JP2001298008A - 研磨方法および研磨装置 - Google Patents

研磨方法および研磨装置

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JP2001298008A
JP2001298008A JP2000118558A JP2000118558A JP2001298008A JP 2001298008 A JP2001298008 A JP 2001298008A JP 2000118558 A JP2000118558 A JP 2000118558A JP 2000118558 A JP2000118558 A JP 2000118558A JP 2001298008 A JP2001298008 A JP 2001298008A
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polishing
polished
wafer
cuts
axis
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JP2000118558A
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Shuzo Sato
修三 佐藤
Takashi Suzuki
孝 鈴木
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】作業者の技能により左右されることなく、安定
して高い加工精度を得るこができる研磨方法および研磨
装置を提供する。 【解決手段】理論的(理想的)な除去量を求め、その実
際にCMP加工した場合のプロファイルとの比較から比
例定数kを求めてその値を固定値とし、その後、切削回
数、具体的には、適正な研磨時間tを求め、この他のパ
ラメータとともにコントローラ200に入力し、コント
ローラ200によりたとえば制御信号CTL1をX軸サ
ーボモータ155に供給しウェハ101のX軸方向の速
度制御を行い、制御信号CTL2を主軸スピンドルモー
タ171に供給しえその回転数を制御し、制御信号CT
L3をZ軸サーボモータ177に供給して加工ヘッド1
60のZ軸方向の位置決め制御を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえばウェハの
表面に形成されたメッキ膜や絶縁膜を平坦に研磨する研
磨方法および研磨装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体装置の高集積化、小型化に伴い、
配線の微細化、配線ピッチの縮小化および配線の多層化
が進んでおり、半導体装置の製造プロセスにおける多層
配線技術の重要性が増大している。一方、従来、多層配
線構造の半導体装置の配線材料としてアルミニウムが多
用されてきたが、近年の0.18μmルール以下のデザ
インルールにおいて、信号の伝搬遅延を抑制するため
に、配線材料をアルミニウムから銅に代えた配線プロセ
スの開発が盛んに行われている。銅を配線に使用する
と、低抵抗と高エレクトロマイグレーション耐性を両立
できるというメリットがある。
【0003】たとえば銅を配線に使用するプロセスで
は、あらかじめ層間絶縁膜に形成した溝状の配線パター
ンに金属を埋め込み、CMP(Chemical Mechanical Po
lishing : 化学機械研磨) 法によって余分な金属膜を除
去して配線を形成する、ダマシン(damascene )法と呼
ばれる配線プロセスが有力となっている。このダマシン
法は、配線のエッチングが不要であり、さらに上層の層
間絶縁膜も自ずと平坦なものになるので、工程を簡略化
できるという利点がある。さらに、層間絶縁膜に配線用
溝だけでなく、コンタクトホールも溝として開け、配線
用溝とコンタクトホールを同時に金属で埋め込むデュア
ルダマシン(dualdamascene)法では、さらに大幅な配
線工程の削減が可能となる。
【0004】ここで、上記のデュアルダマシン法による
配線形成プロセスの一例について下記の図を参照して、
説明する。なお、配線材料として銅を用いた場合につい
て説明する。まず、図39(a)に示すように、たとえ
ば、不図示の不純物拡散領域が適宜形成されているシリ
コン等の半導体基板1上に、たとえば酸化シリコンから
なる層間絶縁膜2を、たとえば減圧CVD(Chemical V
apor Deposition )法により形成する。
【0005】次に、図39(b)に示すように、半導体
基板1の不純物拡散領域に通じるコンタクトホールC
H、および半導体基板1の不純物拡散領域と電気的に接
続される所定のパターンの配線が形成される溝Mを公知
のフォトリソグラフィー技術およびエッチング技術を用
いて形成する。
【0006】次に、図39(c)に示すように、バリア
膜4を層間絶縁膜2の表面、コンタクトホールCHおよ
び溝M内に形成する。このバリア膜4は、たとえば、T
a、Ti、TaN、TiN等の材料を公知のスパッタ法
により、形成する。バリア膜4は、配線を構成する材料
が銅で層間絶縁膜2が酸化シリコンで構成されている場
合には、銅は酸化シリコンへの拡散係数が大きく、酸化
されやすいため、これを防止するために設けられる。
【0007】次に、図40(d)に示すように、バリア
膜4上に、銅を公知のスパッタ法により、所定の膜厚で
堆積させ、シード膜5を形成する。次に、図40(e)
に示すように、コンタクトホールCHおよび溝Mを銅で
埋め込むように、銅膜6を形成する。銅膜6は、たとえ
ば、メッキ法、CVD法、スパッタ法等により形成す
る。
【0008】次に、図40(f)に示すように、層間絶
縁膜2上の余分な銅膜6およびバリア膜4をCMP法に
よって除去し、平坦化する。以上の工程により、銅配線
7およびコンタクト8とが形成される。上記したプロセ
スを配線7上で繰り返し行うことにより、多層配線を形
成することができる。
【0009】上述した研磨工程においては、平坦化研磨
装置が用いられる。図41は、従来の平坦化研磨装置の
概略を示す斜視図である。この平坦化研磨装置20は、
研磨布21が上面に貼られた回転可能な円盤状の定盤2
2と、ウェハ10を下面で保持する回転可能であって、
上下動(Z方向)可能な円盤状のマウント板23と、研
磨布21上に研磨液Pを供給するノズル24を備えてい
る。
【0010】このような構成において、先ず、積層配線
パターン用銅膜6が形成されているウェハ10の表面を
下に向けて、ウェハ10の裏面をマウント板23の下面
に接着あるいは真空吸着させる。次に、定盤22とマウ
ント板23を回転させると共に、ノズル24から研磨布
21上に研磨液Pを供給する。そして、マウント板23
を下降させて、ウェハ10の表面を研磨布21上に押し
付け、ウェハ1の表面に形成されている積層配線パター
ン用銅膜6を研磨する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の平坦化
研磨装置20による積層配線パターン用銅膜6の研磨量
は、時間管理されているため不安定であり、研磨終了後
でないと正確な研磨量が判らないという欠点がある。ま
た、研磨精度も、研磨布21の状態等により変化するの
で不安定であり、作業者の経験や勘を頼りにしなければ
ならないという問題がある。
【0012】それに加えて、層間絶縁膜2と、銅膜6お
よびバリア膜4との除去性能が異なることから、配線7
にディッシング、エロージョン(シンニング)、リセス
等が発生しやすいという問題がある。
【0013】ディッシングは、図42(a)に示すよう
に、たとえば、0.18μmルールのデザインルールに
おいて、たとえば、100μm程度のような幅の広い配
線7が存在した場合に、当該配線の中央部が過剰に除去
され、へこんでしまう現象であり、このディッシングが
発生すると配線7の断面積が不足するため、配線抵抗値
不良等の原因となる。このディッシングは、配線材料に
比較的軟質の銅やアルミニウムを用いた場合に発生しや
すい。
【0014】エロージョンは、図42(b)に示すよう
に、たとえば、3000μmの範囲に1.0μmの幅の
配線が50パーセントの密度で形成されているようなパ
ターン密度の高い部分が過剰に除去されてしまう現象で
あり、エロージョンが発生すると、配線の断面積が不足
するため、配線抵抗値不良等の原因となる。
【0015】リセスは、図42(c)に示すように、層
間絶縁膜2と配線7との境界で配線7が低くなり段差が
できてしまう現象であり、この場合にも配線の断面積が
不足するため、配線抵抗値の不良等の原因となる。
【0016】一方、特にダマシン法またはデュアルダマ
シン法では、配線用溝、または配線用溝およびコンタク
トホールを同時に銅で埋め込むため、余分な銅膜6の膜
厚が大きく、かつ銅膜表面には埋め込みによって生じた
凹凸があることから、余分な銅膜6をCMP法によっ
て、効率的に除去しつつ、当該初期段差を緩和する必要
がある。したがって、単位時間当たりの除去量である研
磨レートは、たとえば、500nm/min以上となる
ように要求されており、この研磨レートを稼ぐために
は、ウェーハに対する加工圧力を大きくしたり、エッチ
ング力の強い薬液を用いたり、研磨工具の回転数を上げ
たりすることが考えられるが、いずれの場合でも精度面
では、上記の方法で研磨レートを向上しようとすると、
段差緩和能力(平坦化能力)が低下することが知られて
いる。
【0017】また、図43に示すように、配線表面にス
クラッチSCやケミカルダメージCDが発生しやすくな
り、特に、軟質の銅では発生しやすい。このため、配線
のオープン、ショート、配線抵抗値不良等の不具合の原
因となり、また、上記の方法で研磨レートを向上しよう
とすると、上記のクラック、層間絶縁膜の剥離、ディッ
シング、エロージョンおよびリセスの発生量も大きくな
るという不利益がある。
【0018】また、研磨布21の状態等の変化に起因す
る不安定性をなくし、作業者の経験や勘を頼りにする部
分を可能な限り少なくするためにCMP加工において、
その硬質研磨ホイールによる優れた平坦化性能を得、ソ
フトウエア制御によるいわゆるスキルレスな均一性補正
を実現しようとする研磨装置が実現されている。
【0019】ところが、この装置における均一性補正
は、結局、作業者の経験と勘によるところが大きく、い
わゆるレシピ作成にはかなりの熟練を要しているのが実
状である。これは、円形のウェハに対してリング状のホ
イールを、部分的に接触させて除去するという加工法
が、純粋な部分加工ではなく、ある面積を持ってしまっ
ていることから、除去量を部分的に補正するためのレシ
ピ調整がイメージしにくいことが原因である。
【0020】加えて、熟練した作業者においても、主軸
の傾斜を変化させたりすると、補正時に現れる結果が予
期せぬ状態であったりということが多く、均一性補正に
関しては、各種入力パラメータに対する除去量の変化
が、未だ定量的に関連付けされていないのが現状であ
る。
【0021】すなわち、従来の研磨装置では、ウェーハ
連続処理時の均一性の向上、維持に対して、各種加工パ
ラメータは作業者の経験からくる予測などにより変更・
補正を繰り返し行う必要があり、デバイス製造上のプロ
セスマージンが装置システム的に決定されるのではな
く、作業者の技能により左右される。
【0022】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、作業者の技能により左右される
ことなく、的確にディッシングやエロージョンなどの発
生を防止でき、銅配線などの金属膜を研磨によって平坦
化する際に、初期凹凸の段差緩和能力を維持しつつ、研
磨レートを向上させることができ、安定して高い加工精
度を得るこができる研磨方法および研磨装置を提供する
ことにある。
【0023】
【課題を解決するための手段】上記目的は、本発明は、
研磨手段と被研磨物の表面を所定方向に相対移動して設
定される切削回数をもって平坦に研磨する研磨方法であ
って、各種加工パラメータの影響により創生される被研
磨物表面の除去量分布を、研磨状態によって定まる比例
定数k、および切削回数で規定するプレストンの式に基
づいて求め、上記求めた除去量分布が一様な平坦性を持
つ比例定数kを求め、上記求めた比例定数kを固定値と
した除去量分布を求め、上記比例定数kを固定値とした
ときの除去量分布が一様な平坦性を持ち得る上記切削回
数を設定する。
【0024】また、本発明では、上記プレストン式の切
削回数は、加工圧力P、研磨手段と研磨物の相対速度
v、および研磨時間tにより規定され、上記切削回数
は、上記研磨時間tを規定することにより設定される。
【0025】また、本発明では、上記プレストン式の切
削回数は、加工圧力P、研磨手段と研磨物の相対速度
v、および研磨時間tにより規定され、上記切削回数
は、上記相対速度vを規定することにより設定される。
【0026】また、本発明では、上記被研磨物は半導体
のウェハであり、上記ウェハの研磨は、研磨手段により
研磨されるときに規定される研磨方向性のピークを緩和
させ得る方向、または、ウェハ中央部の研磨方向を平均
化させ得る方向をもって行う。
【0027】また、本発明では、上記被研磨物の表面反
射率の変化を検出し、検出値に基づいて、上記被研磨物
の削り残し部分を認識し、削り残し部分と削り残し以外
の部分の研磨条件を自動的に生成する。
【0028】また、本発明では、上記被研磨物の膜厚を
測定することにより、除去の必要な部分を検出し、検出
値からその部分を加工する条件を自動的に生成する。
【0029】また、本発明では、上記被研磨物は銅配線
であり、オフラインでのシート抵抗の変化を測定するこ
とにより除去量補正の必要なパラメータを求め、その条
件を自動補正することで均一性の条件だしを行う。
【0030】また、本発明は、研磨手段と被研磨物の表
面を所定方向に相対移動して設定される切削回数をもっ
て平坦に研磨する研磨装置であって、上記切削回数は、
研磨状態によって定まる比例定数k、および切削回数で
規定するプレストンの式に基づいて求められた、各種加
工パラメータの影響により創生される被研磨物表面の第
1の除去量分布が一様な平坦性を持つ比例定数kを固定
値としたときの、第2の除去量分布が一様な平坦性を持
ち得る値に設定されている。
【0031】また、本発明では、上記被研磨物の表面反
射率の変化を検出する検出手段と、検出値に基づいて、
上記被研磨物の削り残し部分を認識し、削り残し部分と
削り残し以外の部分の研磨条件を自動的に生成する制御
手段とを有する。
【0032】本発明によれば、各種加工パラメータの影
響により創生される被研磨物表面の除去量分布が、研磨
状態によって定まる比例定数k、および切削回数で規定
するプレストンの式に基づいて求められる。次に、求め
た除去量分布が一様な平坦性を持つ比例定数kが求めら
れる。そして、求めた比例定数kを固定値とした除去量
分布が求められ、この除去量分布が一様な平坦性を持ち
得る切削回数が設定される。そして、研磨手段により設
定された切削回数をもって、被研磨物の表面が切削され
る。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述
べる実施の形態は、本発明の好適な具体例であるから、
技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明
の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨
の記載がない限り、これらの形態に限られるものではな
い。
【0034】図1は、本発明に係る研磨方法を採用した
平坦化研磨装置の一実施形態の全体構成を模式的に示す
平面図である。
【0035】この平坦化研磨装置100は、研磨対象の
ウェハ101が投入されるカセットポート110、この
カセットポート110から取出されたウェハ101を位
置決めするハンドリングシステム120、このハンドリ
ングシステム120で位置決めされたウェハ101を化
学的機械研磨するポリッシングヘッド130およびポリ
ッシングヘッド130で化学的機械研磨されたウェハ1
01を洗浄するクリーナ140で大略構成されている。
なお、各部間のウェハ101の搬送は、図示しないロボ
ットにより行われるようになっている。
【0036】このような構成において、平坦化研磨装置
100内における通常の研磨工程について説明する。先
ず、複数枚のウェハ101が、カセット102内に並列
に収納され、このカセット102が、カセットポート1
10にセットされる。そして、1枚のウェハ101が、
カセット102から取出されて、ハンドリングシステム
120に搬送される。
【0037】搬送されてきたウェハ101は、コンベア
121で位置決め部122に移送されて、センタリング
およびオリフラ合わせが行われ、再びコンベア121で
元の位置まで移送される。再移送されてきたウェハ10
1は、ポリッシングヘッド130に搬送される。搬送さ
れてきたウェハ101は、バッファ131に一旦投入さ
れた後、加工部132にセットされて後述するように研
磨状態が測定されながら化学的機械研磨される。研磨が
完了したウェハ101は、ウェットステーション133
に一旦取出された後、クリーナ140に搬送される。
【0038】搬送されてきたウェハ101は、薬剤を洗
浄するために洗浄部141を通された後、洗浄液を乾燥
させるために乾燥部142へ移送される。そして、乾燥
が完了したウェハ101は、再びハンドリングシステム
120に搬送され、カセット102の空き部分に収納さ
れる。収納している全ウェハ101について以上の工程
が終了したカセット102は、カセットポート110か
ら取出され、次工程へ搬送される。
【0039】図2は、図1の平坦化研磨装置100にお
ける加工部132の詳細を示す一部断面側面図である。
この加工部132は、加工テーブル150と加工ヘッド
160と研磨状態測定部200を主構成要素として有し
ている。
【0040】加工テーブル150は、ウェハ101を載
置固定して回転させると共にX方向に移動させる機能を
有する。台盤151の上面には、ウェハ101を真空吸
着するウェハチャック152が配設され、台盤151の
下面には、X軸ボールナット153を有する支持部15
4が配設されている。
【0041】そして、X軸ボールナット153には、X
軸サーボモータ155が連結され、X方向に伸びるX軸
ボールネジ156が螺合されている。また、台盤151
の上方には、研磨液を供給するためのノズル157が配
設されている。なお、図示していないが、台盤151に
は、ウェハチャック152を回転させる機構が内蔵され
ている。
【0042】加工ヘッド160は、Z方向に移動して、
加工テーブル150に固定されているウェハ101を2
段階で化学的機械研磨する機能を有する。ウェハ101
と略同径の円盤状のバフ161と、このバフ161の径
より大きい内径を有する円環状のホイール162が、同
軸、即ち同心円状に配設されている。そして、バフ16
1は、円環状のメタル定盤163の下面に接着固定さ
れ、ホイール162は、円環状のメタルツールフランジ
164の下面に接着固定されている。
【0043】メタル定盤163の中央孔には、シャフト
165の一端が、軸受166を有するフランジ167を
介して固定されている。このフランジ167は、外周面
がテーパ形状に形成されており、同様のテーパ形状に形
成されているメタル定盤163の中央部の穴の内周面に
嵌合して固定されている。メタルツールフランジ164
の上面側には、等角度間隔で座ぐり168が設けられて
いる。
【0044】この座ぐり168の内部には、バネ169
を有するピン170が、メタルツールフランジ164の
下面側へ突き抜けるように挿入されている。そして、ピ
ン170の先端は、メタル定盤163の上面に螺合され
ている。メタルツールフランジ164の上面には、主軸
スピンドルモータ171を有する主軸スピンドル172
が固定され、さらに主軸スピンドルモータ171の上部
には、エアシリンダ173が固定されている。
【0045】シャフト165は、メタルツールフランジ
164の中央孔から主軸スピンドル172、主軸スピン
ドルモータ171およびエアシリンダ173の中央部を
通って突き抜けるように配設されている。そして、シャ
フト165の他端には、エアシリンダ173のピストン
173aが固定されている。そして、シャフト165
は、研磨液を供給するために中空円筒状に形成されてい
る。
【0046】主軸スピンドルモータ171の外周面に
は、Z軸ボールナット174を有する支持部175が配
設されている。そして、支持部175は、Z軸ガイド1
76に係止されており、Z軸ボールナット174には、
Z軸サーボモータ177に連結され、Z方向に伸びるZ
軸ボールネジ178が螺合されている。
【0047】そして、X軸サーボモータ155はコント
ローラ200による制御信号によりウェハ101のX軸
方向の速度制御が行われ、主軸スピンドルモータ171
はコントローラ200による制御信号により回転数が制
御され、Z軸サーボモータ177はコントローラ200
による制御信号により加工ヘッド160のZ軸方向の位
置決め制御が行われる。
【0048】なお、図3は、加工ヘッド160が位置決
め制御されて下降し、研磨状態になっている場合を示す
図である。
【0049】このとき、メタル定盤163は、バネ16
9を圧縮し、バフ161の研磨面は、ホイール162の
研磨面よりも突き出た状態となる。そして、バフ161
の研磨面をウェハ101の表面に押しつけ、X軸サーボ
モータ155を駆動してX軸ボールネジ156を回転さ
せ、支持部154を介して台盤151を往復移動させ、
ウェハ101を化学的機械研磨する。なお、このときの
研磨量の絶対値は、主にエアシリンダ173の圧力とバ
フ161のウェハ101に対する通過速度で制御するこ
とができる。
【0050】コントローラ200は、研磨装置全体を制
御する機能を有し、特に、上述したように、制御信号C
TL1をX軸サーボモータ155に供給してウェハ10
1のX軸方向の速度制御を行い、制御信号CTL2を主
軸スピンドルモータ171に供給してその回転数を制御
し、制御信号CTL3をZ軸サーボモータ177に供給
して加工ヘッド160のZ軸方向の位置決め制御を行
う。なお、加工ヘッド160のZ軸方向の位置決め制御
は、換言すれば加工ヘッド160におけるバフ161の
ウェハ101の表面に対する押しつけ力(押し圧力;加
工圧力)を制御するものである。
【0051】コントローラ200に接続されたコントロ
ールパネル201は、オペレータが各種加工パラメー
タ、すなわちウェハ101のX軸方向の速度データ、主
軸スピンドルモータ171の回転数データ、加工ヘッド
160のZ軸方向の位置決めデータ(加工圧力データ)
等を入力したり、モニタ用データを表示する。
【0052】本実施形態では、各種加工パラメータの影
響により創生されるウェーハ表面の除去量分布を後記す
るプレストンの式に基づいて計算し、得られた加工結果
から各種加工パラメータを最適化・自動補正して均一性
補正を行う。すなわち、本実施形態では、均一性補正
を、定量的に、スキルレスに行えるように、プレストン
の式に基づいてCMP加工のシミュレーションを行い、
その結果から各種加工パラメータを最適化する。以下
に、本発明に係る平坦化研磨方法について、図面に関連
付けながら順を追って説明する。
【0053】本予測方法(シミュレーション方法)は、
第一段階として、ウェハ101とウエハとホイール(バ
フを含む)の幾何的形状と、プレストンの研磨法則から
理論的に得られる除去量をシミュレーションし、各種入
力パラメータに対する、均一性変化状態を、理論上から
定量的に関連付けるのが目的である。
【0054】A)プレストンの式 遊離砥粒による研磨加工においては、その除去量はプレ
ストンの式より、次の(1)式で表される。
【0055】
【数1】 M=kPvt …(1)
【0056】ここで、M:除去量、k:研磨状態によっ
て定まる比例定数、P:加工圧力、v:工具、被加工物
間の相対速度、t:研磨時間を示している。
【0057】本方法は、この式をもとに除去量Mを計算
する。すなわち、本方法は、まず理論的(理想的)な除
去量を求め、その実際にCMP加工した場合のプロファ
イルとの比較から比例定数kを求めてその値を固定値と
し、その後、切削回数、具体的には、適正な研磨時間t
を求める。さらに具体的には、各種加工パラメータの影
響により創生される被研磨物表面の除去量分布を、研磨
状態によって定まる比例定数k、および切削回数で規定
するプレストンの式に基づいて求め、求めた除去量分布
が一様な平坦性を持つ比例定数kを求め、その値を固定
値とした除去量分布を求め、このときの除去量分布が一
様な平坦性を持ち得る切削回数、具体的は、適正な研磨
時間tを求める。
【0058】B)シミュレーションにおける仮定 B−1 圧力成分 本研磨装置100の研磨時は、たとえば外径200m
m、内径160mmのドーナツ状の硬質パッドホイール
を垂直軸(主軸)に対し、数十ミクロン傾斜させてウエ
ハに接触させている。このときの、ホイールとウエハの
接触状態は幾何学的には、図4に示す通りである。
【0059】図4において、Hは実際のカットイン(C
UT IN)の値(砥石変形量)、dhxはx軸方向の
傾斜量、dhyはy軸方向の傾斜量、rは砥石のあるポ
イントの半径を示している。そして、これらのパラメー
タH、dhx、dhyと傾斜角θとは次の関係が成り立
つ。
【0060】
【数2】 H(r,θ)=CUTIN −r(1−cosβ)・tanθ−rsinβtanα …(2)
【0061】
【数3】 tanθ=dhx/200mm …(3)
【0062】
【数4】 tanα=dhy/200mm …(4)
【0063】ここで、シミュレーションをするうえで、
図5〜図7に示すように、3つの仮定をする。
【0064】第1に、図5に示すように、砥石は実際に
は連続的な弾性体であるが、ここでは独立して鉛直方向
にのみ上下動する微小弾性体の集合体と仮定する。第2
に、図6に示すように、砥石の変位と圧力は比例するも
のとする。第3に、図7に示すように、圧力と除去量は
完全に比例するものとする。
【0065】B−2 速度成分 圧力成分同様、ウエハとホイールの相対速度は、幾何学
的に図8に示すようになる。
【0066】図8において、Rをウェハ半径、rをホイ
ールの半径、ωwはウェハ角速度、ωtをホイール角速
度とすると、次の関係が成り立つ。
【0067】
【数5】 V(R,γ,r,β)= {Vt2 +Vw2−2Vt・Vw ・cos(γ+β)}1/2 …(5)
【0068】
【数6】 Vw =R・ωw …(6)
【0069】
【数7】 Vt =R・ωt …(6) ここで、研磨量と速度の関係は図9のように完全に比例
するものとする。加えて、砥石の研磨能力は1枚加工中
に劣化しないものと仮定する。さらに、ウエハは完全に
フラットな平面、スラリーは均等に供給されるものとす
る。以上の仮定により、ウエハの各点の研磨量の比は次
式のようになる。
【0070】
【数8】 M=∫H・Vdt …(8)
【0071】これに実験から比例定数kを求め、乗算す
ればウエハの実除去量を計算できることになる。
【0072】C)シミュレーションソフト C−1 2次元面内除去量シミュレーションソフト 本実施形態に係るシミュレーションソフトは、図10に
示すように、主軸の回転数と、各ポジションにおけるX
軸の送り速度、CUTIN、およびテーブル回転数に加
えて、メカセッティング値のXおよびY方向の主軸の傾
斜量を入力するようになっている。そして、離散時間系
で計算する。そのため、そのサンプリング時間(短いほ
ど計算結果の精度が向上する)を入力し、図11に示す
ように、面内の除去量の状態を視覚的に表現するように
なっている。なお、図11は、テーブル回転を固定し、
Z軸を切り込んだ時に形成される“刃型”と呼ばれる研
磨量分布を計算したものである。
【0073】面内の分割は、たとえば半径方向に2mm
ピッチで50ポイント、角度分割はそれぞれ、 0− 20mm:5度ピッチ 20− 40mm:4度ピッチ 40− 60mm:3度ピッチ 60−100mm:2度ピッチ で、合計6300ポイントの除去量を計算するようにな
っている。
【0074】C−2 1次元面内除去量シミュレーショ
ンソフト 2次元面内除去量シミュレーションソフトにおいては、
テーブルの回転数や、送りの速度、あるいは、系の振動
などにより、1周内の除去量が不均一になる場合の解析
に有効であるが、実際の加工では、これらの成分はかな
り小さいため、周内の除去量は一定とみなすことができ
る。そこで、除去量の分布を半径方向のみに計算するこ
とにより、計算時間を短縮することが可能である。これ
を実現例を図12に示す。
【0075】このソフトには、あるレシピにより得られ
た研磨状態から、X軸送り速度を変化させることによ
り、自動で均一性が得られるレシピを検索する機能を付
加している。
【0076】D)実験値との比較 D−1 レシピ上のCUTIN値と実切り込み値の比較 本実施形態に係るレシピエディタにおいては、CUTI
N値をμ単位で3桁入力できるようになっている。たと
えば熱酸化膜を5000オングストローム除去する際
に、CUTINの指令値は、約50〜90μ程度の値を
入力している。ところが、実際に砥石が押し込まれる量
というのは、図13に示すように。SUB−Z軸がたわ
むために、指令値よりも小さくなってしまう。そこで、
実際に砥石が押し込まれている量を、図14に示すよう
な手順にて測定した。
【0077】すなわち、CUTINの値は0〜70μ、
背色面積の違いによる差異を計るために、ウエハのポジ
ションを、砥石の幅の中心で30mm、90mm、15
0mmの位置にて計測した。図15は、その計測結果を
示す図である。
【0078】図15に示すように、接触面積の違いによ
り砥石の押し込み量が変化している。図15からわかる
ように、接触面積の小さな領域では、砥石は強く押し込
まれ、接触面積が増加するにしたがって、砥石の変形量
は小さくなってゆく。これにより外周部においては、同
じCUT IN指令値においても、反力の総和は、中央
部よりも小さいものの、砥石の変形により部分的にウェ
ハ上の面圧が上がっていることが推測される。段差緩和
能力が外周部において低いのは、これが原因の可能性が
ある。
【0079】D−2 主軸傾斜13μ、F100等速送
り加工 熱酸化膜ウェハにおいて、切り込み一定、送り速度一
定、定寸切り込み加工における、実際の加工結果と、シ
ミュレーション結果を比較した。この際、CUTINは
実際の指令値に対し、図15に示す通り変化してゆく
が、簡便のため、それぞれ代表値として、 として計算し、また計算により得られる値は、各ポイン
トにおける研磨量の比であるため、すなわちプレストン
の式における比例定数kが定まらないので、実際に加工
して得られた研磨量の最大値を基準としてその研磨比を
求めた。
【0080】図16はCUTIN値70μのときの実際
に加工して得られた研磨量の最大値を基準とした場合の
研磨比の結果を示す図であり、図17はCUTIN値5
0μのときの実際に加工して得られた研磨量の最大値を
基準とした場合の研磨比の結果を示す図であり、図18
はCUTIN値30μのときの実際に加工して得られた
研磨量の最大値を基準とした場合の研磨比の結果を示す
図である。
【0081】図16〜図18に示すように、過剰研磨が
生じるエッジ部を除き、非常に実験値に近い計算結果が
得られている。
【0082】E)各種検討 エッジ部を除いて、計算結果がわりと実験値と一致する
ことが確かめられたうえで、以下の各種検討を計算によ
り行った。
【0083】E−1 大径ホイールを用いた等速送り加
工の可能性について ウェハよりも大きなサイズのホイールにて、等速で研磨
すると、均一性が得られるということで、実験、検討が
行われているが、それについて、考察する。
【0084】図19に、送り速度一定:F200、実切
り込み10μの全面研磨において、主軸の傾斜量を50
μ〜10μまで変化させたときに得られる除去パターン
を示す。図19からわかるように、これから同じレシピ
を入力しても、主軸の傾斜量によって得られる除去パタ
ーンは大きく変化することがわかる。傾きが大きいとき
は、中心部の除去量が多くなり、傾きが減少するにつれ
て、外周部の除去量が増加する。
【0085】ここで、注目すべきは、傾き20μの場合
の除去パターンである。直径φ160mm以内の部分が
ほぼ均一に除去されている。ということは、6インチウ
エハの除去においては、傾斜を20μ前後(計算上は実
CUTIN10μ、F200全面等速送りで、主軸傾斜
23μでほぼ完全にフラットになる)に固定し、等速に
送ることによって均一性が得られることになる。8イン
チウェハにおいては、図20に示すように、φ250m
m程度の外径のホイールを用いれば、レシピを細かく設
定することなく、基本的に等速送りで均一性が得られる
はずである。
【0086】ところが、図21に示したように、CUT
IN値を変化させてしまうと、いわゆる“刃型”の形状
が変化してしまうので、大径ホイール等速加工において
も均一性が得られなくなってしまう。したがって、平坦
性のレベルをどこかで固定する必要がある。
【0087】E−2 “刃型”の形状と主軸傾きとの関
いわゆるホイール部分のウェハとの接触面には、所定形
状の溝が形成されている。具体的には、図22に示すよ
うな網目溝、または図23で示すようなスラリー吹き出
し溝、または図24に示すようなスラリー吸い込み溝が
形成される。本実施形態においては、たとえば図24に
示すようなスラリー吸い込み溝が形成される。
【0088】図25は、溝形状が網目形状で主軸傾きが
13μmの場合の残膜パターンを示し、図26は、溝形
状が網目形状で主軸傾きが50μmの場合の残膜パター
ンを示し、図27は、溝形状が吸い込み形状で主軸傾き
が13μmの場合の残膜パターンを示している。図に示
すように、溝形状が網目形状であると、主軸傾きが13
μmの場合には良好な残膜パターンが得られ、50μm
の場合には中央部が凹状の残膜パターンが得られる。そ
して、溝形状が吸い込み形状の場合には、主軸傾きが小
さいにもかかわらず、網目形状で主軸傾きが大きい場合
と同様の残膜パターンが得られる。この結果から、本実
施形態のように溝形状が吸い込み形状の場合には、主軸
傾きをさらに小さく設定することにより、図25に示す
ような良好な残膜パターンが得られることが予測可能で
ある。
【0089】また、図示していないが、溝形状が吹き出
し形状の場合には、吸い込み形状の場合と逆で、中央部
が凸状の残膜パターンが得られる。したがって、溝形状
が吹き出し形状の場合には、主軸傾きを大きくすれば図
25に示すような良好な残膜パターンを得ることが可能
である。
【0090】このように、溝形状によって主軸傾きを適
宜選定することにより、良好な残膜パターンを得ること
が可能である。逆に、主軸傾きが固定されている場合に
は、傾きに応じた溝形状を選定することにより良好な残
膜パターンを得ることが可能である。
【0091】E−3 自動レシピ検索機能 なお、1次元シミュレーションソフトには、あるレシピ
により得られた研磨パターンから、PC上でX軸の送り
速度を変化させることにより、自動で均一性レシピを計
算する機能を有している。その状態を図28に示す。図
28から、計算上でのはなしであるが、実際との相違を
定量化することにより、各種条件(特に主軸の傾斜を変
化させたとき)に応じて、レシピのラフ調整ぐらいはで
きる。
【0092】さらに、ウェハの面内において、膜質の不
均一等により、被研磨性が異なる場合など、それに応じ
てレシピを調整する必要があるが、その際ウェハ上の各
ポイントの被研磨性を理論値との比較から算出し、その
分を加味したレシピを自動的に計算することにより、均
一性の補正が簡略化できる。
【0093】研磨状態測定部300は、検出装置180
およびこの検出装置180に電気的に接続された制御装
置190を備えている。検出装置180は、ウェハ10
1の表面反射率の変化を検出する装置であり、受発光部
181およびこの受発光部181に接続された光ファイ
バ182を備えている。
【0094】受発光部181は、制御装置190から入
力した駆動信号をその大きさに対応した光に変換して発
光し光ファイバ182を伝搬させ、また光ファイバ18
2を伝搬してきた光をその強度に対応したセンサ信号に
変換して制御装置190に出力する、たとえば波長が3
90nmの発光ダイオード(LED)およびフォトディ
テクタを有するアナログ出力付きのフォトセンサが使用
される。光ファイバ182は、2芯のファイバであり、
ファイバ先端が、加工ヘッド160の隣接位置であっ
て、ウェハ101のX方向の中心線上の供えば50mm
〜100mm上方の位置に、ウェハ101の表面に向か
って固定されている。
【0095】制御装置190は、検出装置180からの
検出値に基づいて、ウェハ101の削り残し部分を認識
し、この削り残し部分と削り残し以外の部分の研磨条件
を自動的に生成してフィードバックする装置である。
【0096】図29は、制御装置190の詳細構成を示
すブロック図である。制御装置190は、センサ駆動部
191、センサ信号入力部192、研磨物位置認識部1
93、削り残し位置認識部194およびX軸サーボモー
タ駆動制御部195を備えている。
【0097】センサ駆動部191およびセンサ信号入力
部192は、受発光部181に電気的に接続されてい
る。センサ駆動部191は、研磨物位置認識部193に
電気的に接続されている。センサ信号入力部192は、
削り残し位置認識部194に電気的に接続されている。
研磨物位置認識部193、削り残し位置認識部194お
よびX軸サーボモータ駆動制御部195は、相互にルー
プ接続されている。X軸サーボモータ駆動制御部195
は、X軸サーボモータ155に電気的に接続されてい
る。
【0098】このような構成のセンサ駆動部191は、
研磨物位置認識部193からのウェハ101のX軸上の
位置信号に従って、所定の駆動信号を受発光部181に
出力する。センサ信号入力部192は、受発光部181
からのセンサ信号を入力して削り残し位置認識部194
に出力する。研磨物位置認識部193は、X軸サーボモ
ータ駆動制御部195からの駆動信号に基づいて、ウェ
ハ101のX軸上の位置を認識してセンサ駆動部191
および削り残し位置認識部194に出力する。
【0099】削り残し位置認識部194は、センサ信号
入力部192からのセンサ信号および研磨物位置認識部
193からのウェハ101のX軸上の位置信号に基づい
て、ウェハ101上の削り残し部分のX軸上の位置を認
識してX軸サーボモータ駆動制御部195に出力する。
X軸サーボモータ駆動制御部195は、削り残し位置認
識部194からのウェハ101上の削り残し部分のX軸
上の位置信号に基づいて、X軸サーボモータ155を駆
動制御する。これにより、加工テーブル150に固定さ
れているウェハ101は、加工テーブル150の駆動の
みにより、加工ヘッド160での研磨工程後、直に研磨
状態測定部200での測定工程に入ることができる。
【0100】ここで、先ず、ウェハ101の表面反射率
とウェハ101の研磨状態(削り残し部分および削り残
し以外の部分)の関係について説明する。図30は、研
磨後のウェハ101の表面状態の一例を示す斜視図であ
る。ウェハ101は、加工テーブル150で回転させら
れながら、回転している加工ヘッド160で研磨される
ので、図に示すように、銅(Cu)で成る積層配線パタ
ーン用銅膜の削り残し部分101a、タンタル(Ta)
で成るバリヤ膜の削り残し部101bおよび二酸化珪素
(SiO2 )で成る絶縁膜(酸化膜)の削り残し以外の
部分101cは略同心円状に形成される。
【0101】このため、ウェハ101を加工テーブル1
50で回転させながら、ウェハ101の中心から外周に
向かってX方向に表面反射率を測定することにより、ウ
ェハ101のX軸上の位置に対応した平均化された表面
反射率を得ることができる。つまり、図31に示すよう
に、研磨して純水洗浄した状態のウェハ101、即ちウ
ェットコンディションのウェハ101を30rpmで回
転させながらX方向に移動させたときに測定されるウェ
ハ101の表面反射率(図では受発光部181のセンサ
信号V(mV)で表す)は、ウェハ101の中心(x=
0mm)からx=18mm程度までの円形部101a
が、約60%〜80%程度と最も高く、x=18mm、
からx=28mm程度までのリング部101bが、約2
0%〜40%程度と次いで高く、x=28mmからx=
78mm程度までのリング部101cが、約20%〜3
0%程度と最も低くなる。
【0102】以上のことから、ウェハ101の表面反射
率をウェハ101のX軸上の位置と関係させながら測定
することにより、ウェハ101の研磨状態、即ち銅(C
u)で成る積層配線パターン用銅膜やタンタル(Ta)
で成るバリヤ膜が残っている部分と、二酸化珪素(Si
2 )で成る絶縁膜(酸化膜)が露出した削り終わった
部分のX軸上の位置を認識することができる。
【0103】次に、ウェハ101の削り残し部分と削り
残し以外の部分の研磨条件の生成について説明する。上
述したウェハ101の研磨状態のX軸上の位置を認識し
たら、過去の研磨条件である暫定レシピまたは前回の研
磨条件であるレシピの中から加工テーブル150のX方
向の送り速度パターン、即ちウェハ101の半径位置x
(mm)の送り速度Fx(mm/min)を読みだし
て、上記認識結果に基づいてオーバライド補正する。
【0104】このオーバライド補正とは、研磨除去量の
過不足分をウェハ101の半径位置x(mm)の送り速
度Fx(mm/min)に掛けることで補正する処理で
ある。たとえば、研磨除去量の不足分を50%とした場
合、補正された送り速度F’x(mm/min)は、元
の送り速度Fx(mm/min)の0.5倍となる。従
って、ウェハ101の半径位置x(mm)での通過時間
は2倍となり、研磨除去量も2倍となる。
【0105】逆に、研磨除去量の過分を200%とした
場合、補正された送り速度F’x(mm/min)は、
元の送り速度Fx(mm/min)の2倍となる。従っ
て、ウェハ101の半径位置x(mm)での通過時間は
0.5倍となり、研磨除去量も0.5倍となる。
【0106】上記例の場合、たとえばチップ全体の記録
密度を50%としたとき、反射率60%以上(銅(C
u)で成る積層配線パターン用膜7の部分に相当)の部
分は、オーバライド50%(2倍の研磨除去量)とし、
反射率40%〜60%(銅(Cu)で成る積層配線パタ
ーン用銅膜7とタンタル(Ta)で成るバリヤ膜5が混
合した部分に相当)の部分は、オーバライド80%
(1.2倍の研磨除去量)とし、反射率40%以下(タ
ンタル(Ta)で成るバリヤ膜5と二酸化珪素(SiO
2 )で成る絶縁膜(酸化膜)3が混合した部分に相当)
の部分は、オーバライド200%(0.5倍の研磨除去
量)としてオーバライド補正する。
【0107】次に、上記構成による研磨装置の動作を図
3、図32、図33、および図34のフローチャートに
関連付けて説明する。ここでは、以上のようにウェハ1
01とウェハとホイール(バフを含む)の幾何的形状
と、プレストンの研磨法則から理論的に得られる除去量
をシミュレーションし、各種入力パラメータに対する、
均一性変化状態を、理論上から定量的に関連付けたデー
タがコントロールパネル201からコントローラ200
に対して入力される。具体的には、理論的(理想的)な
除去量を求め、その実際にCMP加工した場合のプロフ
ァイルとの比較から比例定数kを求めてその値を固定値
とし、その後、切削回数、具体的には、適正な研磨時間
tが求られて、他のパラメータとともに入力される。な
お、装置においては主軸傾きは所定の傾きに設定されて
いる。
【0108】コントローラ200では、たとえば制御信
号CTL1がX軸サーボモータ155に供給されてウェ
ハ101のX軸方向の速度制御が行われ、制御信号CT
L2が主軸スピンドルモータ171に供給されその回転
数を制御され、制御信号CTL3がZ軸サーボモータ1
77に供給されて加工ヘッド160のZ軸方向の位置決
め制御が行われる。
【0109】ここで、バフ161としては、たとえば軟
質バフ、その研磨液としては、たとえば硝酸(HN
3 )等のエッチャントの薬液が使用される。また、ホ
イール162としては、たとえば硬質アルミナ砥粒(γ
−Al2 3 、粒子径0.35μm、比重1.61)が
固定化された硬質ホイール、その研磨液としては、たと
えば10wt%のアルミナ砥粒(Al2 3 、粒子径
0.16μm、モース硬度8.0)を3%の過酸化水素
(H2 2 )で分散させたスラリ(ph4.8 )が使
用される。なお、このホイール162とスラリによる研
磨によると、銅(Cu)、タンタル(Ta)、二酸化珪
素(SiO2 )の各研磨速度は、1200Å/min、
130Å/min、60Å/min以下となる。
【0110】最初に、バフ161を用いた研磨を行い
(図3参照)、その後に、研磨状態測定部170での測
定を行い(図31参照)、その測定結果に基づいて、ホ
イール162を用いた研磨を行う(図32参照)。
【0111】先ず、ウェハチャック152にウェハ10
1を真空吸着させたら、X軸サーボモータ155を駆動
してX軸ボールネジ156回転させ、ウェハ101が所
定の研磨開始位置になるまで、支持部154を介して台
盤151を移動させる。そして、台盤151に内蔵され
ている回転機構を駆動してウェハチャック152を介し
てウェハ101を回転させる。同時に、主軸スピンドル
モータ171を駆動して主軸スピンドル172を介して
ホイール162を回転させ、さらにピン170を介して
バフ161を回転させる。
【0112】次に、Z軸サーボモータ177を駆動して
Z軸ボールネジ178を回転させ、ホイール162の研
磨面が、ウェハチャック152に真空吸着されているウ
ェハ101の表面から所定の間隔を開けた状態になるま
で、支持部175をZ軸ガイド176に沿って下降させ
る。そして、薬液を図示しない供給装置からシャフト1
65の中空部およびメタル定盤163の溝163aを介
してバフ161へ供給する。同時に、エアシリンダ17
3のシリンダ173bに設けられている加圧側供給口1
73cにエアーを供給し、ピストン173aおよびシャ
フト165を介してメタル定盤163を下降させる。
【0113】このとき、メタル定盤163は、バネ16
9を圧縮し、バフ161の研磨面は、ホイール162の
研磨面よりも突き出た状態となる。そして、バフ161
の研磨面をウェハ101の表面に押しつけ、X軸サーボ
モータ155を駆動してX軸ボールネジ156を回転さ
せ、支持部154を介して台盤151を往復移動させ、
ウェハ101を化学的機械研磨する。なお、このときの
研磨量の絶対値は、主にエアシリンダ173の圧力とバ
フ161のウェハ101に対する通過速度で制御するこ
とができる(STP1)。
【0114】この研磨終了後は、薬液の供給を停止し、
図示しないノズルを介してウェハ101の表面に純水お
よび薬液を供給し、ウェハ101の表面に残存している
研磨液やパーティクルを洗浄除去してリンスおよび酸化
防止する(STP2)。
【0115】続いて、エアシリンダ173のシリンダ1
73bに設けられている退避側供給口173dにエアー
を供給し、ピストン173aおよびシャフト165を介
してメタル定盤163を上昇させ、バフ161の研磨面
をウェハ101の表面から離す。このとき、メタル定盤
163の上面は、メタルツールフランジ164の下面に
バネ169の復元力により押しつけられており、バフ1
61の研磨面は、ホイール162の研磨面よりも引っ込
んた状態となる。
【0116】そして、ウェハ101の研磨状態を測定す
るために、X軸サーボモータ155を駆動してX軸ボー
ルネジ156を回転させ、ウェハ101の中心(x=0
mm)が光ファイバ182の直下の位置になるまで、支
持部154を介して台盤151を移動させる。この位置
決め完了後、受発光部181で発光させた光を光ファイ
バ182を介してウェハ101の表面に照射し、その反
射光を光ファイバ182を介して受残光部181で受光
して、ウェハ101の表面反射率を検出する。
【0117】同時に、X軸サーボモータ155を駆動し
てX軸ボールネジ156を回転させ、支持部154を介
して台盤151をウェハ101の半径分だけ移動させ
る。これにより、ウェハ101の表面反射率をウェハ1
01のX軸上の位置と関係させながら測定し、この測定
結果に基づいてX軸サーボモータ155によるウェハ1
01の送り速度パターンを補正する(STP3〜5)。
【0118】次に、X軸サーボモータ155を駆動して
X軸ボールネジ156を回転させ、ウェハ101が所定
の研磨開始位置になるまで、支持部154を介して台盤
151を移動させる。そして、スラリを図示しない供給
装置からノズル157を介してウェハ101の表面へ供
給する。同時に、Z軸サーボモータ177を先程とは逆
方向に駆動してZ軸ボールネジ178を回載させて、支
持部175をZ軸ガイド176に沿って下降させる。
【0119】そして、ホイール162の研磨面をウェハ
101の表面に押しつけ、上述の補正した送り速度パタ
ーンに基づいて、X軸サーボモータ155を駆動してX
軸ボールネジ156を回転させ、支持部154を介して
台盤151を往復移動させ、ウェハ101を化学的機械
研磨する(STP6)。
【0120】この研磨終了後、スラリの供給を停止し、
図示しないノズルを介してウェハ101の表面に純水を
供給してウェハ101の表面に残存しているスラリやバ
ーティクルを洗浄除去し、ステップSTP3に戻ってウ
ェハ101の研磨状態を再測定する。この結果、ウェハ
101に削り残しが有るときは(STP4)、ステップ
STP5に進んで再研磨する。一方、ウェハ101に削
り残しが無いときは(STP4)、図示しないノズルを
介してウェハ101の表面に純水および薬液を供給し、
ウェハ101の表面に残存しているスラリやパーティク
ルを洗浄除去してリンスおよび酸化防止し(STP
7)、全ての研磨工程を終了する。
【0121】以上のように、ウェハ101の研磨状態を
測定しながら研磨するようにしているので、従来のよう
に時間管理のみでプロセスを組む場合と比べ、ウェハ1
01全面をアンダーポリッシュが無く、オーバーポリッ
シュを少なくした研磨が可能となり、研磨精度や研磨安
定性を向上させることができる。また、従来はバラツキ
を見越してプロセスを組んであるため、不必要なマージ
ンを設定してあり、前後プロセスヘの要求スペックが厳
しくなることや、十分なデバイス特性が発揮できない等
の弊害があったが、上記実施形態によれば、プロセスマ
ージンの拡大、歩留りの向上、コストダウンを図ること
ができる。また、従来の研磨条件だしのときには熟練し
たオペレータの経験や勘に頼ることが多く、またその作
業も手間が掛かっていたが、上記実施形態によれば、自
動化が可能となり、メンテナンスのスキルレス化が可能
となる。
【0122】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、理論的(理想的)な除去量を求め、その実際にCM
P加工した場合のプロファイルとの比較から比例定数k
を求めてその値を固定値とし、その後、切削回数、具体
的には、適正な研磨時間tを求め、この他のパラメータ
とともにコントローラ200に入力し、コントローラ2
00によりたとえば制御信号CTL1をX軸サーボモー
タ155に供給しウェハ101のX軸方向の速度制御を
行い、制御信号CTL2を主軸スピンドルモータ171
に供給しえその回転数を制御し、制御信号CTL3をZ
軸サーボモータ177に供給して加工ヘッド160のZ
軸方向の位置決め制御を行うにようにしたので、作業者
の技能により左右されることなく、的確にディッシング
やエロージョンなどの発生を防止でき、銅配線などの金
属膜を研磨によって平坦化する際に、初期凹凸の段差緩
和能力を維持しつつ、研磨レートを向上させることがで
き、安定して高い加工精度を得るこができる。
【0123】なお、本実施形態では、機内で表面反対率
の分布測定をすることにより除去の必要な部分を機上で
測定し、その結果からその部分を加工する条件を自動で
作成することで、銅CMPの寸法停止精度を補正向上さ
せるシステムについて説明したが、たとえば、ILDの
CMPでは機内で膜厚の光学測定をすることにより除去
の必要な部分を機上で測定し、その結果からその部分を
加工する条件を自動でフィードバックすることで、CM
Pのグローバルな加工精度、安定性を補正向上させるシ
ステムとすることも可能である。また、銅配線のCMP
条件だしではオフラインでのシート抵抗の変化を測定す
ることにより除去量補正の必要なパラメータを計算し、
その条件を自動補正することで均一性の条件だしを行う
システムとすることも可能である。
【0124】また、研磨装置100において、ウェハ1
01を研磨する際には、図35に示すようは方向θを下
記(9)式により求め、その方向に研磨を行うことによ
り、図36に示すように、研磨方向性にピークが生じる
という不利益を、図37に示すように、研磨方向性のピ
ークを緩和させ、あるいは、図38に示すように、ウェ
ハ中央部の研磨方向を平均化させることができる。
【0125】
【数9】 θ=π/2−cos-1(Vt2+Vt ・Vw cos(α+β)/Vt /(Vw2+Vt2+2Vt ・Vw cos(α+β)+α)1/2 …(9)
【0126】
【発明の効果】以上に述べたように、本発明によれば、
作業者の技能により左右されることなく、的確にディッ
シングやエロージョンなどの発生を防止でき、銅配線な
どの金属膜を研磨によって平坦化する際に、初期凹凸の
段差緩和能力を維持しつつ、研磨レートを向上させるこ
とができ、安定して高い加工精度を得るこができる利点
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る平坦化研磨装置の実施形態の全体
構成を示す平面図である。
【図2】図1の平坦化研磨装置における加工部の詳細を
示す一部断面側面図である。
【図3】図1の平坦化研磨装置の動作例を示す断面側面
図である。
【図4】ホイールとウェハの接触状態を幾何学的に示す
図である。
【図5】シミュレーションをするうえでの第1の仮定を
示す図である。
【図6】シミュレーションをするうえでの第2の仮定を
示す図である。
【図7】シミュレーションをするうえでの第2の仮定を
示す図である。
【図8】ウェハとホイールの相対速度を幾何学的に示す
図である。
【図9】シミュレーションをするうえでの研磨量と速度
の関係を示す図である。図2の加工部の制御装置の詳細
を示すブロック図。
【図10】本発明に係るシミュレーションソフトを説明
するための図であって、レシピ入力画面を示す図であ
る。
【図11】本発明に係るシミュレーションソフトを説明
するための図であって、計算結果出力画面を示す図であ
る。
【図12】本発明に係るシミュレーションソフトを説明
するための図であって、1次元シミュレーション画面を
示す図である。
【図13】実際に砥石が押し込まれる量についての説明
図である。
【図14】実切り込み測定方法についての説明図であ
る。
【図15】CUTIN指令値と実切り込み値との関係を
示す図である。
【図16】CUTIN値70μのときの実際に加工して
得られた研磨量の最大値を基準とした場合の研磨比の結
果を示す図である。
【図17】CUTIN値50μのときの実際に加工して
得られた研磨量の最大値を基準とした場合の研磨比の結
果を示す図である。
【図18】CUTIN値30μのときの実際に加工して
得られた研磨量の最大値を基準とした場合の研磨比の結
果を示す図である。
【図19】送り速度一定:F200、実切り込み10μ
の全面研磨において、主軸の傾斜量を50μ〜10μま
で変化させたときに得られる除去パターンを示図であ
る。
【図20】大径ホイールによると右側全面加工について
の説明図である。
【図21】主軸傾斜および送り速度一定:F200を固
定した全面加工時のCUTIN依存性を説明するための
図である。
【図22】ホイール部分のウェハとの接触面に形成され
る網目溝を示す図である。
【図23】ホイール部分のウェハとの接触面に形成され
るスラリー吹き出し溝を示す図である。
【図24】ホイール部分のウェハとの接触面に形成され
るスラリー吸い込み溝を示す図である。
【図25】溝形状が網目形状で主軸傾きが13μmの場
合の残膜パターンを示す図である。
【図26】溝形状が網目形状で主軸傾きが50μmの場
合の残膜パターンを示す図である。
【図27】溝形状が吸い込み形状で主軸傾きが13μm
の場合の残膜パターンを示す図である。
【図28】自動レシピ検索機能についての説明図であ
る。
【図29】研磨状態測定部の制御装置の詳細構成を示す
ブロック図である。
【図30】研磨後のウェハの表面状態の一例を示す斜視
図である。
【図31】図30のウェハの半径位置における表面反射
率を示す図である。
【図32】図1の平坦化研磨装置の動作例を示す第2の
断面側面図。
【図33】図1の平坦化研磨装置の動作例を示す第3の
断面側面図。
【図34】図1の平坦化研磨装置の動作例を示すフロー
チャート図。
【図35】好適な研磨方向についての説明図である。
【図36】不敵な研磨方向についての説明図である。
【図37】好適な研磨方向についての説明図である。
【図38】好適な研磨方向についての説明図である。
【図39】従来例に係るデュアルダマシン法による銅配
線の形成方法を説明するための断面図である。
【図40】従来例に係るデュアルダマシン法による銅配
線の形成方法を説明するための断面図である。
【図41】従来の平坦化研磨装置の概略を示す斜視図。
【図42】CMP法による銅膜研磨構成における課題を
説明するための図である。
【図43】CMP法による銅膜研磨構成において発生す
るスクラッチおよびケミカルダメージを説明するための
図である。
【符号の説明】
100…研磨装置、101…ウェハ、110…カセット
ポート、120…ハンドリングシステム、130…ポリ
シングヘッド、132…加工部、140…クリーナ、1
50…加工テーブル、151…台盤、152…ウェハチ
ャック、153…X軸ボールナット、154…支持部、
155…X軸サーボモータ、156…X軸ボールネジ、
157…ノズル、160…加工ヘッド、161…バフ、
162…ホイール、163…メタル定盤、164…メタ
ルツールフランジ、165…シャフト、167…フラン
ジ、168…座ぐり、169…ネジ、170…ピン、1
71…主軸スピンドルモータ、172…主軸スピンド
ル、173…エアシリンダ、174…Z軸ボールナッ
ト、175…支持部、176…Z軸ガイド、177…Z
軸サーボモータ、178…Z軸ボールネジ、180…検
出装置、181…受発光部、182…光ファイバ、19
0…制御装置、200…コントローラ、300…研磨状
態測定部。
【手続補正書】
【提出日】平成12年10月4日(2000.10.
4)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図6
【補正方法】変更
【補正内容】
【図6】
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図7
【補正方法】変更
【補正内容】
【図7】
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図9
【補正方法】変更
【補正内容】
【図9】
【手続補正6】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図10
【補正方法】変更
【補正内容】
【図10】
【手続補正7】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図12
【補正方法】変更
【補正内容】
【図12】
【手続補正8】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図13
【補正方法】変更
【補正内容】
【図13】
【手続補正9】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図14
【補正方法】変更
【補正内容】
【図14】
【手続補正10】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図16
【補正方法】変更
【補正内容】
【図16】
【手続補正11】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図17
【補正方法】変更
【補正内容】
【図17】
【手続補正12】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図18
【補正方法】変更
【補正内容】
【図18】
【手続補正13】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図19
【補正方法】変更
【補正内容】
【図19】
【手続補正14】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図20
【補正方法】変更
【補正内容】
【図20】
【手続補正15】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図21
【補正方法】変更
【補正内容】
【図21】
【手続補正16】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図22
【補正方法】変更
【補正内容】
【図22】
【手続補正17】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図23
【補正方法】変更
【補正内容】
【図23】
【手続補正18】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図24
【補正方法】変更
【補正内容】
【図24】
【手続補正19】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図25
【補正方法】変更
【補正内容】
【図25】
【手続補正20】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図26
【補正方法】変更
【補正内容】
【図26】
【手続補正21】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図27
【補正方法】変更
【補正内容】
【図27】
【手続補正22】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図28
【補正方法】変更
【補正内容】
【図28】
【手続補正23】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図32
【補正方法】変更
【補正内容】
【図32】
【手続補正24】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図36
【補正方法】変更
【補正内容】
【図36】
【手続補正25】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図37
【補正方法】変更
【補正内容】
【図37】
【手続補正26】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図38
【補正方法】変更
【補正内容】
【図38】
【手続補正27】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図39
【補正方法】変更
【補正内容】
【図39】
【手続補正28】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図40
【補正方法】変更
【補正内容】
【図40】
【手続補正29】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図42
【補正方法】変更
【補正内容】
【図42】
【手続補正30】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図43
【補正方法】変更
【補正内容】
【図43】

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 研磨手段と被研磨物の表面を所定方向に
    相対移動して設定される切削回数をもって平坦に研磨す
    る研磨方法であって、 各種加工パラメータの影響により創生される被研磨物表
    面の除去量分布を、研磨状態によって定まる比例定数
    k、および切削回数で規定するプレストンの式に基づい
    て求め、 上記求めた除去量分布が一様な平坦性を持つ比例定数k
    を求め、 上記求めた比例定数kを固定値とした除去量分布を求
    め、 上記比例定数kを固定値としたときの除去量分布が一様
    な平坦性を持ち得る上記切削回数を設定する研磨方法。
  2. 【請求項2】 上記プレストン式の切削回数は、加工圧
    力P、研磨手段と研磨物の相対速度v、および研磨時間
    tにより規定され、 上記切削回数は、上記研磨時間tを規定することにより
    設定される請求項1記載の研磨方法。
  3. 【請求項3】 上記プレストン式の切削回数は、加工圧
    力P、研磨手段と研磨物の相対速度v、および研磨時間
    tにより規定され、 上記切削回数は、上記相対速度vを規定することにより
    設定される請求項1記載の研磨方法。
  4. 【請求項4】 上記被研磨物は半導体のウェハであり、 上記ウェハの研磨は、研磨手段により研磨されるときに
    規定される研磨方向性のピークを緩和させ得る方向、ま
    たは、ウェハ中央部の研磨方向を平均化させ得る方向を
    もって行う請求項1記載の研磨方法。
  5. 【請求項5】 上記被研磨物は半導体のウェハであり、 上記ウェハの研磨は、研磨手段により研磨されるときに
    規定される研磨方向性のピークを緩和させ得る方向、ま
    たは、ウェハ中央部の研磨方向を平均化させ得る方向を
    もって行う請求項3記載の研磨方法。
  6. 【請求項6】 上記被研磨物は半導体のウェハであり、 上記ウェハの研磨は、研磨手段により研磨されるときに
    規定される研磨方向性のピークを緩和させ得る方向、ま
    たは、ウェハ中央部の研磨方向を平均化させ得る方向を
    もって行う請求項4記載の研磨方法。
  7. 【請求項7】 上記被研磨物の表面反射率の変化を検出
    し、 検出値に基づいて、上記被研磨物の削り残し部分を認識
    し、 削り残し部分と削り残し以外の部分の研磨条件を自動的
    に生成する請求項1記載の研磨方法。
  8. 【請求項8】 上記被研磨物の膜厚を測定することによ
    り、除去の必要な部分を検出し、 検出値からその部分を加工する条件を自動的に生成する
    請求項1記載の研磨方法。
  9. 【請求項9】 上記被研磨物は銅配線であり、 オフラインでのシート抵抗の変化を測定することにより
    除去量補正の必要なパラメータを求め、 その条件を自動補正することで均一性の条件出しを行う
    請求項1記載の研磨方法。
  10. 【請求項10】 研磨手段と被研磨物の表面を所定方向
    に相対移動して設定される切削回数をもって平坦に研磨
    する研磨装置であって、 上記切削回数は、 研磨状態によって定まる比例定数k、および切削回数で
    規定するプレストンの式に基づいて求められた、各種加
    工パラメータの影響により創生される被研磨物表面の第
    1の除去量分布が一様な平坦性を持つ比例定数kを固定
    値としたときの、第2の除去量分布が一様な平坦性を持
    ち得る値に設定されている研磨装置。
  11. 【請求項11】 上記プレストン式の切削回数は、加工
    圧力P、研磨手段と研磨物の相対速度v、および研磨時
    間tにより規定され、 上記切削回数は、上記研磨時間tを規定することにより
    設定されている請求項10記載の研磨装置。
  12. 【請求項12】 上記プレストン式の切削回数は、加工
    圧力P、研磨手段と研磨物の相対速度v、および研磨時
    間tにより規定され、 上記切削回数は、上記相対速度vを規定することにより
    設定されている請求項12記載の研磨装置。
  13. 【請求項13】 上記被研磨物は半導体のウェハであ
    り、 上記研磨手段は、上記ウェハの研磨を、研磨手段により
    研磨されるときに規定される研磨方向性のピークを緩和
    させ得る方向、または、ウェハ中央部の研磨方向を平均
    化させ得る方向をもって行う請求項10記載の研磨装
    置。
  14. 【請求項14】 上記被研磨物は半導体のウェハであ
    り、 上記研磨手段は、上記ウェハの研磨を、研磨手段により
    研磨されるときに規定される研磨方向性のピークを緩和
    させ得る方向、または、ウェハ中央部の研磨方向を平均
    化させ得る方向をもって行う請求項11記載の研磨装
    置。
  15. 【請求項15】 上記被研磨物は半導体のウェハであ
    り、 上記研磨手段は、上記ウェハの研磨を、研磨手段により
    研磨されるときに規定される研磨方向性のピークを緩和
    させ得る方向、または、ウェハ中央部の研磨方向を平均
    化させ得る方向をもって行う請求項12記載の研磨装
    置。
  16. 【請求項16】 上記被研磨物の表面反射率の変化を検
    出する検出手段と、 検出値に基づいて、上記被研磨物の削り残し部分を認識
    し、削り残し部分と削り残し以外の部分の研磨条件を自
    動的に生成する制御手段とを有する請求項10記載の研
    磨装置。
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