JP2003088523A - 医用診断システム、超音波診断装置、情報表示装置、及び医用診断システムの制御方法 - Google Patents

医用診断システム、超音波診断装置、情報表示装置、及び医用診断システムの制御方法

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JP2003088523A
JP2003088523A JP2002199450A JP2002199450A JP2003088523A JP 2003088523 A JP2003088523 A JP 2003088523A JP 2002199450 A JP2002199450 A JP 2002199450A JP 2002199450 A JP2002199450 A JP 2002199450A JP 2003088523 A JP2003088523 A JP 2003088523A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 医用診断システムで長時間の検査を行う場
合、被検者が不安感や退屈感を感じるという問題があっ
た。 【解決手段】 被検者内の状態を表す医用画像を生成す
る画像生成手段と、提供情報を記憶する提供情報記憶手
段と、検査手順を記憶する検査手順記憶手段と、前記検
査手順記憶手段に記憶された検査手順に従って医用診断
装置を制御する制御手段と、前記提供情報記憶手段に記
憶された提供情報に基づいて提供情報内容を生成する情
報生成手段と、前記画像生成手段により生成された医用
画像を表示する第1の表示手段と、前記情報生成手段に
より生成された提供情報内容を前記検査手順記憶手段に
記憶された検査手順に従って表示する第2の表示手段と
を備えることを特徴とする医用診断システム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、超音波診断装置、
X線CT装置(X線コンピューテッドトモグラフィ装
置)、MRI装置(磁気共鳴イメージング装置)、X線
診断装置、等を含む医用診断システム、超音波診断装
置、情報表示装置、及び医用診断システムの制御方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、被検者(被検体、患者)内で発
生、反射した信号又は被検者内を透過した信号を受信
し、得られた受信信号を視認性、客観性の高い医学的診
断用の画像として再構成して表示する医用診断装置が知
られている。具体的には、X線CT装置,MRI装置、
X線診断装置、超音波診断装置等の医用診断装置として
知られており、被検者内部の形態、動体、機能等の画像
情報を得ることができる。
【0003】上記診断装置による診断では、被検者は診
断情報収集のために一定時間拘束され、検査によっては
この拘束時間が数十分、時には1時間を越える場合があ
る。このような検査を受ける場合、被検者は「検査がい
つ終了するのかという不安感、退屈感」、「超音波診断
における音響ジェル塗布、心電計装着等の目的が不明な
ための不安感」、「検査中に発生する音に対する不安
感」、「CT装置やMRI装置において、狭い空間に入
れられることへの閉所不安感」等の様々な不安感や退屈
感を感じることが多い。
【0004】このような長時間の検査によって生じる被
検者の苦痛を低減する方法として、被検者が検査中に操
作者の状況やテレビ放送等を見ることができるようにし
たMRI装置が特開平1−249044号公報により知
られている。
【0005】また、近年、診断装置の高機能化、医学診
断手法の複雑化に伴い医用診断装置の操作者に高度な技
術と経験が要求されているが、操作者の操作技術、経験
によっては検査結果にばらつきが生じ、その結果、検査
結果の信頼性が低下する恐れがあるという問題が生じて
いる。このような問題を解決する方法として、予め設定
されたワークフロー(検査手順)に従って装置の動作が
切替わる超音波診断装置が特開2001−137237
号公報に記載されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記特開平1−249
044号公報に開示された技術はMRI検査においてテ
レビ放送やビデオを患者に提供することにより患者の退
屈感を軽減するものであるが、検査の進行状況に関係な
く情報提供が行われていたため適切なタイミングで検査
内容の説明や検査中の指示を行うことができなかった。
【0007】MRI装置においては検査が装置自体に依
存する部分が大きく、検査自体は機械的に一定の流れに
基づいて完了するものであり、通常は検査所要時間も検
査前に予め予想した範囲から大きく外れることはない。
従って、例えば事前におおよその検査所要時間を被検者
に伝えておけば、あとは上記公報にあるように閉所、暗
所、等への不安感や恐怖感を軽減するためのビデオ等を
流すだけで足り、検査の進行状況における各種支持や臨
機応変な対応は特別求められるものではない。
【0008】これに対し、例えば超音波診断装置では検
査が技師等の検査者の手技によるところのものである。
すなわち、検査の性格上、検査中の必要に応じて臨機応
変に対応する必要がある。つまり、検査の中断や新たな
検査の追加、検査中の判断状況によっては本検査から分
岐するような別途検査の臨時実施(実施後には本検査に
戻る)、等を要することがあるため、検査時間や検査内
容などは検査前の予定とは大きく異なってしまうことも
少なくない。
【0009】従って、被検者は検査がいつ終わるのか、
次にどんな検査が行われるのか、など、MRI装置にお
ける閉所、音への不安感や恐怖感とは違った不安感を抱
くことになる。
【0010】一方、このような超音波検査を実施する検
査者の側から見ると、このような複雑になりがちな検査
手順・検査内容を確実に実施するには高度な技術と経験
が要求されることは上記した通りである。
【0011】そこで、上記特開2001−137237
号公報に開示された内容は、ワークフローに従って装置
の動作を切替えるものである。しかしながら、このよう
なワークフローは検査者に対しては有効であるが、依然
として、同公報も患者に対して情報提供を行うことにつ
いて述べたものではなかった。
【0012】一般的な各種医用診断装置について話を戻
せば、被検者は検査中に検査者(操作者、医師)の指示
を受けて体位変え、呼吸止め等をする必要があり、従来
は検査者が被検者に話しかけることによってこれらの指
示を行っていた。しかしながら、会話による説明のみで
は説明が不十分になることもあり、又、この説明のため
に検査者の作業が増えるという問題があった。X線CT
装置、MRI装置では、検査者は通常、別室でシステム
を操作しているため被検者への説明や指示の作業が大変
になる。
【0013】本発明は上記問題に鑑みてなされたもので
あり、被検者の検査に対する不安感及び退屈感の軽減、
検査の効率の向上を図ることのできる医用診断システ
ム、超音波診断装置、情報表示装置、及び医用診断シス
テムの制御方法を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
請求項1にかかる本発明は、「被検者内の状態を表す医
用画像を生成する画像生成手段と、提供情報を記憶する
提供情報記憶手段と、検査手順を記憶する検査手順記憶
手段と、前記検査手順記憶手段に記憶された検査手順に
従って医用診断装置を制御する制御手段と、前記提供情
報記憶手段に記憶された提供情報に基づいて提供情報内
容を生成する情報生成手段と、前記画像生成手段により
生成された医用画像を表示する第1の表示手段と、前記
情報生成手段により生成された提供情報内容を前記検査
手順記憶手段に記憶された検査手順に従って表示する第
2の表示手段とを備えることを特徴とする医用診断シス
テム」を提供する。
【0015】上記目的を達成するため請求項3にかかる
本発明は、「被検者内の状態を表す医用画像を生成する
画像生成手段と、複数の提供情報を記憶する提供情報記
憶手段と、複数の検査手順を記憶する検査手順記憶手段
と、前記検査手順記憶手段に記憶された複数の検査手順
の中から少なくとも1つを選択する選択手段と、前記選
択手段により選択された検査手順に従って医用診断装置
を制御する制御手段と、前記選択手段により選択された
各検査手順に対して前記提供情報記憶手段に記憶された
複数の提供情報のうちの1つを選択し、選択された提供
情報に基づいて提供情報内容を生成する情報生成手段
と、前記画像生成手段により生成された医用画像を表示
する第1の表示手段と、前記情報生成手段により生成さ
れた提供情報内容を前記選択手段により選択された検査
手順に従って表示する第2の表示手段とを備えることを
特徴とする医用診断システム」を提供する。
【0016】上記発明によれば、検査手順に応じて被検
者へ適切な情報を提供することができる。
【0017】上記目的を達成するため請求項7にかかる
本発明は、「被検者内の状態を表す医用画像を生成する
画像生成手段と、複数の提供情報を記憶する提供情報記
憶手段と、入力操作のための入力手段と、前記入力手段
による入力操作に基づいて医用診断装置を制御する制御
手段と、患者情報入力、検査情報入力、医用画像を生成
する条件設定、医用画像生成用のデータ収集の開始及び
終了の指示、検査情報の保存、及び医用画像から計測値
を求めるための計測処理に係る操作、の少なくとも1つ
に係る前記入力手段の入力操作に応じて、前記提供情報
記憶手段に記憶された、前記入力操作に対応する提供情
報に基づいて提供情報内容を生成する情報生成手段と、
前記画像生成手段により生成された医用画像を表示する
第1の表示手段と、前記情報生成手段により生成された
提供情報内容を前記入力手段の入力操作に応じて表示す
る第2の表示手段とを備えることを特徴とする医用診断
システム」を提供する。
【0018】上記目的を達成するため請求項8にかかる
本発明は、「被検者内の状態を表す医用画像を生成する
画像生成手段と、入力操作のための入力手段と、検査の
説明にかかる複数の提供情報を記憶する提供情報記憶手
段と、前記入力手段の入力操作に応じて、前記提供情報
記憶手段に記憶された、前記入力操作に対応する提供情
報に基づいて提供情報内容を生成する情報生成手段と、
前記画像生成手段により生成された医用画像を表示する
第1の表示手段と、前記情報生成手段により生成された
提供情報内容を前記入力手段の入力操作に応じて表示す
る第2の表示手段とを備えることを特徴とする医用診断
システム」を提供する。
【0019】上記目的を達成するため請求項9にかかる
本発明は、「被検者内の状態を表す医用画像を生成する
画像生成手段と、複数の提供情報を記憶する提供情報記
憶手段と、前記被検者に関する情報として性別、年齢、
病名の少なくとも1つに係る情報を入力する入力手段
と、前記提供情報記憶手段に記憶された、前記入力手段
により入力された情報に対応する提供情報に基づいて提
供情報内容を生成する情報生成手段と、前記画像生成手
段により生成された画像を表示する第1の表示手段と、
前記情報生成手段により生成された提供情報内容を表示
する第2の表示手段とを備えることを特徴とする医用診
断システム」を提供する。
【0020】上記発明によれば、装置への入力操作に応
じて被検者へ適切な情報を提供することができる。
【0021】上記目的を達成するため請求項17にかか
る本発明は、「被検者内の状態を表す医用画像を生成す
る画像生成手段と、提供情報を記憶する提供情報記憶手
段と、検査手順を記憶する検査手順記憶手段と、前記検
査手順記憶手段に記憶された検査手順に従って医用診断
装置を制御する制御手段と、前記提供情報記憶手段に記
憶された提供情報に基づいて提供情報内容を生成する情
報生成手段と、前記画像生成手段により生成された医用
画像を表示する表示手段と、前記情報生成手段により生
成された提供情報内容を前記検査手順記憶手段に記憶さ
れた検査手順に従って表示させる出力をする出力手段と
を備えることを特徴とする超音波診断装置」を提供す
る。
【0022】上記発明によれば、任意の表示装置と接続
して、当該表示装置により検査手順に応じて被検者へ適
切な情報を提供することを可能せしめる。
【0023】上記目的を達成するため請求項18にかか
る本発明は、「提供情報を記憶する提供情報記憶手段
と、検査手順を記憶する検査手順記憶手段と、前記提供
情報記憶手段に記憶された提供情報に基づいて提供情報
内容を生成する情報生成手段と、前記情報生成手段によ
り生成された提供情報内容を前記検査手順記憶手段に記
憶された検査手順に従って表示する表示手段とを備える
ことを特徴とする情報表示装置」を提供する。
【0024】上記発明によれば、既存の医用診断装置を
検査手順に従って使用する場合に、当該検査手順に応じ
て被検者へ適切な情報を提供することができる。
【0025】上記目的を達成するため請求項19にかか
る本発明は、「提供情報を記憶する提供情報記憶手段
と、外部装置からの信号に応じて、前記提供情報記憶手
段に記憶された提供情報に基づいて提供情報内容を生成
する情報生成手段と、前記情報生成手段により生成され
た提供情報内容を前記信号に応じて表示する表示手段と
を備えることを特徴とする情報表示装置」を提供する。
【0026】上記発明によれば、医用診断装置などの外
部装置と接続して、この外部装置からの情報に応じて被
検者へ適切な情報を提供することができる。
【0027】上記目的を達成するため請求項20にかか
る本発明は、「複数種類の検査手順の中から少なくとも
1つを選択するステップと、前記選択した検査手順に従
って、医用診断装置の動作を切替えるための処理を行う
ステップと、前記検査手順の進行に連動して、被検者に
提供する情報の内容を切替えるための処理を行うステッ
プとを備えることを特徴とする医用診断システムの制御
方法」を提供する。
【0028】上記目的を達成するため請求項21にかか
る本発明は、「複数種類の検査手順の中から少なくとも
1つを選択するステップと、前記選択した検査手順に従
って、医用診断装置の動作を切替えるための処理を行う
ステップと、前記選択した検査手順の種類に対応する情
報を被検者に提供するための処理を行うステップとを備
えることを特徴とする医用診断システムの制御方法」を
提供する。
【0029】上記目的を達成するため請求項22にかか
る本発明は、「複数の検査の中から1つを選択するステ
ップと、前記選択した検査に対する検査手順を表示する
ステップと、前記表示された検査手順から各手順を選択
するステップと、前記選択された手順に対応する情報を
被検者に提供するステップとを備えることを特徴とする
医用診断システムの制御方法」を提供する。
【0030】上記発明によれば、検査手順に応じて被検
者へ適切な情報を提供する方法が実現できる。
【0031】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)図1は第1
の実施の形態にかかる超音波診断装置(超音波診断シス
テム)の構成図である。
【0032】超音波診断装置本体1は、Bモード処理回
路2、ドプラ処理回路3、送受信回路4、制御プロセッ
サ5、メモリ6、内部記憶装置7、バス8、画像生成回
路9、音声処理回路10、カメラ処理回路11、インタ
ーフェース12、検査者用モニタ13、検査者用スピー
カ・マイク14、検査者用カメラ15、操作パネル1
6、を備えている。
【0033】超音波プローブ22は、超音波と電気信号
の変換を行う超音波振動子アレイを有しており被検者に
対して超音波の送受波を行う。送受信回路4は、超音波
振動子アレイから超音波を送波させるための駆動信号を
発生する送信回路と、各超音波振動子により受波された
超音波エコー信号に対して遅延加算処理を施して所定の
走査ラスタに対応する超音波エコー信号を生成する受信
回路を備えている。
【0034】Bモード処理回路2は、超音波エコー信号
に対して対数変換、包絡線検波等の処理を施す。Bモー
ド処理回路2の出力信号に基づいて生成されたBモード
画像は、超音波エコーの信号強度の2次元的な濃度分布
像であり、生体内の組織構造、造影剤等を視認できる。
【0035】ドプラ処理回路3は、超音波エコー信号に
対して直交検波処理、MTI(ムービングターゲットイ
ンジケータ)フィルタリング処理、自己相関処理等を施
して、被検者内の移動体の速度値、分散値、パワー値を
求める。ドプラ処理回路3の出力信号に基づいて生成さ
れたCFM(カラーフローマッピング)像では、速度
値、分散値、パワー値に所定の規則に従って色を割当て
た2次元的な画像であり、血流、造影剤、生態組織等の
移動体の速度、分散、パワー等を視認できる。
【0036】内部記憶装置7は、HDD(ハードディス
クドライブ)等のランダムアクセス可能な大容量磁気記
憶手段で構成され、超音波診断装置の制御及びワークフ
ロー処理等を行う制御プログラム、検査手順を表すワー
クフローデータ、画像データ、音声データ等をデジタル
的に記憶する。
【0037】ワークフローデータは、超音波診断装置の
動作を定義した動作制御項目(以下、アクティビティと
いう。)の配列を記憶したものである。アクティビティ
には、そのアクティビティの名称、アイコン情報、超音
波診断装置の動作が対応付けられており、動作として、
Bモード、CFMモード、造影モード等の走査モードの
切替え、超音波の送受信条件の変更、超音波診断用の計
測プログラムの起動・終了、検査データの記録実行、検
査者へのメッセージ表示、被検者への提供情報の変更等
を定義することができる。このアクティビティの内容
は、装置出荷時に予め記憶しておいても良いし、検査者
が独自に作成しても良い。
【0038】ワークフロー処理プログラムは、ワークフ
ローデータに基づいて各アクティビティを順次実行し、
装置動作の切替えや検査者への作業の指示等を行う。ま
た、内部記憶装置7は、検査中に収集した超音波像のデ
ータ等を記録することもできる。
【0039】制御プロセッサ5は、内部記憶装置7に記
憶された制御プログラムに基づいて装置内各部の制御を
行う。メモリ6は、RAM(ランダムアクセスメモリ)
等の動作の高速な半導体メモリで構成され、前記制御プ
ロセッサで処理を行う際に制御プログラム、ワークフロ
ーデータ、収集した超音波像等の一時記憶を行う。
【0040】画像生成回路9は、画像を記憶するイメー
ジメモリを有し検査者用モニタ13に表示する画像及び
被検者用モニタ17に表示する画像をイメージメモリ上
に生成して、一般的なフォーマットのビデオ信号として
出力する。この時必要に応じて、画像生成回路9は、B
モード処理回路2及びドプラ処理回路3から出力される
超音波スキャンの各走査方向に沿ったデータ列を、その
スキャン形状に対応するようにイメージメモリ上に書き
込んでスキャンコンバートを行なうことにより超音波像
を構成する。
【0041】検査者用モニタ13は、超音波診断装置本
体1と一体に構成され、超音波像、アクティビティアイ
コン、装置設定情報、カメラ撮影像、等の表示をする。
被検者用モニタ17は、装置本体から離れた位置に設置
可能に構成されており、検査残り時間情報、被検者を精
神的に快適にする画像情報、カメラ撮影像、等の表示を
するもので、被検者が見やすい位置に配置して使用す
る。
【0042】音声処理回路10は、検査者用スピーカ・
マイク14及び被検者用スピーカ・マイク18から音を
発生させるための駆動信号をそれぞれに送る。また、音
声処理回路10は検査者用スピーカ・マイク14及び被
検者用スピーカ・マイク18で収集された音声のデジタ
ル信号への変換等を行う。検査者用スピーカ・マイク1
4は、超音波診断装置本体1と一体に構成され、検査者
への音声提供及び検査者の声の収集を行う。被検者用ス
ピーカ・マイク18は、被検者近傍に設置され、被検者
への音声の提供及び被検者の声の収集を行う。
【0043】カメラ処理回路11は、検査者用カメラ1
5及び被検者用カメラ19で撮影された画像信号のデジ
タル信号への変換を行う。検査者用カメラ15は、検査
者の顔等を撮影可能なように超音波診断装置本体1に取
り付ける。被検者用カメラ19は、被検者の顔等を撮影
可能なように被検者近傍に設置する。
【0044】インターフェース12は、外部記憶装置2
0、病院内LAN(ローカルエリアネットワーク)へ接
続する通信線21、装置の制御や画質条件設定を行うた
めのボタン、キーボード及びトラックボールやマウス等
のポインティングデバイスを備えた操作パネル16等の
機器の接続を行う。バス8は、超音波診断装置内の各回
路間のデータ授受を行う。尚、本発明は上記の回路構成
に限定されるものではなく、通常のPC(パーソナルコ
ンピュータ)により各回路と同様の処理をソフトウェア
により実現するような構成にしても良い。
【0045】図2aは、検査者用モニタ13に表示され
る画面の一例である。
【0046】検査者用モニタ13の画面は、アクティビ
ティに対応したアイコンを並べて表示したアイコン群1
3a、超音波像13b、日付や被検者情報等の付帯情報
13c、操作パネル16のポインティングデバイスへの
操作に連動して動くカーソルアイコン13d、被検者用
カメラ19で撮影された被検者等の画像を表示する小画
面13eを備えている。図2bは、被検者用モニタ17
に表示される画面の一例である。被検者用モニタ17の
画面は、画面全体に精神的な快適感を与えるための情報
としての風景画17aを表示しており、また、検査者用
カメラ15で撮影された検査者等の画像を表示する小画
面17b及び検査の残り時間を示したプログレスバー1
7cを備えている。
【0047】図3は、ワークフロー処理プログラムの動
作を示すフローチャートである。
【0048】検査者が超音波診断装置の操作パネル16
上にある検査開始ボタンを押すとワークフロー処理プロ
グラムが起動され、ワークフロー処理プログラムは先ず
内部記憶装置7に記憶されているワークフローデータに
対応する検査名の一覧を生成して検査者用モニタ13に
その一覧を表示する(ステップS1)。検査名としては
心筋梗塞検査、肝癌検査、胎児発育検査等がある。表1
に示すように、各検査名には、それぞれに内容の異なる
ワークフローデータ及び提供情報が対応付けられてお
り、選択した検査名に応じて、実施するワークフローデ
ータ及び表示する提供情報の内容が変わる。
【0049】
【表1】
【0050】次にワークフロー処理プログラムは検査名
の一覧から検査名を選択できるよう入力待ちの状態にな
り、これに対して検査者は操作パネル16等を操作して
実施する検査名を選択する(ステップS2)。
【0051】次にワークフロー処理プログラムは、ステ
ップS2で選択された検査名に対応するワークフローデ
ータを読み出し、ワークフローデータ中に定義されてい
るアクティビティの配列を検査者用モニタ13上にアイ
コンを用いて表示する(ステップS3)。検査者用モニ
タ13上には各アクティビティに対応する複数のアイコ
ンが実行順に並んで表示され、検査者はこのアイコンの
配列を見ることにより検査の流れを直感的に把握するこ
とができる。
【0052】次にワークフロー処理プログラムは、最初
に実行するアクティビティを選択すると共に、このアク
ティビティに対応する検査者用モニタ13上のアイコン
を色変えやサイズ変更等により強調して、実行中のアク
ティビティを検査者が把握できるようにする(ステップ
S4)。
【0053】次にワークフロー処理プログラムは、選択
されたアクティビティに定義された動作を実行し、その
アクティビティに定義されている動作に応じて、超音波
診断装置の設定変更、検査者へのメッセージの表示等の
動作を行う。この時、アクティビティに被検者への提供
情報の提供開始、提供情報の変更、提供中止等の動作が
定義されている場合は、それに応じて被検者に提供する
画像や音声の内容を変更する(ステップS5)。尚、提
供情報は内部記憶装置7に予め複数種類の動画像、アニ
メーション、音声、メッセージ等を記憶しておき、これ
らの中からどの情報を提供するかをアクティビティに定
義しておけば良い。
【0054】アクティビティの実行が終了すると、ワー
クフロー処理プログラムは次のアクティビティの選択を
し、選択したアクティビティのアイコンを検査者用モニ
タ上で強調する(ステップS6)。この選択したアクテ
ィビティが”終了”のアクティビティである場合は、ワ
ークフロー処理を終了し、それ以外の場合はステップS
5に戻り選択したアクティビティの実行を行う。
【0055】尚、上述した例では配列されたアクティビ
ティが順に実行されているが、アクティビティが順次実
行されてゆく途中で医師が検査者用モニタ13に表示さ
れている任意のアクティビティアイコンをマウス等の操
作で選択することにより実行するアクティビティは任意
に変更することができる。この場合も、変更、選択され
たアクティビティに対応する動作(被検者への提供情報
の提供を含む)が行われる。
【0056】上述したフローチャートに従って処理を行
うと共に、被検者用モニタ17にはプログレスバー17
cを表示し、被検者が検査の残り時間を把握できるよう
にする。プログレスバー17cは、全体の検査時間を表
した枠と、その枠内を検査の進行時間に応じて長さの変
わるバーによって構成されている。全体の検査時間は、
各ワークフローデータに予め代表的な全体の検査時間を
対応付けて記憶しておいたものを用いるか、又は、各ア
クティビティに代表的な検査時間を対応付けて記憶して
おき、ワークフローデータで使用するアクティビティの
検査時間の合計を求めたものを用いる。進行時間は、検
査での実際の経過時間を、アクティビティの切替等に連
動して補正して求める。このようなプログレスバー17
cを表示することにより、被検者は、全体の検査の内で
どの程度検査が進んでいるか、又、検査終了まで後どの
位かかるかということを知ることができる。
【0057】なお、検査時間に係る情報の表示について
は上記の例に制限されることなく、グラフ形態での表示
や文字のみによる表示形態、その他通常知られる時間情
報表示形態を含め、検査の所要予定時間のみの表示や残
り検査時間のみの表示、あるいはこれらの組合せや所要
予定時間に対する現在の経過時間の表示などについて、
いかなる形態による表示であっても良い。なお、表示は
モニタへの視覚表示に限らず、被検者用スピーカ・マイ
クを通じた音表示であってもよい。
【0058】一方、検査者が操作パネル16を操作して
カメラ像の表示を指示すると、検査者用カメラ15で撮
影された検査者の画像が被検者用モニタ17の小画面1
7b部分に表示され、被検者用カメラ19で撮影された
被検者の画像が検査者用モニタ13の小画面13e部分
に表示される。この時、検査者と被検者は、検査者用ス
ピーカ・マイク14と被検者用スピーカ・マイク18を
通じて相互に会話できるようになり、相手の表情等を見
ながら会話をすることができるようになる。
【0059】又、検査者用カメラ15及び被検者用カメ
ラ19で撮影された画像や、検査者用スピーカ・マイク
14及び被検者用スピーカ・マイク18で収集された音
声を、通信線21を介して検査室外の遠隔した場所にあ
るコンピュータに送信し、そのコンピュータ上で検査の
状況や被検者の状態を他の医師(主治医)等が観察でき
るようにしても良い。
【0060】この場合、前記他の医師の場所にも同医師
を撮影するための医師用カメラ及び医師の声を送ったり
他者の声を聞いたりするための医師用スピーカ・マイク
を設置すれば、この医師用カメラで撮影された医師の姿
や顔などを前記通信線21を介して検査者用モニタ13
や被検者用モニタ17にて表示させることが可能にな
る。また、医師の音声も前記通信線21を介して検査者
用スピーカ・マイク14や被検者用スピーカ・マイク1
8にて聞こえるようにすることが可能になる。
【0061】このようにすることで、医師は検査者とお
互いの顔を見ながら診断状況について話をしたり、被検
者ともお互いに顔を見ながら問診することができるよう
になる。
【0062】次に本発明の超音波診断装置を用いた検査
例について説明する。
【0063】図4は、ワークフロー処理の一例を示して
おり、左側にワークフロー中のアクティビティ、中央は
アクティビティに対応する検査者及び被検者の作業、右
側はアクティビティに対応する被検者への提供情報を示
している。
【0064】先ずワークフロー処理プログラムは最初の
アクティビティ”被検者登録”(ステップS41)を実
行し、検査者用モニタ13に被検者登録を行うための画
面を表示する。これと共に、ワークフロー処理プログラ
ムは被検者用モニタ17に「ベッド上に横になってくだ
さい。」という文字のメッセージと横たわり方を表すア
ニメーション像(提供情報A)を表示し、被検者はこの
指示に従ってベッド上に横になる。
【0065】被検者がベッド上に寝たことを確認した後
に検査者が完了ボタンを押すと、ワークフロー処理プロ
グラムは次のアクティビティである”心電計準備”(ス
テップS42)を実行し、検査者用モニタに心電計の準
備を促すメッセージを表示する。これと共にワークフロ
ー処理プログラムは、心電図をモニタする目的、心電図
によって診断可能な疾病の内容、安全性(例えば、皮膚
に装着するセンサーは、感電の危険は無い等)等の情報
(提供情報B)を被検者用モニタ17及び被検者用スピ
ーカ・マイク18を用いて映像、文字、アニメーション
像、音声等で提供する。これを受けながら、被検者は心
電計を装着することになる。
【0066】心電計の準備が完了した後に検査者が完了
ボタンを押すと、ワークフロー処理プログラムは次のア
クティビティである”通常超音波診断”(ステップS4
3)を実行し、アクティビティに対応付けて予め定めら
れている条件に基づいて超音波診断装置のモード切替え
(Bモード、CFMモード等の切替え)や送受信条件の
切替えを行うと共に、検査者用モニタ13に通常超音波
診断を促すメッセージを表示する。検査者は、このメッ
セージに従い、被検者に対して音響ジェルの塗布などを
行った後、検査部位及び検査部位周辺等の超音波像を見
て全体的な観察を行う。
【0067】この時同時に、ワークフロー処理プログラ
ムは超音波診断の内容及び目的、超音波診断によってど
のような疾病が診断可能か、あるいは超音波診断の安全
性についての説明(提供情報C)を被検者用モニタ17
及び被検者用スピーカ・マイク18から提供する。
【0068】通常超音波診断が完了した後に検査者が完
了ボタンを押すと、ワークフロー処理プログラムは次の
アクティビティである”造影準備”(ステップS44)
を実行し、検査者用モニタ13に超音波造影診断の準備
を促すメッセージを表示する。検査者は、このメッセー
ジに従い超音波造影診断の準備を行う。この時同時に、
ワークフロー処理プログラムは、超音波造影診断の内容
及び目的、超音波造影診断によってどのような疾病が診
断可能か等の説明と、これらの説明終了後に被検者に精
神的な快適感を与えるための風景、絵画の映像や音楽等
の情報(提供情報D)を被検者用モニタ17及び被検者
用スピーカ・マイク18から提供する。また、小児に対
してはテレビ放送、アニメーション像、歌等の幼児向け
の画像及び音声を提供するようにしても良い。
【0069】この後に検査者が完了ボタンを順次押すこ
とにより、ワークフロー処理プログラムは”造影検査
1”(ステップS45)、”造影検査2”(ステップS
46)、”レポート表示”(ステップS47)のアクテ
ィビティを順次実行し、この間、先の提供情報Dの提供
を継続して行う。尚、造影検査1では造影剤投与後の初
期相、中期相、後期相の超音波像の観察(検査)を行
い、造影検査2では計測プログラムを起動して超音波像
から血流量等の定量値を求める検査を行い、レポート表
示では算出した定量値の一覧及び検査者のコメント等を
レポートとして検査者用モニタ13に表示して確認す
る。
【0070】表示されたレポートの確認が完了した後に
検査者が完了ボタンを押すと、ワークフロー処理プログ
ラムは次のアクティビティである”検査結果説明”(ス
テップS48)を実行し、収集した超音波像等を検査者
用モニタ13に表示すると共に被検者用モニタ17に同
じ画像を表示(提供情報E)する。この時、両モニタ上
には、操作パネル16のマウス等の操作に連動して移動
するカーソルアイコンが表示されており、検査者は、こ
のカーソルアイコンで超音波像の一部を指示しながら音
声も交えて被検者に検査結果の説明を行う。
【0071】次に完了ボタンが押されると、ワークフロ
ー処理プログラムは”保存”(ステップS49)のアク
ティビティを実行し、収集した超音波像やレポートの情
報を検査結果として内部記憶装置7に保存する。
【0072】尚、超音波像やレポートの情報は、別途設
けられている病院内のデータ保管装置にネットワーク経
由でデータを送信して保存するようにしても良い。
【0073】この時、ワークフロー処理プログラムは、
病室へ戻る、薬局へ行く等の検査終了後の指示、及び、
各場所へ移動するための病院内の案内図等(提供情報
F)を被検者用モニタ17及び被検者用スピーカ・マイ
ク18から提供する。
【0074】保存が終了すると、”終了”(ステップS
50)アクティビティが実行され、その後に完了ボタン
が押されるとワークフロー処理は終了(検査終了)す
る。
【0075】このような第1の実施の形態によれば、ワ
ークフローデータの種類(検査の種類)及びワークフロ
ー処理の進行に連動して提供情報の内容が切替わり、検
査内容の説明、検査中の指示、検査結果の情報、精神的
に快適感を与えるための映像及び音声等を検査中の適切
なタイミングで患者に提供することができる。これによ
り、被検者への検査内容の説明が適切に行われるため被
検者の不安感及び退屈感を軽減でき、また、座位、仰臥
位、側臥位等の体位変更の指示が適切に分かりやすく提
示されるため検査の進行が良好になり検査効率を向上す
ることができる。
【0076】なお、随時必要に応じて検査者が音声やカ
メラ映像で割込み、体位の微調整指示などを可能とする
ことで、より質の高い検査を実施することが可能であ
る。
【0077】また、これらの情報提供はワークフローデ
ータの種類(検査の種類)及びワークフロー処理の進行
に対応して切替えられるので、検査者が提供情報の切替
えのために煩雑な作業を行う必要がなく、検査効率の向
上を図ることができる。
【0078】さらに、提供情報の内容は被検者登録で登
録された年齢、性別、病状等の情報に対応して変更する
ようにしても良く、このように年齢、性別、病状等の情
報に応じて提供情報を変えることにより、被検者に対し
てさらに適切な情報提供を行うことができる。
【0079】加えて、検査時間にかかる情報も提供でき
るので、被検者が全体の検査の内でどの程度検査が進ん
でいるか、又、検査終了まで後どの位かかるかというこ
とを知ることができ、これによって、被検者の退屈感、
不安感等を軽減することができる。 (第2の実施の形態)第1の実施の形態は超音波診断装
置本体1内でワークフロー処理及び被検者用の画像及び
音声の生成を行うものであったが、第2の実施の形態は
ワークフロー処理及び被検者用の画像及び音声の生成を
外部のPCにより行うものである。
【0080】図5(A)は、第2の実施の形態である超
音波診断システムを示すものであり、以下に説明を記
す。尚、第1の実施の形態と同じ構成については説明を
省略する。
【0081】超音波診断システムは、超音波診断装置2
3、ワークフローナビゲーション用PC24、画像表示
用PC25を備えており、これらは病院内LAN又はR
S232C等の通信線26により相互に通信可能に接続
されている。また、超音波診断装置23は検査者用モニ
タ23a、ワークフローナビゲーション用PC24はワ
ークフローナビゲーション用モニタ24a、画像表示用
PC25は被検者用モニタ25aを備えている。
【0082】ワークフローナビゲーション用PC24及
び画像表示用PC25は、一般に市販されているPCで
あり、CPU、メモリ、磁気記憶装置、バス、キーボー
ドやマウス等の入力手段を備えている。ワークフローナ
ビゲーション用PC24はワークフロー処理プログラム
及びワークフローデータを、画像表示用PC25は画像
表示用プログラム及び提供情報の画像データや音声デー
タ等をそれぞれの磁気記憶装置に記憶している。
【0083】ワークフロー処理プログラムは、ワークフ
ローナビゲーション用PC24上で実行され第1の実施
の形態で説明したものとほぼ同様に動作する。ワークフ
ロー処理プログラムは、ワークフローナビゲーション用
モニタ24a上に検査名の一覧表示、アクティビティに
対応するアイコン等の表示を行うと共に各アクティビテ
ィを順次実行する。ワークフロー処理プログラムは、各
アクティビティに定義されている内容に対応した制御信
号を通信線26経由で超音波診断装置23及び画像表示
用PC25に送る。この制御信号に応じて、超音波診断
装置23は装置動作の切替えを行い、画像表示用PC2
5は情報提供の開始終了及び提供情報の内容の切替え等
を行う。実行するアクティビティの移行は、ワークフロ
ーナビゲーション用PC24のキーボードやマウスへの
入力に基づいて行っても良いし、超音波診断装置23の
装置動作状態にかかる情報や操作パネル16への入力情
報を通信線26経由でワークフローナビゲーション用P
C24に送ってその内容に応じて行うようにしても良
い。
【0084】このような第2の実施の形態によれば、第
1の実施の形態と同様に検査の進行に連動して被検者に
提供する情報の内容を切替えることができる。又、超音
波診断装置外部のPCによりワークフロー処理を行う構
成であるため、ワークフロー処理機能を有していない超
音波診断装置でもワークフロー処理及び被検者への情報
提供を行うことができる。又、病院内LANにより接続
する場合、病院内LANに接続可能な場所であれば各装
置の移動や配置を比較的容易に行うことができる。
【0085】なお、ワークフロー処理プログラムがワー
クフローナビゲーション用PC24上にある本実施の形
態の場合でも、検査項目の一覧表示、アクティビティに
対応するアイコン等の表示は、病院内LAN又はRS2
32C等の通信線26を介して超音波診断装置23の検
査者用モニタ23aにて行われるようにしてもよい。
【0086】また、本実施の形態ではワークフローナビ
ゲーション用PC24を設けてそこにワークフロー処理
プログラムやワークフローデータを記憶させる場合につ
いて説明したが、これらのプログラムやデータを画像表
示用PC25に記憶させるようにしてもよい。この場
合、ワークフローに係る表示(検査項目の一覧表示、ア
クティビティに対応するアイコン等の表示)を病院内L
AN又はRS232C等の通信線26を介して超音波診
断装置23の検査者用モニタ23aにて行われるように
すればワークフローナビゲーション用PC24を設ける
ことなく本実施の形態を実現できる。 (第3の実施の形態)第1の実施の形態は超音波診断装
置本体1内で被検者用の画像及び音声の生成を行うもの
であったが、第3の実施の形態は被検者用の画像及び音
声の生成を外部のPCにより行うものである。
【0087】図5(B)は、第3の実施の形態である超
音波診断システムを示すものであり、以下に説明を記
す。尚、第1の実施の形態と同じ構成については説明を
省略する。
【0088】超音波診断システムは、超音波診断装置2
7、画像表示用PC25を備えており、これらは病院内
LAN又はRS232C等の通信線26により相互に通
信可能に接続されている。また、超音波診断装置27は
検査者用モニタ27aを備えている。
【0089】ワークフロー処理プログラムは、超音波診
断装置27上で実行され第1の実施の形態で説明したも
のとほぼ同様に動作する。ワークフロー処理プログラム
は、検査者用モニタ27a上に検査項目の一覧表示、ア
クティビティに対応するアイコン等の表示を行うと共に
各アクティビティを順次実行する。ワークフロー処理プ
ログラムは、各アクティビティに定義されている内容に
対応した制御信号を通信線26経由で画像表示用PC2
5に送る。この制御信号に応じて、画像表示用PC25
は自装置で被検者用に生成した画像及び処理した音声に
よる情報提供の開始/終了及び提供情報の内容の切替え
等を行う。
【0090】このような構成によっても第1の実施の形
態と同様の効果を得ることができる。又、被検者への提
供情報の処理は画像表示用PC25で行われるため超音
波診断装置にかかる処理の負荷を軽減することができ
る。
【0091】なお、画像表示用PC25において提供情
報のための画像生成や音声処理が行われるため、第2の
実施の形態と同様、画像表示用プログラムや提供情報の
画像データ/音声データ等を画像表示用PC25に記憶
しておくようにしてもよい。
【0092】また、上記第2の実施の形態の場合におい
て、本第3の実施の形態と同様に画像表示用PC25に
て提供情報のための画像生成や音声処理が行われるよう
にしてもよい。この場合、超音波診断装置について既存
装置(本発明に係る特別の仕様を有していない装置)を
使用した場合でもワークフローに従った超音波診断装置
に対する操作(ただし、装置の設定変更等は検査者によ
る手動による)及びワークフローに従った被検者への情
報提供が実現できる。 (第4の実施の形態)第1乃至第3の実施の形態はワー
クフロー処理に連動して被検者への提供情報を変えるも
のであるが、第4の実施の形態はワークフロー処理を行
わない場合の例であり、超音波診断装置の操作パネル1
6への入力に連動して提供情報の切替えを行うものであ
る。
【0093】なお、提供情報のための画像生成や音声処
理、また画像表示用プログラムや提供情報の画像データ
/音声データ等の記憶は超音波診断装置にて実施される
ようにしてもよいし、被検者用モニタ17において実施
されるようにしてもよい。
【0094】被検者用モニタ17にて実施される場合、
超音波診断装置は自装置における操作に応じてその操作
に係る情報を装置外部(被検者用モニタ17)に出力可
能に仕様されているだけでよく、それ以上の特別な仕様
を有することなく第4の実施の形態を実現できる。すな
わち、被検者用モニタ17では超音波診断装置から出力
される操作情報に応じて、その操作に適当な提供情報を
被検者に提供することができる。
【0095】図6は、第4の実施の形態における制御プ
ログラムの動作を示すものである。
【0096】検査者が超音波診断装置の操作パネル16
上にある情報提供開始ボタンを押す(ステップS9)
と、超音波診断装置の制御プログラムは、被検者用モニ
タ17に「ベッド上に横になってください。」という文
字のメッセージと横たわり方を表すアニメーション画像
(提供情報G)を表示し、被検者はこの指示に従ってベ
ッド上に横になる。尚、提供する情報を複数種類用意し
ておき検査者が選択できるようにしても良い。
【0097】次に検査者は、操作パネル16を操作し検
査する被検者の氏名等の情報登録を行う(ステップS1
0)。この登録の完了ボタンを押すと、制御プログラム
は超音波診断の内容及び目的、超音波診断によってどの
ような疾病が診断可能か、あるいは超音波診断の安全性
についての説明と、これらの説明終了後に被検者に精神
的な快適感を与えるための情報(提供情報H)を被検者
用モニタ17及び被検者用スピーカ・マイク18から提
供する。
【0098】この提供情報Hを提供している間に、検査
者は操作パネル16を操作して診断モード等を順次切替
えながら検査を行う(ステップS11)。
【0099】各検査が終了後に検査者が検査完了ボタン
を押す(ステップS12)と、制御プログラムは、検査
終了後の指示及び病院内案内図等の情報(提供情報I)
を被検者用モニタ17及び被検者用スピーカ・マイク1
8から提供する。
【0100】上記の例では患者登録完了の入力に連動し
て提供情報の内容が切替わっているが、その他に、超音
波診断装置の走査モードの切替え、超音波送受波条件等
の超音波像を生成する際の条件設定、データ保存の実行
・完了、超音波像生成用のデータ収集の開始及び終了の
指示、超音波画像から血流量、距離、血流の拍動を表す
パルサリティインデックス等の計測値を求める計測用プ
ログラムの操作に連動して提供情報の内容を切替えるよ
うにしても良い。
【0101】このような第4の実施の形態によれば、超
音波診断装置の動作切替えや情報入力の操作に連動して
提供情報の内容が切替わるため、検査内容の説明、検査
中の指示、検査結果の情報、精神的に快適感を与えるた
めの情報などを検査中の適切なタイミングで患者に提供
することができる。
【0102】これにより、患者への検査内容の説明が適
切に行われるため患者の不安感及び退屈感を軽減でき、
また、体位変更等の指示が適切に分かりやすく提示され
るため、検査の進行が良好になり検査効率を向上するこ
とができる。また、超音波診断装置を操作する際の入力
作業に連動して提供情報が切替えられるので、検査者が
煩雑な作業を行う必要がなく検査効率の向上を図ること
ができる。 (第5の実施の形態)上記した各実施の形態においては
いずれも検査者の側には検査者用モニタ13(23a又
は27a)のみ設けられる場合について説明した。この
場合、検査者としては本当に適切な提供情報が被検者に
提供されているのか確認するには被検者用モニタ17
(25a)を自身で確認する以外に方法はなかった。
【0103】図7は第5の実施の形態にかかる超音波診
断装置(超音波診断システム)の構成図である。同図に
おいて図1と異なる点は超音波診断装置本体1に被検者
用モニタ確認モニタ28が設けられている点である。図
1と同じ部分については第1の実施の形態に記載の説明
と重複するのでここでは省略する。
【0104】この被検者用モニタ確認モニタ28は被検
者用モニタ17に表示される内容(提供情報)をそのま
ま同じように表示するものである。画像生成回路9では
被検者用モニタ17に表示すべき提供情報は全て被検者
用モニタ確認モニタ28にも同様に表示されるよう出力
表示制御する。
【0105】このように、被検者用モニタ17と被検者
用モニタ確認モニタ28には同じ提供情報が表示される
ので、検査者は必要に応じて被検者用モニタ確認モニタ
28に表示されている内容を見ることにより、現在、被
検者用モニタ17に正しい提供情報が提供されているの
か否か、或いは今どのような提供情報が提供されている
のか、等について確認できる。これにより検査者は被検
者に提供されている情報について不安に感じることがな
くなり、一層、検査に集中できるので検査精度、検査効
率の向上が期待できる。
【0106】なお、被検者用モニタ17に表示される情
報が前記画像生成回路9を介さずに提供される場合は被
検者用モニタ確認モニタ28についても同様であってよ
く、各モニタに同じ情報が表示されれば、そのための手
段は本実施の形態に限定されるものではない。
【0107】また、本実施の形態においては被検者用モ
ニタ確認モニタ28を設けて被検者用モニタ17に表示
されている内容を確認するようにしたが、このような別
モニタを設けることなく、検査者用モニタ13の表示を
検査に支障がない範囲で切り替えて、被検者用モニタ1
7に表示されている内容を確認するようにしてもよい。
(第6の実施の形態)本実施の形態では超音波検査にお
いてありがちである「検査中に必要に応じて別の検査を
割り込ませて実施する」場合について図8及び図9を用
いて説明する。
【0108】図8はワークフロー処理プログラムの動作
を示すフローチャートである。
【0109】同図においてステップS1乃至ステップS
7は図3と同じであり、これらのステップは第1の実施
の形態に記載の説明と重複するのでここでは省略する。
【0110】あるアクティビティを実行した(ステップ
S5)後、本来のワークフローにおける次のアクティビ
ティを選択して(ステップS6)検査を進める前に、検
査者が次へ進む前に是非とも実施すべき検査(確認すべ
き内容)があると判断した場合には(ステップS8
1)、一旦、進行中のワークフローから抜けて別検査
(臨時検査)を実施する。
【0111】この臨時検査の実施については上記のよう
に検査者自らの判断によるものに限らず、例えば、別の
場所にいる医師からの指示やアドバイスに基づくことも
あれば、予めワークフロー中に特別の場合の選択肢(あ
る特別な状況の場合にのみ本流から外れて実施する検
査)として設定されていて、それに従うような場合もあ
りうる。
【0112】いずれにしても、当初予定していなかった
前記臨時検査をするにあたり、その検査名が検査者によ
り選択(あるいはワークフローにより自動選択)される
と(ステップS82)、それまでのワークフローは一旦
中断され、その臨時検査についての一連のワークフロー
に従った各アクティビティを実行する(ステップS8
3)。この各アクティビティの実行については図8のフ
ローチャートに示されるワークフロー処理プログラムの
各ステップに従うことになる。
【0113】選択した検査についての全てのアクティビ
ティが終了し臨時検査終了となると(ステップS8
4)、ここで再び元のワークフローに戻る。そして臨時
検査による中断直前において次に進むべきはずであった
次のアクティビティを選択する(ステップS6)。
【0114】なお、このような臨時検査の割込みにより
検査時間に変動が生じる場合は、この割込みが生じた時
点で全体検査時間や進行時間を補正して最新の時間情報
を求める。
【0115】次に、図9は本実施の形態におけるワーク
フロー処理の一例を示したものである。同図においてス
テップS41乃至ステップS50は図4と同じであり、
これらのステップは第1の実施の形態に記載の説明と重
複するのでここでは省略する。
【0116】ワークフロー処理プログラムに基づき各ア
クティビティを実行して行く中で、ステップS43にお
いて“通常超音波診断”を実行した結果、別検査(臨時
検査)の実施が必要と判断されると(図8のステップS
81でYESの場合)、すぐに次の造影検査のための造
影準備(ステップS44)に移行せず、割り込む形で臨
時検査がまず行われる。
【0117】臨時検査の実施が臨時検査A及びBである
とき、操作者が臨時検査Aを選択すると“臨時検査A”
(ステップS91)のアクティビティが実行される。こ
れにより操作者用モニタにはまず臨時検査Aの準備を促
すメッセージが表示される。検査者はこのメッセージに
従い臨時検査Aの準備を開始する。
【0118】一方、被検者に対しては臨時検査Aが選択
されると、この検査の目的や内容について被検者用モニ
タと被検者用スピーカ・マイクを通じて説明(提供情報
X)が提供される。検査についての説明が終わると、そ
の後は被検者に精神的な快適感を与えるための風景、絵
画の映像や音楽等の情報(提供情報X)が提供される。
【0119】なお、検査者は準備が完了すると実際の検
査を開始する。
【0120】臨時検査Aが終了すると、検査者は引き続
き臨時検査Bを選択する。この選択により、“臨時検査
B”(ステップS92)について前記臨時検査Aと同様
に各アクティビティが実行される。
【0121】臨時検査A及びBがいずれも完了すると、
これら臨時検査のための中断前に次に予定されていた
“造影準備”(ステップS44)についてのアクティビ
ティが選択(図8のステップS6)・実行され、以降ス
テップS50まで第1の実施の形態と同様に各アクティ
ビティが実行されることになる。
【0122】以上説明したように、本実施の形態では臨
時の検査が割り込んだ場合でも、その割込み検査に応じ
た提供情報が被検者に提供されるので、被検者は検査が
どのような展開になったか、その検査が何のために行わ
れるのか、またその割込みにより検査時間がどのくらい
延びたかなど、検査状況を正確に把握することができ
る。さらに、検査に関する説明以外の時間については精
神的に快適感を与える提供情報が提供される。従って、
被検者は必要以上に不安を抱くことなく検査を受けるこ
とが可能になる。
【0123】また、検査者に対しては、このような割込
みがあった場合でもワークフローの柔軟な対応を提供し
検査効率を低下させることを防ぐことが可能である。
【0124】MRI検査などと比較して超音波診断装置
による検査では本実施の形態のように検査中に臨機応変
に追加の検査を割り込ませる必要が生じることがある。
従って、超音波診断装置を用いた診断の場合に本実施の
形態は特に有効である。
【0125】本発明は、上述した実施の形態に限定され
るものではなく種々変形して使用することができる。例
えば、上述した実施の形態は超音波診断装置について述
べたものであるが、X線CT装置、MRI装置、X線診
断装置等の医用診断装置で実施しても良い。
【0126】また、被検者への提供情報はテレビ放送を
基本にし、必要な時だけ指示や検査説明などがテレビ放
送を中断して割り込むようにしてもよい。
【0127】さらに、被検者への提供情報は外部に設け
たサーバに保管するようにし、必要時に必要な情報を通
信回線を介して取り込むようにしてもよい。この場合、
提供情報は独立したサーバ内にあるため情報のデータ更
新も比較的容易である。従って、風景画やアニメーショ
ン等の代わりに例えば日毎に更新した最新ニュースを提
供することも可能になる。
【0128】このように外部サーバを利用することによ
り、被検者に対してより多種の情報を提供できるように
なるばかりか、超音波診断装置やワークフローナビゲー
ション用PC、画像表示用PC(被検者用モニタ)のい
ずれにも提供情報を記憶する必要が無くなるためこれら
のハード負荷を軽減することも可能になる。
【0129】さらにまた、音声による被検者への指示・
情報等は、検査者が直接発する音声の他に予め録音登録
してある音声や音声合成装置により作られた音声であっ
てもよい。
【0130】なお、本発明の実施の形態の説明において
は検査者用カメラと被検者用カメラを設置した場合につ
いて説明したが、これらのカメラはX線(CT)診断装
置やMRI装置などの場合において特に有効であり、超
音波診断装置では通常、検査者と被検査者が隣同士で検
査が行われるので必ずしも必要としないのは言うまでも
ない。
【0131】
【発明の効果】本発明によれば、装置の動作切替え、装
置への入力操作、被検者の情報等に応じて検査中に被検
者に提供する情報の内容を変更することにより、適切な
情報提供を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態にかかる超音波診断システム
の構成図である。
【図2】第1の実施の形態にかかる表示画面を表した図
である。
【図3】第1の実施の形態にかかるワークフロー処理プ
ログラムの流れを示す図である。
【図4】第1の実施の形態にかかるワークフロー処理を
用いた検査例である。
【図5】第2、第3の実施の形態にかかる超音波診断シ
ステムの構成図である。
【図6】第4の実施の形態にかかる超音波診断システム
の制御の流れを示す図である。
【図7】第5の実施の形態にかかる超音波診断システム
の構成図である。
【図8】第6の実施の形態にかかるワークフロー処理プ
ログラムの流れを示す図である。
【図9】第6の実施の形態にかかるワークフロー処理を
用いた検査例である。
【符号の説明】
1.超音波診断装置本体 5.制御プロセッサ 7.内部記憶装置 9.画像生成回路 10.音声処理回路 11.カメラ処理回路 13.検査者用モニタ 14.検査者用スピーカ・マイク 17.被検者用モニタ 18.被検者用スピーカ・マイク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G01R 33/28 G01N 24/02 Y (72)発明者 小笠原 洋一 栃木県大田原市下石上字東山1385番の1 株式会社東芝那須工場内 Fターム(参考) 4C093 AA01 AA22 CA18 EE15 EE16 FA12 FA43 FA60 FB00 FB08 FB09 FB20 FF35 FG08 FG13 FG16 FG19 4C096 AA20 AB46 AB47 AD19 EA10 FB10 FC10 FC20 4C301 CC01 CC10 EE13 EE20 KK13 KK22 KK27 KK31 LL02 LL11 LL20

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検者内の状態を表す医用画像を生成す
    る画像生成手段と、 提供情報を記憶する提供情報記憶手段と、 検査手順を記憶する検査手順記憶手段と、 前記検査手順記憶手段に記憶された検査手順に従って医
    用診断装置を制御する制御手段と、 前記提供情報記憶手段に記憶された提供情報に基づいて
    実際の提供情報内容を生成する情報生成手段と、 前記画像生成手段により生成された医用画像を表示する
    第1の表示手段と、 前記情報生成手段により生成された提供情報内容を前記
    検査手順記憶手段に記憶された検査手順に従って表示す
    る第2の表示手段とを備えることを特徴とする医用診断
    システム。
  2. 【請求項2】 前記画像生成手段、前記提供情報記憶手
    段、前記検査手順記憶手段、前記制御手段、前記情報生
    成手段、及び前記第1の表示手段は前記医用診断装置に
    設けられることを特徴とする請求項1に記載の医用診断
    システム。
  3. 【請求項3】 被検者内の状態を表す医用画像を生成す
    る画像生成手段と、 複数の提供情報を記憶する提供情報記憶手段と、 複数の検査手順を記憶する検査手順記憶手段と、 前記検査手順記憶手段に記憶された複数の検査手順の中
    から少なくとも1つを選択する選択手段と、 前記選択手段により選択された検査手順に従って医用診
    断装置を制御する制御手段と、 前記選択手段により選択された各検査手順に対して前記
    提供情報記憶手段に記憶された複数の提供情報のうちの
    1つを選択し、選択した提供情報に基づいて提供情報内
    容を生成する情報生成手段と、 前記画像生成手段により生成された医用画像を表示する
    第1の表示手段と、前記情報生成手段により生成された
    提供情報内容を前記選択手段により選択された検査手順
    に従って表示する第2の表示手段とを備えることを特徴
    とする医用診断システム。
  4. 【請求項4】 前記提供情報内容は複数の項目からな
    り、各項目は前記検査手順の進行に従って切り換えられ
    ることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記
    載の医用診断システム。
  5. 【請求項5】 前記検査手順記憶手段及び前記制御手段
    は第1コンピュータに、 前記画像生成手段は、前記第1コンピュータからの制御
    信号に応じて制御される前記医用診断装置に、 前記情報生成手段及び前記第2の表示手段は第2コンピ
    ュータに、 それぞれ設けられ、前記第2コンピュータでは前記第1
    コンピュータからの制御信号に応じて提供情報内容を表
    示することを特徴とする請求項1又は3に記載の医用診
    断システム。
  6. 【請求項6】 前記画像生成手段、前記検査手順記憶手
    段、及び前記制御手段は前記医用診断装置に設けられる
    と共に、 前記情報生成手段及び前記第2の表示手段はコンピュー
    タに設けられ、このコンピュータでは前記医用診断装置
    からの制御信号に応じて提供情報内容を表示することを
    特徴とする請求項1又は3に記載の医用診断システム。
  7. 【請求項7】 被検者内の状態を表す医用画像を生成す
    る画像生成手段と、 複数の提供情報を記憶する提供情報記憶手段と、 入力操作のための入力手段と、 前記入力手段による入力操作に基づいて医用診断装置を
    制御する制御手段と、 患者情報入力、検査情報入力、医用画像を生成する条件
    設定、医用画像生成用のデータ収集の開始及び終了の指
    示、検査情報の保存、並びに医用画像から計測値を求め
    るための計測処理に係る操作、の少なくとも1つに係る
    前記入力手段の入力操作に応じて、前記提供情報記憶手
    段に記憶された、前記入力操作に対応する提供情報に基
    づいて提供情報内容を生成する情報生成手段と、 前記画像生成手段により生成された医用画像を表示する
    第1の表示手段と、 前記情報生成手段により生成された提供情報内容を前記
    入力手段の入力操作に応じて表示する第2の表示手段と
    を備えることを特徴とする医用診断システム。
  8. 【請求項8】 被検者内の状態を表す医用画像を生成す
    る画像生成手段と、 入力操作のための入力手段と、 検査の説明にかかる複数の提供情報を記憶する提供情報
    記憶手段と、 前記入力手段の入力操作に応じて、前記提供情報記憶手
    段に記憶された、前記入力操作に対応する提供情報に基
    づいて提供情報内容を生成する情報生成手段と、 前記画像生成手段により生成された医用画像を表示する
    第1の表示手段と、 前記情報生成手段により生成された提供情報内容を前記
    入力手段の入力操作に応じて表示する第2の表示手段と
    を備えることを特徴とする医用診断システム。
  9. 【請求項9】 被検者内の状態を表す医用画像を生成す
    る画像生成手段と、 複数の提供情報を記憶する提供情報記憶手段と、 前記被検者に関する情報として性別、年齢、病名の少な
    くとも1つに係る情報を入力する入力手段と、 前記提供情報記憶手段に記憶された、前記入力手段によ
    り入力された情報に対応する提供情報に基づいて提供情
    報内容を生成する情報生成手段と、 前記画像生成手段により生成された画像を表示する第1
    の表示手段と、 前記情報生成手段により生成された提供情報内容を表示
    する第2の表示手段とを備えることを特徴とする医用診
    断システム。
  10. 【請求項10】 前記情報生成手段は、提供情報内容の
    1つとして検査時間に係る情報を生成することを特徴と
    する請求項1乃至9のいずれか1項に記載の医用診断シ
    ステム。
  11. 【請求項11】 光学画像を撮影するためのテレビカメ
    ラを備え、 前記情報生成手段は前記テレビカメラにより撮影された
    画像を前記提供情報内容の一部として取り込むことを特
    徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載の医用
    診断システム。
  12. 【請求項12】 前記第1の表示手段及び前記第2の表
    示手段のうち少なくとも前記第2の表示手段は音又は音
    声による表示を含むことを特徴とする請求項1乃至11
    のいずれか1項に記載の医用診断システム。
  13. 【請求項13】 前記第1の表示手段の近傍には音声を
    収集するマイクを設け、前記第2の表示手段の近傍には
    音声を提供するスピーカを設けることを特徴とする請求
    項1乃至12のいずれか1項に記載の医用診断システ
    ム。
  14. 【請求項14】 前記提供情報記憶手段は前記医用診断
    装置とは独立して設けられることを特徴とする請求項1
    乃至13のいずれか1項に記載の医用診断システム。
  15. 【請求項15】 前記第2の表示手段に表示される内容
    は、前記医用診断装置を操作する操作者により確認可能
    であることを特徴とする請求項1乃至14のいずれか1
    項に記載の医用診断システム。
  16. 【請求項16】 前記提供情報内容は検査に係る情報と
    検査とは無関係の情報とからなることを特徴とする請求
    項1乃至15のいずれか1項に記載の医用診断システ
    ム。
  17. 【請求項17】 被検者内の状態を表す医用画像を生成
    する画像生成手段と、 提供情報を記憶する提供情報記憶手段と、 検査手順を記憶する検査手順記憶手段と、 前記検査手順記憶手段に記憶された検査手順に従って医
    用診断装置を制御する制御手段と、 前記提供情報記憶手段に記憶された提供情報に基づいて
    提供情報内容を生成する情報生成手段と、 前記画像生成手段により生成された医用画像を表示する
    表示手段と、 前記情報生成手段により生成された提供情報内容を前記
    検査手順記憶手段に記憶された検査手順に従って表示さ
    せる出力をする出力手段とを備えることを特徴とする超
    音波診断装置。
  18. 【請求項18】 提供情報を記憶する提供情報記憶手段
    と、 検査手順を記憶する検査手順記憶手段と、 前記提供情報記憶手段に記憶された提供情報に基づいて
    提供情報内容を生成する情報生成手段と、 前記情報生成手段により生成された提供情報内容を前記
    検査手順記憶手段に記憶された検査手順に従って表示す
    る表示手段とを備えることを特徴とする情報表示装置。
  19. 【請求項19】 提供情報を記憶する提供情報記憶手段
    と、 外部装置からの信号に応じて、前記提供情報記憶手段に
    記憶された提供情報に基づいて提供情報内容を生成する
    情報生成手段と、 前記情報生成手段により生成された提供情報内容を前記
    信号に応じて表示する表示手段とを備えることを特徴と
    する情報表示装置。
  20. 【請求項20】 複数種類の検査手順の中から少なくと
    も1つを選択するステップと、 前記選択した検査手順に従って、医用診断装置の動作を
    切替えるための処理を行うステップと、 前記検査手順の進行に連動して、被検者に提供する情報
    の内容を切替えるための処理を行うステップとを備える
    ことを特徴とする医用診断システムの制御方法。
  21. 【請求項21】 複数種類の検査手順の中から少なくと
    も1つを選択するステップと、 前記選択した検査手順に従って、医用診断装置の動作を
    切替えるための処理を行うステップと、 前記選択した検査手順の種類に対応する情報を被検者に
    提供するための処理を行うステップとを備えることを特
    徴とする医用診断システムの制御方法。
  22. 【請求項22】 複数の検査の中から1つを選択するス
    テップと、 前記選択した検査に対する検査手順を表示するステップ
    と、 前記表示された検査手順から各手順を選択するステップ
    と、 前記選択された手順に対応する情報を被検者に提供する
    ステップとを備えることを特徴とする医用診断システム
    の制御方法。
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