JP2001299260A - 豆乳製造器 - Google Patents
豆乳製造器Info
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- JP2001299260A JP2001299260A JP2000127631A JP2000127631A JP2001299260A JP 2001299260 A JP2001299260 A JP 2001299260A JP 2000127631 A JP2000127631 A JP 2000127631A JP 2000127631 A JP2000127631 A JP 2000127631A JP 2001299260 A JP2001299260 A JP 2001299260A
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Abstract
子や非水溶性成分の焦げ付き等を低減できる豆乳製造器
を提供すること。 【解決手段】 本体1に設けられたヒータ5に容器15を
載置し、この容器内に水を貯めると共にフィルタ30,31
で囲まれたバスケット23に大豆を収容して保持し、この
バスケット23内の粉砕刃29を電動機11で回転させること
で大豆を粉砕し、大豆成分を水中に抽出及び懸濁させ
る。そして、粉砕刃29の端部に、回転方向に対して後部
が上方に傾斜した傾斜部29aを設けることによって、大
量の大豆をバスケット23内で循環させて残らず粉砕する
ことができ、豆乳中の大豆成分濃度を高くすることがで
きる。また、前記容器15の底部に均熱層16を形成するこ
とで、ヒータ5からの熱が均熱層16を経て容器15の底部
に平均的に伝わり、非水溶性成分や大豆粒子等の焦げ付
きが抑制される。
Description
間で簡単に豆乳を製造することができる豆乳製造器に関
するものである。
器としては、電動機と、この電動機によって駆動される
粉砕刃と、この粉砕刃を内部に有すると共に外周にフィ
ルタを有するバスケットと、このバスケットを収容する
容器と、この容器内を加熱するヒータとで構成されたも
のである。そして、これらの豆乳製造器においては、容
器内部に水を溜め、バスケット内部に大豆を入れて下部
本体内部に挿入した後、電動機を作動させてバスケット
内の大豆を粉砕して大豆の水溶性成分を水に溶出させる
と共に非水溶性成分を水中に分散させ(粉砕段階)、前
記ヒータを通電して大豆の成分が溶出及び分散した水を
加熱することにより、大豆の生臭さを除去すると同時に
殺菌を行い(加熱段階)、以上の段階が終了した後、バ
スケットを容器から取り去ることで豆乳を製造してい
る。
と加熱処理を同じ容器内で行うものでは、豆乳中の大豆
成分濃度は低く、JASで規定された8%に対して半分
程度であるばかりでなく、大豆の生臭さが残るという問
題があった。これは、従来の豆乳製造器では粉砕された
大豆がバスケット内でフィルタを隔てて水に浸かってい
るため、容器内の水がバスケット内を充分循環せず、こ
のためバスケット内部の温度も上がり難く、大豆成分が
水中に充分溶出及び分散しないためである。このため、
大豆成分濃度を上げるには、水に対し大豆を多くするこ
とが考えられるが、以下のような問題がある。即ち、大
豆を多く粉砕するためにはバスケット自体を大きくする
ことになるが、バスケットの径を大きくして粉砕刃を大
きくすると、電動機に大きな負荷が加わるため、高価で
大きな電動機を使用する必要がある。また、バスケット
の高さを高くすると、バスケット上部の大豆が粉砕され
ずに残る虞が生ずる。
ィルタの網目を通過して豆乳内に混じり、容器内底に沈
殿してヒータの熱で焦げ付くことが多く、掃除が大変で
あった。これは特に、大豆の周りの水温が高い状態で大
豆を粉砕すると、大豆が細かな粒子に粉砕されやすい傾
向にあり、この大豆粒子が容器内底に沈降することで起
こりやすかった。
分濃度を高くできると共に、容器内底での大豆粒子や非
水溶性成分の焦げ付き等を低減できる豆乳製造器を提供
することを目的とする。
内部に電動機を設けた本体と、この本体に対して着脱自
在に設けられる容器と、フィルタを介して内外が連通す
ると共に前記容器内に保持されるバスケットと、このバ
スケット内に設けられると共に前記電動機によって駆動
される粉砕刃と、前記容器を加熱するヒータよりなる豆
乳製造器であって、前記粉砕刃の端部に、回転方向に対
して後部が上方に傾斜した傾斜部を形成したものであ
る。
り、水を溜めた容器内に大豆を収容したバスケットを収
容し、電動機によって粉砕刃を回転させることで、バス
ケット内の大豆が粉砕される。この際、粉砕刃の傾斜部
によってバスケット内の外周側では粉砕した大豆がバス
ケット内上部まで上昇すると共に、バスケット内の中央
部ではバスケット内上部から大豆が降下することにな
り、バスケット内の大豆がバスケット内を循環対流し、
まんべんなく粉砕される。
機を設けた本体と、この本体に対して着脱自在に設けら
れる容器と、フィルタを介して内外が連通すると共に前
記容器内に保持されるバスケットと、このバスケット内
に設けられると共に前記電動機によって駆動される粉砕
刃と、前記容器を加熱するヒータよりなる豆乳製造器で
あって、前記容器が前記ヒータ上に載置可能に構成され
ていると共に、前記容器の少なくとも前記ヒータと対向
する底部に熱良導体金属からなる均熱層を形成したもの
である。
り、ヒータから受けた熱が均熱層全体に平均的に伝わ
り、この均熱層から容器内に熱が伝わるため、容器内底
部が平均的に加熱される。
機を設けた本体と、この本体に対して着脱自在に設けら
れる容器と、フィルタを介して内外が連通すると共に前
記容器内に保持されるバスケットと、このバスケット内
に設けられると共に前記電動機によって駆動される粉砕
刃と、前記容器を加熱するヒータよりなる豆乳製造器で
あって、水中に浸したバスケット内で大豆を粉砕する粉
砕段階と、バスケット内の粉砕された大豆を水中で加熱
する加熱段階と、加熱しながらバスケット内の大豆を攪
拌する攪拌段階を順次行うように制御するものである。
り、水を溜めた容器内に大豆を収容したバスケットを収
容し、電動機によって粉砕刃を回転させることでバスケ
ット内の大豆を粉砕し、ヒータを通電して容器内の水を
加熱することで大豆成分を溶出及び分散し、更に加熱を
続行しながら粉砕刃を回転させて攪拌することで容器内
の湯がバスケット内を循環し、粉砕大豆中に残った大豆
成分が更に溶出及び分散すると共にバスケット内外の温
度がほぼ均一となる。そして、加熱中に粉砕刃を回転さ
せている時間が豆乳製造の工程における終了前の僅かな
時間だけであるばかりでなく、粉砕刃の回転によって容
器内に水流が生じるため、細かい大豆粒子や非水溶性成
分がフィルタの網目を通過して豆乳内に拡散したとして
も沈降しにくく、僅かに沈降したとしても短時間である
ため、容器内底における大豆粒子及び非水溶性成分の焦
げ付きが抑えられる。
図1乃至図3に基づいて説明する。1は本体であり、こ
の本体1は、基部2と、この基部2から立設した立設部
3と、この立設部3に取り付けられて支えられる頭部4
とで側面略コ字状に構成されている。前記基部2にはヒ
ータ5が取り付けられており、このヒータ5は、アルミ
ダイキャスト製のヒータベース6にシーズヒータ7を鋳
込んで形成されている。なお、前記ヒータベース6の上
面は、100φ〜1000φ程度の凸球面状に形成され
ている。また、前記頭部4の内部には、バネ等の弾性部
材8によって上方に付勢された状態で可動部9が支持さ
れることで、この可動部9は上下方向に移動自在に取り
付けられていると共に、この可動部の下端部には短円筒
状の保護枠10が取り付けられている。そして、前記可動
部9には、駆動軸が略垂直となるように電動機11が取り
付けられている。また、前記頭部4の上方には、前記可
動部9に当接すると共に水平方向に回動自在なスイッチ
カバー12が設けられている。更に、前記電動機11の駆動
軸の下端には、カップリング13を構成する連結体14が、
前記可動部9の下方で且つ保護枠10内に露出して取り付
けられている。
上部が開口した有底円筒状の容器15が着脱自在に配置さ
れている。この容器15はステンレス鋼製であり、その底
部外面にはアルミニウム板を熔接することで均熱層16が
形成されていると共に、この均熱層16の下面は、前記ヒ
ータベース6の上面と密着するように、切削等で100
φ〜1000φ程度の凹球面状に形成されている。この
ように均熱層16を設けるのは、容器15がステンレス鋼を
絞り加工することで形成されているため、加工精度が出
しにくく、ステンレス鋼だけで容器15を形成した場合、
ヒータベース6と接触する面積が小さくなってしまう虞
があるためである。そして、ステンレス鋼製の容器15の
底部がヒータベース6と狭い範囲で接触してしまうと、
ヒータベース6と接した部分だけが高温になってしまう
という虞があるが、均熱層16を形成し、更にこの均熱層
16の下面をヒータベース6の上面と密着するように10
0φ〜1000φ程度の凹球面状にすることで、ヒータ
5からの熱が均熱層16に平均的に伝わり、更に容器15の
底部に平均的に伝えられる。また、前記容器15の側面に
は把持部17が取り付けられていると共に、容器15の上部
には蓋体18が着脱自在に取り付けられている。この蓋体
18は、略中央に凹部19が形成されていると共に、この凹
部の中央に貫通孔20が形成されている。なお、前記凹部
19は前記保護枠10よりも僅かに径大に形成されている。
また、前記蓋体18の下側には一対のセンサ電極21,22が
取り付けられている。
ット23が着脱自在に取り付けられている。このバスケッ
ト23は、吊下部24と、側面及び下方が開口した収容部25
と、この収容部25の下方開口部に取り付けられる蓋体26
とで構成されている。そして、前記吊下部24には従動軸
27が回転自在に取り付けられている。この従動軸27の上
端には、前記連結体14と噛み合ってカップリング13を構
成する連結体28が取り付けられている。そして、この連
結体28は、前記バスケット23を蓋体18に取り付けた際
に、前記貫通孔19から露出する。また、前記従動軸27の
下端は前記収容部25内の下方まで延びており、この従動
軸27の下端には、粉砕刃29が着脱自在に取り付けられて
いる。この粉砕刃29は、図3に示すように、矢印で示し
た回転方向に対して遅れる方向に刃の先端が延びている
と共に、その端部には回転方向に対して後部が上方に傾
斜した傾斜部29aが形成されている。また、前記収容部
25の側面には、網目状のフィルタ30が着脱自在に取り付
けられている。更に、前記収容部25の下方に取り付けら
れる蓋体26にも、網目状のフィルタ31が形成されてい
る。
ず、予め乾燥大豆を5〜7時間水に浸して大豆に吸水さ
せておく。この時、この大豆は前記容器15及びバスケッ
ト23とは別の容器(例えば、ボール等)に浸しておくこ
とが望ましい。そして、この水に浸した大豆を、倒立さ
せると共に粉砕刃29及びフィルタ30を取り付けたバスケ
ット23の収容部25内に収容し、バスケットの蓋体26によ
って開口を塞ぐ。そして、前記バスケット23を容器の蓋
体18に取り付け、水を適量貯めた容器15に収容する。そ
して、この容器15を前記本体1の基部2と頭部4との間
に挿入し、ヒータ5上に載置する。更にスイッチカバー
12を右回りに180度回動すると、図示しない昇降機構
によって可動部9及び電動機11が下方に移動する。そし
て、前記電動機11の軸の下端に取り付けた連結体14が従
動軸27の上端に取り付けた連結体28と噛み合うと共に、
保護枠10の下端が蓋体18の凹部19と接し、これら保護枠
10と蓋体18とでカップリング13が覆われる。同時に、図
示しないスイッチが閉じて電動機11の駆動制御が開始さ
れる。
用いて説明する。まず、スイッチカバー12を回動して図
示しないスイッチを閉じると、粉砕工程が開始される。
この粉砕工程では、前記ヒータ5は5秒間の通電禁止期
間を経て連続通電されると共に、前記電動機11は10秒
間の通電禁止期間を経て断続的かつ周期的に通電され
る。即ち、この電動機11によって、前記粉砕刃29が断続
的かつ周期的に回転させられることになる。これによっ
て、容器15内の水が温められると共に、バスケット23内
に収容した大豆が粉砕刃29によって粉砕されることにな
る。この際、図5に矢印で示すように、粉砕刃29の傾斜
部29aによって、バスケット23内の外周側では粉砕した
大豆がバスケット23内上部まで上昇すると共に、バスケ
ット23内の中央部ではバスケット23内上部から大豆が降
下することになり、大豆がバスケット23内を循環対流
し、まんべんなく粉砕される。このため、バスケット23
内で大量の大豆を残らず粉砕することができ、豆乳中の
大豆成分濃度を高くすることができる。そしてこの粉砕
工程の期間中は、大豆が粉砕されると共にバスケット23
内で攪拌され、この結果、水溶性の大豆成分が温水中に
溶出すると共に、非水溶性の大豆成分も温水中に分散し
た状態となり、一方、大豆滓はバスケット23内に留ま
る。なお、この粉砕工程中は、容器内の水がヒータ5に
よって加熱された状態でバスケット23内の大豆を粉砕す
ることになる。前述したとおり、大豆の周りの温度が高
い状態で大豆を粉砕すると、大豆が細かな粒子に粉砕さ
れる傾向にあるが、粉砕工程中は水温が40℃前後まで
しか上昇しないので、粉砕された大豆中に含まれる必要
以上に細かな粒子が少なく、このため、フィルタ30,31
を通過して容器15外に排出される大豆粒子も少ない。そ
して前記ヒータ5は、粉砕工程の開始から約6分後に連
続通電から断続通電に切り替わり、以降豆乳製造の全工
程終了まで断続的かつ周期的に通電されることになる。
また前記電動機11は、粉砕工程の開始から約8分後に通
電が停止され、加熱工程に移行する。
タ5が断続的かつ周期的に通電されると共に、電動機1
1、即ち粉砕刃29は停止している。そして、この間も大
豆から水溶性成分が溶出すると共に非水溶性成分が分散
し続け、更に、このように加熱を続けることによって、
製造途中の豆乳から生臭さが消える。なお、製造途中の
豆乳の平均温度は80〜90℃程度であるが、容器15内
の底部付近に僅かに非水溶性成分や大豆粒子等が沈降し
ていることによって、底部付近の豆乳が部分的に激しく
沸騰して泡立つことがあるが、前記センサ電極21,22の
両方に同時に泡が接してこの両センサ電極21,22間が通
電すると、前記ヒータ5への通電が停止して豆乳の吹き
こぼれ及び大豆粒子等の焦げ付きが防止される。また、
前記ヒータベース6の上面と密着可能な均熱層16が前記
容器15の外底部に形成されていることによって、ヒータ
5の熱は均熱層16に平均的に伝わると共に容器15の内底
部に平均的に伝わり、容器15内底部に極めて高温になる
部位が生ぜず、この極めて高温になる部位で非水溶性成
分や大豆粒子等が焦げ付くという現象が防止される。そ
して、加熱工程開始から約16分後、再び電動機11が断
続的かつ周期的に通電され、攪拌工程に移行する。
タ5が断続的かつ周期的に通電されると共に、電動機11
も断続的かつ周期的に通電されて粉砕刃29が断続的かつ
周期的に回転する。この時、バスケット23内で粉砕され
た大豆が攪拌されることで、バスケット23外の高温の豆
乳がフィルタ30,31を介してバスケット23内に侵入する
と共に、バスケット23内で大豆成分が更に溶出及び分散
した豆乳がフィルタ30,31を介してバスケット23外に排
出される。このため、大豆成分がより多く豆乳中に含ま
れることになる。なお、バスケット23内で粉砕された大
豆のうち、粒度の細かいものは、フィルタ30,31の目を
通り抜けて容器15内に拡散することになるが、加熱中に
粉砕刃29を回転させている時間が豆乳製造の工程におけ
る終了前の僅かな時間だけであるばかりでなく、粉砕刃
29の回転によって容器15内に水流が生じるため、非水溶
性成分や大豆粒子等が沈降しにくく、僅かに沈降したと
しても短時間であるため、容器15内底における非水溶性
成分や大豆粒子等の焦げ付きが抑えられる。そして、攪
拌工程の開始から約3分後、ヒータ5及び電動機11への
通電が停止される。
りに180度回動すると、図示しない昇降機構によって
可動部9及び電動機11が上方に移動し、そして、前記カ
ップリング13の噛合が解除されると共に、保護枠10の下
端が蓋体18の凹部19から離間し、同時に、図示しないス
イッチが開く。そして、この容器15を前記本体1の基部
2と頭部4との間から取り出し、前記バスケット23を容
器15から取り外すことで豆乳が完成する。なお、前記バ
スケット23内の大豆滓、即ち「おから」は、バスケット
23の蓋体26を取り外して排出する。そして、この「おか
ら」は食用可能である。また、「おから」を排出したバ
スケットは、粉砕刃29及びフィルタ30を取り外すことで
簡単に清掃可能である。
けられたヒータ5に容器15を載置し、この容器内に水を
貯めると共に大豆を収容したバスケット23を宙吊り状態
で保持し、このバスケット23内の粉砕刃29を電動機11に
よって駆動することで、大豆を粉砕し、大豆成分を水中
に溶出及び分散させると共に、フィルタ30,31によって
大豆滓がバスケット23内に留まるようになっており、こ
の粉砕刃29の先端に、回転方向に対して後部が上方に傾
斜した傾斜部29aを形成することによって、大量の大豆
をバスケット23内で循環対流させ、残らず粉砕すること
ができ、豆乳中の大豆成分濃度を高くすることができ
る。
ヒータ5に容器15を載置し、この容器内に水を貯めると
共に大豆を収容したバスケット23を宙吊り状態で保持
し、このバスケット23内の粉砕刃29を電動機11によって
駆動することで、大豆を粉砕し、大豆成分を水中に溶出
及び分散させると共に、フィルタ30,31によって大豆滓
がバスケット23内に留まるようになっており、前記容器
15の底部外面に均熱層16を形成することで、ヒータ5か
らの熱が均熱層16を経て容器15の底部に平均的に伝えら
れるようにすることで、容器15内底部に極めて高温にな
る部位が生ぜず、この極めて高温になる部位で非水溶性
成分や大豆粒子等が焦げ付くという現象が防止される。
た後に短時間の攪拌工程を設け、この攪拌工程において
ヒータ5で容器15内の豆乳を加熱しつつ、バスケット23
内の大豆を粉砕刃29で攪拌することで、大豆成分をより
多く豆乳中に含ませることができ、また、非水溶性成分
や大豆粒子等が沈降しにくく、沈降したとしても短時間
であるため、非水溶性成分や大豆粒子等の焦げ付きが抑
えられる。
るものではなく、発明の要旨の範囲内で種々の変形が可
能である。例えば、前記均熱層はアルミニウム板を熔接
して形成されているが、熱伝導性の高い金属であればア
ルミニウム以外であっても良く、例えば銅であってもよ
い。また、肉厚にメッキをすることで均熱層を形成して
もよい。
設けた本体と、この本体に対して着脱自在に設けられる
容器と、フィルタを介して内外が連通すると共に前記容
器内に保持されるバスケットと、このバスケット内に設
けられると共に前記電動機によって駆動される粉砕刃
と、前記容器を加熱するヒータよりなる豆乳製造器であ
って、前記粉砕刃の端部に、回転方向に対して後部が上
方に傾斜した傾斜部を形成したものであり、水を溜めた
容器内に大豆を収容したバスケットを収容し、電動機に
よって粉砕刃を回転させることで、バスケット内の大豆
が粉砕され、この際、粉砕刃の傾斜部によってバスケッ
ト内の外周側では粉砕した大豆がバスケット内上部まで
上昇すると共に、バスケット内の中央部ではバスケット
内上部からも大豆が降下することになり、バスケット内
の大豆がバスケット内を循環対流し、まんべんなく粉砕
されるので、バスケット内で大量の大豆を残らず粉砕す
ることができ、豆乳中の大豆成分濃度を高くすることが
できる。
機を設けた本体と、この本体に対して着脱自在に設けら
れる容器と、フィルタを介して内外が連通すると共に前
記容器内に保持されるバスケットと、このバスケット内
に設けられると共に前記電動機によって駆動される粉砕
刃と、前記容器を加熱するヒータよりなる豆乳製造器で
あって、前記容器が前記ヒータ上に載置可能に構成され
ていると共に、前記容器の少なくとも前記ヒータと対向
する底部に熱良導体金属からなる均熱層を形成したもの
であり、ヒータから受けた熱が均熱層全体に平均的に伝
わり、この均熱層から容器内に熱が伝わるため、容器内
底部が平均的に加熱されるので、非水溶性成分や大豆粒
子等の焦げ付きが抑えられ、容器の手入れを簡単にでき
ると共に、焦げ付きによる味の低下等を防止できる。
機を設けた本体と、この本体に対して着脱自在に設けら
れる容器と、フィルタを介して内外が連通すると共に前
記容器内に保持されるバスケットと、このバスケット内
に設けられると共に前記電動機によって駆動される粉砕
刃と、前記容器を加熱するヒータよりなる豆乳製造器で
あって、水中に浸したバスケット内で大豆を粉砕する粉
砕段階と、バスケット内の粉砕された大豆を水中で加熱
する加熱段階と、加熱しながらバスケット内の大豆を攪
拌する攪拌段階を順次行うように制御するものであり、
水を溜めた容器内に大豆を収容したバスケットを収容
し、電動機によって粉砕刃を回転させることでバスケッ
ト内の大豆を粉砕し、ヒータを通電して容器内の水を加
熱することで大豆成分を溶出及び分散し、更に加熱を続
行しながら粉砕刃を回転させて攪拌することで容器内の
湯がバスケット内を循環し、粉砕大豆中に残った大豆成
分が更に溶出及び分散すると共にバスケット内外の温度
がほぼ均一となるので、粉砕された大豆から大豆成分を
効率よく抽出でき、豆乳中の大豆成分濃度を高くするこ
とができるばかりでなく、バスケット内の豆乳も充分加
熱されることで大豆の生臭さが除去される。そして、加
熱中に粉砕刃を回転させている時間が豆乳製造の工程に
おける終了前の僅かな時間だけであるばかりでなく、粉
砕刃の回転によって容器内に水流が生じるため、細かい
大豆粒子や非水溶性成分がフィルタの網目を通過して豆
乳内に拡散したとしても沈降しにくく、僅かに沈降した
としても短時間であるため、容器内底における大豆粒子
及び非水溶性成分の焦げ付きが抑えられるので、容器の
手入れを簡単にできると共に、焦げ付きによる味の低下
等を防止できる。
ある。
図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 内部に電動機を設けた本体と、この本体
に対して着脱自在に設けられる容器と、フィルタを介し
て内外が連通すると共に前記容器内に保持されるバスケ
ットと、このバスケット内に設けられると共に前記電動
機によって駆動される粉砕刃と、前記容器を加熱するヒ
ータよりなる豆乳製造器であって、前記粉砕刃の端部
に、回転方向に対して後部が上方に傾斜した傾斜部を形
成したことを特徴とする豆乳製造器。 - 【請求項2】 内部に電動機を設けた本体と、この本体
に対して着脱自在に設けられる容器と、フィルタを介し
て内外が連通すると共に前記容器内に保持されるバスケ
ットと、このバスケット内に設けられると共に前記電動
機によって駆動される粉砕刃と、前記容器を加熱するヒ
ータよりなる豆乳製造器であって、前記容器が前記ヒー
タ上に載置可能に構成されていると共に、前記容器の少
なくとも前記ヒータと対向する底部に熱良導体金属から
なる均熱層を形成したことを特徴とする豆乳製造器。 - 【請求項3】 内部に電動機を設けた本体と、この本体
に対して着脱自在に設けられる容器と、フィルタを介し
て内外が連通すると共に前記容器内に保持されるバスケ
ットと、このバスケット内に設けられると共に前記電動
機によって駆動される粉砕刃と、前記容器を加熱するヒ
ータよりなる豆乳製造器であって、水中に浸したバスケ
ット内で大豆を粉砕する粉砕段階と、バスケット内の粉
砕された大豆を水中で加熱する加熱段階と、加熱しなが
らバスケット内の大豆を攪拌する攪拌段階を順次行うよ
うに制御することを特徴とする豆乳製造器。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2000127631A JP3658276B2 (ja) | 2000-04-24 | 2000-04-24 | 豆乳製造器 |
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JP2000127631A JP3658276B2 (ja) | 2000-04-24 | 2000-04-24 | 豆乳製造器 |
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JP2001299260A true JP2001299260A (ja) | 2001-10-30 |
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Cited By (6)
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