JP2001299470A - キャビネットの棚構造 - Google Patents

キャビネットの棚構造

Info

Publication number
JP2001299470A
JP2001299470A JP2000127273A JP2000127273A JP2001299470A JP 2001299470 A JP2001299470 A JP 2001299470A JP 2000127273 A JP2000127273 A JP 2000127273A JP 2000127273 A JP2000127273 A JP 2000127273A JP 2001299470 A JP2001299470 A JP 2001299470A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
shelf
cabinet
support plate
rear end
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000127273A
Other languages
English (en)
Inventor
Masashi Momoi
雅士 桃井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Okamura Corp
Original Assignee
Okamura Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Okamura Corp filed Critical Okamura Corp
Priority to JP2000127273A priority Critical patent/JP2001299470A/ja
Publication of JP2001299470A publication Critical patent/JP2001299470A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Display Racks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 キャビネットを1種類として、仕切板の上下
長が異なる場合でも共用化することができ、かつ棚板の
上下方向の位置を収納物の上下寸法に応じて調節し得る
ようにした安価なキャビネットの棚構造を提供するこ
と。 【解決手段】 キャビネット本体の両側板2の対向面間
に上下位置調節可能に左右両端が支持される棚板3の後
端部に、上下方向を向く支持板6の下端部を、該支持板
6とキャビネット本体の後面板8との間に所要の隙間が
形成されるようにして取付けるとともに、前記棚板3の
上面と支持板6の前面とに、横方向に並ぶ複数の係合孔
13、12a、12bを形成し、これらの係合孔13、
12a、12bに、仕切板5の下端と後端とに形成され
た係止突部13、7a、7bを着脱可能に係合した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばカルテ等を
立てて収納する仕切板を備えるキャビネットの棚構造に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のキャビネットの棚として
は、例えば図5、図6に示されるようなものがあった。
このキャビネット01は、キャビネット01を構成する
両側板02、02間に横架される棚板03に形成された
スリット状の係合孔04(図6参照)に、複数の仕切板
05を、その下端に突設した係止突部06を差し込むこ
とにより立設し、かつ各仕切板05の後端部に後向きに
突設した下向き鉤状の係止爪07を、キャビネット01
本体の後面板08の前面に固着された横杆09に係合し
て構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の棚構造
のように、仕切板05の後端部が、キャビネット01本
体の後面板08に固着された横杆09に係合されるよう
になっていると、仕切板05の上下方向の取付位置が固
定的となるため、棚板03の上下方向の位置を調節する
ことができず、製造時に決定されてしまう。
【0004】そのため、例えば図6中2点鎖線で示され
るように、カルテD等を横置きや縦置きとして収容する
際には、それ用の上下長の異なる仕切板05を取付ける
ために、横杆09の上下位置を異ならせた後面板08を
有するキャビネットを2種類用意しなければならず、不
経済となる。
【0005】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたもので、キャビネットを1種類として、仕切板の
上下長が異なる場合でも共用化することができ、かつ棚
板の上下方向の位置を収納物の上下寸法に応じて調節し
得るようにした安価なキャビネットの棚構造を提供する
ことを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のキャビネットの棚構造は、キャビネット本
体の両側板の対向面間に上下位置調節可能に左右両端が
支持される棚板の後端部に、上下方向を向く支持板の下
端部を、該支持板とキャビネット本体の後面板との間に
所要の隙間が形成されるようにして取付けるとともに、
前記棚板の上面と支持板の前面とに、横方向に並ぶ複数
の係合孔を形成し、これらの係合孔に、仕切板の下端と
後端とに形成された係止突部を着脱可能に係合したこと
を特徴としている。上記構成の本発明によると、仕切板
を、棚板とその後端部に取付けた支持板とにより支持す
るようにしているため、キャビネット本体の後面板に
は、何ら支持部材や係合孔等を設ける必要はなく、仕切
板の上下長が異なっても1種類のキャビネットを共有す
ることができる。また、棚板の上下位置を、収納物の上
下寸法に応じて任意に調節することができる。
【0007】上記装置において、係合孔をスリット状と
するとともに、仕切板の後端の係止突部を下向き鉤状の
係止爪とするのが好ましい。このようにすると、複数の
仕切板の係止爪を支持板の係合孔に係合させると、支持
板と棚板との係合強度が増し、支持板が取付部を中心と
して前後方向に傾くことがなくなる。
【0008】上記装置において、支持板を、ネジにより
着脱可能に棚板に取付けするのが好ましい。このように
すると、棚板と支持板とを分離し、重ねて梱包して運搬
し得るので、コンパクトな荷姿となり、持ち運びが容易
となる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。図1には、本発明の実施例
としてのキャビネットに適用される棚構造が示されてお
り、3は棚板、5は仕切板、6は仕切板5の後端を支持
する支持板、9は棚板3をキャビネットの左右の側板
2、2間に横架するための係止部材をそれぞれ示してい
る。
【0010】本実施例におけるキャビネットの棚板3は
スチール製の板材からなり、例えばA4サイズのカルテ
を縦置きに収納する際に用いられるもので、その左右端
部及び前後端部はそれぞれ図1及び図2に示されるよう
に屈曲されて屈曲片3a、3b、3cがそれぞれ形成さ
れているとともに、その下面前後方向略中央位置には、
長手方向を向く補強杆10が固着されている。また、棚
板3の上面における補強杆10の前方位置には、前後方
向に延びるスリット状の係合孔4が、長手方向に所定間
隔おきに複数形成されている。
【0011】支持板6は、その上端部及び左右端部が屈
曲されて、それぞれ図1及び図2に示されるような後向
きの屈曲片6a、6bが形成されているとともに、その
下端部からは前向きの屈曲片6cが形成されており、こ
の屈曲片6cの上面を棚板3の後端部の屈曲片3aの下
面に当接させた状態で、その下方からネジ11を螺入す
ることにより、下端を棚板3の後端に取付け出来るよう
になっている。
【0012】また、支持板6の前面上下部には、上下方
向に延びるスリット状の係合孔12a、12bが、それ
ぞれ長手方向にわたって所定間隔おきに複数形成されて
いる。
【0013】また、仕切板5の下端には、棚板3の係合
孔4に係合可能な係止突部13が形成されているととも
に、後端には、支持板6の係合孔12a、12bにそれ
ぞれ係合可能な下向き鉤状の係止爪7a、7bがそれぞ
れ突設されている。
【0014】係止部材9は、図1及び図3に示されるよ
うに、棚板3の左右端部に形成される屈曲片3bを下方
から受支するように、棚板3の前後長さとほぼ同寸に形
成される受片9aと、この受片9aの上端前後部に形成
される上向きの係止片9b、9bとから形成されてお
り、この係止片9b、9bを、内外2枚の板材により構
成される側板2の内板2a(図3参照)の前後部に、上
下方向に所定間隔おきに形成される複数のいずれかの孔
部14、14に係止することが出来るようになってい
る。
【0015】次に、このように構成される棚板3のキャ
ビネット本体への取付工程を説明すると、まず、図1及
び図2に示されるように、棚板3の後端部の屈曲片3a
の下面に、支持板6の下端部の屈曲片6cの上面を当接
させた状態で、屈曲片6cの下方からネジ11を螺入し
て、棚板3の後端部に支持板6の下端部を取り付け、こ
のような支持板6を取り付けた棚板3を複数用意してお
く。
【0016】そして側板2の所望の高さ位置に、孔部1
4に係止片9bを係止させることにより複数の係止部材
9を予め取り付けておき、これら左右側に取り付けられ
た係止部材9の受片9a上に、棚板3の左右端部の屈曲
片3bを受支させることにより棚板3を側板2、2間に
横架する。なお、ここで支持板6の上端部に形成された
後向きの屈曲片6aにより、支持板6の後面とキャビネ
ット本体の後面板8との間に所定隙間が確実に形成され
ることになる。
【0017】最後に、仕切板5を、その下端の係合突部
13を棚板3のいずれかの係合孔4に、また、その後端
の係止爪7a、7bを支持板6の係合孔12a、12b
にそれぞれ係合させることにより、所望枚数の仕切板5
を所望の箇所に立設する。これにより、A4サイズのカ
ルテを、棚板3上における各仕切板5間に収納すること
が可能となる。なお、仕切板5を予め棚板3及び支持板
6に取付けた後に棚板3をキャビネット本体に横架して
もよい。
【0018】このように構成される本発明実施例におけ
るキャビネットの棚構造にあっては、仕切板5を、棚板
3とその後端部に取付けた支持板6とにより支持するよ
うにしているため、例えばA4サイズのカルテを横置き
出来る棚を設けようとする場合は、図4に示されるよう
に、上下長さの低い支持板6が取り付けられた前後幅の
広い棚板3を側板2、2間に横架することが出来るた
め、キャビネット本体の後面板8には、何ら支持部材や
係合孔等を設ける必要はなく、仕切板5の上下長が異な
っても1種類のキャビネットを共有することができる。
また、棚板3の上下位置を、収納物の上下寸法に応じて
任意に調節することができる。なお、図4の棚構造は、
棚板3の前後幅や支持板6の上下長さが異なるのみのた
め、その他同様の構成部分に関しては図2に示される棚
構造と同様の符号を付すことにより、ここでの詳細な説
明は省略することにする。
【0019】また、複数の仕切板5の鉤状の係止爪7
a、7bを支持板6の係合孔12a、12bに係合させ
ることで、支持板6と棚板3との係合強度が増し、支持
板6が取付部を中心として前後方向に傾くことがなくな
る。
【0020】また、支持板6を、ネジ11により着脱可
能に棚板3に取付ければ、棚板3と支持板6とを分離
し、重ねて梱包して運搬し得るので、コンパクトな荷姿
となり、持ち運びが容易となる。
【0021】
【発明の効果】本発明によれば、次のような効果が得ら
れる。
【0022】(a)請求項1に記載の発明によれば、仕
切板を、棚板とその後端部に取付けた支持板とにより支
持するようにしているため、キャビネット本体の後面板
には、何ら支持部材や係合孔等を設ける必要はなく、仕
切板の上下長が異なっても1種類のキャビネットを共有
することができる。また、棚板の上下位置を、収納物の
上下寸法に応じて任意に調節することができる。
【0023】(b)請求項2に記載の発明によれば、複
数の仕切板の係止爪を支持板の係合孔に係合させると、
支持板と棚板との係合強度が増し、支持板が取付部を中
心として前後方向に傾くことがなくなる。
【0024】(c)請求項3に記載の発明によれば、棚
板と支持板とを分離し、重ねて梱包して運搬し得るの
で、コンパクトな荷姿となり、持ち運びが容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の棚構造を示す分解斜視図である。
【図2】カルテを縦置きに収納する場合における棚構造
を示す断面図である。
【図3】棚板と側板との取付構造を示す要部正面図であ
る。
【図4】カルテを横置きに収納する場合における棚構造
を示す断面図である。
【図5】従来の棚構造が適用されたキャビネットを示す
斜視図である。
【図6】図5のA−A断面図である。
【符号の説明】
2 側板 2a 内板 3 棚板 3a〜3c 屈曲片 4 係合孔 5 仕切板 6 支持板 6a〜6c 屈曲片 7a、7b 係止爪 8 後面板 9 係止部材 9a 受片 9b 係止片 10 補強杆 11 ネジ 12a、12b 係合孔 13 係止突部 14 孔部 D カルテ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A47F 5/00 A47F 5/00 G

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャビネット本体の両側板の対向面間に
    上下位置調節可能に左右両端が支持される棚板の後端部
    に、上下方向を向く支持板の下端部を、該支持板とキャ
    ビネット本体の後面板との間に所要の隙間が形成される
    ようにして取付けるとともに、前記棚板の上面と支持板
    の前面とに、横方向に並ぶ複数の係合孔を形成し、これ
    らの係合孔に、仕切板の下端と後端とに形成された係止
    突部を着脱可能に係合したことを特徴とするキャビネッ
    トの棚構造。
  2. 【請求項2】 係合孔をスリット状とするとともに、仕
    切板の後端の係止突部を下向き鉤状の係止爪とした請求
    項1に記載のキャビネットの棚構造。
  3. 【請求項3】 支持板を、ネジにより着脱可能に棚板に
    取付けた請求項1または2に記載のキャビネットの棚構
    造。
JP2000127273A 2000-04-27 2000-04-27 キャビネットの棚構造 Pending JP2001299470A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000127273A JP2001299470A (ja) 2000-04-27 2000-04-27 キャビネットの棚構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000127273A JP2001299470A (ja) 2000-04-27 2000-04-27 キャビネットの棚構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001299470A true JP2001299470A (ja) 2001-10-30

Family

ID=18636898

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000127273A Pending JP2001299470A (ja) 2000-04-27 2000-04-27 キャビネットの棚構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001299470A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005007136A (ja) * 2003-05-29 2005-01-13 Itoisinsha:Kk 直立型・傾斜型兼用書架
US8050056B2 (en) 2008-04-10 2011-11-01 General Electric Company Mounting apparatus for electronic components and method of assembly
JP2015128559A (ja) * 2013-12-02 2015-07-16 株式会社 ダイサン 商品仕切り具

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4828425Y1 (ja) * 1970-05-23 1973-08-27
JPS52131213U (ja) * 1976-03-31 1977-10-05
JPS54162791U (ja) * 1978-04-29 1979-11-14
JPS5625548U (ja) * 1979-08-07 1981-03-09

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4828425Y1 (ja) * 1970-05-23 1973-08-27
JPS52131213U (ja) * 1976-03-31 1977-10-05
JPS54162791U (ja) * 1978-04-29 1979-11-14
JPS5625548U (ja) * 1979-08-07 1981-03-09

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005007136A (ja) * 2003-05-29 2005-01-13 Itoisinsha:Kk 直立型・傾斜型兼用書架
US8050056B2 (en) 2008-04-10 2011-11-01 General Electric Company Mounting apparatus for electronic components and method of assembly
JP2015128559A (ja) * 2013-12-02 2015-07-16 株式会社 ダイサン 商品仕切り具

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6431090B1 (en) Adjustable shelving with tiltable shelves
JP2001299470A (ja) キャビネットの棚構造
JP3052118B2 (ja) 書 棚
JP4675609B2 (ja) 棚装置の棚板取付装置
US4944412A (en) Element for slanted desk top rack
JPH083032Y2 (ja) 電子機器用ラックのレール取付装置
JP3186672B2 (ja) 収納庫
JP2001029152A (ja) 棚板及びこれを用いた書架
JPH08173283A (ja) 陳列棚装置
JP4050167B2 (ja) 間仕切パネル装置
JP2002119336A (ja) パネル
JPH0130126Y2 (ja)
JP3120729U (ja) 商品陳列台
JP4025077B2 (ja) 商品陳列台
JP3700594B2 (ja) 収納棚の仕切装置
JP4287192B2 (ja) 家具における側面カバーの取付構造
JPS628778Y2 (ja)
JP3391281B2 (ja) 棚及びこれを用いたワゴン
JP3412294B2 (ja) 棚装置
JP3655518B2 (ja) オプション部材の取付構造
JPH0866247A (ja) 棚の奥行き寸法調節装置
JP3267255B2 (ja) コンセント取付構造
JP2001037558A (ja) 収納棚の仕切装置
JP2519664Y2 (ja) 棚受装置
JP3916980B2 (ja) 陳列用ラック及び陳列用ラックの組合せ方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070327

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100216

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100615