JP4491420B2 - 手術支援装置及び手術支援撮像装置 - Google Patents

手術支援装置及び手術支援撮像装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4491420B2
JP4491420B2 JP2006004473A JP2006004473A JP4491420B2 JP 4491420 B2 JP4491420 B2 JP 4491420B2 JP 2006004473 A JP2006004473 A JP 2006004473A JP 2006004473 A JP2006004473 A JP 2006004473A JP 4491420 B2 JP4491420 B2 JP 4491420B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
imaging
surgery
time phase
surgery support
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006004473A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007185278A (ja
Inventor
秀和 仲本
誠 橋爪
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Healthcare Manufacturing Ltd
Original Assignee
Hitachi Medical Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Medical Corp filed Critical Hitachi Medical Corp
Priority to JP2006004473A priority Critical patent/JP4491420B2/ja
Publication of JP2007185278A publication Critical patent/JP2007185278A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4491420B2 publication Critical patent/JP4491420B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)
  • Magnetic Resonance Imaging Apparatus (AREA)

Description

本発明は、MRI装置やCT装置などの撮像装置によって撮像された3D画像を手術支援画像として表示する機能を備えた手術支援装置に関し、特に呼吸動や心拍動などの影響を受ける部位の手術の際に被検体の動きに連動した手術支援画像を提供することが可能な手術支援装置に関する。
近年、脳神経外科手術などの高精度の手技が要求される外科的治療において、画像診断装置で撮像された3D画像を用いた手術ナビゲーションシステムが利用されている。手術ナビゲーションシステムは、手術時の患者に対して指示具(ポインタ)などにより指定される位置を位置検出装置で検出し、この位置を含む3D画像の断面を表示装置に表示させることにより、手術操作をナビゲーションするものである。3D画像としては、予めMRI装置やCT装置で撮像したボリューム画像データが用いられる。
ここでポインタの位置と、ボリューム画像データ中の位置との対応付け(レジストレーションという)は、例えば、患者に撮像装置で検出可能なマーカーを固定した状態で撮像を行ってボリューム画像データ中にマーカーを写しこんでおき、患者に固定したマーカー位置をポインタで指示し、そのときのポインタの検出位置とボリューム画像データ中のマーカー位置を対応つけることにより行われる。このような手術ナビゲーションの技術については、例えば特許文献1、特許文献2に記載されている。
一方、オープン型のMRI装置では、MRI装置の撮像空間において外科的治療や診断を行うことが可能となり、これに併せて手術中にポインタ等で指示した位置をリアルタイムで撮像し、表示させる技法も取り入れられている。この技法はインタラクティブスキャンと呼ばれ、これを上述した手術ナビゲーションと組み合わせた技術についても提案されている(特許文献3)。
手術ナビゲーションでは、術前すなわち過去に取得した画像データを利用するのに対し、インタラクティブスキャンはリアルタイムで撮像された画像が表示されるので、両者を組み合わせることにより、手術部位の3次元的な把握とリアルタイムの形態変化の把握を行うことができるという利点がある。
特開2002-35007号公報 特開2003-79637号公報 特開2003-190117号公報
手術ナビゲーションとインタラクティブスキャンを組み合わせた技術は、頭部や脚部など不動な部位については有効な手段といえるが、腹部や心臓など動きのある部位については、必ずしも有効ではない。インタラクティブスキャンによる2D撮像では、例えば被検体の体動周期と同期して撮像することにより動きのある部位についても手術支援として有効な画像を表示させることができるが、手術ナビゲーションシステムで用いるボリューム画像は手術前の一つの時点で取得したデータであるため、体動を続けている被検体の部位把握には適用することができない。
そこで本発明は、動きのある部位の手術に好適な手術支援装置を提供することを目的とする。
本発明の手術支援装置は、撮像装置で取得されたボリューム画像データを格納する記憶手段と、手術中の術具の位置を検出する三次元位置検出手段と、手術が行われる空間の座標と前記画像データの画像座標とを座標変換する座標変換手段を備え、前記三次元位置検出手段で検出された術具の位置に基づき前記ボリューム画像データから手術支援画像を作成する画像処理手段と、前記手術支援画像を表示する表示手段を備え、前記記憶手段は、被検体の周期動における複数の時相のボリューム画像データからなる時系列ボリューム画像データを格納し、前記画像処理手段は、手術中の被検体の周期動をモニタする時相計測装置から入力される時相情報に基づき、前記記憶手段に格納された時系列ボリューム画像データのうち前記時相情報と同一時相のボリューム画像データを読み出し、当該ボリューム画像データを用いて術具位置情報に基づく手術支援画像を作成することを特徴とする。
本発明において、術具とは手術において患者に直接適用されるメス、鉗子、注射器、カテーテル等のほか、このような術具を固定したロボットアームなど間接的に適用される器具を含む。
また本発明の手術支援装置は、画像処理手段が、時相計測装置から入力される時相情報の変動に合わせて、時相の異なるボリューム画像データを順次読み出し、手術支援画像を更新することを特徴とする。
本発明の手術支援装置において、好適には、画像処理手段は、前記時相計測装置から入力される時相情報を表す画像を作成し、前記表示手段に表示させる。
また本発明の手術支援装置は。好適には、画像処理手段は、前記手術支援画像に前記術具の仮想画像を重畳して表示させる。
本発明の手術支援撮像装置は、被検体のボリューム画像を撮像する撮像手段と、前記ボリューム画像を格納する記憶手段と、前記撮像手段の撮像空間におけるマーカーの位置を検出する三次元位置検出手段と、前記三次元位置検出手段が検出したマーカーの位置に基づき、前記ボリューム画像データを用いて手術支援画像を作成する画像処理手段と、前記手術支援画像を表示する表示手段を備え、前記撮像手段は、被検体の周期動における複数の時相のボリューム画像を撮像し、時系列ボリューム画像データとして前記記憶手段に格納し、前記画像処理手段は、手術中の被検体の周期動をモニタする時相計測装置から入力される時相情報に基づき、前記記憶手段に格納された時系列ボリューム画像データのうち前記時相情報と同一時相のボリューム画像データを読み出し、当該ボリューム画像データを用いてマーカー位置情報に基づく手術支援画像を作成することを特徴とする。
本発明の手術支援撮像装置において、好適には、前記撮像手段は、前記三次元位置検出手段が検出したマーカーの位置情報を入力し、前記マーカーの位置情報を撮像位置として被検体の断層像を撮像し、前記画像処理手段は、前記撮像手段により撮像された断層像を前記表示手段に表示させる。
本発明の手術支援撮像装置は、例えばMRI装置である。
本発明によれば、呼吸動や心拍動などの影響を受ける部位の手術支援画像を作成するにあたり、手術支援画像を決定する断面を決定するための位置情報を取得した時点における動きの時相と、手術支援画像を作成するのに用いる時系列ボリューム画像の時相とを一致させることができるので、モニタしようとする位置を正確に描出した手術支援画像を表示させることができる。これにより手術支援装置の手術アシスト機能を大幅に向上することができる。
以下、本発明の手術支援装置の実施の形態を、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の手術支援装置のブロック図、図2は全体構成を示す斜視図である。この手術支援装置は、MRI装置等の撮像装置による画像を手術支援画像の一つとして利用しながら、患者の外科的治療を行なうための手術支援撮像装置であり、主たる構成として、図1に示すように、被検体の断層像を撮像するための撮像装置10、術者に操作される術具(ポインタ等の断面指示具を含む)20の位置を検出するための三次元位置検出装置(以下、単に位置検出装置ともいう)30、手術支援画像の作成等を行う画像処理部40、手術支援画像を表示するための表示装置50を備えている。撮像装置10及び画像処理部40には、操作者が動作の指令や条件を入力するための操作部60が備えられている。
なお、図1のブロック図では、撮像装置10と画像処理部40とは、別のユニットとして示しているが、画像処理部40は撮像装置10内に備えられたユニットであってもよい。その場合、操作部60および表示装置50は、一体的なユーザーインターフェイスとして機能する。
また被検体には、その周期動を計測するための時相計測装置70が固定されている。手術の対象とする部位によるが、時相計測装置としては、脈波計や心電計、体動センサーなどが用いられる。時相計測装置70からの時相情報は、撮像装置10による同期撮像に利用されるとともに、画像処理部40により手術支援画像を作成する際にも参照される。
撮像装置10は、図2に示す実施の形態では、撮像空間を挟んで上下に一対の磁石13、15を配置した垂直磁場方式のオープン型のMRI装置であり、被検体11を載せたベッド12を撮像空間に配置した状態で、手術を施すことができるようになっている。MRI装置の構成及び撮像方法は、従来のMRI装置と同様であり、ここでは説明を省略する。
三次元位置検出装置30は、術具の実空間における位置を検出するためのものであり、この実施の形態では、一対の赤外線カメラ31を備えた位置検出デバイス32と、位置検出デバイス32が検出した位置信号に対し、所定の座標変換等の処理を行なう処理部33とを備えている。
位置検出デバイス32は、赤外線を発生する赤外線源を備え、赤外線源から照射され、所定の反射体(マーカー)から反射された赤外線を検出することによって、その反射体が付された対象の位置を検出することができるようになっている。前述した器具20には、少なくとも3箇所にマーカーが固定されており、マーカーから得られる3つの位置座標から、例えば術具先端の位置や方向などの三次元位置情報を得ることができる。位置検出デバイス32は、MRI装置10の上部磁石13を覆うガントリに、支持アーム35により固定されており、支持アーム35を移動することにより任意の位置に設定することができる。
またMRI装置10のガントリには、赤外線カメラ31が捉えたカメラ座標における方向及び位置を、MRI装置の装置座標系(実空間座標)と関連付けるために、基準ツール37が固定されている。基準ツール37には、赤外線カメラ31で位置検出可能な3つのマーカー(例えば、赤外線カメラが発する赤外線を反射する反射球)38が固定されている。これら3つのマーカーの位置を検出することにより、装置座標の原点に対するカメラの三次元位置を検出することができ、カメラ座標と装置座標との関連付けを行なうことができる。赤外線カメラ31は、所定のサンプリング速度で術具に固定されたマーカーの位置を検出し、検出した位置情報を処理部33に送る。処理部33は、位置検出デバイス32が検出した位置情報(カメラ座標の位置情報)から、例えば術具先端の位置や方向を算出するとともに、これら位置情報を装置座標系の位置情報に変換する。座標変換のための座標変換マトリクスは予め処理部33内に格納されており、位置検出デバイス32による位置検出と同時に座標変換された位置情報が得られる。処理部33は、例えば、パーソナルコンピュータ上に構築することが可能である。
画像処理部40は、MRI装置10で撮像された被検体の三次元画像データ(ボリュームデータ)をもとに手術支援画像を作成する画像作成部41、被検体のボリュームデータや画像処理に必要なデータ等を記憶する記憶部42、表示装置50における手術支援画像やGUIを表示する画面の制御等を行う制御部43を備えている。画像作成部41は、位置検出装置30から得られる術具位置の情報および時相計測装置70からの時相情報に基き、被検体のボリュームデータを処理し、手術支援画像を作成する。また画像作成部41は、時相計測装置70からの時相情報を表す画像を作成する。制御部43は、画像作成部41が作成した手術支援画像や時相情報を表す画像とGUIとを表示装置50の画面に表示させる。時相情報を表す画像は、時相計測装置70が心電計であれば心電図をそのまま画像として取り込み表示する。体動センサーであれば、横軸を時間、縦軸を変位とするグラフを表示する。
画像処理部40は、さらに、予め登録された術具の画像(仮想術具)を作成し、位置検出装置30から得られる術具位置に基き、手術支援画像やリアルタイムで撮像される断面像などに仮想術具を重畳した画像を作成する。画像処理部40は、予め複数の術具について作成された仮想術具データを記憶しておき、手術に用いる術具が選択され、登録された場合に、記憶された仮想術具データのうち該当する仮想術具データを用いるようにすることできる。
次に上記構成における手術支援装置の動作を説明する。図3は本実施の形態の手術支援装置を用いた撮像および手術の手順を示すフローの一例である。
まず患者をMRI装置10の撮像空間に配置するとともに患者に時相計測装置70をセットし、同期撮像を開始する(ステップ101〜104)。同期撮像は、手術部位(目的)に応じて適切な同期方法を選択する。また、後のステップで画像座標と手術が行われる実空間の座標との座標統合を行うために、撮像に際し、患者にMRI装置10で画像化可能なMRマーカーを固定しておく。
撮像方法はボリュームデータを取得できるものであれば、特に限定されず、T1強調撮像、T2強調撮像であってもよく、また短TRの3Dパルスシーケンスでも複数のスライス位置の異なる2Dパルスシーケンスでもよい。患者の周期動の複数の時相についてそれぞれボリュームデータを取得するまでパルスシーケンスを繰り返す。例えば呼吸動では、呼気時、吸気時、中間時に対応する3つ以上のボリュームデータを取得することが望ましい。また心電同期撮像の場合には、拡張期、収縮期、中間期について1ないし複数の心時相を取得する。撮像によって得られた各時相のボリュームデータは、記憶部42に格納される。
図4に、呼吸同期撮影を行った場合のボリュームデータ取得の様子を示す。図示するように、腹部の位置(背中を下に患者を寝かせた場合の高さ)は、吸気で高く、呼気で低く変化する(401〜403)。このような患者の腹部の動き(変位)を体動センサーで検出し、得られる時相情報をもとに同期撮像を行う。例えば、あらかじめ吸気から呼気までの一周期をユーザー指定または自動で複数時相に分割しておき、各時相毎に収集した信号を再構成し、各時相のボリュームデータ404〜406を得る。この時系列のボリュームデータは、空間を表す3つの次元に時間の次元が加わったデータであり、本明細書では、4Dボリュームデータともいう。これら4Dボリュームデータ404〜406は、その後に行われる同患者に対する手術において手術支援画像の作成に使用される。
ボリュームデータの撮像後、時相計測を一時停止し、手術の準備を行う(ステップ105、106)。撮像と手術とは必ずしも連続して行う必要はなく、異なる時に実施してもよいし、撮像と手術との間で、患者に対し手術に必要な種々の処置を行ってもよい。
次に患者を手術が行われる空間、ここではMRI装置10の撮像空間に配置し、時系列ボリュームデータと実空間の座標統合を行う(ステップ107)。MRIで得られるボリュームデータは、スライス面とスライス方向の位置で決まるDICOMデータであり、DICOM座標は、MRI装置の装置座標と関連付けられている。したがって手術をMRI装置の撮像空間で行う場合、撮像と手術開始との間に被検体位置が変化しないのであれば、装置座標上の位置に対応するDICOMデータ上の座標が決まるので座標統合を省くことができる。しかし撮像と手術開始との間に、被検体位置が変化することがある場合には、ボリュームデータ撮像時に被検体に固定したMRマーカーを利用して装置座標と画像座標との座標統合を行う。
具体的には、ボリューム画像からマーカーを含む断面像を表示させて、画像上のMRマーカー位置(画像座標における位置)を特定し、一方、被検体に固定されたMRマーカーの位置を位置検出器30で検出し、実空間における位置を特定し、画像座標の位置と実空間座標の位置を関連つける。少なくとも位置が異なる3つのMRマーカーについて、この作業を行うことにより、座標統合が完了する。なおMRマーカーが位置検出装置30で検出可能な材料ではない場合には、三次元位置検出装置30で検出可能なポインタでMRマーカー位置を指示することによりMRマーカー位置を検出する。
以上のステップが完了したならば手術を開始し、時相計測装置70による時相の計測も開始する(ステップ108、109)。また位置検出装置30による術具位置の検出を開始し、手術ナビゲーションを開始する(ステップ110、111)。時相計測装置70による時相の計測が開始されると、画像処理部40は時相計測装置70から時相情報を取り込む。時相計測装置70が体動センサーの場合、図5に示すように、横軸を時間、縦軸を患者腹部の変位を表す時系列波形が時相情報として取り込まれる。
手術ナビゲーションは、自動的に術具位置を検出し、その位置を含む手術支援画像を作成する場合(自動モード)と、術者がポインタで指示したときにポインタ位置を含む手術支援画像を作成する場合(手動モード)とがある。ここでは自動モードについて説明する。手術ナビゲーションの開始により、画像処理部40は位置検出装置30から、術者が操作する術具先端の位置をリアルタイムで入力し、この位置(実空間の位置)と対応付けられたボリューム画像位置を中心とする3つの直交断面画像を作成する。これら三断面図が手術支援画像となる。この際、手術支援画像を作成する対象とするボリューム画像は、術具位置を検出した時点における時相情報をもとに、時系列ボリューム画像404〜406から選択される(ステップ112)。即ち、図6に示すように、術具を検出した時点における体動センサーからの時相情報(患者の呼吸周期)が吸気601である場合には、吸気のボリューム画像404を用いて手術支援画像を作成する(604)。同様に、術具を検出した時点における体動センサーからの時相情報が呼気603である場合には、呼気のボリューム画像406を用い手術支援画像を作成する(606)。
画像作成部41が作成した手術支援画像(三断面図)は、リアルタイムで表示装置50に表示される(ステップ112)。自動モードでは、位置検出装置30が検出した術具位置情報を所定の間隔で取り込み、位置情報が取り込まれると新たに手術支援画像が作成され、表示装置50の表示が更新される。
手動モードでは、術者がポインタで手術支援画像を作成すべき位置を指示したときに、手術支援画像が作成、表示される。それ以外は自動モードと同様である。なお手動モード/自動モードを術者が適宜選択できるようにすることも可能である。
このように本実施の形態によれば、術具を検出した(或いはポインタで指示された)時点の時相と、手術支援画像の作成に使用されるボリューム画像の時相とを一致させることにより、手術対象部位に呼吸周期に起因する動きがある場合にも、常に正確にその位置の三断面図を表示することができる。
また本実施の形態では、手術がオープン型MRI装置10の撮像空間で行われるので、必要に応じてリアルタイムの断層像撮像(2Dインタラクティブスキャン)を行うことも可能である。この場合には、MRI装置10は、三次元位置検出装置30が検出した術具またはポインタ先端の位置および方向を入力し、例えばポインタ先端の位置を中心とし、ポインタの指示方向を含む断面、或いはポインタの指示方向と直交する断面を撮像断面とし撮像を行う(ステップ113、114)。
2Dインタラクティブスキャンについても、術者が指示したときに実行される手動モードと、術具位置が変わるたびに自動的にスキャンする自動モードを設定することが可能であり、必要に応じて選択することができる。
本実施の形態における表示装置50の表示画面の一例を図7に示す。この表示画面700は、手術支援画像表示部710、計測データ表示部720、GUI表示部730などを含み、手術支援画像表示部710には画像作成部41によって作成された手術支援画像が表示されるとともに、手術支援画像の作成に用いられたボリュームデータから作成されたボリュームレンダリング画像712が表示される。
GUI表示部730は、本実施の形態の手術支援撮像装置の各動作の指令を送るための操作ボタンが表示されており、これら操作ボタンをマウス等の入力装置で操作することにより、選択された動作を行わせることができる。時相数の操作ボタン731は、患者の動きの一周期内を分割する数を自動或いは手動で設定するためのボタンで、これにより時系列ボリュームデータを取得する間隔およびタイミングが決定される。3D撮像ボタン732、733は、撮像シーケンスを選択するためのボタンで、図示する例ではT1撮像またはT2撮像を選択できるようになっている。これらのボタンのいずれかを操作することにより、ボリュームデータの撮像(図1のステップ104)が開始する。3Dナビゲーションスタートボタン735は、手術ナビゲーション(ステップ111)を開始するボタンで、自動モードまたは手動モードを選択できるようになっている。2D−ICSスタートボタン736は、インタラクティブスキャン(ステップ114)を開始するボタンで、自動モードまたは手動モードを選択できるようになっている。また赤外線カメラ31の動作(ポインタの検出の有無)の表示を選択するボタン737を操作することにより、動作状況を表示させることもできる。さらに画像処理部40に行わせる画像処理、例えば、特定臓器の輪郭抽出し、描出させる機能(セグメンテーション)などを行わせるためのボタン734なども設けられる。なおセグメンテーション画像は、時系列ボリュームデータのそれぞれから作成しておくことが好ましい。
計測データ表示部720には、時相計測装置(体動センサー)70が計測した体動情報が、横軸を時間、縦軸を変位とする波形721として表示される。波形721は、時相計測装置(体動センサー)70が計測した体動情報を画像作成部41でリアルタイムで作成し、表示するようにしてもよいし、サインカーブ等のモデル波形を表示し、その上に現在の変位を輝点や黒丸などで表示するようにしてもよい。波形表示は、ボリュームデータ撮像の際に、時相数の決定のためのGUIとすることもできる。例えば、呼吸動の一周期の分割数が自動で或いはユーザーによって設定されると、波形721上にボリュームデータを取得するタイミング7211、7212、7213・・・を表示する。ユーザーは、この表示を見て分割数を確認したり変更したりすることができる。或いは、ユーザーは分割数を指定するのではなく、波形上の任意の時点を指定してボリュームデータの取得タイミングを設定するようにしてもよい。また手術ナビゲーションの実行時においては、例えば、表示部710に表示されている手術支援画像を指示した時点を輝点や黒丸などで表示することもできる。これにより表示されている画像が吸気の画像か、呼気の画像かを一目で認識できる。
そのほか、計測データ表示部720には、インタラクティブスキャンが実行される場合には、それにより撮像された断面像722が表示される。またセグメンテーション機能によって、手術部位近傍の臓器のセグメンテーション画像が作成された場合には、各臓器のセグメンテーション画像7221、7222、7223を術具との関係がわかるような三次元的表示で表示される。画像作成部41は、三次元位置検出装置30により検出された術具の位置に対応する画像座標上の位置に、予め登録された仮想術具の画像7224、7225を配置し、手術支援画像と同じ時系列ボリュームデータから作成したセグメンテーション画像に重畳して表示させる。これにより術具と傷つけてはならない臓器との位置関係などを視覚的に把握することができる。仮想術具の重畳表示は、セグメンテーション画像のみならず手術支援画像やICS画像に対して行ってもよい。
以上、説明したように本実施の形態の手術支援撮像装置によれば、撮像装置10で時系列ボリュームデータを撮像するとともに、これら時系列ボリュームデータから被検体の動きの時相に合わせたボリュームデータを選択して手術支援画像を作成、表示させるので、手術部位が被検体の動きの影響を受ける部位(例えば腹部や心臓)の場合でも、術具やポインタによって指示された位置を正確に反映した手術支援画像を表示させることができ、治療時間の短縮と治療精度の向上を図ることができる。
また本実施の形態は、撮像装置の撮像空間が手術空間を兼ねたMRI装置であるので、手術前に取得したボリュームデータを用いた手術支援画像に加え、インタラクティブスキャンを利用したリアルタイム撮像が可能であり、さらに高い手術アシスト機能を付加することができる。
さらに本実施の形態では、時相計測装置70が計測した波形を表示装置に表示させることにより、時系列ボリューム画像の撮像時の時相分割数の設定を容易にするとともに、手術ナビゲーションの実行時に現在表示されている手術支援画像の時相を一目で確認することができる。
なお本実施の形態では、術具やポインタの操作を術者が行う場合を説明したが、術具を固定した小型ロボットを用いた装置でも同様に適用することができる。図8は、小型ロボットを用いた場合の装置全体を示すブロック図、図9は撮像空間(手術空間)における小型ロボットと被検体との関係を示す図である。
本実施の形態の手術支援装置は、図8に示すように、図1の装置に小型ロボット25とそれを操作するための操作部62が追加された以外は、図1の装置と同様の構成を有する。
撮像装置10の、患者11を寝かせるためのベッド12には、その長手方向に沿って両側にレール17が固定されるとともに、このレール17に沿って移動可能な円弧状のアーム18が取り付けられている。小型ロボット25は、このアーム18に取り付けられ、アームの円弧に沿って移動することができるようになっている。レール17に沿ったアーム18の移動およびアーム18の円弧に沿った小型ロボット25の移動は操作部62を介して行われる。
小型ロボット25は、互いに回動可能に連結された複数のロボットアームを有し、これらロボットアームの連結角度を変えることにより、その先端に固定されたメスなどの術具20を任意の方向に任意の量だけ移動・回転させることができるようになっている。ロボットアームには、三次元位置検出装置30によって位置検出可能な器具(マーカー)が取り付けられており、予めマーカーと術具先端の位置が位置検出装置30の処理部33に登録されている。
さらに患者11の手術部位の近傍には、内視鏡(図示せず)が備えられており、内視鏡の映像は表示装置50に近接して設置された内視鏡専用の表示装置に表示される。
小型ロボット25を用いた手術支援装置では、位置検出装置30が小型ロボット25に固定されたマーカーを検出することにより、術具の登録情報から術具先端の位置を算出する。画像処理部40はこの位置情報を位置検出装置30から取り込み、記憶部42に格納された4Dボリュームデータのうちマーカー検出時の時相と同じ時相のボリュームデータを用いて、術具先端を含む手術支援画像を作成、表示する。
この実施の形態においても、術具位置検出時における患者の動きの時相と同じ時相のボリュームデータから手術支援画像を作成するので、手術対象部位に呼吸周期に起因する動きがある場合にも、常に正確に術具位置の三断面図を表示することができる。
この実施の形態についても、図1の実施の形態と同様に、手術ナビゲーションの自動/手動の選択、インタラクティブスキャンの併用、セグメンテーション画像の作成などの種々の追加機能を加えることが可能である。
以上、手術支援装置が撮像装置を兼ねる場合を説明したが、本発明の手術支援装置は、必ずしも撮像装置を兼ねる必要はなく、撮像装置から可動媒体や通信により送付されたボリュームデータを画像処理部40の記憶部42に格納することにより、撮像装置から離れた手術室に設置して適用することができる。
また手術支援装置が撮像装置を兼ねる場合においても、手術ナビゲーションに用いる4Dボリュームデータは、その撮像装置で取得したものに限らず、他の撮像装置で取得したデータであってもよい。例えば手術支援装置がMRI装置である場合に、4DボリュームデータはCT装置で取得したデータであってもよい。
本発明によれば、手術ナビゲーションの対象を4Dボリュームデータに広げることができるので、動きがある部位の手術についても高い手術アシスト機能を実現できる。
本発明の一実施の形態の装置全体を示すブロック図 本発明の一実施の形態の装置概要を示す図 本発明の一実施の形態における撮像と手術支援の手順を示す図 本発明の一実施の形態における撮像を説明する図 本発明の一実施の形態における時相計測結果を模式的に示す図 本発明の一実施の形態における手術支援画像の作成を説明する図 本発明の一実施の形態における表示画面の一例を示す図 本発明の他の実施の形態の装置全体を示すブロック図 図8の実施の形態の装置の要素を示す図
符号の説明
10・・・撮像装置、20・・・術具、25・・・小型ロボット、30・・・三次元位置検出装置、40・・・画像処理部、41・・・画像作成部、42・・・記憶部、43・・・制御部、50・・・表示装置、60〜62・・・操作部、70・・・時相計測装置

Claims (7)

  1. 撮像装置で取得されたボリューム画像データを格納する記憶手段と、
    手術中の術具の位置を検出する三次元位置検出手段と、
    手術が行われる空間の座標と前記画像データの画像座標とを座標変換する座標変換手段
    前記三次元位置検出手段で検出された術具の位置に基づき前記ボリューム画像データから手術支援画像を作成する画像処理手段と、
    前記手術支援画像を表示する表示手段を備えた手術支援装置において、
    前記記憶手段は、被検体の周期動における複数の時相のボリューム画像データからなる時系列ボリューム画像データを格納し、
    前記画像処理手段は、手術中の被検体の周期動をモニタする時相計測装置から入力される時相情報に基づき、前記記憶手段に格納された時系列ボリューム画像データのうち前記時相情報と同一時相のボリューム画像データを読み出し、当該ボリューム画像データを用いて術具位置情報に基づいて、手術支援画像と手術部位近傍の臓器のセグメンテーション画像とを作成し、前記三次元位置検出手段により検出された前記術具の位置に基づいて前記セグメンテーション画像に該術具の仮想画像を重畳表示することを特徴とする手術支援装置。
  2. 請求項1記載の手術支援装置であって、
    前記画像処理手段は、時相計測装置から入力される時相情報の変動に合わせて、時相の異なるボリューム画像データを順次読み出し、手術支援画像を更新することを特徴とする手術支援装置。
  3. 請求項1または2に記載の手術支援装置であって、
    前記画像処理手段は、前記時相計測装置から入力される時相情報に、前記ボリューム画像データが取得されたタイミングを付記して、前記表示手段に表示させることを特徴とする手術支援装置。
  4. 請求項1ないし3いずれか1項に記載の手術支援装置であって、
    前記手術支援画像は、三断面像と投影像とを含むことを特徴とする手術支援装置。
  5. 被検体のボリューム画像を撮像する撮像手段と、
    前記ボリューム画像を格納する記憶手段と、
    前記撮像手段の撮像空間におけるマーカーの位置を検出する三次元位置検出手段と、
    前記三次元位置検出手段が検出したマーカーの位置に基づき、前記ボリューム画像データを用いて手術支援画像を作成する画像処理手段と、
    前記手術支援画像を表示する表示手段を備えた手術支援撮像装置において、
    前記撮像手段は、被検体の周期動における複数の時相のボリューム画像を撮像し、時系列ボリューム画像データとして前記記憶手段に格納し、
    前記画像処理手段は、手術中の被検体の周期動をモニタする時相計測装置から入力される時相情報に基づき、前記記憶手段に格納された時系列ボリューム画像データのうち前記時相情報と同一時相のボリューム画像データを読み出し、当該ボリューム画像データを用いてマーカー位置情報に基いて、手術支援画像と手術部位近傍の臓器のセグメンテーション画像とを作成し、前記三次元位置検出手段により検出された前記術具の位置に基づいて前記セグメンテーション画像に該術具の仮想画像を重畳表示することを特徴とする手術支援撮像装置。
  6. 請求項5記載の手術支援撮像装置において、
    前記撮像手段は、前記三次元位置検出手段が検出したマーカーの位置情報を入力し、前記マーカーの位置情報を撮像位置として被検体の断層像を撮像し、
    前記画像処理手段は、前記撮像手段により撮像された断層像を前記表示手段に表示させることを特徴とする手術支援撮像装置。
  7. 前記手術支援撮像装置がMRI装置である請求項5又は6に記載の手術支援撮像装置。
JP2006004473A 2006-01-12 2006-01-12 手術支援装置及び手術支援撮像装置 Expired - Fee Related JP4491420B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006004473A JP4491420B2 (ja) 2006-01-12 2006-01-12 手術支援装置及び手術支援撮像装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006004473A JP4491420B2 (ja) 2006-01-12 2006-01-12 手術支援装置及び手術支援撮像装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007185278A JP2007185278A (ja) 2007-07-26
JP4491420B2 true JP4491420B2 (ja) 2010-06-30

Family

ID=38340863

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006004473A Expired - Fee Related JP4491420B2 (ja) 2006-01-12 2006-01-12 手術支援装置及び手術支援撮像装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4491420B2 (ja)

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8396248B2 (en) * 2008-09-16 2013-03-12 Varian Medical Systems, Inc. Sequential stereo imaging for estimating trajectory and monitoring target position
CA2798716A1 (en) 2011-12-13 2013-06-13 Peermedical Ltd. Removable tip endoscope
US9855103B2 (en) * 2012-08-27 2018-01-02 University Of Houston System Robotic device and system software, hardware and methods of use for image-guided and robot-assisted surgery
EP2996607B1 (en) 2013-03-15 2021-06-16 The Cleveland Clinic Foundation System to facilitate intraoperative positioning and guidance
JP6780125B2 (ja) * 2017-02-06 2020-11-04 ザ クリーブランド クリニック ファウンデーションThe Cleveland ClinicFoundation 解剖構造の挙動の特徴付け
WO2019152850A1 (en) 2018-02-02 2019-08-08 Centerline Biomedical, Inc. Segmentation of anatomic structures
US11150776B2 (en) 2018-02-02 2021-10-19 Centerline Biomedical, Inc. Graphical user interface for marking anatomic structures
US11515031B2 (en) 2018-04-16 2022-11-29 Canon Medical Systems Corporation Image processing apparatus, X-ray diagnostic apparatus, and image processing method
WO2020206421A1 (en) 2019-04-04 2020-10-08 Centerline Biomedical, Inc. Spatial registration of tracking system with an image using two-dimensional image projections
WO2020206423A1 (en) 2019-04-04 2020-10-08 Centerline Biomedical, In C. Registration of spatial tracking system with augmented reality display

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007185278A (ja) 2007-07-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4491420B2 (ja) 手術支援装置及び手術支援撮像装置
JP5681342B2 (ja) 被検体の呼吸周期を追跡するシステム
EP1545365B1 (en) Medical device positioning system
US10546396B2 (en) System and method for registration of fluoroscopic images in a coordinate system of a medical system
JP5180367B2 (ja) 指定位置に治療装置をナビゲートする方法と装置
EP1499239B1 (en) Ct integrated respiratory monitor
JP7325950B2 (ja) 対話型イベントタイムラインのためのシステム及び方法
JP5417609B2 (ja) 医用画像診断装置
US9050054B2 (en) Medical image diagnostic apparatus
EP4197447A1 (en) Image-guided navigation for catheter-based interventions
JP2002186603A (ja) 対象物の案内のための座標変換法
JP2007083038A5 (ja)
KR20150118484A (ko) 의료 영상 정합 방법 및 장치
WO2008035271A2 (en) Device for registering a 3d model
US11488313B2 (en) Generating a motion-compensated image or video
KR101458585B1 (ko) 심혈관 진단 및 치료영상의 실시간 정합을 위한 방사선 불투과성 반구형 표지
WO2020122877A1 (en) Systems, methods, and computer-readable media for improved predictive modeling and navigation
JP4717683B2 (ja) 医用画像表示装置
JP2012029767A (ja) 医用画像処理装置及び治療支援システム
CA2348135A1 (en) 3-d navigation for x-ray imaging system
JP2009279290A (ja) 医用画像診断装置
US8467850B2 (en) System and method to determine the position of a medical instrument
US20160354158A1 (en) Methods and systems for virtual venous imaging
JP2000051207A (ja) 医用画像処理装置
KR101485900B1 (ko) 방사선 불투과성 반구형 입체 표지를 기반으로 하는 ct 혈관 조영 영상과 x-선 혈관 조영 영상 간의 정합 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20081113

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091228

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100112

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20100115

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100209

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100308

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100405

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130409

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4491420

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140409

Year of fee payment: 4

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees