JPH0511175Y2 - - Google Patents

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JPH0511175Y2
JPH0511175Y2 JP1987170259U JP17025987U JPH0511175Y2 JP H0511175 Y2 JPH0511175 Y2 JP H0511175Y2 JP 1987170259 U JP1987170259 U JP 1987170259U JP 17025987 U JP17025987 U JP 17025987U JP H0511175 Y2 JPH0511175 Y2 JP H0511175Y2
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JP
Japan
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lid
container
hook
fitting part
tongue piece
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JP1987170259U
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案はスーパーマーケツト或いは商店におい
て食料品、小物等を入れる蓋付容器に関する。
従来の技術 店頭に並べられている蓋付容器特に樹脂製容器
は種々の形状のものが知られており、例えば実開
昭62−76147号の第1図2の容器は蓋と容器とが
完全に分離する形をとつている。さらに同第1図
1の容器は蓋と容器とが一体となした形をとつて
いる。
考案が解決しようとする課題 前者のものは蓋を開けたとき離れてしまい紛失
する恐れがあり、また落ちて汚れて洗わないと蓋
ができないという問題がある。さらによく似た
形、大きさのものがあるとき、離れた蓋がどの容
器のものであつたのか判別でき難くなるという問
題がある。
後者のものは長方形のパツク容器の一辺全部が
連なつたものである。このため洗浄するとき蓋の
取外しができないので不便である。そして蓋と容
器が一体に形成されているため厚みが同じであ
り、どちらかを厚く強度の高いものにしよとする
こと、或いは蓋と容器とを別々に印刷することが
不可能であるという問題がある。
問題点を解決するための手段 口縁の外方に延在した断面が鉤状となる屈曲部
2の下半分に内側に凹となる環状凹部3が形成さ
れるとともに口縁の対角の2個所で外方に伸びる
舌片4,7が形成された容器1と、該容器1の屈
曲部2の外周に嵌合する外縁部12に前記環状凹
部3に嵌合する内方凸部13が円周方向に点在し
て形成されるとともに容器1に被冠されたとき前
記舌片4,7と対応する位置に外方に延びる舌片
14,16が形成された別成形の蓋11とでな
り、容器と蓋との前記両舌片の連結側となる対応
する1組4,14の容器の舌片4の基部に折り曲
げ用の薄肉部6が形成されるとともにその外側に
底が拡がる断面ばち状で前記薄肉部6と平行な小
判形の凹嵌合部5でなるホツクの雌が形成され、
蓋の舌片14に前記凹嵌合部5に対応する位置に
凹嵌合部5に嵌合する先が拡がる断面ばち状で円
形の凸嵌合部15でなるホツクの雄が形成され、
開放時のつまみとなる側の1組の舌片7,16が
つまみ易い程度に位相をずらして形成されてな
り、容器1と蓋11とがホツクによつて着脱可能
に連結されるものである。
実施例 以下本考案の実施例を第1図〜第4図にもとづ
き説明する。
熱可塑性樹脂を用いシート成形でつくられた容
器1は型から離形し易いように僅かにテーパがつ
けられ口部が開く形の断頭角錐状につくられ、口
縁は補強のため外方に鉤状となされた屈曲部2が
形成されて、その外周部が蓋11との嵌合部とな
る。この屈曲部2は下半分は内側に凹となる環状
凹部3に形成されている。そしてその下端の1個
所若しくは数個所に直角に側方に突出する舌片4
が本例では1個所の角位置に形成されている。こ
の舌片4には舌片を含まない容器1の対角線とほ
ぼ平行にホツクの雌となる長い小判形の凹嵌合部
5が形成されている。凹嵌合部5は底が拡がる断
面ばち状につくられている。そしてこの舌片4の
基部は長い小判形の凹嵌合部5と平行な薄肉部6
を形成して容易に折れ曲げられるようにされてい
る。さらに舌片4と対角位置の角部には蓋11が
開け易いように屈曲部2の下端に側方に直角に突
出するつまみとなる舌片7が形成されている。
この容器1に被冠される蓋11は容器1の屈曲
部2の外周に密に嵌合する外縁部12が形成さ
れ、その下半分の位置には蓋11が被冠したとき
容器1の環状凹部3に嵌合する内方凸部13が形
成されている。この内方凸部13は型離れを考慮
して円周上ほぼ等分位置に複数個が点在されてい
る。
さらに蓋11を容器1に被冠したとき舌片4と
対応する位置でほぼ同じ大きさの舌片14が外縁
部12の下端縁から直角に側方に突出するように
形成されていて、凹嵌合部5に対応する位置のほ
ぼ中央に嵌合する凸嵌合部15が下側に形成され
ている。そして凸嵌合部15の断面は底が開くば
ち状をして凹嵌合部5の巾より僅か例えば0.3〜
0.5mm大径につくられている。また容器1の舌片
7に対応する位置に外縁部12の下端縁から側方
直角に突出する舌片16が形成されている。そし
て舌片7,16はそれぞれつまみ易いように先端
部の位相をずらせてあることが好ましい。
作 用 容器1にスーパーマーケツトなどの準備室で例
えば一人分のお惣菜がつめられて蓋11が容器1
上に載せられ、ホツクとなる舌片4の凹嵌合部5
と舌片14の凸嵌合部15とを上下より圧して嵌
合させるとともに、蓋11の外縁部12を容器1
の屈曲部2の外周に嵌合させ環状凹部3に内方凸
部13を嵌着させる。
容器中身を取り出すために舌片7を右手で舌片
16を左手でつまみ、上下に開けると内方凸部1
3の嵌合が外される。蓋11を持ち上げるとホツ
クとなる嵌合部は連結したままであつて舌片4の
薄肉部6において折り曲げられ支障なく中身が取
り出しうる。蓋11を取り外したいときはホツク
となる嵌合部を引き離すことによつて容易に外す
ことができる。
ホツクとなる嵌合部は対角線上に2個或いは円
周等分位置に数個所設けてもよい。容器、蓋を多
角形としてその一辺にホツクの嵌合部を有する舌
片を複数個設け対辺には開閉用の舌片を設けるこ
とも自由である。また、対角位置に2個のホツク
の嵌合部を有する舌片を設け、一方を蓋のヒンジ
用として他方を閉じた蓋の固定用とすることも自
由である。
さらに他の実施例を第5図〜第8図にもとづき
説明し、先の実施例と同じ部分には同符号を付し
て説明を省略する。
この容器、蓋は必ず熱可塑性樹脂が用いられ容
器1の舌片7と蓋11の舌片16とを対応位置に
設け舌片7の基部には薄肉部6を形成する。舌片
7と16の7aと16a位置においてスポツト的
に熱シールして容器と蓋とを連結する。さらに舌
片4と14のそれぞれ反対側に突部4a,14a
を形成してホツク嵌合した蓋11を開けるときの
取手とする。
なお容器、蓋は丸形にすることも自由であり、
シート成形でなく射出成形によつて製作すること
も可能であつて、このものはヨーグルト、ジヤ
ム、マーガリン容器に適する。また容器、蓋は硬
質紙を形成によつてつくることも可能である。
効 果 以上詳述したように本考案はシート成形の容器
と別成形したシート成形の蓋に連結自在なホツク
による嵌合部を設けたので、しばしば開閉する場
合に蓋が離れて失つたり、汚れたりする恐れがな
く取り扱いが容易となる。またパツク容器のよう
に閉止時に特にゴム輪、セロテープを貼らないと
蓋がはねるとい不都合もない。
またホツク連結であるので薄肉フイルムを用い
たシート成形ができるので射出成形品に比べては
るかにコストを安くすることができる。
さらに強度をもたせたい時、蓋と容器の材質、
肉厚を変え、或いは商品を判別し易いように色分
けしたいときシート材を自由に選ぶことができ幅
広く対応できる。また容器と蓋とに別々の印刷が
可能である。さらにイージオープン可能な容器に
取り入れることにより蓋を開けたあとの固定が容
易であり、何回か開閉する必要あるときの蓋の固
定が容易且つ復元性がよく確実である。そして容
器の口にフイルムシールをしたあと蓋をすること
も可能である効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は容器の平面図、第2図は左半分を断面
で示した容器の側面図、第3図は蓋の平面図、第
4図は左半分を断面で示した蓋の側面図、第5図
は他の実施例の容器の平面図、第6図は同じく左
半分を断面で示した容器の側面図、第7図は他の
実施例の蓋の平面図、第8図は同じく左半分を断
面で示した蓋の側面図である。 1……容器、2……屈曲部、3……環状凹部、
4,7,14,16……舌片、5……凹嵌合部、
11……蓋、12……外縁部、13……内方凸
部、15……凸嵌合部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 口縁の外方に延在した断面が鉤状となる屈曲部
    2の下半分に内側に凹となる環状凹部3が形成さ
    れるとともに口縁の対角の2個所で外方に伸びる
    舌片4,7が形成された容器1と、該容器1の屈
    曲部2の外周に嵌合する外縁部12に前記環状凹
    部3に嵌合する内方凸部13が円周方向に点在し
    て形成されるとともに容器1に被冠されたとき前
    記舌片4,7と対応する位置に外方に延びる舌片
    14,16が形成された別成形の蓋11とでな
    り、容器と蓋との前記両舌片の連結側となる対応
    する1組4,14の容器の舌片4の基部に折り曲
    げ用の薄肉部6が形成されるとともにその外側に
    底が拡がる断面ばち状で前記薄肉部6と平行な小
    判形の凹嵌合部5でなるホツクの雌が形成され、
    蓋の舌片14に前記凹嵌合部5に対応する位置に
    凹嵌合部5に嵌合する先が拡がる断面ばち状で円
    形の凸嵌合部15でなるホツクの雄が形成され、
    開放時のつまみとなる側の1組の舌片7,16が
    つまみ易い程度に位相をずらして形成されてな
    り、容器1と蓋11とがホツクによつて着脱可能
    に連結されることを特徴とする蓋付容器。
JP1987170259U 1987-11-07 1987-11-07 Expired - Lifetime JPH0511175Y2 (ja)

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JP1987170259U JPH0511175Y2 (ja) 1987-11-07 1987-11-07

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Publication Number Publication Date
JPH0176433U JPH0176433U (ja) 1989-05-23
JPH0511175Y2 true JPH0511175Y2 (ja) 1993-03-18

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP7021778B2 (ja) * 2018-11-28 2022-02-17 シーピー化成株式会社 包装用容器

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4533048Y1 (ja) * 1967-06-16 1970-12-17
JPS5624460B2 (ja) * 1977-06-10 1981-06-06
JPS6225692B2 (ja) * 1982-03-29 1987-06-04 Union Carbide Corp

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