JP2001299121A - 生分解性を有する高分子材料からなる敷き藁代替品 - Google Patents
生分解性を有する高分子材料からなる敷き藁代替品Info
- Publication number
- JP2001299121A JP2001299121A JP2000125148A JP2000125148A JP2001299121A JP 2001299121 A JP2001299121 A JP 2001299121A JP 2000125148 A JP2000125148 A JP 2000125148A JP 2000125148 A JP2000125148 A JP 2000125148A JP 2001299121 A JP2001299121 A JP 2001299121A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- foaming
- substitute
- starch
- blending
- straw
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Housing For Livestock And Birds (AREA)
- Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Biological Depolymerization Polymers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 軽量かつ埃が立たず、使用後も容易に堆肥化
する藁代替品を提供する。 【解決手段】 生分解性樹脂と澱粉系物質をブレンド発
泡した材料から成る敷き藁代替品。ポリ乳酸と澱粉系物
質をブレンド発泡した材料から成る敷き藁代替品。ポリ
乳酸と、澱粉系物質および植物粉粒体とをブレンド発泡
した材料から成る敷き藁代替品。ポリ乳酸と、澱粉系物
質、植物粉粒体および無機物粉とをブレンド発泡した材
料から成る敷き藁代替品。
する藁代替品を提供する。 【解決手段】 生分解性樹脂と澱粉系物質をブレンド発
泡した材料から成る敷き藁代替品。ポリ乳酸と澱粉系物
質をブレンド発泡した材料から成る敷き藁代替品。ポリ
乳酸と、澱粉系物質および植物粉粒体とをブレンド発泡
した材料から成る敷き藁代替品。ポリ乳酸と、澱粉系物
質、植物粉粒体および無機物粉とをブレンド発泡した材
料から成る敷き藁代替品。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、馬、牛等の家畜小
屋に敷く寝藁、園芸での保温・保湿を目的として使われ
る藁等、敷き藁が使用される分野に関する。
屋に敷く寝藁、園芸での保温・保湿を目的として使われ
る藁等、敷き藁が使用される分野に関する。
【０００２】
【従来の技術】敷き藁の主用途には、家畜小屋に敷く寝
藁、園芸用藁等があるが、国内の藁の殆どは脱穀の際に
短くされ、長い藁が入手しにくく、殆どが海外からの輸
入に頼っている。
藁、園芸用藁等があるが、国内の藁の殆どは脱穀の際に
短くされ、長い藁が入手しにくく、殆どが海外からの輸
入に頼っている。
【０００３】また、国内海外に拘わらず、農薬が付着し
ている可能性が大きい。農薬付着藁は、牛馬の体調への
影響、園芸植物への影響、更に藁を堆肥化した物を使用
すことにより土、そして農産物への影響が懸念される。
ている可能性が大きい。農薬付着藁は、牛馬の体調への
影響、園芸植物への影響、更に藁を堆肥化した物を使用
すことにより土、そして農産物への影響が懸念される。
【０００４】たとえば、家畜小屋においては、藁は数回
の繰り返し使用が可能で、堆肥化し易い長所があるが、
搬入時の藁は約２０ｋｇの束状であり、繰り返し使用の
ために天日干し作業が要る。これらの作業はかなりの重
労働である。また、藁を敷く作業では埃が立つ。この様
に藁を扱う場合は作業環境が非常に悪い。現在、このよ
うな藁の欠点を解消した代替品は知られていない。
の繰り返し使用が可能で、堆肥化し易い長所があるが、
搬入時の藁は約２０ｋｇの束状であり、繰り返し使用の
ために天日干し作業が要る。これらの作業はかなりの重
労働である。また、藁を敷く作業では埃が立つ。この様
に藁を扱う場合は作業環境が非常に悪い。現在、このよ
うな藁の欠点を解消した代替品は知られていない。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明の目的
は、上記藁の欠点が解消され、軽量かつ埃が立たず、使
用後も容易に堆肥化する藁代替品を提供することにあ
る。
は、上記藁の欠点が解消され、軽量かつ埃が立たず、使
用後も容易に堆肥化する藁代替品を提供することにあ
る。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明者は前記の課題に
ついて鋭意研究を行った。その結果、生分解性樹脂、特
にポリ乳酸と澱粉系物質をブレンド発泡した材料を藁代
替品として用いれば、軽量かつ埃が立たず、使用後も容
易に堆肥化することを見出し、本発明を完成するに至っ
た。
ついて鋭意研究を行った。その結果、生分解性樹脂、特
にポリ乳酸と澱粉系物質をブレンド発泡した材料を藁代
替品として用いれば、軽量かつ埃が立たず、使用後も容
易に堆肥化することを見出し、本発明を完成するに至っ
た。
【０００７】本発明は、生分解性樹脂と澱粉系物質をブ
レンド発泡した材料から成る敷き藁代替品である。本発
明は、ポリ乳酸と澱粉系物質をブレンド発泡した材料か
ら成る敷き藁代替品である。本発明は、ポリ乳酸と、澱
粉系物質および植物粉粒体とをブレンド発泡した材料か
ら成る敷き藁代替品である。本発明は、ポリ乳酸と、澱
粉系物質、植物粉粒体および無機物粉とをブレンド発泡
した材料から成る敷き藁代替品である。
レンド発泡した材料から成る敷き藁代替品である。本発
明は、ポリ乳酸と澱粉系物質をブレンド発泡した材料か
ら成る敷き藁代替品である。本発明は、ポリ乳酸と、澱
粉系物質および植物粉粒体とをブレンド発泡した材料か
ら成る敷き藁代替品である。本発明は、ポリ乳酸と、澱
粉系物質、植物粉粒体および無機物粉とをブレンド発泡
した材料から成る敷き藁代替品である。
【０００８】
【発明の実施の形態】本発明において、敷き藁代替品用
の高分子材料は、生分解性樹脂及び澱粉系物質を主成分
とする混合物に、必要に応じて発泡剤として水を添加
し、成形機により加熱溶融し、発泡させると共に成形す
ることにより得られる。
の高分子材料は、生分解性樹脂及び澱粉系物質を主成分
とする混合物に、必要に応じて発泡剤として水を添加
し、成形機により加熱溶融し、発泡させると共に成形す
ることにより得られる。
【０００９】本発明において生分解性樹脂としては、化
学的に合成される物、微生物により合成される物、天然
高分子が使用できる。化学的に合成される生分解性樹脂
としては、ポリカプロラクトン、ポリ乳酸、ポリグリコ
ール酸、ポリエチレンサクシネート、ポリブチレンサク
シネート、ポリエチレンアジペート、ポリブチレンアジ
ペート、ポリビニルアルコール等のホモポリマー或いは
これらのコポリマー、これらのホモポリマー或いはコポ
リマーをウレタン結合、カーボネート結合等を導入する
ことにより変性したもの等が挙げられる。
学的に合成される物、微生物により合成される物、天然
高分子が使用できる。化学的に合成される生分解性樹脂
としては、ポリカプロラクトン、ポリ乳酸、ポリグリコ
ール酸、ポリエチレンサクシネート、ポリブチレンサク
シネート、ポリエチレンアジペート、ポリブチレンアジ
ペート、ポリビニルアルコール等のホモポリマー或いは
これらのコポリマー、これらのホモポリマー或いはコポ
リマーをウレタン結合、カーボネート結合等を導入する
ことにより変性したもの等が挙げられる。
【００１０】微生物により合成される生分解性樹脂とし
ては、ポリヒドロキシバリレート、ポリヒドロキシブチ
レート、或いはこれらのコポリマー等が挙げられる。天
然高分子系の生分解性樹脂としては、キチン、キトサ
ン、セルロース或いはこれらの誘導体等が挙げられる。
ては、ポリヒドロキシバリレート、ポリヒドロキシブチ
レート、或いはこれらのコポリマー等が挙げられる。天
然高分子系の生分解性樹脂としては、キチン、キトサ
ン、セルロース或いはこれらの誘導体等が挙げられる。
【００１１】これらの生分解性樹脂は、単独で用いるこ
とも、２種類以上を用いることもできる。これらの生分
解性樹脂の内、より好ましくはポリ乳酸が使用できる。
ポリ乳酸は、動物体への安全性、環境への安全性の点で
特に好ましい。
とも、２種類以上を用いることもできる。これらの生分
解性樹脂の内、より好ましくはポリ乳酸が使用できる。
ポリ乳酸は、動物体への安全性、環境への安全性の点で
特に好ましい。
【００１２】本発明において澱粉系物質としては、白玉
粉、米粉、上新粉、ビーフン、コーンスターチ、タピオ
カ澱粉、キャッサバ澱粉、くず澱粉、米澱粉、サゴ澱
粉、サツマイモ澱粉、ジャガイモ澱粉或いはこれらを酸
化、エーテル化、エステル化、架橋、酵素処理、温熱処
理、酸処理等の方法により処理した化工澱粉等が使用で
きる。これらの澱粉系物質は、単独で用いることも、２
種類以上を用いることもできる。
粉、米粉、上新粉、ビーフン、コーンスターチ、タピオ
カ澱粉、キャッサバ澱粉、くず澱粉、米澱粉、サゴ澱
粉、サツマイモ澱粉、ジャガイモ澱粉或いはこれらを酸
化、エーテル化、エステル化、架橋、酵素処理、温熱処
理、酸処理等の方法により処理した化工澱粉等が使用で
きる。これらの澱粉系物質は、単独で用いることも、２
種類以上を用いることもできる。
【００１３】高湿度条件下での発泡体同士の付着阻害、
剥離性を向上するために、植物粉粒体を配合することが
好ましい。植物粉粒体としては、植物の幹、枝、葉、
根、種子、果実等の粉砕物が使用できる。具体的には、
竹粉、木粉、籾殻粉、椰子殻粉、樹皮粉、パルプ粉、ケ
ナフ粉、紙粉、麻粉、綿粉、トウモロコシの芯の粉砕
物、落花生の殻の粉砕物等が使用できる。これらの植物
粉粒体は、単独で用いることも、２種類以上を用いるこ
ともできる。これらの植物粉粒体の内、より好ましくは
竹粉及び／又は木粉及び／又は籾殻粉を使用することが
できる。竹粉及び／又は木粉及び／又は籾殻粉を使用し
た場合、得られる発泡体の耐湿性がより高い。
剥離性を向上するために、植物粉粒体を配合することが
好ましい。植物粉粒体としては、植物の幹、枝、葉、
根、種子、果実等の粉砕物が使用できる。具体的には、
竹粉、木粉、籾殻粉、椰子殻粉、樹皮粉、パルプ粉、ケ
ナフ粉、紙粉、麻粉、綿粉、トウモロコシの芯の粉砕
物、落花生の殻の粉砕物等が使用できる。これらの植物
粉粒体は、単独で用いることも、２種類以上を用いるこ
ともできる。これらの植物粉粒体の内、より好ましくは
竹粉及び／又は木粉及び／又は籾殻粉を使用することが
できる。竹粉及び／又は木粉及び／又は籾殻粉を使用し
た場合、得られる発泡体の耐湿性がより高い。
【００１４】成形物の気泡の微細化、均一化を高めるた
めに、無機物粉を配合することが好ましい。無機物粉と
しては、タルク、炭酸カルシウム、マイカ、クレー、シ
リカ、ゼオライト、アルミナ等が使用できる。これらの
無機物粉は、単独で用いることも、２種類以上を用いる
こともできる。
めに、無機物粉を配合することが好ましい。無機物粉と
しては、タルク、炭酸カルシウム、マイカ、クレー、シ
リカ、ゼオライト、アルミナ等が使用できる。これらの
無機物粉は、単独で用いることも、２種類以上を用いる
こともできる。
【００１５】本発明において、生分解性樹脂、澱粉系物
質、植物粉粒体および無機物粉のブレンド比は適宜定め
ることができ、特に限定されるものではない。例えば、
生分解性樹脂１００重量部に対し、澱粉系物質１０〜３
２０重量部をブレンドするとよい。植物粉粒体を用いる
場合には、生分解性樹脂１００重量部に対し、１０〜３
２０重量部の植物粉粒体をブレンドするとよい。この範
囲の量の植物粉粒体の使用により、得られる発泡体の耐
湿性が向上し、発泡体同士の付着阻害、剥離性が良好に
なる。無機物粉を用いる場合には、生分解性樹脂１００
重量部に対し、３０重量部以下の無機物粉をブレンドす
るとよい。３０重量部以下の無機物粉の使用により、発
泡体の気泡の微細化及び均一化という効果が得られる。
質、植物粉粒体および無機物粉のブレンド比は適宜定め
ることができ、特に限定されるものではない。例えば、
生分解性樹脂１００重量部に対し、澱粉系物質１０〜３
２０重量部をブレンドするとよい。植物粉粒体を用いる
場合には、生分解性樹脂１００重量部に対し、１０〜３
２０重量部の植物粉粒体をブレンドするとよい。この範
囲の量の植物粉粒体の使用により、得られる発泡体の耐
湿性が向上し、発泡体同士の付着阻害、剥離性が良好に
なる。無機物粉を用いる場合には、生分解性樹脂１００
重量部に対し、３０重量部以下の無機物粉をブレンドす
るとよい。３０重量部以下の無機物粉の使用により、発
泡体の気泡の微細化及び均一化という効果が得られる。
【００１６】発泡剤としての水は、必要に応じて生分解
性樹脂１００重量部に対して、５０重量部以下の量使用
される。５０重量部を超える量を使用すると、得られる
発泡体が収縮する、或いは、発泡倍率が高くなりすぎ、
強度が不十分となる。澱粉系物質や植物粉粒体が目的と
する発泡倍率の発泡体を得る為に十分な水分を含有して
いる場合は、この含有されている水以外に発泡剤として
の水を加える必要はない。
性樹脂１００重量部に対して、５０重量部以下の量使用
される。５０重量部を超える量を使用すると、得られる
発泡体が収縮する、或いは、発泡倍率が高くなりすぎ、
強度が不十分となる。澱粉系物質や植物粉粒体が目的と
する発泡倍率の発泡体を得る為に十分な水分を含有して
いる場合は、この含有されている水以外に発泡剤として
の水を加える必要はない。
【００１７】また、生分解性樹脂、澱粉系物質、植物粉
粒体、水、無機物粉に加え、界面活性剤、酸化防止剤、
紫外線吸収剤、難燃剤、滑剤、離型剤等を添加すること
もできる。
粒体、水、無機物粉に加え、界面活性剤、酸化防止剤、
紫外線吸収剤、難燃剤、滑剤、離型剤等を添加すること
もできる。
【００１８】本発明において、組成物の発泡は従来の非
生分解性樹脂の発泡と同様の方法で行われる。即ち、押
出発泡機或いは射出発泡機等を用い、上記の組成物を加
圧下で加熱、混合、溶融した後に、大気圧下に押し出
す、或いは型内に射出すること等により圧力を下げ水蒸
気圧により発泡成形して発泡体が得られる。
生分解性樹脂の発泡と同様の方法で行われる。即ち、押
出発泡機或いは射出発泡機等を用い、上記の組成物を加
圧下で加熱、混合、溶融した後に、大気圧下に押し出
す、或いは型内に射出すること等により圧力を下げ水蒸
気圧により発泡成形して発泡体が得られる。
【００１９】
【実施例】以下に実施例を挙げて本発明をさらに具体的
に説明するが、本発明はこの実施例に限定されるもので
はない。 ［実施例１］ポリ乳酸（（株）島津製作所製；ラクティ
９０２０）３０重量部とコーンスターチ（敷島スターチ
（株）製；マーメイドＭ−２００）５０重量部と竹粉
（（株）カジノ製；８０メッシュ）２０重量部とタルク
（勝光山鉱業所社製）３重量部と水１０重量部とを配合
し、二軸混練押出機（日立造船（株）製ＨＭＴ５７−２
７；直径５７mm、Ｌ／Ｄ２７）に供給した。シリンダー
温度１８０℃、ダイス温度１５０℃、回転数５００回転
の条件で発泡成形を行い、ダイス出口で発泡体をカッテ
ィングすることにより、発泡倍率が約４０倍の直径約２
０ｍｍ、長さ約３０ｍｍの発泡成形体を得た。
に説明するが、本発明はこの実施例に限定されるもので
はない。 ［実施例１］ポリ乳酸（（株）島津製作所製；ラクティ
９０２０）３０重量部とコーンスターチ（敷島スターチ
（株）製；マーメイドＭ−２００）５０重量部と竹粉
（（株）カジノ製；８０メッシュ）２０重量部とタルク
（勝光山鉱業所社製）３重量部と水１０重量部とを配合
し、二軸混練押出機（日立造船（株）製ＨＭＴ５７−２
７；直径５７mm、Ｌ／Ｄ２７）に供給した。シリンダー
温度１８０℃、ダイス温度１５０℃、回転数５００回転
の条件で発泡成形を行い、ダイス出口で発泡体をカッテ
ィングすることにより、発泡倍率が約４０倍の直径約２
０ｍｍ、長さ約３０ｍｍの発泡成形体を得た。
【００２０】この発泡体２０ｇと水５００ｇを三角フラ
スコに入れ、振とうさせ、１０分後に発泡体を取り出
し、圧力１０ｋｇｆ／ｃｍ2 でプレスした。プレスされ
た発泡体は、発泡体同士で接着されることなく、容易に
きれいに互いに剥離した。
スコに入れ、振とうさせ、１０分後に発泡体を取り出
し、圧力１０ｋｇｆ／ｃｍ2 でプレスした。プレスされ
た発泡体は、発泡体同士で接着されることなく、容易に
きれいに互いに剥離した。
【００２１】次に発泡体１５ｋｇを競走馬の馬房に敷き
詰めた。敷く作業は、発泡体が軽量であるため楽な作業
であり、埃が立つこともなく、作業環境は良好であっ
た。この馬房に馬を１週間入れてテストを行ったが、蹄
への付着もなく、発泡体の入れ替えは、糞部分だけで良
く、作業効率も良好であった。１週間後、馬房内の全発
泡体の除去作業を行ったが、敷き作業と同様に埃が立つ
ことなく、作業環境は良好であった。この馬房で使用し
た発泡体を糞尿と共にコンポスト処理した。約１日後、
発泡体は完全に分解し、良好な堆肥が得られた。
詰めた。敷く作業は、発泡体が軽量であるため楽な作業
であり、埃が立つこともなく、作業環境は良好であっ
た。この馬房に馬を１週間入れてテストを行ったが、蹄
への付着もなく、発泡体の入れ替えは、糞部分だけで良
く、作業効率も良好であった。１週間後、馬房内の全発
泡体の除去作業を行ったが、敷き作業と同様に埃が立つ
ことなく、作業環境は良好であった。この馬房で使用し
た発泡体を糞尿と共にコンポスト処理した。約１日後、
発泡体は完全に分解し、良好な堆肥が得られた。
【００２２】
【発明の効果】本発明によれば、軽量かつ埃が立たず、
使用後も容易に堆肥化する藁代替品が提供される。
使用後も容易に堆肥化する藁代替品が提供される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｃ０８Ｌ 67/04 Ｃ０８Ｌ 67/04 97/02 97/02 101/16 ＺＡＢ 101/16 ＺＡＢ Ｆターム(参考） 2B101 AA01 BB01 BB07 CB01 GB08 4F074 AA01 AA03 AA66 AA68 AC16 AC32 BA34 CA22 CA26 CC04X CC32X CC34Y CC47 DA24 DA46 4J002 AB01W AB04X AB05W AD03W AH003 BE02W CF03W CF18W CF19W DE146 DE236 DJ006 DJ016 DJ036 DJ046 DJ056 GA00
Claims (4)
- 【請求項１】 生分解性樹脂と澱粉系物質をブレンド発
泡した材料から成る敷き藁代替品。 - 【請求項２】 ポリ乳酸と澱粉系物質をブレンド発泡し
た材料から成る敷き藁代替品。 - 【請求項３】 ポリ乳酸と、澱粉系物質および植物粉粒
体とをブレンド発泡した材料から成る敷き藁代替品。 - 【請求項４】 ポリ乳酸と、澱粉系物質、植物粉粒体お
よび無機物粉とをブレンド発泡した材料から成る敷き藁
代替品。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000125148A JP2001299121A (ja) | 2000-04-26 | 2000-04-26 | 生分解性を有する高分子材料からなる敷き藁代替品 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000125148A JP2001299121A (ja) | 2000-04-26 | 2000-04-26 | 生分解性を有する高分子材料からなる敷き藁代替品 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001299121A true JP2001299121A (ja) | 2001-10-30 |
Family
ID=18635153
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000125148A Pending JP2001299121A (ja) | 2000-04-26 | 2000-04-26 | 生分解性を有する高分子材料からなる敷き藁代替品 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001299121A (ja) |
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005059014A1 (ja) * | 2003-12-19 | 2005-06-30 | Eco-Well Co., Ltd | シート用生分解性発泡体及びその製造方法、並びに当該発泡体を用いた生分解性成形品及びその製造方法 |
| WO2009078309A1 (ja) * | 2007-12-19 | 2009-06-25 | Showa Highpolymer Co., Ltd. | 発泡性樹脂組成物及び発泡体 |
| JP2009543549A (ja) * | 2006-07-14 | 2009-12-10 | シボマティック ビーブイ | 粒状の凝集性動物用トイレ砂材料及びその製造方法 |
| KR101032197B1 (ko) | 2010-12-29 | 2011-05-02 | 김용태 | 인조볏짚 제조용 조성물 및 인조볏짚 제조방법 |
| EP2374846A1 (en) * | 2009-01-06 | 2011-10-12 | Showa Denko K.K. | Foamable resin composition and foam |
| JP2018087354A (ja) * | 2018-03-05 | 2018-06-07 | 株式会社ケイケイ | 生分解性樹脂組成物及びその製造方法 |
| CN108289432A (zh) * | 2016-02-01 | 2018-07-17 | 株式会社大贵 | 吸水处理材料及其制造方法 |
| JP2019163487A (ja) * | 2019-06-07 | 2019-09-26 | 株式会社ケイケイ | 生分解性樹脂組成物及びその製造方法 |
| CN112063190A (zh) * | 2020-07-31 | 2020-12-11 | 安徽美盈森智谷科技有限公司 | 绿色环保型包装纸箱内部缓冲用可生物降解材料 |
| CN113278267A (zh) * | 2021-07-07 | 2021-08-20 | 重庆工商大学 | 仿木完全可生物降解复合材料及其制备方法和应用 |
| KR20230173846A (ko) * | 2022-06-20 | 2023-12-27 | 김영균 | 재사용이 가능하며 생분해성이 우수한 친환경 고양이 모래 조성물 |
-
2000
- 2000-04-26 JP JP2000125148A patent/JP2001299121A/ja active Pending
Cited By (18)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100445324C (zh) * | 2003-12-19 | 2008-12-24 | Eco-Well株式会社 | 片材用生物可降解的发泡体及其制造方法、以及使用该发泡体的生物可降解的成型品及其制造方法 |
| WO2005059014A1 (ja) * | 2003-12-19 | 2005-06-30 | Eco-Well Co., Ltd | シート用生分解性発泡体及びその製造方法、並びに当該発泡体を用いた生分解性成形品及びその製造方法 |
| JP2009543549A (ja) * | 2006-07-14 | 2009-12-10 | シボマティック ビーブイ | 粒状の凝集性動物用トイレ砂材料及びその製造方法 |
| WO2009078309A1 (ja) * | 2007-12-19 | 2009-06-25 | Showa Highpolymer Co., Ltd. | 発泡性樹脂組成物及び発泡体 |
| EP2374846A4 (en) * | 2009-01-06 | 2012-06-20 | Showa Denko Kk | FOAMABLE RESIN COMPOSITION AND FOAM |
| EP2374846A1 (en) * | 2009-01-06 | 2011-10-12 | Showa Denko K.K. | Foamable resin composition and foam |
| WO2012091353A3 (ko) * | 2010-12-29 | 2012-10-18 | Kim Wan Sik | 인조볏짚 제조용 조성물 및 인조볏짚 제조방법 |
| WO2012091353A2 (ko) * | 2010-12-29 | 2012-07-05 | Kim Wan Sik | 인조볏짚 제조용 조성물 및 인조볏짚 제조방법 |
| KR101032197B1 (ko) | 2010-12-29 | 2011-05-02 | 김용태 | 인조볏짚 제조용 조성물 및 인조볏짚 제조방법 |
| CN108289432A (zh) * | 2016-02-01 | 2018-07-17 | 株式会社大贵 | 吸水处理材料及其制造方法 |
| EP3412142A4 (en) * | 2016-02-01 | 2019-07-17 | Daiki Co., Ltd. | WATER ABSORBING TREATMENT MATERIAL AND METHOD FOR MANUFACTURING THE SAME |
| JP2018087354A (ja) * | 2018-03-05 | 2018-06-07 | 株式会社ケイケイ | 生分解性樹脂組成物及びその製造方法 |
| JP2019163487A (ja) * | 2019-06-07 | 2019-09-26 | 株式会社ケイケイ | 生分解性樹脂組成物及びその製造方法 |
| CN112063190A (zh) * | 2020-07-31 | 2020-12-11 | 安徽美盈森智谷科技有限公司 | 绿色环保型包装纸箱内部缓冲用可生物降解材料 |
| CN113278267A (zh) * | 2021-07-07 | 2021-08-20 | 重庆工商大学 | 仿木完全可生物降解复合材料及其制备方法和应用 |
| CN113278267B (zh) * | 2021-07-07 | 2022-11-04 | 重庆工商大学 | 仿木完全可生物降解复合材料及其制备方法和应用 |
| KR20230173846A (ko) * | 2022-06-20 | 2023-12-27 | 김영균 | 재사용이 가능하며 생분해성이 우수한 친환경 고양이 모래 조성물 |
| KR102621641B1 (ko) | 2022-06-20 | 2024-01-05 | 김영균 | 재사용이 가능하며 생분해성이 우수한 친환경 고양이 모래 조성물 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US6349499B1 (en) | Artificial mulch for seedling establishment | |
| KR100959690B1 (ko) | 친환경 생분해성 시트 및 이의 제조 방법 | |
| JP2995423B2 (ja) | 生体分解性徐放性放出マトリックス類 | |
| EP2770815B1 (en) | Growth substrate for plants | |
| JP2001299121A (ja) | 生分解性を有する高分子材料からなる敷き藁代替品 | |
| JP2015532334A (ja) | 溶融処理された、ヤシ科に属する木の葉鞘に由来するポリマー組成物 | |
| DE4424946A1 (de) | Geschäumtes stärkehaltiges Material, Verfahren zu seiner Herstellung sowie seine Verwendung | |
| JP4263337B2 (ja) | 生分解性発泡体及びその製造方法 | |
| HU215482B (hu) | Takaróanyag mezőgazdasági és kertészeti talajokhoz | |
| JP2013006403A5 (ja) | ||
| JP2007259768A (ja) | 育苗培地 | |
| KR101174501B1 (ko) | 친환경 기능성 원예용 포트 | |
| JP5280331B2 (ja) | 育苗箱用シート及びその使用方法 | |
| JPH02117319A (ja) | 培地用素材 | |
| JP5986360B2 (ja) | 脱臭剤の製造方法 | |
| US20040037921A1 (en) | Raw material for agricultural use and its applictions | |
| KR100979734B1 (ko) | 생분해성 조성물의 제조방법, 그리고 제조방법을 통해 제조된 생분해성 조성물을 이용한 용기의 제조방법 | |
| JP2003158918A (ja) | 育苗用人工培養土及びその製造方法 | |
| JPH09322658A (ja) | 育苗ポット | |
| JP2013042753A5 (ja) | ||
| ES2662354T3 (es) | Materiales biocompuestos fertilizantes | |
| JPH08208362A (ja) | 発酵堆肥の製造方法 | |
| GB2269378A (en) | Fibrous growth media | |
| JP2004107160A (ja) | 堆肥成形体及びその製造方法 | |
| KR20140117948A (ko) | 자연 분해성 마스터 배치 제조방법 및 이를 이용한 자연 분해성 멀칭 필름 제조방법 |