JP2001314302A - 飲食用具 - Google Patents

飲食用具

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JP2001314302A
JP2001314302A JP2000137341A JP2000137341A JP2001314302A JP 2001314302 A JP2001314302 A JP 2001314302A JP 2000137341 A JP2000137341 A JP 2000137341A JP 2000137341 A JP2000137341 A JP 2000137341A JP 2001314302 A JP2001314302 A JP 2001314302A
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JP2000137341A
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Kensaku Ami
健作 網
Masayasu Hayashi
正保 林
Tomohiro Kosaka
智洋 小坂
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低コストで生産可能な使い捨ての飲食用具の
提供を課題とする。 【解決手段】 把持部の一端にクリップ部を一体的に形
設するとともに、他端にそのクリップ部と対向するよう
に、飲食するために必要な機能を有する作用部をヒンジ
部を介して一体的に連設し、使用時には、その作用部を
ヒンジ部によって外方側に折り返し、任意の嵌合手段に
よってその作用部を把持部に固定するように構成した飲
食用具である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マドラー、フォー
ク、スプーン、ナイフ等として使用できる使い捨ての飲
食用具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば実公平4−27412号公
報で開示されているように、容器等に取り付けられて使
用されるスプーン等の使い捨ての合成樹脂製飲食用具は
知られている。この公報に開示されているスプーンは柄
の部分が2つ折りに成形され、容器に取り付けるときに
は、その2つ折りできる部分を折り畳んで重ね合わせ、
使用時にはその折り畳んだ柄の部分を伸ばして使用する
ようになっている。また、例えばカップ入りのインスタ
ントコーヒー等の場合には、コーヒー、砂糖、ミルク、
マドラー等がカップに同封されるが、この場合の合成樹
脂製マドラーはカップに収納できる大きさでなければな
らず、かつ、お湯を注いでかき混ぜる際には、火傷を防
ぐためにある程度の長さが必要であり、このために、例
えばそのマドラーを上記のように2つ折りに成形した
り、2部材に構成して、使用時にはそれらを接合して長
くするような考案が従来よりされていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、使用時
に伸ばすような2つ折りに成形すると、容器に取り付け
る際には、それらを成形後に2つに折り畳むなどの工程
が必要となり、袋詰めなどをする場合にも、その加工賃
が高くつくなどの問題があった。しかも、その2つ折り
可能な部分を約90度に折り曲げた状態で成形される金
型を作製しなければならないため、金型代が高くつくな
どの問題もあった。また、2部材で構成しても、成形に
必要な樹脂量が増加するので、基本的に使い捨てされる
このような飲食用具にはコスト的に適さないという問題
があった。そこで、本発明は、従来よりも低コストで生
産可能な使い捨ての飲食用具を得ることを目的とするも
のである。
【0004】
【課題を解決するための手段】以上のような目的を達成
するために、本発明は、次のような飲食用具を提供する
ものである。すなわち、把持部の一端にクリップ部を一
体的に形設するとともに、他端にそのクリップ部と対向
するように、飲食するために必要な機能を有する作用部
をヒンジ部を介して一体的に連設し、使用時には、その
作用部をヒンジ部によって外方側に折り返し、任意の嵌
合手段によってその作用部を把持部に固定するように構
成したことを特徴とする飲食用具である。そして、その
把持部と作用部を平板状に成形し、作用部や把持部に補
強用のリブを設けたことを特徴とするものである。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に示す実施例を基に説明するが、本実施例では飲食用具
の一例としてマドラーを例にとる。図1(a)は本発明
にかかる第1実施例のマドラーの平面図、(b)は
(a)の側面図であり、図2(a)は図1(a)のX−
X断面図、(b)は図1(a)のY−Y断面図であり、
図3(a)はそのマドラーの使用状態を示す平面図、
(b)は(a)の側面図である。そして、図4(a)は
本発明にかかる第2実施例のマドラーの平面図、(b)
は(a)の側面図であり、図5(a)は図4(a)のX
−X断面図、(b)は図4(a)のY−Y断面図、
(c)は図4(a)のZ−Z断面図であり、図6(a)
はそのマドラーの使用状態を示す平面図、(b)は
(a)の側面図である。また、図7(a)は本発明にか
かる第3実施例のマドラーの平面図、(b)は(a)の
側面図であり、図8(a)は図7(a)のX−X断面
図、(b)は図7(a)のY−Y断面図、(c)は図7
(a)のZ−Z断面図であり、図9(a)はそのマドラ
ーの使用状態を示す平面図、(b)は(a)の側面図で
ある。そして、図10は本発明にかかるマドラーの実施
態様を説明する斜視図である。
【0006】図1乃至図10で示すように、本発明にか
かる合成樹脂製マドラーは、平板状の把持部(1)の一
端に、カップ(11)等の縁部に挟入して止めるクリッ
プ部(10)が一体的に形設され、他端に、飲食するた
めに必要な機能を有する平板状の作用部(2)が薄肉に
形成したヒンジ部(3)を介して一体的に連設されてお
り、クリップ部(10)の先端と作用部(2)の先端と
が若干の間隙を隔てて互いに対向するような状態に、金
型で成形されるようになっている。そして、使用時に
は、作用部(2)をヒンジ部(3)によって外方側に約
180度折り返し、任意の嵌合手段によって、その作用
部(2)を把持部(1)に固定するようになっている。
図1乃至図9はその嵌合手段が異なる実施例を示すもの
であり、次にその説明をする。
【0007】まず、図1乃至図3で示す嵌合手段は、作
用部(2)におけるヒンジ部(3)の近傍に円柱状の突
起(4)を設け、作用部(2)を折り返したときに、そ
の突起(4)が当接する把持部(1)の端部に挿通孔
(5)を穿設して、両者が嵌合するように構成したもの
であって、突起(4)が容易に抜けないように、挿通孔
(5)の径が突起(4)の径よりも若干小さめになって
いるものである。また、図4乃至図6で示す嵌合手段
は、把持部(1)の端部に一対の係合リブ(6)を対向
突設し、作用部(2)を折り返したときに、その係合リ
ブ(6)間に係止されるようにしたものであって、この
場合は、係合リブ(6)の間隔が作用部(2)の幅より
も若干小さく成形されるか、あるいは係合リブ(6)の
両方又はどちらか一方の上端部が鈎状に屈曲成形され
て、作用部(2)が容易に外れないようになっているも
のである。
【0008】そして、図7乃至図9で示す嵌合手段は、
作用部(2)の所定位置に、上端が鈎状に屈曲成形され
た係止部(7)を突設し、作用部(2)を折り返したと
きに、その係止部(7)の上端が把持部(1)の周縁に
係止されるようにしたものであって、把持部(1)の周
縁に、きつく嵌合されるようにしたものである。本発明
において、作用部(2)を把持部(1)に固定するため
の嵌合手段は、樹脂量が少なくて済み、かつ誰でも簡単
に嵌合の仕方がわかるようなものであれば、どのような
嵌合手段を採用してもよく、図示されたものに限定され
るものではない。
【0009】また、本発明にかかる飲食用具の材質とし
ては、ポリスチレン(PS)、ポリプロピレン(P
P)、ポリエチレン(PE)、ポリアセタール(PO
M)などの熱可塑性樹脂が考えられるが、ヒンジ部
(3)を形成する必要があることからポリプロピレン
(PP)が最も好ましい。しかしながら、ポリプロピレ
ン(PP)では強度的に弱くなってしまうので、本発明
では、補強用のリブを適宜箇所に設けている。すなわ
ち、各図で示すように、作用部(2)にリブ(8)を設
けるとともに、把持部(1)にリブ(9)を設けてい
る。リブ(8)はヒンジ部(3)の近傍から作用部
(2)の中央に向かって、作用部(2)の全長の約2/
3位のところまで設けられ、リブ(9)は把持部(1)
の直状になっている部分に所定長設けられている。な
お、これらリブ(8)(9)の幅や突出高さは、約1m
m程度あれば十分である。
【0010】以上のような構成のマドラーによれば、未
使用時、即ち作用部(2)を折り返さないときには、把
持部(1)の長さ分だけしか全長がないため、カップ入
りインスタントコーヒー等に同封する場合に、容易にカ
ップに収納することができ、使用時には作用部(2)を
折り返して全長を長くして使用することができるため、
お湯を注いでかき混ぜるときに、火傷をする心配がな
い。また、把持部(1)にはクリップ部(10)が設け
られているので、カップ(11)等の縁部に簡単に止め
ておくことができ、飲むときに、マドラーを邪魔になら
ないように処置することができる。なお、図示のものは
マドラーであるため、作用部(2)の先端はフラットな
細長い略楕円形状になっているが、作用部(2)の先端
形状はフォーク、ナイフ、スプーン等、飲食のために必
要な任意の形状に成形されるものである。
【0011】何れにしても、本発明の飲食用具は、把持
部に設けたクリップ部の先端と、飲食するために必要な
機能を有する作用部の先端とが互いに対向するように成
形されるため、全体をコンパクトに構成でき、かつ、薄
い平板状に成形できるため、金型での成形性が非常によ
く、樹脂量も少なくて済む。したがって、従来よりも低
コストで多量に生産することができる。また、成形後に
袋詰めする場合にも従来のように2つに折り畳むような
工程が不要であるため、加工賃が安く済む利点がある。
【0012】
【発明の効果】以上、本発明の飲食用具によれば、把持
部の一端にクリップ部を一体的に形設するとともに、他
端にそのクリップ部と対向するように、飲食するために
必要な機能を有する作用部をヒンジ部を介して一体的に
連設し、使用時には、その作用部をヒンジ部によって外
方側に折り返し、任意の嵌合手段によってその作用部を
把持部に固定するように構成したので、未使用時におい
て全体をコンパクトに構成できる。また、把持部と作用
部を平板状に成形したので、樹脂量が少なくて済み、か
つ金型での成形性もよくなって、低コストな生産が実現
できる。そして、作用部や把持部に補強用のリブを設け
たので、ポリプロピレンなどの材質で作製しても十分に
強度を持たせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明にかかる第1実施例のマドラー
の平面図 (b)は(a)の側面図
【図2】(a)は図1(a)のX−X断面図 (b)は図1(a)のY−Y断面図
【図3】(a)は図1のマドラーの使用状態を示す平面
図 (b)は(a)の側面図
【図4】(a)は本発明にかかる第2実施例のマドラー
の平面図 (b)は(a)の側面図
【図5】(a)は図4(a)のX−X断面図 (b)は図4(a)のY−Y断面図 (c)は図4(a)のZ−Z断面図
【図6】(a)は図4のマドラーの使用状態を示す平面
図 (b)は(a)の側面図
【図7】(a)は本発明にかかる第3実施例のマドラー
の平面図 (b)は(a)の側面図
【図8】(a)は図7(a)のX−X断面図 (b)は図7(a)のY−Y断面図 (c)は図7(a)のZ−Z断面図
【図9】(a)は図7のマドラーの使用状態を示す平面
図 (b)は(a)の側面図
【図10】本発明にかかるマドラーの実施態様を説明す
る斜視図
【符号の説明】
1 把持部 2 作用部 3 ヒンジ部 4 突起 5 挿通孔 6 係合リブ 7 係止部 8 リブ 9 リブ 10 クリップ部 11 カップ
フロントページの続き (72)発明者 小坂 智洋 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 大日本印刷株式会社内 Fターム(参考) 3B115 AA00 AA22 BA02 BA10 BA12 BA16 DA09

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 把持部の一端にクリップ部を一体的に形
    設するとともに、他端に該クリップ部と対向するよう
    に、飲食するために必要な機能を有する作用部をヒンジ
    部を介して一体的に連設し、使用時には該作用部をヒン
    ジ部によって外方側に折り返し、任意の嵌合手段によっ
    てその作用部を把持部に固定するように構成したことを
    特徴とする飲食用具。
  2. 【請求項2】 前記把持部と作用部を平板状に成形した
    ことを特徴とする請求項1に記載の飲食用具。
  3. 【請求項3】 前記作用部に補強用のリブを設けたこと
    を特徴とする請求項2に記載の飲食用具。
  4. 【請求項4】 前記把持部に補強用のリブを設けたこと
    を特徴とする請求項2又は3に記載の飲食用具。
JP2000137341A 2000-05-10 2000-05-10 飲食用具 Withdrawn JP2001314302A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006031569A2 (en) * 2004-09-10 2006-03-23 Carla Sumner-Trivisani Clip-on utensils and methods of use therefor
US11674852B1 (en) * 2019-09-06 2023-06-13 Robert T. Lapeyre Stirring paddle with integrated sensor

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WO2006031569A2 (en) * 2004-09-10 2006-03-23 Carla Sumner-Trivisani Clip-on utensils and methods of use therefor
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Effective date: 20070807