、ボ
ールネジ機構などの周知の種々のものが採用できる。な
おスロープ14を排除したときには、回転半径rはより
小さく、すなわち移動距離をより小に設定できる。
Q2に設ける前記リール支持手段4は、本例では、前記
中枠材11と周囲枠10との間に架け渡される回転自在
な一対のリール受けローラ17、17から形成され、こ
のリール受けローラ17、17間に、前記リールRのフ
ランジ部Rfを跨らせて載置する。
縁が真円状をなすことによりリール中心線廻りで回転可
能に支持、すなわち巻装するシート材Sを巻き戻し自在
に支持される。又リールRは、リール受けローラ17、
17間に跨らせるだけで装着されるため、その取付け、
取外しが容易となるなどリール交換を簡便、かつ迅速に
行いうる。
ンドブレーキ19(図3に示す)が巻装され、その締め
付け力を調整することにより、リールRの過回転を抑制
している。
ーブル本体9の前記中枠材11から立ち上がる矩形フレ
ーム21上に、シート供給方向Fにのびるフレーム板2
2を立設するとともに、このフレーム板22にかつ前記
点対称位置Q1、Q2に、前記リール支持手段4によっ
て支持されたリールRからシート材Sを巻き戻すシート
巻き戻し手段20を設けている。
に示すように、シート材SとともにリールRに巻取られ
た例えばポリエチレン等の非伸張性の離形用ライナー2
3を回収する回収リール24と、シート材Sを下流側に
案内する案内ロール25と、離形用ライナー23をシー
ト材Sから剥離して前記回収リール24に案内する案内
ロール25とを具える。
着脱自在に取り付くとともに、モータMによって駆動す
る。従って、このモータMによるリールRからの離形用
ライナー23の巻き戻し力によってリールRが回転し、
これに伴い従属的に巻き戻されるシート材Sは、案内ロ
ール25、26間で離形用ライナー23と剥離したのち
下流側の貼付コンベヤ2に搬送される。
リール支持手段4とともに各点対称位置Q1、Q2に設
けることによって、スペア用の巻装リールR1の前準備
が可能となり、位置替え後のシート材Sの供給を迅速化
するなど段替え性能を大巾に向上しうる。
略示する如く、前記シート巻き戻し手段20からのシー
ト材Sをフェスツーン2Aを介して受け取る受け取りコ
ンベヤ部2Bと、受け取ったシート材Sを所定長さ(例
えばドラムD一周分の長さ)で切断するカッター部2C
と、切断されたシート材Sをタイヤ成形ドラムDに供給
しかつその外周に貼着する貼付コンベヤ部2Dとを具え
る。
ルスタンド1の上方を通って、シート材Sを搬送する、
すなわちリールスタンド1が貼付コンベヤ2の下方に配
設される場合を例示している。なお前記フェスツーン2
A、受け取りコンベヤ部2B、カッター部2C、及び貼
付コンベヤ部2Dとして周知構造のものが好適に採用で
きる。
は、その上限下限の高さ位置を検出するスイッチSW
1、SW2が取り付き、前記下限スイッチSW1の検出
により前記モータMを停止するとともに、上限スイッチ
SW2の検出によりモータMを始動させている。
の回転中心Xに対する点対称位置Q1、Q2に、リール
支持手段4を設けているため、供給位置PAのリールR
と待機位置PBのリールRとを、ターンテーブル3の1
80゜の回転(位置替え)によって段替えできる。すな
わち、供給位置PAの一方側に待機スペースHを設ける
だけで、リールRの段替えを行いうるため、従来に比し
て待機スペースHを半減でき、シート供給装置Jの占有
面積の縮小、すなわち省スペース化が達成できる。特
に、本例の如くリールスタンド1を、貼付コンベヤ2の
下方に配置した場合には、より大きな省スペース化が達
成できる。
ドラムD2に、ブレーカプライである2枚のシート材
S、Sを上下かつ一直線状に供給する場合を例示しい
る。本例では、リールスタンド1、1は、供給方向Fに
沿って一直線状にかつ前後に隔てて配置している。又各
リールスタンド1からのシート材SをベルトドラムD2
に搬送する貼付コンベヤ2、2は、上下に位置を違えて
配される。
間隔Lをある程度確保することによって、テーブル回転
に際しての互いの衝合を回避でき、従って、前記レール
15や車輪16等を排除し、台板部6を床面に固定する
ことが可能となる。
いて詳述したが、本発明は図示の実施形態に限定される
ことなく、種々の態様に変形して実施しうる。
回転自在なターンテーブルを用い、このターンテーブル
上かつその回転中心の点対称位置に、リール支持手段を
設けているため、段替えに際してのスペア用の巻装リー
ルの待機スペースを半減でき、工場スペースの有効活用
を図りうる。
置の一実施例を示す平面図である。
る。
る略平面図である。
念図である。
概念図である。
Claims (1)
- 【請求項1】タイヤ構成用のシート材を巻き取ったリー
ルから前記シート材を巻き戻してタイヤ成形ドラムに供
給するシート供給装置において、前記リールを交換可能
に支持するリールスタンドであって、 回転自在なターンテーブルを具えるとともに、該ターン
テーブル上かつその回転中心の点対称位置に、前記シー
ト材を巻き戻し自在に支持できかつリールを交換可能な
リール支持手段を設けたことを特徴とするリールスタン
ド。
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