JP2001300975A - 樹脂封止装置 - Google Patents

樹脂封止装置

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JP2001300975A JP2000121017A JP2000121017A JP2001300975A JP 2001300975 A JP2001300975 A JP 2001300975A JP 2000121017 A JP2000121017 A JP 2000121017A JP 2000121017 A JP2000121017 A JP 2000121017A JP 2001300975 A JP2001300975 A JP 2001300975A
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淳二 平野
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  • Encapsulation Of And Coatings For Semiconductor Or Solid State Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 装置の多機能化、設計の自由度を向上させて
容易に拡張したり改変したりできる樹脂封止装置を提供
する。 【解決手段】 ローダー14及びアンローダー15が移
動可能な移動レール部28と台座部29とを備えた増設
レールユニットCが、被成形品供給ユニットAと成形品
収納ユニットBとの間に移動レール部どうしが連続する
ように挿脱可能に設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する利用分野】本発明は被成形品供給ユニッ
トより被成形品をプレス部に搬入するローダーと、プレ
ス部より成形品を成形品収納ユニットへ取り出すアンロ
ーダーとが移動レール部を共用して移動することにより
樹脂封止する樹脂封止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体製造装置として用いられる樹脂封
止装置の構成について、図6及び図7を参照して説明す
る。図6において、樹脂封止装置は、モールド金型51
を備えたプレス部52を中心にしてその周囲に供給マガ
ジン53に収納したリードフレーム、樹脂基板などの被
成形品を供給テーブル54へ供給する被成形品供給部5
5、樹脂タブレットを貯蔵する保管部56、樹脂タブレ
ットを整列供給するボールフィーダ57及びリニアフィ
ーダ58、及び樹脂タブレットを装填されて供給テーブ
ル54へ供給するタブレットホルダー59を備えた樹脂
タブレット供給部60、モールド金型51より取り出さ
れた成形品をゲートブレイクして不要樹脂を分離するデ
ィゲート部61、不要樹脂を分離した成形品を収納する
収納マガジン62を備えた成形品収納部63、装置全体
の動作を制御する制御部64などが設けられている。
【0003】被成形品及び樹脂タブレットは供給テーブ
ル54へ供給されると、ローダー65に保持されて型開
きしたモールド金型51へ搬入される。また、成形品は
モールド金型51より離型されるとアンローダー66に
保持され、アンローダ66は金型面をクリーニングしな
がら成形品をディゲート部61へ搬出する。アンローダ
ー66は、ディゲート部61において基板の反りを防止
するため成形品を押さえたまま保持し、成形品にエアー
が吹き付けられて冷却される。そして、基板がツイスト
されて成形品と不要樹脂とが分離され、アンローダー6
6は成形品のみをディゲート部61に受け渡してから次
の成形品を取り出すため移動する。上記ローダー65及
びアンローダー66は、プレス部52の上方に架設され
たガイドレール67を共用して移動するようになってお
り、ローダー65は供給テーブル54とモールド金型5
1との間、アンローダー66はモールド金型51とディ
ゲート部61との間を各々往復移動するようになってい
る(特開平3−286817号参照)。
【0004】次に、図7に示す樹脂封止装置は、成形品
の数を増減したり、多品種少量生産にも対応できるよ
う、モールド金型70a〜70dを各々含むプレス機能
のみを有するプレスユニット71a〜71dを基本ユニ
ット72のプレス着脱部73に対して分離可能に設けた
ものである。基本ユニット72には、供給マガジン74
に収納したリードフレーム、樹脂基板などの被成形品を
ターンテーブル75へ供給する被成形品供給部76、樹
脂タブレットを収納するタブレットカセット77からタ
ブレットホルダー78へ樹脂タブレットを装填して供給
する樹脂タブレット供給部79、プレスユニット71a
〜71dより取り出された成形品を成形品ピップアップ
80により保持してゲートブレイクして不要樹脂を分離
するディゲート部81、不要樹脂を分離した成形品を収
納する収納マガジン82を備えた成形品収納部83を備
えている。
【0005】被成形品及び樹脂タブレットはローダーユ
ニット84に備えたローダー85に保持されて型開きし
たモールド金型70a〜70dへ搬入される。また、成
形品はモールド金型70a〜70dより離型されると、
ローダーユニット84に備えたアンローダー86に保持
され、該アンローダー86は金型面をクリーニングしな
がら成形品をディゲート部81へ搬出する。上記ローダ
ーユニット84に備えたローダー85及びアンローダー
86は上下に重なるように設けられており、基本ユニッ
ト72に設けられたガイドレール87を平面上位置で共
用して各々独自に移動するようになっている。
【0006】ローダー85は、待機位置Xにおいて旋回
して向きを変えてターンテーブル75より被成形品を保
持し、タブレットホルダー78より樹脂タブレットを各
々保持する。そして、ローダー85は、搬入先のプレス
ユニット71a〜71dへ向きを合わせて旋回した後、
ガイドレール87に沿って搬送位置Y又はZへ移動して
所要のプレスユニットへ被成形品及び樹脂タブレットを
搬入する。また、アンローダー86は、搬送位置B又は
Cに待機しており、成形動作が終了したプレスユニット
71a〜71dの型開きしたモールド金型70a〜70
dより離型された成形品を保持して取り出し、ガイドレ
ール87に沿って待機位置Xに移動してから必要に応じ
てディゲート部81へ向きを合わせるべく旋回して移載
する。各プレスユニット71a〜71dにおいて、アン
ローダ86が型開きしたモールド金型70a〜70dへ
進入して成形品を取り出すのと入れ替わりにローダー8
5が次の被成形品及び樹脂タブレットを当該モールド金
型へ搬入するようになっている(特開平10−5845
7号参照)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】近年、実装基板の微細
配線化、高集積化に伴い、半導体パッケージも小型化し
て高密度実装化しており、QFN(Quad・Flat
・Non−leaded)タイプのパッケージ、BGA
(ボールグリッドアレイ)タイプのパッケージ、CSP
(チップサイズパッケージ)などが実用化されている。
例えば、QFNのようにインナーリードの一部をパッケ
ージから露出させたり、BGAタイプ或いはフリップチ
ップ実装タイプの半導体パッケージにおいては、接続端
子(バンプ、はんだボールなど)の端部を露出させて樹
脂封止したい、或いは複数の半導体チップを一括して樹
脂封止したいという要請がある。この場合、モールド金
型にリリースフィルムを張設して樹脂封止するのが好ま
しい場合があった。また、製品によっては、半導体パッ
ケージの熱放散性を高めるため、放熱板(ヒートシンク
をチップと共に樹脂封止したいと言う要請もある。ま
た、キャビティダウンタイプのパッケージのように、キ
ャビティ周囲の基板面に端子接続面が形成されている場
合には基板上に樹脂路を形成できないため、上下金型の
間に中間金型プレート(中間型)を挿脱して樹脂封止し
たいと言う要請もあった。
【0008】しかしながら、図6に示す樹脂封止装置
は、モールド金型51を有するプレス部52の周囲にロ
ーダー65及びアンローダ66、被成形品供給部55、
樹脂タブレット供給部60、ディゲート部61、成形品
収納部63などに囲まれているため、様々なニーズに応
えて樹脂封止装置の多機能化を図るためには、設置スペ
ースや作業スペースに乏しく装置を改変するのが困難で
あった。特にモールド金型51の上方を通過してローダ
ー65及びアンローダ66が共用して移動するガイドレ
ール67が設けられているため、これを回避して他の機
能部を設けるのは困難である。
【0009】また、図7に示す樹脂封止装置は、複数プ
レスを有しているため、特に基本ユニット72、ガイド
レール87、プレスユニット71c、71dに囲まれた
プレスユニット71a、71bは装置の多機能化を図る
ためには上記図6と同様に、装置を改変するのが困難で
ある。
【0010】本発明の目的は、上記従来技術の課題を解
決し、装置の多機能化、設計の自由度を向上させて容易
に拡張したり改変することができる樹脂封止装置を提供
することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は次の構成を備える。即ち、被成形品供給ユ
ニットより被成形品をプレス部に搬入するローダーと、
プレス部より成形品を成形品収納ユニットへ取り出すア
ンローダーとが移動レール部を共用して移動することに
より樹脂封止する樹脂封止装置において、ローダー及び
アンローダーが移動可能な移動レール部と台座部とを備
えた増設レールユニットが、被成形品供給ユニットと成
形品収納ユニットとの間に移動レール部どうしが連続す
るように挿脱可能であることを特徴とする。また、被成
形品供給ユニット及び成形品収納ユニットには、移動レ
ール部及び台座部が各々設けられていることを特徴とす
る。また、増設レールユニットの移動レール部には、ア
ンローダーの吸引ダクトに接続可能な吸引ダクトが併設
されており、該吸引ダクトは前記被成形品供給ユニット
及び成形品収納ユニットに各々設けられた吸引ダクトに
連通可能に設けられていることを特徴とする。また、台
座部は、移動レール部を支持するレール台座部と機能部
を支持するベース台座部とからなることを特徴とする。
【0012】また、被成形品供給ユニット、成形品収納
ユニット及び増設レールユニットのうちいずれか又は全
てに、生産性を向上させたり、多品種少量生産に対応す
るためプレス部が設けられていても良い。また、被成形
品供給ユニット、成形品収納ユニット及び増設レールユ
ニットのうちいずれかに、プレス部の金型面に移動レー
ル部と略平行にリリースフィルムを張設するフィルムユ
ニットのフィルム供給部及び/又はフィルム巻取り部が
設けられていても良い。また、異なる製品に対応して多
機能化するため、被成形品供給ユニット、成形品収納ユ
ニット及び増設レールユニットのうちいずれかに、プレ
ス部に封止樹脂を供給する樹脂供給部が設けられていて
も良く、或いはプレス部の上型と下型との間に中間型を
挿脱する中間型供給部が設けられていても良く、更には
プレス部に放熱板を供給する放熱板供給部が設けられて
いても良い。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
について添付図面と共に詳述する。樹脂封止装置は、被
成形品をプレス部に搬入するローダーと、プレス部より
成形品を成形品取出部へ取り出すアンローダーとが移動
レール部を共用して樹脂封止するように構成されてい
る。 [第1実施例]本実施例は、増設レールユニットにプレ
ス部を搭載して増設した態様を示す。図1(a)(b)
は樹脂封止装置のレイアウト構成を示す平面図及び増設
レールユニットの平面図、図2(a)(b)は図1
(a)の樹脂封止装置の右側面図及び移動レール部の拡
大説明図である。
【0014】図1(a)において、先ず樹脂封止装置の
概略構成について説明する。樹脂封止装置は被成形品供
給ユニットAと成形品収納ユニットBとの間に増設レー
ルユニットCを分離可能に備えている。被成形品供給ユ
ニットA、成形品収納ユニットB及び増設レールユニッ
トCのそれぞれが移動レール部と台座部を有しており、
台座部には各種機能部を備えることが可能である。各種
機能部として、供給部、整列部、受渡部、取出部、ディ
ゲート部、収納部、プレス部、フィルムユニット等が適
宜設置されている。以下、各ユニットの構成について説
明する。
【0015】[被成形品供給ユニットA]図1(a)に
おいて、1は基板供給部であり、供給マガジン2に収納
したリードフレーム、樹脂基板などの基板を整列部であ
るターンテーブル3へ向きを揃えて供給し、該ターンテ
ーブル3から受渡部である供給位置4まで図示しない送
り出し機構により送り出される。供給位置4には、基板
の加熱手段を設けても良い。5は樹脂タブレット供給部
であり、樹脂タブレットを送り出すリニアフィーダ(図
示せず)から樹脂タブレットをタブレットホルダー6へ
装填し、該タブレットホルダー6を供給位置まで移動し
て供給する。
【0016】7はプレス部であり、モールド金型8及び
該モールド金型8を型締め型開きする公知の型開閉機構
及びモールド金型8のキャビティに樹脂圧を印加しなが
ら封止樹脂を送り出す公知のトランスファ機構などが装
備されている。プレス部7は、供給側台座部9に設けら
れており、モールド金型8にリリースフィルム10を張
設するフィルムユニットFが取付け可能になっている。
尚、成形品収納ユニットB及び増設レールユニットCに
プレス部を備えた場合にも、フィルムユニットFを同様
に取付可能になっている(図示せず)。
【0017】フィルムユニットFは、プレス部7の両側
にフィルム供給部11及びフィルム巻取り部12を備え
ており、リリースフィルム10は移動レール部と直交す
る方向に張設されている。リリースフィルム10は、Q
FNのようにインナーリードの一部をパッケージから露
出させたり、BGAタイプ或いはフリップチップ実装タ
イプの半導体パッケージにおいては、接続端子(バン
プ、はんだボールなど)の端部を露出させて樹脂封止す
る場合などに好適に用いられる。リリースフィルム10
は、モールド金型8の加熱温度に耐えられる耐熱性を有
するもので、金型面より容易に剥離するものであって、
柔軟性、伸展性を有するフィルム材、例えば、PTF
E、ETFE、PET、FEP、フッ素含浸ガラスクロ
ス、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニリジン等が好適に用
いられる。リリースフィルム10は、モールド金型8の
パーティング面に形成された吸着穴よりエアーを吸引す
ることで、金型面に密着して張設される。尚、プレス部
7は、必ずしも具備されているものではなく、該プレス
部7の代わりに必要に応じて供給側台座部9に他の機能
部を搭載しても良い。被成形品供給ユニットAの台座幅
を狭くしてプレス部7を省略しても良い。また、インラ
インのように外部から被成形品が供給される場合には、
被成形品供給ユニットAに設けられた供給部、整列部等
は省略しても良い。
【0018】13は供給側移動レール部であり、供給位
置4で基板を受け取って保持し、タブレットホルダー6
より樹脂タブレットを受け取って保持するローダー14
やプレス部7などから成形品を取出すアンローダー15
が共用して移動可能になっている。ローダー14及びア
ンローダー15は、供給側移動レール部13を含む移動
レール部を所要位置へ移動してプレス部7含む所要のプ
レス部に一方向から進退移動するようになっている。供
給側移動レール部13は、他のユニットとのレールどう
しの接続性や拡張性を考慮して一方側端(図1(a)の
右側)に延出部13aが設けられ、他方側端(図1
(a)の左側)にレールの長さを短く形成して生じた空
隙部13bが設けられている。
【0019】16はアンローダー15の吸引ダクトに接
続可能な供給側吸引ダクトであり、供給側移動レール部
13に併設されている。供給側吸引ダクト16の一端は
集塵機17に連結しており、他端にはダクト連結部16
aが設けられている。ダクト連結部16aには増設レー
ルユニットCの吸引ダクト30が連結可能になってい
る。アンローダー15は、プレス部7より成形品を取り
出す際に、アンローダー側吸引ダクトが供給側吸引ダク
ト16のダクト連結部16aに形成された連結孔(図示
せず)に連結して、型開きしたモールド金型8に進退移
動する際に上下金型面をクリーニングしながら吸引動作
を行い、樹脂かすなどの塵を集塵機17へ集塵するよう
になっている。
【0020】[成形品収納ユニットB]図1(a)におい
て、18は成形品取出部であり、いずれかのプレス部よ
りアンローダー15により取出された成形品を下方に待
機している移動テーブル19へ受け渡される。アンロー
ダ15は、成形品を移動テーブル19へ受け渡すと次の
成形品の取出し動作に移行する。移動テーブル19は成
形品を載置してディゲート部20へ搬送する。ディゲー
ト部20は、移動テーブル19へ載置されて搬送された
成形品を押えて冷却すると共に基板をツイストすること
によりゲートブレイクし不要樹脂を分離する。不要樹脂
は図示しないスクラップボックスへ回収される。移動テ
ーブル19は成形品のみを載置して成形品収納部21へ
搬送する。成形品収納部21において、移動テーブル1
9に搬送された成形品を成形品ピックアップ22により
一端保持する。そして、移動テーブル19が成形品取出
部18へ向かって移動すると、下方に設けられた収納マ
ガジン23へ必要に応じて旋回して向きを揃えて収納す
る。
【0021】24はプレス部であり、モールド金型8及
び該モールド金型8を型締め型開きする公知の型開閉機
構及びモールド金型8のキャビティに樹脂圧を印加しな
がら封止樹脂を送り出す公知のトランスファ機構などが
装備されている。プレス部24は、収納側台座部25に
設けられており、フィルムユニットFなどを設けること
も可能である。尚、プレス部24は、必ずしも具備され
ているものではなく、該プレス部24の代わりに必要に
応じて収納側台座部25に他の機能部を搭載しても良
い。また、成形品収納ユニットBの台座幅を狭くしてプ
レス部24を省略しても良い。また、インラインのよう
に外部へ成形品が搬出される場合には、成形品収納ユニ
ットBに設けられたディゲート部、収納部等は省略して
も良い。
【0022】26は収納側移動レール部であり、プレス
部24へ被成形品及び樹脂タブレットを搬入するローダ
ー14やプレス部24などから成形品を取出すアンロー
ダー15が共用して移動可能になっている。収納側移動
レール部26は、他のユニットとのレールどうしの接続
性や拡張性を考慮して一方側端(図1(a)の右側)に
延出部26aが設けられ、他方側端(図1(a)の左
側)にレールの長さを短く形成して生じた空隙部26b
が設けられている。
【0023】27は収納側吸引ダクトであり、収納側移
動レール部26に併設されている。収納側吸引ダクト2
7の一端は、後述する増設レールユニットCの吸引ダク
ト30に設けられたダクト連結部30aに連結してお
り、他端にはダクト連結部27aが設けられている。ア
ンローダー15は、プレス部24より成形品を取り出す
際に、アンローダー側吸引ダクトが収納側吸引ダクト2
7のダクト連結部27aに形成された連結孔(図示せ
ず)に連結して、型開きしたモールド金型8に進退移動
する際に金型面をクリーニングしながら吸引動作を行
い、樹脂かすなどの塵を被成形品供給ユニットAに設け
られた集塵機17へ集塵するようになっている。
【0024】[増設レールユニットC]増設レールユニッ
トCは、被成形品供給ユニットAと成形品収納ユニット
Bとの間に挿脱可能に設けられている。28は増設側移
動レール部であり、被成形品供給ユニットAと成形品収
納ユニットBとの間に増設レールユニットCを増設した
際にローダー14及びアンローダー15が共用して移動
可能になっている。この増設側移動レール部28は、供
給側移動レール部13と収納側移動レール部26との間
を連結してローダー14及びアンローダー15が移動可
能になっている(図1(a)参照)。増設側移動レール
部28は、他の増設レールユニットCや被成形品供給ユ
ニットA、成形品収納ユニットBとの接続用に一方側端
(図1(b)の右側)に延出部28aが設けられ、他方
側端(図1(b)の左側)にレールの長さを短く形成し
て生じた空隙部28bが設けられている。
【0025】29は増設側台座部であり、増設側移動レ
ール部28を支持すると共にプレス部31やフィルムユ
ニットFなどの様々な機能を有する機能部を搭載可能に
なっている。増設レールユニットCは、被成形品供給ユ
ニットAと成形品収納ユニットBとの間に移動レール部
どうしが連続するように挿入された後、増設側台座部2
9と供給側台座部9との間、増設側台座部29と収納側
台座部25との間、増設側台座部29どうしの間を各々
ボルト締めして連結されている。尚、増設レールユニッ
トCごと他の増設レールユニットCに変更することは可
能であるが、各種機能部の大きさを考慮しておけば、該
機能部だけの交換も可能である。
【0026】また、増設側移動レール部28には増設側
吸引ダクト30が併設されており、一端側にはアンロー
ダー15のアンローダー側吸引ダクトに接続可能なダク
ト連結部30aが設けられている。増設側吸引ダクト3
0は、被成形品供給ユニットAと成形品収納ユニットB
との間に増設レールユニットCを増設した際に、供給側
移動レール部13及び収納側移動レール部26に各々設
けられた供給側吸引ダクト16及び収納側吸引ダクト2
7間にダクト連結部16a及びダクト連結部30aを介
して各々連結して集塵機17へ連通するようになってい
る(図1(a)参照)。
【0027】本実施例では、図1(a)に示すように、
プレス部31を搭載した増設レールユニットCを被成形
品供給ユニットAと成形品収納ユニットBとの間に2台
分増設している。増設レールユニットCと被成形品供給
ユニットAとは、増設側移動レール部28と供給側移動
レール部13とが、空隙部28bに延出部13aが嵌め
込まれて連結しており、供給側吸引ダクト16のダクト
連結部16aに増設側吸引ダクト30の一端が連結して
いる。また、増設レールユニットCと成形品収納ユニッ
トBとは、延出部28aが空隙部26bに嵌め込まれて
連結しており、増設側吸引ダクト30のダクト連結部3
0aに収納側吸引ダクト27の一端が連結している。ま
た、増設レールユニットCどうしは、一方(図1(a)
の左側)の延出部28aが他方の空隙部28bに嵌め込
まれて連結しており、一方のダクト連結部30aに他方
の増設側吸引ダクト30の一端が連結している。
【0028】ここで、プレス部31を搭載した増設レー
ルユニットCの構成について図2(a)(b)を参照し
て説明する。増設側台座部29は、レール台座部29a
とベース台座部29bとを備えており、ベース台座部2
9bには、プレス部31が搭載されている。レール台座
部29aとベース台座部29bとは一体に形成されてい
ても或いは分離可能に構成されていても良い。分離可能
にした場合には、機能部の大きさによってはベース台座
部29bの長さLを変更すればよいという利点がある。
尚、ここでは、長さLは機能部であるフィルムユニット
Fの大きさに合わせて設定されている。
【0029】レール台座部29aには、増設側移動レー
ル部28が搭載されている。増設側移動レール部28に
は、レール支持部32の上にレールブロック33が固定
されている。レールブロック33の幅方向(図2(b)
の左右方向)両側には、L字状に切欠かれたアングル部
33aが設けられており、該アングル部33aには移動
レール34が位置決め固定されている。また、レール支
持部32には、ダクト保持部32aが設けられており、
増設側吸引ダクト30が移動レール34に沿って保持さ
れている。移動レール34の高さ位置Hは、ローダー1
4(図2(b)参照)及びアンローダー15(図2
(a)参照)に備えた進退機構14a、15aのモール
ド金型8への進退位置に合わせて設けられており、レー
ル台座29a上にスペーサーなどを介在させてレール支
持部32の高さを調節できるようになっている。また、
レール台座部29aには、ベース台座部29bに搭載さ
れる機能部の制御ユニット(本実施例ではプレス部及び
フィルムユニットの制御ユニット)35が設けられてい
る。尚、被成形品供給ユニットA、成形品供給ユニット
Bの台座部も、レール台座部とベース台座部を有してい
ても良い。
【0030】ローダー14及びアンローダー15は、被
成形品供給ユニットA、成形品収納ユニットB及び増設
レールユニットCのいずれかのレール支持部32に設け
られた駆動軸39、40に回転駆動される駆動側プーリ
と従動側プーリとの間に掛け渡されたタイミングベルト
に、ベルト連結片14c、15cにより各々連繋してい
る。ローダー14及びアンローダー15は、図示しない
駆動源により各駆動軸39、40を所定方向に回転駆動
させることにより移動レール34上を各ユニット間にわ
たって移動するようになっている。ローダー14及びア
ンローダー15の下面には、移動レール34をスライド
するスライドガイド14d、15dが設けられている。
また、ローダー14及びアンローダー15に具備した進
退機構14a、15aはガイドローラ14b、15bを
備えており、各プレス部のプレスポストに設けられた進
入ガイド41の凹溝にガイドローラ14b、15bが案
内されて進退機構14a、15aが進退移動するように
なっている(図2(a)参照)。ガイドローラ14b、
15b及び進入ガイド41は、プレス部に対して各種機
能部が進退方向と直交方向(図2の紙面に垂直方向)に
進退移動する場合に備えて上下に移動調整可能になって
いる。
【0031】また、ベース台座部29bには、プレス部
31が搭載されている。プレス部31には、モールド金
型8を開閉する公知の型開閉機構や、キャビティへ封止
樹脂に樹脂圧を加えながら送り出す公知のトランスファ
機構などが装備されている。尚、図2(a)では、被成
形品供給ユニットAのプレス部7に設けられたフィルム
ユニットFを2点鎖線で示す。モールド金型(上型)8
の両側には、リリースフィルムのフィルム供給部11は
装置奥側(移動レール部側)に設けられており、フィル
ム巻取り部12は装置手前側に設けられている。フィル
ム供給部11及びフィルム巻取り部12は、フィルムカ
バー11a、12aを回動させて、フィルムロールを各
々着脱できるようになっている。
【0032】また、フィルムユニットFは、上型のみな
らず下型の両側に設けても良い。この場合、例えば装置
奥側に設けられたフィルム供給部11はフィルムロール
装着(又は交換)する場合の作業スペースに乏しいた
め、モールド金型8が型開きした状態でフィルム供給部
11を上下に移動可能にして移動レール部側の空いたス
ペースからフィルムカバー11aを回動させてフィルム
ロールを着脱するようにしても良い。
【0033】上記構成によれば、増設レールユニットC
を被成形品供給ユニットAと成形品収納ユニットBとの
間に移動レール部どうしが連続するように挿脱可能に設
けたので、更に各ユニットの台座は搭載される(或いは
搭載を予定する)機能部により大きさを設定すれば良
く、各種機能部の追加変更が行い易くなり、よって樹脂
封止装置を拡張又は改変して多機能化を容易に実現で
き、設計の自由度を高めることができる。また、ローダ
ー14及びアンローダー15が共用する増設側移動レー
ル部28には、アンローダー15の吸引ダクトに接続可
能な増設側吸引ダクト30が併設されているので、増設
レールユニットCの増設作業も容易に行える。また、被
成形品供給ユニットA及び成形品収納ユニットBにプレ
ス部7、24を有する場合には、ユニット分割が最小限
で済み、該ユニットA、Bどうしを連結して樹脂封止装
置の組立を容易に行える。また、被成形品供給ユニット
A及び成形品収納ユニットBのプレス部7、24は変
更、取り外しすることで多機能化(作業スペースの形成
を含む)できる。また、増設側台座部29は、増設側移
動レール部28を支持するレール台座部29aに機能部
を搭載可能なベース台座部29bが分離可能に設けられ
ている場合には、機能部に応じて大きさを任意に設定で
き、装置の拡張性が増加する。また、増設レールユニッ
トCのベース台座部29bにプレス部31が搭載されて
いる場合には、生産性を向上させたり、多品種少量生産
に対応するための装置の改変を容易にできる。また、プ
レス部が装置全体で複数搭載されている場合には、任意
のプレス部を除冷装置として機能させることもできる。
現在複数チップを一括して片面モールドしてダイサーで
個片化する製法が採用されてきているが、パッケージ部
(成形部)が片面であり成形面積が大きいため、経時的
にパッケージ部が収縮して反り易く、単にパッケージ部
を押さえるだけでは反りがとれずダイサーで切断し難く
なる。そこで、任意のプレス部に平坦面を有する除冷用
モールド金型を設置して、温度を適宜設定してパッケー
ジ部をクランプして除冷することで反りを解消できる。
また、プレス部の代わりに専用の除冷機能部を設けても
良い。
【0034】[第2実施例]次に、図3を参照して樹脂
封止装置の他例について説明する。尚、第1実施例と同
一部材には同一番号を付して説明を援用する。本実施例
では、被成形品供給ユニットAと成形品収納ユニットB
との間に、プレス部31を搭載した増設レールユニット
1が2台増設され、増設レールユニットC1間に機能部
を搭載していない増設レールユニットC2を1台増設し
てスペースを形成している。また、被成形品供給ユニッ
トA及び成形品収納ユニットBには、プレス部7やプレ
ス部24は取り外されてスペースを形成している。増設
レールユニットC1と被成形品供給ユニットA及び成形
品収納ユニットB間及び増設レールユニットC1と増設
レールユニットC2間の移動レール部どうしの接続構成
や吸引ダクトどうしの接続構成は第1実施例と同様であ
る。
【0035】被成形品供給ユニットAの供給側台座部
9、成形品収納ユニットBの収納側台座部25及び増設
レールユニットC2のベース台座部29bの空いたスペ
ースを利用して各プレス部31の両側にフィルムユニッ
トFa、Fbを配設し、リリースフィルムを移動レール
部と略平行に走らせるように設けた。具体的には、供給
側台座部9にフィルム供給部11が設けられ、増設レー
ルユニットC2のベース台座部29bにはフィルム巻取
り部12及びフィルム供給部11が設けられ、収納側台
座部25には、フィルム巻取り部12が各々設けられて
いる。フィルムユニットFa、Fbに用いられるリリー
スフィルム10は同一厚さサイズのものを用いても良い
が、製品によって異なる厚さサイズのフィルムを装着し
ても良い。
【0036】上記構成によれば、フィルムユニットF
a、Fbをリリースフィルム10が移動レール部と直交
する方向に張設して設ける場合より、繰出し側及び巻取
り側のフィルムロールの着脱作業スペースが確保できる
ので、各種厚さのフィルムを交換する場合の作業性が良
い。
【0037】[第3実施例]次に、図4を参照して樹脂
封止装置の他例について説明する。尚、第1実施例と同
一部材には同一番号を付して説明を援用する。本実施例
では、被成形品供給ユニットAと成形品収納ユニットB
との間に、プレス部31を搭載した増設レールユニット
Cを1台と、ラッピングタブレットや液状樹脂などを供
給する増設側樹脂供給部36を搭載した増設レールユニ
ットDを1台増設している。被成形品供給ユニットAに
は本体側樹脂供給部37が供給側台座部9に搭載されて
いる。成形品収納ユニットBにはプレス部24が収納側
台座部25に搭載されている。
【0038】また、被成形品供給ユニットAには、供給
マガジン2を収容した被成形品供給部1が設けられてい
ても良いが、代わりに前工程の基板製造工程から直接タ
ーンテーブル3へ供給されるようにしても良い。また、
成形品収納ユニットBの成形品収納部21には、成形品
ピックアップ22及び収納マガジン23が設けられてい
てもよいが、代わりに後工程の切断、曲げ、個片化工程
等の他の製造工程へ供給されるようにしても良い。これ
らの場合には、樹脂封止装置のインライン化が実現でき
る。また、増設レールユニットCと被成形品供給ユニッ
トA間、増設レールユニットDと成形品収納ユニットB
間及び増設レールユニットCと増設レールユニットD間
の移動レール部どうしの接続構成や吸引ダクト間の接続
構成は第1実施例と同様である。
【0039】本実施例では、プレス部31やプレス部2
4に対して、本体側樹脂供給部37又は増設側樹脂供給
部36よりラッピングタブレットや液状樹脂などをロー
ダー14により供給して樹脂封止するようにしても良い
し、該本体側樹脂供給部37よりプレス部31へ、増設
側樹脂供給部36よりプレス部24へ各々供給して樹脂
封止するようにしても良い。
【0040】また、キャビティダウンタイプのパッケー
ジのように、キャビティ周囲の基板上に端子接続面が形
成されている場合には、基板上に樹脂路を形成できない
ため、上下金型の間に中間金型プレート(中間型)を挿
脱して樹脂封止するのが好都合である。そこで、本体側
樹脂供給部37又は増設側樹脂供給部36の代わりに、
プレス部の上型と下型との間に中間型を挿脱する本体側
中間型供給部及び増設側中間型供給部が各々搭載されて
いても良い。この場合には、本体側中間型供給部よりプ
レス部31へ、増設側中間型供給部よりプレス部24へ
各々中間型を供給するのが好ましい。
【0041】上記構成によれば、製品の種類に応じて液
状樹脂やラッピングタブレットなどを供給して樹脂封止
したり、モールド金型8に中間型を挿脱して樹脂封止で
きるので、樹脂封止装置の多機能化を任意の設計レイア
ウトで容易に実現できる。
【0042】[第4実施例]次に、図5を参照して樹脂
封止装置の他例について説明する。尚、第1実施例と同
一部材には同一番号を付して説明を援用する。本実施例
では、被成形品供給ユニットAと成形品収納ユニットB
との間に、プレス部31を搭載した増設レールユニット
Cを2台と、その両側に各プレス部に放熱板を供給する
増設側放熱板供給部38を搭載した増設レールユニット
Eを1台ずつ合計2台増設している。被成形品供給ユニ
ットAにはプレス部7が供給側台座部9に搭載されてい
る。成形品収納ユニットBにはプレス部24が収納側台
座部25に搭載されている。また、増設レールユニット
Cどうし間、増設レールユニットCと増設レールユニッ
トE間、増設レールユニットEと被成形品供給ユニット
A間、及び増設レールユニットEと成形品収納ユニット
B間の移動レール部どうしの接続構成や吸引ダクト間の
接続構成は第1実施例と同様である。
【0043】半導体パッケージの熱放散性を高めるた
め、放熱板(ヒートシンクを基板実装された半導体チッ
プに搭載して樹脂封止する場合、プレス部7、プレス部
24やプレス部31に対して、増設側放熱板供給部38
より放熱板をローダー14により供給して樹脂封止する
ようにしても良い。或いは増設側放熱板供給部38より
両側に配置された各プレス部へ各々放熱板を供給して樹
脂封止するようにしても良い。
【0044】上記構成によれば、通常の半導体パッケー
ジ製造用の樹脂封止装置を、放熱板を備えた半導体パッ
ケージ製造用に改変でき、樹脂封止装置の多機能化を任
意の設計レイアウトで容易に実現できる。
【0045】以上、本発明の好適な実施例について種々
述べてきたが、本発明は上述した第1実施例〜第4実施
例に限定されるのではなく、増設レールユニットに設け
られた各種機能部は、プレス部の金型クリーニングユニ
ットなどでも良く、更に他の機能部であっても良い等、
発明の精神を逸脱しない範囲で多くの改変を施し得るの
はもちろんである。
【0046】
【発明の効果】本発明に係る樹脂封止装置を用いると、
増設レールユニットを被成形品供給ユニットと成形品収
納ユニットとの間に移動レール部どうしが連続するよう
に挿脱可能に設けたので、樹脂封止装置を拡張又は改変
して多機能化を容易に実現でき、設計の自由度を高める
ことができる。また、ローダー及びアンローダーが共用
する移動レール部には、アンローダーの吸引ダクトに接
続可能な吸引ダクトが併設されているので、増設レール
ユニットの増設作業も容易に行える。また、各ユニット
は、移動レール部と機能部を搭載可能な台座部とを備
え、機能部の変更、取り外しができるので、多機能化
(作業スペ−スの形成を含む)し易く、装置レイアウト
の自由度が高く汎用性を高めることができる。また、台
座部には、移動レール部を支持するレール台座部に機能
部を搭載可能なベース台座部が分離可能に設けられてい
る場合には、機能部に応じて大きさを設定でき、装置の
拡張性が増加する。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例に係る樹脂封止装置のレイアウト構
成を示す平面図及び増設レールユニットの平面図であ
る。
【図2】図1(a)の樹脂封止装置の右側面図及び移動
レール部の拡大説明図である。
【図3】第2実施例に係る樹脂封止装置のレイアウト構
成を示す平面図である。
【図4】第3実施例に係る樹脂封止装置のレイアウト構
成を示す平面図である。
【図5】第4実施例に係る樹脂封止装置のレイアウト構
成を示す平面図である。
【図6】従来の樹脂封止装置のレイアウト構成を示す平
面図である。
【図7】従来の樹脂封止装置のレイアウト構成を示す平
面図である。
【符号の説明】
A 被成形品供給ユニット B 成形品収納ユニット C、D、E 増設レールユニット F フィルムユニット 1 基板供給部 2 供給マガジン 3 ターンテーブル 4 供給位置 5 樹脂タブレット供給部 6 タブレットホルダー 7、24、31 プレス部 8 モールド金型 9 供給側台座部 10 リリースフィルム 11 フィルム供給部 12 フィルム巻取り部 13 供給側移動レール部 14 ローダー 15 アンローダー 16 供給側吸引ダクト 17 集塵機 18 成形品取出部 19 移動テーブル 20 ディゲート部 21 成形品収納部 22 成形品ピックアップ 23 収納マガジン 25 収納側台座部 26 収納側移動レール部 27 収納側吸引ダクト 28 増設側移動レール部 29 増設側台座部 29a レール台座部 29b ベース台座部 30 増設側吸引ダクト 32 レール支持部 33 レールブロック 34 移動レール 35 制御ユニット 36 増設側樹脂供給部 37 本体側樹脂供給部 38 増設側放熱板供給部 39、40 駆動軸 41 進入ガイド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B29L 31:34 B29L 31:34 Fターム(参考) 4F206 AD02 AD05 AD08 AH37 JA02 JA07 JB17 JF01 JF05 JF36 JL02 JT07 JW21 JW50 5F061 AA01 BA01 CA21 DA13 DD03 DE06

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被成形品供給ユニットより被成形品をプ
    レス部に搬入するローダーと、前記プレス部より成形品
    を成形品収納ユニットへ取り出すアンローダーとが移動
    レール部を共用して移動することにより樹脂封止する樹
    脂封止装置において、 前記ローダー及びアンローダーが移動可能な移動レール
    部と台座部とを備えた増設レールユニットが、前記被成
    形品供給ユニットと成形品収納ユニットとの間に前記移
    動レール部どうしが連続するように挿脱可能であること
    を特徴とする樹脂封止装置。
  2. 【請求項2】 前記被成形品供給ユニット及び成形品収
    納ユニットには、移動レール部及び台座部が各々設けら
    れていることを特徴とする請求項1記載の樹脂封止装
    置。
  3. 【請求項3】 前記増設レールユニットの移動レール部
    には、前記アンローダーの吸引ダクトに接続可能な吸引
    ダクトが併設されており、該吸引ダクトは前記被成形品
    供給ユニット及び成形品収納ユニットに各々設けられた
    吸引ダクトに連通可能に設けられていることを特徴とす
    ることを特徴とする請求項1又は2記載の樹脂封止装
    置。
  4. 【請求項4】 前記台座部は、前記移動レール部を支持
    するレール台座部と機能部を支持するベース台座部とか
    らなることを特徴とする請求項1、2又は3記載の樹脂
    封止装置。
  5. 【請求項5】 前記被成形品供給ユニット、前記成形品
    収納ユニット及び前記増設レールユニットのうちいずれ
    か又は全てに、プレス部が設けられていることを特徴と
    する請求項1、2、3又は4記載の樹脂封止装置。
  6. 【請求項6】 前記被成形品供給ユニット、前記成形品
    収納ユニット及び前記増設レールユニットのうちいずれ
    かに、プレス部の金型面に前記移動レール部と略平行に
    リリースフィルムを張設するフィルムユニットのフィル
    ム供給部及び/又はフィルム巻取り部が設けられている
    ことを特徴とする請求項1、2、3又は4記載の樹脂封
    止装置。
  7. 【請求項7】 前記被成形品供給ユニット、前記成形品
    収納ユニット及び前記増設レールユニットのうちいずれ
    かに、プレス部へ封止樹脂を供給する樹脂供給部が設け
    られていることを特徴とする請求項1、2、3又は4記
    載の樹脂封止装置。
  8. 【請求項8】 前記被成形品供給ユニット、前記成形品
    収納ユニット及び前記増設レールユニットのうちいずれ
    かに、プレス部の上型と下型との間へ中間型を挿脱する
    中間型供給部が設けられていることを特徴とする請求項
    1、2、3又は4記載の樹脂封止装置。
  9. 【請求項9】 前記被成形品供給ユニット、前記成形品
    収納ユニット及び前記増設レールユニットのうちいずれ
    かに、プレス部へ放熱板を供給する放熱板供給部が設け
    られていることを特徴とする請求項1、2、3又は4記
    載の樹脂封止装置。
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