JP2001297849A - 端子圧着装置 - Google Patents

端子圧着装置

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JP2001297849A
JP2001297849A JP2000108621A JP2000108621A JP2001297849A JP 2001297849 A JP2001297849 A JP 2001297849A JP 2000108621 A JP2000108621 A JP 2000108621A JP 2000108621 A JP2000108621 A JP 2000108621A JP 2001297849 A JP2001297849 A JP 2001297849A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 端子送給機構100の汎用性を図るに当た
り、プレス条件の設定条件と端子帯の送給条件とをリン
クさせて作業性の向上を図ること。 【解決手段】 プレス機構のアンビルユニット220を
本体ベースから着脱可能に構成する。そして、このアン
ビルユニット220に位置決め手段230を設ける。位
置決め手段230は、端子送給機構の駆動手段110、
111による可動要素102、103の設定位置を当該
端子帯5に対応して位置決めするものである。端子送給
機構の変更要部を自動的に変更することが可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は端子圧着装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】一般に被覆電線の端末に圧着端子を接続
する装置として、端子圧着装置が知られている。
【0003】通常、端子圧着装置は、端子帯を送給する
端子帯送給機構と、送給された端子帯から端子を切り離
して電線に圧着するプレス機構とをユニット化したもの
であり、これら各機構を連動させて、連続的に圧着加工
を行うことができるようになっている。
【0004】これまで、端子帯送給機構とプレス機構と
を連動させるために、両機構はカムリンクによって機械
的に連結されていた。しかし、その場合には、端子(端
子帯)の種類を変更することや、プレス機構に採用され
ている金型(アンビルやクリンパ)の変更がわずらわし
くなる。そのため、近年では、端子帯送給機構とプレス
機構とをそれぞれモジュール化し、それぞれ部分的に交
換可能に構成して、汎用性を高めるようにしている。
【0005】例えば、実開昭62−175685号公報
には、端子圧着装置の本体に対して着脱可能なアンビル
が開示されている。
【0006】また、特開平10−50450号公報に
は、端子圧着装置の本体側ブロック部材に対して着脱可
能なクリンパユニットが開示されている。
【0007】さらに特開平11−135225号公報に
は、端子帯の種類に応じて送給条件を変更可能な可動要
素(例えば送り爪や送り爪の送りピッチを端子帯に対応
して規定する規定部材)と、この可動要素を駆動するた
めの駆動手段(例えばエアシリンダ)とを有する端子送
給機構を開示している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成では、プレス機構によるプレス条件(具体的に
はアンビルやクリンパの設定条件)を変更した際に、こ
れに対応して端子送給機構を別工程で個別に設定しなけ
ればならなかったので、両者の設定条件を調整するため
の手間がかかるという課題があった。
【0009】特に、端子送給機構の可動要素は、通常複
数である(例えば端子帯を送る際の送給ピッチを変更す
るための部材、或いは端子帯をガイドするガイド部材)
ことから、可動要素の配置や可動範囲も、送給される端
子帯の寸法の相違に対応してそれぞれ個別に変更する必
要があったので、そのような設定変更に多くの時間を費
やしていた。
【0010】本発明は上記不具合に鑑みてなされたもの
であり、端子送給機構の汎用性を図るに当たり、プレス
条件の設定条件と端子帯の送給条件とをリンクさせて作
業性の向上を図ることのできる端子圧着装置を提供する
ことを課題としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、端子を被覆電線に圧着するためのプレス機
構と、このプレス機構に端子を供給するために、複数の
端子が一定間隔を隔てて並列にキャリアに連続する端子
帯を上記プレス機構に送給する端子送給機構と、これら
プレス機構および端子送給機構を担持するベースとを備
え、上記プレス機構は、圧着される端子の種類に応じて
上記ベースに対し交換可能に構成されているとともに、
上記端子送給機構は、上記端子帯の種類に応じて送給条
件を変更可能な可動要素と、この可動要素を駆動するた
めの駆動手段とを有する端子圧着装置において、上記駆
動手段による可動要素の設定位置を当該端子帯に対応し
て位置決めする位置決め手段を上記プレス機構に設けて
いることを特徴とする端子圧着装置である。
【0012】この発明では、端子帯の送給条件を変更す
るに当たり、プレス機構の設定を変更することによっ
て、該プレス機構に設けられた位置決め手段により、端
子送給機構の変更要部を自動的に変更することが可能に
なる。この発明において、「可動要素」としては、端子
帯をプレス加工に送るための送り爪や、この送り爪の送
給ピッチを規定する規定部材、或いは、送給される端子
帯のガイドが例示される。また駆動手段による駆動は、
端子送給設定動作としての駆動であってもよく、端子帯
を送給する送給動作としての駆動であってもよい。
【0013】好ましい態様において、上記プレス機構
は、端子を受けるアンビルユニットをその種類に応じて
交換可能に有しているものであり、上記位置決め手段
は、このアンビルユニットに設けられている。
【0014】この態様では、プレス機構全体からアンビ
ルユニットのみを変更することができるので、プレス機
構の汎用性をより高めることが可能になるとともに、こ
のアンビルユニットに位置決め手段が設けられているの
で、アンビルユニットを変更した場合においても、端子
送給機構の設定変更をこのアンビルユニットに対応して
自動的に行うことが可能になる。
【0015】別の好ましい態様において、上記駆動手段
は、交換されたプレス機構をクランプするクランプ手段
を兼ねる第1の駆動部材を含むものである。
【0016】この態様では、単一の駆動部材(例えばエ
アシリンダ)でプレス機構の着脱工程と、所定の可動要
素(例えばガイド部材)の駆動とを同時に行うことがで
き、より簡素な構成で迅速な設定変更を行うことが可能
になる。
【0017】特に好ましい態様において、上記駆動手段
は、第1の駆動部材がクランプしたプレス機構の位置決
め手段に対してシーケンシャルに別の可動要素を駆動す
る後続の駆動部材を含むものである。
【0018】このようにすると、プレス機構のセッティ
ングを第1の駆動部材で行うに当たり、第1の駆動部材
によってセットされたプレス機構に関連して残余の可動
要素の位置決めを図ることができるので、複数の可動要
素が存在する場合においても、確実に精緻な位置決めを
行うことができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら本
発明の好ましい実施の形態について詳述する。
【0020】図1は本発明の実施の一形態に係る端子圧
着装置の全体構成を示す斜視図である。図2は上記端子
圧着装置を示す正面図である。これらの図を参照して図
示のプレス装置1は、端子圧着装置10と、この端子圧
着装置10を駆動するサーボユニット2と、これらの装
置を制御するためのコントロールボックス3とを有して
おり、図示しない作業者がこのプレス装置1の前で被覆
電線Wを供給して端子6を当該被覆電線Wの端部に圧着
するようになっている。なお、以下の説明において、こ
の作業者側を仮に前方とする。
【0021】上記端子圧着装置10は、プレス装置1に
装着されるベース11を有しており、このベース11上
に端子送給機構100と、プレス機構200とを組み付
けたものである(図2参照)。
【0022】上記サーボユニット2は、サーボモータ2
aと、サーボモータ2aに連結された減速機2bを介し
て該サーボモータ2aに駆動される回転シャフト2c
と、回転シャフト2cにリンク2dを介して連結された
昇降ラム2eとを有しており、サーボモータ2aのトル
クを上記リンク2dで昇降運動に変換して昇降ラム2e
に伝達し、昇降ラム2eの下部に取り付けられた上記端
子圧着装置10のプレス機構200に設けられているシ
ャンクモジュールMを昇降駆動するようになっている。
【0023】図示の例では、上記サーボモータ2aにエ
ンコーダ2fが接続されており、このエンコーダ2fが
上記コントロールボックス3に接続されて駆動制御され
るようになっている。
【0024】図示通り、上記サーボユニット2の筐体2
1には、直角に屈曲したアーム22が取り付けられてお
り、このアーム22の自由端に端子帯リール4が取り付
けられるようになっている。また、筐体21には、取り
付けアーム24を介してガイド板25が保持されてい
る。そして、この端子帯リール4から繰り出された端子
帯5が、上記ガイド板25の外側から上記端子圧着装置
10の端子送給機構100に繰り出され、当該端子圧着
装置10のプレス機構200に送給されるようになって
いる。
【0025】図3は図1の実施形態に係る圧着装置10
の端子送給機構100の分解斜視図である。
【0026】図2および図3を参照して、上記端子圧着
装置10の端子送給機構100は、ベース11の幅方向
に沿って延びるガイドレール12(図2参照)にガイド
されて、前後方向に変位可能なユニットベース101
と、このユニットベース101に組み付けられる送り爪
ブロック102と、送り爪ブロック102の送りピッチ
を規定する設定用ブロック103と、これら両ブロック
102、103の変位を許容した状態で上記ユニットベ
ース101の上部に配置されるユニットプレート104
と、ユニットプレート104の上部に取り付けられるブ
レーキユニット105とを備えている。
【0027】上記ユニットベース101、送り爪ブロッ
ク102、設定用ブロック103は、図示の実施形態に
おいて端子送給機構100の可動要素であり、これらの
位置を変更することによって後述するように複数種類の
端子帯5を送給することができるようになっている。
【0028】上記ユニットベース101は、ベース11
の後部に設けられたスライドシリンダ106によって当
該ベース11の幅方向に変位可能に構成されている。こ
れにより、後述する送り状態設定時に上記ユニットベー
ス101をプレス機構200と相対的に変位させて、長
さの異なる端子帯5を汎用的に送給することができるよ
うになっている。
【0029】上記ユニットベース101の当該端子帯送
給方向Aの上流端部には、シリンダブロック107が固
定されており、このシリンダブロック107には、後述
する端子圧着動作時に送り爪ブロック102を端子帯送
給方向Aに沿って往復駆動する送りシリンダ110と、
後述する送り状態設定時に上記設定用ブロック103を
端子帯送給方向Aに沿って往復駆動可能な送り量設定シ
リンダ111とが取り付けられている。各シリンダ11
0、111のロッド110a、111aは、対応するブ
ロック102、103に連結されている(図3参照)。
これらシリンダ110、111は上記スライドシリンダ
106とともに、図示の実施形態において、端子送給機
構100の駆動手段を構成するものである。
【0030】シリンダ110、111は、上記シリンダ
ブロック107に片持ち状に固定されるシリンダカバー
109によって上面が覆われている。そして、このシリ
ンダカバー109の上面が、上記端子帯リール4から繰
り出された端子帯5を上記ユニットベース101上のユ
ニットプレート104にガイドするガイド部材を兼ねて
いる。ガイドされた端子帯5は、送り爪ブロック102
によって、ユニットプレート104にガイドされた状態
で間欠的に所定のタイミングで送給されるように構成さ
れている。
【0031】図4は、図1の実施形態に係る端子送給機
構の要部を拡大して示す斜視図である。
【0032】同図を参照して、一般にこの種の(いわゆ
るサイド式)端子帯5は、一定の間隔LCを隔てて並列
された圧着端子6を帯状のキャリア7に接続したもので
あり、上記キャリア7には、各圧着端子6に対応して穿
孔されたパイロット孔7aが形成されている。そして、
上記送り爪ブロック102は、上記パイロット孔7aに
対して導入/退避可能な送り爪102aを有しており、
この送り爪102aを上記パイロット孔7aに導入し、
上記対向間隔Lに対応して送り爪ブロック102全体を
上記送りシリンダ110によって端子帯送給方向Aに移
動することにより、端子帯5を駆動して圧着端子6をプ
レス機構に送給することができるようになっている。
【0033】上記送り爪102aは、図示の通り、端子
帯送給方向Aの上流側が下がる三角形状に面取りされて
いるとともに、図示しない弾性部材によって上方に付勢
された状態で上下に進退することができるようになって
いる。したがって、この送り爪102aが上流側から下
流側へ移動する場合には、送り爪102aは弾性的にパ
イロット孔7aに係合して端子帯5を下流側へ駆動する
ことができるとともに、下流側から上流側に戻る際に
は、上記面取り部分にガイドされることによってパイロ
ット孔7aから退避し、元の送り位置に戻って、上流側
に後続するパイロット孔7aに導入することが可能にな
っている。
【0034】上記設定用ブロック103は、平面で見て
L字型にくぼむことにより、端子帯送給方向Aに対向す
る規定面103aとこれに直交するガイド面103bと
を形成しており、規定面103aによって、送り爪ブロ
ック102の復動時の戻り位置を規定するとともに、ガ
イド面103bによって送り爪ブロック102の背面を
摺動可能にガイドしているように構成されている。
【0035】図5は図1の実施形態に係る端子送給機構
のユニットプレート部分を拡大して示す斜視図である。
【0036】図3および図5を参照して、上記ユニット
プレート104は、上記ブレーキユニット105との間
に形成されるキャリア送給溝104aと、このキャリア
送給溝104a内にキャリア7が搬送される端子帯5の
圧着端子6を受ける板部104bと、上記キャリア送給
溝104aの下面部分に形成されて、上記送り爪102
aを挿通させる長溝104cと、上記ブレーキユニット
105を装着するためのリブ104dとを有しており、
端子帯5の圧着端子6は、この板部104b上に並んで
プレス機構200に送給されるようになっている。
【0037】上記ブレーキユニット105は、キャリア
送給溝104aの上部を形成するブレーキプレート10
5aと、このブレーキプレート105aの中央部に形成
された長孔105b内に装着されるカムレバー105d
とを有しており、上記ブレーキプレート105aで端子
帯5のキャリア7を上記キャリア送給溝104aの下面
部分に弾性的に押し付けることにより、送り爪102a
が端子帯送給方向Aに対して逆送されるのを防止するた
めのものである。上記ブレーキプレート105aを弾性
的に付勢するために、ユニットベース101の両端部前
面には、上下に開く矩形の溝101aが形成され、その
内部にはコイルばね113が配置されている。このコイ
ルばね113の下方には、矩形のナット114が配置さ
れるとともに、このナット114には、ブレーキプレー
ト105aおよびユニットプレート104を貫通するボ
ルト115がコイルばね113の内周を通った状態で螺
合している。したがって、コイルばね113はナット1
14とユニットプレート104との間で圧縮されること
により、ナット114を下方に押し下げる結果、その付
勢力がボルト115の頭部115aからブレーキプレー
ト105aに伝達されるので、ブレーキプレート105
aは、当該キャリア送給溝104aを構成する部位がキ
ャリア7を上記ユニットプレート104に弾性的に押し
付け、キャリア7の逆送防止機能を奏することができる
ようになっている。なお上記カムレバー105dは、回
動ピン105cによってブレーキプレート105aに取
り付けられることにより、図3の実線で示すブレーキ浮
揚姿勢と図3の仮想線および図5に示すブレーキ動作姿
勢との間で回動可能に構成されている。そしてこのカム
レバー105dは、ブレーキ浮揚姿勢においては、ブレ
ーキプレート105aの下方に下部を突出させることに
より、上記コイルばね113の付勢力に抗して上記ブレ
ーキプレート105aを浮揚させるとともに、上記ブレ
ーキ動作姿勢においては、上記ブレーキプレート105
a内に下部を退避させて、ブレーキプレート105aに
上記コイルばね113の付勢力が作用するように構成さ
れている。
【0038】上記ユニットプレート104上に送給され
る端子帯5の圧着端子6は、プレス機構200に設けら
れた上ガイド120によって案内されるように構成され
ている。
【0039】まず図3を参照して、上ガイド120は、
ガイド板121とこのガイド板121を担持する矩形の
棒状のガイドブロック122と、このガイドブロック1
22の一端部に設けられたスライドブロック123とを
有している。
【0040】上記ガイド板121は、実質的に端子帯5
の圧着端子6をガイドするものである。
【0041】図6は図1の実施形態に係る上ガイドの要
部を示す斜視図である。
【0042】同図を参照して、周知の通り圧着端子6
は、被覆電線Wの芯線部W1に圧着されるワイヤーバレ
ル6aと、被覆端部W2に圧着されるインスレーション
バレル6bとを接続部6cの前側に有している。そして
図示の例においては、上記接続部6cとワイヤーバレル
6aとの間に形成されるガイド溝6dに沿って上記ガイ
ド板121のガイド縁121aがガイドすることができ
るようにガイド板121が屈曲されている。
【0043】次に図7ないし図10を参照しながら上記
上ガイド120の駆動構造について説明する。図7は図
1の実施形態に係る圧着装置の一部を省略して示す分解
斜視図であり、図8は図1の実施形態に係る圧着装置を
背面側から見た斜視図であり、図9は図1の実施形態に
係る圧着装置の一部を省略して示す斜視図であり、図1
0は図1の実施形態に係る圧着装置の要部を拡大して示
す斜視図である。
【0044】これらの図を参照して、上記上ガイド12
0は、次に説明するプレス機構200の本体201背面
に固定されたクランプシリンダ140によって上下に昇
降可能に構成されている。図示の通りプレス機構200
の本体201は、ベース11に立設される板状のブロッ
ク体201aとこのブロック体201aの上部前面に突
設される一対のアーム201b、201cとを一体に有
しており、上記アーム201b、201c間に、上記サ
ーボユニット2の昇降ラム2e(図1参照)と連結され
るクリンパユニット250(図2参照)の昇降空間Sが
形成されている(図7参照)。この昇降空間Sに対応し
て、上記ブロック体201aには、上下に延びる挿通窓
202が形成されており、この挿通窓202に上記上ガ
イド120のスライドブロック123を上下に昇降可能
に挿通させているとともに、ブロック体201aの背面
に固定されるクランプシリンダ(駆動手段)140のシ
リンダロッド141に対し、連結部材142を介して取
り付けられている。これにより上ガイド120は、スラ
イドブロック123が上記クランプシリンダ140に昇
降されることにより、上下に変位する可動要素を構成し
ている。
【0045】ここで図示の実施形態においては、このス
ライドブロック123が、昇降空間Sの下方に配置され
たアンビルユニット220を固定する固定手段を兼ねて
いる。そして図示の実施形態では、このアンビルユニッ
ト220に設けたアンビルホルダ230により、種々の
位置決めがなされるように構成されている。
【0046】図11は図1の実施形態に係る端子搬送機
構の汎用性を模式的に示す側面略図である。また、図1
2は図1の実施形態に係る端子搬送機構の汎用性を模式
的に示す平面略図である。
【0047】まず、図6を参照して、端子帯5を送給す
るために管理すべき寸法としては、ガイド溝6dの底面
から上記上ガイド120のガイド縁121aによるガイ
ド位置までのガイド高さLAと、パイロット孔7aから
ガイド溝6dまでの距離LBと、キャリア7に形成され
たパイロット孔7aの穿孔間隔LCとがある。然るにこ
れらの各寸法LA、LB、LCは、圧着される圧着端子
6の種類によってまちまちになっている。そこで、本実
施形態においては、図11(A)(B)および図12
(A)(B)に示すように、アンビルユニット220を
利用することにより、各寸法LA、LB、LCのばらつ
きを吸収可能にして汎用性を持たせている。
【0048】図13は図1の実施形態に係るアンビルユ
ニットの分解斜視図であり、図14は図1の実施形態に
係るアンビルユニットの斜視図である。
【0049】これらの図を参照して、本実施形態に係る
アンビルユニット220は、基本的にはプレス機構20
0の構成要素であり、ブロック体221、ブロック体2
21に対して上下に進退可能に組み付けられたスライド
カッタ222、このスライドカッタ222の背後に連設
されるインスレーションアンビル223およびワイヤー
アンビル224、並びにスペーサ225を有しており、
これらがボルト226で連結されている。さらに、本実
施形態に係るアンビルユニット220には、これらの各
要素221〜225を一体的に担持するアンビルホルダ
230が設けられている。このアンビルホルダ230
は、平面視略コの字形に形成されたブロック体であり、
その端子帯送給方向下流側側壁が、ベース11に固定さ
れた位置決め部材14に案内されるとともに、その背面
が上記プレス機構200の本体201前面に当接するこ
とにより、後述するクリンパユニット250に対して各
アンビル223および244を精緻に位置決めすること
ができるようになっている。
【0050】図15は図1の実施形態に係るプレス機構
の側面略図である。
【0051】図14並びに図15を参照して、このアン
ビルホルダ230には、プレス機構200への組み付け
時に上記上ガイド120のスライドブロック123と対
向する当接面231が形成されている。このため、上記
クランプシリンダ140がスライドブロック123を図
15(A)の上昇状態から図15(B)の降下状態に変
位させると、このスライドブロック123の下面が上記
当接面231に当接し、アンビルユニット220全体を
ロックすることができるようになっている。
【0052】さらにこの当接面231の高さHは、組み
付けられるアンビル223および244(すなわち圧着
されるべき圧着端子6)の種類に対応した高さに対応し
ており、これによって、アンビルユニット220が変更
された場合には、この当接面231の高さHが異なるこ
とに対応して上記スライドブロック123が降下時に停
止する停止位置(設定位置)を変化させることができ、
この上下高さの設定変更によって、当該スライドブロッ
ク123に取り付けられている上ガイド120の上下高
さの位置を変更することにより、端子帯5のガイド高さ
LA(図6参照)の自動設定を行うことができる。
【0053】図16は図1の実施形態に係る端子送給機
構の位置決め構造を概略的に示す平面略図である。
【0054】同図(A)並びに図13および図14を参
照して、上記アンビルユニット220のアンビルホルダ
230には、その端子帯送給方向上流側に位置決め端面
232が形成されている。この位置決め端面232は、
当該アンビルユニット220の固定時において、上述し
たユニットベース101の端子帯送給方向Aの下流側に
形成された切欠部108に対向しており、スライドシリ
ンダ106が図16(A)の伸長状態から図16(B)
の縮長状態に変位してユニットベース101を後方に引
いた際に、上記切欠部108が上記位置決め端面232
に当接することにより、ユニットベース101の前後方
向の設定位置をアンビルユニット220毎に個別に設定
することができるようになる。これにより、上述したパ
イロット孔7aからガイド溝6dまでの距離LB(図
6、図11、図12参照)を圧着される端子に対応して
自動設定することが可能になる。
【0055】図17は図1の実施形態に係る端子送給機
構の位置決め構造を概略的に示す平面略図であり、図1
8は図1の実施形態に係る端子送給機構の位置決め構造
を概略的に示す正面略図であり、図19は図1の実施形
態に係る端子送給機構の位置設定工程を概略的に示す平
面略図である。
【0056】図13および図14並びに図17ないし図
19を参照して、上記アンビルユニット220のアンビ
ルホルダ230には、その端子帯送給方向上流側の側壁
に、一対のアジャストボルト233、234が固定され
ている。これらアジャストボルト233、234は、そ
れぞれ上述した送り爪ブロック102、設定用ブロック
103の突出位置(設定位置)を位置決めするものであ
り、圧着される圧着端子6の種類に応じて、それぞれの
頭部233a、234aの突出長さLE、LFがそれぞ
れ個別に設定されている。そして、図19(A)に示す
ように、まず、設定用ブロック103を突出させて対応
するアジャストボルト234に当接させることにより、
図19(B)(C)に示すように、設定用ブロック10
3の規定面103aとアジャストボルト234の頭部2
34a端面との間で送り爪ブロック102のストローク
範囲LS(すなわち送り爪102aの送給ピッチLC)
を個別に自動設定できるようになっている。
【0057】次に、本実施形態に係るプレス機構200
の詳細について説明する。
【0058】図20は図1の実施形態に係る端子圧着装
置の斜視図であり、図21は図1の実施形態に係る端子
圧着装置の一部を分解して示す斜視図である。
【0059】図20および図21を参照して、図示の実
施形態に係るプレス機構200は、上記本体201に形
成される昇降空間S内にて上下にガイドされるシャンク
210を有している。シャンク210は、全体して直方
体形状に形成されたブロック状の金属部材であり、その
上端部には、後方に開く装着溝211を備えた連結シャ
ンク212が固定されている。そして、図2に示すよう
に、この連結シャンク212の装着溝211にプレス装
置1の昇降ラム2e下端に形成されたフランジ2gを装
着することにより、シャンク210は、昇降空間S内に
て、全体として昇降ラム2eにより上下に駆動されるよ
うになっている。
【0060】上記昇降空間Sは、上述した一対のアーム
201b、201cの間に形成されるものである。各ア
ーム201b、201cの前端面下部には、それぞれガ
イド板203が片持ち状に固定されており、シャンク2
10は、ブロック体201aの前面と、これら両アーム
201b、201cの内側面と、上記ガイド板203の
背面で上下に昇降可能にガイドされる構成になってい
る。
【0061】ここで、図示の実施形態に係るプレス機構
200の本体部は、その一方のアーム201bに扉26
0が取り付けられており、この扉260が鉛直線沿いの
ボルト261に軸支されている。このボルト261は、
ブロック体201aの上端面に固定された取り付け板2
04と、当該アーム201bに対応するガイド板203
との間に設けられて上記扉260を支持しているもので
あり、このボルト261によって、扉260は、図20
に示すように、上記昇降空間S内にて上下方向にのみシ
ャンク210が移動するのを許容する閉塞姿勢と、図2
1に示すように、上記昇降空間Sに対し、各ガイド板2
03の上方でシャンク210を前後に挿抜することを許
容する着脱姿勢との間で変位することができるようにな
っている。
【0062】上記扉260の開閉動作を行うために、図
示の実施形態では、トグルクランプ270を設けてハン
ドル操作することができるように構成している。
【0063】図示の通りトグルクランプ270は、本体
201の外側壁に固定されたラッチブロック271と、
このラッチブロック271にピン272で軸支される回
動ハンドル273と、この回動ハンドル273と上記扉
260とを連結する線ばね274とを有しており、ラッ
チブロック271の前部に形成された斜面に上記回動ハ
ンドル273を沿わせることにより、その姿勢で弾性的
に扉260を上記閉塞姿勢にロックすることができると
ともに、上記回動ハンドル273をピン272回りに回
動させて当該ラッチブロック271の斜面と交差する姿
勢に変位させることにより、上記ロック状態を解除して
扉260を着脱姿勢に変位させることができるようにな
っている。
【0064】具体的には図示してないが、上記回動ハン
ドル273には、弾性部材とこの弾性部材によって上下
に昇降するロック解除部材273aとが設けられてお
り、上記ラッチブロック271に設けた係止部材をロッ
ク解除部材273aに係止させることにより、上記ロッ
ク状態(図20に示す状態)を維持することができると
ともに、ロック解除部材273aを押し込んでこの係止
部材との係合を解除することにより上記回動ハンドル2
73を解除状態(図21の状態)に変位させることがで
きるようになっている。
【0065】次に上記シャンク210に組み付けられる
クリンパユニット250について図22および図23を
参照しながら説明する。図22は図1の実施形態に係る
加圧ユニットの分解斜視図であり、図23は図1の実施
形態に係る加圧ユニットの断面略図である。
【0066】これらの図を参照して、図示の実施形態に
係るクリンパユニット250は、上述したシャンク21
0と組み付けられることによりシャンクモジュールMを
一体的に構成するものである。
【0067】図示の例において、クリンパユニット25
0は、裁断パンチ251と、電線押さえ252と、イン
スレーションクリンパ253と、ワイヤークリンパ25
4と、第1のリホーマガイド255と、第1のリホーマ
256と、第2のリホーマ257と、第2のリホーマガ
イド258とを複数の加圧部材として、前方からこの順
で一体または相対変位可能に組付け、ボルト259で挿
通して連結したものである。このボルト259は、シャ
ンク210の収容部214の最奥部にボルト215で固
定されるシャンク蓋216のねじ孔217に螺合するこ
とにより、上記各部材を連結している。上記各加圧部材
(251〜258)は、それ自体は周知のものであり、
上記アンビルユニット220の各部材(スライドカッタ
222、インスレーションアンビル223、ワイヤーア
ンビル224、並びにスペーサ225)と協働して、電
線押さえ252によって被覆電線を止定し、リホーマ2
56、256により端子帯5の圧着端子6を矯正し、裁
断パンチ251によって端子帯5から圧着端子6を切り
離し、クリンパ253、254によって圧着端子6のバ
レル6a、6b(図6参照)をかしめるものである。図
中、SP1、SP2、SP3は、それぞれ第1、第2の
リホーマ256、257、電線押さえ252を弾性的に
昇降させるためのコイルばねである。
【0068】ここで、各クリンパ253、254による
クリンプハイトを調整するために、このシャンクモジュ
ールMには、クリンプハイト調整機構300が設けられ
ている。このクリンプハイト調整機構300は、シャン
ク210に形成された装着孔218内に配置される駆動
ロッド301と、この駆動ロッド301の後端部に固定
されるハイト用カム302と、このハイト用カム302
よりも前方において上記駆動ロッド301上に同心に相
対回転可能に配置されるインスレーション用カム303
と、インスレーション用カム303の前端部に固定され
るインスレーション用ダイアル304と、このインスレ
ーション用ダイアル304の前方において上記駆動ロッ
ド301の前端部に固定されるハイト用ダイアル305
とを備えている。
【0069】さらに、上記シャンク210には、ハイト
用カム302に駆動されて上下に変位するハイト調整軸
310が設けられているとともに、上記インスレーショ
ン用カム303とインスレーションクリンパ253との
間には矩形のスペーサ307が設けられている。周知の
通り各カム302、303の断面形状は、駆動ロッド3
01の中心から径方向寸法の異なるカム面を形成する多
角体形状に形成されており、上記カム面を変更すること
により、このカム面とそれに当接する部材との間で上下
方向の高さを変更することができるようになっている。
【0070】図23に示すように、ワイヤークリンパ2
54の高さ調整を行うためのハイト用カム302は、シ
ャンク210の上記装着孔218内周面と上記昇降ラム
2eのフランジ2g下面との間で上記ハイト用カム30
2を回動させ、このカム302上にある上記ハイト調整
軸310を昇降させて、シャンク210と昇降ラム2e
との装着間隔H1を変更するものである。上述したよう
に、ハイト用カム302は、駆動ロッド301に固定さ
れているとともに、この駆動ロッド301の前端部に
は、ハイト用ダイアル305が固定されているので、図
示の組立状態において、このハイト用ダイアル305を
回動することにより上記ハイト調整を行うことが可能に
なる。なお図示の例では、シャンク210と連結シャン
ク212との間には板状のハイト調整押さえ308が設
けられており、このハイト調整押さえ308によって上
記ハイト調整軸310の小径部分をガイドすることによ
り、ハイト調整軸310のシャンク210からの離脱を
図っているとともに、このハイト調整押さえ308と連
結シャンク212との間で上記装着間隔H1のばらつき
が吸収され、ワイヤークリンパ254を含むシャンクモ
ジュールM全体が上下に昇降することができるようにな
っている。
【0071】また、インスレーションクリンパ253の
高さ調整を行うためのインスレーション用カム303
は、組み付け時に両クリンパ253、254の上方に配
置されるとともに、上記スペーサ307を介してインス
レーションクリンパ253とのみ連結されている。この
インスレーションクリンパ253とのみ連結するため
に、ワイヤークリンパ254の上部には切欠254aが
形成されている(図22参照)。
【0072】上述したように、インスレーション用カム
303は、駆動ロッド301に対して相対回転可能に取
り付けられているとともに、このインスレーション用カ
ム303の前端部には、インスレーション用ダイアル3
04が固定されているので、図示の組立状態において、
このインスレーション用ダイアル304を回動すること
によりインスレーションクリンパ253の高さ調整を行
うことが可能になる。このように本実施形態では、シャ
ンク210がプレス機構200の本体201および昇降
ラム2eに対して着脱可能に連結されているので、この
シャンク210をクリンパユニット250とともにシャ
ンクモジュールMを構成する要素として、本体部分と分
離し、圧着される圧着端子6の種類毎に交換可能に構成
することが可能になる。この結果、シャンク210毎に
クリンプハイトの調整機能(具体的にはクリンプハイト
調整機構300)を設定しておいて、クリンパユニット
250と一体的に本体部に着脱することが可能になるの
で、クリンパユニット250の汎用性を図るに当たり、
クリンパユニット250の交換後の調整も可及的に容易
になる。
【0073】また、上述した実施形態におけるように、
上記クリンパユニット250が、インスレーションクリ
ンパ253とワイヤークリンパ254とを有し、上記シ
ャンク210がクリンプハイト調整機構300を有して
いる場合には、クリンプハイトの調整を予めクリンパユ
ニット250毎に設定しておくことが可能になるととも
に、クリンパユニット250の交換後もより精緻にクリ
ンプハイトを調整することが可能になる。
【0074】次に、上述した端子送給機構100とプレ
ス機構200とを連動させるための連動機構400(連
動手段)について図24を参照しながら説明する。本実
施形態において、連動機構400(図24参照)は、コ
ントロールボックス3(図1参照)の制御により電気的
に端子送給機構100とプレス機構200とを連動制御
するものである。
【0075】図24は図1の実施形態に係る端子圧着装
置のブロック図であり、図25は図1の実施形態に係る
端子圧着装置のコントロールボックスの正面図である。
また、図26は図1の実施形態に係るプレス機構に設け
た位置検出手段の検出状態を概略的に示す側面略図であ
る。
【0076】図1並びに図24および図25を参照し
て、連動機構400の主要部をなすコントロールボック
ス3は、筐体30と、筐体30内に実装されている制御
ユニット31(制御手段)とを備えており、この制御ユ
ニット31には、上記筐体30のフロントプレート30
aに取り付けられた電源ランプ33および異常ランプ3
4等の表示手段並びに電源スイッチ35(図24では省
略)、固定スイッチ36、解放スイッチ37、連続/手
動切換スイッチ38、および送りスイッチ39が設けら
れている。また、外部装置としては、この端子圧着装置
を作業者が運転するためのフットスイッチ401が接続
されている他、上記プレス装置1のサーボモータ2a、
端子送給機構100のスライドシリンダ106、送りシ
リンダ110、および送り量設定シリンダ111が接続
されており、フットスイッチ401の入力によってプレ
ス装置1のサーボモータ2a、および各シリンダ10
6、110、111が後述する所定のタイミングで操作
されるようになっている。
【0077】ここで、上記端子送給機構100の上記設
定用ブロック103には、送り爪ブロック102の相対
変位を検出する近接センサ402(送給動作検出手段)
が設けられている(図2参照)。この近接センサ402
は、設定用ブロック103の規定面103aに上記送り
爪ブロック102が当接している状態と送り爪ブロック
102が往動することにより、規定面103aから離れ
て下流側に変位した状態との間でON/OFFし、上記
制御ユニット31に信号を出力するものである。
【0078】さらに図26を参照して、上記プレス機構
200の本体201には、近接センサ403(圧着動作
検出手段)が取り付けられている。近接センサ403
は、本体201のブロック体201aに設けられ、図2
6(A)に示すように、クリンパユニット250が上支
点にあるときにはOFF、図26(B)に示すように、
圧着位置に降下したときにはON、そして、図26
(B)の圧着位置からある程度まで上昇したときには図
26(C)に示すようにOFFとなるように設定されて
おり、そのシーケンスによってシャンクモジュールMの
圧着動作を検出し、検出された結果が上記制御ユニット
31に入力されるようになっている。
【0079】次に図27ないし図29を参照しながら上
述した端子圧着装置10の動作手順について説明する。
図27は図1の実施形態に係る端子圧着装置の動作手順
を示すフローチャートであり、図28は図27の動作手
順における連続運転モードの動作手順を示すフローチャ
ートであり、図29は図28の動作手順における設定変
更モードの動作手順を示すフローチャートである。
【0080】まず、図1および図27を参照して、電源
スイッチ35が操作されて、電源が投入されると、制御
ユニット31は、連続/手動切換スイッチ38の状態を
見て、自動モードが選択されている場合には連続運転モ
ードのルーチン(ステップS2参照)に移行し、手動モ
ードが選択されている場合には送り運転モードのルーチ
ン(ステップS3参照)に移行し、それぞれのサブルー
チンから復帰した後、電源がOFFになるまで上記ステ
ップを繰り返すようになっている(ステップS4参
照)。初期状態において、端子帯5は、端子送給機構1
00に送給可能にセッティングされており、その終端の
圧着端子6は、アンビルユニット220の上に圧着可能
にセットされている。
【0081】図1および図28を参照して、連続運転モ
ードのルーチンに移行すると、まず、制御ユニット31
は、フットスイッチ401が操作されるのを待機し(ス
テップS21参照)、フットスイッチ401が操作され
ていない間には解放スイッチ37が操作されたか否かを
判別する(ステップS22参照)。そして、この段階で
解放スイッチ37が操作された場合には、後述する設定
変更モードS5が選択され、当該圧着端子装置10の各
部を変更可能に構成されている。
【0082】他方、ステップS21において、作業者
が、予め皮剥加工のなされた被覆電線Wの端末部をプレ
ス機構200に設定された圧着端子6の上にセットして
フットスイッチ401を操作すると、制御ユニット31
は、プレス装置1のサーボモータ2aを駆動し、シャン
クモジュールMを降下させ、圧着後に上昇させる(ステ
ップS23参照)ので、この昇降動作によって、近接セ
ンサ(圧着検出センサ)403が図26(A)〜(C)
の手順でシャンクモジュールMの昇降動作を検出する。
この検出動作により、制御ユニット31は、圧着動作の
良否を判別し(ステップS24参照)、仮に不良と判別
された場合には、異常表示を行って処理を中断する(ス
テップS25参照)一方、良好と判断された場合には、
送りシリンダ110を伸長し、端子帯5を駆動して次の
圧着端子6をアンビルユニット220に送給する。この
送り動作は、上記近接センサ(送り検出センサ)402
のON/OFF動作により判別され、送り動作が良好で
ある場合には元のルーチンに復帰し、不良と判別された
場合にはステップS25の異常表示を行って処理を中止
する。
【0083】次に図29を参照して、ステップS5の設
定変更モードが選択された場合、制御ユニット31はま
ず、端子送給機構100のシリンダ106、110、1
11、130を一斉に解除方向に駆動する。これによ
り、プレス機構200のアンビルユニット220が交換
可能に解除されるとともに、他の可動要素(ユニットベ
ース101、設定用ブロック103、上ガイド120)
も一斉に設定変更可能に解放される。この状態で、作業
者はプレス機構200の各ユニット(具体的にはシャン
クモジュールMとアンビルユニット220)の交換作業
を行う(ステップS52参照)。
【0084】この交換作業において、加圧側の部材を交
換する際には、図20および図21で説明した手順で回
動ハンドル273を操作し、扉260を開閉することに
より、本体201をプレス装置1に装着したまま、クリ
ンパユニット250を交換することが可能になる。
【0085】また、受圧側の部材を交換する場合におい
ても、モジュール化されたアンビルユニット220の交
換作業だけで対応する端子のアンビル223、244等
を変更することが可能になる。
【0086】制御ユニット31は、作業者がコントロー
ルボックス3の固定スイッチ36を操作するのを待機す
る(ステップS53参照)。そして、固定スイッチ36
が操作されると、制御ユニット31は、まずクランプシ
リンダ140を伸長し、スライドブロック123によっ
てアンビルホルダ230をベース11に押圧する(ステ
ップS54参照)。これにより、アンビルユニット22
0は、スライドブロック123とベース11との間で挟
圧され、堅固に固着される(図15(A)(B)参
照)。さらにこの構成により、図11にて上述したよう
に、圧着端子6に対応したガイド高さLA(図11にお
けるL1、L2)に自動設定することが可能になる。
【0087】次に、制御ユニット31は、送りシリンダ
110を縮長することにより、図16(A)(B)で示
すように、クランプされたアンビルユニット220のア
ンビルホルダ230に対し、ユニットベース101を当
接させて位置決めする(ステップS55参照)。これに
より、図示の通り、ユニットベース101に担持されて
いる部材全体が後方に下がって位置決めされ、図12に
示すように、対応する端子帯5に最適な距離LB(図1
2におけるL3、L4)の設定を行うことが可能にな
る。
【0088】最後に制御ユニット31は図19(A)お
よび(B)に示すように、送り量設定シリンダ111を
伸長し、設定用ブロック103を対応するアンビルホル
ダ230のアジャストボルト234に当接させる(ステ
ップS56参照)。これにより、設定用ブロック103
の規定面103aと送り爪ブロック102に対応するア
ジャストボルト233の対向間隔が自動設定され、送り
爪ブロック102はこの対向間隔内で往復移動する(図
19(C)参照)ことになるので、図12に示すよう
に、対応する端子帯5に最適な穿孔間隔(すなわち送給
ピッチ)LC(図12におけるL5、L6)の設定を行
うことが可能になる。
【0089】そして、この送り量設定シリンダ111の
伸長が終了すると、制御ユニット31は、図27のルー
チンに復帰する。なお図27において、送り運転モード
(ステップS3)が選択された場合には、送りスイッチ
39を操作することにより、送りシリンダ110を一回
ずつ往復移動させることができるようになっている。こ
れにより、作業者は端子圧着装置の初期設定や送り量の
点検等を行うことが可能になる。
【0090】以上説明したように、本実施形態において
は、端子帯5の送給条件を変更するに当たり、プレス機
構200の設定(具体的にはアンビルユニット220)
を変更することによって、該プレス機構200に設けら
れた位置決め手段(アンビルホルダ230)により、端
子送給機構100の変更要部を自動的に変更することが
可能になるので、プレス機構200によるプレス条件を
変更した際に、端子送給機構100の調整が飛躍的に容
易になり、作業性の向上を図ることができるという顕著
な効果を奏する。
【0091】特に図示の実施形態では、クランプシリン
ダ140を採用し、このクランプシリンダ140が、交
換されたプレス機構(具体的にはアンビルユニット22
0)をクランプするクランプ手段を兼ねる第1の駆動部
材を構成しているので、単一のクランプシリンダ(例え
ばエアシリンダ)140でアンビルユニット220の着
脱工程と、上ガイド120の昇降駆動とを同時に行うこ
とができ、より簡素な構成で迅速な設定変更を行うこと
が可能になる。
【0092】また本実施形態に係る駆動手段は、上記ク
ランプシリンダ140がクランプしたアンビルホルダ2
30に対してシーケンシャルに別の可動要素(ユニット
ベース101、ブロック102、103)を駆動する後
続の駆動部材としてのエアシリンダ(110、111、
106)を含んでいる。したがって、アンビルユニット
220のセッティングを第1の駆動部材としてのクラン
プシリンダ140で行うに当たり、このクランプシリン
ダ140によってセットされたアンビルユニット220
に関連して残余の可動要素(ユニットベース101、ブ
ロック102、103)の位置決めを図ることができる
ので、複数の可動要素が存在する場合においても、確実
に精緻な位置決めを行うことができる。
【0093】さらに上記実施形態においては、シャンク
210が本体部201および昇降ラム2eに対して着脱
可能に連結されているので、上述したように、このシャ
ンク210を加圧ユニットとしてのクリンパユニット2
50とともにシャンクモジュールを構成し、このシャン
クモジュールMを本体部201と分離し、圧着される端
子6の種類毎に交換可能に構成することが可能になる。
【0094】この結果、シャンク210毎にクリンプハ
イトの調整機能(クリンプハイト調整機構300)を設
定しておいて、クリンパユニット250と一体的に本体
部201に着脱することが可能になるので、クリンパユ
ニット250の汎用性を図るに当たり、クリンパユニッ
ト250の交換後の調整も可及的に容易になる。
【0095】特に、上記シャンク210(或いはシャン
クモジュールM)にクリンプハイト調整機構300を有
しているので、クリンプハイトの調整を予めクリンパユ
ニット250毎に設定しておくことが可能になるととも
に、クリンパユニット250の交換後もより精緻にクリ
ンプハイトを調整することが可能になる。
【0096】さらに本実施形態においては、上記シャン
ク250の昇降動作を端子送給機構100を連動させる
連動手段(連動機構400)を備えているので、シャン
ク210の昇降動作と端子送給機構100による端子送
給動作とを連動させるに当たり、電気的な制御で両者の
連動を図り、シャンク210の形状をより簡素なものに
し、モジュール化を促進することが可能になる。
【0097】さらに上述した実施形態では、上記本体部
201に扉260(開閉部材)を設け、この扉260の
開閉動作を、操作部材としてのトグルクランプ270で
行うようにしたので、工具を用いることなくシャンクモ
ジュールMの着脱/交換作業を行うことができる。
【0098】上述した実施形態は本発明の好ましい具体
例を例示したものに過ぎず、本発明は上述した実施形態
に限定されない。
【0099】例えば、図30に示す変形例を採用するこ
とが可能である。図30は、本発明の別の実施形態に係
るモジュールの断面略図である。
【0100】同図に示すように、加圧ユニットとしての
クリンパユニット250に採用されるクリンプハイト調
整機構300としては、二本の駆動ロッド301a、3
01bを上下に有する形態のものを採用してもよい。そ
の場合には、上側の駆動ロッド301aにワイヤークリ
ンパ254の高さ調整機構(加圧ユニット250全体を
昇降ラム2eに対して相対変位させるための機構。具体
的にはハイト用カム302、ハイト用ダイアル305、
調整軸310)をまとめ、下側の駆動ロッド301bに
インスレーションクリンパ253の高さ調整(インスレ
ーションクリンパ253のみを加圧ユニット250に対
して相対的に変位させる機構。具体的にはインスレーシ
ョン用カム307およびインスレーション用ダイアル3
04)を行う機構をまとめればよい。なおこの構成を採
用する場合には、図22および図23で説明したスペー
サ307は省略することが可能になる。
【0101】また、圧着時の運転制御についても、図3
1に示す動作手順を採用することが可能である。図31
は本発明の別の実施形態に係る連続運転モードの動作手
順を示すフローチャートである。同図のステップS21
1〜S214に示すように、圧着手順としては、まず端
子帯の送給動作を行い、ついで圧着動作を行ってもよ
い。この運転動作は、連動機構400で採用されるセン
サの仕様等により、適宜変更可能である。
【0102】その他、本発明の特許請求の範囲内で種々
の変更が可能であることはいうまでもない。
【0103】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
端子帯の送給条件を変更するに当たり、プレス機構の設
定を変更することによって、該プレス機構に設けられた
位置決め手段により、端子送給機構の変更要部を自動的
に変更することが可能になるので、プレス機構によるプ
レス条件を変更した際に、端子送給機構の調整が飛躍的
に容易になり、作業性の向上を図ることができるという
顕著な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の一形態に係る端子圧着装置の
全体構成を示す斜視図である。
【図2】 上記端子圧着装置を示す正面図である。
【図3】 図1の実施形態に係る圧着装置の端子送給機
構の分解斜視図である。
【図4】 図1の実施形態に係る端子送給機構の要部を
拡大して示す斜視図である。
【図5】 図1の実施形態に係る端子送給機構のユニッ
トプレート部分を拡大して示す斜視図である。
【図6】 図1の実施形態に係る上ガイドの要部を示す
斜視図である。
【図7】 図1の実施形態に係る圧着装置の一部を省略
して示す分解斜視図である。
【図8】 図1の実施形態に係る圧着装置を背面側から
見た斜視図である。
【図9】 図1の実施形態に係る圧着装置の一部を省略
して示す斜視図である。
【図10】 図1の実施形態に係る圧着装置の要部を拡
大して示す斜視図である。
【図11】 図1の実施形態に係る端子搬送機構の汎用
性を模式的に示す平面略図である。
【図12】 図1の実施形態に係る端子搬送機構の汎用
性を模式的に示す側面略図である。
【図13】 図1の実施形態に係るアンビルユニットの
分解斜視図である。
【図14】 図1の実施形態に係るアンビルユニットの
斜視図である。
【図15】 図1の実施形態に係るプレス機構の側面略
図である。
【図16】 図1の実施形態に係る端子送給機構の位置
決め構造を概略的に示す平面略図である。
【図17】 図1の実施形態に係る端子送給機構の位置
決め構造を概略的に示す平面略図である。
【図18】 図1の実施形態に係る端子送給機構の位置
決め構造を概略的に示す正面略図である。
【図19】 図1の実施形態に係る端子送給機構の位置
設定工程を概略的に示す平面略図である。
【図20】 図1の実施形態に係る端子圧着装置の斜視
図である。
【図21】 図1の実施形態に係る端子圧着装置の一部
を分解して示す斜視図である。
【図22】 図1の実施形態に係る加圧ユニットの分解
斜視図である。
【図23】 図1の実施形態に係る加圧ユニットの断面
略図である。
【図24】 図1の実施形態に係る端子圧着装置のブロ
ック図である。
【図25】 図1の実施形態に係る端子圧着装置のコン
トロールボックスの正面図である。
【図26】 図1の実施形態に係るプレス機構に設けた
位置検出手段の検出状態を概略的に示す側面略図であ
る。
【図27】 図1の実施形態に係る端子圧着装置の動作
手順を示すフローチャートである。
【図28】 図27の動作手順における連続運転モード
の動作手順を示すフローチャートである。
【図29】 図28の動作手順における設定変更モード
の動作手順を示すフローチャートである。
【図30】 本発明の別の実施形態に係るモジュールの
断面略図である。
【図31】 本発明の別の実施形態に係る連続運転モー
ドの動作手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
2e 昇降ラム 1 プレス装置 3 コントロールボックス 5 端子帯 6 圧着端子 10 端子圧着装置 31 制御ユニット(制御手段) 100 端子送給機構 101 ユニットベース(可動要素) 102 送り爪ブロック(可動要素) 102a 送り爪(可動要素) 103 設定用ブロック(可動要素) 103a 規定面 104 ユニットプレート(可動要素) 106 スライドシリンダ(駆動手段) 110 送りシリンダ(駆動手段) 111 送り量設定シリンダ(駆動手段) 120 上ガイド(可動要素) 140 クランプシリンダ(駆動手段、第1の駆動部
材) 200 プレス機構 210 シャンク 220 アンビルユニット 223 インスレーションアンビル 224 ワイヤーアンビル 230 アンビルホルダ(位置決め手段) 231 当接面(位置決め手段) 233 アジャストボルト(位置決め手段) 234 アジャストボルト(位置決め手段) 250 クリンパユニット 270 トグルクランプ 300 クリンプハイト調整機構 400 連動機構 402 近接センサ(送給動作検出手段) 403 近接センサ(圧着動作検出手段) M シャンクモジュール
フロントページの続き (72)発明者 錦 洋二 三重県四日市市西末広町1番14号 住友電 装株式会社内 (72)発明者 鈴木 芳則 神奈川県相模原市田名10213−31 ユニオ ンマシナリ株式会社内 (72)発明者 只木 薫 神奈川県相模原市田名10213−31 ユニオ ンマシナリ株式会社内 Fターム(参考) 5E063 CB13 CB19 CC05 XA11 XA20

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 端子を被覆電線に圧着するためのプレス
    機構と、 このプレス機構に端子を供給するために、複数の端子が
    一定間隔を隔てて並列にキャリアに連続する端子帯を上
    記プレス機構に送給する端子送給機構と、 これらプレス機構および端子送給機構を担持するベース
    と を備え、上記プレス機構は、圧着される端子の種類に応
    じて上記ベースに対し交換可能に構成されているととも
    に、上記端子送給機構は、上記端子帯の種類に応じて送
    給条件を変更可能な可動要素と、この可動要素を駆動す
    るための駆動手段とを有する端子圧着装置において、 上記駆動手段による可動要素の設定位置を当該端子帯に
    対応して位置決めする位置決め手段を上記プレス機構に
    設けていることを特徴とする端子圧着装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の端子圧着装置において、 上記プレス機構は、端子を受けるアンビルユニットをそ
    の種類に応じて交換可能に有しているものであり、上記
    位置決め手段は、このアンビルユニットに設けられてい
    るものであることを特徴とする端子圧着装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の端子圧着装置において、 上記駆動手段は、交換されたプレス機構をクランプする
    クランプ手段を兼ねる第1の駆動部材を含むものである
    ことを特徴とする端子圧着装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の端子圧着装置において、 上記駆動手段は、第1の駆動部材がクランプしたプレス
    機構の位置決め手段に対してシーケンシャルに別の可動
    要素を駆動する後続の駆動部材を含むものであることを
    特徴とする端子圧着装置。
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