JPH08280695A - 手術用マニピュレータ装置 - Google Patents

手術用マニピュレータ装置

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Publication number
JPH08280695A
JPH08280695A JP7092708A JP9270895A JPH08280695A JP H08280695 A JPH08280695 A JP H08280695A JP 7092708 A JP7092708 A JP 7092708A JP 9270895 A JP9270895 A JP 9270895A JP H08280695 A JPH08280695 A JP H08280695A
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JP
Japan
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manipulator
treatment
trocar
slave
surgical
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP7092708A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Tatsumi
康一 巽
Hiroki Hibino
浩樹 日比野
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
Priority to JP7092708A priority Critical patent/JPH08280695A/ja
Publication of JPH08280695A publication Critical patent/JPH08280695A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】決まりきった別個の作業を術者によることなく
自動的に実行することができる手術用マニピュレータ装
置の提供を目的としている。 【構成】本発明は、生体内組織部位の観察と処置の少な
くとも一方を行なう複数の手術用マニピュレータ5,7
と、各手術用マニピュレータ5,7を操作するための複
数の操作手段9,11と、操作手段9,11からの操作
情報に基づいてその操作手段9,11と対応する手術用
マニピュレータ5,7の動作を制御する制御手段8とを
具備する手術用マニピュレータ装置において、所定の手
術用マニピュレータ5が予め設定された条件に適合する
動作を行なった際に、他の少なくとも1つの手術用マニ
ピュレータ7に、この手術用マニピュレータ7と対応す
る操作手段11からの操作情報とは無関係に、所定の動
作を行なわしめる手段17を前記制御手段8に設けたも
のである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、腹壁等の体壁に挿入孔
を開け、この挿入孔を通じて内視鏡や処置具を経皮的に
体腔内に挿入することにより処置を行なう内視鏡下手術
に用いられる手術用マニピュレータ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、腹壁等の体壁に挿入孔を開け、こ
の挿入孔を通じて内視鏡や処置具を経皮的に体腔内に挿
入することにより体腔内で様々な処置を行なう内視鏡下
外科手術が行われている。こうした術式は大きな切開を
要しない低侵襲なものとして胆のう摘出手術や肺の一部
を摘出除去する手術等で広く行われている。
【0003】一方、内視鏡や処置具を搭載し、遠隔操作
により内視鏡や処置具を作動し、術者に代わって手術を
行なう手術用マニピュレータが知られている。こうした
手術用マニピュレータは、通常、内視鏡や処置具を備え
る挿入部が多関節構造となっており、各関節部をアクチ
ュエータにより動作させることで、体腔内における目的
部位に対するアプローチを容易ならしめている。
【0004】ところで、前述した内視鏡下外科手術にお
いては、体壁に開けた挿入孔から体腔内に挿入される内
視鏡や処置具が体腔内の極力広い範囲で動作できること
が望ましい。このような動作は、自由度の大きい多関節
構造の挿入部を備えた手術用マニピュレータを用いるこ
とによって実現可能となる。特に、例えば特願平6−1
31810号等に記載されている医療用マスタースレー
ブ型マニピュレータシステムを用いれば、体腔内におけ
る目的の位置で且つ所望のオリエンテーションで作業を
行なうことができる。
【0005】この医療用マスタースレーブ型マニピュレ
ータシステムは、スレーブ側である観察用マニピュレー
タおよび処置用マニピュレータと、マスター側であるヘ
ッドマウントディスプレイ及びマスターアームとから主
に構成されている。そして、前記処置用マニピュレータ
は、術者が操作するマスターアームの動きに追従して動
作し、観察用マニピュレータは、術者がヘッドマウント
ディスプレイを頭部に装着することにより術者の頭部の
動きに追従して動作する。つまり、このような医療用マ
スタースレーブ型マニピュレータによれば、自由度の大
きい多関節構造のスレーブ側マニピュレータをマスター
アーム及びヘッドマウントディスプレイによって操作す
るというマスタースレーブ操作を行なうことによって、
内視鏡下外科手術をあたかも開腹手術のような感覚で行
なうことができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述した内
視鏡下外科手術において、縫合の際の糸結び等はある決
まりきった操作によって行なうことができる。また、体
内に処置具を導入したり或いはその逆に体外に処置具を
導出したりする作業では、その導出入作業を安全に行な
うために導出入経路を内視鏡によって広範囲に観察する
必要があるが、この場合も、ズームアウトや内視鏡の手
元側への移動といった決まりきった操作を行なえば済
む。
【0007】こうした決まりきった操作が自動的に行な
われれば、手術効率の向上を図ることができることは言
うまでもない。すなわち、例えば、一の処置具を用いて
所定の処置を行なっている最中に、この処置を中断する
ことなく他の使用済みの処置具を次の処置段階で使用す
べき処置具に自動的に交換することができれば、所定の
処置に注がれた神経を他に分散させることなく効率的な
手術を行なうことができる。
【0008】前述したマスタースレーブ型マニピュレー
タシステムは作業効率の向上をその目的の1つとしてい
るが、特に、このシステムを用いた手術において前述し
た決まりきった操作をマスターマニピュレータを動作さ
せることなく自動的に行なわしめることができれば、作
業効率の更なる向上に資することは言うまでもない。
【0009】なお、前述した決まりきった操作を例えば
ボリューム等によって行なうことも考えられている(米
国特許5217003号明細書等参照)が、術者が自分
でボリュームを操作することは、面倒であり、また、他
の処置に注がれた神経がこのような決まりきった操作の
ために乱されることとなり、手術作業の効率化を図る上
で好ましくない。
【0010】本発明は上記事情に着目してなされたもの
であり、その目的とするところは、決まりきった別個の
作業を術者によることなく自動的に実行することができ
る手術用マニピュレータ装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、生体内組織部位の観察と処置の少なくと
も一方を行なう複数の手術用マニピュレータと、各手術
用マニピュレータを操作するための複数の操作手段と、
操作手段からの操作情報に基づいてその操作手段と対応
する手術用マニピュレータの動作を制御する制御手段と
を具備する手術用マニピュレータ装置において、所定の
手術用マニピュレータが予め設定された条件に適合する
動作を行なった際に、他の少なくとも1つの手術用マニ
ピュレータに、この手術用マニピュレータと対応する操
作手段からの操作情報とは無関係に、所定の動作を行な
わしめる手段を前記制御手段に設けたものである。
【0012】
【作用】上記構成によれば、現在の作業を中断すること
なく、決まりきった別個の作業を、一定条件の下で、術
者によらずに自動的に実行することができるため、術者
は、所定の作業に注がれた神経を他に分散させることな
く効率的な手術を行なうことができる。
【0013】
【実施例】以下、図面を参照しつつ本発明の実施例につ
いて説明する。図1及び図2は本発明の一実施例に係る
手術用マニピュレータ装置を示している。図1は手術用
マニピュレータ装置の全体構成を示している。図中、1
は手術台であり、2は患者である。手術台1の両側壁に
はベッドサイドレール3が設けられており、このベッド
サイドレール3の左側には手術器具(以下、処置具4と
いう)を固定した第1のスレーブマニピュレータ5(以
下、処置用スレーブマニピュレータ5という。)が、右
側には立体的に観察可能な内視鏡6を固定した第2のス
レーブマニピュレータ7(以下、観察用スレーブマニピ
ュレータ7という。)が着脱自在に取付けられている。
この場合、スレーブマニピュレータ5,7は処置具4お
よび内視鏡6を患者2の体腔内において位置決めする。
なお、処置具4および内視鏡6は、例えば、患者2の体
壁に穿設された挿入孔に取り付けられたトラカールを通
じて体腔内に挿入される。
【0014】各スレーブマニピュレータ5,7は、ベッ
ドサイドレール3に対して垂直に配置される第1の本体
5a,7aと、この第1の本体5a,7aに嵌挿され且
つ第1の本体5a,7aに対して上下動可能及び回転可
能な動作軸としての垂直駆動アーム5b,7bと、垂直
駆動アーム5b,7bに進退自在に嵌挿されベッドサイ
ドレール3に対して水平(第1の本体5a,7aに対し
て垂直)に駆動可能な動作軸としての水平駆動アーム5
c,7cと、この水平駆動アーム5c,7cの先端に設
けられた関節部としての結合部5d,7dとからなり、
結合部5d,7dに内視鏡6や処置具4を着脱自在に装
着できるようになっている。この場合、結合部5c、7
cは、互いに同一構造であり、処置具4と内視鏡6とを
回動自在に支持している。なお、図中、動作軸としての
垂直駆動アーム5b,7bと水平駆動アーム5c,7c
のそれぞれの駆動方向がa(上下),b(旋回),c
(前後)で示されている。
【0015】第1の本体5a,7aに対して突没する垂
直駆動アーム5b,7bのa方向(上下)及びb方向
(旋回)の駆動と、垂直駆動アーム5b,7bに対して
突没する水平駆動アーム5c,7cのc方向(前後)の
駆動は、例えば電磁モータ等の図示しないアクチュエー
タによって行なわれる。すなわち、スレーブマニピュレ
ータ5,7は、a(上下)方向、b(旋回)方向、c
(前後)方向に駆動可能な動作軸を備えたいわゆる円筒
座標系マニピュレータとして構成されているものであ
る。無論、複数の関節部からなるいわゆる多関節形マニ
ピュレータの構造であっても構わない。
【0016】処置用スレーブマニピュレータ5は、制御
装置8を介して、術者が操作できる領域内に設置された
処置用マスターマニピュレータ9に接続されている。ま
た、術者によって操作される処置用マスターマニピュレ
ータ9の位置及び姿勢の情報は制御装置8に入力され、
この制御装置8は、この位置及び姿勢の情報に基づい
て、処置用スレーブマニピュレータ5を動作させる。
【0017】また、観察用スレーブマニピュレータ7
は、制御装置8を介して、位置検出センサとしての3次
元ディジタイザ11からなる観察用マスターマニピュレ
ータに接続され、この3次元ディジタイザ11は術者の
頭部に固定される表示装置としてのヘッドマウントディ
スクプレイ(HMD)12に固定されている。なお、3
Dディジタイザ11は術者の頭部に直接に固定されてい
ても良い。制御装置8は、3Dディジタイザ11の動き
すなわち術者の頭部の動きを検出することによって、観
察用スレーブマニピュレータ7を術者の頭部の動きに合
わせて動作させるように制御する。なお、処置用マスタ
ーマニピュレータ9、3次元ディジタイザ11に代わっ
てジョイスティックやキースイッチ等を使用しても良
い。
【0018】観察用スレーブマニピュレータ7に取付け
られた内視鏡6は患者2の体腔内に挿入可能な挿入部6
aを有しており、この挿入部6aの先端部には観察手段
としてのCCDカメラ13が設けられている。このCC
Dカメラ13によって得られた画像はヘッドマウントデ
ィスプレイ12によって観察できるようになっている
が、TVモニターでも構わない。なお、CCDカメラ1
3を設ける代わりに、リレーレンズ等の光学系画像伝送
手段を挿入部6aに設けるとともに光学系画像伝送手段
によって伝送された体内画像を観察可能なカメラを内視
鏡6の基端部に装着しても良い。この場合、前記光学系
画像伝送手段を2系統設け、これら伝送手段のそれぞれ
に対応する2台のカメラを装着すれば、立体画像を得る
ことができる。
【0019】また、処置用スレーブマニピュレータ5に
取付けられた処置具4の挿入部4aの先端部には処置手
段としての把持鉗子14が設けられているが、メス、縫
合器等であっても良い。また、挿入部4aの基端部には
把持鉗子14の主として開閉動作を行うアクチュエータ
(図示しない)が設けられている。
【0020】図2に示すように、制御装置8は、処置用
マニピュレータ制御装置15と、観察用マニピュレータ
制御装置16と、判別装置17とから構成される。判別
装置17は、処置用マスターマニピュレータ9からの入
力がある一定の条件を満たしたとき(処置用マスターマ
ニピュレータ9の操作入力に伴って処置用スレーブマニ
ピュレータ5が所定の動作を行なったとき)に、3次元
ディジタイザ11からの出力に依らず、定められた条件
で観察用スレーブマニピュレータ7を動作させる出力信
号を発生するようになっている。また、判別装置17
は、これとは逆に、観察用マスターマニピュレータであ
る3次元ディジタイザ11からの入力がある一定の条件
を満たしたとき(3次元ディジタイザ11の動きに伴っ
て観察用スレーブマニピュレータ7が所定の動作を行な
ったとき)には、処置用マスターマニピュレータ9から
の出力に依らず、定められた条件で処置用スレーブマニ
ピュレータ5を動作させる出力信号を発生する。
【0021】そして、この場合、観察用マニピュレータ
制御装置16(または、処置用マニピュレータ制御装置
15)は、判別装置17から出力された信号に基づい
て、観察用スレーブマニピュレータ7(または、処置用
スレーブマニピュレータ5)の駆動を制御するようにな
っている。
【0022】なお、処置用マスターマニピュレータ9
(または、3次元ディジタイザ11)からの入力がある
一定の条件を満たしていない場合には、3次元ディジタ
イザ11(または、マスターマニピュレータ9)の操作
入力がそのまま観察用マニピュレータ制御装置16(ま
たは、処置用マニピュレータ制御装置15)に出力され
て、各スレーブマニピュレータ5,7がマスター側9,
11に追従した動作を行なう。
【0023】次に、上記構成の手術用マニピュレータ装
置の動作について説明する。例えば、判別装置17にあ
る一定の条件、すなわち、「処置用マスターマニピュレ
ータ9の入力操作により処置用スレーブマニピュレータ
5が動作して患者2の体壁の挿入孔に挿入されたトラカ
ールの有効挿入長以上に処置具4が動く」という条件を
記憶させておく。この条件は、例えば処置具4を交換す
る場合などにおいて満たされる。こうした条件が満たさ
れた場合、判別装置17は、体腔全体が見える位置まで
内視鏡6を手元側に向けて動かす出力信号を発生する。
つまり、処置用マスターマニピュレータ9からの入力が
前記条件を満たしたときに、3次元ディジタイザ11か
らの出力に依らず、定められた条件で観察用スレーブマ
ニピュレータ7を動作させる出力信号を発生する。これ
により、判別装置17から出力された信号に基づいて、
観察用マニピュレータ制御装置16が観察用スレーブマ
ニピュレータ7の駆動を制御し、内視鏡6が手元側に向
けて動作される。
【0024】このように、処置具4を交換する場合など
において必要とされるこのような決まりきった内視鏡6
の動きが自動的に行なわれれば、術者は、処置具4の交
換作業に集中することができ、また、内視鏡6によって
得られる広範囲の視野によってその交換作業を効率的に
行なうことができる。
【0025】また、処置用スレーブマニピュレータ5が
複数配置された場合において、このような決まりきった
操作を自動的に行なわしめる制御を実行すれば、例え
ば、一の処置具を用いて所定の処置を行なっている最中
に、この処置を中断することなく他の使用済みの処置具
を次の処置段階で使用すべき処置具に自動的に交換する
こともできる。これによって、所定の処置に注がれた神
経を他に分散させることなく効率的な手術を行なうこと
ができる。
【0026】また、判別装置17に記憶された条件が、
「3次元ディジタイザ11の入力操作によりトラカール
の有効挿入長以上に内視鏡6が動く」という条件であっ
てもよい。この条件は、例えば内視鏡6のカバーガラス
の曇りを除去したり対物レンズを洗浄したりするために
内視鏡6を体内から抜去する場合などにおいて満たされ
る。こうした場合、判別装置17は、処置具4が動かな
いよう出力信号を発生する。したがって、処置用マニピ
ュレータ制御装置15は、判別装置17から出力された
信号に基づいて処置用スレーブマニピュレータ5の駆動
を制御し、処置具4が動作しないようにする。
【0027】なお、このように判別装置17に記憶させ
ておく条件は、術式等に応じて任意に設定できるように
しておくと良い。以上説明したように、本実施例の手術
用マニピュレータ装置によれば、現在の作業を中断する
ことなく、決まりきった別個の作業を、一定条件の下
で、術者によらずに自動的に実行することができるた
め、術者は、所定の作業に注がれた神経を他に分散させ
ることなく効率的な手術を行なうことができる。
【0028】なお、本実施例において、観察用スレーブ
マニピュレータ7と処置用スレーブマニピュレータ5と
をそれぞれ複数設けても良い。また、マニュアルの処置
具が混在していても良い。また、術者は、患者2及び内
視鏡6が存在する室と同じ室の中にいるが、患者2に手
の届かない離れた場所でマスターマニピュレータ9を操
作しても良い。ただし、術者は歩いて行って患者2の体
及び内視鏡6に触れることができるものとする。
【0029】図3は、制御装置8の変形例を示すもので
ある。すなわち、制御装置8の判別装置17に対して所
望条件を入力するための入力装置18を着脱できるよう
に構成したものである。入力装置18は、キーボードや
マウスやディスクドライブ等であり、それぞれの形式に
合った外部入力により条件を判別装置17に記憶させる
ことができるようになっている。
【0030】このような構成によれば、術者は、術式や
手術方針に沿って、適宜条件を入力または変更すること
ができる。なお、本構成において、入力装置18は、制
御装置8に組み込まれていても良い。また、入力内容を
確認する手段(ディスプレイ等)を設けても良い。この
場合、入力内容を確認しないと判別装置17による記憶
がなされないように構成しても良い。
【0031】図4には、上記実施例の構成に加えて、更
に、トラカール21を保持して成るトラカール用スレー
ブマニピュレータ19を有する手術用マニピュレータ装
置のスレーブ側の構成が示されている。
【0032】トラカール用スレーブマニピュレータ19
は、処置用スレーブマニピュレータ5と観察用スレーブ
マニピュレータ7(図示されていない)と処置用マスタ
ーマニピュレータ9とともに、ベッドサイドレール3に
着脱自在に取付けられている。
【0033】図5に示すように、トラカール用スレーブ
マニピュレータ19は、上下動且つ旋回動可能な動作軸
19aと、動作軸19aと一体の水平アーム19bとを
備えている。また、水平アーム19bの先端部には、自
在継手20を介して、トラカール21が着脱自在に取り
付けられている。トラカール21の体腔内部位の外周に
は抜け止めとしてのバルーン22が嵌着されている。ト
ラカール21内には処置用スレーブマニピュレータ5も
しくは観察用スレーブマニピュレータ7に取り付けられ
た処置具4や内視鏡6を挿通できるようになっており、
トラカール21を通じて処置具4や内視鏡6を体腔内に
導入できるようになっている。
【0034】ここで、トラカール用スレーブマニピュレ
ータ19の動作軸19aは、後述するように、トラカー
ル21によって患者2の体壁2aを挙上するためのもの
であり、任意の高さに固定可能である。これに対して、
動作軸19aの旋回動と自在継手20の動きは、トラカ
ール21の動きに追随できるようにフリーとなってい
る。
【0035】なお、図示しないトラカール用マスターマ
ニピュレータは、押しボタンスイッチで構成されてお
り、動作軸19aの上下動とその動作の停止とを切換操
作できる。また、ボリュームの抵抗値に応じて動作軸1
9aを上下動させるようにしても良い。
【0036】このような構成では、まず、トラカール2
1を体壁2aに穿設した挿入孔40に挿通させ、バルー
ン22が嵌着されたトラカール21の部位を体腔内に位
置させる。続いて、バルーン22を膨らませてバルーン
22を体壁2aに引掛けた状態で動作軸19aを上方に
駆動させて体壁2aを持ち上げ、体腔内に所定の手術空
間を確保する。
【0037】また、この状態では、処置具4や内視鏡6
が動くのに合わせトラカール21が動くと、トラカール
用スレーブマニピュレータ19もそれに追 従して自然
に動く。ただし、処置空間を確保する必要から、トラカ
ール用スレーブマニピュレータ19の上下方向は固定さ
れたままである。
【0038】以上のように、本構成によれば、マニピュ
レータ19の動作軸19aを動作させることによって体
壁2aを挙上して術野を確保且つ保持することができる
ため、内視鏡6や処置具4を体腔内に導入するトラカー
ル21のための挿入孔の他に、わざわざ体壁2aを持ち
上げる機器を挿入するための専用の孔を体壁2aに穿設
しないで済むため、患者2に対する侵襲を小さくするこ
とができる。また、難しく長時間を要する手術において
は、気腹用のCO2 ガス使用量を減らし、ガスエンボリ
ズムを防止できる。
【0039】また、処置具4や内視鏡6を軸方向(上下
方向)に動かしても、トラカール用スレーブマニピュレ
ータ19はその上下方向が固定されて動かないため、座
標軸がくるいにくいという利点もある。
【0040】なお、本構成の場合、水平アーム19bは
アンテナ状に伸び縮みするものであっても良い。図6
は、観察用スレーブマニピュレータ7とトラカール用ス
レーブマニピュレータ19とを一体にした構成を示して
いる。すなわち、トラカール用スレーブマニピュレータ
19の動作軸19a内に観察用スレーブマニピュレータ
7の垂直駆動アーム7bが上下動及び旋回動自在に挿通
されている。また、この構成では、トラカール用スレー
ブマニピュレータ19の水平アーム19bがアンテナ式
に伸び縮み可能となっている。
【0041】このような構成によれば、各種マニピュレ
ータの取付スペースを節約できる。なお、上記のように
して、処置用スレーブマニピュレータ5とトラカール用
スレーブマニピュレータ19とを一体に構成しても良
い。また、本構成と図4及び図5の構成においては、観
察用マニピュレータ、処置用マニピュレータ、トラカー
ルマニピュレータをそれぞれ複数設けても良い。また、
トラカール用スレーブマニピュレータ19の自在継手2
0と旋回軸とにアクチュエータを設け、これを処置用及
び/又は観察用スレーブマニピュレータと協同して動作
させるようにしても良い。
【0042】なお、以上説明してきた態様により、以下
の項で示す各種の構成が得られる。また、以下の項で示
す各種の構成は、任意に組み合わせても良い。 1.複数のマニピュレータを有する手術用マニピュレー
タ装置において、1つのスレーブマニピュレータの動き
が所定の条件を満たすと、他のスレーブマニピュレータ
に所定の動作制御をさせる所定動作制御手段を具備した
ことを特徴とする手術用マニピュレータ装置。
【0043】2.複数のマニピュレータの少なくとも1
つが観察用マニピュレータを含むことを特徴とする第1
項に記載の手術用マニピュレータ装置。 3.前記観察用マニピュレータは、観察用スレーブマニ
ピュレータと、これを操作する観察用マスターマニピュ
レータとを含むことを特徴とする第2項に記載の手術用
マニピュレータ装置。
【0044】4.複数のマニピュレータの少なくとも1
つが処置用マニピュレータを含むことを特徴とする第1
項に記載の手術用マニピュレータ装置。 5.前記処置用マニピュレータは、処置用スレーブマニ
ピュレータと、これを操作する処置用マスターマニピュ
レータとを含むことを特徴とする第4項に記載の手術用
マニピュレータ装置。
【0045】6.複数のマニピュレータの少なくとも1
つがトラカール用マニピュレータを含むことを特徴とす
る第1項に記載の手術用マニピュレータ装置。 7.前記トラカール用マニピュレータは、トラカール用
スレーブマニピュレータと、これを操作するトラカール
用マスターマニピュレータとを含むことを特徴とする第
6項に記載の手術用マニピュレータ装置。
【0046】8.複数のマニピュレータは複数の観察用
マニピュレータを含むことを特徴とする第1項に記載の
手術用マニピュレータ装置。 9.複数のマニピュレータは複数の処置用マニピュレー
タを含むことを特徴とする第1項に記載の手術用マニピ
ュレータ装置。
【0047】10.複数のマニピュレータは複数のトラ
カール用マニピュレータを含むことを特徴とする第1項
に記載の手術用マニピュレータ装置。 11.複数のマニピュレータは、複数の観察用マニピュ
レータと、複数の処置用マニピュレータとを含むことを
特徴とする第1項に記載の手術用マニピュレータ装置。
【0048】12.複数のマニピュレータは、複数の観
察用マニピュレータと、複数のトラカール用マニピュレ
ータとを含むことを特徴とする第1項に記載の手術用マ
ニピュレータ装置。
【0049】13.複数のマニピュレータは、複数の観
察用マニピュレータと、複数のトラカール用マニピュレ
ータと、複数の処置用マニピュレータとを含むことを特
徴とする第1項に記載の手術用マニピュレータ装置。
【0050】14.観察用及び/または処置用及び/ま
たはトラカール用マスターマニピュレータは、術者が操
作できる領域に設定されることを特徴とする第3項、第
5項、第7項に記載の手術用マニピュレータ装置。
【0051】15.処置用スレーブマニピュレータには
体腔内に挿入する手術器具が固定されていることを特徴
とする第5項に記載の手術用マニピュレータ装置。 16.観察用スレーブマニピュレータには体腔内の画像
を表示する内視鏡が固定されていることを特徴とする第
3項に記載の手術用マニピュレータ装置。
【0052】17.トラカール用スレーブマニピュレー
タには体腔内に挿入されるトラカールが固定されている
ことを特徴とする第7項に記載の手術用マニピュレータ
装置。
【0053】18.トラカール内には内視鏡及び/また
は手術器具が挿通されることを特徴とする第17項に記
載の手術用マニピュレータ装置。 19.観察用マスターマニピュレータは、術者の頭部ま
たは術者の頭部に固定された表示装置に固定されたセン
サであり、このセンサの動きに観察用スレーブマニピュ
レータが追従することを特徴とする第3項、第14項、
第16項に記載の手術用マニピュレータ装置。
【0054】20.スレーブマニピュレータに所定の動
作をさせるよう制御する制御手段の設定手段を有するこ
とを特徴とする第1項に記載の手術用マニピュレータ装
置。 21.前記設定手段が手術用マニピュレータ装置に対し
て着脱自在であることを特徴とする第20項に記載の手
術用マニピュレータ装置。
【0055】22.スレーブマニピュレータの所定の動
作を確認する確認手段を有することを特徴とする第1項
に記載の手術用マニピュレータ装置。 23.トラカール用マニピュレータと、このトラカール
用マニピュレータに固定されるトラカールの中に挿通さ
れる対象物(内視鏡及び/または手術器具)を固定する
マニピュレータは協同して動作することを特徴とする第
18項に記載の手術用マニピュレータ装置。
【0056】24.所定の条件はトラカール有効長以上
に手術器具が移動した場合であり、所定の動作は体腔全
体が見える位置まで内視鏡を移動させることであること
を特徴とする第18項に記載の手術用マニピュレータ装
置。
【0057】25.所定の条件はトラカール有効長以上
に手術器具が移動した場合であり、所定の動作は手術器
具の先端が見えるように内視鏡を移動させることである
ことを特徴とする第18項に記載の手術用マニピュレー
タ装置。
【0058】26.所定の条件はトラカール有効長以上
に内視鏡が移動した場合であり、所定の動作は手術器具
が動かないようにすることであることを特徴とする第1
8項に記載の手術用マニピュレータ装置。
【0059】27.内視鏡と手術器具との少なくとも一
方が挿通される挿入口を有するトラカールが設けられた
トラカール用スレーブマニピュレータと、このトラカー
ル用スレーブマニピュレータを操作するトラカール用マ
スターマニピュレータとを有する手術用マニピュレータ
装置において、前記トラカール用マスターマニピュレー
タの動きに応じて、トラカール用スレーブマニピュレー
タの動作を制御する動作制御手段を具備したことを特徴
とする手術用マニピュレータ装置。
【0060】28.トラカール用マスターマニピュレー
タが、トラカールの高さ方向のみを指示し、その他の方
向は指示しないことを特徴とする第27項に記載の手術
用マニピュレータ装置。
【0061】29.トラカール用スレーブマニピュレー
タは高さ方向のみトラカール用マスターマニピュレータ
により操作され、その他の方向はトラカール内に挿通さ
れる対象物の動作に応じて移動及び/または傾動及び/
または回動可能であることを特徴とする第27項に記載
の手術用マニピュレータ装置。
【0062】30.トラカールの体腔内挿入部には、膨
縮自在の体壁固定手段が設けられていることを特徴とす
る第27項に記載の手術用マニピュレータ装置。 31.前記固定手段がバルーンであることを特徴とする
第30項に記載の手術用マニピュレータ装置。
【0063】32.少なくとも1つのトラカール用マニ
ピュレータと、少なくとも1つの観察用及び/または処
置用マニピュレータを有する手術用マニピュレータ装
置。 33.前記観察用マニピュレータは、観察用スレーブマ
ニピュレータと、これを操作する観察用マスターマニピ
ュレータとを含むことを特徴とする第32項に記載の手
術用マニピュレータ装置。
【0064】34.前記処置用マニピュレータは、処置
用スレーブマニピュレータと、これを操作する処置用マ
スターマニピュレータとを含むことを特徴とする第32
項に記載の手術用マニピュレータ装置。
【0065】35.前記トラカールマニピュレータは、
トラカール用スレーブマニピュレータと、これを操作す
るトラカール用マスターマニピュレータとを含むことを
特徴とする第32項に記載の手術用マニピュレータ装
置。
【0066】36.観察用マスターマニピュレータは術
者が操作できる領域に設定されていることを特徴とする
第33項に記載の手術用マニピュレータ装置。 37.処置用マスターマニピュレータは術者が操作でき
る領域に設定されていることを特徴とする第34項に記
載の手術用マニピュレータ装置。
【0067】38.トラカール用マスターマニピュレー
タは術者が操作できる領域に設定されていることを特徴
とする第35項に記載の手術用マニピュレータ装置。 39.処置用スレーブマニピュレータには体腔内に挿入
する手術器具が固定されていることを特徴とする第34
項に記載の手術用マニピュレータ装置。
【0068】40.観察用スレーブマニピュレータには
体腔内の画像を表示する内視鏡が固定されていることを
特徴とする第33項に記載の手術用マニピュレータ装
置。 41.トラカール用スレーブマニピュレータには体腔内
に挿入されるトラカールが固定されていることを特徴と
する第35項に記載の手術用マニピュレータ装置。
【0069】42.トラカール内には内視鏡及び/また
は手術器具が挿通されることを特徴とする第32項に記
載の手術用マニピュレータ装置。 43.観察用マスターマニピュレータは、術者の頭部ま
たは術者の頭部に固定された表示装置に固定されたセン
サであり、このセンサの動きに観察用スレーブマニピュ
レータが追従することを特徴とする第33項に記載の手
術用マニピュレータ装置。
【0070】44.トラカール用スレーブマニピュレー
タと観察用及び/または処置用スレーブマニピュレータ
とが一体的に設けられていることを特徴とする第32項
に記載の手術用マニピュレータ装置。
【0071】45.トラカール用スレーブマニピュレー
タが指示するトラカールの高さを任意に設定可能である
ことを特徴とする第32項に記載の手術用マニピュレー
タ装置。
【0072】46.トラカール用マニピュレータと、こ
のトラカール用マニピュレータに固定されるトラカール
の中に挿通される対象物(内視鏡及び/または手術器
具)を固定するマニピュレータは協同して動作すること
を特徴とする第32項に記載の手術用マニピュレータ装
置。
【0073】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の手術用マ
ニピュレータ装置によれば、現在の作業を中断すること
なく、決まりきった別個の作業を、一定条件の下で、術
者によらずに自動的に実行することができるため、術者
は、所定の作業に注がれた神経を他に分散させることな
く効率的な手術を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る手術用マニピュレータ
装置の全体構成図である。
【図2】図1の手術用マニピュレータ装置の制御装置の
構成を示すブロック図である。
【図3】図2の制御装置の変形例を示すブロック図であ
る。
【図4】トラカール用マニピュレータを有する手術用マ
ニピュレータ装置のスレーブ側構成図である。
【図5】トラカール用スレーブマニピュレータの要部構
成図である。
【図6】図5のトラカール用スレーブマニピュレータ変
形例を示す要部構成図である。
【符号の説明】
5…処置用スレーブマニピュレータ、7…観察用スレー
ブマニピュレータ、8…制御装置(制御手段)、9…処
置用マスタマニピュレータ(操作手段)、11…3次元
ディジタイザ、17…判別装置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 生体内組織部位の観察と処置の少なくと
    も一方を行なう複数の手術用マニピュレータと、各手術
    用マニピュレータを操作するための複数の操作手段と、
    操作手段からの操作情報に基づいてその操作手段と対応
    する手術用マニピュレータの動作を制御する制御手段と
    を具備する手術用マニピュレータ装置において、 前記制御手段は、所定の手術用マニピュレータが予め設
    定された条件に適合する動作を行なった際に、他の少な
    くとも1つの手術用マニピュレータに、この手術用マニ
    ピュレータと対応する操作手段からの操作情報とは無関
    係に、所定の動作を行なわしめる手段を有していること
    を特徴とする手術用マニピュレータ装置。
JP7092708A 1995-04-18 1995-04-18 手術用マニピュレータ装置 Withdrawn JPH08280695A (ja)

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