JP2001300114A - 遊技機用icコイン処理装置 - Google Patents

遊技機用icコイン処理装置

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JP2001300114A
JP2001300114A JP2000120374A JP2000120374A JP2001300114A JP 2001300114 A JP2001300114 A JP 2001300114A JP 2000120374 A JP2000120374 A JP 2000120374A JP 2000120374 A JP2000120374 A JP 2000120374A JP 2001300114 A JP2001300114 A JP 2001300114A
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JP2000120374A
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Shunji Mori
俊二 森
Takanori Oka
孝則 岡
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Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Abstract

(57)【要約】 【課題】パチスロ(スロットマシン遊技機)やパチンコ台
に使用されるメタルやパチンコ玉を貸し出す際に用いる
ICコインを処理するような遊技機用ICコイン処理装
置に関する。 【解決手段】通信により記録媒体にデータを読取り書込
み可能に記録する処理回路が内蔵されたICコインAを
処理する遊技機用ICコイン処理装置30であって、上
記ICコインの投入口25と、上記投入口に連通するI
Cコイン搬送路34と、上記ICコイン搬送路34の一
部に接続されたICコインストック部33と、上記IC
コイン搬送路34の一部に接続されたICコイン放出部
と、上記ICコインAに対してデータの読取りまたは/
および書込みを行なうデータ処理部60とを備えたこと
を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、パチスロ(スロ
ットマシン遊技機)やパチンコ台に使用されるメタルや
パチンコ玉を貸し出す際に用いるICコインを処理する
ような遊技機用ICコイン処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、パチスロやパチンコ台にはその
遊技に使用するメタルやパチンコ玉を貸出す貸出機が付
設されており、従来においては上記貸出機にプリペイド
カードまたは現金を挿入すると、当該貸出機のメタル放
出部またはパチンコ玉放出部にメタルやパチンコ玉が放
出される。
【0003】しかし、上記プリペイドカードを用いる場
合には使用額を表示する必要があり、一方、現金なかん
ずく高額紙幣を用いる場合には釣銭放出機構が必要とな
り、何れにしても装置が大型かつ複雑化する問題点があ
った。
【0004】そこで、従来より、通信により記録媒体に
データを読取り書込み可能に記録する処理回路が内蔵さ
れた遊技機用ICコインと、このICコインを小型な装
置にて処理する処理装置の開発が望まれていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、装置の小
型コンパクト化および省スペース化を図ることができる
と共に、単一のデータ処理部にてICコインに対するデ
ータの読取りまたは/および書込みを行なうことが可能
な遊技機用ICコイン処理装置の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明による遊技機用
ICコイン処理装置は、通信により記録媒体にデータを
読取り書込み可能に記録する処理回路が内蔵されたIC
コインを処理する遊技機用ICコイン処理装置であっ
て、上記ICコインの投入口と、上記投入口に連通する
ICコイン搬送路と、上記ICコイン搬送路の一部に接
続されたICコインストック部と、上記ICコイン搬送
路の一部に接続されたICコイン放出部と、上記ICコ
インに対してデータの読取りまたは/および書込みを行
なうデータ処理部とを備えたものである。
【0007】上記構成によると、投入口はICコインを
受付け、ICコイン搬送路は投入口に投入されたICコ
インを搬送し、ICコインストック部はICコイン搬送
路のICコインをストックまたはストック部のICコイ
ンを搬送路に繰出し、ICコイン放出部はICコイン搬
送路からICコインを放出し、データ処理部はICコイ
ンに対してデータの読取りまたは/および書込みを行な
う。
【0008】この結果、紙幣または硬貨による釣銭放出
機構や使用額表示手段が不要となり、装置の小型コンパ
クト化および省スペース化を図ることができる。またI
Cコインをデータ処理部と対向する部位にて停止させる
と、ICコインに対してデータの読取りまたは/および
書込みを行なうことができるので、単一のデータ処理部
にてICコインに対するデータ処理を実行することがで
きる。
【0009】この発明の一実施態様においては、上記I
Cコイン搬送路は投入口から投入されたICコインの搬
入と、ICコインストック部から繰出されるICコイン
の搬出とを実行すべく正逆駆動されるものである。上記
構成によると、ICコイン搬送路を正逆駆動すべく構成
したので、この搬送路の簡略化、コンパクト化を図るこ
とができる。
【0010】
【実施例】この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳
述する。図面は遊技機用ICコイン処理装置を示すが、
まず図1を参照して、この処理装置を含む遊技機システ
ムの全体構成について説明する。
【0011】ホストコンピュータ11に対して複数の島
B1,B2のライン12,13を接続し、これらの各ラ
イン12,13にはパチスロ設置台数に対応したコネク
ト部12a〜12f,13a〜13fを設けている。
【0012】上述の各コネクト部にはライン14を介し
てメタル貸出機15および遊技機としてのパチスロ(ス
ロットルマシン遊技機)16がそれぞれ接続されるが、
図面では図示の便宜上、1つのコネクト部12bに接続
されたメタル貸出機15とパチスロ16とを示してい
る。上述のパチスロ16は遊技盤面17と、遊技用の複
数の操作ボタン18と、メタルの受皿19とを備えてい
る。
【0013】また上述のホストコンピュータ11にはラ
イン20を介して複数の精算機21を接続している。こ
こで、上記ホストコンピュータ11は、各島B1,B2
におけるそれぞれのメタル貸出機15、パチスロ16の
稼動状態を掌握し、上記精算機21は遊技終了後におい
て遊技者がICコインA(図2、図3参照)を換金する際
に用いられるものである。
【0014】次に図2、図3を参照してICコインの構
成について説明する。図2、図3に示すようにICコイ
ンAはその内部に非接触IDタグ22を有し、このID
タグ22の全外面を被覆部材23で囲繞して、全体形状
を偏平な円盤状つまりコイン状と成したものである。
【0015】また上記IDタグ22は送受信部としての
送受信コイル、A/D変換部、CPU、RAM、ROM
を含み、電力および信号の送受信を非接触にて実行する
ものである。
【0016】さらに被覆部材23の表裏両面は印刷面に
設定され、例えば定額の「1000円」を示す文字が印
刷されているが、表示金額文字はこれに限定されるもの
ではない。
【0017】つまり、上述のICコインAは、通信によ
り記録媒体(RAM参照)に金額データを非接触にて読取
り書込み可能に記録する処理回路(CPU参照)が内蔵さ
れたものである。
【0018】次に図4、図5を参照してメタル貸出機1
5の構成について説明する。このメタル貸出機15は縦
長のボックス状に形成され、その正面上部には紙幣挿入
口24を形成し、上下方向中間部にはICコインAの投
入口25を形成し、この投入口25の下部にはICコイ
ン放出部26を設け、正面下部にはメタル放出部27を
設けている。
【0019】また、上述の紙幣挿入口24と連通するよ
うにハウジング28の内部には紙幣処理装置29を配設
し、上述のICコインAの投入口25およびICコイン
放出部26と連通許容するようにハウジング28の内部
にはICコイン処理装置30を配設し、さらに上述のメ
タル放出部27と連通するようににハウジング28の内
部には遊技メタル繰出装置31を配設している。
【0020】上述のICコイン放出部26およびメタル
放出部27はその断面が略中空J字状に形成され、遊技
者が放出されたICコインAまたはメタル(図示せず)を
取出しやすいように受け部26a,27aの前部上方に
は取出し口26b,27bを開口形成している。
【0021】次に図6、図7、図8を参照してICコイ
ン処理装置30の構成について説明する。このICコイ
ン処理装置30はハウジング32によりボックス形状に
構成され、正面部に設けられたICコインAの投入口2
5と、内奥部に設けられたICコインストック部33の
下端とを連通するように略水平状のICコイン搬送路3
4が形成されている。
【0022】上述のICコイン搬送路34の下部は投入
口下部ハウジング35と、ICコイン放出部26(図5
参照)に連通する払出し通路36の上端開口を開閉する
第1シャッタ37と、書込み読取りエラーのICコイン
を回収する回収ボックス38(図5参照)に連通する回収
通路39の上端開口を開閉する第2シャッタ40と、プ
ーリ41,42間に略水平に張架されたエンドレス状の
搬送ベルト53とで構成されている。
【0023】上述のICコイン搬送路34の側部は図7
に示すようにICコインAの通過空間を隔てて、左右に
立設する側壁44,45で構成されている。上述のIC
コイン搬送路34の上部は図6に示すように、プーリ4
6,47間に略水平に張架されたエンドレス状の搬送ベ
ルト48で構成されている。
【0024】この搬送ベルト48は投入口25の直後か
らプーリ41の上方部にかけてその内奥側の端部が別の
ベルト43とオーバラップするように設けられ、下側の
各要素35,37,40と上側のベルト48との間には
ICコインAの押圧搬送空間を設け、下側の各要素3
5,37,40で受け止められたICコインAを搬送ベ
ルト48の搬送圧力によって搬送すべく構成している。
【0025】上述の各搬送ベルト43,48は単一の駆
動モータ49により正逆駆動される。つまり、モータ4
9の回転軸50に原動プーリ51を嵌合する一方、ベル
ト43,48側のプーリ41,47と同軸上にギヤ5
2,53を設けて、これら各ギヤ52,53を常時噛合
させると共に、原動プーリ51の回転力を動力伝達部材
54にてギヤ52側へ伝達させることで、上記搬送ベル
ト43,48を単一の駆動モータ49により同方向に同
時駆動すべく構成している。なお、駆動モータ49はベ
ルト48の上方にレイアウトし、動力伝達部材54の動
力をギヤ53側へ伝達させる構成を採用してもよいこと
は勿論である。
【0026】ここで、上記駆動モータ49としては可逆
回転可能なパルスモータが用いられ、この駆動モータ4
9の回転軸50にはスリットまたは透孔を有するセンシ
リング円盤55を取付け、この円盤55の外周部に光学
センサ56を配設して、これら両者55,56で搬送ベ
ルト43,48制御用のロータリエンコーダ57を構成
している。
【0027】一方、前記投入口25の内部には、この投
入口25を開閉する第3シャッタ58を設けている。こ
の実施例ではソレノイド59のプランジャそれ自体をシ
ャッタ58に設定しているが、ソレノイド59のプラン
ジャにより別体のシャッタを駆動すべく構成してもよ
い。このシャッタ58は投入口上部ハウジングからIC
コイン搬送路34内に突没して、ICコインAの投入を
許容または規制するものである。
【0028】このシャッタ58の近傍にはICコインA
の投入を検出する第1センサS1を設けている。ICコ
イン処理装置30の内奥部に設けられたICコインスト
ック部33の下端とプーリ41との間をICコインAに
対するデータの読取り/書込み位置(以下端にR/W位
置と略記する)に設定し、このR/W位置を隔てたプー
リ41側とICコインストック部33側とには第2セン
サS2、第3センサS3を配設し、これら各センサとS
2,S3でICコインAを検出すべく構成している。
【0029】ここで、上述の各センサS1,S2,S3
は発光要素と受光要素とを有する光学式センサで構成す
ることができる。しかも、上記R/W位置の上方にはI
CコインAに対して金額データの読取りまたは/および
書込みを行なうデータ処理部としての単一のアンテナ6
0を設けている。
【0030】ところで、上述のICコインストック部3
3は複数のICコインAを上下方向に積層して上下一列
状に収納し得るように円筒状に形成され、このストック
部33の上端には必要以上のICコインAをオーバフロ
ーさせるためのオーバフロー通路61が形成され、スト
ック部33の下端には単一のICコインAの出入り許容
する開口部62が形成されている。
【0031】上述の搬送ベルト43の上面とICコイン
ストック部33の円筒内部とは連通しており、次に図
6、図7、図8を参照して、ベルト43上のICコイン
Aをストック部33にリフトアップさせ、またストック
部33内のICコインAをベルト43上面に降下させる
リフト機構63の構成について説明する。
【0032】上述の搬送ベルト43と干渉しないように
該ベルト43の両側には左右対称構造のリフトカム6
4,65が設けられている。これらのリフトカム64,
65にはICコインAのベルト43から左右に突出した
突出部下面を支える支持部64a,65a(図7参照)が
形成されている。
【0033】上述のリフトカム64,65はカム軸6
6,67に嵌合され、これらの各カム軸66,67の一
端には従動ギヤ68,69が嵌合されている。一方の従
動ギヤ68は大径の中間ギヤ70を介して原動ギヤ71
に連動され、他方の従動ギヤ69は小径の中間ギヤ72
と上記大径の中間ギヤ70とを介して原動ギヤ71に連
動されている。
【0034】上記原動ギヤ71はリフトモータ73の回
転軸74に嵌合されている。このリフトモータ73とし
ては可逆回転可能なパルスモータが用いられている。而
して、単一のリフトモータ73の回転時に各要素71,
71,72,69,67を介してリフトカム65に回転
力が伝達されると共に、各要素71,70,68,66
を介してリフトカム64に回転力が伝達され、これら両
リフトカム64,65が対称的に駆動するように構成し
ている。
【0035】したがって、両リフトカム64,65の支
持部64a,65aの上動時には、搬送ベルト43上面
のICコインAをICコインストック部33内にリフト
アップさせ、支持部64a,65aの下動時にはICコ
インストック部33内のICコインAを搬送ベルト43
上面に降下させることができる。
【0036】ここで、上述のリフトモータ73の他の回
転軸75にはスリットまたは透孔を有するセンシング円
盤76を取付け、この円盤76の外周部に光学センサ7
7を配設して、これら両者76,77でリフトカムの6
4,65の回転角度を制御するためのロータリエンコー
ダ78を構成している。
【0037】ところで、ICコインストック部33内か
らのICコインAをICコイン放出部26(図5参照)へ
放出する際、R/W位置にてICコインAに金額データ
(例えば1000円に相当する定額データ)を書込むが、
書込みエラーが生じたICコインAは回収ボックス38
に回収するので、第2シャッタ40のシャッタ軸40a
(図7参照)にはアーム79およびロッド80を介してソ
レノイド81を連結し、このソレノイド81で第2シャ
ッタ40を開閉すべく構成している。
【0038】また金額データが正常に書込まれたICコ
インAはICコイン放出部26へ放出するので、第1シ
ャッタ37のシャッタ軸37a(図7参照)にはアーム8
2およびロッド83を介してソレノイド84を連結し、
このソレノイド84で第1シャッタ37を開閉すべく構
成している。
【0039】さらに上述の各シャッタ37,40が図6
に仮想線で示す如く開成された時、払出し通路36また
は回収通路39を通過するICコインAの通過確認を実
行するために、これら各通路36,39の対向位置には
通過確認センサ85,86を配置している。上述の各通
過確認センサ85,86としては発光要素と受光要素と
からなる光学式センサを用いることができる。
【0040】図9はICコイン処理装置の制御回路ブロ
ック図で、上記アンテナ60にはその送受信データを処
理(A/D変換を含む)するデータ処理回路87を接続し
ている。CPU90(制御手段)は各センサS1,S2,
S3、各ロータリエンコーダ57,78およびデータ処
理回路87からの入力に基づいてROM88に格納され
たプログラムに従って、紙幣処理装置29、遊技メタル
繰出装置31、各ソレノイド81,84、各モータ4
9,73、第3シャッタ58、データ処理回路87を駆
動制御し、またRAM89(記憶手段)は必要なデータを
記憶する。
【0041】ここで、上述のCPU90は紙幣処理装置
29、遊技メタル繰出装置31からの必要な信号を入力
すると共に、ホストコンピュータ11との間でデータの
送受信を行なう。また上述のCPU90はデータ処理回
路87を介してアンテナ60を駆動し、このアンテナ6
0により、ICコインAの非接触IDタグ22に対して
金額データの読取り、書込みを行なう。
【0042】さらに上述の各ソレノイド81,84は対
応する第2シャッタ40、第1シャッタ37を開閉作動
させる。なお、これらの各シャッタ37,40は図6に
実線で示す状態が閉状態であり、同図に仮想線で示す状
態が開状態である。
【0043】このように構成したICコイン処理装置の
作用を図10、図11に示すフローチャートを参照し
て、以下に詳述する。まず図10に示すフローチャート
を参照して、紙幣挿入口24に紙幣を挿入し、ICコイ
ンAをICコイン放出部26に放出する作用について説
明する。
【0044】ステップQ1で、CPU90は紙幣処理装
置29からの信号入力により、図4、図5に示す紙幣挿
入口24から紙幣が挿入されたか否かを判定し、YES
判定時にのみ次のステップQ2に移行する。
【0045】このステップQ2で、CPU90はリフト
モータ73をコイン繰出し方向に駆動し、リフト機構6
3を介してICコインストック部33からICコインA
を繰出す。リフト機構63の作用により搬送ベルト43
の上面にはストック部33の全てのICコインAが降下
上戴されるが、このストック部33下端の開口部62は
単一のICコインAのみを出入りを許容するものである
から、搬送ベルト43の搬出方向への駆動によりICコ
インAを1枚のみ繰出し、この繰出後、第3センサS3
の出力を用いて、搬送路34に対して突没可能なストッ
パ91を突出させて、ICコインAの連続排出を阻止す
る。
【0046】次にステップQ3で、上記搬送ベルト43
によりICコインAをR/W位置へ搬送して、停止さ
せ、アンテナ60の駆動によりICコインAのIDタグ
22に例えば1000円に相当する定額データの書込み
を実行する。
【0047】次にステップQ4で、CPU90はアンテ
ナ60を読取り態様(受信態様)に切換え、ステップQ3
で書込んだデータが正常か否かを判定し、書込みOK時
(YES判定時)にはステップQ5に移行し、書込みNG
時(NO判定時)には別のステップQ8に移行する。
【0048】このステップQ8で、CPU90は書込み
NGに対応して、ソレノイド81を駆動し、第2シャッ
タ40を開成するので、ICコイン搬送路34を搬出方
向へ搬送される書込みNGのICコインAは回収通路3
9を通過して図5に示す回収ボックス38に回収され
る。
【0049】一方、上述のステップQ5で、CPU90
は書込みOKに対応して、搬送ベルト43,38を放出
方向へ駆動し、書込みOKのICコインAを搬出方向へ
搬送する。
【0050】次にステップQ6で、CPU90は書込み
OKに対応して、ソレノイド84を駆動し、第1シャッ
タ37を開成するので、ICコイン搬送路34を搬出方
向へ搬送される書込みOKのICコインAは払出し通路
36を通過して図5に示すICコイン放出部26に放出
される。
【0051】次にステップQ7で、CPU90はICコ
イン放出部26に放出されたICコインAの枚数が挿入
紙幣金額と一致する所定枚数に達したか否かを判定し、
NO判定時にはステップQ2にリターンして、以上の処
理を繰返す一方、YES判定時には一連の処理を終了す
る。
【0052】つまり、紙幣挿入口24に高額紙幣として
の1万円札が挿入された場合には合計10枚のICコイ
ンAを順次繰出し、5000円札が挿入された場合には
合計5枚のICコインAを順次繰出し、1000円札が
1枚のみ挿入された場合には単一のICコインAの繰出
し完了時に処理を終了するものであり、最終コインの払
出し完了後においては搬送ベルト48,43を一旦搬入
方向へ駆動し、リフトカム64,65をリフトアップ方
向に回転させて、ICコインA(ストックコイン)をスト
ック部33内に持上げ支持させて、ストック部33にお
ける積層コインの下部と搬送ベルト43上面との間に単
一のICコイン搬入スペースを確保する。
【0053】つぎに図11に示すフローチャートを参照
して、放出されたICコインAを用いて遊技メタルを放
出する場合の処理について説明する。遊技者の遊技メタ
ル払出し要求に応じて、当該遊技者が1枚のICコイン
Aを投入口25に投入すると、この投入操作を第1セン
サS1が検知(ステップU1参照)するので、次のステッ
プU2で、CPU90は第3シャッタ58を図6の仮想
線状態(シャッタ閉状態)から同図の実線状態(シャッタ
開状態)に駆動して、ICコインAの内方へ搬入を許容
する。
【0054】次にステップU3で、CPU90は駆動モ
ータ49を介して搬送ベルト48,43を搬入方向へ駆
動して、ICコインAの搬入を開始する。次にステップ
U4で、CPU90はICコインAをR/W位置で停止
させ、アンテナ60にてICコインAにおけるIDタグ
22の金額データを読出す。
【0055】次にステップU5で、CPU90は読出し
データに基づいてICコインAが有効か否かを判定し、
ICコイン有効時にはステップU6に移行し、ICコイ
ン無効時には別のステップU10に移行する。
【0056】このステップU10で、CPU90は搬送
路34を逆駆動して、無効ICコインを投入口25へ返
却処理する。なお、無効ICコインを投入口25へ返却
する構成に代えて、無効ICコインをICコイン放出部
26に返却する構成を採用してもよいことは勿論であ
る。一方、上記ステップU6で、CPU90はICコイ
ン有効に対応して第3シャッタ58をシャッタ閉の元位
置に復帰させる。
【0057】次にステップU7で、CPU90はアンテ
ナ60を用いてR/W位置のICコインAのデータを一
旦消去して、先の図10のステップQ3での処理に備
え、この消去により装置の信頼性向上を図る。
【0058】次にステップU8で、CPU90は遊技メ
タル繰出装置31を駆動して、1000円相当分の所定
枚数の遊技メタル(図示せず)をメタル放出部27に放出
する。
【0059】次にステップU9で、CPU90は有効な
ICコインAからデータを消去した後のICコインAを
ストック部33にストックする。つまり搬送ベルト43
で上記ICコインAを搬入スペースに搬入し、かつリフ
トカム64,65を図8の矢印方向へ回転させると、搬
送ベルト43上面のICコインAをストック部33にス
トックすることができる。
【0060】遊技者はメタル放出部27に放出された遊
技メタルを用いて図1に示すパチスロ16で遊技を実行
することができる。
【0061】以上要するに上記実施例の遊技機用ICコ
インA処理装置は、通信により記録媒体(IDタグ22
内のRAM参照)にデータ(金額データ参照)を読取り書
込み可能に記録する処理回路(IDタグ22内のCPU
参照)が内蔵されたICコインAを処理する遊技機用I
Cコイン処理装置であって、上記ICコインAの投入口
25と、上記投入口25に連通するICコイン搬送路3
4と、上記ICコイン搬送路34の一部に接続されたI
Cコインストック部33と、上記ICコイン搬送路34
の一部に接続されたICコイン放出部26と、上記IC
コインAに対してデータの読取りまたは/および書込み
を行なうデータ処理部(アンテナ60参照)とを備えたも
のである。
【0062】この構成により、投入口25はICコイン
Aを受付け、ICコイン搬送路34は投入口25に投入
されたICコインAを搬送し、ICコインストック部3
3はICコイン搬送路34のICコインAをストックま
たはストック部33のICコインAを搬送路34に繰出
し、ICコイン放出部26はICコイン搬送路34から
ICコインAを放出し、データ処理部(アンテナ60参
照)はICコインAに対してデータの読取りまたは/お
よび書込みを行なう。
【0063】この結果、紙幣または硬貨による釣銭放出
機構や使用額表示手段が不要となり、装置の小型コンパ
クト化および省スペース化を図ることができる。またI
CコインAをデータ処理部(アンテナ60参照)と対向す
る部位(R/W位置参照)にて停止させると、ICコイン
Aに対してデータの読取りまたは/および書込みを行な
うことができるので、単一のデータ処理部(アンテナ6
0参照)にてICコインAに対するデータ処理を実行す
ることができる。
【0064】また、上記ICコイン搬送路34は投入口
25から投入されたICコインAの搬入と、ICコイン
ストック部33から繰出されるICコインAの搬出とを
実行すべく正逆駆動されるものである。このように、I
Cコイン搬送路34を正逆駆動すべく構成したので、こ
の搬送路の簡略化、コンパクト化を図ることができ、延
いては、ICコイン処理装置30全体のさらなる小型化
を達成することができる。
【0065】さらに実施例で示したように、閉位置のシ
ャッタ37,40がICコイン搬送路34の一部を兼ね
るように構成すると、所定機能を有する該搬送路34の
簡素化を図ることができる。
【0066】また、実施例で示したように、上記ICコ
インストック部33にデータ消去状態のICコインAを
ストックすべく構成すると、装置の安全性を確保するこ
とができる。
【0067】この発明の構成と、上述の実施例との対応
において、この発明の記録媒体は、実施例のIDタグ2
2内のRAMに対応し、以下同様に、処理回路は、ID
タグ22内のCPUに対応し、データ処理部は、アンテ
ナ60対応するも、この発明は、上述の実施例の構成の
みに限定されるものではない。
【0068】例えばアンテナ60により読取り、書込み
されるデータは定額の金額データと併せて暗号データ、
日付けデータ、店名データなどを用いてもよい。また、
上記メタル貸出機15をパチンコ玉の貸出機に変更し、
パチスロ16をパチンコ台に変更すると、パチンコ遊技
機システムのICコイン処理装置を構成することができ
る。
【0069】
【発明の効果】この発明によれば、装置の小型コンパク
ト化および省スペース化を図ることができると共に、単
一のデータ処理部にてICコインに対するデータの読取
りまたは/および書込みを行なうことが可能とな効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 遊技機システムの全体構成を示す系統図。
【図2】 ICコインの正面図。
【図3】 ICコインの断面図。
【図4】 メタル貸出機の正面図。
【図5】 メタル貸出機の内部側面図。
【図6】 遊技機用ICコイン処理装置を示す断面図。
【図7】 図6の要部の平面図。
【図8】 図6のD−D線矢視断面図。
【図9】 制御回路ブロック図。
【図10】 ICコインの払出し処理を示すフローチャ
ート。
【図11】 遊技メタルの放出処理を示すフローチャー
ト。
【符号の説明】
A…ICコイン 22…IDタグ(記録媒体、記録回路) 25…投入口 26…ICコイン放出部 33…ICコインストック部 34…ICコイン搬送部 60…アンテナ(データ処理部)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06K 13/06 G06K 13/06 A 17/00 17/00 F L G07F 7/02 G07F 7/02 B Fターム(参考) 2C005 MA16 MB09 NA08 NA09 SA04 SA05 SA06 TA22 TA24 2C088 BA88 BB07 BB14 BB15 BB19 BB20 BB29 3E044 AA05 BA03 DC06 FA03 5B023 BA01 BA05 DA02 GA01 GA02 GA04 GA06 JA04 JA05 JA07 5B058 CA15 KA01 KA04 KA11 KA12 YA06

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】通信により記録媒体にデータを読取り書込
    み可能に記録する処理回路が内蔵されたICコインを処
    理する遊技機用ICコイン処理装置であって、上記IC
    コインの投入口と、上記投入口に連通するICコイン搬
    送路と、上記ICコイン搬送路の一部に接続されたIC
    コインストック部と、上記ICコイン搬送路の一部に接
    続されたICコイン放出部と、上記ICコインに対して
    データの読取りまたは/および書込みを行なうデータ処
    理部とを備えた遊技機用ICコイン処理装置。
  2. 【請求項2】上記ICコイン搬送路は投入口から投入さ
    れたICコインの搬入と、ICコインストック部から繰
    出されるICコインの搬出とを実行すべく正逆駆動され
    る請求項1記載の遊技機用ICコイン処理装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007007161A (ja) * 2005-06-30 2007-01-18 Shuko Electronics Co Ltd Icコイン処理装置
US7793847B2 (en) 2004-06-11 2010-09-14 Omron Corporation Coin-shaped recording medium, recording medium processing device
JP2012011259A (ja) * 2011-10-21 2012-01-19 Asahi Seiko Co Ltd メダル預かり払出装置
JP2015158121A (ja) * 2014-01-27 2015-09-03 Nok株式会社 対象物管理システムに使用するrfidタグ及び対象物管理システム

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