JP2001299742A - 放射線診断装置 - Google Patents

放射線診断装置

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JP2001299742A JP2000127173A JP2000127173A JP2001299742A JP 2001299742 A JP2001299742 A JP 2001299742A JP 2000127173 A JP2000127173 A JP 2000127173A JP 2000127173 A JP2000127173 A JP 2000127173A JP 2001299742 A JP2001299742 A JP 2001299742A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 断層像を用いる穿刺針の穿刺作業に関し、穿
刺針と被検体内の目標部位との位置関係の把握等その他
の正確な穿刺作業を、常に適正に行える放射線診断装置
を提供する。 【解決手段】 本発明に係る放射線診断装置は、断層像
が映し出される画面を用いて、被検体P内の所定の患部
等の目標部位に対し穿刺針を穿刺する作業を監視するに
際し、前記作業中において、前記穿刺針先端部と前記患
部とが前記画面上で常に監視可能な状態に保持されるよ
う、該断層像の拡大率並びに前記穿刺針先端部及び前記
患部の前記画面上における投影位置を調整する画像調整
手段6を備えている。より具体的には、前記拡大率及び
投影位置を調整は、穿刺針先端部と患部との距離や穿刺
針の被検体Pに対する進入速度に基づき行われる。ま
た、音声入力手段7により入力された音声に基づき、随
時、同様な調整を行うことも可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、放射線診断装置に
関し、特に、被検体に対する組織採取用等の穿刺針の穿
刺を容易にする放射線診断装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、X線CT装置により被検体に関す
る断層像を取得し、当該断層像に基づきつつ、組織採取
用等の穿刺針を穿刺する方法が実施されていた。これ
は、画面上に現れる被検体に関する断層像(特に、その
患部等の目標部位の像)と上記穿刺針の像とを同時に確
認し、その両者の位置関係を把握しながら、実際の被検
体に対する穿刺針の穿刺作業を行う手術の一種である。
このとき特に、穿刺針の先端を間違いなく被検体内の目
標部位に到達させるよう、断層像画面が利用されること
になる。
【0003】具体的には、次のような手順に則って行わ
れる。まず、被検体のX線断層像を予め取得するととも
に、該断層像において目標部位である患部等の像につき
見当を付ける。次に、この患部等に届くであろう、体表
面上における穿刺開始位置を適当な手段により定め、こ
こに穿刺針の穿刺を開始する。そして、前記被検体に関
する断層像及びそれとともに映し出されている穿刺針の
像に基づき、前記患部と穿刺針の先端との位置関係を確
認しながら、穿刺針の進入方向ないし角度や進入度合い
等を調整しつつ、穿刺作業を行うことになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
たような従来の穿刺作業については、次のような問題が
あった。まず、表示される画像は、断層像取得の際、予
め定めたサイズに固定され、穿刺作業は、以降当該サイ
ズの画像を用いたまま行わなければならなかった。すな
わち、穿刺針の穿刺開始から、それが患部に到達するま
で、表示される画像は等倍であったため、患部等の大小
や穿刺作業の進捗具合に応じて、きめ細かな対応ができ
なかった。
【0005】より具体的に言えば、このように画像が等
倍であると、上記患部W等が小さい場合には、図8に示
すように、穿刺針Sが正確に当該患部W等に到達したか
否かが極めてわかり難いこととなる。また、このような
弊害を除こうと、画像を予め拡大表示させておき、小さ
い患部W等が大きく見えるような措置を講じておくと、
今度は図9に示すように、穿刺針Sの被検体に対する穿
刺開始位置を確認することができなくなる。すなわち、
このような場合、図中点線で示すように、被検体の体表
面の像が画面からはみ出すことになり、それが画面上に
現れなくなるからである。
【0006】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、断層像を用いる穿刺
針の穿刺作業に関し、穿刺針と被検体内の目標部位との
位置関係の把握等その他の正確な穿刺作業を、常に適正
に行うことが可能な放射線診断装置を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために以下の手段をとった。
【0008】すなわち、請求項1記載の放射線診断装置
は、放射線発生源より発した放射線が被検体を介して放
射線検出器で検出される結果に基づき、前記被検体に関
する断層像を再構成する放射線診断装置において、前記
断層像が表示される画面を用いて、前記被検体内の所定
の目標部位に対し穿刺針を穿刺する作業を監視するに際
し、前記作業中において、前記穿刺針の先端部と前記目
標部位とが前記画面上で常に監視可能な状態に保持され
るよう、該断層像の拡大率並びに前記穿刺針の先端部及
び前記目標部位の前記画面上における投影位置を調整す
る画像調整手段が備えられていることを特徴とするもの
である。
【0009】また、請求項2記載の放射線診断装置は、
請求項1記載の同装置において、前記画像調整手段が、
前記穿刺針の先端部と前記目標部位との前記断層像上に
おける距離に基づいて、前記拡大率及び前記投影位置を
調整することを特徴とする。
【0010】請求項3記載の放射線診断装置は、請求項
1又は2記載の同装置において、前記画像調整手段が、
前記穿刺針の先端部の前記被検体に対する進入速度に基
づいて、前記拡大率及び前記投影位置を調整することを
特徴とする。
【0011】請求項4記載の放射線診断装置は、請求項
1乃至3のいずれかに記載の同装置において、前記画像
調整手段が、前記作業を執り行う作業者が発する音声に
基づいて、前記拡大率及び前記投影位置を調整すること
を特徴とする。
【0012】請求項5記載の放射線診断装置は、請求項
1乃至4のいずれかに記載の同装置において、前記作業
を執り行う作業者が入力手段により入力する情報に基づ
いて、前記拡大率及び前記投影位置を調整することを特
徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下では、本発明の実施の形態に
ついて図を参照しつつ説明する。図1は、本発明の実施
の形態に係るX線CT装置(放射線診断装置)の構成例
を示す概要図である。この図において、X線CT装置
は、X線管球(放射線発生源)1及びX線検出器(放射
線検出器)2を備えている。これらは、図に示すように
対向配置され、かつ両者が図中矢印に示すように回転す
るようになっている。すなわち、本装置の使用常態であ
る、被検体Pに対するX線曝射時において、上記X線管
球1とX線検出器2とが当該被検体Pを挟むような配置
となっている。
【0014】被検体Pは、図1紙面垂直方向に移動可能
に構成された天板3上に載置される(寝かされる)。天
板3は、図示しない寝台上に設けられており、当該寝台
上で体軸方向(図1紙面垂直方向)に移動可能となって
いる。被検体Pは、天板3が図1紙面向こう側(又は手
前側)に存在する状態、すなわちX線管球1とX線検出
器2とが対向する部位から引き出された状態において、
当該天板3上に予めセッティングされ、X線曝射実施
時、被検体Pはこの天板3とともに図1手前側(又は奥
側)に挿入されて、上記X線管球1とX線検出器2との
間に配置されることとなる。
【0015】X線管球1は高電圧電源等を含むX線発生
装置1aと接続されている。また、X線検出器2は、例
えば検出素子をCH方向に多数並べて(例えば、500
〜1000ch)構成される。上記X線管球1より発せ
られるX線は、図1上点線にて示されているように、被
検体Pに対し、扇形状で曝射される。この場合、その扇
形状と被検体Pとが交差する部位(ないしは、扇形状が
被検体Pを、いわば「切断」する位置)として、当該被
検体Pについての「スライス位置」が規定される。
【0016】被検体Pを通過したX線は、臓器等の存在
・不存在により吸収の多寡が生じ、これによって、透過
するX線に関し、強度分布が生じる。上記X線検出器2
では、このような強度分布の存在するX線情報、つまり
被検体P内部の情報を含むX線情報が検出・取得され
る。
【0017】そして、X線管球1及びX線検出器2が上
述したように、被検体P周囲を回転することにより、上
記スライス位置に関し、上記X線情報が多方向で取得さ
れ、これらが上記検出素子において電気信号に変更され
た後、該電気信号がデータ収集部8、前処理部9を介し
て画像処理部4に送られる。
【0018】データ収集部8はX線検出器2に接続され
ており、該X線検出器2より上記電気信号を受け取る。
このデータ収集部8では、その電気信号たる出力信号が
増幅器により増幅され、その増幅された信号がマルチプ
レクサにより前記検出素子につき定められるチャンネル
を単位としてシリアルに送出され、その送出された信号
がA/D変換器によりデジタル信号に変換される。
【0019】そして、このデジタル信号は、図2ブロッ
ク図に示すように、前処理部9において、適当なキャリ
ブレーション処理によって「生の投影データ」(以下、
単に「投影データ」という)とされた後、メモリMを介
して、画像処理部4へと送出される。
【0020】画像処理部4は、このようにして受け取っ
た投影データに基づき、被検体Pに関する断層像を再構
成することになる。そして、この再構成された断層像
は、画像処理部4に接続された画像表示部5を構成する
モニタ(画面)5a上に表示される(図3参照)。
【0021】一方で、上記したX線管球1及びX線検出
器2は、図示しないスリップリングを介して電気的に接
続されており、これにより、X線管球1とX線検出器2
とは、被検体Pの周囲を連続回転しながら、1枚の断層
像の再構成に要する被検体Pに関する多方向のX線情報
を、連続的に収集することができる。なお、上記データ
収集部8は、上記スリップリングを介してX線検出器2
と接続されている。
【0022】このような連続回転によれば、例えば同一
スライス位置における上記投影データを連続的に取得
し、その断層像を画像表示部5において連続的に表示す
ることが可能となる。そして、この断層像の連続的表示
によれば、例えば被検体Pに投与した造影剤の流入ある
いは流出による断層像の変化を時々刻々追跡することが
可能となる。また特に、この手法によれば、本発明に関
する穿刺術を実施する際、当該穿刺針の被検体P内にお
ける進行状況等を、時々刻々追跡することも可能とな
る。なお、このような手法は、いわゆる「ダイナミック
スキャン」と呼称されることで知られる。
【0023】また、別の例としては、X線管球1及びX
線検出器2の上記連続回転に同期させて、上記天板3を
移動することで、被検体Pに関するスライス位置を螺旋
状に変更しつつ上記投影データを取得して、被検体Pの
(体軸方向に関する)広範囲に亘った断層像を得ることも
可能である。なお、このような手法は、いわゆる「ヘリ
カルスキャン」と呼称されることで知られる。
【0024】そして、本実施形態におけるX線CT装置
においては、上記した「ダイナミックスキャン」等を実
施する場合を、「透視モード」による運転ないし運用と
いう。これに対し、例えばX線管球1及びX線検出器2
を最低限度(通常、1回)回転させて断層像を再構成する
場合を、「撮影モード」という。この「撮影モード」で
は、上記したような時々刻々変化する断層像の変化を追
跡を行わないが、より空間分解能の高い、すなわちより
緻密かつ精細な断層像を取得することが可能である。
【0025】また、上記「透視モード」における刻々変
化する断層像の取得・表示は、具体的には、例えば次の
ように行われる。すなわち、上記X線管球1及びX線検
出器2の連続回転中、データ収集部8及び前処理部9か
ら順次送られてくる投影データをメモリMに対して記憶
させていき、当該メモリMにおいて、少なくとも1枚の
断層像を構成するに必要な上記投影データが順次蓄積さ
れる毎に、これを画像処理部4へと送出する(あるい
は、メモリMから読み出す)ような構成とすれば、被検
体Pに関するリアルタイムな断層像の取得及びその表示
(確認)を行うことができる。
【0026】つまり、この場合においては、断層像再構
成及びその表示が、前記メモリMにおいて少なくとも1
枚の断層像を構成するに必要な投影データが蓄積され次
第実施されるとともに、これと並行して、X線検出器2
におけるX線情報の取得、データ収集及び前処理、並び
にそのメモリMへの蓄積が連続的に実施されているか
ら、画像表示部5においては、いわゆる「シネ映像」的
な画像(断層像)が連続的に表示されることになる。
【0027】なお、このような場合において、画像処理
部4における再構成処理が、高速であればあるほど好ま
しいことは言うまでもない。この高速処理を実現するた
めには、例えば画像処理部4を複数のプロセッサにより
構成し並列処理するとか、また、再構成の対象となる
「ビュー数」を削減する、あるいは再構成の対象となる
上記検出素子を適宜選択してそれらを間引く、等の処理
を実施するようにすればよい。ここで、上記「ビュー
数」とは、上記X線管球1及びX線検出器2が、1回転
当たりに収集する投影データ数であり、例えば900ビ
ュー/1回転等とされる。また、再構成対象となる検出
素子を上記したように例えば「間引く」場合には、表示
の際、その間引かれた部分を適当に補間処理するように
するとよい。
【0028】また、上記X線管球1及びX線検出器2の
回転数(ないしは1回転の所要時間)に対し、どれ程の
割合で断層像を再構成するか、という「再構成レート」
に関しては、これを例えばX線管球1及びX線検出器2
の1回転につき、1枚の断層像が再構成される等とすれ
ばよい。
【0029】さらに、このような「透視モード」におい
て、X線管球1及びX線検出器2の連続回転数を何回と
するか、あるいは上記「少なくとも1枚の断層像を構成
するに必要な」投影データをどのように定義するか、等
は本発明において基本的に自由である。例えば、連続回
転数は「50回」とし、1枚の断層像を構成する投影デ
ータは、「被検体Pに関する全角度(0〜360°)」又
は「その半分の角度(0〜180°)」に関し取得された
投影データとする、等とすればよい。
【0030】ただ、上記「連続回転数」については、上
記X線管球1の耐熱性能、また、被検体Pに対する被曝
量を可能な限り少なくするという要請から、一般的に好
適な上限が存在する。
【0031】ところで、上記画像処理部4には、画像認
識部Qが付設されている。画像認識部Qは、上記画像処
理部4により再構成された、図3に示すような断層像5
0を構成する各画素が有する情報に基づき、周知の画像
認識の手法によって、患部Wや穿刺針Sの先端部Yを自
動的に各々それと認識するものである。また、この認識
と同時に、当該患部Wや穿刺針Sの先端部Yに関する断
層像50上における座標値を求めるものでもある。
【0032】さらに、上記画像認識部Qには、画像調整
手段6が付設されている。この画像調整手段6は、一般
的に言えば、被検体Pに対し穿刺針Sの穿刺を行うに際
し、その穿刺の目標部位である患部W等と前記穿刺針S
の先端部Yとが、上記X線検出器2で検出されたX線情
報に基づき再構成された断層像50画面上で、常に監視
可能な状態に保持されるよう、該断層像50の拡大率
や、前記患部W及び前記穿刺針Sの先端部Yの像のモニ
タ5a上における投影位置を調整する機能を有するもの
である。このような拡大率及び投影位置の調整を達成す
るため、画像調整手段6は、具体的に、以下に述べる機
能を備えている。
【0033】まず第一に、上記患部W等と穿刺針先端部
Yとの断層像50上における「距離」に基づき(図3
中、符号D参照)、上記した拡大率及び投影位置を調整
する機能である。なお、上記距離Dは、前記画像認識部
Qが求める患部W及び穿刺針Sの先端部Yに関する座標
値から求められる。
【0034】ここに、距離Dからの拡大率等の演算は、
具体的には例えば、患部Wの像と穿刺針Sの先端部Yの
像との距離Dが大きいときには拡大率を小さく、逆に、
両者の距離が小さいときには拡大率を大きくする等の調
整を行うとともに、前後者の各々の場合において、その
拡大率の変化に伴う、患部Wと穿刺針S(及びその先端
部Y)の像のモニタ5a上における投影位置の調整を実
施することになる。さらに、距離Dと拡大率との対応
は、例えば比例関係あるいは指数関数関係にあるように
設定してもよい。このようにすることで、患部W及び穿
刺針Sの先端部Yは、モニタ5a上に必ず現出すること
となって、常に監視可能な状態に置かれることになり、
術者はそれを確認しながら、穿刺作業を行うことができ
る。
【0035】また第二に、穿刺針Sの穿刺作業を執り行
なう術者の音声に基づいて、上記した拡大率及び投影位
置を調整する機能である。この場合においては、図2に
示すように、画像調整手段6に付設されている音声入力
手段7が利用される。音声入力手段7は、マイク7aや
音声認識装置7b等、人間の音声を判別するに必要な要
素により構成されているものである。そして、このマイ
ク7aから入力された音声は、音声認識装置7bによっ
て、それが有する判別能力に基づいて、複数種の分類分
けが行われるとともに、当該分類に基づきそれら各々に
固有な電気出力を画像調整手段6に対して行う。画像調
整手段6は、この出力に基づいて、上記拡大率及び投影
位置を適宜変更することになる。
【0036】例えば簡単には、上記音声認識装置7b
を、術者が発する「大きく」という音声と「小さく」と
いう音声との二つの分類について、判別するよう構成す
る場合には、前者の分類に当たる信号を画像調整手段6
が受け取ったときには、断層像50の拡大率を所定程度
大きくするとともに、その拡大率増加に伴う患部Wと穿
刺針先端部Yとのモニタ5a上における投影位置の調整
を自動的に行うようにし、後者の分類に当たる信号を画
像調整手段6が受け取ったときには上記と逆の作用を行
う、等のようにすればよい。そして、このような手段に
よれば、上記と同様、患部W及び穿刺針の先端部Yが、
常に監視可能となり、かつ術者の所望の画面を現出させ
ることができる。
【0037】むろん本発明は、音声入力手段7に関し、
上記のような形態のみに限定されるものではなく、他に
様々なバリエーションを想定することが可能である。例
えば、術者が発すべき音声として上記「大きく」ではな
く「ズーム」と発すべきことと規定したり、またより直
截に、かつきめ細かに、「患部の表示を少し右に」とい
った音声認識を行い、これに基づき画像調整手段6が発
生された音声内容を実現するよう、断層像50の調整を
行う等の構成としてもよい。
【0038】以下では、上記構成となるX線CT装置に
係る作用効果について、作業手順の一例に沿いつつ説明
することとする。
【0039】まず、被検体Pを、X線管球1及びX線検
出器2の対向する部位の外に引き出された天板3上にセ
ッティングし、この被検体Pセッティング済みの天板3
を、上記X線管球1及びX線検出器2の間に挿入・配置
させる。そして、上記した「透視モード」による本装置
の運転ないし運用を実施して、X線管球1及びX線検出
器2をともに回転させながら、被検体Pに関する断層像
50を取得する。
【0040】次に、術者は、この取得された断層像50
に基づき、組織採取用あるいは薬剤注入用等その他の穿
刺針Sを挿入するべく被検体P内の患部Wの像を確認す
る。続いて、穿刺針Sがこの患部Wの像に到達するよ
う、被検体P体表面において穿刺開始位置を特定し、該
位置から穿刺針Sの穿刺を開始する。
【0041】このとき、上記X線管球1及びX線検出器
2の連続回転により、上記メモリMには続々と投影デー
タが蓄積され、かつ、少なくとも1枚の断層像を構成す
るに必要な投影データが蓄積される毎に、これが画像処
理部4において断層像として再構成されるとともに、該
断層像が画像表示部5のモニタ5a上で表示されてい
る。上記画像認識部Qは、この逐次再構成・表示されて
いる断層像50に関し、患部W及び穿刺針Sの先端部Y
の像を認識し、これら両者の断層像50上における座標
値を求めるとともに、該座標値から患部W像及び穿刺針
の先端部Y像間の距離Dを求める。
【0042】次に、画像調整手段6は、上記のように求
められた距離Dに基づき、断層像50上における患部W
及び穿刺針Sの先端部Yの像が、画像表示部5のモニタ
5a上において適当に収まるよう、当該断層像50に係
る拡大率及び両者の投影位置の調整を行う。このような
調整作業は、本第一実施形態において、穿刺作業が行わ
れる間繰り返し実行される。つまり、患部W像と穿刺針
Sの先端部Y像との距離Dは、上記したように逐次再構
成・表示される断層像50に基づき、定期的かつ自動的
にモニターされ、当該モニターされた距離Dに基づき拡
大率及び投影位置の変更が行われることになる。
【0043】なお、ここでは「定期的に」としたが、場
合によっては、「随時」変更するような構成としてもよ
いし、また、上記した患部Wの像と穿刺針Sの先端部Y
の像との距離Dの変化率が或る所定の限度を越えたとき
に、拡大率及び投影位置の変更を行う、等の構成として
もよい。
【0044】具体的には、例えば次のようになる。ま
ず、穿刺針Sの穿刺開始当初においては、患部Wと穿刺
針先端部Yとは比較的離間した状態、すなわち、かかる
両像間の距離Dが大きい状態にあるから、図4に示すよ
うに、拡大率は小さめとされ、穿刺開始位置Aと患部W
がモニタ5aの画面全体に収まるような、全視野的な画
像構成となる。一方、図4に比べ、穿刺針Sが被検体P
内部へと一段進入し、患部Wと穿刺針先端部Yとの距離
Dが上記に比べて小さい状態になると、これに応じて、
図5に示すように、断層像50の拡大率が大きい画像表
示へと変更される。また、これに伴って、患部W及び穿
刺針先端部Yの両者が、モニタ5a上に写し出されるよ
うに、これらの投影位置に関する調整も行われる。
【0045】また、図5に比べ、これよりもさらに穿刺
針Sが進み、患部Wと穿刺針先端部Yとがほぼ接触せん
ばかりの状態となると、それに応じて、図6に示すよう
に、さらに拡大率が大きい状態になり、画像表示部5の
モニタ5a画面一杯に患部Wと穿刺針先端部Yとが表示
されるようになる。
【0046】ただしかし、認識される距離Dと拡大率と
の対応関係は、本発明において基本的に任意である。し
たがって、時々刻々変化する、患部Wと穿刺針先端部Y
との距離Dに応じて、如何なる拡大率で以て断層像50
の表示を行おうとするかは、上記した距離Dと拡大率と
の対応関係に関する、画像調整手段6の事前調整ないし
はユーザ設定値に委ねられる。また、よって、上記図
4、図5及び図6のような表示例は、あくまでも本第一
実施形態における一例を表すものであり、例えば患部W
と穿刺針先端部Yとが接触せんばかりとなっても、図6
のような極端な表示を必ずしも行う必要はなく、その周
囲に関するある程度の視野が確保されるような形態とし
てもよいことは勿論である。
【0047】また、一般に、術中においては、穿刺針S
を被検体P内に「挿入しつつある」状況、言い換えれ
ば、穿刺針Sを「動かしている」状況においては、当該
穿刺針Sが被検体Pの体表上をどのように穿刺している
か、あるいは当該穿刺針Sに関する被検体P断層像全体
における位置が確認できる方が、作業者ないし術者にと
ってより好ましい場合がある。
【0048】このような事情を考慮する場合には、次の
ような処理を行うと好ましい。すなわち、穿刺針Sが上
記状況(動いている状況)にあるときには、患部Wと穿
刺針先端部Yの距離Dの如何に関わらず、自動的に、図
4に示すように、被検体Pの断層像50全体がモニタ5
a画面一杯に現れるような拡大率及び投影位置でもって
画像表示するようにすればよい。そして、穿刺針Sの動
きが止まったときには、そのときの患部Wと穿刺針Sの
先端部Yとの距離Dを算出し、これに基づいて適当な拡
大率及び投影位置を求めて、上記と同様な画像表示制御
を行うようにする。このようにすれば、より的確な穿刺
作業に資することになる。
【0049】さらに、本第一実施形態においては、上記
した距離Dに関する処理に並行して次のような処理を、
随時、行うことが可能である。すなわち音声入力手段7
を用い、術者が、断層像50の拡大・縮小等を、いつで
も任意に実施することができる。例えば、図6のような
場合において、術者がやや広めの視野を確保し周囲の状
況を確認したい等と望む場合には、所定の音声、上に記
した例によれば「小さく」等の音声を発することで、断
層像50の拡大率を小さくし、図6に比べ、やや広めの
視野の断層像50を得ることが可能となる。
【0050】なお、この場合における「小さく」という
発声と、それに伴う拡大率の縮小の度合いとの対応関係
についても、上記した距離Dと拡大率のそれに関するの
と全く同様の議論が当てはまる。すなわち、「縮小の度
合い」は任意であり、「小さく」と発声されることで、
拡大率に関し、どれほどの縮小効果がもたらされるよう
にするかは、画像調整手段6の事前調整ないしユーザ設
定値にかからしめられる。ただし、本発明においては、
音声認識部Qに関し、「30%拡大」というような発声
を認識し得るような構成としてもよいから、この場合に
おいては、当該発声内容を実現するべく、断層像50に
関しても「30%拡大」に係る処理が成されるようにす
ればよい。
【0051】以下では、本発明の第二の実施の形態につ
いて説明する。本第二実施形態においては、上記第一実
施形態における画像調整手段6において、断層像50の
拡大率並びに患部W及び穿刺針の先端部Yの投影位置
を、当該患部Wと穿刺針先端部Yとの距離Dに応じて決
定する機能を有していたところ、これに代えて、穿刺針
Sの先端部Yの被検体Pに対する「進入速度」に基づ
き、拡大率及び投影位置を調整する機能が備えられてい
る点で異なる。
【0052】このような機能を備えることにより、本第
二実施形態においては、例えば、穿刺針の進入速度が大
きければ、当該穿刺針Sの進行に応じて、断層像50に
関する拡大率の時間に対する変化率が大きくなるよう、
当該拡大率を漸次大きくしていき、逆に、その速度が小
さければ、拡大率の変化率が小さくなるよう同様の変更
を加えることになる。
【0053】このような場合でも、上記した第一実施形
態の場合と同様に、患部W及び穿刺針先端部Yは、モニ
タ5a画面上に常に監視可能な状態に置かれることが明
らかである。
【0054】以下では、本発明の第三の実施の形態につ
いて説明する。本第三実施形態においては、上記第一実
施形態における画像調整手段6につき音声入力手段7が
付設されていた点に関し、これに代えて、図7に示すよ
うに、各種押圧ボタン等を備える入力手段7´が付設さ
れている点で異なる。
【0055】この入力手段7´は、上記したように各種
の押圧ボタン(不図示)、例えば「拡大ボタン」や「縮
小ボタン」、あるいは四方方向を指示する「矢印ボタ
ン」等を備え、これら各ボタンを押圧することによっ
て、断層像の拡大、縮小、上下左右の投影位置調整、等
を直接に行うことが可能となる。すなわち、入力手段7
´を介し入力される情報によって、上記した断層像50
の拡大率並びに患部W及び穿刺針先端部Yの投影位置調
整を行う機能を有する。このような手段を用いても、患
部W及び穿刺針先端部Yが常に監視可能となることが明
らかである。
【0056】なお、本発明においては、入力手段7´と
して上記のような形態に限定されるものではない。例え
ば、上記の構成とは別に、又は併せて、テンキー形式の
入力部を備え、より直接に、数値による調整値を入力す
ることによって、モニタ5a上に投影されている患部W
及び穿刺針Sの先端部Yの位置を、当該調整値に対応す
るよう変更する形態を考えることができるし、また、マ
ウスとモニタ5a上に表示されるポインタ(不図示)を
利用して、断層像50の拡大や投影位置の変更等を行う
ような形態も容易に考えることができる。
【0057】以上説明したように、上記第一、第二、及
び第三のいずれの実施形態にしても、かかるX線CT装
置を用いれば、患部Wと穿刺針Sの先端部Yとは、常
に、モニタ5a画面上に現れることになるから、両者の
関係をいつでも的確に確認しながら、穿刺針Sの穿刺作
業を執り行うことができる。
【0058】また、第一実施形態における音声入力手段
7若しくは第三実施形態における入力手段7´によれ
ば、術者が所望するときに、適宜、断層像50に係る拡
大あるいは縮小を行うことができるから、患部Wと穿刺
針Sとの位置関係を、より的確に把握しながら穿刺作業
を行うことができる。
【0059】なお、上記では、本発明に関する実施の形
態を、便宜上、三部に分けて説明したが、本発明はこの
ような形態に拘泥されるものではない。例えば、第二実
施形態で説明した、穿刺針Sの「進入速度」に基づく断
層像50の拡大率等の変化機能を、上記第一実施形態に
おいて、併わせ持つような形態としてもよい。すなわ
ち、上記画像調整手段6に関し、そのような「進入速
度」に基づく拡大率等の変化機能と、第一実施形態で説
明したような患部Wと穿刺針先端部Yとの距離Dに基づ
く拡大率等の変化機能とを併わせ持つような構成として
もよい。このような場合においては、例えば「進入速
度」の変化と距離Dの変化とで、拡大率の変化に及ぼす
影響度合いを変更するようにしたり、また、「進入速
度」及び「距離」Dのいずれによって拡大率等を変更す
るかを、術者の選択に委ねるような構成を考えることが
できる。
【0060】また同様にして、第一実施形態における音
声入力手段7と、第三実施形態における入力手段7´と
をあわせ持つような形態も、当然に本発明の範囲内であ
る。このような場合では、穿刺作業の進捗状況に応じ
て、あるいは術者の好みに合致する方で、断層像50に
関する直接的な拡大、縮小、あるいは投影位置の上下左
右変更等を適宜行うようにすればよい。
【0061】さらに、第一実施形態における距離Dの認
識を、画像認識部Qにより自動的に行うのではなく、上
記した入力手段7´によって、直接的に、患部W及び穿
刺針Sの先端部Yの像の位置を入力して座標値を与え、
これらに基づき距離Dを求め、ここからさらに、拡大率
及び投影位置の調整を行うようにしてもよい。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の放射線診
断装置によれば、穿刺針の被検体に対する穿刺開始から
被検体内の目標部位への到達まで、断層像の拡大率及び
画面上における投影位置が、穿刺針及び目標部位の距離
に応じて、及び/又は穿刺針の被検体に対する進入速度
に応じて、調整されることにより、当該穿刺針と当該目
標部位とが、常に画面上に現れる。したがって、作業者
ないし術者は、穿刺針と目標部位との両者の位置関係を
正確に確認することができ、穿刺作業をより的確に実施
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るX線CT装置の構成例
を示す概要図である。
【図2】本発明の第一実施形態に係るX線CT装置の構
成例を示すブロック図である。
【図3】図1に示すX線CT装置において、断層像画面
の表示例を示す説明図である。
【図4】図1に示すX線CT装置において、穿刺針の被
検体に対する穿刺開始時における断層像表示例を示す説
明図である。
【図5】図4に比して、穿刺針の被検体に対する進入が
一段進んだ状態の断層像表示例を示す説明図である。
【図6】図5に比して、穿刺針の被検体に対する進入が
より進み、当該穿刺針先端部と患部とがほぼ接触せんば
かりとなる状態の断層像表示例を示す説明図である。
【図7】本発明の第二の実施形態に係るX線CT装置の
構成例を示すブロック図である。
【図8】従来のX線CT装置における、サイズが固定さ
れた断層像画面の様子を示す説明図であって、断層像全
体を写し出す結果、穿刺針先端部と患部との位置関係の
把握が困難な状況を示す図である。
【図9】従来のX線CT装置における、サイズが固定さ
れた断層像画面の様子を示す説明図であって、断層像を
拡大して示す結果、穿刺針の被検体に対する穿刺開始位
置の把握が困難な状況を示す図である。
【符号の説明】
1 X線管球(放射線発生源) 1a X線発生装置 2 X線検出器(放射線検出器) 3 天板 4 画像処理部 Q 画像認識部 5 画像表示部 6 画像調整手段 7 音声入力手段 7a マイク 7b 音声認識装置 7´ 入力手段 50 断層像 C 中央制御部 P 被検体 S 穿刺針 Y 穿刺針先端部 W 患部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4C060 FF26 4C082 AA03 AC02 AE03 AG01 AG54 AJ06 AJ08 AJ20 AL03 AN02 AP03 AP07 AP12 4C093 AA22 BA03 BA06 BA10 CA37 CA50 FF12 FF13

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放射線発生源より発した放射線が被検体
    を介して放射線検出器で検出される結果に基づき、前記
    被検体に関する断層像を再構成する放射線診断装置にお
    いて、 前記断層像が表示される画面を用いて、前記被検体内の
    所定の目標部位に対し穿刺針を穿刺する作業を監視する
    に際し、 前記作業中において、前記穿刺針の先端部と前記目標部
    位とが、前記画面上で常に監視可能な状態に保持される
    よう、前記断層像の拡大率並びに前記穿刺針の先端部及
    び前記目標部位の前記画面上における投影位置を調整す
    る画像調整手段が備えられていることを特徴とする放射
    線診断装置。
  2. 【請求項2】 前記画像調整手段は、 前記穿刺針の先端部と前記目標部位との前記断層像上に
    おける距離に基づいて、前記拡大率及び前記投影位置を
    調整することを特徴とする請求項1記載の放射線診断装
    置。
  3. 【請求項3】 前記画像調整手段は、 前記穿刺針の先端部の前記被検体に対する進入速度に基
    づいて、前記拡大率及び前記投影位置を調整することを
    特徴とする請求項1又は2に記載の放射線診断装置。
  4. 【請求項4】 前記画像調整手段は、 前記作業を執り行う作業者が発する音声に基づいて、前
    記拡大率及び前記投影位置を調整することを特徴とする
    請求項1乃至3のいずれかに記載の放射線診断装置。
  5. 【請求項5】 前記画像調整手段は、 前記作業を執り行う作業者が入力手段により入力する情
    報に基づいて、前記拡大率及び前記投影位置を調整する
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の放
    射線診断装置。
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