JP2001301053A - 非球面複合層を持った接合レンズの成形方法 - Google Patents

非球面複合層を持った接合レンズの成形方法

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JP2001301053A JP2000119685A JP2000119685A JP2001301053A JP 2001301053 A JP2001301053 A JP 2001301053A JP 2000119685 A JP2000119685 A JP 2000119685A JP 2000119685 A JP2000119685 A JP 2000119685A JP 2001301053 A JP2001301053 A JP 2001301053A
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小泉  博
Kazuhiro Tanaka
和洋 田中
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 非球面複合層の成形と、レンズ同士の接合と
を一度の工程で同時に行えるようにした非球面複合層を
持った接合レンズの成形方法を得る。 【解決手段】 金型1を用いて第1のレンズ6へ非球面
複合層を成形する紫外線硬化性樹脂5aと、第1のレン
ズ6と第2のレンズ8同士の接合に用いる接着剤7とを
ほぼ同一の照射条件により硬化する紫外線硬化性樹脂を
用い、金型1に対して第1のレンズ6の調芯と、第1の
レンズ6に対して第2のレンズ8の調芯をレンズ位置調
整機構9及びコリメータ4を用いて一工程で行い、第1
のレンズ6への非球面複合層5の成形と、第1のレンズ
6及び第2のレンズ8の接合とを一回の紫外線照射によ
り同時に行えるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、非球面複合層を持
った接合レンズの成形方法に関し、詳しくは、単レンズ
への非球面複合層の成形と、単レンズ同士の接合とを一
回の光照射により同時に行えるようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、単レンズに非球面複合層を形
成した、いわゆる複合レンズは比較的安価に非球面レン
ズを成形する手段として実用化されている。この複合レ
ンズは、光学ガラス製の単レンズのレンズ面に紫外線硬
化性樹脂等からなる複合層を形成することによって製作
されている。
【0003】一方、複数の単レンズを接合した接合レン
ズも従来から、アッベ数の異なる複数の単レンズを接合
して色収差の補正用に用いたり、接合によるレンズ組付
け時のレンズ間の変芯や間隔のずれを回避するために適
している。
【0004】ところで、複合レンズと接合レンズとの両
方の機能を備えた、いわゆる非球面複合層を持った接合
レンズを成形する従来の成形方法としては、一般に単レ
ンズの一方のレンズ面に非球面複合層を形成して複合レ
ンズを成形した後、別の工程で複合レンズの他方のレン
ズ面に別の単レンズを接合する方法が採られている。
【0005】ここで、上述した従来の非球面複合層を持
った接合レンズの成形方法の手順を図8〜図11につい
て説明する。
【0006】まず、図8に示すように金型30の鏡面加
工した非球面複合層形成のための転写面31に所定量の
紫外線硬化性樹脂32を滴下した後、金型30に凸レン
ズ33をセットし、この凸レンズ33を図9に示すよう
に支持枠34を用いて金型30に固定する。このセット
状態において凸レンズ33側から紫外線UVを所定時間
照射することで、凸レンズ33を透過した紫外線によっ
て紫外線硬化性樹脂32が硬化する。この後、金型30
から凸レンズ33を取り出すことによって、図9aに示
すように凸レンズ33の一面に非球面複合層32が形成
された複合レンズ35が成形される。
【0007】上述のように成形された複合レンズ35に
単レンズを接合するには、図10に示すように金型30
に複合レンズ35をセットし、凸レンズ33の他面に紫
外線硬化性樹脂からなる接着剤36を所定量滴下あるい
は塗布した後、凹レンズ37を圧着し、図11に示すよ
うに支持枠38を用いて金型30に固定する。このセッ
ト状態において凹レンズ37側から紫外線UVを所定時
間照射することで、凹レンズ37を透過した紫外線によ
って接着剤36が硬化し、図11aに示すように非球面
複合層を持った接合レンズ38が成形される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した非球
面複合層を持った接合レンズの成形方法では、複合レン
ズの成形と接合レンズの成形とがそれぞれ別工程で行わ
れているので、工程数が増加し製作作業が煩雑であると
いった問題がある。
【0009】また、複合レンズ成形時での金型30の転
写面の光軸と凸レンズ33の光軸とのずれを調整するた
めの調芯作業や、接合レンズ成形時の凸レンズ33と凹
レンズ37との光軸のずれを調整するための調芯作業を
それぞれ別工程で行う必要があり、効率のよい成形方法
とは言えない。
【0010】本発明は、上述したような課題を解消する
ためになされたもので、非球面複合層の成形と、レンズ
同士の接合とを一度の工程で同時に行えるようにした非
球面複合層を持った接合レンズの成形方法を得ることを
目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め本発明による非球面複合層を持った接合レンズの成形
方法は、金型を用いてレンズへ非球面複合層を成形する
樹脂材と、レンズ同士の接合に用いる接着剤とをほぼ同
一の照射条件により硬化する硬化性樹脂を用い、レンズ
への非球面複合層の成形と、レンズ同士の接合とを一回
の照射により同時に行えるようにしたものである。
【0012】上述した成形方法によれば、レンズへの非
球面複合層の成形と、レンズ同士の接合とが一度の工程
で同時に行えるようになり、成形工程の簡略化を図るこ
とができ、効率的な成形方法となる。
【0013】また、非球面複合層の成形時の金型に対す
るレンズの調芯と、接合レンズ成形時のレンズ同士の調
芯とが同時に行えるようにしたことによって、効率のよ
い調芯作業が可能となる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明による非球面複合層
を持った接合レンズの成形方法の実施の形態を図面を参
照して説明する。
【0015】図1〜図3は一連の各成形工程を示した概
要図である。図1Aは金型1の断面図であり、金型1に
は非球面複合層を形成するため、例えば表面がニッケル
メッキ処理され鏡面加工された転写面2を有し、この転
写面2の外周部には非球面複合層が形成されるガラスレ
ンズである後述する第1のレンズがセットされる環状の
受け面3が形成されている。ここで、金型1は光軸観察
手段である例えばコリメータ4によって金型1の2つの
中心点a,bの反射芯が一致するように肉眼で観察しな
がらコリメータ4の光軸上に金型中心が位置するように
基準位置が設定される。
【0016】さて、上述したように基準位置が設定され
た金型1の転写面2上に図1Bに示すように非球面複合
層の樹脂材料となる紫外線硬化性樹脂5aが所定量滴下
される。
【0017】そして、紫外線硬化性樹脂5aが滴下され
た金型1上に図2Cに示すようにガラス製の凹レンズか
らなる第1のレンズ6が受け面3上にセットされる。こ
こで、第1のレンズ6はその外周面が後述するレンズ位
置調整機構により保持され、受け面3に対して加圧する
ことによって転写面2上の紫外線硬化性樹脂5aが転写
面2の全体に充満し、転写面2から溢れた紫外線硬化性
樹脂は第1のレンズ6と受け面3との間から外部へ排出
される。この後、第1のレンズ6は金型1に対して調芯
される。この調芯操作はレンズ光軸観察手段となるコリ
メータ4によって第1のレンズ6の2つの中心点a,b
の反射芯が一致するようにコリメータ4を肉眼で観察し
ながらレンズ位置調整機構を操作し、金型1の受け面3
に対して第1のレンズ6を前後左右に調整移動させるこ
とによって調芯が行われる。
【0018】この後、図2Dに示すように第1のレンズ
6上に紫外線硬化性樹脂からなる接着剤7が所定量滴下
される。ここで、紫外線硬化性樹脂からなる接着剤7
と、非球面複合層の樹脂材料となる紫外線硬化性樹脂5
aとは、ほぼ同一の波長範囲の例えば透明なアクリル系
あるいはエポキシ系の紫外線硬化性樹脂からなる。
【0019】かくして、接着剤7が滴下された第1のレ
ンズ6上に図3Eに示すようにガラス製の凸レンズから
なる第2のレンズ8がセットされる。第2のレンズ8は
その外周面がレンズ位置調整機構により保持され、第1
のレンズ6に対して加圧することによって接着剤7がレ
ンズ面全体に拡がる。この後、第2のレンズ8を第1の
レンズ6に対して調芯される。この調芯操作は上述した
場合と同様にコリメータ4によって第2のレンズ8の2
つの中心点a,bの反射芯が一致するようにコリメータ
4で観察しながらレンズ位置調整機構を操作し、第1の
レンズ6に対して第2のレンズ8を前後左右に調整移動
させることによって調芯が行われる。尚、第2のレンズ
8の調芯操作において第1のレンズ6が移動しないよう
に支持枠により固定するようにしてもよい。
【0020】上述したレンズ位置調整機構の全体を符号
9で示し、図4はこのレンズ位置調整機構9の実施の形
態例の斜視図を示し、図5はレンズ位置調整機構9によ
って第1のレンズ6に対して第2のレンズ8を調芯操作
する様子を示す。
【0021】レンズ位置調整機構9は内外二重の外側リ
ング枠10と内側リング枠11とを有し、このうち、外
側リング枠10は対向する一対のX軸ピン12,12に
よって固定フレーム13に回動可能に支承され、一方の
X軸ピン12側に対応する外側リング枠10の上縁から
鉤状の第1のレバー14が立設している。また、内側リ
ング枠11はX軸ピン12,12とは直交する向きに配
置したY軸ピン15,15によって外側リング枠10に
回動可能に支承され、一方のY軸ピン15に対応する内
側リング枠11の上縁から鉤状の第2のレバー15が立
設している。さらに、内側リング枠11には下縁から等
間隔に3つの脚片17,17,17が垂設され、これら
各脚片17の下端部にそれぞれ内側に向き合うようにレ
ンズ保持部18が形成されている。
【0022】すなわち、このように構成したレンズ位置
調整機構9は、第1のレバー14を矢印方向へ揺動動作
させることで、X軸ピン12,12を回動支点として外
側リング枠10と共に内側リング枠11を回動させ、各
レンズ保持部18を図5において前後方向へ微動調整さ
せることができる。また、第2のレバー16を矢印方向
へ揺動動作させることで、Y軸ピン16,16を回動支
点として内側リング枠11のみを回動させ、各レンズ保
持部18を図5において左右方向へ微動調整させること
ができる。
【0023】ここで、図5において各レンズ保持部18
で第2のレンズ8が保持された状態では、X軸ピン12
及びY軸ピン16から第2のレンズ8のレンズ接合面ま
での曲率半径R1 及びR2 は第2のレンズ7のレンズ曲
面と等しくされている。従って、レンズ位置調整機構9
の操作によって第2のレンズ8を第1のレンズ6との接
合面を滑らせることで調芯させることができる。さら
に、レンズ保持部18によって第2のレンズ8を保持し
た状態で、第1のレンズ6に対して第2のレンズ8を垂
直方向への押し付けを可能にすれば、レンズ接合面への
気泡の侵入や接合不良を回避することができる。尚、こ
の際、第2のレンズ8の調芯操作にあっては、予め金型
1に対して調芯されている第1のレンズ6が移動しない
ように固定枠19により固定されている。
【0024】また、第1のレバー14及び第2のレバー
16はコリメータ4の調整操作に連動するレンズ位置調
整回路20からの信号制御に基づきそれぞれのアクチュ
エータ21,22によって駆動される。
【0025】第1のレンズ6に第2のレンズ8の調芯が
終了された後、非球面複合層となる紫外線硬化性樹脂5
aの硬化と、第1のレンズ6と第2のレンズ8間の紫外
線硬化性樹脂からなる接着剤7の硬化とが紫外線照射ラ
ンプ23によって同時に行われる。この例では、紫外線
照射ランプ23からの紫外線はコリメータ4の光軸上に
配置した切換え式の反射ミラー24によってレンズ側に
照射させる方法を採用している。
【0026】すなわち、紫外線が照射されることによっ
て、紫外線硬化性樹脂5aは第1のレンズ6に非球面複
合層5となって形成され、そして、硬化された接着剤7
によって第1のレンズ6に第2のレンズ8が接合され、
図6に示した、いわゆる非球面複合層を持った接合レン
ズが成形される。
【0027】このような非球面複合層を持った接合レン
ズの成形方法によれば、金型1に対して第1のレンズ6
の調芯操作と、第1のレンズ6に対して第2のレンズ8
の調芯操作に係わる工程をレンズ位置調整機構9を用い
て一度に行うことができ、特に、非球面複合層5の硬化
処理と、レンズ結合の接着剤7の硬化処理とを一回の紫
外線照射により完了することができる。
【0028】本発明は、上述しかつ図面に示した実施の
形態に限定されるものでなく、その要旨を逸脱しない範
囲内で種々の変形実施が可能である。
【0029】図7はレンズ位置調整機構9の別の実施の
形態を示したもので、第2のレンズ8の外周面上に対応
するように複数の球状の調整部材25,25,25を備
え、これら調整部材25をコリメータの調整操作に連動
するレンズ位置調整回路26からの信号制御に基づきそ
れぞれのアクチュエータ27によって上下動可能にされ
るようにしたものである。
【0030】上述したレンズ位置調整機構9によれば、
それぞれの調整部材25により第2のレンズ8の外周面
を軽く押し叩き、第2のレンズ8のバランス若しくは変
位量をコントロールすることによって、第2のレンズ8
を第1のレンズ6との接合面上で滑らせ調芯操作を行う
ことができる。
【0031】また、レンズ光軸観察手段として肉眼でレ
ンズの反射芯を捕らえるようにしたコリメータ以外、C
CD等の撮像素子と撮像光学系を組み込んで画像処理装
置に接続し、さらにレンズ位置調整機構9に接続するこ
とでレンズ位置調整の自動化が可能となり、調芯の作業
時間の短縮化が図れる。
【0032】また、切換え式の反射ミラー24を使用す
る以外、コリメータ4によるレンズ光軸観察と、紫外線
照射ランプ23の装置を別々にし、レンズ位置調整終了
後に別に備えた紫外線照射ランプにより樹脂の硬化を行
うようにしてもよい。
【0033】また、切換え式の反射ミラー24の代わり
にハーフミラーを用いたり、あるいはレンズ光軸観察用
の光線と樹脂硬化用の光線の波長を異ならせたバンドパ
スフィルターのような波長選択性の素子を用いることで
あってもよい。
【0034】さらに、非球面複合層を形成する紫外線硬
化性樹脂5aと、レンズ同志の接合に用いる接着剤7と
を200nm〜400nmの範囲の紫外線硬化性樹脂を
使用することで、広く一般に市販されているものをその
まま使用することができ低コスト化が図れる。
【0035】また、非球面複合層5や接着剤7は紫外線
によって硬化する樹脂以外、熱により硬化する熱硬化性
樹脂等を使用することであってもよい。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように本発明による非球面
複合層を持った接合レンズの成形方法は、金型を用いて
レンズへ非球面複合層を成形する樹脂材と、レンズ同士
の接合に用いる接着剤とをほぼ同一の照射条件により硬
化する硬化性樹脂を用い、レンズへの非球面複合層の成
形と、レンズ同士の接合とを一回の照射により同時に行
えるようにしたことで、レンズへの非球面複合層の形成
と、レンズ同士の接合とが一度の工程で同時に行えるよ
うになり、成形工程の削減が図れ、効率的な成形方法と
なり生産性が向上する。
【0037】また、硬化性樹脂として光硬化性樹脂ある
いは熱硬化性樹脂を用いたことで、光線あるいは熱線の
照射により非球面複合層の形成と、レンズ同志の接着剤
の硬化処理を短時間で行うことができる。
【0038】また、硬化性樹脂として200nm〜40
0nmの範囲の光線で硬化する紫外線硬化性樹脂を用い
たことで、広く一般に市販されているものをそのまま使
用することができ低コスト化が可能となる。
【0039】さらに、金型及び接合する単レンズ同士の
調芯をレンズ位置調整手段及びレンズ光軸観察手段を用
いて同時に行えるようにしたことで、金型及び接合する
単レンズ同士の調芯を一工程で行うことができ、工程数
の簡略化が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】A 本発明の成形方法における金型の芯出しの
工程図である。 B 同じく金型に非球面複合層のための紫外線硬化性樹
脂を滴下した工程図である。
【図2】C 金型に対して第1のレンズの調芯操作の工
程図である。 D 第1のレンズに接着剤を低下した工程図である。
【図3】E 第1のレンズに対して第2のレンズの調芯
操作の工程図である。
【図4】レンズ位置調整機構の斜視図である。
【図5】レンズ位置調整機構によって第1のレンズに対
して第2のレンズを調芯操作する様子を説明図である。
【図6】製品状態の非球面複合層を持った接合レンズの
断面図である。
【図7】レンズ位置調整機構の別の実施形態の構成図で
ある。
【図8】従来の成形方法で、金型へ紫外線硬化性樹脂を
滴下した状態の断面図である。
【図9】従来の複合レンズ成形の様子の断面図である。
a 複合レンズの断面図である。
【図10】複合レンズに接着剤を滴下した状態の断面図
である。
【図11】従来の接合レンズ成形の様子の断面図であ
る。 a 非球面複合層を持った接合レンズの断面図である。
【符号の説明】
1…金型、2…転写面、4…コリメータ、5a…紫外線
硬化性樹脂、5…非球面複合層、6…第1のレンズ、7
…接着剤、8…第2のレンズ、9…レンズ位置調整機
構、10…第1のリング、11…第2のリング、12…
X軸ピン、14…第1のレバー、15…Y軸ピン、16
…第2のレバー、18…レンズ保持部、20…レンズ位
置調整回路、21,22…アクチュエータ、23…紫外
線照射ランプ、24…反射ミラー、25…球状の調整部
材、26…レンズ位置調整回路、27…アクチュエータ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金型を用いて単レンズへ非球面複合層を
    成形する樹脂材と、単レンズ同士の接合に用いる接着剤
    とをほぼ同一の照射条件により硬化する硬化性樹脂を用
    い、上記単レンズへの非球面複合層の成形と、上記単レ
    ンズ同士の接合とを一回の照射により同時に行うことを
    特徴とする非球面複合層を持った接合レンズの成形方
    法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の非球面複合層を持った接
    合レンズの成形方法において、 上記硬化性樹脂は、光硬化性樹脂あるいは熱硬化性樹脂
    であることを特徴とする非球面複合層を持った接合レン
    ズの成形方法。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の非球面複合層を持った接
    合レンズの成形方法において、 上記硬化性樹脂は、200nm〜400nmの範囲の光
    線で硬化する紫外線硬化性樹脂であることを特徴とする
    非球面複合層を持った接合レンズの成形方法。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の非球面複合層を持った接
    合レンズの成形方法において、 上記金型及び接合する単レンズ同士の調芯をレンズ位置
    調整手段及びレンズ光軸観察手段を用いて同時に行うこ
    とを特徴とする非球面複合層を持った接合レンズの成形
    方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7288619B2 (en) 2004-05-07 2007-10-30 3M Innovative Properties Company Fluorinated polyether polyamine and method of making the same
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