JP2008003603A - レンズの調心装置及び調心方法 - Google Patents

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チェ,ユンソク
Ho Seop Jeong
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Abstract

【課題】モバイル用機器に採用されるレンズの調心装置を提供する。
【解決手段】レンズの調心装置100は、複数のレンズが積層されて結合されるバレル110と、バレルの内部に装着された被調整レンズの外周面を取り囲むスペーサと、スペーサに保持される被調整レンズを光軸に対して垂直方向に水平移動させるためのチャッキング部材121が一側へ延びた駆動部120と、バレルの下部に配置された光源132を通じて照射された光が、透光板131、チャート133及びバレル内のレンズが形成する光軸を経るように逆投影され、チャートを経つつ得られた画像がバレルの上部に配置されたミラー134で反射されて、その前方のスクリーン135にディスプレイされる投影光学部と、を備える。これにより、レンズの調心時にレンズの損傷を最小化し、接着剤とレンズとの接触面積を縮小させて被調整レンズを再使用可能にする。
【選択図】 図3

Description

本発明は、モバイル機器用のレンズの調心装置に係り、さらに詳細には、バレル内に挿入される被調整レンズが、その側面を取り囲むスペーサによって保持されることによって、レンズの調心時にレンズの側面及び表面の損傷を防止した調心装置に関する。
最近、デジタル技術の発達とともに、画像の圧縮・復元技術及びマルチメディア製品の周辺機器技術が向上するにつれて、モバイル用カメラレンズは、薄型化・小型化のために絶えず研究・開発されており、これに対応するために、モバイル機器用カメラは、一般のカメラを乗り越える性能を有し、超薄型のカメラレンズ光学系を備えることによって、携帯性の向上した製品へのニーズを満足させようとしている。
このようなモバイルカメラ用光学系レンズとして、従来、主に共軸系のカメラレンズ系が使用されてきており、従来の共軸系のカメラレンズ系は、光軸方向に対して複数の回転対称形のレンズが縦方向に配置され、それにより、縦方向のレンズ系の厚さを光軸方向に縮小させることに限界があった。
特に、モバイルカメラレンズ系の全長が、イメージセンサーの対角長とほぼ同じ程度で決定されるという点で、デジタルモバイル用機器の小型化の達成に相当の困難さがあり、一般のカメラに比べて5倍〜10倍の高い解像度を有する非球面レンズが主に使用されると共に、その積層数を減らすことにより縦方向のレンズ系の厚さを縮小させることができる。
しかし、このような非球面レンズを用いたモバイルカメラレンズ系を構成する場合には、カメラモジュールが一定の性能以上の解像度を有し、かつ薄型化及び小型化を同時に満足させることができるが、レンズの組立て時に各種の誤差に対して敏感に反応して、レンズの偏心による解像度が保証され難いので、製品の収率が低下し、かつ不良率が高くなって、低コスト化を実現し難いという問題点がある。
したがって、このような問題点を解決するために、バレル内に2つ以上のレンズ群が組立てられた光学系から発生したレンズの偏心を調整するための調心装置が多く開発されている。
図1及び図2を参照して従来の調心装置を簡略に説明すれば、下記の通りである。
まず、図1は、従来のレンズの調心装置の断面図である。図1に示すように、従来の調心装置は、調整用バレル13、チャート8及び投影光学系2を備える光学システムを用いる。
前記バレル13の内部に装着されたレンズ群3〜5のうち、偏心を調整する被調整レンズ7がチャッキングされるチャッキング部材10が備えられ、前記チャッキング部材10は、被調整レンズ7がチャッキングされた後、光軸に垂直な方向に2次元駆動され、このとき、前記被調整レンズ7を固定するための接着剤が注入されて、透光部6を介した光の照射によって被調整レンズ7がバレル13に接合されて固定される。
前記調整用バレル13は、被調整レンズ7が挿入された状態で側面開口部13aが形成され、前記チャッキング部材10が側面開口部13aを介して挿入されることによって被調整レンズ7の調心が行われる。
このとき、前記被調整レンズ7が調整された後、前記バレル13の上部に位置した第1レンズ3群を外し、接着剤を塗布して硬化させることによって被調整レンズ7を固定する。
このような構造の従来の調心装置は、前記チャッキング部材10が挿入される側面開口部13aがバレル13の側面に形成されているので、比較的に小型のモバイル用カメラレンズを装着して偏心を調整するには不適である。
また、被調整レンズ7が調心された後、前記側面開口部13a上に注入された接着剤を硬化させるために、第1レンズ3を外して接着剤を硬化させる方法を採用しているので、レンズ7の調心のための複数の工程が追加されて、製品の量産時にラグタイムが長くなり、被調整レンズ7の調心の完了後に再び第1レンズ3の組立てが行われるので、本来の状態の調心が行われたレンズユニットの性能が維持され難いという問題点がある。
そして、従来の調心装置は、被調整レンズ7の側面にチャッキング部材10が直接的に接触するので、前記チャッキング部材10を介したレンズ7の2次元駆動時に、レンズ7の側面及び表面にスクラッチのような損傷が発生する恐れがある。
また、図2は、従来の他のレンズの調心装置の斜視図である。図2に示すように、従来の調心装置20は、光軸方向に配列される複数のレンズの下部に撮像素子22が配置され、前記レンズの上部にレンズの偏心が測定可能なチャート23が設置され、前記レンズのうち最上部のレンズを被調整レンズ21として加圧することによって調心を行う。
前記調心装置20は、円筒形のチャッキング構造を有するチャッキング部材30が被調整レンズ21の側面と直接的に結合されて、レンズ21の光軸方向の2次元駆動によって調心を行い、このとき、前記被調整レンズ21と接する部分に予め接着剤を塗布することによって、前記接着剤の仮硬化状態で被調整レンズ21をチャッキング部材30によって移動させて、調心を完了させると同時に接着剤を硬化させる。
そして、前記被調整レンズ21の画像は、調心装置と別途に連結されたモニターを通じて確認される。
このような従来の調心装置は、被調整レンズ21と接した部分に接着剤が予め塗布されてレンズ21の調心を行うことによって、前記レンズ21の組立て時に不良が発生する場合、被調整レンズ21が汚染されるため、再使用ができないという問題点がある。
また、前述の従来の調心装置と同様に、前記被調整レンズ21に円筒形のチャッキング部材30が直接的にチャッキングされるので、被調整レンズ21の移動のための加圧時に被調整レンズ21に損傷が発生する恐れがあるという問題点がある。
そして、前記チャッキング部材30が円筒形、さらに詳細には、逆円錐形に製作されて被調整レンズ21の外側面に結合されるので、レンズの外径の小さいモバイル用レンズをチャッキングするための小型の構造に製作し難いという問題点がある。
本発明は、前記問題点を解決するためになされたものであって、バレルの内部に被調整レンズの外周面を取り囲んで保持するスペーサが装着され、その中央部の開口されたチャッキング部材を前記スペーサの外周面に密着結合させてレンズの調心を行うことによって、調心時にレンズの側面及び表面の損傷を防止したレンズの調心装置を提供することを目的とする。
また、本発明は、バレルの下部にチャートが配置され、前記チャートの下部から照射される光が、前記バレル内のレンズを経てバレルの上部のミラーで反射され、反射された光によってスクリーンに映射される画像を通じてチャッキング部材を移動させることによりレンズの調心を行うレンズの調心方法を提供することを他の目的とする。
本発明は、前記目的を解決するために、複数のレンズが積層されて結合されるバレルと、前記バレルの内部に装着された被調整レンズを取り囲むスペーサと、前記スペーサに保持される被調整レンズを光軸に対して垂直方向に水平移送させる駆動部と、前記バレルの下部から照射された光が、チャートを通じて逆投影されると同時に、前記バレルを介してミラーで反射された画像がスクリーンに投影される投影光学部と、を備えるレンズの調心装置を提供する。
一実施形態によれば、前記バレルは、その内部に少なくとも一つ以上のレンズが光軸に対して垂直方向に積層されて結合され、前記各レンズの外周面がバレルの内周面に密着したままレンズ間の間隔を調節するスペーサによって相互離隔するように保持される。
このとき、一実施形態によれば、前記バレル内の最上部に装着された被調整レンズを保持するスペーサは、前記被調整レンズの側面に密着するように突出部が上側へ突出しており、前記突出部の任意の地点に複数の溝が形成される。
また、一実施形態によれば、前記駆動部は、前記バレルの上部の被調整レンズの外側に3箇所が保持されるチャッキング部材と、前記チャッキング部材を平面上で2次元駆動させるための調節ネジと、から構成される。
一実施形態によれば、前記チャッキング部材は、その中央部に開口部が形成され、下部に等間隔に複数の圧入ピンが備えられ、前記圧入ピンが前記被調整レンズを取り囲むスペーサの外側を加圧するように装着される。
一方、一実施形態によれば、前記チャッキング部材がバレルの被調整レンズに結合された状態で、前記バレルの下部に配置されたチャートの画像が逆投影されて、バレルの上部のミラーで反射され、反射された画像がミラーの前方のスクリーンに映射されることによって、前記スクリーンの画像を通じてチャッキング部材を左右に移動させて被調整レンズの調心を行う。
また、本発明は、本発明の他の目的を解決するために、被調整レンズ及び複数のレンズが、スペーサによって保持されたバレルが駆動部に装着されるステップと、前記バレル内の被調整レンズの外側にチャッキング部材が装着されるステップと、前記バレルの下部から光が逆投影されるステップと、前記駆動部の調節ネジを利用して、前記チャッキング部材を2次元駆動させることによってレンズの偏心を調節するステップと、前記スペーサの外側に接着剤が注入されて硬化されることによって被調整レンズを固定させるステップと、前記バレルを駆動部から外すステップと、を含むレンズの調心方法を提供する。
このとき、一実施形態によれば、前記バレルの下部から光が逆投影されるステップで、光がチャート及びバレル内のレンズを光軸方向に経ることによって得られたチャートの画像が、前記バレルの上部のミラーで反射されて、その前方のスクリーンに映射されるステップをさらに含む。
また、一実施形態によれば、前記スクリーンに映射された画像を通じて、駆動部の調節ネジを利用して被調整レンズを取り囲むスペーサを加圧することによって被調整レンズを水平移動させることは、前記駆動部の調節ネジの微細調整によって行われ、このとき、被調整レンズは0.5μmずつ水平移動する。
本発明に係るレンズの調心装置及びその方法は、バレル内の最上部に積層されたレンズが、突出部が備えられたスペーサによって保持され、前記スペーサの突出部の外側に3箇所が保持されるように結合されたチャッキング部材を2次元駆動させてレンズの調心を行うことによって、レンズの調心時にレンズの損傷を最小化し、レンズを固定させるための接着剤とレンズとの接触面積を縮小させることにより被調整レンズの再使用が可能であり、比較的に小径を有するモバイル機器用レンズの調心を容易に行うことができる。
以下、添付した図面を参照して本発明を詳細に説明する。
図3は、本発明に係るレンズの調心装置の構成図であり、図4は、本発明に係るレンズの調心装置に装着されたバレル及びチャッキング部材の断面図であり、図5は、本発明に係るレンズの調心装置に装着されたバレルからチャッキング部材が外された状態の断面図であり、図6は、本発明に係るレンズの調心装置に装着されるチャッキング部材の平面図であり、図7は、本発明に係るレンズの調心装置のバレルの上部からチャッキング部材が外された状態の斜視図である。
図示されているように、本発明のレンズの調心装置100は、その内部に被調整レンズ112及び複数のレンズ111が積層されたバレル110が駆動部120の一側に装着され、前記バレル110の上部に駆動部120のチャッキング部材121が結合され、前記バレル120の下部から逆投影される光によって得られたチャート133の画像がミラー134で反射されてスクリーン135に投影されることによって、前記スクリーン135の画像を用いたチャッキング部材121の水平移動によって被調整レンズ112の偏心を調節する。
前記バレル110は、円筒形に形成され、その内部に光軸が一致するように被調整レンズ112及び複数の非球面レンズ111が積層され、前記レンズ111、112は、スペーサ140によって相互離隔するように保持される。
前記被調整レンズ112を最上部で保持するスペーサ140は、上側へ突出した突出部141が上面の周縁部に沿って形成され、前記突出部141の任意の地点には、等間隔に溝142が形成される。
このとき、前記突出部141の内側面には、被調整レンズ112の側面を取り囲みつつ密着され、前記突出部141の外側面とバレル110の内周面とは、所定間隔離隔されて形成される。
このように組立てられた前記バレル110は、調心装置100の駆動部120の一側に装着され、その上部に駆動部120の一側から延びて被調整レンズ112を加圧するチャッキング部材121が結合され、前記チャッキング部材121は、チャッキング部材121の下面の周縁部から等間隔にその直下部へ延びた圧入ピン122が、前記スペーサ140の突出部141とバレル110の壁部との間の空間に圧着されることによって結合される。
一方、前記チャッキング部材121は、前記バレル110の上部に結合された状態で、駆動部120の作動によって平面上で2次元駆動され、前記チャッキング部材121の2次元駆動は、前記駆動部120のボディーに備えられた調節ネジ124の調整によって行われる。
このとき、前記チャッキング部材121は、下部へ延びた圧入ピン122が被調整レンズ112を取り囲むスペーサ140の外側に形成された隙間に挿入され、三脚状に形成された圧入ピン122によって前記スペーサ140の3箇所が保持されることが望ましい。
このようなチャッキング部材121は、駆動部120に結合された調節ネジ124の一方向の回転によって前記バレル110の上部の水平面上で駆動され、前記調節ネジ124のステップ別の調整によってほぼ5μmの間隔で水平移動されることにより前記レンズ112の調心が行われる。
また、前記チャッキング部材121は、その中央部に前記バレル110に装着された被調整レンズ112の光路を遮断しないように、円形の開口部123を備える。
ここで、前記被調整レンズ112及びスペーサ140は、その上部にチャッキング部材121が結合された状態で、前記圧入ピン122が形成されていないチャッキング部材121の外周面を通じて接着剤Bが注入されて硬化され、前記接着剤Bは、突出部141の外側に満たされつつ、前記突出部141に備えられた溝142の内部に流れ込み、前記溝142を通じて被調整レンズ112とスペーサ140とが結合され、前記スペーサ140とバレル110の内周面との間に注入された接着剤Bによってスペーサ140とバレル110とが結合されることによって、調心の完了したレンズユニットとして組立てられる。
一方、図3に示すように、前記バレル110の下部には、チャート133、透光板131及び光源132が配置され、前記バレル110の上部には、ミラー134と、ミラー134で反射された画像がディスプレイされるスクリーン135とが配置される。
前記バレル110に組立てられた被調整レンズ112の調心は、前記透光板131を通じた光源132の逆投影によって、前記バレル110のレンズ112を経て前記スクリーン135にディスプレイされたチャート133の画像を見つつ、前記バレル110の上部に結合された駆動部120のチャッキング部材121を水平移動させることによって行う。
このとき、前記チャッキング部材121の下部へ延びた圧入ピン122の下端部は、前記バレル110内で被調整レンズ112を取り囲むスペーサ140の突出部141の外側面に密着されることによって、前記チャッキング部材121の水平移動時に被調整レンズ112の側面及び表面の損傷を最小化する。
前記バレル110の下部から逆投影される光は、前記バレル110の直上部に配置されたミラー134を通じて拡大された画像としてミラー134の前方のスクリーン135に映射され、このとき、前記ミラー134は、前記スクリーン135に投影される画像を最大限確保できるように、45゜の角度を維持することが望ましい。
このような構造を有する本発明の調心装置は、スペーサ140によって被調整レンズ112及び複数のレンズ111が保持されるように結合されたバレル110が駆動部120に装着されるステップと、前記バレル110の最上部に位置した被調整レンズ112の上部にチャッキング部材121が装着されるステップと、前記バレル110の下部から光が逆投影されるステップと、前記駆動部120に備えられた調節ネジ124の回転によってチャッキング部材121を駆動させることにより被調整レンズ112の偏心を調節するステップと、前記スペーサ140の外側に注入された接着剤Bが硬化されることにより被調整レンズ112が固定されるステップと、前記被調整レンズ112の調心が完了したバレル110を駆動部120から外すステップと、を含むレンズの調心方法によって製造することができる。
前記バレル110の内部に積層された最上部の被調整レンズ112は、その外周面を取り囲む突出部141の備えられたスペーサ140によって保持され、前記駆動部120の一側に延設されたチャッキング部材121の3箇所を前記突出部141の外側に保持させた後、前記駆動部120の調節ネジ124を利用して、前記チャッキング部材121の3箇所が、バレル110の上部の前記被調整レンズ112に保持された状態で水平面上での微細調整を行う。
このとき、本発明の調心装置は、前記バレル110の下部に配置された光源132を通じて逆投影される光は、チャート133及びバレル110内のレンズ111、112を光軸方向に経由し、前記チャート133を経つつ投影された画像を含んだ光が、前記バレル110の上部のミラー134で反射されて前記スクリーン135にディスプレイされるステップをさらに含む。
そして、前記被調整レンズ112の調心は、前記被調整レンズ112を取り囲むスペーサ140の突出部141の外側にチャッキング部材121の圧入ピン122が挿入された状態で、前記調節ネジ124を利用して被調整レンズ112を0.5μmずつ移動させつつ微細調整することによって行う。
一方、前記被調整レンズ112の調心が完了すれば、前記チャッキング部材121の外側、すなわち、前記チャッキング部材121の外周面に形成された圧入ピン122の間にUV接着剤Bが塗布され、前記UV接着剤Bは、前記バレル110の外側に別途に備えられたUV照射部(図示せず)からの照射光によって硬化される。
以上で説明した本発明の望ましい実施形態は、例示の目的のために開示されたものであり、当業者であれば、本発明の技術的な思想を逸脱しない範囲内で多様な置換、変形及び変更を行うことが可能であろうが、このような置換、変形及び変更は、特許請求の範囲に属するものと見なされなければならない。
従来のレンズの調心装置の断面図である。 従来の他のレンズの調心装置の斜視図である。 本発明に係るレンズの調心装置の構成図である。 本発明に係るレンズの調心装置に装着されたバレル及びチャッキング部材の断面図である。 本発明に係るレンズの調心装置に装着されたバレルからチャッキング部材が外された状態の断面図である。 本発明に係るレンズの調心装置に装着されるチャッキング部材の平面図である。 本発明に係るレンズの調心装置のバレルの上部からチャッキング部材が外された状態の斜視図である。
符号の説明
110 バレル
112 被調整レンズ
120 駆動部
121 チャッキング部材
122 圧入ピン
123 開口部
124 調節ネジ
131 透光板
132 光源
133 チャート
134 ミラー
135 スクリーン

Claims (11)

  1. 複数のレンズが積層されて結合されるバレルと、
    前記バレルの内部に装着された被調整レンズの外周面を取り囲むスペーサと、
    前記スペーサに保持される被調整レンズを光軸に対する垂直方向に水平移動させるためのチャッキング部材が一側へ延びた駆動部と、
    を備えるレンズの調心装置。
  2. 前記レンズは、非球面レンズを備えて、前記バレルの最上部に被調整レンズが積層されて結合されたことを特徴とする請求項1に記載のレンズの調心装置。
  3. 前記スペーサは、上面の周縁部に上側へ突出しており、その内側に被調整レンズが密着されて結合される突出部が備えられ、前記突出部の任意の地点に複数の溝が形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載のレンズの調心装置。
  4. 前記駆動部は、前記バレルの上部の被調整レンズを取り囲むスペーサの外側に圧入ピンによって3箇所が保持されるチャッキング部材と、前記チャッキング部材をレンズの上部で2次元駆動させるための調節ネジと、から構成されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のレンズの調心装置。
  5. 前記圧入ピンは、前記チャッキング部材の周縁部から直下部に延設され、前記被調整レンズを取り囲むスペーサの突出部の外側に挿入されることを特徴とする請求項4に記載のレンズの調心装置。
  6. 前記バレルの上部の内周面と前記スペーサの突出部の外周面との間の空間に接着剤が注入されて硬化されることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載のレンズの調心装置。
  7. 前記チャッキング部材は、前記駆動部に備えられた調節ネジのステップ別の調整によって5μmの間隔で水平移動されることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載のレンズの調心装置。
  8. 前記チャッキング部材は、その中央部に円形の開口部が形成されたことを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載のレンズの調心装置。
  9. 前記レンズの調心装置は、前記バレルの下部に配置された光源と、前記光源を通じて照射され、前記バレルの光軸を経るように逆投影される光をして所定の画像を確保させる透光板及びチャートと、前記チャートを通じて得られた画像が反射されるミラーと、前記ミラーで反射された画像がディスプレイされるスクリーンと、からなる投影光学部をさらに備えることを特徴とする請求項1〜8のいずれか一項に記載のレンズの調心装置。
  10. 最上部の被調整レンズ及び複数のレンズがスペーサによって所定間隔離隔されるように積層されて結合されたバレルが駆動部に装着されるステップと、
    前記バレル内の被調整レンズの外側に前記駆動部の一側へ延びたチャッキング部材が装着されるステップと、
    前記バレルの下部から光が逆投影されるステップと、
    前記駆動部の調節ネジを利用して前記チャッキング部材を2次元駆動させることにより被調整レンズの偏心が調節されるステップと、
    前記スペーサの外側に注入された接着剤が硬化されることにより被調整レンズが固定されるステップと、
    前記バレルを前記駆動部のチャッキング部材から外すステップと、
    を含むレンズの調心方法。
  11. 前記被調整レンズの偏心が調節されるステップの前に、前記バレルの下部から逆投影された光が、チャート及びバレル内のレンズを光軸方向に経由し、前記チャートを経つつ得られた画像が前記バレルの上部のミラーで反射されて、その前方のスクリーンに投影されるステップをさらに含むことを特徴とする請求項10に記載のレンズの調心方法。
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