JP2001297637A - 通信ケーブル - Google Patents

通信ケーブル

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JP2001297637A
JP2001297637A JP2000108581A JP2000108581A JP2001297637A JP 2001297637 A JP2001297637 A JP 2001297637A JP 2000108581 A JP2000108581 A JP 2000108581A JP 2000108581 A JP2000108581 A JP 2000108581A JP 2001297637 A JP2001297637 A JP 2001297637A
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Minoru Saito
稔 斉藤
Yasushi Horie
靖 堀江
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Furukawa Electric Co Ltd
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Furukawa Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 近端漏話の小さい2対ケーブル、および近端
漏話と伝搬遅延時間差が小さい多対ケーブルを提供す
る。 【解決手段】 2本の絶縁導体を撚り合わせた対を、2
個撚り合わせた通信ケーブルにおいて、前記2本の絶縁
導体の撚り方向(以下、対撚り方向と称す、2個の対の
対撚り方向は同じとする)と前記2個の対の撚り方向
(以下、上撚り方向と称す)が同じ場合は、前記2本の
絶縁導体の撚りピッチ(以下、対撚りピッチと称す)P
t1、Pt2と前記2個の対の撚りピッチ(以下、上撚りピ
ッチと称す)Puが下記A式(Pu ≧2.78×Pt2 、かつ P
t2≧1.13×Pt1)を満足し、前記対撚り方向と前記上撚り
方向が異なる場合は、前記対撚りピッチPt1、Pt2と前
記上撚りピッチPuが下記B式 (Pu≧1.40×Pt2 、かつ
Pt2≧1.13×Pt1)を満足する2対ケーブル。および前記
2対の通信ケーブルに外部シースを施したものを複数組
み合わせた多対の通信ケーブル。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、近端漏話が小さい
2対の通信ケーブル、および近端漏話と伝搬遅延時間差
が小さい多対(4対以上)の通信ケーブル、特に高速デ
ータ通信に適した通信ケーブルに関する。
【0002】
【従来の技術】通信ケーブルには、導体を絶縁層で被覆
した絶縁導体を2本撚り合わせた対を複数本(主に4
本)組み合わせた多対ケーブルが用いられている。これ
ら通信ケーブルには近端漏話(NEXT)を小さくする
ために対間にシールドを介在させた通信ケーブル(特願
平9−219272号)なども提案されている。
【0003】ところで、近年、ビルなどの地域的に限定
された区画における情報通信配線としてイーサネットな
どのLAN(Local Area Network)
が用いられるようになった。このLAN配線にはISO
/IEC11801の構内情報配線システムや米国電子
工業会/米国通信工業会(EIA/TIA)−568A
で規格化された、対間にシールドを介在させない通信ケ
ーブル(UTPケーブル)が用いられている。これらの
UTPケーブルにおいては、近端漏話は隣接する対を異
なるピッチで撚り合わせることにより改善が計られてい
る。
【0004】ところで、前記構内情報配線システムで
は、100Base−Tを上回るギガビットイーサネッ
トなどの超高速データ通信への要求が高まってきてお
り、前述のEIA/TIAではCat.5+、Cat.
6という名称で、またISO/IEC11801ではク
ラスD、クラスEという名称で、それぞれギガビットイ
ーサネット用UTPケーブルの規格化が検討されてい
る。なお、前記UTPケーブルでは、近端漏話(NEX
T)に対して、10Base−Tや100Base−T
などの現行のLANで用いられているCat.5よりも
厳しい規格値が予定されている。
【0005】またギガビットイーサネットでは全2重双
方向通信となるため、例えば、4対ケーブルの場合は、
4対全てに信号を伝送するが、そのとき各対の伝搬遅延
時間差が大きいと伝送時間が対によってばらつくため伝
送に支障をきたす。そのため伝搬遅延時間差にも厳しい
規格が設けられる予定である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように、近端漏話
と伝搬遅延時間差に対して、より厳しい規格化が予定さ
れているが、近端漏話を小さくするために対間の撚りピ
ッチ差を大きくすると伝搬遅延時間差が大きくなってし
まう。このため、一定の範囲内で4対(多対)の対撚り
ピッチを選択する必要が生じ、ケーブル設計が非常に困
難になるという問題がある。本発明は、近端漏話の小さ
い2対ケーブル、および近端漏話と伝搬遅延時間差が小
さい多対ケーブルの提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
2本の絶縁導体を撚り合わせた対を、2個撚り合わせた
通信ケーブルにおいて、前記2本の絶縁導体の撚り方向
(以下、対撚り方向と称す、2個の対の対撚り方向は同
じとする)と前記2個の対の撚り方向(以下、上撚り方
向と称す)が同じ場合は、前記2本の絶縁導体の撚りピ
ッチ(以下、対撚りピッチと称す)Pt1、Pt2と前記2
個の対の撚りピッチ(以下、上撚りピッチと称す)Pu
が下記A式を満足し、前記対撚り方向と前記上撚り方向
が異なる場合は、前記対撚りピッチPt1、Pt2と前記上
撚りピッチPuが下記B式を満足することを特徴とする
通信ケーブルである。 A式:Pu≧2.78×Pt2、かつPt2≧1.13×Pt1 B式:Pu≧1.40×Pt2、かつPt2≧1.13×Pt1
【0008】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明の通信ケーブルに外部シースを施したものを複数組み
合わせたことを特徴とする通信ケーブルである。
【0009】
【発明の実施の形態】請求項1記載の発明の通信ケーブ
ルは、図1に示すように、導体1を絶縁層2で被覆した
絶縁導体3を2本撚り合わせて(対撚りして)対T1 、
T2 とし、このT1 とT2 を撚り合わせた(上撚りし
た)2対ケーブル12において、前記2本の絶縁導体3
の対撚り方向と上撚り方向が同じ場合は、前記対T1 、
T2 の対撚りピッチPt1、Pt2と、前記上撚りピッチP
uが下記A式を満足し、前記対撚り方向と前記上撚り方
向が異なる場合は、前記対撚りピッチPt1、Pt2と、上
撚りピッチPuが下記B式を満足するものである。 A式:Pu≧2.78×Pt2、かつPt2≧1.13×Pt1 B式:Pu≧1.40×Pt2、かつPt2≧1.13×Pt1 なお、図1で4は外部シース(ジャケット)である。以
下、実施例を説明するための全図において、同一機能を
有するものは同一符号を付け、その繰り返しの説明は省
略する。
【0010】請求項1記載の発明において、前記A式お
よびB式は次のようにして実験的に見いだした。先ず、
A式については、対撚り方向と上撚り方向が同じで、対
撚りピッチおよび上撚りピッチを種々変化させた2対ケ
ーブル(図1参照)を20種類作製し、これら2対ケー
ブルについて対間の近端漏話を0.3〜100MHzの
周波数領域について測定した。そしてこの測定値からC
at.5+の規格値(現段階ではドラフト)を引いた値
を求め、その最小値をNEXT最小マージン値とした。
前記NEXT最小マージン値は、大きいほどCat.5
+に対して余裕があり近端漏話が小さいことを示す。
【0011】次に、本発明者等は、前記3種の撚りピッ
チPt1、Pt2、Puを種々に組み合わせてNEXT値と
最も良く対応する指標を探索した。その結果、各対の撚
りピッチ比〔Pt2/Pt1、但しPt2>Pt1〕と、上撚り
ピッチと各対の撚りピッチの大きい方のピッチ(Pt2)
との比〔Pu/Pt2〕を指標にとることが最適であるこ
とを見いだした。即ち、図2に示すように、〔Pt2/P
t1〕を横軸に、〔Pu/Pt2〕を縦軸にとったグラフ上
に、前記20種類の2対ケーブルを、NEXTの最小マ
ージン値(dB)がCat.5+を満足するもの(プラ
スのもの)は○、満足しないもの(マイナスのもの)は
△でプロットしたところ、〔Pt2/Pt1〕が1.13以
上で、且つ〔Pu/Pt2〕が2.78以上の区域内にプ
ロットされているもの、つまりA式を満足するものは、
Cat.5+を満足することが分かった。
【0012】B式については、対撚り方向と上撚り方向
が異なる2対ケーブルを対撚りピッチと上撚りピッチを
種々変化させて20種類作製し、これら2対ケーブルを
前記と同じグラフ上にプロットした。この場合は、図3
に示すように〔Pt2/Pt1〕が1.13以上で、且つ
〔Pu/Pt2〕が1.40以上の区域内にプロットされ
ているもの、つまりB式を満足するものはCat.5+
を満足することが分かった。図2、3のグラフ上にプロ
ットした元データをそれぞれ表1、2に示す。
【0013】
【表1】
【0014】
【表2】
【0015】請求項1記載の発明の通信ケーブル(2対
ケーブル)は、対撚り方向と上撚り方向が同じ場合は、
対撚りピッチPt1、Pt2と、上撚りピッチPuがA式を
満足し、また対撚り方向と上撚り方向が異なる場合は、
対撚りピッチPt1、Pt2と、上撚りピッチPuがB式を
満足するので、いずれの場合も対撚りピッチPt1とPt2
とが大きく異なり、また上撚りピッチが前記対撚りピッ
チと大きく異なるため、対を形成する絶縁導体の導体同
士が対間で接近せず近端漏話が小さくなる。
【0016】請求項2記載の発明の通信ケーブル(多対
ケーブル)は、図4に示すような、外部シース4を施し
た2対ケーブル12(図1参照)を2個平行にリボン状
に融着した4対ケーブル14、図5に示すような、外部
シース4を施した2対ケーブル12を2個ユニット撚り
し外部シース5を施した4対ケーブル15、図6に示す
ような、外部シース4を施した2対ケーブル12を4個
平行にリボン状に融着した8対ケーブル18などであ
る。
【0017】このような請求項2記載の発明の通信ケー
ブルでは、同じ撚りピッチの対同士が隣接するが、両者
間には外部シース4が介在するので、絶縁導体3の導体
1同士は少なくとも外部シース4厚さの2倍離れる。従
って近端漏話が大きくなる恐れはない。このため請求項
1記載の発明の2対ケーブル12に外部シース4を施
し、これを複数組合わせた多対ケーブルは、近端漏話に
ついては前記A式またはB式は最低限(例えば、A式の
場合Pu=2.78×Pt2、Pt2=1.13×Pt1)で
満足すれば良く、従って2対ケーブルの対の撚りピッチ
を2水準にとるだけで伝播遅延時間差を小さくすること
ができる。
【0018】
【実施例】以下に本発明を実施例により詳細に説明す
る。 (実施例1)軟銅線1をポリエチレン層(厚さ0.2m
m)2で絶縁被覆した絶縁導体(外径0.94mm)3
を2本対撚りした2個の対T1 、T2 (特性インピータ
ンスは100Ω、2個の対の対撚り方向は同じとする)
を作製し、これを上撚りし、さらに外部シース(ポリ塩
化ビニール、厚さ0.5mm)4を施して2対ケーブル
12を製造した(図1参照)。対撚り方向と上撚り方向
は同じ方向とし、対撚りピッチPt1、Pt2、上撚りピッ
チPuはそれぞれ8.6mm、10.0mm、30mm
に設定した。ここではA式が満足されている。
【0019】(実施例2)対撚り方向と上撚り方向を異
なる方向とし(2対の対撚り方向は同じ)、対撚りピッ
チPt1、Pt2、上撚りピッチPuをそれぞれ8.6m
m、10.0mm、15mmに設定した他は、実施例1
と同じ方法により2対ケーブルを製造した。ここではB
式が満足されている。
【0020】(実施例3)実施例1で作製した2対ケー
ブル12を2本平行に融着してリボン状の4対ケーブル
14を製造した(図4参照)。
【0021】(実施例4)実施例1で作製した2対ケー
ブル12を2本ピッチ160mmでユニット撚りし、こ
れに外部シース5を施して4対ケーブルを製造した(図
5参照)。
【0022】(実施例5)実施例1で作製した2対ケー
ブル12を4本平行に融着してリボン状の8対ケーブル
18を製造した(図6参照)。
【0023】(比較例1)対撚り方向と上撚り方向を同
じ方向とし、2個の対の対撚りピッチPt1、Pt2、上撚
りピッチPuをそれぞれ15mm、20mm、30mm
に設定した他は、実施例1と同じ方法により2対ケーブ
ルを製造した。ここではPu/Pt2が1.50となりA
式を満足していない。
【0024】(比較例2)対撚り方向と上撚り方向を異
なる方向とし、2個の対の撚りピッチPt1、Pt2、上撚
りピッチPuをそれぞれ15mm、20mm、25mm
に設定した他は、実施例2と同じ方法により2対ケーブ
ルを製造した。ここではPu/Pt2が1.25となりB
式を満足していない。
【0025】(比較例3)外部シースを施さない2対ケ
ーブルをユニット撚りした他は、実施例4と同じ方法に
より4対ケーブルを製造した。
【0026】実施例1〜5、比較例1〜3で製造した各
々の通信ケーブルについて、NEXTを0.3〜100
MHzの周波数領域に渡って測定し、近端漏話のCa
t.5に対する評価を行った。なお、実施例3、4およ
び比較例3の4対ケーブルについては4対ケーブルのす
べての対の組み合わせ6通りについて、また実施例5の
8対ケーブルについては同じく28通りの組み合わせに
ついてNEXTを測定した。また実施例3、4および比
較例3の4対ケーブル、および実施例5の8対ケーブル
については伝搬遅延時間差も測定した。結果を表3に示
す。また各通信ケーブルのNEXTチャートをそれぞれ
図7〜14に示す。
【0027】
【表3】
【0028】表3より明らかなように、本発明例の実施
例1、2の2対ケーブルは、図7、8に示すように、い
ずれもNEXTが0.3〜100MHzの周波数領域に
渡ってCat.5+(現段階ではドラフト) を満足し
た。これは前記2対ケーブルは、対撚りピッチPt1、P
t2、および上撚りピッチPuがA式またはB式を満足し
ており、対を形成する絶縁導体の導体同士が対間で接近
しないためである。
【0029】本発明例の実施例3〜5の多対ケーブルで
は、同じ対撚りピッチの対T1 とT1 、T2 とT2 が接
近するが、同じ対撚りピッチの対の導体同士でも、少な
くとも外部シースの厚さの2倍離れていて近端漏話は極
めて小さい。
【0030】実施例3〜5の多対ケーブルの伝搬遅延時
間差はそれぞれ7.1ns、8.9ns、9.1ns
で、従来の多対ケーブルの伝搬遅延時間差(20〜40
ns)に比べるといずれも極めて低いレベルであった。
これは2対ケーブルに外部シースが被覆されているた
め、近端漏話については前記A式またはB式を最低限で
満足すれば良く、撚りピッチ差を小さくできるためであ
る。
【0031】比較例1〜3の通信ケーブルは、それぞれ
図12〜14に示すように周波数によってはNEXTマ
ージンがマイナスになる部分が現れ、Cat.5+(現
段階ではドラフト)を満足していない。これは比較例
1、2の2対ケーブルはいずれも対撚りピッチPt1、P
t2、上撚りピッチPuがA式またはB式を満足していな
いためであり、比較例3の4対ケーブルは2対ケーブル
に外部シースが施されていないためである。
【0032】
【発明の効果】以上に述べたように、請求項1記載の発
明は、2本の絶縁導体を対撚りした対を、2個上撚りし
た通信ケーブル(2対ケーブル)において、対撚りピッ
チPt1、Pt2と上撚りピッチPuが、対撚り方向と上撚
り方向が同じ場合はA式(Pu≧2.78×Pt2、かつ
Pt2≧1.13×Pt1)を、対撚り方向と上撚り方向が
異なる場合はB式(Pu≧1.40×Pt2、かつPt2≧
1.13×Pt1)をそれぞれ満足するので、各対の撚り
ピッチPt1とPt2が大きく異なり、また2対の上撚りピ
ッチが前記各対の撚りピッチと大きく異なり、このため
前記絶縁導体の導体同士が接近せず、近端漏話が小さ
い。請求項2記載の発明は前記2対ケーブルに外部シー
スを施して複数組み合わせた多対ケーブルであり、各2
対ケーブル間には外部シースが介在して絶縁導体の導体
同士は少なくとも外部シース厚さの2倍離れており、こ
のため近端漏話についてはA式またはB式を最低限で満
足すれば良くなり、従って伝搬遅延時間差を小さくでき
る。依って、工業上顕著な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の通信ケーブルの第1の実施形態を示す
横断面図である。
【図2】対撚り方向と上撚り方向が同じ場合の撚りピッ
チ比とNEXTとの関係図である。
【図3】対撚り方向と上撚り方向が異なる場合の撚りピ
ッチ比とNEXTとの関係図である。
【図4】本発明の通信ケーブルの第2の実施形態を示す
横断面図である。
【図5】本発明の通信ケーブルの第3の実施形態を示す
横断面図である。
【図6】本発明の通信ケーブルの第4の実施形態を示す
横断面図である。
【図7】実施例1で製造した通信ケーブルのNEXTチ
ャートの例である。
【図8】実施例2で製造した通信ケーブルのNEXTチ
ャートの例である。
【図9】実施例3で製造した通信ケーブルのNEXTチ
ャートの例である。
【図10】実施例4で製造した通信ケーブルのNEXT
チャートの例である。
【図11】実施例5で製造した通信ケーブルのNEXT
チャートの例である。
【図12】比較例1で製造した通信ケーブルのNEXT
チャートである。
【図13】比較例2で製造した通信ケーブルのNEXT
チャートである。
【図14】比較例3で製造した通信ケーブルのNEXT
チャートである。
【符号の説明】
1…導体(軟銅線) 2…絶縁層(ポリエチレン層) 3…絶縁導体 4、5…外部シース(ポリ塩化ビニール層) 12…本発明の2対ケーブル 14…本発明の2対ケーブルを2個平行にリボン状に融
着した4対ケーブル 15…本発明の2対ケーブルを2個ユニット撚りした4
対ケーブル 18…本発明の2対ケーブルを4個平行にリボン状に融
着した8対ケーブル T1 、T2 …対 Pt1…対T1 の対撚りピッチ Pt2…対T2 の対撚りピッチ Pu…2対ケーブルの上撚りピッチ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2本の絶縁導体を撚り合わせた対を、2
    個撚り合わせた通信ケーブルにおいて、前記2本の絶縁
    導体の撚り方向(以下、対撚り方向と称す、2個の対の
    対撚り方向は同じとする)と前記2個の対の撚り方向
    (以下、上撚り方向と称す)が同じ場合は、前記2本の
    絶縁導体の撚りピッチ(以下、対撚りピッチと称す)P
    t1、Pt2と前記2個の対の撚りピッチ(以下、上撚りピ
    ッチと称す)Puが下記A式を満足し、前記対撚り方向
    と前記上撚り方向が異なる場合は、前記対撚りピッチP
    t1、Pt2と前記上撚りピッチPuが下記B式を満足する
    ことを特徴とする通信ケーブル。 A式:Pu≧2.78×Pt2、かつPt2≧1.13×Pt1 B式:Pu≧1.40×Pt2、かつPt2≧1.13×Pt1
  2. 【請求項2】 請求項1記載の発明の通信ケーブルに外
    部シースを施したものを複数組み合わせたことを特徴と
    する通信ケーブル。
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