JP2001297576A - 防塵扉構造 - Google Patents

防塵扉構造

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JP2001297576A
JP2001297576A JP2000111618A JP2000111618A JP2001297576A JP 2001297576 A JP2001297576 A JP 2001297576A JP 2000111618 A JP2000111618 A JP 2000111618A JP 2000111618 A JP2000111618 A JP 2000111618A JP 2001297576 A JP2001297576 A JP 2001297576A
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doors
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JP2000111618A
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Shigeru Ichida
茂 市田
Kunioki Fujimoto
久仁起 藤本
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来、記録媒体の挿入、排出に連動して防塵
扉が両方向に回動するので、意匠パネルと防塵扉には一
定のクリアランスの確保が必要であり、クリアランスを
確保すると塵埃が混入すると共に、意匠性もよくなかっ
た。 【解決手段】 意匠パネル(1)の開口部からの記録媒
体(7)の挿入、排出に連動し両方向に開閉する第1の
防塵扉(3)の周辺部に、記録媒体(7)の挿入時のみ
開口する第2の防塵扉(4)と、両防塵扉が互いに密着
するよう押圧する共に、両防塵扉が閉塞位置に戻るよう
押圧するねじりコイルばね(5)とを設け、記録媒体
(7)の挿入時は両防塵扉が開口し、記録媒体(7)の
排出時は第1の防塵扉(3)のみ開口する。上記クリア
ランスを第2の防塵扉(4)が覆うため塵埃混入が防止
でき、また意匠性に優れた防塵扉機構となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、車載用音響機器
の意匠パネルに形成される記録媒体挿入口の防塵扉に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】図8(a)(b)は従来の車載用音響機
器の記録媒体挿入口部防塵扉の構成斜視図及び図9
(a)閉塞状態を示す断面図、(b)は記録媒体挿入状
態を示す断面図、(c)は記録媒体排出状態を示す断面
図である。意匠パネル(1)の記録媒体挿入口(2)の
周縁部両側面には、防塵扉(3)を係合させる取り付け
穴(1a)および取り付け溝(1b)を設けてある。上
記取り付け穴(1a)および取り付け溝(1b)に、弾
性部材であるねじりコイルバネ(5)を取り付けた防塵
扉の回動軸(6)を係合させ固定する。この際、ねじり
コイルばね両端(5b、5c)は、意匠パネル(1)の
ストッパ(1c)と当接し防塵扉(3)は、所定の位置
に取付けられる。
【0003】次に動作について説明する。図9(a)は
防塵扉取付断面図であり、このように取り付けられた防
塵扉(3)は、図9(b)の如く記録媒体(7)を挿入
することによりその押圧により回動軸(6)を支点に挿
入方向に開口する。その後、記録媒体(7)が所定の位
置に装着されると、ねじりコイルバネ(5)の付勢力に
より所定の取り付け位置に戻る。
【0004】図9(c)は記録媒体排出時の状態を示
し、排出時に防塵扉(3)はその押圧により回動軸
(6)を支点に排出方向に開口する。そして、記録媒体
(7)が排出されるとねじりコイルバネ(3)の付勢力
により所定の取り付け位置に戻る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の防塵扉構造は以
上のように構成されており、記録媒体の挿入、排出の際
防塵扉が両方向に回動する必要があるため、意匠パネル
(記録媒体挿入口)と防塵扉には一定のクリアランスを
確保する必要があるため、塵埃混入及び意匠性に問題が
あった。
【0006】この発明は上記のような問題点を解消する
ためなされたもので、記録媒体挿入、排出時に開閉する
防塵扉の周辺部に挿入時のみ回動する第2の防塵扉を備
えることにより、双方向回動の防塵扉でありながら意匠
パネルとのクリアランスが不要であるため防塵性・意匠
性に優れた防塵扉構造とすることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】(1)この発明に係る防
塵扉構造は、パネルの開口部に設けられ、この開口部か
ら記録媒体を挿入・排出する際に双方向に開口する防塵
扉構造において、蓋部がその一側面部を回動軸として回
動する第1の防塵扉と、上記第1の防塵扉の周辺部と上
記パネルとの間に介在すると共にその中央部に上記記録
媒体が通過可能の開口部を有する扉本体が、上記第1の
防塵扉の回転軸と同軸上で上記記録媒体の挿入時のみ開
口する第2の防塵扉と、上記第1および第2の防塵扉が
閉塞位置に戻るよう押圧する押圧手段とを備え、上記記
録媒体の挿入時は上記第1および第2の防塵扉共開口
し、排出時は上記第1の防塵扉のみ開口する防塵扉構造
としたものである。
【0008】(2)また、上記(1)において、記録媒
体排出時に、この記録媒体の位置ズレ防止用ガイドを第
2の防塵扉に設けたものである。
【0009】
【発明の実施の形態】実施の形態1.以下、この発明の
実施の形態を図について説明する。図1は本発明の実施
の形態1による車載用音響機器の斜視図を示し、記録媒
体挿入口を意匠部に設け、その挿入口よりの塵埃混入防
止目的で防塵扉が設けてある。図2は防塵扉構造の斜視
図で、図3は図2の第1および第2の防塵扉の詳細構造
を示す斜視図、図4は図3の防塵扉を意匠パネルに取付
ける場合の詳細構造図である。
【0010】図2、図3、図4において記録媒体挿入ま
たは排出時に開閉する第1の防塵扉(3)と、その周辺
部に記録媒体挿入時のみ開閉する第2の防塵扉(4)と
弾性部材であるねじりコイルばね(5)を回動軸係合穴
(3c)(4b)を介し回動軸(6)に取り付ける。こ
の際第1の防塵扉(3)の周縁部には記録媒体挿入時、
第2の防塵扉(4)を押し開ける方向に当接部(3d)
が設けてあり、第2の防塵扉(4)にも同様に当接部
(4c)を設けておく。また、ねじりコイルばね両端部
(5b,5c)は、第1の防塵扉(3)の弾性部材係止
部(3b)と第2の防塵扉(4)の弾性部材係止部(4
a)にて両防塵扉が互いに密着するよう押圧する方向に
適度に張力を付勢した状態で取り付けておく。
【0011】この状態の両防塵扉を意匠パネル(1)の
記録媒体挿入部(2)に取り付けることにより、ねじり
コイルばね端部(5b)が意匠パネルのストッパ部(1
c)に当接されると共に、第2の防塵扉(4)が意匠パ
ネルの記録媒体挿入口(2)に当接され固定される。つ
まり、第1の防塵扉(3)と第2の防塵扉(4)とが密
着された状態で、意匠パネル(1)の開口部(3)を閉
塞する。
【0012】次に動作について説明する。図5(a)は
防塵扉取り付け断面図である。第1、第2の防塵扉
(3)(4)の閉塞位置は、ねじりコイルばね端部(5
b)と図2と図4に示すストッパ(1c)の係止位置及
び、第2の防塵扉(4)と意匠パネル(1)の記録媒体
挿入口(2)の当接位置により決まり、丁度、閉塞位置
になるよう配置される。また、ねじりコイルばね(5)
は第1、第2双方の防塵扉(3)(4)が互いに密着す
るよう押し付ける方向に適度に張力を付勢して、振動や
衝撃による両防塵扉のぐらつきを防止している。
【0013】図5(b)は、記録媒体(7)挿入時の状
態を示す。記録媒体(7)を挿入することにより、第1
の防塵扉はその当接部(3d)により第2の防塵扉
(4)の当接部(4c)を介して、第2の防塵扉も一緒
に押し開け、回動軸(6)を支点とし両防塵扉が挿入方
向に回動する。この時、ばね端部(5b)は意匠パネル
(1)のストッパ(1c)により固定され、もう一方の
ばね端部(5c)は第2の防塵扉(4)の回動に同期し
回動する。つまり、ねじりコイルばね(5)はよりねじ
られて押圧力を増す状態となる。そして、記録媒体装着
後、両防塵扉はばね端部(5c)の付勢力により意匠パ
ネル係止位置まで戻されることにより第1、第2の防塵
扉(3)(4)が共に閉塞状態となる。
【0014】図5(c)は、記録媒体(7)排出時の状
態を示す。記録媒体(7)により排出方向に開口された
第1の防塵扉(3)には、図4の拡大部分に示すように
弾性部材係止部(3b)が設けてあり、ばね端部(5
b)が係止するような形状としているため、開口時の回
動によりばね端部(5b)は第1の防塵扉(3)と同期
し回動する。また、ばね端部(5c)は、図4の拡大部
分に示すように第2の防塵扉(4)の弾性部材係止部
(4a)で係止されているので、第2の防塵扉(4)で
固定されることになる。そのためばね端部(5c)は記
録媒体排出後、ばね端部(5b)の付勢力によりストッ
パ(1c)位置まで戻り、第1の防塵扉(3)が閉塞状
態となる。
【0015】このようにねじりコイルばね(5)は、記
録媒体の挿入・排出の際、第1および第2の防塵扉共、
閉塞状態の位置に戻すように作動する。
【0016】以上のようにこの発明の実施の形態1によ
れば、記録媒体挿入時のみ開口する第2の防塵扉を配置
することにより双方向回動の防塵扉構造でありながら意
匠パネルとのクリアランスが不要となるため塵埃の混入
防止に効果があり、また、防塵扉閉塞状態において記録
媒体挿入口を第1、第2の防塵扉で覆うため意匠性が高
い。
【0017】実施の形態2.図6(a)(b)は上記実
施の形態1で説明した第2の防塵扉(4)に記録媒体排
出時に位置ズレが生じても排出動作がスム−スに行える
ようガイド(4d)機能を設けている。図7(a)は防
塵扉取付断面図、(b)は記録媒体挿入状態を示し、動
作については実施の形態1と同様である。図7(c)は
記録媒体(7)排出時の状態を示す。記録媒体が排出動
作において位置ズレを生じた場合でも第2の防塵扉
(4)のガイド部(4d)が記録媒体(7)を所定の排
出位置にガイドし、第1の防塵扉(3)を開口させを記
録媒体(7)を排出させることができる。
【0018】以上のようにこの発明の実施の形態2によ
れば、記録媒体が排出動作において位置ズレを生じた場
合でも第2の防塵扉のガイド部によりスム−スに記録媒
体を排出させることが可能である。
【0019】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、第2
の防塵扉を設けたので、意匠パネルと防塵扉にクリアラ
ンスを設ける必要がなく塵埃混入防止に効果がある。ま
た、意匠性向上に効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による意匠部斜視図
である。
【図2】 この発明の実施の形態1による防塵扉構造を
示す斜視図である。
【図3】 この発明の実施の形態1による防塵扉の詳細
を示す斜視図である。
【図4】 この発明の実施の形態1による防塵扉構造の
詳細を示す斜視図である。
【図5】 この発明の実施の形態1による防塵扉構造の
動作説明図である。
【図6】 この発明の実施の形態2による防塵扉構造を
示す斜視図である。
【図7】 この発明の実施の形態2による防塵扉構造の
動作説明図である。
【図8】 従来の防塵扉構造を示す斜視図である。
【図9】 従来の防塵扉の動作説明図である。
【符号の説明】
1 意匠パネル 1a 取付穴 1b 取付溝 1c ストッパ 2 記録媒体挿入口 3 第1の防塵扉 3a 蓋体 3b 弾性部材係止
部 3c 回動軸係合穴 3d 当接部 4 第2の防塵扉 4a 弾性部材係止
部 4b 回動軸係合穴 4c 当接部 4d ガイド部 5 ねじりコイルば
ね 5a 巻回部 5b、5c 端部 6 回動軸 7 記録媒体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4E360 AB03 AB12 AB31 BA04 BA08 BB02 BB12 BB17 BB20 BB22 BC02 BC06 BC07 BD03 CA08 EA03 EA13 EA18 EC11 ED04 ED16 ED23 ED27 FA08 GA22 GA23 GB13 GB14

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パネルの開口部に設けられ、この開口部
    から記録媒体を挿入・排出する際に双方向に開口する防
    塵扉構造において、蓋部がその一側面部を回動軸として
    双方向に回動する第1の防塵扉と、上記第1の防塵扉の
    周辺部と上記パネルとの間に介在すると共にその中央部
    に上記記録媒体が通過可能の開口部を有する扉本体が、
    上記第1の防塵扉の回転軸と同軸上で上記記録媒体の挿
    入時のみ開口する第2の防塵扉と、上記第1および第2
    の防塵扉が閉塞位置に戻るよう押圧する押圧手段とを備
    え、上記記録媒体の挿入時は上記第1および第2の防塵
    扉共開口し、排出時は上記第1の防塵扉のみ開口する防
    塵扉構造。
  2. 【請求項2】 記録媒体排出時に、この記録媒体の位置
    ズレ防止用ガイドを第2の防塵扉に設けた請求項1記載
    の防塵扉構造。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100372024C (zh) * 2004-12-29 2008-02-27 上海乐金广电电子有限公司 光盘播放装置
US7590428B2 (en) 2004-10-08 2009-09-15 Lg Electronics Inc. Hinge unit and mobile terminal having the hinge unit
CN109348654A (zh) * 2018-10-26 2019-02-15 北京小米移动软件有限公司 防污结构及电子设备

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