JP2022038243A - 樹脂封止装置、及び樹脂封止品の製造方法 - Google Patents
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Abstract
Description
これによれば、ワーク支持部とヒータとの相対的な位置が固定された構成に比べて、ワークWを予熱する工程におけるワークWの昇温速度が低減できる。したがって、ワークWの温度ムラや急激な温度変化に起因したワークWの損傷や樹脂封止の不良を抑制できる。また、ワーク支持部とヒータとの相対的な位置が固定された構成においてワークの昇温速度を抑制しようとした場合、ヒータを一旦停止するなどの対応が必要であり、ヒータの出力調節が完了するまでワークを待機させる必要がある。しかし、本実施形態によれば、ヒータ113,114の出力を一定に保ちつつワークWの昇温速度を低減できるため、作業効率が向上する。
これによれば、ローダハンド120によるワークWの搬入直前までワークWを予熱することができる。すなわち、加熱時間を長くとることができ、予熱されたワークWが冷めてしまうのを防止できる。別の観点からみれば、ワークWの昇温速度を低減することもできる。
これによれば、ワーク加熱部110のヒータ113,114によって、ローダハンド120に保持された樹脂タブレット18が加熱されて劣化するのを抑制できる。また、支持位置変更機構を動作させるとき、ワーク保持部121,122に邪魔されることなく、ワーク加熱部110のワーク支持部111,112の上方に、保温フタ118等を設けることができる。
このようにワーク加熱部110がインデックス部13から直接的にワークWを受け取る構成であったとしても、本実施形態に係るワーク加熱部110であれば、インデックス部13からのワークWの受け取り時にはワークWが加熱されないので、ワークWの温度ムラが抑制できる。
図7を参照しつつ、第2実施形態に係るローダ100の構成について説明する、図7は、第2実施形態に係るローダの構成を概略的に示す断面図である。
図8を参照しつつ、第3実施形態に係る樹脂封止装置1の構成について説明する、図8は、第3実施形態に係る樹脂封止装置の構成を概略的に示す平面図である。
図9を参照しつつ、第4実施形態に係る樹脂封止品の製造方法について説明する。図9は、第4実施形態に係る樹脂封止品の製造方法を示すフローチャートである。本実施形態では、例えば、第1実施形態に係る樹脂封止装置が用いられる。
ローダをインモジュールに移動させる。ワーク加熱部は、ヒータから離れた第1支持位置において、ワークをインデックス部から直接受け取る。
ローダをインモジュールからプレスモジュールに移動させる。この移動の間、ワーク加熱部は、ワークの支持位置を、第1支持位置から、第1支持位置よりもヒータに近づいた第2支持位置へ変更する。
ローダにおいて、ワーク支持部をローダハンドの直下に移動させ、ローダハンドのワーク保持部にワークを引き渡す。
ローダハンドは、ローダの土台部分に支持された状態で、型開きされた樹脂封止金型の上金型と下金型との間の空間に進入し、下金型の金型面にワークを引き渡す。この後、ローダハンドは樹脂封止金型から退出し、樹脂封止金型は型締めされる。型締めされた樹脂封止金型の内部のキャビティにはワークが配置される。当該キャビティに樹脂が注入され、注入された樹脂は圧力を加えられつつ加熱される。樹脂が硬化したら樹脂封止金型は型開きされ、アンローダハンドが樹脂封止済みのワークを樹脂封止金型から搬出する。
これによれば、ワーク支持部とヒータとの相対的な位置が固定された構成に比べて、ワークを予熱する工程におけるワークの昇温速度が低減できる。したがって、ワークの温度ムラや急激な温度変化に起因したワークの損傷や、樹脂封止の不良を抑制できる。また、ワーク支持部とヒータとの相対的な位置が固定された構成においてワークの昇温速度を抑制しようとした場合、ヒータを一旦冷却する必要があり、ヒータの出力調節が完了するまでワークを待機させる必要がある。しかし、本実施形態によれば、ヒータの出力を一定に保ちつつワークの昇温速度を低減できるため、作業効率が向上する。
これよれば、ローダハンドによるワークの搬入直前までワークを予熱することができる。すなわち、加熱時間を長くとることができ、ワークの昇温速度を低減できる。
これによれば、ワーク加熱部のヒータによって、ローダハンドに保持された樹脂タブレットが加熱されて劣化するのを抑制できる。また、支持位置変更機構を動作させるとき、ワーク保持部に邪魔されることなく、ワーク加熱部のワーク支持部の上方に、保温フタ等を設けることができる。
このようにワーク加熱部がインデックス部から直接的にワークを受け取る構成であったとしても、本実施形態に係るワーク加熱部であれば、インデックス部からのワークの受け取り時にはワークが加熱されないので、ワークの温度ムラが抑制できる。
これによれば、ローダがインデックス部からワークを受け取るためにインモジュールに戻る頻度を低減できる。したがって、ワークの搬送効率が向上する。また、ワーク加熱部がインデックス部からワークを受け取ってからローダハンドのワーク保持部へと引き渡すまでの時間を長くすることができる。したがって、ワークの昇温速度をさらに低減できる。
これによれば、ワークを予熱する工程におけるワークの昇温速度が低減できる。したがって、ワークの温度ムラや急激な温度変化に起因したワークの損傷や、樹脂封止の不良を抑制できる。
これによれば、ワークの温度ムラを低減し、ワークの損傷や樹脂封止の不良を抑制できる。
このようにワーク加熱部がインデックス部から直接的にワークを受け取る構成であったとしても、本実施形態に係るワーク加熱部であれば、インデックス部からのワークの受け取り時にはワークが加熱されないので、ワークの温度ムラが抑制できる。
10…インモジュール、
13…インデックス部、
18…樹脂タブレット、
20~50…プレスモジュール、
21~51…樹脂封止金型、
90…アウトモジュール、
100…ローダ、
110…ワーク加熱部、
111,112…ワーク支持部、
113,114…ヒータ、
115A,115B,116A,116B…スプリング、
117…エアシリンダ、
118…保温フタ、
120…ローダハンド、
11,122…ワーク保持部、
125…タブレット保持孔、
127…シャッタ、
200…アンローダ、
W…ワーク、
Claims (11)
- ワークを樹脂で樹脂封止するための樹脂封止装置であって、
ワークを加熱するワーク加熱部と、
前記ワーク加熱部で加熱されたワークを樹脂封止金型に搬送するために保持するワーク保持部と、
を備え、
前記ワーク加熱部は、ヒータと、前記ワーク加熱部におけるワークの支持位置を前記ヒータに対してワークの厚み方向に相対的に変更可能である支持位置変更機構とを有する、樹脂封止装置。 - 前記支持位置変更機構は、前記ヒータから離れた第1支持位置と、前記第1支持位置よりも前記ヒータに近づいた第2支持位置とにワークの支持位置を変更可能に構成されている、
請求項1に記載の樹脂封止装置。 - ワークを樹脂封止金型に搬送するローダを備え、
前記ローダは、前記ワーク加熱部と、前記ワーク保持部とを有する、
請求項1又は2に記載の樹脂封止装置。 - 前記ワーク加熱部は、前記ワーク保持部に対して相対的に移動可能である、
請求項3に記載の樹脂封止装置。 - 前記支持位置変更機構は、前記ワーク保持部の下方から水平方向に離れた位置において、ワークの支持位置を変更可能に構成されている、
請求項4に記載の樹脂封止装置。 - 前記ワーク加熱部は、ワークの向きを位置決めするインデックス部からワークを直接受け取り可能に構成されている、
請求項5に記載の樹脂封止装置。 - 前記インデックス部は、ワークを挟持可能である一対の第1サイドレールを有し、
前記ワーク加熱部の前記支持位置変更機構は、前記第1サイドレールの延長線上で前記第1サイドレールから押し出されたワークを受け取り可能に構成された一対の第2サイドレールを有する、
請求項6に記載の樹脂封止装置。 - 前記ワーク加熱部は、第1ワーク加熱部と、第2ワーク加熱部とを有し、
前記第1ワーク加熱部は、第1ヒータと、前記第1ワーク加熱部におけるワークの支持位置を前記第1ヒータに対して相対的に変更可能である第1支持位置変更機構とを有し、
前記第2ワーク加熱部は、第2ヒータと、前記第2ワーク加熱部におけるワークの支持位置を前記第2ヒータに対して相対的に変更可能である第2支持位置変更機構とを有し、
前記第1支持位置変更機構及び前記第2支持位置変更機構のそれぞれは、互いに独立してワークの位置を変更可能に構成されている、
請求項1から7のいずれか1項に記載の樹脂封止装置。 - ローダのワーク加熱部にワークを設置することと、
ワークを搬送しつつ予熱することと、
前記ワーク加熱部からローダハンドにワークを引き渡すことと、
前記ローダハンドによってワークを樹脂封止金型に搬入することと
を含み、
前記ワークを予熱することは、前記ワーク加熱部におけるワークの支持位置をヒータに対してワークの厚み方向に相対的に変更することを含む、樹脂封止品の製造方法。 - ワークを搬送しつつ予熱することは、ワークの支持位置を、ヒータから離れた第1支持位置から、前記第1支持位置よりも前記ヒータに近づいた第2支持位置へ移動させることを含む、
請求項9に記載の樹脂封止品の製造方法。 - ローダのワーク加熱部にワークを設置することは、前記第1支持位置において、ワークの向きを位置決めするインデックス部からワークを直接受け取ることを含む、
請求項10に記載の樹脂封止品の製造方法。
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WO2024018759A1 (ja) * | 2022-07-22 | 2024-01-25 | Towa株式会社 | 搬送装置、樹脂成形装置、及び樹脂成形品の製造方法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012138447A (ja) * | 2010-12-27 | 2012-07-19 | Apic Yamada Corp | プリヒータおよびこれを備えた樹脂封止装置 |
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- 2020-08-26 JP JP2020142633A patent/JP7323939B2/ja active Active
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