JP2001299548A - 飲食用具 - Google Patents

飲食用具

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JP2001299548A
JP2001299548A JP2000122121A JP2000122121A JP2001299548A JP 2001299548 A JP2001299548 A JP 2001299548A JP 2000122121 A JP2000122121 A JP 2000122121A JP 2000122121 A JP2000122121 A JP 2000122121A JP 2001299548 A JP2001299548 A JP 2001299548A
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eating
drinking
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Kensaku Ami
健作 網
Masayasu Hayashi
正保 林
Tomohiro Kosaka
智洋 小坂
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Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低コストで生産可能な使い捨ての飲食用具の
提供を課題とする。 【解決手段】 環状の把持部の内方側に、飲食するため
に必要な機能を有する作用部をヒンジ部を介して一体的
に連設し、使用時には、その作用部をヒンジ部によって
外方側に折り返し、任意の嵌合手段によってその作用部
を把持部に固定するように構成した飲食用具である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マドラー、フォー
ク、スプーン、ナイフ等として使用できる使い捨ての飲
食用具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば実公平4−27412号公
報で開示されているように、容器等に取り付けられて使
用されるスプーン等の使い捨ての合成樹脂製飲食用具は
知られている。この公報に開示されているスプーンは柄
の部分が2つ折りに成形され、容器に取り付けるときに
は、その2つ折りできる部分を折り畳んで重ね合わせ、
使用時にはその折り畳んだ柄の部分を伸ばして使用する
ようになっている。また、例えばカップ入りのインスタ
ントコーヒー等の場合には、コーヒー、砂糖、ミルク、
マドラー等がカップに同封されるが、この場合の合成樹
脂製マドラーはカップに収納できる大きさでなければな
らず、かつ、お湯を注いでかき混ぜる際には、火傷を防
ぐためにある程度の長さが必要であり、このために、例
えばそのマドラーを上記のように2つ折りに成形した
り、2部材に構成して、使用時にはそれらを接合して長
くするような考案が従来よりされていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、使用時
に伸ばすような2つ折りに成形すると、容器に取り付け
る際には、それらを成形後に2つに折り畳むなどの工程
が必要となり、袋詰めなどをする場合にも、その加工賃
が高くつくなどの問題があった。しかも、その2つ折り
可能な部分を約90度に折り曲げた状態で成形される金
型を作製しなければならないため、金型代が高くつくな
どの問題もあった。また、2部材で構成しても、成形に
必要な樹脂量が増加するので、基本的に使い捨てされる
このような飲食用具にはコスト的に適さないという問題
があった。そこで、本発明は、従来よりも低コストで生
産可能な使い捨ての飲食用具を得ることを目的とするも
のである。
【0004】
【課題を解決するための手段】以上のような目的を達成
するために、本発明は、次のような飲食用具を提供する
ものである。すなわち、環状の把持部の内方側に、飲食
するために必要な機能を有する作用部をヒンジ部を介し
て一体的に連設し、使用時には、その作用部をヒンジ部
によって外方側に折り返し、任意の嵌合手段によってそ
の作用部を把持部に固定するように構成したことを特徴
とする飲食用具である。そして、その把持部と作用部を
平板状に成形し、作用部や把持部の周縁に補強用のリブ
を設けたことを特徴とするものである。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に示す実施例を基に説明するが、本実施例では飲食用具
の一例としてマドラーを例にとる。図1(a)は本発明
にかかる第1実施例のマドラーの平面図、(b)は
(a)のX−X断面図、(c)は(a)のY−Y断面図
であり、図2(a)はそのマドラーの使用状態を示す平
面図、(b)は(a)の側面図である。そして、図3
(a)は本発明にかかる第2実施例のマドラーの平面
図、(b)は(a)のX−X断面図、(c)は(a)の
Y−Y断面図であり、図4(a)はそのマドラーの使用
状態を示す平面図、(b)は(a)の側面図である。ま
た、図5(a)は本発明にかかる第3実施例のマドラー
の平面図、(b)は(a)のX−X断面図、(c)は
(a)のY−Y断面図であり、図6(a)はそのマドラ
ーの使用状態を示す平面図、(b)は(a)の側面図で
ある。
【0006】図1乃至図6で示すように、本発明にかか
る合成樹脂製マドラーは細長い楕円環状で、かつ平板状
の把持部(1)と、この把持部(1)の一方の端部内側
に、薄肉に形成したヒンジ部(3)を介して一体的に連
設された平板状の作用部(2)とからなり、作用部
(2)が環状把持部(1)の内方側に位置した状態に、
金型で成形されるようになっている。そして、使用時に
は、作用部(2)をヒンジ部(3)によって外方側に約
180度折り返し、任意の嵌合手段によって、その作用
部(2)を把持部(1)に固定するようになっている。
図1乃至図6はその嵌合手段が異なる実施例を示すもの
であり、次にその説明をする。
【0007】まず、図1、図2で示す嵌合手段は、作用
部(2)におけるヒンジ部(3)の近傍に円柱状の突起
(4)を設け、作用部(2)を折り返したときに、その
突起(4)が当接する把持部(1)の端部に挿通孔
(5)を穿設して、両者が嵌合するように構成したもの
であって、突起(4)が容易に抜けないように、挿通孔
(5)の径が突起(4)の径よりも若干小さめになって
いるものである。また、図3、図4で示す嵌合手段は、
把持部(1)の端部に一対の係合リブ(6)を対向突設
し、作用部(2)を折り返したときに、その係合リブ
(6)間に係止されるようにしたものであって、この場
合は、係合リブ(6)の間隔が作用部(2)の幅よりも
若干小さく成形されるか、あるいは係合リブ(6)の両
方又はどちらか一方の上端部が鈎状に屈曲成形されて、
作用部(2)が容易に外れないようになっているもので
ある。
【0008】そして、図5、図6で示す嵌合手段は、作
用部(2)の所定位置に、上端が鈎状に屈曲成形された
係止部(7)を突設し、作用部(2)を折り返したとき
に、その係止部(7)の上端が把持部(1)の周縁に係
止されるようにしたものであって、把持部(1)の周縁
に、きつく嵌合されるようにしたものである。本発明に
おいて、作用部(2)を把持部(1)に固定するための
嵌合手段は、樹脂量が少なくて済み、かつ誰でも簡単に
嵌合の仕方がわかるようなものであれば、どのような嵌
合手段を採用してもよく、図示されたものに限定される
ものではない。
【0009】また、本発明にかかる飲食用具の材質とし
ては、ポリスチレン(PS)、ポリプロピレン(P
P)、ポリエチレン(PE)、ポリアセタール(PO
M)などの熱可塑性樹脂が考えられるが、ヒンジ部
(3)を形成する必要があることからポリプロピレン
(PP)が最も好ましい。しかしながら、ポリプロピレ
ン(PP)では強度的に弱くなってしまうので、本発明
では、補強用のリブを適宜箇所に設けている。すなわ
ち、各図で示すように、作用部(2)にリブ(8)を設
けるとともに、把持部(1)の周縁にリブ(9)を設け
ている。リブ(8)はヒンジ部(3)の近傍から作用部
(2)の中央に向かって、作用部(2)の全長の約半分
位のところまで設けられ、リブ(9)は把持部(1)の
全周にわたって設けられている。なお、これらリブ
(8)(9)の幅や突出高さは、約1mm程度あれば十
分である。
【0010】以上のような構成のマドラーによれば、未
使用時、即ち作用部(2)を折り返さないときには、把
持部(1)の長さ分だけしか全長がないため、カップ入
りインスタントコーヒー等に同封する場合に、容易にカ
ップに収納することができ、使用時には作用部(2)を
折り返して全長を長くして使用することができるため、
お湯を注いでかき混ぜるときに、火傷をする心配がな
い。また、把持部(1)の方が作用部(2)よりも大き
いのでバランスがよく、かき混ぜやすい。なお、図示の
ものはマドラーであるため、作用部(2)の先端はフラ
ットな細長い楕円形状になっているが、作用部(2)の
先端形状はフォーク、ナイフ、スプーン等、飲食のため
に必要な任意の形状に成形されるものである。
【0011】何れにしても、本発明の飲食用具は、飲食
するために必要な機能を有する作用部が、環状の把持部
内に位置するように、即ち環状把持部で周囲を覆われる
ように成形されるため、把持部が作用部よりも必ず大き
くなり、手で持って扱うときの取り扱い性が非常によ
い。また、金型で成形する際にも、コンパクトな薄い平
板状に成形できるため、成形性が非常によく、樹脂量も
少なくて済む。したがって、従来よりも低コストで多量
に生産することができる。また、成形後に袋詰めする場
合にも従来のように2つに折り畳むような工程が不要で
あるため、加工賃が安く済む利点がある。
【0012】
【発明の効果】以上、本発明の飲食用具によれば、環状
の把持部の内方側に、飲食するために必要な機能を有す
る作用部をヒンジ部を介して一体的に連設し、使用時に
は、その作用部をヒンジ部によって外方側に折り返し、
任意の嵌合手段によってその作用部を把持部に固定する
ように構成したので、把持部が作用部よりも必ず大きく
なり、手で持って扱うときの取り扱い性が非常によい。
また、把持部と作用部を平板状に成形したので、樹脂量
が少なくて済み、かつ金型での成形性もよくなって、低
コストな生産が実現できる。そして、作用部や把持部の
周縁に補強用のリブを設けたので、ポリプロピレンなど
の材質で作製しても十分に強度を持たせることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明にかかる第1実施例のマドラー
の平面図 (b)は(a)のX−X断面図 (c)は(a)のY−Y断面図
【図2】(a)は図1のマドラーの使用状態を示す平面
図 (b)は(a)の側面図
【図3】(a)は本発明にかかる第2実施例のマドラー
の平面図 (b)は(a)のX−X断面図 (c)は(a)のY−Y断面図
【図4】(a)は図3のマドラーの使用状態を示す平面
図 (b)は(a)の側面図
【図5】(a)は本発明にかかる第3実施例のマドラー
の平面図 (b)は(a)のX−X断面図 (c)は(a)のY−Y断面図
【図6】(a)は図5のマドラーの使用状態を示す平面
図 (b)は(a)の側面図
【符号の説明】
1 把持部 2 作用部 3 ヒンジ部 4 突起 5 挿通孔 6 係合リブ 7 係止部 8 リブ 9 リブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小坂 智洋 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 大日本印刷株式会社内 Fターム(参考) 3B115 AA02 AA22 AA28 BA02 BA10 BA12 BA16 DA09 EA02

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 環状の把持部の内方側に、飲食するため
    に必要な機能を有する作用部をヒンジ部を介して一体的
    に連設し、使用時には該作用部をヒンジ部によって外方
    側に折り返し、任意の嵌合手段によってその作用部を把
    持部に固定するように構成したことを特徴とする飲食用
    具。
  2. 【請求項2】 前記把持部と作用部を平板状に成形した
    ことを特徴とする請求項1に記載の飲食用具。
  3. 【請求項3】 前記作用部に補強用のリブを設けたこと
    を特徴とする請求項2に記載の飲食用具。
  4. 【請求項4】 前記把持部の周縁に補強用のリブを設け
    たことを特徴とする請求項2又は3に記載の飲食用具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2020500638A (ja) * 2016-12-27 2020-01-16 シージェイ チェイルジェダン コーポレーションCj Cheiljedang Corporation 使い捨て折りたたみ式食事道具
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