JP2013042753A5 - - Google Patents

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竹粉の脱臭剤
本発明は竹微粉末を、ペレット化した脱臭・抗菌性を有する商品に関する。
ペット産業の市場規模は、2000年では9,100億円で、2010年では、1兆5,000億円にまで達している。ペット関連総市場の構成要素は、ペットフード・ペット用品・生体・ペット関連サービス(トリミング・ペットホテル・ペットの調教・訓練等)である。
ペット関連総市場に共通して言える問題は、ペット本来の臭い(糞尿臭・獣臭・ホルモン臭・生臭いニオイ(魚臭)餌のニオイ(肉臭))である。
この問題を解決するため、天然素材“竹”を活用し、竹粉での脱臭を開発した
なお、“竹”には、抗菌作用があるためこの性質も合わせて活用する
ところで高度成長期時代から、急速にペットブームがおとずれ多種多様のペットが飼われる用になった。それに伴い、ペット臭及びペットによるアレルギー等が問題になり、飼育環境及び衛生上の改善等を問われる様になった
そこで、竹粉に加工を施し、竹の持っている防臭・抗菌性の展開を行った。
そこで、原料である竹について、以下、述べる。
地球温暖化と他方における森林や山野への管理並びに手入れ不足や放置によって、成長力の旺盛な孟宗竹を初めとする和竹や笹竹等の竹材が、急激且無為に繁殖して地下茎の伸長拡大による他木の栄養分等の奪取ばかりか、急速な伸長と展葉とによる日照遮断により植林はもとより自然育成樹木等にまで育成阻害が随所で発生しており、これによる林業や農業被害は莫大なものに至っている。急激且無為に繁殖する竹材の無償伐採が全国的に要請されるに至っている。
このため該急激且無為に繁殖する竹材を伐採してその再利用化を図る試みが各所でなされているが、この繁殖する竹材の伐採処分量は莫大なものであるから、当然に再利用化のための市場も莫大な規模に亘るものが望ましい。
発明者はかかる状況に鑑み、竹材に多様加工性を保持させる必要上から竹繊維を形成し且その性能について研究を重ねた孟宗竹や和竹或いは笹竹等を予め小片に破砕のうえ加圧押出装置で、少なくともその内部圧力をスクリュー並びにストレーナーで15Kg/cm 2 以上に高めて加圧混練し、且カッターでミンチ状に裁断の上、多数の吐出孔を有るノズルより大気中に吐出膨潤拡散させ解繊された竹繊維チョプドストランドとなす。このことにより、強靭で且優れた屈撓性、寸法安定性とガスの吸着性等の物理的性能に加えて抗菌性や鮮度保持性等の化学的性能も保持するとともに竹繊維チョプドストランドは絡合性にもすぐれことを究明し本発明に至った。
本発明は生竹を微粉末化し、粒状化したペレット品の作抗菌・脱臭・防臭剤に関するものである
上述の課題を解決するため本発明の脱臭剤は、竹粉末を粒状化したペレット品である。さらには、加圧押出装置に加圧混練し、カッターで裁断された竹繊維チョップドストランドを粒状化したペレット品である。
孟宗竹、和竹、笹竹等の竹材を所要の小片に破砕、加圧押出装置により少なくともその内部圧力が15Kg/cm 2 以上で加圧混練し、カッターで裁断し、多孔なノズルより大気中に吐出する。解繊状の竹繊維チョップドストランドを用い、竹粉を粒状化し、ペレット品成型し、抗菌・脱臭・防臭剤とする。
上述の如き製法により、竹材は膨潤拡散して硬組織と柔組織の解体がなされ、細胞壁を形成するセルロースやヘミセルロースもリグニンの固定から解離された状態となり柔軟性や嵩高性増加する。さらに、このセルロースやヘミセルロースの周囲にはデンプン粒が存在するため、微生物の関与が容易となる。
更に竹繊維チョップドストランドが、3mm以下73%、3mm以上17%、5mm以上5%、7mm以上5%であるため長期間の効果が期待できる。表1は悪臭物質の例を示し、表2は竹微粉末の消臭試験結果を示す。
Figure 2013042753
Figure 2013042753
竹粉でのペレット製造方法を示すフローチャートである。 脱臭効果を示す図である。
孟宗竹を予め略20乃至50cm程度に破砕、内部圧力が50Kgcm 2 の加圧押出装置を用いて混練、カッターで裁断し、多孔なノズルより大気中に吐出させ膨潤拡散させる。この竹繊維チョップドストラン粒状化したペレット品に成型した抗菌・脱臭・防臭剤である
以下に本発明実施例を図とともに詳細に説明する。防臭効果に関しては、相互の絡合空隙より容易に実現可能であるばかりか、該竹繊維チョップドストランドには、原始時に抗菌性を有するものであるため、抗菌・脱臭・防臭効果が大である。
放線菌、乳酸菌、リン溶解菌等の作用で、微生物が糖分やミネラルを餌として増殖する。アミノ酸や糖分を多く含んでいるので乳酸菌が増殖する。
また作物体内の硝酸態窒素の減少で硝酸イオン濃度が30〜40%程度低くなるので抗菌・脱臭・防臭効果がでる。
かくしてなる素材要件を具備するは勿論のこと、本発明は、ペット用品に関してコスト的に極めて安価である
近年の温暖化と経済的背景により植林や自然林或いは原野等の森林管理の放置等とも相俟って、特に温暖な九州、四国、山陰、山陽、近畿、東海及び関東の一部にまで孟宗竹や笹竹等の竹材が急激に拡大成長且繁殖しており植林や自然林はもとより果樹園や農地にまで侵入し、栄養分の剥奪と日照の阻害とにより莫大な被害が発生しており、現状では竹材の拡大成長と繁殖に際して管理責任を負う山林、山野の所有者より実質無料にて竹材の伐採要請がなされており、コスト的要件を満足させる素材として提案される。
本発明は竹粉防臭剤として使用でき、例えば、ペット用品として使用できる。
1S 竹の微粉末
2S 高分子吸収体(60倍)
3S ポリマー

Claims (2)

  1. 竹粉末を粒状化したペレット品である脱臭剤。
  2. 加圧押出装置で加圧混練し、カッターで裁断された竹繊維チョップドストランドを粒状化したペレット品である脱臭剤。
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